JP6528473B2 - カラオケ装置及びカラオケ用プログラム - Google Patents

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本発明は、演奏に合わせて歌唱を楽しむことのできるカラオケ装置及びカラオケ用プログラムに関する。特に、苦手な箇所の歌唱練習を行うことのできるカラオケ装置及びカラオケ用プログラムに関する。
従来、カラオケ装置では、歌唱者が発する歌唱音声情報の音高を模範音高と比較することで、採点を行う歌唱評価が行われている。カラオケ装置における歌唱評価を利用することで、ユーザは自己の歌唱の実力を把握し、歌唱力の向上に努めることが可能となる。特許文献1には、区間毎の歌唱評価を行うカラオケ装置において、ユーザが巻き戻し指示を与えることで、楽曲の演奏ポイントをその時点よりも前に戻すことが開示されている。ユーザは区間毎の歌唱評価を確認し、評価が低かった区間について高い評価が得られるまで繰り返し練習することが可能である。また、評価が低かった区間について、評価が甘いモードに変更して歌い直すことで、新たな評価基準で評価を受け直すことが可能となっている。
特許第4126849号公報
特許文献1に開示されるカラオケ装置では、区間毎の評価を自分で確認し、巻き戻し指示を与えることで歌唱練習が行われる。したがって、ユーザは、入力装置やリモコンを操作しながら歌唱する必要があり、歌唱の練習に集中することができない。また、カラオケボックスやスナック等のナイト店のように、複数人が集って歌唱する場では、何度も巻き戻して再生した場合、1の楽曲の再生が長時間となり、他のユーザの迷惑になることが考えられる。また、区間が継ぎ接ぎされた歌唱となるため、1つの楽曲を通しで歌唱する爽快感も得ることができない。
本発明は、上述する課題を解決することを目的とするものであり、そのため、本発明に係るカラオケ装置は以下の構成を採用するものである。
楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を実行し、
前記楽曲再生処理の終了時、ユーザに対して前記反復練習処理の実行の可否を問い、前記反復練習処理の実行が指定された場合、前記反復練習処理を実行することを特徴とする。
また、本発明に係るカラオケ装置は以下の構成を採用するものである。
楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を実行し、
前記反復練習処理において、前記要練習区間の前区間、あるいは、前記要練習区間を再生する際、ユーザに対して通知することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
前記楽曲再生処理の終了時、ユーザに対して前記反復練習処理の実行の可否を問い、前記反復練習処理の実行が指定された場合、前記反復練習処理を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
予約された楽曲に対応する前記楽曲情報を、順次、前記楽曲再生処理で再生させる予約処理を実行可能とし、
前記楽曲再生処理の終了後、所定期間内に、前記反復練習処理の実行が指定されない場合、次に予約されている楽曲について前記楽曲再生処理を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
前記区間特定処理は、前記要練習区間を複数特定可能とし、
前記反復練習処理は、1の前記繰り返し区間を繰り返し再生し、当該繰り返し区間について前記歌唱評価が所定条件を満たした場合、次の前記繰り返し区間を繰り返し再生することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記繰り返し区間には、前記要練習区間の前に前記楽曲情報を再生する前区間が設けられていることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記繰り返し区間には、前記要練習区間の後に前記楽曲情報を再生する後区間が設けられていることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記反復練習処理は、前記後区間において、前記要練習区間に対する前記歌唱評価に対応したメッセージを表示部に表示することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
前記反復練習処理において、前記要練習区間の前区間、あるいは、前記要練習区間を再生する際、ユーザに対して通知することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケ用プログラムは、
楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を情報処理装置に実行させ
前記反復練習処理において、前記要練習区間の前区間、あるいは、前記要練習区間を再生する際、ユーザに対して通知することを特徴とする。
本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、楽曲再生処理中に特定された要練習区間を、歌唱終了後に繰り返して練習することを可能とし、ユーザの歌唱能力向上を図ることが可能となる。特に、反復練習処理では、歌唱評価が所定条件を満たすことで、当該要練習区間の再生を終了するため、ユーザはカラオケ装置に対して何ら操作を必要とせず、歌唱練習に集中することが可能となる。また、楽曲再生処理では、再生を途中で巻き戻さないため、1の楽曲の再生が長時間となることがなく、また、通常のカラオケのような1楽曲を通しで歌唱する爽快感も損なわれることがない。
さらに本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、楽曲再生処理の終了時に、ユーザに対して反復練習処理の実行の可否を問うこととしている。通常、カラオケ装置において付加機能を使用する場合、付加機能のモードに入った状態で楽曲を選択する、あるいは、楽曲の予約時に付加機能を選択する等、付加機能の使用を事前に選択しておく必要がある。本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、ユーザは歌唱終了後、事後的に、反復練習処理を行うか否かを決定することが可能となる。ユーザは歌唱終了後の状況(スナック等のナイト店では混雑状況など)に配慮して反復練習処理の可否を選択することが可能となる。
さらに本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、楽曲再生処理の終了後、所定期間内に、反復練習処理の実行が指定されない場合、次に予約されている楽曲情報について楽曲再生処理を実行することとしている。このような構成により、ユーザが反復練習処理をしない旨の入力をしない場合であっても、所定期間経過後、次に予約されている楽曲が自動で再生され、ユーザの操作を軽減することが可能となる。
さらに本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、区間特定処理で要練習区間を複数特定するとともに、反復練習処理では、繰り返し区間を歌唱評価が所定条件を満たすまで、1つずつ繰り返し再生することとしている。このような構成により、ユーザは操作することなく、不得手な区間を1つずつ解消することが可能となる。そして、全ての繰り返し区間の再生を完了した場合には、楽曲全体の歌唱能力の向上が図られることになる。
さらに本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、繰り返し区間には、要練習区間の前に前区間を設けたことで、ユーザは要練習区間の前から歌唱させることが可能である。要練習区間をいきなり再生した場合、ユーザは歌唱準備が整わない中、不自然に歌唱することが考えられるが、前区間に楽曲情報を再生することで、要練習区間の先頭から、自然な歌唱を行うことが可能となり、適切な歌唱評価を行うことが可能となる。また、この前区間は、ユーザに対して歌唱準備を通知する期間として使用することも可能である。
さらに本発明に係るカラオケ装置、または、カラオケ用プログラムによれば、繰り返し区間には、要練習区間の後に後区間を設けたことで、ユーザは要練習区間の末尾においても自然に歌唱を行い、適切な歌唱評価を行うことが可能となる。また、要練習区間の歌唱評価には処理時間を要する。この後区間において要練習区間の歌唱評価を実行することで、ユーザは、歌唱評価が行われている期間、何もせずに待つ必要がない。
本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図 本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示す図 本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図 本実施形態の反復練習処理を示すフロー図 本実施形態の通常再生画面を示す図 本実施形態の評価結果画面を示す図 本実施形態の要練習区間と繰り返し区間の関係を示す図 本実施形態の通常画面を示す図 本実施形態の前区間(準備期間)画面を示す図 本実施形態の要練習区間(練習期間)画面を示す図 本実施形態の後区間(判定期間)画面を示す図 本実施形態の後区間(判定結果表示)画面を示す図 本実施形態の反復練習結果表示画面を示す図
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。なお、図1に示す例では、1台のカラオケ装置2に対して、リモコン装置1aとリモコン装置1b、2台のリモコン装置1が使用されている例である。これらリモコン装置1a、1bの構成は同一であるため、リモコン装置1として説明を行う。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果を付与する映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニタ33は、カラオケ装置2の操作部、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11などと同様、入力部として機能する。ユーザは、タッチパネルモニタ33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約をさせるなど、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えて構成される。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。ユーザの操作により、リモコン装置1などの入力部で指定された予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン44a、44bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカ42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、歌唱する楽曲を選択する選曲処理を実行可能とし、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバ装置5から各種情報を受信し、ユーザに対して各種情報を提供することも可能である。本実施形態では、ユーザから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニタ11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニタ11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
また、リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信される。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザからの各種入力をタッチパネルモニタ11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニタ11に表示することで、カラオケ装置2に対して楽曲予約などの各種指示を行うことが可能とされている。
図2は、カラオケ装置2で使用する楽曲情報のデータ構成を示す図である。楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報であるメタ情報と、演奏等、各種処理を実行する実情報を含んで構成される。メタ情報には、楽曲情報を識別するための楽曲識別情報、楽曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、区間情報、原曲キーが含まれている。区間情報は、歌唱評価処理で使用する区間を定めた情報であり、例えば、楽曲中の小節に対応する区間を示す情報である。本実施形態の歌唱評価処理では、区間情報にて定められる評価区間毎に(例えば、4小節毎)、歌唱評価値が算出される。そして、楽曲終了時には、全ての評価区間の歌唱評価値を統合(平均、合計、重み付け加算など)して、最終的な歌唱評価値が算出される。原曲キー(オリジナルキーとも呼ばれる)は、楽曲情報に対する歌手が歌唱するオリジナルの音程キーを規定した情報である。カラオケ用プログラムでは、ユーザの操作に応じて原曲キーを使用することが可能である。
楽曲情報の実情報には、演奏情報、歌詞情報、基準音程情報が含まれている。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等で構成され、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成することも可能である。基準音程情報は、歌唱評価処理で使用される情報であり、歌唱の基準となる音高等を示す情報である。楽曲再生時、この基準音程情報を、マイクロホン44a、44bから入力される歌唱音声信号の音高と比較することで、ユーザの歌唱能力を評価することが可能である。
図3は、本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図である。リモコン装置1から送信された予約情報は、カラオケ装置2のメモリ27で管理する予約テーブルに順次記憶される。カラオケ装置2は、予約テーブルのチェックを行い(S101)、次に再生すべき再生の楽曲があると判定した場合(S102:Yes)、楽曲情報の再生を開始する(S103)。図5には、楽曲再生処理中、モニタ41に表示される通常再生画面が示されている。この通常再生画面には、背景映像上に楽曲の進行に同期して、歌詞文字411が表示され、ユーザは歌詞文字を参照しつつ歌唱することが可能である。この楽曲再生中、マイクロホン44a、44bから入力される歌唱音声情報に対する歌唱評価処理を実行する(S104)。
本実施形態の歌唱評価処理は、楽曲情報中に含まれる区間情報に基づいて定められる評価区間毎に、区間評価値が算出される。歌唱評価処理では、歌唱音程判定による音程評価値と、歌唱技術判定による技術判定値を使用して、評価区間毎の区間評価値を算出する。歌唱音程判定は、歌唱者が正しい音程で歌唱しているか否かを判定する処理である。楽曲情報中、歌唱旋律を示す情報を歌唱音声情報の音程と比較することで、音程に関する音程評価値が算出される。歌唱技術判定は、ビブラートやこぶしなど、歌唱技術に関する判定である。歌唱音声情報の音程が特定のパターンに合致することで、技術評価値が算出される。区間評価値は、音程評価値と技術評価値を重み付け加算する等して算出される。また、歌唱評価処理では、区間評価値が所定条件を満たしていない(例えば、区間評価値が所定値未満)評価区間を要練習区間として特定し、メモリ27に記憶する。記憶した要練習区間は、後の反復練習処理で使用される。
楽曲再生が終了(S105:Yes)すると、歌唱評価処理で算出された評価区間毎の区間評価値に基づいて、楽曲全体の歌唱評価である歌唱評価値を算出し、モニタ41等の表示手段に表示する(S106)。図6には、楽曲再生の終了後に表示される評価結果画面が示されている。この評価結果画面には、歌唱した楽曲について、歌手名、曲名といった楽曲関連情報、総合得点(「歌唱評価値」に相当)、歌唱結果表示バー412、実行スイッチ413、スキップスイッチ414が表示されている。歌唱結果表示バー412は、左端を楽曲の開始位置、右端を楽曲の終了位置としており、歌唱評価処理において、所定条件を満たしていないと判定された評価区間(要練習区間)の位置が斜線で示されている。図6の例は、楽曲中、3つの区間が要練習区間として判定された場合である。歌唱したユーザは、この歌唱結果表示バー412にて、楽曲の概略どの部分において、うまく歌唱できなかったかを確認することが可能である。
実行スイッチ413、スキップスイッチ414は、歌唱した楽曲内で要練習区間が1以上、ある場合(S108:Yes)に表示されるユーザインターフェイスである。このユーザインターフェイスを選択することで、要練習区間について反復練習処理を実行するか否かを選択することが可能である。ユーザは、要練習区間について反復練習を実行する場合には、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1の操作部17等の入力手段を使用して、実行スイッチ413を選択する。一方、反復練習を実行しない場合には、入力手段を使用してスキップスイッチ414を選択する。実行スイッチ413の選択(S110:実行)により、反復練習処理(S200)が開始される。一方、スキップスイッチ414を選択した場合(S110:スキップ)には、楽曲再生処理の先頭に戻って、次の楽曲の再生に備える。
本実施形態では、このように、反復練習処理(S200)を楽曲の再生後に、ユーザに選択させることで、予約時など楽曲の再生開始前に反復練習処理の実行可否を選択しておく必要が無い。また、複数人が集ってカラオケを楽しむ場では、歌唱後の時点での予約の状況や場の雰囲気を想定することは困難である。本実施形態では、反復練習処理を行う際、予約の状況や歌唱の場の雰囲気を把握して、反復練習処理の実行可否を選択することが可能となっている。特に、本実施形態の反復練習処理は、要練習区間がうまく歌えるまで終えることができず、歌唱の状況に次第では、時間のかかる形態であるため、その開始直前の状況を把握した上で選択できることは有用である。
また、本実施形態では、要練習区間がない場合(S108:No)、反復練習の指示が入力されない場合(S109:No)には、所定経過期間が経過した(S107:Yes)ことを条件として、楽曲再生処理の先頭に戻って、次の楽曲の再生に備えることとしている。このような構成により、反復練習について指示入力を行わなかった場合、次の楽曲の再生を自動実行することが可能であり、ユーザの手を煩わすことが無い。
図7は、本実施形態の要練習区間と繰り返し区間の関係を示す図である。反復練習処理では、要練習区間についての歌唱評価を行うことになるが、本実施形態では、要練習区間の前後に冗長な区間を設けることとしている。図7に示されるように、本実施形態では、要練習区間の前に前区間、要練習区間の後ろに後区間を設け、前区間、要練習区間、後区間を含む繰り返し区間について楽曲情報を再生することとしている。要練習区間は、評価区間によって規定されるため、要練習区間の先端位置t2と後端位置t3は、楽曲情報中の区間情報に応じた位置となる。前区間の先端位置t1は、区間情報に基づいて定める、あるいは、t2から所定時間(例えば、5秒)前のタイミングとする等の形態を採用することが可能である。また、後区間の後端位置t4についても同様であって、要練習区間の後に位置する区間情報に基づいて定める、あるいは、t3から所定時間(例えば、10秒)前のタイミングとする等の形態を採用することが可能である。
本実施形態では、歌唱評価の対象となる要練習区間の前に前区間を設け、この前区間において楽曲情報を再生することで、要練習区間の前からユーザに歌唱を行わせ、要練習区間の開始前から歌唱させることが可能である。要練習区間をいきなり再生した場合、ユーザは歌唱準備が整わない中、不自然に歌唱することが考えられるが、前区間に楽曲情報を再生することで、要練習区間の先頭から、自然な歌唱を行うことが可能となり、適切な歌唱評価を行うことが可能となる。また、この前区間は、ユーザに対して歌唱準備を通知する期間として使用することも可能である。また、要練習区間の後に後区間を設け、この後区間においても要練習区間に引き続いて楽曲情報を再生することで、ユーザは要練習区間の末尾においても自然に歌唱を行い、適切な歌唱評価を行うことが可能となる。また、要練習区間に対する歌唱評価には処理時間を要する。この後区間において要練習区間の歌唱評価を実行することで、ユーザは、歌唱評価が行われている期間、何もせずに待つ必要がない。
図4は、本実施形態の反復練習処理(S200)を示すフロー図である。反復練習処理は、楽曲再生処理における楽曲の再生終了後、ユーザが反復練習の実行指示を入力する(S109:Yes)ことで開始される処理である。反復練習処理が開始されると、反復練習の対象となる楽曲情報、すなわち、直前の楽曲再生処理で再生を行った楽曲情報の再生を開始する(S201)。本実施形態では、反復練習の対象となる楽曲を最初から再生し、要練習区間に対して歌唱評価を行うこととしている。また、要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、再度、要練習区間を再生することとしている楽曲の再生が開始されると、現在、再生している箇所が、前区間であるか、要練習区間であるか、後区間であるか、その他の区間であるかが判定される。
図8には、反復練習処理中に表示される通常画面が示されている。この通常表示画面は、反復練習処理中、前区間、要練習区間、後区間以外の区間(S212:No)においてモニタ41に表示される画面(S214)である。通常画面には、歌詞文字411と、進行状況表示バー416が表示される。歌詞文字411は、楽曲情報の再生に同期して表示され、ユーザはこの歌詞文字411を視認しつつ歌唱を行う。進行状況表示バー416は、左端を楽曲の開始位置、右端を楽曲の終了位置とし、楽曲の再生位置を示す現在位置417が表示される。また、進行状況表示バー416は、要練習区間の位置が斜線で表示される。ユーザは、この進行状況表示バー416を参照することで、現在、どの位置を歌唱しているかを確認することが可能である。
楽曲情報の再生進行に伴い、前区間の再生に入る(S212:Yes)と、モニタ41には、前区間画面が表示される(S213)。図9には、本実施形態の前区間(準備期間)画面が示されている。本実施形態の繰り返し練習処理では、通常画面と同様、歌詞文字411と、進行状況表示バー416に加えて、状況メッセージ415が表示される。この状況メッセージ415は、反復練習処理の実行状況を示すメッセージで有り、要練習区間の前に位置する前区間では、「反復練習準備中」と表記されたメッセージが表示される。ユーザは、前区間画面に表示された状況メッセージを確認することで、要練習区間に備えることが可能である。なお、この状況メッセージ415には、要練習区間再生までに要する時間(秒数など)をカウントダウン形式で表示することとしてもよい。
前区間の再生が終了し、要練習区間の再生に入る(S202:Yes)と、モニタ41には要練習区間画面が表示される(S203)。また、この要練習区間において、カラオケ装置2は、要練習区間中に入力される歌唱音声情報に対して、歌唱評価処理(S204)を実行する。この歌唱評価処理(S204)は、楽曲再生処理中に実行した歌唱評価処理(S104)と同じ処理としてもよいが、処理内容を異ならせることとしてもよい。例えば、歌唱評価処理(S104)では、歌唱音程判定と歌唱技術判定を行い、評価区間毎の区間評価値を算出していたが、この歌唱評価処理(S204)では、歌唱音程判定のみを行うこととしてもよい。また、楽曲再生処理時の歌唱評価処理(S104)と、繰り返し再生処理時の歌唱評価処理(S204)とでは、所定条件(例えば、区間評価値の閾値を異ならせるなど)を異ならせることとしてもよい。
図10には、本実施形態の要練習区間(練習期間)画面が示されている。この要練習区間画面は、要練習区間中に表示される画面であって、図9の前区間画面と同様、歌詞文字411、進行状況表示バー416、状況メッセージ415がモニタ41上に表示される。図の例では、現在位置417は、第1要練習区間418a上に位置しており、1番目の要練習区間が再生されている状況を示している。また、状況メッセージ415には、「反復練習中!!」というメッセージが表記されており、ユーザは、この状況メッセージ415を視認することで、現在、歌唱評価の判定対象となる要練習区間であることを確認することが可能である。
要練習区間が終了し、後区間の再生に入る(S205:Yes)と、図7に示す後区間における楽曲情報の再生期間となる。この後区間では、後区間画面が表示される(S206)。また、後区間では、歌唱評価の判定、すなわち、要練習区間について行われた歌唱評価処理について判定が行われる(S207)。本実施形態では、歌唱評価処理で算出された評価値が所定条件を満たしているか否かが判定される。本実施形態の所定条件としては、歌唱評価処理で算出された区間評価値が閾値以上であることを使用している。この他、所定条件としては、1回目の歌唱、すなわち、要練習区間について楽曲再生処理で算出された区間評価値を超えたことを採用するなど、各種形態を採用することが可能である。歌唱評価処理(S203)について、時間を必要とする場合には、この後区間を使用して引き続き、要練習区間の歌唱評価処理(S203)、及び、歌唱評価の判定を行ってもよい。
図11には、本実施形態の後区間(判定期間)画面が示されている。この後区間画面は、後区間区間中に表示される画面であって、図9の前区間画面と同様、歌詞文字411、進行状況表示バー416、状況メッセージ415がモニタ41上に表示される。図の例では、現在位置417は、第1要練習区間418aの後に位置しており、1番目の要練習区間が終了した状況を示している。また、状況メッセージ415には、「結果判定中…」というメッセージが表記されており、ユーザは、この状況メッセージ415を視認することで、現在、第1要練習区間418aについて歌唱評価の判定が行われていることを確認することが可能である。この後区間では、要練習区間に引き続いて楽曲情報が再生されるため、ユーザは、判定を行っている期間中においてもただ判定を待つだけで無く、歌唱を続けることが可能である。
後区間中、歌唱評価の判定(S207)が完了すると、モニタ41には、歌唱評価の判定結果が表示される(S208)。図12には、本実施形態の後区間(判定結果表示)画面が示されている。図12(A)は、判定結果が所定条件を満たした場合(S208:Yes)に表示される後区間画面(S209)である。また、図12(B)は、判定結果が所定条件を満たさなかった場合(S208:No)に表示される後区間画面(S210)である。両画面ともに、歌詞文字411、進行状況表示バー416、状況メッセージ415が表示されるが、状況メッセージ415の表示内容において異なっている。判定結果が所定条件を満たしていない場合(S208:No)には、再度、同じ要練習区間に関する再生を開始する(S211)。本実施形態では、同じ要練習区間について、その前区間の先頭から再生を開始する。このように本実施形態では、要練習区間に対する歌唱評価が所定条件を満たすまで繰り返し、楽曲情報の再生が行われる。したがって、反復練習処理は、ユーザの歌唱評価が所定条件を満たすまで、あるいは、反復練習処理の終了が指示されるまで終えることができない。反復練習処理の終了指示は、リモコン装置1の操作部17、あるいは、カラオケ装置2の操作部21など、各種入力手段から入力することが可能である。一方、要練習区間の歌唱評価が条件を満たした場合には、楽曲情報の再生がそのまま継続される。楽曲情報の再生が進行し、楽曲情報の再生終了が判定される(S215:Yes)と、モニタ41に反復練習結果を表示(S216)して、一連の反復練習処理を終了する。
図13には、本実施形態の反復練習結果表示画面が示されている。反復練習結果表示画面は、反復練習処理の終了後に表示される画面であり、反復練習を行ったユーザに対して、歌手名及び曲名といった楽曲情報の他、歌唱結果表示バー412が表示されている。本実施形態の歌唱結果表示バー412は、左端を楽曲の開始位置、右端を楽曲の終了位置とし、各要練習区間の位置が斜線で示されている。また、各要練習区間について、所定条件を満たすために歌唱した回数(再生回数)が表示されている。なお、この反復練習結果表示画面には、各要練習区間について算出された評価値を表示することとしてもよい。また、ユーザがログインして使用できるカラオケシステムにおいては、この反復練習結果(各要練習区間の再生回数や評価値など)を、楽曲を再生したユーザに対応付けて記憶管理することとしてもよい。
反復練習処理において、要練習区間が連続した場合など、要練習区間、後区間、前区間の各表示(S203、S206、S213)が重なることがある。このため、練習区間に対する分岐処理(S202、S205、S212)の順序については、先頭に(S202)、次に(S205)、そして(S212)の順となっている。この順により、各区間の表示が重なった場合でも、表示の優先順位は、歌唱評価である要練習区間の画面表示が最優先(S203)となり、次の優先として、その結果表示(S206)、そして、歌唱準備のための表示(S213)、歌唱評価を行わない無関係な表示(S214)で表示を行なうようにしている。このように、要練習区間、後区間、前区間の順で、優先的に各表示を行うことで、各区間が重なった場合においても、各区間の情報を重複して表示することなく、歌唱するユーザにとって必要な情報を優先して表示することとしている。
以上、本実施形態の反復練習処理では、楽曲情報を最初から再生開始し、要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たすことで、引き続き再生を継続し、楽曲情報の最後まで再生する形態を採用しているが、反復練習処理では、楽曲情報の最初から最後まで再生する形態に代え、要練習区間を含む区間(例えば、図7の繰り返し区間)のみを再生することとしてもよい。例えば、楽曲再生処理において、複数の要練習区間が特定された場合、要練習区間を含む繰り返し区間の再生後、当該要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合、次の要練習区間を含む繰り返し区間が再生される。また、当該練習区間の歌唱評価が所定条件を満たさなかった場合、同じ、繰り返し区間が再生される。最後の要練習区間を含んだ繰り返し区間について、歌唱評価が所定条件を満たすことで、反復練習処理が終了することになる。
1(1a、1b):リモコン装置 29:映像再生部
2:カラオケ装置 30:CPU
5:サーバ装置 31:映像制御部
11:タッチパネルモニタ 32:ハードディスク
11a:表示部 33:タッチパネルモニタ
11b:タッチパネル 34:タッチパネル
12:ビデオRAM 35:表示部
13:映像制御部 41:モニタ
14:メモリ 42:スピーカ
15:CPU 44a、44b:マイクロホン
16:無線LAN通信部 110:アクセスポイント
17:操作部 411:歌詞文字
18:操作処理部 412:歌唱結果表示バー
21:操作部 413:実行スイッチ
22:操作処理部 414:スキップスイッチ
24:LAN通信部 415:状況メッセージ
25:音響制御部 416:進行状況表示バー
27:メモリ 417:現在位置
28:ビデオRAM 418:要練習区間

Claims (9)

  1. 楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
    マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
    前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
    1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を実行し、
    前記楽曲再生処理の終了時、ユーザに対して前記反復練習処理の実行の可否を問い、前記反復練習処理の実行が指定された場合、前記反復練習処理を実行することを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. 楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
    マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
    前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
    1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を実行し、
    前記反復練習処理において、前記要練習区間の前区間、あるいは、前記要練習区間を再生する際、ユーザに対して通知することを特徴とする
    カラオケ装置。
  3. 前記楽曲再生処理の終了時、ユーザに対して前記反復練習処理の実行の可否を問い、前記反復練習処理の実行が指定された場合、前記反復練習処理を実行することを特徴とする
    請求項に記載のカラオケ装置。
  4. 予約された楽曲に対応する前記楽曲情報を、順次、前記楽曲再生処理で再生させる予約処理を実行可能とし、
    前記楽曲再生処理の終了後、所定期間内に、前記反復練習処理の実行が指定されない場合、次に予約されている楽曲について前記楽曲再生処理を実行することを特徴とする
    請求項1または請求項3に記載のカラオケ装置。
  5. 前記区間特定処理は、前記要練習区間を複数特定可能とし、
    前記反復練習処理は、1の前記繰り返し区間を繰り返し再生し、当該繰り返し区間について前記歌唱評価が所定条件を満たした場合、次の前記繰り返し区間を繰り返し再生することを特徴とする
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  6. 前記繰り返し区間には、前記要練習区間の前に前記楽曲情報を再生する前区間が設けられていることを特徴とする
    請求項に記載のカラオケ装置。
  7. 前記繰り返し区間には、前記要練習区間の後に前記楽曲情報を再生する後区間が設けられていることを特徴とする
    請求項または請求項に記載のカラオケ装置。
  8. 前記反復練習処理は、前記後区間において、前記要練習区間に対する前記歌唱評価に対応したメッセージを表示部に表示することを特徴とする
    請求項に記載のカラオケ装置。
  9. 楽曲情報に基づいて再生を行う楽曲再生処理と、
    マイクロホンから入力される歌唱音声信号に基づいて歌唱評価を行う歌唱評価処理と、
    前記楽曲再生処理中、前記歌唱評価が所定条件を満たしていない要練習区間を特定する区間特定処理と、
    1楽曲分の前記楽曲情報について前記楽曲再生処理を終了した後、当該楽曲情報を最初から再生開始し、前記区間特定処理で特定した前記要練習区間に対し前記歌唱評価処理を実行し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たした場合には、前記楽曲情報の再生を継続し、前記要練習区間の歌唱評価が所定条件を満たしていない場合には、前記要練習区間を含んだ繰り返し区間の先頭に戻って再生する反復練習処理と、を情報処理装置に実行させ
    前記反復練習処理において、前記要練習区間の前区間、あるいは、前記要練習区間を再生する際、ユーザに対して通知することを特徴とする
    カラオケ用プログラム。
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