JP6425560B2 - 反復再生機能を備えるカラオケ装置 - Google Patents

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本発明は、カラオケ楽曲の再生の他に楽曲における所定区間毎の反復再生する機能を備えるカラオケ装置に関する。
近年、カラオケ装置の高性能化、高機能化に伴い、カラオケ楽曲の再生の他に、例えば所望の歌唱区間を反復して再生させることも可能となってきている。このような反復再生においては利用者一個人の便に資するだけでなく、複数の利用者による反復再生機能の利用可能性をも提供することが望まれる。
従来、反復再生機能を備えるカラオケ装置として、例えば特許文献1のように、利用者がカラオケ演奏のリピート開始タイミングやスキップ先を歌詞文字単位で指定させることにより、利用者に対してうまく歌唱できない区間について繰り返し歌唱して練習させるための技術が知られている。
また、利用者の歌唱練習に利用させるカラオケ装置として、特許文献2のように、ガイドボーカル用に収録された原曲歌手の歌唱をお手本とするもので、原曲歌手の歌唱信号から抽出された音高、音量と歌唱練習者の歌唱信号から抽出された音高、音量とを比較して歌唱練習者の歌唱を評価する技術も知られている。
一方、歌唱を評価する技術として、例えば特許文献3のように、デュエット曲の歌唱のような2本のマイクロホンから入力される音声信号からそれぞれの音高や音量を独立して抽出し、異なる歌唱パートのリファレンスデータの音高や音量と比較評価し、歌唱者毎に採点する技術も知られている。
特開2000−330577号公報 特開平06−295193号公報 特開平10−074093号公報
ところで、伝統的な声楽のレッスンでは、まず先生がピアノを演奏しながら自分で歌唱して生徒に手本を聴かせ、続いて生徒が先生のピアノ伴奏に合わせて同じ歌唱区間を歌唱して先生からアドバイスを受ける、ということを繰り返すことが行われ、またカラオケ教室においては楽曲の伴奏だけを収録した市販のCD音源などの再生に合わせて歌唱した生徒に対して講師がアドバイスを与え、また講師自身が歌唱して手本を聴かせて生徒の理解が深まるようにしている。一方で、主として夜間に営業するカラオケスナックなどの飲食店において、設置された業務用通信カラオケ装置を有効活用するために、昼間にカラオケ装置を利用したカラオケ教室を開くということも増えてきている。
このような歌唱練習を例として、特許文献1に記載されている技術を用いたカラオケ装置では、あくまでも歌唱練習者が自身の要望に基づいて任意の歌唱区間を何度も繰り返して練習するためのものであり、歌唱区間を指定する度に演奏を中断させる必要もある。また、歌唱指導者の歌唱とその直後の歌唱練習者の歌唱とを客観的に比較できればさらに効果的であるが、特許文献2に記載されている技術を用いたカラオケ装置は予めCD等に収録された原曲歌手の歌唱信号をお手本として歌唱練習者の歌唱と比較するものであり、その場にいる歌唱指導者のお手本歌唱通りに歌唱できたか否かを評価することができない。さらに、特許文献3に記載されている技術を用いたカラオケ装置は、歌唱指導者と歌唱練習者の2人の歌唱を独立して採点することにより比較することができるが、それぞれの歌唱に対してリファレンスデータ(お手本)を用意する必要があり、先行して歌唱する歌唱指導者の歌唱を基準として歌唱練習者の歌唱を評価することはできない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、伝統的な声楽レッスンのような歌唱練習用としての反復再生と共に、複数の利用者による反復再生の新たな利用形態をも可能とするカラオケ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、カラオケ歌唱のための楽曲データを備え、所定の楽曲データに基づき所定の歌唱区間毎に反復再生を行うカラオケ装置であって、利用者により指定された楽曲データに基づいて、当該楽曲の所定の歌唱区間毎に、基準歌唱者に歌唱させるカラオケ演奏を制御すると共に当該楽曲データに含まれる歌唱歌詞データの演奏の進行に伴う色変え表示を制御し、続いて同じ歌唱区間を所定数の比較歌唱者に繰り返して歌唱させるカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示を制御する反復再生制御手段と、前記基準歌唱者による歌唱の音声信号から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出してリファレンスデータを生成するリファレンスデータ生成手段と、前記比較歌唱者による歌唱の音声信号から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出し、前記リファレンスデータ生成手段で生成されたリファレンスデータと比較して評価する比較評価処理手段と、を有する構成とする。
請求項2〜4の発明では、「前記反復再生制御手段は、設定された前記比較歌唱者の人数に応じて、前記基準歌唱者の歌唱区間の歌唱に続いて当該比較歌唱者の歌唱する同じ歌唱区間のカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示の制御を繰り返す」構成とし、
「前記反復再生制御手段は、前記表示手段に対し、一の歌唱区間の再生の度に、歌唱歌詞データの色変えの表示形態を変えて表示制御する」構成とし、
「前記反復再生制御手段は、一の歌唱区間の再生の度に、演奏テンポを設定し直してカラオケ演奏を制御する」構成とする。
請求項1の発明によれば、利用者により指定された楽曲データに基づいて、当該楽曲の所定の歌唱区間毎に、基準歌唱者に歌唱させるカラオケ演奏及び当該楽曲データに含まれる歌唱歌詞データの演奏の進行に伴う色変え表示を制御し、続いて同じ歌唱区間を所定数の比較歌唱者に繰り返して歌唱させるカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示を制御するもので、基準歌唱者による歌唱の音声信号からリファレンスデータを生成し、続いて比較歌唱者による歌唱の音声信号と生成されたリファレンスデータとを比較して評価する構成とすることにより、カラオケ演奏を所定の歌唱区間毎に基準歌唱者の歌唱と比較歌唱者の歌唱とで繰り返して基準歌唱者の歌唱と比較歌唱者の歌唱とを比較評価することで比較歌唱者が基準歌唱者の歌唱通りに歌唱できたかどうかを確認することができ、基準歌唱者の歌唱を基準とする伝統的な声楽レッスンのような歌唱練習用としての利用形態と共に、複数の比較歌唱者同士の歌唱評価を比較する歌唱ゲームとしての利用形態をも新たに提供することができるものである。
請求項2の発明によれば、設定された比較歌唱者の人数に応じて、基準歌唱者の歌唱区間の歌唱に続いて当該比較歌唱者の歌唱する同じ歌唱区間のカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示の制御を繰り返す構成とすることにより、基準歌唱者と比較歌唱者とが交互に歌唱し易くさせることができるものである。
請求項3の発明によれば、一の歌唱区間の再生の度に、歌唱歌詞データの色変えの表示形態を変えて表示制御する構成とすることにより、複数の歌唱者のそれぞれにおいて自己が歌唱する順番を把握することができるものである。
請求項4の発明によれば、一の歌唱区間の再生の度に、演奏テンポを設定し直してカラオケ演奏を制御する構成とすることにより、比較歌唱者がお手本の歌唱を聴き易いテンポで聴き、自己が歌唱し易いテンポで歌唱することができるものである。
本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図である。 図1の遠隔入出力装置による反復再生のモード選択に関する説明図である。 本発明に係るカラオケ装置における第1実施形態としての反復再生による歌唱教習のフローチャートである。 図3の歌唱者識別に対する他の形態の一部ブロック構成図である。 本発明に係るカラオケ装置における反復再生の第2実施形態のモード選択に関する説明図である。 本発明に係るカラオケ装置における第2実施形態としての反復再生によるゲーム態様のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図を示す。図1において、カラオケ装置11は、主要装置としてのカラオケ本体12に、有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部13、ミキシングアンプ14、所定数のマイク15、スピーカ16、遠隔入出力装置17が接続されることで構成される。ここで、マイク15は任意数備えられるものであるが、この実施形態では2本のマイク15が用意され、それぞれの音声信号を一系統でミキシングアンプ14及びカラオケ本体12に出力するものとしている(マイク使用形態については図3で説明する)。
上記表示部13は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の背景映像等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ14は、カラオケ本体12より送られてくる音楽演奏信号に、2本のマイク15からそれぞれ有線又は無線で入力される音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ16より出力する。
上記遠隔入出力装置17は、図示しない端末送受信部により、カラオケ本体12に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、少なくとも楽曲検索手段である選曲楽曲登録手段17A及びリモコン表示部17Cを適宜備え、当該選曲楽曲登録手段17Aにはカラオケモード及び反復再生モードを選択させるモード選択手段17Bを備える。なお、図示しないが会員向けにログイン・ログアウト処理手段を備えている。
上記選曲楽曲登録手段17Aは、図2で説明するが歌唱モード(カラオケモード、反復再生モード)を選択するモード選択手段17Bのプログラムを備え、楽曲IDや曲名、アーチスト名などのデータからなるテーブルに基づいて、利用者が所望する楽曲を検索させ、選曲された楽曲の楽曲IDを選択された歌唱モードの情報信号と共にカラオケ本体12に送信するプログラムである。送信された楽曲IDは、選択した歌唱モード情報がカラオケモードの場合には後述のカラオケ本体12におけるRAM23の予約待ち行列41に登録され、反復再生モードの場合にはカラオケ本体12の反復再生制御手段31に送られる。
上記リモコン表示部17Cは、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIのユーザインタフェース機能を有するものである。
上記カラオケ本体12は、バス20、中央制御部21、ROM22、RAM23、映像表示制御手段24、音楽演奏制御部25、音源(シンセサイザ)26、音声信号入力部27、採点手段28、送受信部29、記憶部30、反復再生制御手段31、リファレンスデータ生成手段32及び比較評価処理手段33を備える。音楽演奏制御部25及び音源(シンセサイザ)26によりいわゆる再生手段が構成される。
上記RAM23には予約待ち行列41及び生成リファレンスデータ42の記憶領域が形成される。また、記憶部30には、楽曲データベース(楽曲DB)51、映像データベース(映像DB)52及びリファレンスデータベース(リファレンスDB)53が記憶される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケシステムにおいても大部分が適用可能であることを示すために、構成要素の全体を説明する。
上記中央制御部21は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM22に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM23は、予約待ち行列41及び生成リファレンスデータ42の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記映像表示制御手段24は、カラオケモードの演奏時に映像DB52より抽出された背景映像及び楽曲DB51より抽出された楽曲の歌唱歌詞データ(色変え情報を含む)を表示部13に出力し、また反復再生モードの演奏時に反復再生制御手段31からの歌唱歌詞データ(反復再生制御手段31で制御される色変え情報を含む)を表示部13に出力し、さらに比較評価処理手段33からの評価情報を表示部13に出力するプログラム乃至電子回路である。反復再生制御手段31での歌唱歌詞データの色変え制御については後述する。
上記音楽演奏制御部25は、例えばシーケンスプログラムを備え、楽曲データの音符データに従って音源(シンセサイザ)26を駆動するもので、当該音源26の出力は演奏信号としてミキシングアンプ14に出力される。カラオケモードの場合には中央制御部21の指令に基づきRAM23の予約待ち行列41に登録された楽曲(楽曲ID)の楽曲データを楽曲DB51より抽出して再生し、反復再生モードの場合には反復再生制御手段31から送られてくる演奏データを再生する。反復再生制御手段31での演奏制御については後述する。
上記音声信号入力部27は、マイク15から入力される音声信号をA/D変換する電子回路であり、A/D変換した音声信号はカラオケモードの場合には採点手段28に供され、反復再生モードの場合にはリファレンスデータ生成手段32、比較評価処理手段33に供される。
上記採点手段28は、カラオケモード時に、歌唱音声の音量及び音高を検出して後述の楽曲ごとの主旋律のリファレンスデータの少なくとも音量及び音高(歌唱タイミングを含ませてもよい)と比較することにより採点するもので、音声信号入力部27でマイク15から入力されA/D変換された音声信号を、歌唱採点するためのリファレンスデータに基づいて採点処理を行うプログラムである。具体的には、例えば特許第4222915号公報に記載されている手法を用いることができる。
上記送受信部29は、遠隔入出力装置17との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。
上記記憶部30に記憶されている楽曲DB51は、楽曲毎に、音符データ、歌唱歌詞データ(色変え情報を含む)などを格納する。演奏に関して、具体的には、楽曲ID、曲名及びアーチストID(アーチスト名)が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲毎に、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の演奏データ(例えば、MIDI(登録商標)形式の旋律パートの音符ごとの楽譜データ)等で構成される楽曲データ(ファイル)について当該楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。上記記憶部30に記憶されている映像DB52は、楽曲毎に応じた背景映像データについて楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。
上記記憶部30に記憶されているリファレンスDB53は、楽曲ごとの主旋律の採点リファレンスデータであって、上記楽曲DB51に記憶されているカラオケ楽曲と当該カラオケ楽曲の歌唱区間に合わせた歌唱者による歌唱を評価、分析するための評価基準として用いられる採点リファレンスデータとを紐付けて記憶するデータベースである。
上記反復再生制御手段31は、演奏の反復再生の制御を担う処理プログラムの演奏制御部31A及び歌唱歌詞データの反復再生の表示の制御を担う処理プログラムの表示制御部31Bを備え、利用者により指定された楽曲データに基づいて、当該楽曲の所定の歌唱区間毎に、基準歌唱者に歌唱させるカラオケ演奏を制御すると共に当該楽曲データに含まれる歌唱歌詞データの演奏の進行に伴う色変え表示を制御し、続いて同じ歌唱区間を所定数の比較歌唱者に繰り返して歌唱させるカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示を制御する基本構成のプログラムである。
ここで、楽曲の所定の歌唱区間とは、ここでは表示部13に表示させる歌唱歌詞データの一画面分に相当する区間としている。また、この歌唱区間のカラオケ演奏制御では、基準歌唱者の歌唱に続く比較歌唱者の設定された人数に応じて繰り返して再生する。なお、繰り返し演奏の際に、一の歌唱区間の再生の度に、歌唱歌詞データの色変えの表示形態を変えて表示制御することとしてもよく、また演奏テンポを設定し直してカラオケ演奏を制御することとしてもよい。
一方、反復再生制御手段31は、リファレンスデータ生成手段32に基準歌唱者の歌唱を基にしてリファレンスデータ生成を開始させるプログラムをも備える。所定の歌唱区間の再生の繰り返しにおいて入力されるいずれの音声信号を基準歌唱者とするかは、ここでは当該歌唱区間の最初に入力した音声信号を基準歌唱者と識別することとしているが、他の識別方法については図4で説明する。
上記リファレンスデータ生成手段32は、反復再生制御手段31からの指令に応じて、基準歌唱者による歌唱の音声信号から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出してリファレンスデータを生成してRAM23の生成リファレンスデータ42として記憶するプログラムである。なお、リファレンスデータ生成に際して、後述の反復再生モードのうち、ゲームモードが選択され場合には歌唱タイミングをも含めてリファレンスデータを生成してもよい。
上記比較評価処理手段33は、リファレンスデータ生成手段32で生成されてRAM23に記憶された生成リファレンスデータ42を読み出し、比較歌唱者による歌唱の音声信号(当該歌唱区間での2番目に入力した音声信号)から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出し、当該生成リファレンスデータ42と比較して評価し、映像表示制御手段24に出力して表示部13で表示させるプログラムである。
ここで、図2に、図1の遠隔入出力装置による反復再生のモード選択に関する説明図を示す。まず、利用者が遠隔入出力装置17において楽曲選曲を選択すると選曲楽曲登録手段17Aが実行され、図2(A)に示すように、歌唱モード選択の画面がリモコン表示部17C上に表示される。利用者がカラオケモードを選択した場合には、従前のカラオケ装置と同様であり、説明を省略する。
利用者が反復再生モードを選択すると、図2(B)に示すように、教習かゲームモードとしてのものまねゲームかを選択し、基準歌唱者の存在を前提として比較歌唱者の人数を入力する画面が表示される。ここでは、教習が選択され、比較歌唱者の人数を1人として入力された場合として説明する(ものまねゲームの選択については図5及び図6で説明する)。
「教習」のモードが選択され、比較歌唱者の人数を1人として入力されて「選曲画面へ」の操作ボタンがクリックされると、従前と同様の楽曲選曲画面が表示されて利用者が一の楽曲を候補とした画面が図2(C)のように表示される。当該楽曲を歌唱教習とすると、「演奏開始」の操作ボタン17Dがクリックされることで、選曲された楽曲の楽曲IDと共に歌唱モード(反復再生モードの教習モード)の情報信号がカラオケ本体12に送信される。当該「演奏開始」の操作ボタン17Dの操作が利用者の楽曲演奏開始の指示となる。
そこで、図3に、本発明に係るカラオケ装置における第1実施形態としての反復再生による歌唱教習のフローチャートを示す。ここで、基準歌唱者及び比較歌唱者のそれぞれの歌唱に際して、1本のマイク15を使用して交互に歌唱してもよく、また、互いに2本のマイク15をそれぞれ別個に使用して歌唱してもよい。まず、遠隔入出力装置17よりカラオケ本体12の送受信部29が上記楽曲ID及び歌唱モードの情報信号を受信すると、反復再生制御手段31が、楽曲演奏開始の指示に従い、楽曲DB51より当該楽曲IDの楽曲データを抽出する。
当該楽曲データに含まれる演奏データ及び歌唱歌詞データを、演奏制御部31A及び表示制御部31Bにおいて当該歌唱歌詞データの一画面分の表示範囲を歌唱区間と認定して、まず前奏部分の演奏データを音楽演奏制御部25に出力して開始させると共に、最初の歌唱区間の歌唱歌詞を例えば水色表示として映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させる(ステップ1(S1))。
前奏が終了し(S2)、演奏制御部31Aにより最初の歌唱区間の演奏データが音楽演奏制御部25に出力されることで開始され(S3)、歌唱歌詞の水色表示の色変えと共に基準歌唱者である歌唱指導者が歌唱する(S4)。当該最初の歌唱区間の演奏開始に伴い、リファレンスデータ生成手段32が、その間の歌唱指導者が歌唱した歌唱音声信号を音声信号入力部27で入力し、A/D変換された音声信号に対して音高、音量を抽出してリファレンスデータを生成していく(S5)。
当該歌唱区間が終了すると(S6)、リファレンスデータ生成手段32は生成したリファレンスデータをRAM23に生成リファレンスデータ42として一時記憶し、表示制御部31Bが当該歌唱区間の同じ歌唱歌詞データを例えば橙色表示として映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させると共に、演奏制御部31Aが最初に戻って同じ歌唱区間の演奏データを音楽演奏制御部25に出力して演奏を開始させる(S7)。
表示制御部31Bによる橙色歌詞表示の色変えと共に当該歌唱区間の2回目のカラオケ演奏に合わせて比較歌唱者である歌唱練習者が歌唱すると、比較評価処理手段33がRAM23より生成リファレンスデータ42を読み出し、その間に音声信号入力部27に入力される歌唱練習者の歌唱音声信号から音高と音量を抽出し、当該生成リファレンスデータ42と比較して採点処理していく(S8)。
当該歌唱区間の歌唱練習者による歌唱が終了すると(S9)、比較評価処理手段33が、採点結果の比較評価を映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させる(S10)。次の歌唱区間が存在しなければ終了し、存在すれば(S11)、表示制御部31Bが次の歌唱区間の歌唱歌詞データを歌唱指導者の歌唱として水色表示で映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させると共に、演奏制御部31Aが当該次の歌唱区間の演奏データを音楽演奏制御部25に出力して演奏を開始させる(S12)。そして、最後の歌唱区間までS4〜S10を繰り返すものである。
なお、採点結果の比較評価の表示を歌唱区間ごとに行う場合として示したが、全歌唱区間の歌唱が終了した時点で表示させることとしてもよい。また、カラオケ演奏のテンポを、1回目の歌唱指導者による歌唱と2回目の歌唱練習者の歌唱とで変更してもよい。一の歌唱区間を繰り返す毎に演奏のテンポを変更することにより、歌唱練習者はお手本の歌唱指導者による歌唱を聴き易いテンポで聴き、自己が歌唱し易いテンポで歌唱することができるものである。
さらに、比較評価処理手段33において、シャウト、ビブラート、ロングトーン、しゃくり、フォール、こぶしなどの歌唱技法を検出する手段を備えて、歌唱指導者の音声信号から歌唱技法が検出された場合には、歌唱練習者の音声信号から同じ歌唱技法が検出されたかどうか判定してもよく、両者の特徴を比較評価してもよい。当該検出、評価には従来技術を用いることができ、例えば、特開2008−268370号公報にはこぶしの検出に関する技術が、特開2012−078701号公報にはシャウトの検出に関する技術が開示されている。
ところで、図2(B)において、比較歌唱者(歌唱練習者)の人数を1人として説明したが、2人以上の場合には、S7〜S10までを当該人数分繰り返して実行されるものである。
続いて、図4に、図3の歌唱者識別に対する他の形態の一部ブロック構成図を示す。上記形態では、基準歌唱者及び比較歌唱者を識別する歌唱者識別手段として、一の歌唱区間を繰り返して演奏、表示させる際に、最初の演奏、表示による歌唱を基準歌唱者(歌唱指導者)が歌唱するものとし、2回目以降の歌唱を比較歌唱者(歌唱練習者)の歌唱として説明したが、本形態では基準歌唱者(歌唱指導者)の使用するマイク15と比較歌唱者(歌唱練習者)が使用するマイク15を異ならせて、使用するマイク15によって識別させることとしたものである。
すなわち、図4において、カラオケ装置11には複数のマイク15(15A〜15N)が用意され、基準歌唱者(歌唱指導者)の使用するマイク15を予め設定しておくものである。当該各マイク15には音声信号と共にマイク識別信号を出力させ、新たに設けた歌唱者識別手段としてのマイク識別手段61のプログラムにより何れのマイク15から入力される音声信号化を識別させるものである。
そして、マイク識別手段61が、音声信号入力部27で入力したマイク識別信号により基準歌唱者(歌唱指導者)の使用するマイク15と識別した場合に、入力した音声信号からリファレンスデータ生成手段32がリファレンスデータを生成してRAM23に生成リファレンスデータ42として一時記憶させ、他のマイク15より入力した音声信号を比較歌唱者(歌唱練習者)と識別して比較評価処理手段33が比較評価を行うものである。このことは、以下の第2実施形態においても同様である。
次に、図5に本発明に係るカラオケ装置における反復再生の第2実施形態のモード選択に関する説明図を示すと共に、図6に本発明に係るカラオケ装置における第2実施形態としての反復再生によるゲーム態様のフローチャートを示す。この第2実施形態は、図5に示すように、利用者が遠隔入出力装置17を用いて選曲する際に、図2(A)に示す反復再生モードを選択し、反復再生モードの設定画面で「ものまねゲーム」が選択され、比較歌唱者が2人に設定された場合としたものである。
図6において、S21〜S29は図3のS1〜S9と同様であり、簡単に説明すると、演奏開始から前奏部分では出題者としての基準歌唱者の歌唱に対する水色表示として表示させ(S21)、前奏が終了し(S22)、最初の歌唱区間の演奏データが開始されると(S23)、歌唱歌詞の水色表示の色変えと共に基準歌唱者の歌唱に対して(S24)、リファレンスデータを生成していき(S25)、当該歌唱区間が終了した時点で(S26)、生成したリファレンスデータを生成リファレンスデータ42として一時記憶し、同じ歌唱歌詞データを橙色表示で表示させると共に、同じ歌唱区間の演奏を開始させる(S27)。そして、第1比較歌唱者が歌唱するとその間に音声信号入力部27に入力される歌唱練習者の歌唱音声信号から音高と音量を抽出して生成リファレンスデータ42と比較し(S28)、当該歌唱区間の歌唱が終了した時点で(S29)、第1比較歌唱者の第1採点処理による第1採点結果を保持する。
当該歌唱区間が終了すると(S29)、表示制御部31Bが当該歌唱区間の同じ歌唱歌詞データを黄色表示として映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させると共に、演奏制御部31Aが最初に戻って同じ歌唱区間の演奏データを音楽演奏制御部25に出力して演奏を開始させる(S30)。
表示制御部31Bによる黄色歌詞表示の色変えと共に当該歌唱区間の3回目のカラオケ演奏に合わせて第2比較歌唱者が歌唱すると、比較評価処理手段33がRAM23より生成リファレンスデータ42を読み出し、その間に音声信号入力部27に入力される第2比較歌唱者の歌唱音声信号から音高と音量を抽出し、当該生成リファレンスデータ42と比較して第2採点処理していく(S31)。
当該歌唱区間の第2比較歌唱者による歌唱が終了すると(S32)、比較評価処理手段33が、保持した第1採点結果と第2採点結果とを比較して評価を映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させる(S33)。次の歌唱区間が存在しなければ終了し、存在すれば(S34)、表示制御部31Bが次の歌唱区間の歌唱歌詞データを基準歌唱者(出題者)の歌唱として水色表示で映像表示制御手段24に出力して表示部13上に表示させると共に、演奏制御部31Aが当該次の歌唱区間の演奏データを音楽演奏制御部25に出力して演奏を開始させる(S35)。そして、最後の歌唱区間までS24〜S33を繰り返すものである。
一方、比較歌唱者の人数が3人以上の場合であっても、歌唱歌詞データの表示形態(色表示)を変えて同じ歌唱区間の演奏、歌唱歌詞の表示を繰り返し、一の歌唱区間毎に比較歌唱者同士を比較評価して表示するものである。
なお、上記形態では、リファレンスデータ生成手段32におけるリファレンスデータ生成の際に音高、音量を生成要素とし、比較評価処理手段33における採点処理を音高、音量を採点要素としたが、特にものまね評価として歌唱タイミングをリファレンスデータ生成の要素とし、また採点要素としてもよい。さらに、歌唱技法についてもリファレンスデータ生成の要素とし、また採点要素としてもよいものである。
また、上記形態では、一の歌唱区間毎に比較歌唱者同士を比較評価して表示する場合を示したが、各比較歌唱者の歌唱ごとに基準歌唱者との比較評価を表示することとしてもよいものである。
このように、カラオケ演奏を所定の歌唱区間毎に基準歌唱者の歌唱と比較歌唱者の歌唱とで繰り返して基準歌唱者の歌唱と比較歌唱者の歌唱とを比較評価することで比較歌唱者が基準歌唱者の歌唱通りに歌唱できたかどうかを確認することができ、基準歌唱者の歌唱を基準とする伝統的な声楽レッスンのような歌唱練習用としての利用形態と共に、複数の比較歌唱者同士の歌唱評価を比較する歌唱ゲームとしての利用形態をも提供することができるものである。
また、設定された比較歌唱者の人数に応じて、基準歌唱者の歌唱区間の歌唱に続いて当該比較歌唱者の歌唱する同じ歌唱区間のカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示の制御を繰り返すことから、基準歌唱者と比較歌唱者とが交互に歌唱し易くさせることができるものである。さらに、一の歌唱区間を繰り返す毎に歌詞の色などの表示態様を変えるので、複数の歌唱者のそれぞれが、自己が歌唱する順番を把握することができるものである。
本発明のカラオケ装置は、カラオケの基本的機能を備えたカラオケ端末及びカラオケ用のサーバの製造、使用、販売等の産業に利用可能である。
11 カラオケ装置
12 カラオケ本体
13 表示部
17 遠隔入出力装置
24 映像表示制御手段
25 音楽演奏制御部
27 音声信号入力部
31 反復再生制御手段
32 リファレンスデータ生成手段
33 比較評価処理手段
42 生成リファレンスデータ
61 マイク識別手段

Claims (4)

  1. カラオケ歌唱のための楽曲データを備え、所定の楽曲データに基づき所定の歌唱区間毎に反復再生を行うカラオケ装置であって、
    利用者により指定された楽曲データに基づいて、当該楽曲の所定の歌唱区間毎に、基準歌唱者に歌唱させるカラオケ演奏を制御すると共に当該楽曲データに含まれる歌唱歌詞データの演奏の進行に伴う色変え表示を制御し、続いて同じ歌唱区間を所定数の比較歌唱者に繰り返して歌唱させるカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示を制御する反復再生制御手段と、
    前記基準歌唱者による歌唱の音声信号から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出してリファレンスデータを生成するリファレンスデータ生成手段と、
    前記比較歌唱者による歌唱の音声信号から、少なくとも歌唱の音量及び音高を検出し、前記リファレンスデータ生成手段で生成されたリファレンスデータと比較して評価する比較評価処理手段と、
    を有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1記載のカラオケ装置であって、前記反復再生制御手段は、設定された前記比較歌唱者の人数に応じて、前記基準歌唱者の歌唱区間の歌唱に続いて当該比較歌唱者の歌唱する同じ歌唱区間のカラオケ演奏及び歌唱歌詞データの色変え表示の制御を繰り返すことを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1又は2記載のカラオケ装置であって、前記反復再生制御手段は、一の歌唱区間の再生の度に、歌唱歌詞データの色変えの表示形態を変えて表示制御することを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1乃至3の少なくとも何れかに記載のカラオケ装置であって、前記反復再生制御手段は、一の歌唱区間の再生の度に、演奏テンポを設定し直してカラオケ演奏を制御することを特徴とするカラオケ装置。
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