JP5446150B2 - 電子音楽装置 - Google Patents
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Description
さらに、この発明による電子音楽装置において、ハーモニー設定手段(D;S4〜S7)は、ハーモニー設定に関する案内情報をユーザに提示する案内情報提示手段(段落[0064])を備える〔請求項4〕ように構成することができる。
従って、この発明によれば、利用される音楽コンテンツの歌唱タイプ及びジャンルに基いて、音楽コンテンツに合ったハーモニー種類を設定し、同じ歌唱タイプであっても音楽のジャンルが異なれば、ジャンルに応じてハーモニータイプを変更することができ、ハーモニー設定を簡単かつ適切に行うことができる。
従って、この発明によれば、利用される音楽コンテンツの歌唱タイプ及びジャンル並びに重音状態に基いて、音楽コンテンツに合ったハーモニー種類を設定し、ハーモニー設定をより適切に行うことができる。
従って、この発明によれば、ハーモニーを設定するのに必要な情報が見つかった場合に限って自動的に又はユーザへの問い合わせの後にハーモニーを設定し、ハーモニー設定をより適切に行うことができる。
従って、この発明によれば、ハーモニー設定に関する案内情報をユーザに提示し、設定されるハーモニーに関連する情況を確認することができる。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用システムの機能が組み込まれる電子音楽装置は、音楽コンテンツ利用処理を含む音楽情報処理機能を有する一種のコンピュータであり、電子楽器などの音楽専用機器や、所定の音楽情報処理機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)等の汎用の情報処理装置が用いられる。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用システム(電子音楽装置)においては、音楽コンテンツとして自動演奏データを利用してハーモニー音の種類(ハーモニータイプとも呼ばれる)を設定することができる。図2は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用システムで音楽コンテンツとして利用される自動演奏データの例を示す。この自動演奏データのフォーマットは、図2(1)に示すように、曲名やテンポ等のヘッダ情報がヘッダ部に記述され、ヘッダ部に続くイベント部に、タイミングデータ及びイベントデータの組が順次記述され、データの終了を示すエンドデータで終わる。
(1)女性ソロ、男性ソロ、女性コーラス、男性コーラス、混声コーラス、楽器音(非音声)などの歌唱タイプを示す歌唱タイプ情報、
(2)クラシック、聖歌、J−POPなどのジャンルを示すジャンル情報、
(3)メロディ、ベース、コード(和音)などのパート名を示すパート名情報
などがある。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用システムにおいては、自動演奏データ等の音楽コンテンツを再生しつつ、歌唱音声の入力に対応してボーカルハーモニー音やボコーダハーモニー音と呼ばれるハーモニー音を生成する際に、ハーモニー音の種類(タイプ)を設定するのに、音楽コンテンツが示す歌唱タイプやジャンル、音の重なり状態など、音楽コンテンツ内の情報が用いられる。ここで、ボーカルハーモニー音を生成するシステムは第1システムと呼ばれ、第1システムでは、入力音声のピッチ変換を用いて入力音声を加工することにより、入力音声のピッチ等に基づいて決定される音高のハーモニー音即ちボーカルハーモニー音が生成される。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用システムでは、ハーモニータイプ決定部においてハーモニータイプ(ハーモニー種類)Htを決定(設定)するのにハーモニータイプ決定用テーブルが用いられる。第1のハーモニータイプ決定手順(ハーモニータイプ設定手順)では、図4に例示するように、予め歌唱タイプMtとハーモニータイプHtを対応付けた「歌唱タイプ参照テーブルTBa」をROM3又は記憶装置4に記憶しておき、自動演奏部Aで利用される音楽コンテンツ(自動演奏データ)のテキスト説明情報から歌唱タイプMtを検出し、記憶手段(3,4)から読み出した歌唱タイプ参照テーブルTBaを参照して、検出された歌唱タイプMtに対応するハーモニータイプHtをハーモニー音の種類に設定する。
この発明の一実施例によると、自動演奏データ等の音楽コンテンツを再生しつつ、歌唱音声の入力に対応してボコーダハーモニー音と呼ばれるハーモニー音を生成する音楽コンテンツ利用システムにおいても、利用される音楽コンテンツ内の情報を利用して、生成されるボコーダハーモニー音のタイプを簡単かつ適切の設定することができる。ボコーダハーモニー音を生成する音楽コンテンツ利用システムは第2システムと呼ばれ、ボコーダを用い入力音声を利用して楽音信号を加工することにより、入力音声のピッチ等に基づいて決定される音高のハーモニー音即ちボコーダハーモニー音が生成される。
図8は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用処理を表わすフローチャートである。音楽コンテンツ利用処理が開始すると、CPU1は、最初のステップS1で音楽コンテンツを選択する。例えば、ディスプレイ15に音楽コンテンツ選択画面を表示し、この画面上の音楽コンテンツリストに対してユーザによるコンテンツ選択操作があると、対応する音楽コンテンツをROM3或いは記憶装置4からRAM2上の音楽コンテンツ格納エリアに読み出す。
・何の設定を変えたのか(変更内容)、
・電子音楽装置(例えば、電子楽器)上の何処で確認することができるのか、
・取扱説明書の何処に関連する記載があるのか。
などの1乃至複数の情報(1つでもよいし、複数でもよい)をユーザに提示することが好ましい。例えば、ボーカルハーモニー音を生成する場合、「ボーカルハーモニーのタイプをデュエットに設定しました。詳しくは『UTILITY画面』の『MIC(マイク)の設定』をご覧ください。取り扱い説明書では『13.外部機器との接続 付属端子の名称と機能』に記載されてます。」などとディスプレイ14に表示をするとよい。
・自動演奏データの再生(曲データによる楽音生成)
・オーディオデータの再生
・楽譜データの再生(楽譜データに基づく楽譜表示)
などであり、図示しないユーザによる開始指示操作により開始する。そして、音楽コンテンツ利用が終了すると、この音楽コンテンツ利用処理を終了する。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であり、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、音楽コンテンツ中のどの情報を用いたハーモニータイプ設定設定手順を採用するかについて、実施例では、電子音楽装置に備えられた3つの設定手順(A〜C)からユーザが選択できるようにしたが、装置により1つの設定手順に固定されていても良いし、3以外の任意の複数(2,4,5,…)の設定手順を備え、ユーザが選択できるようにしてもよい。
Cd,Mt,Jn,Ts 和音(コード)、歌唱タイプ、ジャンル及び音の重なり状態又はこれらを表わす情報、
Ht,Pi ハーモニー種類(タイプ)及びピッチ又はこれらを表わす情報、
Nh(=Nh1,Nh2,…、Nhn) ハーモニー音高又はこれを表わす情報、
Sa,Sb 音声信号及び演奏音信号、
Sc,Se ボーカルハーモニー音信号及びボコーダハーモニー音信号、
TBa 歌唱タイプ参照テーブル又は第1テーブル
TBb 歌唱タイプ及びジャンル参照テーブル又は第2テーブル、
Tbc 音の重なり参照テーブル又は第3テーブル、
Sd ハーモニー楽音信号。
Claims (4)
- 歌唱タイプ及びジャンルの組とハーモニー種類を対応付ける対応付け手段と、
歌唱音声信号を入力する歌唱入力手段と、
音楽コンテンツを再生する音楽再生手段と、
音楽再生手段により再生される音楽コンテンツから歌唱タイプ情報を検出する歌唱タイプ検出手段と、
音楽再生手段により再生される音楽コンテンツからジャンル情報を検出するジャンル検出手段と、
対応付け手段を参照して、歌唱タイプ検出手段及びジャンル検出手段により夫々検出された歌唱タイプ情報及びジャンル情報が示す歌唱タイプ及びジャンルの組に対応するハーモニー種類を設定するハーモニー設定手段と、
ハーモニー設定手段により設定されたハーモニー種類に基づいて、歌唱入力手段により入力された歌唱音声信号に対応するハーモニー音信号を生成するハーモニー生成手段と
を具備することを特徴とする電子音楽装置。 - さらに、音楽再生手段により再生される音楽コンテンツから、発音タイミングが重なって現われる音の数及び音程を表わす音の重なり状態を検出する重音検出手段を具備し、
対応付け手段は、歌唱タイプ及びジャンルの組並びに音の重なり状態とハーモニー種類を対応付けており、
ハーモニー設定手段は、対応付け手段を参照して、歌唱タイプ検出手段及びジャンル検出手段により夫々検出された歌唱タイプ情報及びジャンル情報が示す歌唱タイプ及びジャンルの組並びに重音検出手段により検出された音の重なり状態に対応するハーモニー種類を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。 - さらに、ハーモニーを設定するのに必要な情報が見つかったか否かを判定するハーモニー設定情報判定手段を具備し、
ハーモニー設定手段は、ハーモニー設定情報判定手段により、ハーモニーを設定するのに必要な情報が見つからなかったと判定された場合は、ハーモニーを設定せず、ハーモニー設定情報判定手段により、ハーモニーを設定するのに必要な情報が見つかったと判定された場合は、自動的に又はユーザへの問い合わせの後にハーモニーを設定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子音楽装置。 - ハーモニー設定手段は、ハーモニー設定に関する案内情報をユーザに提示する案内情報提示手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電子音楽装置。
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