JP5537246B2 - 歌唱位置表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ演奏時に表示される歌唱位置表示を制御するためのシステムに関するものであり、特に歌唱フレーズが存在する発声ガイド非表示領域から歌唱フレーズが存在しない発声ガイド表示領域への移行状態を好適に表示することが可能な歌唱位置表示システムに関するものである。
現在のカラオケ装置では、歌唱者の歌唱力を採点するための歌唱採点機能を備えたものが広く普及している。この歌唱採点機能は、カラオケ楽曲の演奏タイミングに合わせて、正確な音階及び音長で歌唱しているか否か、適切な音量で歌唱しているか否か等を採点するものである。このような歌唱採点機能を備えたカラオケ装置では、歌唱者に対する歌唱補助として、表示装置の表示画面に、背景映像と共に歌詞テロップを表示するようになっている。歌詞テロップを表示することにより、歌唱者に対して、これから歌唱する歌詞を確認させると共に、カラオケ楽曲の演奏進行に伴って歌詞文字を色変わり表示することで、その歌唱タイミングを報知している。
また、歌唱能力の向上に役立つように、より一層採点基準を高めた精密採点機能を備えたカラオケ装置も普及している。この精密採点機能では、音程、しゃくり、走り及びタメ、抑揚、ロングトーンの巧拙、ビブラートの巧拙、フォール、こぶし、低音部分及び高音部分の正確さ等を採点する。この際、歌詞テロップの色変わり表示だけではなく、ガイドメロディデータに基づく音階及び音長を示す発声ガイドの表示に対応付けて、楽曲の現演奏位置を示すカーソルを移動表示させる技術が開発されている。
ところで、精密採点機能を有するカラオケ装置等のように、カーソルを移動表示させることにより楽曲の現演奏位置を報知する場合に、前奏や間奏等のような発声ガイド非表示領域では、カーソルの移動表示は行われない。そして、前奏や間奏後の歌い出し部分で、いきなりカーソルの移動表示が始まるため、歌唱者にとっては歌い出しタイミングを認識することが難しい。そこで、歌詞テロップ表示を行うだけではなく、前奏や間奏のような発声ガイド非表示領域において、発声ガイド表示領域の歌い出しタイミングを報知するような技術が開示されている(特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1に記載された技術は、前奏や間奏の演奏時に、表示装置の画面にキャラクタが表示される。この際、画面の右端から左端に向かってキャラクタが移動する。そして、前奏や間奏が終わりに近づくと、キャラクタの移動速度が速まり、キャラクタが画面の左端へ消えることにより、前奏や間奏が終わったことを報知するようになっている。これにより、歌唱者は歌い出しタイミングが近づいたことを認識することができるとしている。
また、特許文献2に記載された技術は、歌い出しの予告表示を行うために、表示装置の画面に歌い出し予告表示エリアを設け、前奏や間奏の終わりが近づき、発声ガイド表示領域が開始する直前に「4,3,2,1」といったカウントダウン表示を行うようになっている。これにより、歌唱者が熟知していない楽曲であっても、歌い出しタイミングを間違えることがなくなるとしている。
特許第3564753号公報 特開平10−49181号公報
上述したように、カーソルの移動表示により楽曲の現演奏位置を報知する技術の場合には、歌唱者にとって楽曲の現演奏位置を認識しやすくするため、発声ガイドの表示をガイドメロディに対応させて表示し、カーソルを等速移動させている。この技術を応用して、発声ガイド非表示領域においても、発声ガイドの表示をガイドメロディデータに対応させて表示し、カーソルを等速移動させることが考えられる。
しかし、発声ガイド非表示領域における表示を発声ガイド表示領域の時間長と同様の割合で表示させると、限られた表示スペースしかない表示画面においてスペース的な無駄が生じることになる。また、歌唱者に対して歌い出しタイミングを報知する以外に用途が考えられない情報表示のために広いスペースを用いたとしても、歌唱者は視覚的に疲労するだけである。さらに、発声ガイド非表示領域における情報表示に広いスペースを確保するよりも、予め次の発声ガイド表示領域における発声ガイドをより多く表示した方が歌唱補助として有用である。すなわち、発声ガイド非表示領域における表示スペースは、発声ガイド表示領域における発声ガイドの表示に対応した表示スペースの割合よりも比率を低くすることが好ましい。このような方法は、標準的な楽曲の場合には有用であるが、楽曲毎に前奏や間奏の時間が異なるため、標準的な楽曲と比較して発声ガイド非表示領域の時間が極端に長い楽曲の場合には、情報表示が冗長となり有用とは言い難い。また、標準的な楽曲と比較して発声ガイド非表示領域の時間が極端に短い楽曲の場合には、発声ガイド非表示領域における情報表示自体が見づらいものとなってしまう。
また、特許文献1に記載された技術では、歌唱者に対して前奏後や間奏後の歌い出しタイミングを報知することはできるが、キャラクタの動きに常時注目していなければならず、前奏や間奏の演奏時に表示装置から目を離すことができない。同様に、特許文献2に記載された技術では、カウントダウンの始まりを認識するために、表示装置の画面に常時注目していなければならず、前奏や間奏の演奏時に表示装置から目を離すことができない。すなわち、前奏や間奏等の発声ガイド非表示領域では、歌唱者が表示装置から目を離して、聴衆の反応を確認したり、喉を潤すため飲み物を飲んだりすることがあるため、表示装置の画面に常時着目しているとは限らず、歌い出しタイミングを的確に把握できないおそれがある。これに対して、カーソルの移動表示により前奏後や間奏後の歌い出しタイミングを報知する技術の場合には、カーソル位置を確認するだけで演奏進行状況を把握できるので、常に表示装置に注目している必要はない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、必ずしも歌唱者が表示装置に常時注目しているとは限らない前奏や間奏等の発声ガイド非表示領域においても、楽曲の演奏進行状況を的確に表示することにより、歌唱者に対して歌い出しタイミングを好適に報知することが可能な歌唱位置表示システムを提供することを目的とする。
本発明の歌唱位置表示システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明の歌唱位置表示システムは、任意のカラオケ楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位である歌唱フレーズそれぞれの音長を示す発声ガイドを表示させると共に、歌唱フレーズが存在する発声ガイド表示領域又は歌唱フレーズが存在しない発声ガイド非表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソルを移動表示させる歌唱位置表示システムであって、発声ガイドの表示とカーソルの移動表示とを制御する歌唱補助表示制御手段を備えたことを特徴とするものである。
そして、発声ガイド表示領域では、所定の等速度でカーソルを移動表示させる。一方、発声ガイド非表示領域は、予め定められた表示長で表示され、当該表示長と当該領域内の演奏時間とから算出された等速度でカーソルを移動表示させる。
このような構成からなる歌唱位置表示システムでは、任意の楽曲が演奏される際に、歌唱者が演奏に合わせて歌唱する発声ガイド表示領域では、当該楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて、各歌唱フレーズの音長を示す発声ガイドの表示を行う。なお、歌唱フレーズとは、楽曲の全歌唱領域が複数に区分され、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位であり、例えば、歌唱者が息継ぎをすることなく一気に歌唱することができる単位を1フレーズとする。また、発声ガイドの表示は、各歌唱フレーズの音長だけではなく、音長と共に相対的な音階を示すものであってもよい。
また、発声ガイド表示領域又は発声ガイド非表示領域に対応付けて、現演奏位置を示すカーソルを移動表示させる。ここで、発声ガイド表示領域では、その演奏時間に応じた表示領域で発声ガイドを表示させる。この際、カーソルの移動速度は所定の等速度となる。一方、発声ガイド非表示領域では、予め定められた表示長の範囲でカーソルを移動表示させるが、この際、カーソルの移動速度は、当該発声ガイド非表示領域の演奏時間に比例した等速度となる。すなわち、予め定められた表示長を、当該表示長の範囲における演奏時間で除算して得た速度でカーソルを移動表示させる。この場合、発声ガイド非表示領域の演奏時間が相対的に長ければ、カーソルが相対的に速い速度で移動表示され、発声ガイド非表示領域の演奏時間が相対的に短ければ、カーソルが相対的に遅い速度で移動表示される。
本発明の歌唱位置表示システムによれば、発声ガイド表示領域においては、当該発声ガイド表示領域の演奏時間に応じた可変長の表示範囲で、各歌唱フレーズの音長を示す発声ガイドを表示させるため、各発声ガイド表示領域に対応して適切な範囲で発声ガイドの表示を行うことができる。さらに、発声ガイドの表示に対応付けて、楽曲の現演奏位置を示すカーソルを一定速度で移動表示させるため、歌唱者に対して当該楽曲の発音タイミングを好適に報知することができる。
また、楽曲毎に演奏時間が異なる前奏や間奏のような発声ガイド非表示領域においては、予め定められた表示長の範囲でカーソルを移動表示させるため、カーソルの移動表示が冗長で歌唱者にとって邪魔になったり、あるいは短すぎて歌唱者が見落としたりするおそれがない。さらに、カーソルの移動速度は、当該発声ガイド非表示領域の演奏時間に比例した等速度であるため、歌い出しタイミングを把握しやすくなる。さらに、発声ガイド非表示領域が一定長の範囲で表示されるため、カーソルの移動速度が速いか遅いかにより、前奏区間や間奏区間において、区間の演奏時間をおおよそ把握することができると共に、区間内における現在の演奏時点を直感的に把握することができる。このため、歌唱を行わない前奏区間や間奏区間において、表示装置に常時注目する必要がなくなり、発声ガイド非表示領域が終わりに近づいたであろうと予測した時点で表示装置の画面に注目すればよいので、カラオケ本来の楽しさを十分に享受させることができる。
本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムを適用したカラオケシステムの構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムにおける制御を説明する説明図。 本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムにおける歌唱位置表示画面の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の歌唱位置表示システムの実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムを示すもので、図1は歌唱位置表示システムを適用したカラオケシステムの構成を示すブロック図、図2は歌唱位置表示の制御を説明する説明図、図3は歌唱位置表示画面の一例を示す模式図である。
<歌唱位置表示システムの概要>
本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムは、例えば、採点機能を有するカラオケシステムのように、歌詞テロップの色変わり表示だけではなく、ガイドメロディデータに基づく音階及び音長を示す発声ガイドの表示に対応付けて、カーソルを移動させることにより発音タイミングを報知するカラオケ装置に適用される技術である。すなわち、本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムは、任意のカラオケ楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位である歌唱フレーズそれぞれの音長を示す発声ガイドを表示させるようになっている。また、歌唱フレーズが存在する発声ガイド表示領域又は歌唱フレーズが存在しない発声ガイド非表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソルを移動表示させるようになっている。
<カラオケシステム>
本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムを適用するカラオケシステム10は、図1に示すように、カラオケ本体21、カラオケリモコン装置22、スピーカ23、ミキシングアンプ24、マイクロホン25、表示装置26を備えている。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置22は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体21の送受信手段35との間で有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置22は、楽曲検索手段22aとして機能するプログラム、楽曲索引データベース22b、データの送受信を行うための電子回路及びプログラム、フラッシュメモリ等からなる記憶手段(図示せず)を備えている。このカラオケリモコン装置22に付帯するスイッチ類や、入出力表示部(図示せず)に表示される各種のアイコン等を操作することにより、選曲操作等が行われる。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段22aは、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース22bを参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース22bは、カラオケシステム10で演奏に供されるカラオケ楽曲について、その属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<マイクロホン>
マイクロホン25は、歌唱音声の入力を行うための装置である。マイクロホン25から入力された歌唱音声信号は、ミキシングアンプ24により、音楽再生制御手段37から送出される演奏音声信号とミキシングされると共に増幅され、スピーカ23へ出力される。また、マイクロホン25からの音声入力信号は、A/Dコンバータ38によりデジタル変換され、歌唱採点手段39における採点に使用される。
<カラオケ本体>
カラオケ本体21は、中央制御手段31、ROM32、RAM33、HDD34、送受信手段35、予約管理手段36、音楽再生制御手段37、A/Dコンバータ38、歌唱採点手段39、映像再生制御手段40を備えており、映像再生制御手段40は、歌唱補助表示制御手段40aの機能を含んでいる。
<中央制御手段>
中央制御手段31は、カラオケ本体21を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM32等に記憶されたプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM32は、カラオケ本体21を構成する各機器を制御するためのプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM33は、プログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM33を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM33を構成してもよい。本実施形態では、RAM33に、予約待ち行列33aが記憶されるようになっている。なお、予約待ち行列33aは、選曲予約されたカラオケ楽曲について、演奏順に楽曲IDを並べて構成されたデータテーブルであり、選曲者の利用者ID等、他の識別データが紐付けられている場合もある。
<HDD>
HDD34は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース34a及び映像データベース34bが格納されている。なお、HDD34に替えて、あるいはHDD34と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
<楽曲データベース/映像データベース>
楽曲データベース34aは、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞描出データが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ構成されたデータベースである。演奏データは、各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞描出データは演奏に同期した歌詞文字の表示タイミングデータ及び色変わりデータを含んでいる。また、演奏データには、発声ガイドの表示を行うためのガイドメロディデータが含まれている。映像データベース34bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<送受信手段>
送受信手段35は、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間で、データの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。本実施形態では、赤外線通信により、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間でデータの送受信が行われる。
<予約管理手段>
予約管理手段36は、利用者により楽曲検索手段22aの機能を用いて選曲された楽曲IDを演奏順に並べて予約待ち行列33aを生成し、この予約待ち行列33aをRAM33に格納して管理するためのプログラムからなる。
<歌唱採点手段>
歌唱採点手段39は、マイクロホン25から入力され、A/Dコンバータ38によりデジタル変換された歌唱者の音声信号から、音程、声量、テンポ等の歌唱評価データを抽出するとともに、この歌唱評価データと演奏楽曲の主旋律等のリファレンス情報とを比較して採点を行うためのプログラムからなる。この歌唱採点手段39における採点機能として、音程、しゃくり、走り及びタメ、抑揚、ロングトーンの巧拙、ビブラートの巧拙、フォール、こぶし、低音部分及び高音部分の正確さ等を採点するようにしてもよい。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段37は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース34aから抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ24に出力するための電子回路である。上述したように、ミキシングアンプ24は、マイクロホン25から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段37から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ23より出力させるための装置である。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段40は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース34bから抽出した映像データ及び楽曲データベース34aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置26に出力するためのプログラムからなり、本実施形態では、各歌唱フレーズの音長を示す発声ガイド50の表示と、現在の演奏位置を示すカーソル51とを、当該カラオケ楽曲の演奏進行に伴って表示装置26に出力するための歌唱補助表示制御手段40aを備えている。
<歌唱補助表示制御手段>
歌唱補助表示制御手段40aは、任意のカラオケ楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位である歌唱フレーズそれぞれの音長を示す発声ガイドを表示させると共に、歌唱フレーズが存在する発声ガイド表示領域又は歌唱フレーズが存在しない発声ガイド非表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソルを移動表示させるプログラムからなる。すなわち、歌唱補助表示制御手段40aは、演奏に伴って歌唱が行われる発声ガイド表示領域では、当該発声ガイド表示領域の演奏時間に応じた表示範囲で発声ガイド50を表示させると共に、当該発声ガイド表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソル51を所定の等速度で移動表示させるための制御を行う。一方、前奏区間や間奏区間のように、演奏のみで歌唱が行われない発声ガイド非表示領域を予め定められた表示長で表示し、予め定められた表示長を、当該表示長の範囲における演奏時間で除算して得た速度でカーソルを移動表示させる。
<表示装置>
表示装置26は、カラオケ楽曲に関連した背景映像や歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、液晶ディスプレイ等により構成される。本実施形態では、この表示装置26の表示画面に、背景映像や歌詞テロップが表示されるだけではなく、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位である歌唱フレーズそれぞれの音長を示す発声ガイド50が表示されると共に、発声ガイド表示領域又は発声ガイド非表示領域に対応付けて現演奏位置を示すカーソル51が表示される。
<歌唱位置の表示制御>
次に、図2及び図3を参照して、本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムにおける制御について説明する。上述したように、本発明の実施形態に係る歌唱位置表示システムでは、カラオケ楽曲が演奏される際に、当該カラオケ楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて各歌唱フレーズの音長及び音階を相対的に示す発声ガイド50を表示させる共に、歌唱フレーズが存在する発声ガイド表示領域又は歌唱フレーズが存在しない発声ガイド非表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソル51を移動表示させる。
図3に示すように、発声ガイド表示領域では、その演奏時間に応じた表示範囲で発声ガイド50を表示させる。また、発声ガイド表示領域では、発声ガイド50の表示に対応付けて、現演奏位置を示すカーソル51を移動表示させる。この際のカーソル51の移動表示は、予め定められ所定の等速度で行われる。
また、図2に示す例では、前奏区間である発声ガイド非表示領域と間奏区間である2カ所の発声ガイド非表示領域の演奏時間がそれぞれ異なっているが、各発声ガイド非表示領域の表示範囲は予め定められた共通の表示長となっている。この際のカーソル51の移動表示は、当該表示長と当該領域内の演奏時間とから算出された等速度で行われる。なお、図3に示す例では、発声ガイド非表示領域(間奏区間)において、当該発声ガイド非表示領域(間奏区間)の相対的な時間長を示すため、各歌唱フレーズに対応して表示される発声ガイド50の表示と類似した表示を行うようになっている。さらに、発声ガイド非表示領域(間奏区間)に続く発声ガイド表示領域について予告を行うために、当該発声ガイド表示領域の発声ガイド50の一部又は全部を表示している。なお、必ずしも前奏区間と各間奏区間とを同一長で表示するのではなく、前奏区間と各間奏区間との表示長を個別に設定してもよい。
また、カラオケ楽曲の演奏途中で歌唱者等の操作によりテンポが変更された場合には、歌唱補助表示制御手段40aは、テンポの変化を識別して、発声ガイドの表示とカーソルの移動表示とを制御する。すなわち、テンポが変更された場合には、発声ガイド表示領域において、変更後のテンポに対応した演奏時間に応じた表示範囲で、発声ガイド50が表示される。この際のカーソル51の移動表示は、予め定められた所定の等速度である。一方、発声ガイド非表示領域は、テンポ変更前と同様に、予め定められた表示長で表示される。この際のカーソル51の移動速度は、当該発声ガイド非表示領域における変更後のテンポに対応した演奏時間に比例した等速度となる。このように、カラオケ楽曲の演奏途中でテンポが変更された場合であっても、変更後のテンポに対応させて、発声ガイド50の表示及びカーソル51の移動表示が行われる。
<他の実施形態>
本発明の歌唱位置表示システム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
10 カラオケシステム
21 カラオケ本体
22 カラオケリモコン装置
22a 楽曲検索手段
22b 楽曲索引データベース
23 スピーカ
24 ミキシングアンプ
25 マイクロホン
26 表示装置
31 中央制御手段
32 ROM
33 RAM
33a 予約待ち行列
34 HDD
34a 楽曲データベース
34b 映像データベース
35 送受信手段
36 予約管理手段
37 音楽再生制御手段
38 A/Dコンバータ
39 歌唱採点手段
40 映像再生制御手段
40a 歌唱補助表示制御手段
50 発声ガイド
51 カーソル

Claims (1)

  1. 任意のカラオケ楽曲の演奏データに含まれるガイドメロディデータに基づいて、ひとまとまりの歌詞文字列として認識される単位である歌唱フレーズそれぞれの音長を示す発声ガイドを表示させると共に、前記歌唱フレーズが存在する発声ガイド表示領域又は前記歌唱フレーズが存在しない発声ガイド非表示領域に対応付けて、当該楽曲の現演奏位置を示すカーソルを移動表示させる歌唱位置表示システムであって、
    前記発声ガイドの表示と前記カーソルの移動表示とを制御する歌唱補助表示制御手段を備え、
    前記発声ガイド表示領域では、所定の等速度で前記カーソルを移動表示させ、
    前記発声ガイド非表示領域は、予め定められた表示長で表示され、当該表示長と当該領域内の演奏時間とから算出された等速度で前記カーソルを移動表示させる、
    ことを特徴とする歌唱位置表示システム。
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