JP6528407B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートよりも長い搬送路に沿ってシートを搬送するシート搬送装置に関する。
複数枚のシートをそれよりも長い搬送路に沿って搬送するシート搬送装置は、例えば複写機、スキャナ、ファクシミリ機などに備わっている。シート搬送装置は、シート載置部を有しており、シート載置部に重ねて置かれた複数枚のシートを1枚ずつ順にシート載置部から取り出して搬送路に送り込むように構成されている。
複数枚のシートの搬送が開始された後、全てのシートが搬送路から排出されて搬送が完了する以前に、搬送の中止がユーザによって指示される場合がある。このような場合の制御に関して次の先行技術がある。
特許文献1では、原稿を搬送しながら読み取る画像形成装置において、読み取り中に中止の指示を受け付けると、読み取りを一旦中止し、ユーザの指定により、原稿を正方向又は逆方向に増速して排出し、またはジャム状態にしたまま処理を終了することが提案されている。
特許文献2では、両面読取り中に中止が指示された場合に、搬送経路を両面パスから片面パスへ切り替え、これによって搬送中の原稿を排出する排出処理や給紙トレイに残っている原稿を排出する空送処理にかかる時間を短縮することが提案されている。
特開2011−234130号公報 特開2011−66856号公報
シート載置部から搬送路へシートを送り込む送給動作と、搬送路に沿ってシートを移動させる搬送動作とを不可分(非独立)に行なう構成を採用することにより、モータまたは他の駆動源の個数を減らすことができるとともに、送給動作および搬送動作の制御を簡単化することができる。
しかし、このような送給動作と搬送動作とを不可分に行なうシート搬送装置に従来の技術を適用した場合、搬送中に中止が指示されたときに既に搬送路に送り込まれたシートを排出しようとすると、それと連動してシート載置部からシートが搬送路に送り込まれてしまう。つまり、結局は全てのシートを搬送して排出することになって、排出が完了するまでユーザを待たせてしまうという問題があった。中止の指示がなされた時点でシート載置部にあったシートを送給することによって、送給しなければ与えることのないダメージをシートに与えてしまうおそれもあった。
特許文献1の先行技術では、ユーザが搬送の中止を指示した後、正方向の排出を指定した場合に、上述の問題が生じる。特許文献2の先行技術では、上述の問題は避けられない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、送給動作と搬送動作とが不可分である装置構成において、搬送中に中止が指示された場合のシートの不要な送給をなくすことを目的としている。
本発明の一実施形態に係るシート搬送装置は、シート載置部に置かれた複数枚のシートを前記シートよりも長い搬送路に沿って搬送するシート搬送装置であって、前記シート載置部から前記シートを1枚ずつ取り出して順に前記搬送路に送り込む送給機構と、送り込まれた前記シートを前記搬送路に沿って搬送し前記搬送路の終端から排出する搬送機構と、を備え、前記送給機構の送給動作と前記搬送機構の搬送動作とが不可分であり、かつ、開始指示および中止指示のそれぞれの入力を受け付ける操作処理部と、前記操作処理部が前記開始指示を受け付けたときに、前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に動作させる搬送制御部と、前記シート載置部上の前記シートの有無を判別する判別部と、前記操作処理部が前記中止指示を受け付けたときに前記判別部により前記シート載置部上に前記シートが有ると判別された場合に、前記搬送制御部に停止指令を与えて前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に停止させる中断指令部と、前記中断指令部が前記送給機構と前記搬送機構とを停止させたときに、前記シート載置部から前記シートを取り除くようユーザに促すメッセージを出力するメッセージ出力部と、を備える。
本発明によると、送給動作と搬送動作とが不可分である装置構成において、搬送中に中止が指示された場合のシートの不要な送給をなくすことができる。
本発明の一実施形態に係るシート搬送装置の概略の構成を示す図である。 シート搬送装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 シート搬送装置に備わるCPUの機能的構成を示す図である。 シート搬送装置の動作の第1例のフローチャートである。 シート搬送装置の動作の第1例のフローチャートである。 ユーザに対してメッセージを出力する画面を含む複数の画面の例を示す図である。 シート搬送装置の動作の第2例のフローチャートである。 シート搬送装置の動作の第2例のフローチャートである。 シート搬送装置の動作の第2例における逆搬送に関わる枚数検知処理のフローチャートである。 シート搬送装置の動作の第2例における逆搬送に関わる位置検知処理のフローチャートである。
図1には本発明の一実施形態に係るシート搬送装置1の概略の構成が示されている。
シート搬送装置1は、シート載置部12に置かれた複数枚のシート6をシート6よりも長い搬送路10に沿って搬送し、搬送中のシート6からそれに記録されている画像を読み取るシートスルー方式の画像読取り装置である。シート搬送装置1において、搬送路10は、送り込まれたシート6を読取り位置P45の上流で裏向けるように湾曲している。
シート搬送装置1は、シート載置部12から複数枚のシート6を1枚ずつ取り出して順に搬送路10に送り込む送給機構14と、送り込まれたシート6を搬送路10に沿って搬送し搬送路10の終端から排出する搬送機構16と、を備えている。
送給機構14は、シート載置部12から最上のシート6を取り出すピックアップローラ21と、取り出されたシート6を搬送路10に送り込む送給ローラ対22とを有する。ピックアップローラ21は、上下動可能に支持され、回転に伴って下方へ移動して上方へ戻る動作を繰り返すことによって所定の間隔でシート6を取り出す。
搬送機構16は、デスキューローラ対23、デスキューローラ対23への回転駆動力の伝達を断続するためのデスキュークラッチ28、中間搬送ローラ対24,25、および排出ローラ対26を有する。搬送機構16は、シート6の傾きを補正するデスキュー処理の実施が可能に構成されている。
搬送路10に送り込まれたシート6は、停止状態のデスキューローラ対23に当接して撓む。これにより、シート6の先端縁がデスキューローラ対23の回転軸と平行になり、傾きが補正される。その後、デスキューローラ対23が回転すると、シート6は中間搬送ローラ対24へ進み、さらに中間搬送ローラ対25と排出ローラ対26とを順に経て排出トレイ18に排出される。
中間搬送ローラ対24と中間搬送ローラ対25との間の読取り位置P45に、プラテンガラス19とイメージセンサ45とが配置されている。シート6が読取り位置P45を通過するとき、イメージセンサ45は、プラテンガラス19越しにシート6から画像を読み取る。
送給機構14および搬送機構16は、1つのモータ40によって駆動される。ピックアップローラ21、送給ローラ対22、デスキューローラ対23、中間搬送ローラ対24,25、および排出ローラ対26のうち、デスキューローラ対23以外は、連動して回転する。デスキューローラ対23のみデスキュークラッチ28によって他のローラが回転しているときに停止させることが可能である。ただし、デスキューローラ対23を回転させることができる期間は他のローラが回転している期間に限られ、デスキューローラ対23のみを回転させることはできない。
つまり、シート搬送装置1において、送給機構14による送給動作と搬送機構16による搬送動作とが不可分である。言い換えれば、シート搬送装置1では、送給動作を止めて搬送動作のみを行うことができない構成が採用されている。
モータ40は、正回転および逆回転が可能である。そして、送給機構14および搬送機構16は、搬送路10からシート載置部12へシート6を戻す逆搬送動作が可能である。
なお、複数のモータによって送給機構14および搬送機構16を駆動してもよい。また、モータと各ローラとの間にクラッチを設けてローラの回転を制御してもよい。このような構成において、送給機構14および搬送機構16を一斉に動作させるように制御することが可能である。
このようなシート搬送装置1の内部に次のように複数のセンサが配置されている。
シートセンサ31は、シート載置部12に配置されてシート載置部12上のシート6の有無を検出する。
送給センサ32は、搬送路10の始端の下流側の近傍に配置されてシート6の有無を検出する。搬送路10の始端は、送給ローラ22対のニップ部である。
デスキューセンサ33は、デスキューローラ対23の上流側の近傍に配置されてシート6の有無を検出する。デスキューセンサ33の検出結果はデスキュー処理のタイミングの制御に用いられる。
読取りタイミングセンサ34は、中間搬送ローラ24と読取り位置P45との間に配置されてシート6の有無を検出する。読取りタイミングセンサ34の検出結果は、イメージセンサ45による画像の読取りのタイミングの制御に用いられる。
排出センサ35は、搬送路10の終端の下流側の近傍に配置されてシート6の有無を検出する。搬送路10の終端は、排出ローラ対26のニップ部である。排出センサ35の検出結果はシート6の排出の検知に用いられる。
図2にはシート搬送装置1のハードウェア構成が示されている。
図2のように、シート搬送装置1は、制御用のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit) 51、ユーザが指示を入力するための操作パネル56、読み取った画像のデータを外部装置へ送信するための通信インタフェース58を有している。図示は省略するが、他にもプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、プログラムの実行に際してワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)などをシート搬送装置1は有している。
CPU51は、モータドライバ42に対して、モータ40を回転させまたは停止させる指令を与える。モータ40は、上述のとおり、送給機構14のローラ群20Aおよび搬送機構16のローラ群20Bに共通の駆動源である。
また、CPU51は、デスキュークラッチ28およびイメージセンサ45を制御する。CPU51には、センサ群30を構成する上述の複数のセンサのそれぞれから検出結果を示す信号が入力される。
図3にはシート搬送装置1に備わるCPU51の機能的構成が示されている。図3において、CPU51を構成する要素は、CPU51がプログラムを実行することによって実現される機能的要素である。
シート搬送装置1は、操作処理部61、搬送制御部62、送給判別部63、中断指令部64、およびメッセージ出力部65を備える。
操作処理部61は、操作パネル56を用いてユーザが行う操作を監視し、開始指示および中止指示のそれぞれの入力を受け付ける。開始指示を受け付けたとき、操作処理部61は、搬送制御部62に開始指令S1を与える。中止指示を受け付けたとき、操作処理部61は、送給判別部63に中止通知S2を送る。
搬送制御部62は、操作処理部61が開始指示を受け付けたときに、すなわち開始指令S1を受けたときに、送給機構14と搬送機構16とを一斉に動作させる。つまり、例えば、送給機構14と搬送機構16とを同時に、またはほぼ同時に、または連動して動作させ、または、送給機構14または搬送機構16の一方が動作した後の所定時間後または不定時間後に他方を動作させる。
送給判別部63は、操作処理部61が中止指示を受け付けたときに、すなわち中止通知S2を受けたときに、シート載置部12上のシート6の有無を判別する。この判別は、シートセンサ31の検出結果に基づいて行うことができる。ただし、これに限らない。例えば、シート載置部12に置かれるシート6の枚数が固定である場合、送給センサ32によって検出した送給済みの枚数が固定の枚数と同じかどうかによって、シート載置部12上のシート6の有無を判別することができる。送給判別部63は、判別結果R1を中断指令部64に通知する。
中断指令部64は、送給判別部63によりシート載置部12上にシート6が有ると判別された場合に、搬送制御部62に停止指令S3を与えて送給機構14と搬送機構16とを一斉に停止させる。停止指令S3は、メッセージ出力部65にも与えられる。
メッセージ出力部65は、中断指令部64が送給機構14と搬送機構16とを停止させたときに、シート載置部12からシート6を取り除くようユーザに促すメッセージを出力する。例えば、メッセージをユーザに伝える画面を表示するように操作パネル56に表示指令S4を与える。
シート搬送装置1は、操作処理部61が開始指示を受け付けた以後であって送給機構14と搬送機構16とが動作を開始する以前に中止指示を受け付けた場合には、メッセージ出力部65がメッセージを出力することなく、操作処理部61における開始指示および中止指示の受け付けに基づく処理を終了する。
シート搬送装置1は、メッセージ出力部65がメッセージを出力した後においてシートセンサ31の検出結果に基づいてシート載置部12上にシート6の無いことを検知する取除き検知部66を備える。取除き検知部66は、シート載置部12上にシート6の無いことを検知したとき、搬送制御部62に再開指令S5を与える。
搬送制御部62は、取除き検知部66がシート載置部12上にシート6の無いことを検知したとき、すなわち再開指令S5を受けたとき、停止していた送給機構14と搬送機構16とを再び一斉に動作させる。
また、搬送制御部62は、メッセージ出力部65がメッセージを出力した後において、取除き検知部66がシート載置部12上にシート6の無いことを検知しないまま所定の時間(T1)が経過したとき、停止していた送給機構14と搬送機構16とを再び一斉に動作させる。
なお、搬送制御部62は、送給機構14と搬送機構16とを再び一斉に動作させる際の動作速度を、操作処理部61が中止指示を受け付ける前に動作させたときの動作速度よりも大きくする。搬送制御部62は、操作処理部61が中止指示を受け付ける前の搬送ではデスキュー処理を実施し、中止指示を受け付けた後の搬送ではデスキュー処理を省略するように、搬送機構16を制御する。
シート搬送装置1は、枚数検知部67、サイズ取得部68、速度取得部69、位置検知部70、および状態判定部71を備える。
枚数検知部67は、搬送路10に送り込まれて排出されていないシート6の枚数(M)を検知する。詳しくは、枚数検知部67は、送給センサ32の検出結果が無しから有りへ変化するごとに枚数(M)を示すカウンタを1つインクリメントし、排出センサ35の検出結果が有りから無しへ変化するごとにカウンタを1つデクリメントすることによって、枚数(M)を検知する。
サイズ取得部68は、シート6の搬送方向の長さ(L)を取得する。あらかじめシート6のサイズと長さ(L)とを対応づけるテーブルがシート搬送装置1内の記憶装置に格納されており、サイズ取得部68は、読取りジョブにおいて指定されたサイズに対応する長さ(L)をテーブルから取得する。
速度取得部69は、シート6の搬送速度(V)を取得する。本実施形態において搬送速度(V)は、固定であり、その値がシート搬送装置1内の記憶装置に格納されている。速度取得部69は、記憶装置から搬送速度(V)の値を読み出す。
位置検知部70は、送給機構14から搬送路10に最後に送り込まれたシート6の後端の位置(後端位置(Pe))を検知するための構成要素である。位置検知部70は、送給センサ32の検出結果が無しから有りへ変化したときに移動時間の計時を開始し、計時中の移動時間と取得された搬送速度(V)とからシート6における搬送路10に送り込まれた部分の長さである搬送路内長さ(L’)を算出する。そして、取得されたシートの搬送方向の長さ(L)と算出した搬送路内長さ(L’)との差分だけ搬送路10の始端から離れた位置を、シート6の後端位置(Pe)として検知する。
位置検知部70は、送給センサ32の検出結果が有りから無しへ変化したときに、搬送路内長さ(L’)に係わりなく、送給センサ32の位置を後端位置(Pe)とする。
状態判定部71は、停止指令S3に従って搬送制御部62が送給機構12と搬送機構14とを一斉に停止させた後、枚数検知部67により検知された枚数(M)が1でありかつ位置検部70により検知された後端位置(Pe)が搬送路10の始端よりも上流である逆搬送可能状態かどうかを判定する。逆搬送可能状態であると判定したとき、状態判定部71は、搬送制御部62に逆搬送指令S6を与える。
状態判定部71は、操作処理部61が開始指示を受け付けた以後であって送給機構14と搬送機構16とが動作を開始する以前に中止指示を受け付けた場合には、逆搬送可能状態かどうかを判定しない。また、状態判定部71は、送給判別部63によりシート載置部12上にシート6が無いと判別された場合には、逆搬送可能状態かどうかを判定しない。
搬送制御部62は、状態判定部71により逆搬送可能状態であると判定された場合に、すなわち逆搬送指令S6を受けた場合に、送給機構14および搬送機構16に逆搬送動作を行わせる。
メッセージ出力部65は、搬送制御部62が送給機構14および搬送機構16に逆搬送動作を行わせる場合には、メッセージを出力しない。
シート搬送装置1は、イメージセンサ45を制御する読取り制御部75を備える。読取り制御部75は、操作処理部61が中止指示を受け付けた後に行われるシート6の搬送において、イメージセンサ45の動作を停止させる。
図4には操作パネル56のディスプレイに表示される画面の例が示されている。
ユーザがシート載置部12にシート6を置くと、シート搬送装置1は、読取りジョブの実行が開始可能であることを示す画面Q1を表示する。読取りジョブとは、シート載置部12からシート6を搬送路10へ送給し、搬送しながらシート6から画像を読み取り、読み取った画像のデータを指定された出力先へ送信する一連の動作である。画面Q1は、スタートボタン81とストップボタン82とを有する。
ユーザは、画面Q1が表示された状態において、画像のデータの送信先、読取りのカラーモード、読み取った画像の圧縮の形式のといった動作条件を必要に応じて指定することができる。指定をした後、ストップボタン82を押すと、動作条件はデフォルトに戻る。
画面Q1が表示された状態において、ユーザがスタートボタン81を押すと、シート搬送装置1は、読取りジョブの実行を開始し、画面Q1に代えて画面Q2を表示する。スタートボタン81の押下は、開始指示の例である。
画面Q2は、読取りジョブが実行中であることを示す。ユーザは、画面Q2が表示された状態において、ストップボタン82を押すことによって読取りジョブの実行を中止させることができる。ストップボタン82の押下は、中止指示の例である。
画面Q2が表示された状態において、ユーザがストップボタン82を押すと、シート搬送装置1は、読取りジョブの実行を中断し、画面Q2に代えて画面Q3を表示する。
画面Q3は、読取りジョブの実行を再開するかどうかをユーザに問う画面、言い換えれば、中止指示に従って読取りジョブの実行を中止してよいかどうかをユーザに確かめるための画面である。
画面Q3は、読取りジョブの実行を再開するかどうかを問うメッセージ91、およびユーザが返答を入力するための2つのボタン92,93を有する。「Yes」と表記されたボタン92をユーザが押すと、シート搬送装置1は、中断した読取りジョブの実行を再開する。「No」と表記されたボタン93をユーザが押すと、シート搬送装置1は、画面Q3に代えて画面Q4を表示する。
画面Q4は、シート載置部12からシート6を取り除くようにユーザに促すメッセージ95を有する。画面Q4を表示することは、メッセージ出力部65によるメッセージの出力の例である。
なお、画面Q4が表示された状態においてユーザがシート載置部12からシート6を取り除くと、シート搬送装置1は、搬送路10に残留しているシート6を排出し、開始指示および中止指示の受け付けに基づく処理を終了する。
以下、フローチャートを参照してシート搬送装置1の動作をさらに説明する。
図5および図6にはシート搬送装置1の動作の第1例が示されている。
シート搬送装置1は、ユーザからの開始指示を待つ(図5の#11)。操作処理部61がユーザからの開始指示を受け付けると(#11でYES)、シート搬送装置1は、シート載置部12にシート6が置かれているかどうかを確認する(#12)。
シート載置部12にシート6が置かれている場合(#12でYES)、操作処理部61は、ユーザが中止指示を入力したかどうかをチェックする(#13)。このチェックでYESの場合、つまりユーザが読取りジョブの実行の開始を指示して直ぐに中止を指示した場合、フローは図6のステップ#26へ進む。
ステップ#26において、シート搬送装置1は、送給・搬送および画像の読取りを終了する。また、必要に応じて、読取りジョブの終了を画像データの出力先へ通知する。ステップ#13からステップ#26に進んだ場合には、送給・搬送および画像の読取りを開始していないので、シート搬送装置1は、送給機構14、搬送機構16およびイメージセンサ45を停止させる制御を省略して読取りジョブの実行を終了する。
図5に戻って、ステップ#13でNOの場合、シート搬送装置1は、送給・搬送および画像の読取りを開始する(#14)。すなわち、読取りジョブの実行を開始する。
読取りジョブの実行中において、操作処理部61は、ユーザからの中止指示の有無をチェックする(#15)。中止指示が無い場合(#15でNO)、フローは図6のステップ#24へ進む。
ステップ#24において、シート搬送装置1は、シート載置部12にシート6が無いかどうか、つまり送給が完了したかどうかをチェックする。このチェック結果がNOである場合、フローは図5のステップ#15へ戻る。送給が完了するまで、ステップ#15のチェックとステップ#24のチェックとが繰り返し行われる。
ステップ#24でYESの場合、搬送中の全てのシート6の排出が完了するのを待って(#25)、シート搬送装置1は、送給・搬送および画像の読取りを終了する(#26)。
図5に戻って、ステップ#15でYESの場合、すなわち読取りジョブの実行中にユーザが中止を指示した場合、送給判別部63が、シート載置部12にシート6が無いかどうかをチェックする(#16)。シート6が無い場合(#16でYES)、フローは図6のステップ#25へ進む。この場合、搬送中の全てのシート6の排出が完了するのを待って(#25)、送給・搬送を終了する(#26)。ユーザが中止を指示した後も搬送を続けるが、この搬送に際して上述のとおり読取り制御部75はイメージセンサ45を停止させ、搬送制御部62は通常よりも大きい速度でシート5を搬送するように搬送機構16を制御する。
図5のステップ#16でNOの場合、すなわちユーザが中止を指示したときにシート載置部12にシート6が残っている場合、シート搬送装置1は、送給・搬送および画像の読取りを中断する(#17)。
続いて、シート搬送装置1は、上述の画面Q3を表示してユーザに再開の要否を問い(#18)、ユーザが再開を選択したかどうかをチェックする(#19)。ユーザがボタン92を押した場合、シート搬送装置1は、ユーザが再開を選択したと判断して、ステップ#14へ戻って送給・搬送および画像の読取りを再開する。
一方、ユーザがボタン93を押した場合、シート搬送装置1は、ユーザが再開を選択しなかったと判断する。この場合、メッセージ出力部65は、画面Q3に代えて画面Q4を表示し、これによってユーザにシート載置部12からシート6を取り除くように促す(#20)。
画面Q4が表示されると、取除き検知部66は、シート載置部12にシート6が無いかどうか、つまりユーザによってシート6がシート載置部12から取り除かれたかどうかをチェックする(図6の#21)。シート載置部12にシート6が有る場合(#21でNO)、シート搬送装置1は、画面Q4の表示から所定の時間(T1:例えば30秒〜数分)が経過したかどうかをチェックする(#22)。
シート載置部12にシート6が無いことを取除き検知部66が検知したとき(#21でYES)、またはシート6が無いことを取除き検知部66が検知しないまま所定の時間(T1)が経過したとき(#22でYES)、搬送制御部62は、停止していた送給機構12および搬送機構16を再び一斉に動作させる(#23)。つまり、シート搬送装置1は、送給・搬送を再開する。この再開後の搬送に際して、読取り制御部75はイメージセンサ45を停止させたままにする。
その後、搬送路10内の全てのシート6の排出が完了するのを待って、シート搬送装置1は、送給・搬送を終了する(#24〜#26)。
以上の第1例の動作によると、ユーザが中止を指示したときに、シート載置部12からシート6を取り除くようユーザに促すので、ユーザがシート搬送装置1の使用に不慣れであっても、躊躇することなくシート6を取り除くことができる。
シート載置部12にシート6が残っている状態で中止を指示する場合、ユーザは、シート6をシート載置部12から取り除くことにより、未送給のシート6が送給されて排出されるのを待つことなく、シート搬送装置1を使用する作業を終えることができる。
シート載置部12からシート6が取り除かれた後に搬送路10内のシート6を排出するので、送給動作と搬送動作とが不可分であっても、中止指示後にシート6は搬送路10に送給されない。これにより、未送給のシート6について、送給中または搬送中に例えばジャムが発生して当該シート6がダメージを受けるおそれがない。
シート6がシート載置部12から取り除かれないまま所定の時間T1が経過したときには、送給・搬送が再開されるので、他のユーザがシート搬送装置1を使用できない状態が延々と続くことはない。
図7および図8にはシート搬送装置1の動作の第2例が示されている。第2例は、逆搬送が可能な場合に、シート6を逆搬送して、ユーザにシート載置部12からシート6を取り除くよう促すことなく読取りジョブの実行を中止するものである。
第2例のフローは上述の第1例のフローと共通する部分を含んでいる。したがって、図7および図8において、図5および図6と同様のステップには同じステップ番号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
図7において、ステップ#14で送給・搬送および画像の読取りを開始した後、中止が指示され(#15でYES)、シート載置部12にシート6が残っている場合(#16でYES)、シート搬送装置1は、1枚のシート6が排出されるのを待って(#16b)、送給・搬送および画像の読取りを中断する(#17)。
1枚のシート6が排出されるのを待つことにより、上述の逆搬送可能状態が生じ易くなる。詳しくは、本実施形態において、搬送路10は2枚のシート6が入り3枚のシート6は入らない長さを有する。1枚のシート6を排出することにより、搬送路10に送り込まれるか送り込まれる途中のシート6は1枚となる。すなわち、逆搬送可能状態とする2つの条件のうち、枚数(M)が1であるという条件が満たされる。したがって、当該1枚のシート6の後端位置(Pe)が搬送路10の始端の上流であるという残りの条件を満たせばよいことになる。
ステップ#17で送給・搬送および画像の読取りを中断すると、続いて状態判定部71は、現在の搬送路10の状態が逆搬送可能状態であるかどうかを判定する(#17b)。逆搬送可能状態は、上述のとおり、枚数検知部67により検知された枚数(M)が1でありかつ位置検部70により検知された後端位置(Pe)が搬送路10の始端よりも上流であるという状態である。
逆搬送可能状態である場合(#17bでYES)、搬送制御部62は、送給機構14および搬送機構14に逆搬送動作を行わせる(#17c)。シート6の搬送路内長さに対応する搬送時間が少なくとも経過してシート6が搬送路10からシート載置部12に戻ると、逆搬送が完了する。シート搬送装置1は、逆搬送が完了するのを待って(#17d)、送給・搬送を停止させて、開始指示および中止指示の受け付けに基づく処理を終了する。
なお、逆搬送可能状態ではない場合(#17bでNO)、シート搬送装置1は、図5および図6の第1例と同様の処理を実行する(#18〜#26)。
第2例の動作によると、第1例の動作の効果に加えて、逆搬送が可能な場合に、ユーザにシート載置部12からシート6を取り除く作業を強いることなく、新たにシート6を搬送路10に送給せずに済むという効果が得られる。
図9にはシート搬送装置1の動作の第2例における逆搬送に関わる枚数検知処理の流れが示されている。
送給・搬送が開始されると(#201でYES)、枚数検知部67は、枚数(M)のカウンタを0にリセットする(#202)。
その後、枚数検知部67は、送給センサ31がシート6の先端を検出するごとに、すなわち送給センサ31の検出結果が無しから有りへ変化するごとに、枚数(M)のカウンタを1つインクリメントする(#203、#204)。また、枚数検知部67は、排出センサ35がシート6の後端を検出するごとに、すなわち排出センサ35の検出結果が有りから無しへ変化するごとに、枚数(M)のカウンタを1つデクリメントする(#205、#206)。このようなカウンタのインクリメントおよびデクリメントを、送給・搬送が行われている間において繰り返す。
図10にはシート搬送装置1の動作の第2例における逆搬送に関わる位置検知処理の流れが示されている。
位置検知部70は、シート6の先端位置(Pf)を送給ローラ対22の位置に初期設定する(#301)。また、シート6の後端位置(Pe)を先端位置(Pf)からシート6の長さ分だけ上流の位置に初期設定する。
位置検知部70は、送給・搬送が行われている間(#306でNO)、先端位置(Pf)と後端位置(Pe)とにそれぞれ1周期分の期間の搬送距離を加算する処理(#303)を周期的に行う。
送給センサ32がシート6の後端を検出したとき(#304でYES)、位置検知部70は、後端位置(Pe)を送給センサ32の位置とする補正を行う(#305)。
以上の実施形態において、シート搬送装置1の全体的または部分的な構成、ローラの個数、センサの個数、枚数(M)の検知方法、後端位置(Pe)の検知方法、画面Q1〜Q4の構成、制御のフローなどは本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。例えば、搬送路10は、シート6の両面の画像の読取りを可能にするものであってよい。デスキュー機能を有していなくてもよい。
シート搬送装置1は、画像読取り装置に限らない。シート6を搬送しながら画像を形成する画像形成装置に組み込まれるものでもよい。
本発明は、送給動作と搬送動作とが不可分であるシート搬送装置、その他の構成のシート搬送装置に適用可能である。
1 シート搬送装置
6 シート
10 搬送路
12 シート載置部
14 送給機構
16 搬送機構
61 操作処理部
62 搬送制御部
63 送給判別部
S3 停止指令
64 中断指令部
65 メッセージ出力部
66 取除き検知部
67 枚数検知部
68 サイズ取得部
69 速度取得部
70 位置検知部
71 状態判定部
75 読取り制御部
95 メッセージ
23 デスキューローラ対
31 シートセンサ
32 送給センサ
35 排出センサ
45 イメージセンサ

Claims (15)

  1. シート載置部に置かれた複数枚のシートを前記シートよりも長い搬送路に沿って搬送するシート搬送装置であって、
    前記シート載置部から前記シートを1枚ずつ取り出して順に前記搬送路に送り込む送給機構と、
    送り込まれた前記シートを前記搬送路に沿って搬送し前記搬送路の終端から排出する搬送機構と、を備え、
    前記送給機構の送給動作と前記搬送機構の搬送動作とが不可分であり、かつ、
    開始指示および中止指示のそれぞれの入力を受け付ける操作処理部と、
    前記操作処理部が前記開始指示を受け付けたときに、前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に動作させる搬送制御部と、
    記シート載置部上の前記シートの有無を判別する判別部と、
    前記操作処理部が前記中止指示を受け付けたときに前記判別部により前記シート載置部上に前記シートが有ると判別された場合に、前記搬送制御部に停止指令を与えて前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に停止させる中断指令部と、
    前記中断指令部が前記送給機構と前記搬送機構とを停止させたときに、前記シート載置部から前記シートを取り除くようユーザに促すメッセージを出力するメッセージ出力部と、
    を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記メッセージ出力部は、前記操作処理部が前記送給機構と前記搬送機構とが動作を開始する以前に前記中止指示を受け付けた場合には、前記メッセージを出力しない
    請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記メッセージ出力部が前記メッセージを出力した後において前記判別部が前記シート載置部上に前記シートいと判別したとき、停止していた前記送給機構と前記搬送機構とを再び一斉に動作させる、
    請求項1または2記載のシート搬送装置。
  4. 前記搬送制御部は、前記メッセージ出力部が前記メッセージを出力した後において、前記判別部が前記シート載置部上に前記シートいと判別しないまま所定の時間が経過したとき、停止していた前記送給機構と前記搬送機構とを再び一斉に動作させる、
    請求項3記載のシート搬送装置。
  5. 前記搬送制御部は、前記送給機構と前記搬送機構とを再び一斉に動作させる際の動作速度を、前記操作処理部が前記中止指示を受け付ける前に動作させたときの動作速度よりも大きくする
    請求項3または4記載のシート搬送装置。
  6. 前記搬送機構は、前記シートの傾きを補正するデスキュー処理の実施が可能に構成されており、
    前記搬送制御部は、前記操作処理部が前記中止指示を受け付ける前の搬送では前記デスキュー処理を実施し、前記中止指示を受け付けた後の搬送では前記デスキュー処理を省略するように、前記搬送機構を制御する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のシート搬送装置。
  7. シート載置部に置かれた複数枚のシートを前記シートよりも長い搬送路に沿って搬送するシート搬送装置であって、
    前記シート載置部から前記シートを1枚ずつ取り出して順に前記搬送路に送り込む送給機構と、
    送り込まれた前記シートを前記搬送路に沿って搬送し前記搬送路の終端から排出する搬送機構と、を備え、
    前記送給機構の送給動作と前記搬送機構の搬送動作とが不可分であるとともに、前記送給機構および前記搬送機構は、前記搬送路から前記シート載置部へシートを逆搬送して戻す逆搬送動作が可能に構成されており、かつ、
    開始指示および中止指示のそれぞれの入力を受け付ける操作処理部と、
    前記操作処理部が前記開始指示を受け付けたときに、前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に動作させる搬送制御部と、
    前記シート載置部上の前記シートの有無を判別する判別部と、
    前記操作処理部が前記中止指示を受け付けたときに前記判別部により前記シート載置部上に前記シートが有ると判別された場合に、前記搬送制御部に停止指令を与えて前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に停止させる中断指令部と、
    前記搬送路に送り込まれて排出されていないシートの枚数を検知する枚数検知部と、
    前記送給機構から前記搬送路に最後に送り込まれたシートの後端の位置を検知するための位置検知部と、
    前記停止指令に従って前記搬送制御部が前記送給機構と前記搬送機構とを一斉に停止させた後、前記枚数検知部により検知された枚数が1でありかつ前記位置検部により検知された前記後端の位置が前記搬送路の始端よりも上流である逆搬送可能状態かどうかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部により前記逆搬送可能状態ではないと判定された場合に、前記シート載置部から前記シートを取り除くようユーザに促すメッセージを出力するメッセージ出力部と、を備え、
    前記搬送制御部は、前記状態判定部により前記逆搬送可能状態であると判定された場合に、前記送給機構および前記搬送機構に前記逆搬送動作を行わせる、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  8. 前記メッセージ出力部は、前記搬送制御部が前記送給機構および前記搬送機構に前記逆搬送動作を行わせる場合には、前記メッセージを出力しない、
    請求項7記載のシート搬送装置。
  9. 前記搬送路の始端の近傍に配置されて前記シートの有無を検出する送給センサと、
    前記搬送路の終端の近傍に配置されて前記シートの有無を検出する排出センサと、を備え、
    前記枚数検知部は、前記送給センサの検出結果が無しから有りへ変化するごとに前記枚数を示すカウンタを1つインクリメントし、前記排出センサの検出結果が有りから無しへ変化するごとに前記カウンタを1つデクリメントすることによって、前記枚数を検知する、
    請求項7または8記載のシート搬送装置。
  10. 前記シートの搬送方向の長さを取得するサイズ取得部と、
    前記シートの搬送速度を取得する速度取得部と、を備え、
    前記位置検知部は、前記送給センサの検出結果が無しから有りへ変化したときに移動時間の計時を開始し、計時中の移動時間と取得された前記搬送速度とから前記シートにおける搬送路内長さを算出し、取得された前記シートの搬送方向の長さと算出した前記搬送路内長さとの差分だけ前記搬送路の始端から離れた位置を、前記後端の位置として検知する、
    請求項9記載のシート搬送装置。
  11. 前記位置検知部は、前記送給センサの検出結果が有りから無しへ変化したときに、前記搬送路内長さに係わりなく、前記送給センサの位置を前記後端の位置とする、
    請求項10記載のシート搬送装置。
  12. 前記状態判定部は、前記操作処理部が前記開始指示を受け付けた以後であって前記送給機構と前記搬送機構とが動作を開始する以前に前記中止指示を受け付けた場合には、前記逆搬送可能状態かどうかを判定しない、
    請求項7ないし11のいずれかに記載のシート搬送装置。
  13. 前記状態判定部は、前記操作処理部が前記中止指示を受け付けたときに前記判別部により前記シート載置部上に前記シートが無いと判別された場合には、前記逆搬送可能状態かどうかを判定しない
    請求項7ないし12のいずれかに記載のシート搬送装置。
  14. 前記搬送路中に配置されて前記シートに記録されている画像を読み取るイメージセンサと、
    前記イメージセンサを制御する読取り制御部とを備え、
    前記読取り制御部は、前記操作処理部が前記中止指示を受け付けた後に行われる前記シートの搬送において、前記イメージセンサの動作を停止させる、
    請求項1ないしのいずれかに記載のシート搬送装置。
  15. 前記搬送路中に配置されて前記シートに記録されている画像を読み取るイメージセンサと、
    前記イメージセンサを制御する読取り制御部とを備え、
    前記読取り制御部は、前記操作処理部が前記中止指示を受け付けた後に行われる前記逆搬送において、前記イメージセンサの動作を停止させる、
    請求項7ないし13のいずれかに記載のシート搬送装置。
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