JP6527673B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置では、トナー画像が形成される像担持体(感光体ドラム等)の表面上にクリーニングブレード等を摺接させることにより、像担持体の表面に付着した残留トナー等の付着物を除去(クリーニング)することが行われている。
また、クリーニングブレード等により像担持体をクリーニングする際に、トナーの像担持体への付着力を低減させてクリーニング性能を上げるため、潤滑剤(滑剤)をトナーに外添し、トナーを介して潤滑剤を像担持体に供給する技術が用いられている。
一方、像担持体の表面上における潤滑剤の付着量は、クリーニング性能に大きな影響を与えることが知られている。例えば、潤滑剤の付着が枯渇状態になると、像担持体の表面上に残留トナー等が付着し易い状態となる。そのため、クリーニングが難しくなってトナーがすり抜けたり、クリーニングブレードのエッジ部分が像担持体の移動方向(回転方向)に引き込まれて捲れ上がったりするという事象が起こる。
そこで、潤滑剤が枯渇した場合の対策として、像担持体を駆動するモータのトルクの大小に応じてトナーの供給量を調整する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、像担持体の駆動モータのトルク変動測定手段による像担持体の表面状態の検知、または像担持体の表面状態の経時変化データにより、紙間のトナー帯幅を制御する技術が開示されている。
また、特許文献2には、像担持体とクリーニングブレードとの摩擦力を、像担持体の駆動モータのトルクによってモニタリングし、このトルクがある一定値を超えた場合には、像担持体上のトナー量を増加させる駆動トルク低減モードを作動させる技術が開示されている。また、特許文献3には、感光体の表面のATR−IRスペクトルを測定する方法が開示されている。
特開2000-172026号公報 特開2007-108421号公報 特開2010-197613号公報
しかし、一般的に、画像パターンは均一ではないため、像担持体の軸方向で滑剤の付着量にバラつきが生じる。このバラつきが大きくなると、像担持体の静電特性への影響により、画像の濃度ムラが発生し易くなる。
上述した像担持体の駆動モータのトルクを利用する手法では、像担持体の軸方向の平均的な値が測定されることになり、軸方向のバラつきについて測定することは困難である。そのため駆動トルク低減モードを作動させても、当該バラつきの改善には寄与しない。
また、上述したIRスペクトルを測定する手法では、像担持体の軸方向での付着量を測定することは可能であるが、冷却剤(例えば、液体窒素)の保冷タンク等の付帯装置が必要となり、装置の大型化が余儀なくされる。本発明は上述した問題点に鑑み、像担持体の軸方向における滑剤の分布を、簡易な方法で検出することが可能となる画像形成装置の提供を目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、所定の回転方向に回転可能でありトナー画像を担持する像担持体を有し、前記像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体上に前記静電潜像に応じたトナー画像を形成する現像手段と、前記像担持体上の残留トナーを清掃する清掃手段とが、前記像担持体の周囲で前記回転方向へ並ぶように配置され、トナーの帯電極性とは逆極性に帯電する滑剤が、前記像担持体へ供給されるように構成された画像形成装置であって、前記清掃手段と、前記清掃手段よりも前記回転方向下流側の前記現像手段との間において、前記像担持体の軸方向に延存し前記像担持体に対して離接可能で、該像担持体へ接触することにより該像担持体を摩擦帯電させ、前記トナー画像を形成するための画像形成動作の実行中は前記像担持体から離間される摩擦帯電部材と、前記像担持体の軸方向に延存し、該像担持体の軸方向の表面電位分布を計測する表面電位計測手段とが、この順に前記回転方向に沿って設けられ、前記像担持体を摩擦帯電させてから前記表面電位分布を計測することにより、該像担持体上の軸方向における前記滑剤の分布を検出する検出手段を備えた構成とする。
本構成によれば、像担持体の軸方向における滑剤の量の分布を、簡易な方法で検出することが可能となる。
また、上記構成としてより具体的には、前記摩擦帯電部材が前記像担持体に対して離接可能で、少なくとも前記トナー画像を形成するための画像形成動作の実行中において、前記摩擦帯電部材が前記像担持体から離間される構成としてもよい。本構成によれば、摩擦帯電によって画像形成動作が阻害されることは回避される。また、前記摩擦帯電部材は、摩擦帯電系列において前記滑剤から離れている材質によって構成されたものとすることが好ましい。
また、上記構成としてより具体的には、前記検出手段は、前記像担持体上における表面電位と滑剤の量との関係を示すテーブル情報を有し、前記表面電位分布の計測結果と前記テーブル情報に基づいて、前記滑剤の分布を検出する構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記滑剤の分布を均一化する均一化手段を備えた構成としてもよい。なお、本明細書における「均一化」とは、完全に均一な状態とする形態に限られず、現状よりも均一な状態に近づける形態を広く含む概念である。
また、上記構成としてより具体的には、前記均一化手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて前記滑剤の分布のバラつき度合を検知し、前記バラつき度合が所定基準を上回ったときに、前記滑剤の分布を均一化するための均一化動作を行う構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記均一化手段は、前記検出された滑剤の分布における最小値または平均値に基づいて、前記バラつき度合を検知する構成としてもよい。
また、前記滑剤と研磨剤を含んだトナーが用いられる上記構成の画像形成装置において、前記均一化手段は、前記均一化動作として、前記滑剤の分布が均一化されるように前記像担持体へトナーパッチを供給する動作を行う構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記均一化動作は、前記像担持体上の軸方向における前記滑剤が多い箇所ほど、前記トナーパッチを多く供給する動作である構成としてもよい。
また、前記現像手段での現像量を適正化するための画像安定化動作を、定期的に実行する上記構成の画像形成装置において、前記検出の動作および前記均一化動作は、前記画像安定化動作が実行される際に行われる構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置によれば、像担持体の軸方向における滑剤の量の分布を、簡易な方法で検出することが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る作像ユニットの構成図である。 検出手段に関する検証実験についてのグラフである。 検出手段に関する検証実験についてのグラフである。 滑剤の付着量に差異が生じる原因に関する説明図である。 均一化動作に関する検証実験の設定条件についてのグラフである。 均一化動作に関する検証実験の結果についてのグラフである。
本発明の実施形態について、各図面を参照しながら以下に説明する。但し本発明の内容は、当該実施形態に何ら限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略的な構成を示すブロック図である。本図に示すように画像形成装置1は、作像ユニット2、給紙ユニット3、印字ユニット4、および制御部5などを有している。画像形成装置1は基本動作として、外部(例えば、PC)から画像データの入力を受付け、その画像を用紙に印字(印刷)して外部へ排出する画像印字動作を実行する。
作像ユニット2は、画像データに基づいたトナー画像を作成して、印字ユニット4へ供給する(中間転写ベルトによって搬送する)役割を果たす。画像形成装置1がカラー印字可能な仕様である場合、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応した複数の作像ユニット2が設けられる。作像ユニット2の構成等については、改めて詳細に説明する。
給紙ユニット3は、用紙を蓄えておく用紙トレイなどを備え、トナー画像が供給されるタイミングに合わせて印字ユニット4へ用紙を供給する。印字ユニット4は、供給されたトナー画像を用紙へ転写して定着させる。このようにして印字された用紙は、画像形成装置1に設けられた排紙トレイなどに排出される。
制御部5は、例えば、マイクロコンピュータ等により構成されており、画像形成装置1の各種動作が適切に実行されるように各部を制御する。また、制御部5は、作像ユニット2の状態を良好に維持するための検出手段Xおよび均一化手段Yを有している。検出手段Xおよび均一化手段Yについては、改めて詳細に説明する。
[作像ユニット2について]
次に、作像ユニット2の詳細な構成等について説明する。図2は、作像ユニット2(転写ローラや中間転写ベルトを含む)の構成図である。本図に示すように作像ユニット2には、感光体ドラム11、クリーニング部材12、帯電部材13、摩擦帯電部材14、表面電位計15、露光装置16、現像ローラ17、転写ローラ18、および中間転写ベルト19が設けられている。
感光体ドラム11は、所定の回転方向(図2では時計回り方向)に回転可能であり、トナー画像を担持する像担持体としての役割を果たす。なお、本実施形態では一例として、感光体ドラム11の径サイズはφ60mmであり、感光体ドラム11の回転速度は100rpm(表面の移動速度は314mm/s)であるとする。
クリーニング部材12、帯電部材13、摩擦帯電部材14、表面電位計15、露光装置16、現像ローラ17、および転写ローラ18は、それぞれこの順に、感光体ドラム11の周囲でその回転方向へ並ぶように配置されている。
帯電部材13は、感光体ドラム11の表面を帯電させる役割を果たす。摩擦帯電部材14は、感光体ドラム11の軸方向に延存し、回転する感光体ドラム11へ接触することにより感光体ドラム11を摩擦帯電させる。
なお、摩擦帯電部材14は、図2に示すように、感光体ドラム11に接触する位置と感光体ドラム11から離間する位置との間で、移動可能となっている。このような移動を可能とする機構としては、例えば、カムとバネを用いて構成された機構等が採用され得る。摩擦帯電部材14は、通常時(トナー画像を形成するための画像形成動作の実行中を含む)には感光体ドラム11から離間する位置に維持されるが、後述するように検出手段Xが滑剤の分布を検出する際には、感光体ドラム11に接触する位置へ移動される。
表面電位計15は、感光体ドラム11の軸方向に延存し、感光体ドラム11の軸方向の表面電位分布を計測する。表面電位計15は、感光体ドラム11の軸方向に表面電位センサーを複数配置した形態であってもよく、一つの表面電位センサーを軸方向に移動する機構が設けられ、測定位置が変更自在とされた形態であってもよい。本実施形態では一例として、表面電位計15は、表面電位センサー(TDK製EFSシリーズ)を感光体ドラム11の軸方向に11ヵ所(30mm間隔で)配置したものとする。
露光装置16は、帯電した感光体ドラム11の表面を、画像データに応じて露光する。これにより露光装置16は、感光体ドラム11上に、画像データに応じた静電潜像を形成する。
現像ローラ17は、感光体ドラム11にトナーを供給し、その表面の静電潜像を現像する(すなわち、感光体ドラム11上にトナー画像を形成する)ものである。なお、本実施形態で用いられるトナーには滑剤が含まれており、外添剤として研磨剤も含まれている。
滑剤の種類としては、ステアリン酸亜鉛やステアリン酸カルシウム等の有機系の潤滑剤、或いは、モリブデン等を主成分とする金属/酸化物の無機系の潤滑剤などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。過剰に塗布した場合の副作用やトナーとの混合分散性の観点からは、滑剤としてステアリン酸亜鉛が採用されることが好ましい。
転写ローラ18は、中間転写ベルト19を挟んで感光体ドラム11と対向する位置に、中間転写ベルト19に接触して設けられている。転写ローラ18は、感光体ドラム11に形成されたトナー画像を、中間転写ベルト19へ転写する役割を果たす。
なお、中間転写ベルト19に転写されたトナー画像は、後段の印字ユニット4において用紙へ転写され、用紙への印字が達成される。また、クリーニング部材12は、中間転写ベルト19へのトナー画像の転写後に、感光体ドラム11の表面に残留するトナーを回収する(クリーニングする)役割を果たす。
[検出手段Xについて]
先述した検出手段Xは、感光体ドラム11上の軸方向における滑剤の分布(滑剤の量の分布)を検出する手段である。検出手段Xは、少なくとも画像形成動作が行われていない時期に、当該検出の動作を実行する。
より具体的に説明すると、検出手段Xは、摩擦帯電部材14を感光体ドラム11へ接触する位置に移動させ、回転する感光体ドラム11を摩擦帯電させる。その後、感光体ドラム11の回転により、この摩擦帯電された箇所は、下流側の表面電位計15に対応した位置へ到達することになる。
そこで、検出手段Xは表面電位計15を用いて、感光体ドラム11の摩擦帯電された箇所について、軸方向における表面電位分布を計測する。この計測された表面電位分布は、感光体ドラム11上の軸方向における滑剤の分布と密接な相関関係がある。
すなわち、感光体ドラム11の表面における滑剤の付着部分と非付着部分では、摩擦帯電特性が違うため、摩擦帯電により感光体ドラム11上に残留する摩擦帯電量(摩擦電位)は異なる状態になる。そのため上記の相関関係が得られることになり、検出手段Xは、この原理を利用して、感光体ドラム11上の軸方向における滑剤の分布を検出する。
ここで当該相関関係の検証実験の結果について説明する。本検証実験では、感光体ドラム11に滑剤(ステアリン酸亜鉛)を塗布したサンプルを用意し、これを画像形成装置1に組み入れて摩擦帯電部材14を感光体ドラム11に当接させ、その表面電位を測定した。続いて表面電位を測定した箇所について、蛍光X線分析(島津製作所製:XRF-1800の装置を使用)により、亜鉛の定量分析を行った。
図3は、当該検証実験の結果を示すグラフであって、横軸は滑剤に係る亜鉛(Zn)量を表し、縦軸は感光体ドラム11の表面電位を表している。本図に示すように、亜鉛(Zn)量と表面電位との間には比例関係がある。そのため表面電位を測定することにより、感光体ドラム11表面の滑剤の付着量を推定したり、大小関係を判定したりすることが可能である。具体例として図3によれば、表面電位が445Vのときにステアリン酸亜鉛が0.2であると判断可能である。
また、図4のグラフは、ステアリン酸亜鉛の代わりにステアリン酸カルシウムの滑剤を用いて、同様の検証実験を行った場合の結果を示している。この場合にも、カルシウム(Ca)量と表面電位との間には比例関係があり、感光体ドラム11表面の滑剤の付着量を推定したり、大小関係を判定したりすることが可能である。なお、検出手段Xは、このような感光体ドラム11における表面電位と滑剤の量との関係を示すテーブル情報を有しておき、表面電位分布の計測結果と当該テーブル情報に基づいて、滑剤の量の分布を検出するようにしても良い。
また、摩擦帯電部材14は、感光体ドラム11と滑剤を摩擦帯電するものであれば材質は限定されないが、上記検出の精度をより高めるためには、摩擦帯電効率が高くなる材質を適用することが望ましい。すなわち、摩擦帯電部材14の材質としては、帯電序列(摩擦帯電系列)において感光体ドラム11や滑剤から離れた材質が好適である。
例えば、ステアリン酸亜鉛である滑剤は正に帯電し易いため、摩擦帯電部材14は負帯電性の強い材質であることが好ましく、具体的な材質の例としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が挙げられる。本実施形態では一例として、摩擦帯電部材14は、接触幅が4mmで材質がPTFEであるとする。
[均一化手段Yについて]
先述した均一化手段Yは、検出手段Xによる検出の結果に基づいて、感光体ドラム11の軸方向における滑剤の分布を均一化させる手段である。より具体的に説明すると、均一化手段Yは、検出手段Xによる検出結果に基づいて軸方向での滑剤のバラつき度合(偏り度合)を認識し、この認識された度合が所定基準を上回ったときに、滑剤の分布を均一化する(バラつきを減らす)ための均一化動作を行う。
ここで当該所定基準については、種々の内容とすることが可能である。一例としては、各表面電位センサーの検出値(検出された滑剤の分布)における最小値が、他の何れの表面電位センサーの検出値からも所定電圧(例えば、画像濃度変化が視認可能となる10V)以上離れている場合に、所定基準を上回ったと判定されるようにしてもよい。また、他の例としては、各表面電位センサーの検出値における平均値が、各表面電位センサーの検出値の最小値或いは最大値から所定電圧以上離れている場合に、所定基準を上回ったと判定されるようにしてもよい。
滑剤の分布を均一化させる方法としては、滑剤が不足している箇所に滑剤を供給して全体を均す方法と、滑剤が多い箇所より滑剤を除去して全体を均す方法の両方、或いは一方が採用されるようにすれば良い。
本実施形態の均一化手段Yは、均一化動作として、滑剤の分布が均一化されるように感光体ドラム11へトナーパッチを供給する動作を行う。より具体的に説明すると、均一化手段Yは均一化動作として、感光体ドラム11上の軸方向における滑剤の量が多い箇所ほど、トナーパッチを多く供給する(印字率等の高いトナーパッチを打つ)動作を行う。この均一化動作によれば、例えば、表面電位が最小値の箇所にはトナーパッチが供給されず、これに比べて表面電位差が大きい箇所には、トナーパッチが多く供給されることになる。
トナーパッチを供給すると、研磨剤を含んだトナーによる研磨作用(クリーニング部材12で削られる効果を含む)によって、感光体ドラム11に付着している過剰な滑剤を削ることが可能である。トナーパッチの供給が多い箇所では、上記の研磨作用が強く働き、かつ、表面電位が高いことで滑剤の供給が少なくなるため、滑剤付着量が低下することになる。
一方、トナーパッチが供給されない場合には、上記の研磨作用が得られなくなる。トナーパッチの供給が少ない箇所では、上記の研磨作用が弱くなり、かつ、表面電位が低いことで滑剤の供給が多くなるため、滑剤付着量が増大することになる。
ここで、感光体ドラム11の表面におけるトナーパッチが供給される箇所(「印字部」とする)とトナーパッチが供給されない箇所(「非印字部」とする)との間で、滑剤の付着量に差異が生じる原因について、図5を参照しながら以下に説明する。なお、図5に示すグラフでは、横軸が感光体ドラム11の軸方向位置を表し、縦軸が電位を表している。
まず、印字部では現像電位よりも感光体ドラム11の表面電位の方が高いので、負荷電性のトナーは感光体ドラム11の表面へ移動するが、正荷電性の滑剤(トナー等から遊離している)は感光体ドラム11の表面へは移動しない。このように、印字部では、滑剤が感光体ドラム11表面へ供給され難く、且つ研磨作用の高いトナーは供給されるため、感光体ドラム11の表面の滑剤付着量が減少する。
一方、非印字部では、現像電位よりも感光体ドラム11の表面電位の方が低いので、正荷電性の滑剤(トナー等から遊離している)は感光体ドラム11の表面へ移動するが、負荷電性のトナーは感光体ドラム11の表面へは移動しない。このように、非印字部では、滑剤が感光体ドラム11表面へ供給され易く、且つ研磨作用の高いトナーは供給されないため、感光体ドラム11の表面の滑剤付着量が増加する。
次に、均一化動作による効果の検証実験について説明する。図6は、当該検証実験における設定条件を示しており、横軸は感光体ドラム11の軸方向位置を表し、縦軸は感光体ドラム11の表面電位(折れ線グラフの場合)およびトナーパッチの印字率(棒グラフの場合)を表している。
すなわち当該検証実験では、感光体ドラム11の表面電位に折れ線グラフで示す度合のバラつきがある状況において、棒グラフで示す印字率のトナーパッチを供給する均一化動作が行われるようにした。図6に示すように、表面電位が最小値の箇所(90mmの位置)ではトナーパッチを非供給(印字率ゼロ)とし、表面電位が最大値の箇所(120mm、270mmの位置)では印字率64%のトナーパッチが供給されるようにした。
なお、ここでの均一化動作では、A4用紙で5枚分のトナーパッチ(210×5=1050mmの長さのトナー)が供給されるようにし、その間に滑剤のバラつきが均されるようにしている。但し、均一化動作でのトナーパッチの量は特に限定されず、トナー中の外添成分や感光体ドラム11の硬度などに応じて適切に設定され得る。
図7に、当該検証実験の結果のグラフを示す。本図において、横軸は感光体ドラム11の軸方向位置を表し、縦軸は感光体ドラム11の表面電位を表している。また、本図において、破線のグラフは均一化動作が行われる前の表面電位を示し、実線のグラフは均一化動作が行われた直後の表面電位を示している。本図に示す通り、均一化動作の実行によって感光体ドラム11の表面電位が平坦化しており、このことから、滑剤の分布が均一化されることが確認された。
なお、上述した検出の動作や均一化動作を頻繁に実行すれば、感光体ドラム11の滑剤の付着ムラを最小レベルで安定させることが出来るが、省電力や省資源の観点からは好ましいとは言えない。一方で均一化動作の実施間隔を広げ過ぎると、印字性能への悪影響が懸念され、また、均一化動作に要する時間が長くなって印字の生産性が阻害され、ユーザに不便を強いる虞がある。
ここで現行の多くの画像形成装置では、印字性能等の安定性を維持するために、現像量を適正化するための画像安定化動作を定期的に実行する仕様となっている。そこで、本実施形態の画像形成装置1においても、現像ローラ17での現像量を適正化するための画像安定化動作を定期的に実行する仕様とすることが出来る。
そして、このような仕様とする場合、検出手段Xによる検出の動作および均一化手段Yによる均一化動作は、画像安定化動作が実行される際に行われるようにしてもよい。これにより、印字の生産性を極力落とすことなく、印字性能を高いレベルで維持することが可能となる。
[その他]
以上に説明したように画像形成装置1は、所定の回転方向に回転可能でありトナー画像を担持する像担持体(感光体ドラム1)を有し、前記像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段(露光装置16)と、前記像担持体上に前記静電潜像に応じたトナー画像を形成する現像手段(現像ローラ17)と、前記像担持体上の残留トナーを清掃する清掃手段(クリーニング部材12)とが、前記像担持体の周囲で前記回転方向へ並ぶように配置され、トナーの帯電極性とは逆極性に帯電する滑剤が、前記像担持体へ供給されるように構成されている。
そして画像形成装置1は、前記清掃手段と前記現像手段の間において、摩擦帯電部材14(前記像担持体の軸方向に延存し、該像担持体へ接触することにより、該像担持体を摩擦帯電させる手段)と、表面電位計15(前記像担持体の軸方向に延存し、該像担持体の軸方向の表面電位分布を計測する手段)とが、この順に前記回転方向に沿って設けられている。
なお、このように摩擦帯電部材14の配置に関しては、摩擦帯電部材14の表面の汚れを防ぐため、転写残トナーを除去するクリーニング部材12の下流側で、かつ、現像ローラ17の上流側の位置に配置させるのが好ましい。さらに帯電部材13は、摩擦帯電部材14の上流側か表面電位計15の下流側に配置させるのが好ましい。
その理由として、摩擦帯電部材14と表面電位計15の間に帯電部材13が配置されると、摩擦帯電部材14との接触後に感光体ドラム11が帯電部材13によって帯電してしまい、これがノイズとなって摩擦電荷の正確な測定が難しくなることが挙げられる。
また、画像形成装置1は、前記像担持体を摩擦帯電させてから前記表面電位分布を計測することにより、該像担持体上の軸方向における前記滑剤の分布を検出する検出手段Xを備えている。そのため画像形成装置1によれば、像担持体の軸方向における滑剤の量の分布を、簡易な方法で検出することが可能となっている。
本発明は、プリンター等の画像形成装置に利用可能である。
1 画像形成装置
2 作像ユニット
3 給紙ユニット
4 印字ユニット
5 制御部
11 感光体ドラム
12 クリーニング部材
13 帯電部材
14 摩擦帯電部材
15 表面電位計
16 露光装置
17 現像ローラ
18 転写ローラ
19 中間転写ベルト
X 検出手段
Y 均一化手段

Claims (8)

  1. 所定の回転方向に回転可能でトナー画像を担持する像担持体を有し、
    前記像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像担持体上に前記静電潜像に応じたトナー画像を形成する現像手段と、
    前記像担持体上の残留トナーを清掃する清掃手段とが、前記像担持体の周囲で前記回転方向へ並ぶように配置され、
    トナーの帯電極性とは逆極性に帯電する滑剤が、前記像担持体へ供給されるように構成された画像形成装置であって、
    前記清掃手段と、前記清掃手段よりも前記回転方向下流側の前記現像手段との間において、
    前記像担持体の軸方向に延存し前記像担持体に対して離接可能で、該像担持体へ接触することにより該像担持体を摩擦帯電させ、前記トナー画像を形成するための画像形成動作の実行中は前記像担持体から離間される摩擦帯電部材と、
    前記像担持体の軸方向に延存し、該像担持体の軸方向の表面電位分布を計測する表面電位計測手段とが、この順に前記回転方向に沿って設けられ、
    前記像担持体の表面における前記滑剤の付着部分と非付着部分とは摩擦帯電特性が異なり、
    前記像担持体を摩擦帯電させてから前記表面電位分布を計測することにより、該像担持体上の軸方向における前記滑剤の分布を検出する検出手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、
    前記像担持体上における表面電位と滑剤の量との関係を示すテーブル情報を有し、
    前記表面電位分布の計測結果と前記テーブル情報に基づいて、前記滑剤の分布を検出する請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記滑剤の分布を均一化する均一化手段をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記均一化手段は、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記滑剤の分布のバラつき度合を検知し、
    前記バラつき度合が所定基準を上回ったときに、前記滑剤の分布を均一化するための均一化動作を行う請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記均一化手段は、前記検出された滑剤の分布における最小値に基づいて、前記バラつき度合を検知する請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーが、前記滑剤と研磨剤とを表面添加したトナーであって、
    前記均一化手段は、
    前記均一化動作として、前記滑剤の分布が均一化されるように前記像担持体へトナーパッチを供給する動作を行う請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記均一化動作は、
    前記像担持体上の軸方向における前記滑剤が多い箇所ほど、前記トナーパッチを多く供給する動作である請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像手段での現像量を適正化するための画像安定化動作が定期的に実行され、
    前記検出の動作および前記均一化動作が、前記画像安定化動作が実行される際に行われる請求項から請求項の何れかに記載の画像形成装置。
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