JP6525937B2 - 表示制御装置及びプログラム - Google Patents

表示制御装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6525937B2
JP6525937B2 JP2016207472A JP2016207472A JP6525937B2 JP 6525937 B2 JP6525937 B2 JP 6525937B2 JP 2016207472 A JP2016207472 A JP 2016207472A JP 2016207472 A JP2016207472 A JP 2016207472A JP 6525937 B2 JP6525937 B2 JP 6525937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
display
passenger
information
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016207472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018070273A (ja
Inventor
典宏 長徳
典宏 長徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority to JP2016207472A priority Critical patent/JP6525937B2/ja
Publication of JP2018070273A publication Critical patent/JP2018070273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525937B2 publication Critical patent/JP6525937B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、表示制御装置及びプログラム、特にエレベーターのかごに乗客が閉じ込められたことが検出されたときのかご内の表示手段への表示に関する。
従来から、エレベーターの管理会社では、エレベーターのかご内にモニタを設置し、かご内の監視カメラの映像や豆知識等のコンテンツを表示するサービスを提供している。これにより、かごの乗客は、暇つぶしや相乗りの気まずさの解消などに役立てることができる。
モニタに表示するコンテンツは、乗車時間の短さに合わせて比較的短時間で編成されている場合が少なくない。そして、1又は複数のコンテンツを繰り返し表示している。
ところで、乗客がかごに閉じ込められる故障が発生した場合、乗客は、相対的に長い時間かご内に留まることになる。従来では、このような故障発生時に通常時のコンテンツに代えて運転状況を示す情報やアニメーション等をモニタに表示して乗客の不安感やイライラ感を軽減させる技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2008/126216号 特開2003−199090号公報 特開2002−029672号公報
しかしながら、従来においては、乗客がかごに閉じ込められる故障が発生した場合、閉じ込められた乗客の属性、例えば子供や老人、男性又は女性などに関係なく同じコンテンツを表示させていた。
本発明は、エレベーターのかごに乗客が閉じ込められる故障が発生した場合、乗客の属性に適合したコンテンツをかご内の表示手段に表示することによって乗客の不安感を軽減させることを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、エレベーターのかごへの乗客の閉じ込めが検出されたときに閉じ込められた乗客の属性を取得する取得手段と、コンテンツに適合した人の属性がコンテンツ毎に定義されているコンテンツ属性情報を記憶するコンテンツ属性情報記憶手段と、前記取得手段により取得された乗客の属性を前記コンテンツ属性情報と照合することで前記かご内の表示手段に表示するコンテンツを選出し、その選出したコンテンツを表示するスケジュール情報を生成する生成手段と、乗客の閉じ込めから復旧するまでの間、前記生成手段により生成されたスケジュール情報に従ってコンテンツを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
また、コンテンツの表示に関する優先度が定義されている優先度情報を記憶するコンテンツ優先度情報記憶手段を有し、前記生成手段は、前記優先度情報に基づきコンテンツの表示順を決めてスケジュール情報を生成することを特徴とする。
また、コンテンツの表示時間を記憶する表示時間記憶手段を有し、前記生成手段は、更に乗客の閉じ込めが検出されたときから復旧に要する予測時間及び各コンテンツの表示時間を参照して前記表示手段に表示するコンテンツを選出することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンテンツに適合した人の属性がコンテンツ毎に定義されているコンテンツ属性情報を記憶するコンテンツ属性情報記憶手段にアクセス可能なコンピュータを、エレベーターのかごへの乗客の閉じ込めが検出されたときに閉じ込められた乗客の属性を取得する取得手段、前記取得手段により取得された乗客の属性を前記コンテンツ属性情報と照合することで前記かご内の表示手段に表示するコンテンツを選出し、その選出したコンテンツを表示するスケジュール情報を生成する生成手段、乗客の閉じ込めから復旧するまでの間、前記生成手段により生成されたスケジュール情報に従ってコンテンツを前記表示手段に表示させる表示制御手段、として機能させる。
本発明によれば、エレベーターのかごに乗客が閉じ込められる故障が発生した場合、乗客の属性に適合したコンテンツをかご内の表示手段に表示することによって乗客の不安感を軽減させることができる。
本実施の形態におけるエレベーターシステムの概略的な全体構成及びコントローラのブロック構成図である。 本実施の形態におけるコントローラに内蔵されるコンピュータのハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるコンテンツ属性情報記憶部に予め設定登録されるコンテンツ属性情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態におけるコンテンツ優先度情報記憶部に予め設定登録されるコンテンツ優先度情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態において、乗客がかごに閉じ込められる故障が検知された場合に実施される故障時モニタ表示処理を示したフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態におけるエレベーターシステムの概略的な全体構成及びコントローラのブロック構成図である。図1には、監視センタ1と、監視センタ1による監視対象となるエレベーター装置が設置されたビル2と、が示されている。ビル2には、エレベーターのかご3、かご3の扉の開閉等エレベーターの動作制御を行う制御盤4及びかご3の運行を監視し、異常を検知する監視装置5及びコントローラ10が設置される。かご3の中には、コンテンツが表示される表示手段としてのモニタ31、かご3の中を監視目的で撮影するカメラ32、乗客と監視センタ1のオペレータとを会話可能とするためのスピーカー33及びマイク34が設置されている。
コントローラ10は、かご3の上部に配設され、本発明に係る表示制御装置としての機能を有している。コントローラ10には、かご3内のモニタ31、カメラ32、スピーカー33及びマイク34が接続され、これらの機器の入出力制御を行う。また、コントローラ10は、監視装置5及びインターネット6を介して監視センタ1と通信可能に接続されている。
なお、ビル2には、複数のかご3及びコントローラ10が設置されているかもしれないが、それぞれ同等の構成を有していればよいので図1には1組のかご3及びコントローラ10のみを示した。また、監視センタ1は、複数のビル2を監視対象としているかもしれないが、各ビルには同等の構成が設けられていればよいので図1には1つのビル2のみを示した。
図2は、本実施の形態におけるコントローラ10に内蔵されるコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態においてコントローラ10に内蔵されるコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図2に示したようにCPU41、ROM42、RAM43、コンテンツ等を記憶する記憶手段としてのメモリーカード44、かご3内に設置されたモニタ31等の機器とデータ通信を行うためのかご間通信インタフェース(IF)45、監視センタ1との間で通信を行うためのネットワークインタフェース(IF)46を内部バス47に接続して構成される。
図1に戻り、本実施の形態におけるコントローラ10は、スケジュール管理部11、表示制御部12、映像取得部13、映像送信部14、音声通信処理部15、スケジュール情報記憶部21、映像記憶部22、コンテンツ属性情報記憶部23、コンテンツ優先度情報記憶部24及びコンテンツ記憶部25を有している。スケジュール管理部11は、モニタ31に表示するコンテンツのスケジュール管理を行う。そのために、スケジュール管理部11は、モニタ31の表示に用いるスケジュール情報を特定する。スケジュール情報には、モニタ31に表示するコンテンツ及びその表示順等が設定されている。スケジュール情報記憶部21には、異常が検知されていない通常時において用いるスケジュール情報が予め登録されているので、スケジュール管理部11は、かご3の通常運行時には、スケジュール情報記憶部21に登録されているスケジュール情報を使用する。また、スケジュール管理部11は、生成手段として機能し、監視装置5によりかご3への乗客の閉じ込めが検出された場合、かご3に閉じ込められた乗客の属性に応じたスケジュール情報を生成する。スケジュール管理部11は、更に取得手段として機能し、かご3への乗客の閉じ込めが検出されたときに閉じ込められた乗客の属性を取得する。コンテンツ記憶部25には、表示対象となるコンテンツの実体が記憶されているが、表示制御部12は、スケジュール管理部11により選択されたスケジュール情報に従って、対応するコンテンツをコンテンツ記憶部25から取り出し、そのコンテンツのモニタ31への表示制御を行う。映像取得部13は、カメラ32により撮影された映像を取得して映像記憶部22に記録する。映像送信部14は、映像記憶部22に記録されている映像を監視センタ1へ送信する。音声通信処理部15は、かご3の乗客と監視センタ1にいるオペレータとの間での会話を実現する。すなわち、音声通信処理部15は、マイク34から入力された乗客の音声を監視センタ1へ送信し、また監視センタ1から送られてきたオペレータの音声をスピーカー33から出力する。
図3は、本実施の形態におけるコンテンツ属性情報記憶部23に予め設定登録されるコンテンツ属性情報のデータ構成の一例を示した図である。コンテンツ属性情報は、モニタ31への表示対象となるコンテンツ毎に設定される。コンテンツ属性情報には、各コンテンツに割り振られた識別番号としての「番号」、識別名としての「コンテンツ名」、当該コンテンツが属する種類の種別番号「種別No.」及び当該コンテンツに適合する人の属性を示す適合情報が含まれている。本実施の形態では、図3に例示したように、人(乗客)を子供、成人及び老人という世代及び性別という属性によって分類できるようにした。もちろん、人の属性は、図3に示した分類例に限定されるものではなく、より細かく分類したり、他の属性を用いたりしてもよい。適合情報はフラグ情報であり、本実施の形態の場合、“1”は適合を意味し、空白は適合していないことを意味する。図3の設定例によると、コンテンツ1は万人に適合し、コンテンツ2は子供向け、コンテンツ3は大人(成人及び老人)の男性向けであることがわかる。
図4は、本実施の形態におけるコンテンツ優先度情報記憶部24に予め設定登録されるコンテンツ優先度情報のデータ構成の一例を示した図である。コンテンツ優先度情報は、コンテンツの種類毎に設定される。コンテンツ優先度情報には、コンテンツの各種類に割り振られた種別番号「種別No.」、識別名としての「コンテンツ種別名」、当該コンテンツ種別の優先度及び当該コンテンツ種別の表示時間が含まれている。本実施の形態では、モニタ31からの表示対象として1又は複数のコンテンツを選出するが、優先度というのは、複数のコンテンツが表示対象として選出された場合に、その表示順を決定する際に利用される。本実施の形態では、優先度を示す値が小さいほど優先度が高くなるように設定するが、その逆にしてもよい。
また、表示時間というのは、コンテンツ種別に属するコンテンツの表示に要する時間長である。例えば、「今日の雑学」に属するコンテンツは、10秒で作成されている。なお、本実施の形態では、表示時間をコンテンツ優先度情報に含めるようにしたが、コンテンツ属性情報に含めて、コンテンツ毎に表示時間を設定するようにしてもよい。
コントローラ10における各構成要素11〜15は、コントローラ10に内蔵されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU41で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部21〜25は、コントローラ10に搭載されたメモリーカード44にて実現される。あるいは、RAM43又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
監視装置5は、かご3の運行状況を常時監視している。スケジュール管理部11は、故障が発生していない通常運行時には、スケジュール情報記憶部21からスケジュール情報を取り出すことでコンテンツの表示に用いるスケジュール情報を選定する。スケジュール情報記憶部21には、所定期間毎に設定されたスケジュール情報、例えば日毎のスケジュール情報が登録されているので、スケジュール管理部11は、当日に対応するスケジュール情報を取り出し、表示制御部12は、スケジュール管理部11により選定されたスケジュール情報に基づき、該当するコンテンツをコンテンツ記憶部25から取り出してモニタ31に表示させる。このように、表示制御部12は、スケジュール情報に従いコンテンツを切り替えながらモニタ31への表示を行う。また、カメラ32は、かご3の内部を常時撮影しているので、映像取得部13は、カメラ32から取得した映像を映像記憶部22に蓄積していく。
ここで、監視装置5により故障が検知された場合に実施される故障時モニタ表示処理について、図5に示したフローチャートを用いて説明する。
本実施の形態では、まず故障によって乗客のかご3への閉じ込めが発生するかどうかを判断する。これは、かご3の停止位置や乗場階やかごの扉の異常検出の有無で判断可能である。かご3への閉じ込めは発生していないと判断した場合(ステップ101でN)、本処理を終了する。つまり、コンテンツの表示は、通常運行時と同様のスケジュール情報に基づいて継続して行われる。かご3への閉じ込めが発生したと判断した場合(ステップ101でY)、スケジュール管理部11は、次のようにして乗客の属性を取得する(ステップ102)。
監視装置5は、何らかの障害の発生を検知すると、監視センタ1に障害の発生を通知する。映像送信部14は、障害の発生が検知されると障害発生後の映像を監視センタ1へ送信する。監視センタ1のオペレータは、送信されてきた映像を解析してかご3内の乗客の属性を調べる。本実施の形態では、乗客の属性として世代(子供、成人、老人)及び性別(男、女)を取り扱うので、オペレータは、各乗客の属性を特定し、その内容をコントローラ10へ送信する。あるいは、映像のみから乗客全員の属性が取得できない場合、音声通信処理部15を介してかご3に閉じ込められているいずれかの乗客と会話し、乗客の属性を聞き出し、その内容をコントローラ10へ送信するようにしてもよい。あるいは、監視センタ1において、又はスケジュール管理部11が、閉じ込めが発生した時点以降に映像記憶部22に記録された映像を画像分析することで乗客の属性を取得するようにしてもよい。
また、障害の発生の通知に伴い、監視センタ1は、障害の復旧に要する時間(以下、「復旧予測時間」)を予測し、その復旧予測時間をコントローラ10へ送信する。スケジュール管理部11は、復旧予測時間を取得すると(ステップ103)、通常時に使用していたスケジュール情報に代わるスケジュール情報(以下、「閉込時スケジュール情報」ともいう)を次のようにして生成する(ステップ104)。
スケジュール管理部11は、ステップ102において取得している乗客の属性をコンテンツ属性情報と照合して、用意されているコンテンツの中から乗客の属性に合致するコンテンツを選出する。
続いて、スケジュール管理部11は、コンテンツ優先度情報を参照し、優先度の高いコンテンツがより早く表示されるようにコンテンツの表示順を決める。優先度が同じコンテンツは、別の規則に従って表示順を設定するようにしてもよい。例えば、乗客の属性の人数比を参照し、人数の多い属性に合致するコンテンツを優先的に表示する。また、スケジュール管理部11は、ステップ103において取得している復旧予測時間に応じてスケジュール情報に組み込むコンテンツを絞り込む。例えば、復旧予測時間が30分の場合、スケジュール情報に基づき表示されるコンテンツの合計時間が30分となるようにコンテンツを選出する。
スケジュール管理部11は、以上のように表示対象として決定したコンテンツ及び各コンテンツの表示順を決定すると、その内容を規定した閉込時スケジュール情報を生成する。表示制御部12は、生成された閉込時スケジュール情報に従って、対応するコンテンツをコンテンツ記憶部25から取り出し、コンテンツを適宜切り替えながらモニタ31に表示させる(ステップ105)。この閉込時スケジュール情報に従ったコンテンツ表示を故障が復旧するまでの間繰り返す(ステップ106でN)。そして、故障から復旧したことが監視装置5により検出されると、スケジュール管理部11は、現時点に対応するスケジュール情報をスケジュール情報記憶部21から取り出し、表示制御部12は、スケジュール管理部11により取り出されたスケジュール情報に基づき、該当するコンテンツをコンテンツ記憶部25から取り出してモニタ31に表示させる。このように、モニタ31へのコンテンツ表示は、通常時のスケジュールに戻して行われる(ステップ107)。
本実施の形態によれば、以上説明したように、乗客の属性に応じたコンテンツを表示対象として選出するようにした。つまり、不安感を軽減させるのに適したコンテンツがモニタ31から表示させるようにしたので、不安感の軽減効果を更に高めることが可能となる。また、コンテンツ種別に応じてコンテンツの表示順を決めるようにしたので、表示させたい種類のコンテンツを優先的に表示させることが可能となる。更に、復旧予測時間長に合わせたコンテンツの表示スケジュールを作成することができる。
なお、本実施の形態では、復旧予測時間長に合わせて表示対象とするコンテンツを選出するようにしたが、復旧予測時間の長さに応じた優先度に合致するコンテンツのみを表示対象として選出するようにしてもよい。例えば、復旧予測時間が15分未満の場合は優先度1のみ、復旧予測時間が15分以上30分未満の場合は優先度1,2、復旧予測時間が30分以上1時間未満の場合は優先度1〜3、復旧予測時間が1時間以上の場合は全ての優先度を表示対象として選出する。
また、本実施の形態では、監視側が表示対象とするコンテンツを選出するようにしたが、乗客の好みにあったコンテンツを選出できるようにしてもよい。例えば、かご3にタグリーダーを設置しておき、乗客が携帯するスマートフォン等の携帯情報端末を読み取ることで乗客の属性が特定できるようにし、その乗客の属性に合致したコンテンツやジャンルの音楽を流せるようにする。あるいは、コンテンツ又はコンテンツ種別を選択するためのユーザインタフェースをかご3に設置するようにしてもよい。
以上のようにして、かご3に閉じ込められた乗客の不安感を極力軽減できるようにする。ただ、乗客の中には、不安感の軽減に復旧に関する情報提供を望む乗客がいるとも考えられる。従って、故障対応情報のコンテンツを、上記説明したコンテンツの選出とは独立して定周期的にモニタ31に表示するようにしてもよい。故障対応情報というのは、故障への対応状況を示す情報であり、例えば、顔画像等故障対応者(作業員)に関する情報を表示することで故障対応者の決定通知、故障対応者の現場への到着予想時刻、故障対応者の現在位置、現場に到着した旨の通知、作業開始通知等を含む。
なお、本実施の形態では、かご3に乗客が閉じ込められたときに用いる閉込時スケジュール情報をコントローラ10において生成するようにしたが、本発明に係る表示制御装置としての機能を監視センタ1に持たせて監視センタ1において閉込時スケジュール情報を生成し、コントローラ10に送信してモニタ31に表示させるようにしてもよい。
1 監視センタ、2 ビル、3 かご、4 制御盤、5 監視装置、6 インターネット、10 コントローラ、11 スケジュール管理部、12 表示制御部、13 映像取得部、14 映像送信部、15 音声通信処理部、21 スケジュール情報記憶部、22 映像記憶部、23 コンテンツ属性情報記憶部、24 コンテンツ優先度情報記憶部、25 コンテンツ記憶部、31 モニタ、32 カメラ、33 スピーカー、34 マイク、41 CPU、42 ROM、43 RAM、44 メモリーカード、45 かご間通信インタフェース(IF)、46 ネットワークインタフェース(IF)、47 内部バス。

Claims (4)

  1. エレベーターのかごへの乗客の閉じ込めが検出されたときに閉じ込められた乗客の属性を取得する取得手段と、
    コンテンツに適合した人の属性がコンテンツ毎に定義されているコンテンツ属性情報を記憶するコンテンツ属性情報記憶手段と、
    前記取得手段により取得された乗客の属性を前記コンテンツ属性情報と照合することで前記かご内の表示手段に表示するコンテンツを選出し、その選出したコンテンツを表示するスケジュール情報を生成する生成手段と、
    乗客の閉じ込めから復旧するまでの間、前記生成手段により生成されたスケジュール情報に従ってコンテンツを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. コンテンツの表示に関する優先度が定義されている優先度情報を記憶するコンテンツ優先度情報記憶手段を有し、
    前記生成手段は、前記優先度情報に基づきコンテンツの表示順を決めてスケジュール情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. コンテンツの表示時間を記憶する表示時間記憶手段を有し、
    前記生成手段は、更に乗客の閉じ込めが検出されたときから復旧に要する予測時間及び各コンテンツの表示時間を参照して前記表示手段に表示するコンテンツを選出することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. コンテンツに適合した人の属性がコンテンツ毎に定義されているコンテンツ属性情報を記憶するコンテンツ属性情報記憶手段にアクセス可能なコンピュータを、
    エレベーターのかごへの乗客の閉じ込めが検出されたときに閉じ込められた乗客の属性を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された乗客の属性を前記コンテンツ属性情報と照合することで前記かご内の表示手段に表示するコンテンツを選出し、その選出したコンテンツを表示するスケジュール情報を生成する生成手段、
    乗客の閉じ込めから復旧するまでの間、前記生成手段により生成されたスケジュール情報に従ってコンテンツを前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。


JP2016207472A 2016-10-24 2016-10-24 表示制御装置及びプログラム Active JP6525937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016207472A JP6525937B2 (ja) 2016-10-24 2016-10-24 表示制御装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016207472A JP6525937B2 (ja) 2016-10-24 2016-10-24 表示制御装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018070273A JP2018070273A (ja) 2018-05-10
JP6525937B2 true JP6525937B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=62112501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016207472A Active JP6525937B2 (ja) 2016-10-24 2016-10-24 表示制御装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6525937B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4277824B2 (ja) * 2005-05-26 2009-06-10 三菱電機株式会社 エレベータシステム
JP3135584U (ja) * 2007-07-11 2007-09-20 株式会社オリエンタル警備 エレベータ用救助信号発信装置
JP2009073652A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Hirohisa Hirai 災害時救援システム
JP2011063337A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Natural Invention Kk エレベーター扉を利用した広告宣伝装置
JP5902219B2 (ja) * 2014-03-06 2016-04-13 東芝エレベータ株式会社 エレベータ表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018070273A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2021200009B2 (en) System and method for alternatively interacting with elevators
US8365871B2 (en) Electronic device and method for monitoring an elevator
CN109993946A (zh) 一种监控告警方法、摄像头、终端、服务器及系统
AU2018312456A1 (en) Automated scenario recognition and reporting using neural networks
JP6483214B1 (ja) エレベータシステム及びエレベータの迷子検出方法
CN109019222B (zh) 电梯救援的方法、装置、计算机设备和存储介质
WO2019087251A1 (ja) エレベーター利用ログ出力システム、及びエレベーター利用ログ出力方法
CN108846922A (zh) 云监控方法、云服务器及计算机可读存储介质
CN104692210A (zh) 一种电梯安全监测及多媒体播放系统
US20130283330A1 (en) Architecture and system for group video distribution
KR20210042860A (ko) 정보 출력 방법, 장치 및 시스템
JPWO2013145530A1 (ja) 解析システム
CN111614884A (zh) 人工智能摄像头及监控方法
JP5088463B2 (ja) 監視システム
CN113955594B (zh) 一种电梯控制方法、装置、计算机设备和存储介质
CN107317992A (zh) 视频通信控制装置与控制方法
JP6525937B2 (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP6492020B2 (ja) エレベーター制御装置及びエレベーター制御システム
WO2020188972A1 (ja) 事故検出装置、及び、事故検出方法
CN111908288A (zh) 一种基于TensorFlow的电梯安全系统及方法
CN114455414B (zh) 电梯乘客晕倒告警方法及装置、电子设备
JP2021087103A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
CN112299211B (zh) 电梯控制方法、装置及系统
CN212727148U (zh) 人工智能ai摄像头
CN110262269B (zh) 运行控制方法、模块、系统、家电设备和可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250