JP6525804B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、フォルダー内の画像の日時を特定する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、フォトアルバムを作成する方法として、ユーザーが指定したフォルダーの画像を解析して自動的に画像を選択してアルバムに自動配置する方法が知られている。このとき、ユーザーは、画像ファイルが格納されているフォルダーを選択する必要がある。そこでユーザーがフォルダーを選択しやすくなるように、フォルダーの最古の画像ファイルと最新の画像ファイルから撮影期間を計算し、撮影期間に応じて、サムネイル画像の表現を変えたり、BGMの音量を変化させたりする方法が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、フォルダー内のすべての画像ファイルのタイムスタンプを取得して、最古のタイムスタンプを持つ画像ファイルと最新のタイムスタンプを持つ画像ファイルを取得する。
特開2005−18549号公報
しかしながら、タイムスタンプは作成日時と更新日時が存在し、撮影時点では撮影日時と作成日時が一致するが、ファイルをコピーするとコピーしたファイルのタイムスタンプがコピーした日時に書き換わってしまう。また、写真を編集すると更新日時が編集日時に書き換わってしまう。したがって、タイムスタンプを撮影日時として利用する場合、本来の撮影日時とは異なった日時に基づいて表示してしまうという問題がある。更新日時を利用すれば、ファイル自体の更新が発生しないコピーに関しての問題は解決できるが、その後ファイルの回転やトリミング、画像処理などの編集処理を行うと更新日時が変更されてしまう。したがって、タイムスタンプから正確な撮影日時を取得することは困難であった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、フォルダー内の画像の撮影日時を正確且つ高速に特定することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像選択装置は、フォルダーに含まれる画像ファイルのファイル管理情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得された前記フォルダーに含まれるファイル管理情報をソートするソート手段と、前記ソート手段によりソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報の接頭語と、末尾のファイル管理情報の接頭語が一致するか判定する判定手段と、前記ソート手段によりソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイル及び末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルにアクセスしてそれぞれのメタ情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得により取得したメタ情報に基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定する特定手段と、を有し、前記第2取得手段は、前記判定手段により一致すると判定された場合、前記フォルダーに含まれる全ての画像ファイルからメタ情報は取得せずに、前記先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報と前記末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報とを取得する。
本発明によれば、フォルダー内の画像の撮影日時を正確且つ高速に特定することができる。
実施形態1に係る情報処理システムの構成図である。 実施形態1に係るフォトアルバム作成フローチャート図である。 実施形態1に係るフォルダー選択画面の図である。 実施形態1に係るフォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理のフローチャート図である。 実施形態2に係るフォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理のフローチャート図である。 実施形態2に係るファイルリストの区分分け処理のフローチャート図である。 実施形態3に係るフォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理のフローチャート図である。 実施形態4に係るファイルリストの区分分け処理のフローチャート図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態1)
図1を用いて、本実施形態に係る情報処理システムについて説明する。情報処理システムは、外部サーバー120と情報処理装置100とを有し、これらはネットワーク130を介して接続される。
情報処理装置100は、入力された画像データからアルバム(フォトアルバム、フォトブック)の画像データを作成することが可能である。また、作成したアルバムのための画像データを印刷して出力することや、ネットワーク130を介して外部サーバー120にアップロードすることが可能である。情報処理装置100は、CPU101と、ROM103と、RAM102と、プリント部105と、表示装置106と、入力装置107と、記憶装置108と、を有し、それぞれがシステムバス109により接続される。また、図示しないがネットワーク130と接続するための入出力インターフェース(不図示)を有する。
CPU101は、中央演算装置であり、記憶装置108、ROM103、RAM102等に記憶されているオペレーションシステムプログラム(以下、OSと略す)を実行することにより情報処理装置100全体の制御を行う。また、CPU101は、ROM103やRAM102に記憶されているプログラムを実行することによって、情報処理装置100の各機能構成を実現したり、情報の演算、加工等を実行したりする。ROM103は、読み出し専用メモリであり、各プログラムが格納されている。RAM102は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101のワークメモリとして用いられたり、各種データの一時格納領域として用いられたりする。
プリント部105は、情報処理装置100で作成された印刷データに基づいて画像を印刷する。情報処理装置100で作成したアルバムのための画像データに基づく印刷は、プリンタ110で実行されてもよいし、自身が所有しているプリント部105で実行されてもよい。プリント部105で印刷される場合は、ユーザーが製本し、アルバムに仕上げればよい。
表示装置106は、情報処理装置100において出力された画像情報を表示する表示部である。入力装置107は、情報処理装置100にユーザーが入力を行う際に使用され、例えば、キーボードやポインティングデバイスなどが挙げられる。なお、本実施形態では、表示装置106と、入力装置107は、別々の構成としたが、これらはタッチパネル等のように一体となっていてもよい。記憶装置108は、画像データやテンプレートなどを保存する記憶装置であり、例えば、HDDやSSDなどが挙げられる。本実施形態では、記憶装置108は、詳細は後述するアルバム作成のためのアプリケーションプログラムを記憶する。
図1では、情報処理装置100が表示装置106、入力装置107、記憶装置108を含むものとしたが、これに限定されず、これらは情報処理装置100が備えていなくてもよい。また、これらは情報処理装置100に接続される外部装置であってもよい。
ネットワーク130は、情報処理装置100と、外部サーバー120とそれぞれ接続されており、接続されているそれぞれの情報の伝達を行うための通信網である。
外部サーバー120は、プリンタ110と接続するための入出力インターフェース(不図示)を有しており、プリンタ110と入出力インターフェースを介して接続されている。
本実施形態では、外部サーバー120はアルバム受注・管理サーバーとする。ユーザーが自身の情報処理装置100で作成したアルバム作成のための画像データをアップロードし、外部サーバー120が印刷を開始する条件を満たすと判定した場合、外部サーバー120にアップロードされたアルバム作成のための画像データに基づいてプリンタ110で印刷物を出力する。なお、例えば、必要なアルバム購入手続きが取られた場合、印刷を開始する条件を満たすと判定する。その後、出力された印刷物は製本され、ユーザー手元に届けられる。
ここで、情報処理装置100のOSで管理するファイルシステムについて説明する。画像ファイルは、SDカード内では、FAT(File Allocation Table)、FAT32、exFAT等のファイルシステムで記録される。また、画像ファイルは、ローカルファイル内では、NTFS(NT File System)、ext2(second extended file system)、ext4(fourth extended file system)等で記録される。各ファイルシステムには、固有のファイル管理情報があるが、多くのファイルシステムでは他のファイルシステムとの互換性を考慮し、ファイル名、タイムスタンプなどのファイル管理情報は、いずれのファイルシステムにも共通して管理されている。これらのファイル管理情報は、ファイルにアクセスする前に高速に取得、書き換えが可能となるようにファイル自体の保存場所とは別のテーブルに保持されている。そして、OS上のファイル操作、例えば、コピーや移動、画像自体の編集などのファイル操作によって、OSがタイムスタンプを書き換える仕組みとなっている。
一方、日本電子工業振興協会(Japan Electronics and Information Technology Industries Association/JEIDA)によって規格化されたExchangeable image file formatに規定されている原画像データの撮影日時(以下、Exif撮影日時)が画像ファイルの内部に格納されている。Exif撮影日時は、画像ファイル内部に格納されているため、ファイルをコピーしたり移動したりしても、ファイル内部の撮影日時が変更されずに保持されるというメリットがある。しかしながら、Exif撮影日時を取得するためにはファイル内部へのアクセスが必要となり、ファイル管理システムで管理されているファイル名やタイムスタンプ等のファイル管理情報を取得するよりも、取得に時間がかかる。例えば、フォルダー内のファイル名やタイムスタンプの取得時間は、フォルダーの画像数に依存せず、ほぼ一定で高速に取得可能であるが、フォルダー内のExif撮影日時の取得時間は、フォルダー内の画像数に比例する。
次に、本実施形態で使用するデジタルカメラでのファイル保存形態について説明する。
デジタルカメラで画像を撮影すると、SDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)などの外部ストレージに保存される。なお、保存されるフォルダー名称、ファイル名称は、一般社団法人カメラ映像機器工業会(Camera&Imaging Products Association/CIPA)が標準化を行っており、多くのデジタルカメラでは標準化された命名規則に従っている。具体的には、CIPA DC−009−2010で標準化が行われており、ファイル名は、8文字から定義され、先頭4文字はメーカーごとに自由な文字列を設定することができる。例えば、IMG_や、_IM_などがある。先頭4文字については、撮影ごとに変更することも許可されているが、ユーザーが画像ファイルを整理・管理する利便性を考慮し、多くのデジタルカメラでは、同じ文字列が使用されている。また、末尾4文字は、0001〜9999までの番号とすることが決まっている。この番号も連番である必要はないが、ユーザーが画像ファイルを整理・管理する利便性を考慮し、多くのデジタルカメラでは、途中で画像ファイルを削除するなどしなければ、連番で記録される。
次に、情報処理装置100において、アルバムを作成するためのアプリケーションが実行する処理のフローチャートを図2に示す。本実施形態では、記憶装置108に保存されたアルバム作成アプリケーションは、ディスプレイ105に表示されているアプリケーションのアイコンがユーザーによりダブルクリック等にされることにより起動する。具体的には、記憶装置108に保存されているアルバム作成アプリケーションのプログラムがROM103にロードされ、ROM103のプログラムがCPU101によって実行されて、アルバム作成アプリケーションが起動する。
ステップ201で、アプリケーションの起動によりモニタ106にアルバム作成用の表示画面が表示されると、ユーザーが入力装置107を介してページ数、テンプレートを指定する。これにより、ページ数及びテンプレートが選択される。なお、ここでいうテンプレートとは、アルバムを作成する際に画像を配置するためのテンプレートである。このように、アルバム作成用の表示画面は、アルバムを作成するためのアプリケーションが表示装置106の表示制御を行う。
ステップ202で、アプリケーションは、フォルダーの選択画面を表示装置106に表示させる。このとき、選択画面には、フォルダーに含まれている画像ファイルの撮影期間を表示する。図3は、表示装置106に表示されるフォルダーの選択画面の一例である。図3に示すように、選択画面では、フォルダー毎にフォルダーの画像ファイル情報がリスト表示される。各フォルダーのリスト(301〜304)には、画像ファイルの情報として、フォルダーに格納されている画像のうち代表的な画像305と、フォルダーの名称306と、撮影期間307を表示する。代表的な画像305は、先頭の画像であってもよいし、アクセス数の多い画像であってもよい。また、撮影期間307は、フォルダーに格納されている画像(写真)の撮影期間が307に表示されている。また、選択画面は、OKボタン308及びキャンセルボタン309を含む。図3では、4つのリスト(301〜304)が表示され、2つめのリスト(302)が選択状態となっている。OKボタン308が押下されると、フォルダーの選択が確定し、キャンセルボタン309が押下されると、選択画面が閉じる。
図3に示すように、撮影期間307が表示されていると、ユーザーは、自分が撮影した撮影日時からフォルダーを容易に選択することができる。フォルダーの名称に画像の撮影シーンを付けている場合は、フォルダー名称から選択が可能だが、リスト304のように、SDカードからコピーしただけのようなフォルダー名称の場合、所望のフォルダーを選ぶことが難しい。これに対し、本実施形態では、フォルダーに格納されている写真の撮影期間を表示することで、フォルダーを選択しやすくする。
ここで、図4を用いて、フォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理について説明する。
ステップ401で、アプリケーションは、記憶装置108に保存されたフォルダーからファイル一覧を取得する。
ステップ402で、アプリケーションは、ファイル一覧に対し、ファイル名をソートする。ファイル名のソートは、アルファベットは、a〜zの順でソートし、数字は昇順にソートする。なお、先頭の文字から順に判定する。上述した通り、ファイル名は、CIPA DC−009−2010で標準化が行われており、8文字から定義され、先頭4文字はメーカーごとに自由な文字列を設定することができ、末尾4文字は、0001〜9999までの番号とすることが決まっている。したがって、同じメーカーであれば、先頭4文字は同じ文字となることが多く、末尾4文字の数字でソートすることになる。本実施形態では、先頭のファイル名に対応する画像ファイルが最も古いファイル、末尾のファイル名に対応するファ像ファイルが最も新しいファイルになる可能性が高い。なお、本実施形態では、数字は昇順にソートすることとしたが、降順にソートしてもよい。この場合は、先頭のファイル名に対応する画像ファイルが最も新しいファイル、末尾のファイル名に対応する画像ファイルが最も古いファイルになる可能性が高い。ステップ403で、アプリケーションは、ソートしたリストの先頭の画像ファイルのファイル名の先頭4文字(接頭語ともいう)とリストの末尾の画像ファイルのファイル名の先頭4文字とを比較し、一致しているか判定する。一致していれば、ステップ404に進む。一致していなければ、ステップ405に進む。なお、S403は、先頭4文字が一致するか比較したが、比較する文字数はこれに限定されるものではない。
ステップ404で、アプリケーションは、リストの先頭のファイル名に対応するファイルとリストの末尾のファイル名に対応するファイルにアクセスしてそれぞれからExif撮影日時を読み込み、読み込んだExif撮影日時に基づいて期間を計算して終了する。これにより、対象フォルダーの撮影日時を特定する。
ステップ405で、アプリケーションは、フォルダーに含まれるファイル数が閾値以上かを判定する。ファイル数が閾値未満であれば、ステップ406へ進み、ファイル数が閾値以上であればステップ407へ進む。ここで、閾値は、適宜設定することができるが、例えば、10とする。
ステップ406で、アプリケーションは、全ファイルにアクセスしてそれぞれのExif撮影日時を読み込み、読み込んだExif撮影日時から最古の撮影日時と最新の撮影日時を特定し、これらに基づいて期間を計算して終了する。これにより、対象フォルダーの撮影日時を特定する。
ステップ407で、アプリケーションは、全ファイルのタイムスタンプから日付情報を取得し、取得したタイムスタンプから最古の日付と最新の日付を特定し、期間を計算して終了する。なお、タイムスタンプには、作成日時と更新日時があり、いずれも取得できるが、本実施形態では、作成日時と更新日時のうち日時の古い日時を撮影日時とする。これにより、対象フォルダーの撮影日時を特定する。 上述したステップ401〜ステップ407の処理を各フォルダーに対して行う。そして、ステップ202で表示するフォルダーの選択画面には、図4の処理フローにより計算された各フォルダーの撮影期間が表示される。
ステップ203に戻って、ユーザーが選択画面に表示されたフォルダーの一覧の中からフォルダーを選択し、OKボタン308を押下すると、フォルダーの選択が確定(決定)する。なお、キャンセルボタン309が選択された場合は、図2に示す処理を終了する。
ステップ204で、アプリケーションは、ユーザーが選択したフォルダーから画像ファイルを取得し、画像の解析及び画像のスコアリングを行う。
ステップ205で、アプリケーションは、ステップ204でスコアリングされた結果から、ステップ201で選択したテンプレートにスコアが高い画像からレイアウトして、レイアウト画像を生成する。
ステップ201において、ページ数が複数ページ選択された場合は、ステップ205の後に、ステップ202に戻って、全てのページのレイアウト画像が生成されるまで、ステップ202〜ステップ204の処理を繰り返す。なお、全てのページのレイアウト画像が生成されると、処理を終了する。本実施形態では、画像ファイルの名称でソートし、リストの先頭のファイルと末尾のファイルのExif撮影情報からフォルダー内の画像の撮影日時を特定する。デジタルカメラで撮影された写真ファイルのファイル名は、通常は、一般社団法人カメラ映像機器工業会(以下、CIPAという)によって標準化されたファイル名で保存されている。このように標準化されたファイル名で保存されている場合、接頭語が共通で且つ連番で保存される。したがって、ファイル名でソートすると撮影順に並ぶ。ソートされたファイル名の先頭が最も古い撮影日のファイルであり、末尾が最も新しい撮影日のファイルであるため、その二つのファイルを読み込み、Exif撮影日時を取得すると、フォルダー内の撮影日と一致する。したがって、本実施形態によれば、フォルダー内の画像の全てのExif撮影日時を取得する場合と比較して、フォルダー内の画像の撮影日時を高速に特定することができる。
また、本実施形態では、ソートされたファイル名の最初の画像ファイルと最後の画像ファイルのExif撮影情報を取得するので、ユーザーが選択したフォルダー内に解析上限枚数を超える枚数が含まれていても、フォルダーの撮影期間の特定をすることができる。
なお、CIPAによって標準化されたファイル名は、ユーザーがローカルHDDなどの記憶装置にファイル名を変更せずにコピーした場合でも、保持される。したがって、SDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)などデジタルカメラで撮影した画像が直接保存されるストレージから取得した画像データファイルも、ローカルHDDなどに保存された画像データファイルも、同じファイル名となる。したがって、いずれの保存先から画像データファイルを取得した場合でも、同様に、高速にフォルダーの期間を計算することが可能となる。
また、タイムスタンプは作成日時と更新日時が存在し、画像ファイルをコピーすると作成日時が変わってしまい、画像ファイルを編集したりすると更新日時が変わってしまう。これに対し、本実施形態で用いるExifの撮影日時は、ファイルをコピーしたり移動したりしても、ファイル内部の撮影日時が変更されずに保持される。したがって、本実施形態では、フォルダー内の画像の撮影期間を正確に特定することができる。
また、本実施形態では、画像ファイルの接頭語が一致しない場合、ステップ405において閾値による判定を行い、ファイルが少ない場合は、Exif撮影日時を取得して、フォルダーの撮影期間を特定する。このように、ファイルが少なく全ファイルのExif撮影日時を読み取っても、ユーザーに処理を待たせる時間が長くなる等の弊害がなければ、できるだけ正確なExif撮影日時を使用する。これにより、撮影期間の特定にかかる時間を抑えつつ、正確に撮影期間を特定することができる。
一方、本実施形態では、ファイル数が一定数以上であれば、すべてのファイルからExif撮影日時を読み取ると時間がかかってしまうので、正確性には欠けるが高速に読み取れるタイムスタンプを使用する。
また、本実施形態では、ユーザーにフォルダーを選択させる場合に、正確な撮影期間を表示することが可能となる。これにより、例えば、フォトアルバム作成時にフォルダーを選択させる選択処理において、撮影日時をもとにフォトアルバムを作成したい写真が格納されているフォルダーをユーザーに容易に選択させることができる。
なお、図4に示すフローにおいて、接頭語が不一致(S403でNo)の場合やファイル数が閾値以上(S405でYes)の場合、エラーが発生したとして処理を終了するようにしてもよい。この場合は、フォルダーの撮影期間は未取得として、ステップ203に戻るようにすればよい。なお、ユーザーに「フォルダーの撮影日時を取得することができません」等のエラー通知を行うようにしてもよい。
(実施形態2)
本実施形態では、複数のデジタルカメラで撮影した画像ファイルが格納されているフォルダーの撮影期間を高速かつ正確に特定する方法について説明する。
個々のカメラが、CIPAによって標準化されたファイル名で保存しても、ユーザーがローカルHDDなどのフォルダーにまとめて保存してしまうと、接頭語が一致しないことがある。例えば、カメラのメーカーが違ったり、同じメーカーであってもカメラの種類が違ったりする場合である。この場合、実施形態1では、ステップ403で接頭語が不一致と判定されてしまう。なお、1つのフォルダーに複数のカメラで撮影した画像が保存される場合としては、たとえば、旅行や結婚式など、複数人で同じイベントを撮影し、同じフォルダーに格納する場合などが挙げられる。本実施形態では、このケースでも、高速且つ正確に撮影期間を特定することができる。
本実施形態では、実施形態1と重複する説明は省略する。
図5のフローチャートを用いて本実施形態のフォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理について説明する。
ステップ501〜ステップ504は、実施形態1のステップ401〜ステップ404と同様であるため、説明を省略する。
ステップ505で、アプリケーションは、ソートしたファイルリストを、接頭語を使用して区分分け処理をする。ここで、図6のフローチャートを用いて、ステップ505の区分分け処理について説明する。
ステップ601で、アプリケーションは、ファイルリストを走査するためのインデックスを初期化する。なお、このインデックスを加算していくことで順次、ファイルリストを走査する。
ステップ602で、アプリケーションは、着目インデックスのファイル名を取得する。
ステップ603で、アプリケーションは、メモリ上にすでに接頭語があるか、言い換えれば、接頭語が決定されているか否かを判定する。接頭語がある場合(S603でYes)、ステップ605へ進み、接頭語がない場合(S603でNo)、ステップ604へ進む。なお、接頭語は、後述のステップ604で決まるため、初めてこのステップを通るときは、接頭語が決まっていないため、ステップ604に進む。
ステップ604で、アプリケーションは、着目インデックスのファイル名から対象フォルダーの接頭語を決定する。たとえば、ファイル名の先頭の4文字を接頭語にしてもよいし、ファイル名のうち数字が出現するまでの文字列を接頭語としてもよい。接頭語が決まったら、メモリ上に対象フォルダーの接頭語として保存し、ステップ608に進む。
ステップ605で、アプリケーションは、ステップ602で取り出した着目インデックスのファイル名とメモリ上の接頭語(それ以前のインデックスにおいてステップ604で決定した接頭語)が一致するかを判定する。一致していれば(S605でYes)、ステップ608へ進み、一致していなければ(S605でNo)、ステップ606へ進む。
ステップ606で、同じ接頭語のファイルで区切る(区分けをする)。なお、ひとつ前のインデックスまでが同じ接頭語を持つファイルであるので、ひとつ前のインデックスまでを区切る。なお、区切る位置を特定する情報を保存する。例えば、区切る位置のインデックスをメモリに記憶したり、ファイルリストから区切る位置までのファイルをコピーしたりする。
ステップ607で、アプリケーションは、ステップ604で決まった対象フォルダーの接頭語を削除する。削除後は、対象フォルダーの次の接頭語を決めるため、ステップ604へ進む。
ステップ608で、インデックスを次に進める、すなわち、インデックスを加算する。
ステップ609で、インデックスがファイルリスト数を超えていないかを判定する。インデックスがファイルリストのファイル数を超えていなければ(S609でNo)、まだ走査できるファイルがあるため、ステップ602へ進む。インデックスがファイルリストのファイル数を超えていれば(S609でYes)、リストの終端に到達しているので、処理を終了する。
上記の処理を繰り返すことで、ファイルリストを走査して、ファイルリストにおいて同じ接頭語での区分分けができる。
ステップ506で、アプリケーションは、ステップ505で区分分けして得られた区分数が閾値以上であるかを判定する。ここでは、閾値として4を設定する。区分数が閾値未満であれば(S506でNo)、ステップ507にすすむ。区分数が閾値以上であれば(S506でYes)、ステップ508に進む。
ステップ507で、アプリケーションは、区分毎に接頭語リストの先頭のファイル名に対応するファイルと末尾のファイル名に対応するファイルとからExif撮影日時を取得する。取得できた全てのExif撮影日時から、最古の日付と最新の日付を探索し、期間を計算する。これにより、対象フォルダーの撮影日時を特定する。
ステップ508で、アプリケーションは、タイムスタンプから日付情報を取得する。そして、得られた撮影日時から最古の撮影日時、最新の撮影日時を探索し、期間を計算する。なお、タイムスタンプには、作成日時と更新日時があり、いずれも取得できるが、本実施形態では、作成日時と更新日時のうち日時の古い日時を撮影日時とする。これにより、対象フォルダーの撮影日時を特定する。
本実施形態によれば、フォルダー内の画像の全てのExif撮影日時を取得する場合と比較して、フォルダー内の画像の撮影日時を高速に特定することができる。さらに、本実施形態では、接頭語が一致しない画像ファイルを含んでいたとしても、撮影期間を高速かつ正確に特定することができる。例えば、1つのフォルダーに複数のデジタルカメラで撮影した画像ファイルがまとめて格納されている場合、高速且つ正確にフォルダーに含まれる画像の撮影期間を計算することができる。より具体的には、本実施形態では、1つのフォルダーが複数台のカメラで撮影された画像を含んでいる場合でも、カメラ数×2のファイルからExif撮影日時を読み取ればよい。したがって、高速且つ正確にフォルダーに含まれる画像の撮影期間を計算することができる。
また、本実施形態では、区分毎にソートされたファイル名の最初の画像ファイルと最後の画像ファイルのExif撮影情報を取得する。したがって、ユーザーが選択したフォルダー内に解析上限枚数を超える枚数が含まれていても、フォルダーの撮影期間の特定をすることができる。
ここで、Exif撮影日時の取得数が増えると、一定時間内で、撮影期間の特定処理が完了しなくなってしまう。これに対し、本実施形態では、リストの区分数が閾値以上であれば、Exif撮影日時ではなく、タイムスタンプからフォルダーの撮影期間を特定する。これにより、撮影期間の特定にかかる時間を抑えつつ、正確に撮影期間を特定することができる。
なお、図5に示すフローにおいて、区分数が閾値以上(S506でYes)の場合、エラーが発生したとして処理を終了するようにしてもよい。この場合は、フォルダーの撮影期間は未取得として、ステップ203に戻るようにすればよい。なお、ユーザーに「フォルダーの撮影日時を取得することができません」等のエラー通知を行うようにしてもよい。
(実施形態3)
本実施形態では、フォルダーに含まれる画像データの撮影期間を特定する処理において、Exif撮影日時を読むか、タイムスタンプで代用するかを判定してから、撮影期間を特定する。本実施形態では、フォルダーの中に、CIPAによって標準化されていないファイル名を有する画像データファイルが多数含まれている場合に、より高速に撮影期間を特定することができる。例えば、デジタルカメラから写真ファイルを取り込むときに、独自のファイル名に変換してしまうソフトを用いた場合や、ユーザーが写真整理のために独自のファイル名に変更してしまった場合でも、正確にフォルダーの撮影期間を特定することができる。
本実施形態では、実施形態1と重複する説明は省略する。
図7のフローチャートを用いて本実施形態のフォルダーに含まれる画像の撮影期間を特定する処理について説明する。
なお、ステップ701〜ステップ705は、実施形態2のステップ501〜ステップ505と同様であるため、説明を省略する。
ステップ706で、区分毎にリストの先頭のファイル、末尾のファイルに対してタイムスタンプの作成日時と、更新日時との時間差を求める。そして、時間差に基づいて、Exif撮影日時の取得が必要な画像データファイル数をカウントする。タイムスタンプの作成日時と更新日時との時間差が予め設定した時間閾値(例えば、5秒)以上であれば、コピーや編集が発生されているため、Exif撮影日時の取得が必要な画像データファイルとしてカウントする。
画像データファイルのコピーや編集が行われていない場合、撮影時にファイルが新規作成された時間がタイムスタンプの作成日時になり、ファイルにデータを書き込み終わった時刻がタイムスタンプの更新日時になる。通常は、ファイルの書き込み完了までの時間は長くて数秒以下であるため、作成日時と更新日時の差が時間閾値以下であれば、ファイルのコピーや編集が発生していないと判定することができる。画像データファイルのコピーや編集が行われていない場合、タイムスタンプの作成日時及び更新日時のいずれも、Exifの撮影日時が、ほぼ一致するので、タイムスタンプからも正確な撮影日時情報を得ることができる。なお、時間閾値は、想定されるファイルの書き込み完了までの時間に基づいて適宜設定すればよい。
一方、画像データファイルをコピーした場合は、コピー先にファイルが新規作成されるため、作成時間がコピーした日時になる。そして、ファイルの中身自体の更新が発生しないため、更新日時が、撮影日と一致する。そのため、タイムスタンプの更新日時と作成日時(コピー日時)の差が、ファイルの書き込み完了までの時間より長くなる。この場合は、タイムスタンプからは正確な撮影日時を得られない可能性が高いため、タイムスタンプの情報は使用しないことが望ましい。
また、画像データファイルを移動後に編集した場合、ファイルを移動した時点では、ファイルを新規作成しないため、移動先のファイルと移動元のファイルのタイムスタンプは一致する。その後、画像データファイルを編集すると、画像データファイルのタイムスタンプの作成日時は撮影日時と同じになるが、タイムスタンプの更新日時は編集した日時に変更される。そのため、タイムスタンプの作成日時(撮影日時)と更新日時との差が、ファイルの書き込み完了までの時間より長くなる。この場合は、タイムスタンプからは正確な撮影日時を得られない可能性が高い。
さらに、画像データファイルをコピーして編集した場合、その画像データファイルのタイムスタンプの作成日時はコピーした日付になり、タイムスタンプの更新日時は編集日と一致する。コピー後すぐに編集処理を行ったとしても、ファイルの書き込み完了までの時間よりは長くなる。この場合も、タイムスタンプからは正確な撮影日時を得られない可能性が高い。
しかしながら、ファイルをコピーした場合、ファイルを移動後に編集した場合、ファイルをコピー後に編集した場合の区別をつけることが難しい。しかしながら、タイムスタンプの作成日時と更新日時がほぼ一致している場合は、タイムスタンプを意図的に編集していない限り、上記のいずれにも該当しないと言える。したがって、タイムスタンプの作成日時や更新日時は、Exifの撮影情報と一致する可能性が高い。したがって、ステップ706では、区分毎にリストの先頭のファイル、末尾のファイルに対してタイムスタンプの作成日時と、更新日時との時間差を求める。
ステップ707で、ステップ706でカウントしたファイル数が、閾値未満であるかを判定する。閾値未満であれば(S706でNo)、ステップ708に進む。閾値以上であれば(S706でYes)、ステップ709に進む。閾値は、適宜設定することができ、例えば、10とする。
ステップ708で、アプリケーションは、接頭語リストの先頭のファイル名に対応する画像ファイル及び末尾のファイル名に対応する画像ファイルから撮影日時を取得する。
ステップ709で、情報処理は、Exif撮影日時を取得すると時間がかかってしまうため、従来のタイムスタンプから日付情報を取得する。タイムスタンプには、作成日時と更新日時が取得できるが、その二つの日時の古い日時を撮影日時とする。そして、得られた撮影日時から最古の撮影日時、最新の撮影日時を探索し、期間を計算する。
以上のフローにより、デジタルカメラで撮影されたフォルダーの中に、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)によって標準化されていないファイル名が多数含まれているフォルダーに対しても、高速にフォルダーの期間を計算することが可能となる。
(実施形態4)
本実施形態では、複数のデジタルカメラで撮影した画像ファイルが格納されているフォルダー対して、撮影期間を計算する方法について説明する。
同じ会社の異なるカメラを用いた場合、画像データファイルなどは、実施形態2や実施形態3のように接頭語による区分分けができない場合がある。例えば、新しいバージョンのカメラのインデックスが0から始まり、古いバージョンのカメラのインデックスが十分から始まる場合がある。これらが同じフォルダーに格納されていると、ソートしたとき先頭のファイルの撮影日より、末尾のファイルの撮影日が古くなるケースが生じる。本実施形態では、このようなケースでも、高速且つ正確に撮影期間を取得することができる。
本実施形態では、S505のファイルリストの区分分け方法が実施形態2及び実施形態3と異なる。全体のフローチャートは、実施形態2で説明した図5のフローチャートと同じであるため省略する。異なる撮影デバイスで撮影したファイルのファイル名の接頭語が同じである場合、図6のフローチャートでは、ファイルを分割することができない。これに対し、本実施形態では、取得したExif撮影日時が正しいか否かを、先頭のファイルの撮影日が末尾のファイルの撮影日より新しいか否かで判定する。
本実施形態では、実施形態1と重複する説明は省略する。図8のフローチャートを用いて、本実施形態に係るS505におけるファイルリストの区分分けの方法について説明する。本実施形態では、バイナリーサーチを用いて、二等分するファイルの撮影日時を取得し、前半部に属するか、後半部に属するかを判定することで区分分けをする。
ステップ801で、アプリケーションは、二つの変数(start及びend)を初期化する。バイナリーサーチするため、変数(start)は0で初期化し、変数(end)は、探索するファイル個数値で初期化する。
ステップ802で、アプリケーションは、探索するインデックスを求める。このインデックスは、変数(start)と変数(end)を二等分する位置になるので、(start+end)/2でインデックスを算出する。
ステップ803で、アプリケーションは、インデックスに位置するファイルをファイルリストから取り出す。
ステップ804で、アプリケーションは、ステップ803で取り出したファイルを読み込み、Exif撮影日時を読み込む。
ステップ805で、先頭のファイルに埋め込まれたExif撮影日時と、ステップ804で取得したExif撮影日時を比較し、先頭のファイルのExif撮影日時がステップ804で取得したExif撮影日時より古い日時か判定する。なお、ファイルの先頭に埋め込まれたExif撮影日時は、本処理を通るたびに比較対象になる。したがって、事前に読み込んでメモリに保存するか、実施形態2の図6のフローチャートの処理が正しいか判定する際に、先頭のファイルの撮影日時を取得してその取得値を保存してもよい。先頭のファイルの撮影日時の方が古ければ(S804でYes)、S807へ進む。先頭のファイルの撮影日時の方が古い場合、インデックスのファイルの位置までは、前半に区分されるファイルセットに属することがわかる。現在のインデックス以降のファイルについては、どちらに区分されるかをその後に判定すればよいので、ステップ807に進む。ステップ804で読み込んだ撮影日時のほうが古い場合(S804でNo)、インデックスのファイルの位置からファイルの末尾までが、後半に区分されるファイルセットに属することがわかる。インデックス以前のファイルについて、どちらに区分されればよいかを判定すればよいので、ステップ806に進む。
ステップ806では、変数(end)をステップ802で算出したインデックス値を代入する。本フローチャートは、変数(start)から変数(end)の間で区分できる位置を見つける処理を行っている。したがって、この処理以降の処理は、変数(start)からステップ802で算出したインデックス値までとなり、ファイルの前半の操作を引き続き行うことになる。
ステップ807では、変数(start)にステップ802で算出したインデックス値を代入する。本ステップは、ステップ806がファイルの前半の位置を見つけるのに対し、ファイルの後半の位置を見つける処理となる。
ステップ808で、変数(start)と変数(end)を比較し、変数(start)が変数(end)以上であるか判定する。変数(start)の方が小さければ(S808でNo)、探索するファイルが残っているため、ステップ802に戻る。変数が同じであれば(S808でYes)、処理するファイルがないため、処理を終了する。
本実施形態では、ファイルリストを走査して、ファイルの接頭語が同じとなるファイルリストであっても、撮影日時ごとに区分分けができる。上述したフローでは、2つに分割することが可能であり、撮影日時が異なるファイルが複数ある場合は、上述したフロー処理を繰り返すことで、3以上に分割することができる。
本実施形態によれば、フォルダー内の画像の全てのExif撮影日時を取得する場合と比較して、フォルダー内の画像の撮影日時を高速に特定することができる。さらに、本実施形態では、複数のデジタルカメラで撮影した情報が1つのフォルダーにまとめて格納されている場合であっても、高速にフォルダーに含まれる画像の撮影期間を高速且つ正確に特定することができる。
また、本実施形態では、区分毎にソートされたファイル名の最初の画像ファイルと最後の画像ファイルのExif撮影情報を取得する。したがって、ユーザーが選択したフォルダー内に解析上限枚数を超える枚数が含まれていても、フォルダーの撮影期間の特定をすることができる。
(他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、画像ファイルのソートはファイル名を使用したが、これに限定されるものではなく、その他のOSが管理するファイル管理情報であってもよい。例えば、画像ファイルのタイムスタンプの作成日時や更新日時を使用してソートしてもよい。また、例えば、画像ファイルのファイルIDを使用してソートしてもよい。ファイルIDをソートする場合も、同様に、アルファベット順、数字順にソートするようにすればよい。
上述した実施形態では、Exif撮影日時を例に挙げて説明したが、これに限定されず、他のメタ情報であってもよい。他のメタ情報としては、例えば、XMP(Adobe Extensible Metadata Platform)撮影日時が挙げられる。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。

Claims (14)

  1. フォルダーに含まれる画像ファイルのファイル管理情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された前記フォルダーに含まれるファイル管理情報をソートするソート手段と、
    前記ソート手段によりソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報の接頭語と、末尾のファイル管理情報の接頭語が一致するか判定する判定手段と、
    前記ソート手段によりソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイル及び末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルにアクセスしてそれぞれのメタ情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得により取得したメタ情報に基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定する特定手段と、
    を有し、
    前記第2取得手段は、前記判定手段により一致すると判定された場合、前記フォルダーに含まれる全ての画像ファイルからメタ情報は取得せずに、前記先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報と前記末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報とを取得することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段により一致しないと判定された場合、前記第2取得手段は、前記フォルダーに含まれる全ての画像ファイルから前記メタ情報を取得し、前記特定手段は、前記第2取得手段が取得した全ての画像ファイルのメタ情報に基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記フォルダーに含まれる画像ファイルの数が閾値以上であるか判定する第2判定手段をさらに備え、
    前記判定手段により一致しないと判定され且つ前記第2判定手段により閾値以上ではないと判定された場合、前記第2取得手段は、前記フォルダーに含まれる全ての画像ファイルから前記メタ情報を取得し、前記特定手段は、前記第2取得手段が取得した全ての画像ファイルのメタ情報に基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段により一致しないと判定され且つ前記第2判定手段により閾値以上であると判定された場合、前記特定手段は、タイムスタンプに基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段により一致しないと判定された場合、前記ファイル管理情報を区分けする区分け手段をさらに備え、
    前記判定手段により一致しないと判定された場合、前記第2取得手段は、前記区分け手段により区分けされた区分毎に、前記ソート手段によりソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイル及び末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルにアクセスしてそれぞれのメタ情報を取得し、前記特定手段は、前記第2取得により取得したメタ情報に基づいて前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ファイル管理情報はファイル名であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ファイル管理情報はタイムスタンプであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ファイル管理情報はファイルIDであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記メタ情報は、Exif撮影日時であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記メタ情報は、XMP(Adobe Extensible Metadata Platform)撮影日時であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記特定手段により特定された撮影期間に応じた情報を表示部に表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記特定された撮影期間に応じた情報と前記フォルダーを示す情報とを表示部に表示させ、
    前記表示されたフォルダーがユーザにより選択された場合、前記フォルダー内の画像ファイルのうち、少なくとも一部の画像ファイルを用いてレイアウト画像が生成されることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. フォルダーに含まれる画像ファイルのファイル管理情報を取得する工程と、
    取得された前記フォルダーに含まれるファイル管理情報をソートする工程と、
    ソートされた前記ファイル管理情報の先頭のファイル管理情報の接頭語と、末尾のファイル管理情報の接頭語が一致するか判定する工程と、
    ソートされたファイル管理情報の先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイル及び末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルにアクセスしてそれぞれのメタ情報を取得する工程と、
    取得したメタ情報に基づいて、前記フォルダーに含まれる画像ファイルの撮影期間を特定する工程と、を有し、
    前記メタ情報を取得する工程では、前記先頭のファイル管理情報の接頭語と、前記末尾のファイル管理情報の接頭語が一致すると判定された場合、前記フォルダーに含まれる全ての画像ファイルからメタ情報は取得せずに、前記先頭のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報と前記末尾のファイル管理情報に対応する画像ファイルのメタ情報とを取得することを特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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