JP6524822B2 - 情報処理システム、故障予測モデル採用判定方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、故障予測モデル採用判定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理システム、故障予測モデル採用判定方法及びプログラムに関する。
近年、複写機やプリンタなどの電子機器では故障予測モデルによる故障の予兆検出や故障の未然防止に必要な処置が行われている。故障予測モデルは、故障が発生しそうな電子機器を検出する方法(故障予測ロジック)と、故障予測ロジックにより故障の予兆を検出した電子機器に対する故障の未然防止に最適な処置の方法(未然防止処置)と、を定めたものである。
例えば各画像形成装置がそれぞれ自己の状態を表す状態情報を管理装置へ送信し、管理装置がその状態情報を受信するとその状態情報の内容を分析して、各端末装置に対して選択的に画像形成装置の保守又は修理に関する情報を送信するようにした画像形成装置管理システムは、従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば様々な現象に応じた故障予測モデルの開発が日々進められている。開発された故障予測モデルは、例えば電子機器から収集した情報に基づく故障の予兆検出や、カスタマーエンジニア(CE)に故障の未然防止に最適な処置の方法の通知に採用される。
しかしながら、故障予測ロジックの精度は必ずしも100%でないため、開発された故障予測モデルを全て採用してしまうと、過剰な未然防止処置により採算が取れない場合があるという問題があった。
本発明の一実施形態は、運用時のコストを試算して採算の取れる故障予測モデルを採用可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本願請求項1は、一台以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、電子機器に発生する故障の予兆検出方法と、前記電子機器に発生する故障の未然防止処置と、が対応付けられた故障予測モデルに、前記故障が発生した一台以上の電子機器の故障履歴情報を当てはめ、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により増加するコストと、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により削減されるコストと、を試算するコスト試算手段と、前記試算の結果に基づき、前記故障予測モデルの運用により増加するコストよりも、前記故障予測モデルの運用により削減されるコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する採用決定手段と、を有し、前記採用決定手段は、前記未然防止処置が、訪問作業による部品の交換を要する未然防止処置である場合に、事前に部品を手配することにより発生するコストよりも、事前に部品を手配することにより不要となる再訪問作業のコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、運用時のコストを試算して採算の取れる故障予測モデルを採用決定できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る複合機の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。 故障予測モデル開発部の一例の処理ブロック図である。 故障発生前に共通して発生している状態情報のデータパターンを探索する処理の一例について説明する図である。 故障予測ロジックの精度の一例について説明する図である。 故障予測ロジックの精度を表す指標の一例について説明する図である。 故障予測ロジックの精度が高い場合に決定される未然防止処置の一例の説明図である。 故障予測ロジックの精度が高くない場合に決定される未然防止処置の一例の説明図である。 故障予測モデルの一例について説明する図である。 故障に対する総サービスコストの算出式である。 故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果(予測的中/空振り)とプラスワン対応の可能/不能とにより分けられる4つのパターンを示す図である。 プラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算について説明する図である。 プラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算結果の一例を示す図である。 センサAの電流出力値の変動の一例を示す図である。 緊急訪問の場合のサービスコスト効果の試算結果の一例を示す図である。 センサBの電流出力値及び現像Yトナー濃度の変動の一例を示す図である。 緊急訪問の場合のCEによる一例の対応フローである。 故障(エラーB)の発生原因の一例を示す図である。 故障(エラーB)の一例の分類図である。 センサ光量の変動の一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。情報処理システム1は、情報処理装置10、複数の複合機12、端末装置14が、インターネットなどのネットワークN1を介して接続されている。
複合機12は電子機器の一例である。複合機12はスキャン、印刷(出力)やFAXなどの画像形成処理を行う。本実施形態に係る電子機器は、例えば複合機やスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、プロジェクタ、電子黒板等の画像形成装置の他、故障予測モデルにより保守を行う様々な電子機器が含まれる。
情報処理装置10は複合機12に関連する複数の変数(例えばセンサの電流出力値等の状態情報)をネットワークN1経由で取得する。また、情報処理装置10はカスタマーエンジニア(以下、CEと呼ぶ)等が複合機12からUSBメモリなどの記録媒体に記録した複合機12に関連する複数の変数を読み出すようにしてもよい。情報処理装置10は故障予測モデルを運用した場合のコストシミュレーション(試算)を行い、後述のように採算が取れるかを確認した上で、採算の取れる故障予測モデルを採用する。
端末装置14は例えばCEなどの保守を行うユーザや、CEに保守を指示するユーザが操作する装置である。端末装置14は例えばPC(Personal Computer)やタブレット型端末、スマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等である。端末装置14は情報処理装置10が採用した故障予測モデルによる故障の予兆検出の結果やCEに対する未然予防処置の通知などを行う。
図1の情報処理システム1のネットワークN1は有線通信ネットワークであっても無線通信ネットワークであってもよい。また、図1の情報処理システム1はシステム構成の一例であって、例えば情報処理装置10を複数のコンピュータに分散して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
情報処理装置10、端末装置14は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
情報処理装置10、端末装置14は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータ500により、後述するような各種処理を実現できる。
《複合機》
図1の複合機12は、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は本実施形態に係る複合機の一例のハードウェア構成図である。図3の複合機12は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、複合機12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、複合機12は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604は複合機12をネットワークN1に接続させるためのインタフェースである。これにより、複合機12は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は、印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ606は、原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<ソフトウェア構成>
《情報処理装置》
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。
情報処理装置10はプログラムを実行することで、状態情報取得部21、故障データ取得部22、故障予測モデル開発部23、コスト試算部24、採用決定部25、状態情報記憶部31、故障データ記憶部32、故障予測モデル記憶部33を実現している。
状態情報取得部21は複合機12に関連する複数の変数である状態情報を取得し、状態情報を状態情報記憶部31に記憶させる。状態情報は、複合機12に設けられたセンサの電流出力値や、消耗部品の消耗度に関する情報(例えばカウンタ値や使用回数)などである。
故障データ取得部22は複合機12の故障データを取得し、故障データを故障データ記憶部32に記憶させる。故障データは故障が発生したときの状態情報(センサの電流出力値や、消耗部品の消耗度に関する情報などである。
故障予測モデル開発部23は状態情報記憶部31の状態情報と故障データ記憶部32の故障データとを利用し、統計解析による故障予測ロジックの開発と未然防止処置の決定とにより、故障予測モデルの開発を行う。故障予測モデル開発部23は故障予測モデルの開発を自動的に行うものであっても、データ分析者による故障予測モデルの開発を支援するものであってもよい。故障予測モデル開発部23は開発した故障予測モデルを故障予測モデル記憶部33に記憶させる。
コスト試算部24は、状態情報記憶部31の状態情報及び故障データ記憶部32の故障データを利用し、開発した故障予測モデルを運用した場合のサービスコスト効果の試算を行う。
例えばコスト試算部24は、開発した故障予測モデルを運用した場合に増加するサービスコストと、開発した故障予測モデルを運用した場合に削減されるサービスコストとを試算する。
採用決定部25は、開発した故障予測モデルを運用した場合のサービスコスト効果の試算結果に基づき、採算の取れる故障予測モデルを採用する。例えば採用決定部25は開発した故障予測モデルを運用した場合に増加するサービスコストよりも、開発した故障予測モデルを運用した場合に削減されるサービスコストの方が大きければ、採算の取れる故障予測モデルとして採用する。なお、採用決定部25による故障予測モデルの採用判断はCEがいる拠点ごとに行ってもよい。
なお、採算の取れる故障予測モデルか否かの判定基準は様々考えることができ、例えばサービスコストを削減できるもの、サービスコストを所定割合削減できるもの、などが考えられる。
図4の故障予測モデル開発部23は、例えば図5に示すような処理ブロックにより実現される。図5は故障予測モデル開発部の一例の処理ブロック図である。故障予測モデル開発部23はデータパターン探索部41、故障予測ロジック精度指標算出部42、未然防止処置決定部43を有する。
データパターン探索部41は、状態情報記憶部31の状態情報と故障データ記憶部32の故障データとを利用し、故障発生前に共通して発生している状態情報のデータパターンを探索する。
故障予測ロジック精度指標算出部42は、故障予測ロジックの精度(データパターン発生後の故障発生確率の大きさ)を算出する。例えば本実施形態の故障予測ロジック精度指標算出部42は故障予測ロジックの精度を表す指標として、後述するヒット率、カバー率の2つの指標を算出する。未然防止処置決定部43は故障予測ロジックの精度により未然防止処置を後述のように決定する。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《データパターンの探索》
データパターン探索部41は、状態情報記憶部31の状態情報と故障データ記憶部32の故障データとを利用し、図6に示すように、故障発生前に共通して発生している状態情報のデータパターンを探索する。
図6は故障発生前に共通して発生している状態情報のデータパターンを探索する処理の一例について説明する図である。データパターン探索部41は状態情報記憶部31の状態情報と故障データ記憶部32の故障データとにより表される機器(複合機12)の故障履歴から、故障Aの発生前に共通して発生しているデータパターンを探索する。なお、故障Aと故障Aの発生前に共通して発生しているデータパターンとの関係が故障予測ロジックとなる。このように探索したデータパターンの発生を検出することで、情報処理装置10は故障Aの予兆検出を行うことができる。
《故障予測ロジックの精度の算出》
図7は故障予測ロジックの精度の一例について説明する図である。ここでは、データパターン探索部41が探索したデータパターンの発生により故障の予兆検出を行い、未然防止処置を実施したものとする。
図7(1)はデータパターンが発生したあとで実際に故障が発生している様子を表している。このように、データパターンが発生したあとで実際に故障が発生するのであれば実施した未然防止処置は故障の未然防止を実現できる。
図7(2)はデータパターンが発生したあとで実際に故障が発生しなかった様子を表している。このように、データパターンが発生したあとで実際に故障が発生しなければ実施した未然防止処置は過剰な処置となる。
したがって、データパターン探索部41は故障発生前に共通して発生しているデータパターンのうち、図7(1)の場合が多く、図7(2)の場合が少ないデータパターンを探索する。
図8は故障予測ロジックの精度を表す指標の一例について説明する図である。図8では故障予測ロジックの精度を表す指標として、ヒット率及びカバー率を示している。故障予測ロジックは故障発生前に共通して発生しているデータパターンを検出する式である。
故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果は、例えば以下の予測的中、空振り、発見できず、の3つのケースに分けられる。予測的中は故障予測ロジックにより故障の予兆が検出され、実際に故障が発生したケースである。空振りは故障予測ロジックにより故障の予兆が検出され、実際に故障が発生しなかったケースである。「発見できず」は故障予測ロジックにより故障の予兆が検出されず、実際に故障が発生したケースである。
故障予測ロジックの精度は図8に示すカバー率、ヒット率の2つの指標により表されている。カバー率は(予測的中+発見できず)の件数に対する予測的中の件数の割合を示すものである。つまり、カバー率はデータパターンにより検出できる故障の割合を示す指標である。また、ヒット率は(予測的中+空振り)の件数に対する予測的中の件数の割合を示すものである。つまり、ヒット率は実際に故障が発生する故障の予兆の割合を示す指標であり、データパターン発生後に故障が発生する確率を示している。
《未然防止処置の決定》
未然防止処置決定部43はヒット率が示す故障予測ロジックの精度により未然防止処置を図9又は図10のように決定する。図9は故障予測ロジックの精度が高い場合に決定される未然防止処置の一例の説明図である。図10は故障予測ロジックの精度が高くない場合に決定される未然防止処置の一例の説明図である。
図9に示すように、故障予測ロジックの精度が高い場合、未然防止処置決定部43は緊急訪問による未然防止処置を選択する。このように、データパターン発生後、ほぼ確実に故障が発生するため、未然防止処置決定部43は緊急手配により故障が起きる前に実施する未然防止処置を選択する。
また、故障予測ロジックの精度が高くない場合、未然防止処置決定部43は、ついで作業(プラスワン)による未然防止処置を選択する。未然防止処置が空振りに終わってしまうケースの増加が予測される場合、未然防止処置決定部43は定期作業などの際に、プラスワンで未然防止処置を実施することで、空振りによるコスト増加を抑えつつ、故障の未然防止処置を実施する。
《故障予測モデル》
図11は故障予測モデルの一例について説明する図である。図11の故障予測モデルは故障予測ロジックと未然防止処置とが対応付けられている。故障予測ロジックは故障が発生しそうな機器を検出する方法を示している。また、未然防止処置は、故障予測ロジックにより故障の予兆を検出した電子機器に対する故障の未然防止に最適な処置の方法を提示している。
故障予測モデル開発部23は、故障予測ロジックの精度を算出し、故障予測ロジックの精度により未然防止処置を図9又は図10のように選択し、選択した未然防止処置と故障予測ロジックとを対応付けた故障予測モデルを開発している。
《コスト試算》
コスト試算部24は例えば図12に示すように、サービスコストを算出する。図12はサービスコスト算出式の一例を説明する図である。図12は、故障に対する総サービスコストの算出式である。
図12に示すように、故障に対する総サービスコストの算出式は、CE手配が必要な故障発生回数と、その故障の保守にかかるサービスコストとを掛け算することにより算出される。
また、その故障の保守にかかるサービスコストには、CEの人件費と、部品費と、が含まれている。CEの人件費は、図12に示すように、一度の訪問でかかる時間と、1+再訪問率と、CE単価と、を掛け算することにより算出される。また、部品費は故障の保守に掛かった総部品費である。一度の訪問でかかる時間は、移動時間と作業時間とにより表される。また、移動時間はCEがいる拠点から複合機12の設置場所までの距離により異なる。
例えばコスト試算部24は、プラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算を次のように行う。図13は故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果(予測的中/空振り)とプラスワン対応の可能/不能とにより、4つのパターンに分けられる。
図13のパターン(1)は、故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果が予測的中であり、プラスワン対応が可能であるケースである。また、図13のパターン(2)は故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果が予測的中であり、プラスワン対応が不可であるケースである。
図13のパターン(3)は、故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果が空振りであり、プラスワン対応が可能であるケースである。また、図13のパターン(4)は故障予測ロジックによる故障の予兆検出の結果が空振りであり、プラスワン対応が不可であるケースである。
図14はプラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算について説明する図である。図14(1)は図13のパターン(1)〜(4)を図8に示した予測的中、空振り、発見できず、に分類したものである。図14(1)では予測的中にパターン(1)及び(2)の件数が分類され、空振りにパターン(3)及び(4)の件数が分類されている。
ここではプラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算について説明するため、プラスワン対応が可能であるパターン(1)及び(3)の件数に図14(2)のように絞り込む。図14(2)では予測的中にパターン(1)の件数が分類され、空振りにパターン(3)の件数が分類されている。
図14(2)の場合、コスト試算部24は、プラスワン対応により発生するサービスコストを、以下の式(1)により算出する。
増加するサービスコスト=A件×B分×C円…(1)
A件:パターン(1)+(3)の件数
B分:プラスワン対応の作業時間
C円:CE単価
また、コスト試算部24は、プラスワン対応により不要となる作業により削減されることになるサービスコストを、以下の式(2)により算出する。
削減されるサービスコスト=D件×E分×C円…(2)
D件:パターン(1)の件数
E分:移動時間とプラスワン対応により削減できる作業時間
プラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果は、式(2)により算出されたサービスコストから式(1)により算出されたサービスコストを減算することにより試算される。例えば式(2)により算出されたサービスコストから式(1)により算出されたサービスコストを減算することにより試算されたサービスコストがプラスであれば、採算の取れる故障予測モデルとして採用する。
図15はプラスワンによる未然防止処置を選択した場合のサービスコスト効果の試算結果の一例を示す図である。図15では予測的中に50件が分類され、空振りに82件が分類され、発見できずに110件が分類されている。図15の故障予測ロジックはセンサAの電流出力値が所定値以上となった場合、故障(エラーA)が発生しやすい状態となるというものである。なお、故障予測ロジックの精度は、38%の確率で30日以内にエラーAの故障が発生するものとする。また、プラスワン対応は、センサA汚れを起因とする故障を未然に防止するため、センサAの水拭き清掃とする。
図15の例ではヒット率が38%、カバー率が31%となる。例えば図15の例においては予測的中の半数「25件」にプラスワン対応が可能であるとして計算しても、プラスワン対応により削減されるサービスコストが、空振りの件数82件のプラスワン対応により増加するサービスコストより小さくなる。
図16はセンサAの電流出力値の変動の一例を示す図である。図16に示すようにセンサAの電流出力値が所定値以上となった(予兆検出)のあと、故障(エラーA)が発生している。そこで、故障(エラーA)が発生する前に、プラスワン対応により故障センサAの水拭き清掃をすることで、故障(エラーA)の発生による緊急訪問を防ぐことができる。
また、コスト試算部24は、緊急訪問の場合のサービスコスト効果の試算を次のように行う。緊急訪問において部品交換を要する場合、コスト試算部24は事前に部品手配を行うことによる部品無し再訪問率の削減のサービスコスト効果を試算できる。未然防止処置決定部43は空振りによるサービスコスト増加よりも、部品無し再訪問率の削減によるサービスコスト削減の方が大きければ、採算の取れる故障予測モデルとして採用する。
図17は緊急訪問の場合のサービスコスト効果の試算結果の一例を示す図である。図17では予測的中に3件が分類され、空振りに0件が分類され、発見できずに11件が分類されている。図17の故障予測ロジックはセンサBの電流出力値の現在値が上昇、現像Yトナー濃度の現在値が下降することでトナー濃度が薄くなり、故障(エラーC)が発生するというものである。
なお、故障予測ロジックの精度は、100%の確率でエラーCの故障が発生するものである。また、緊急訪問におけるCEへの作業指示は、トナー補給ユニット交換の実施であるとする。
図17の例ではヒット率が100%、カバー率が21.4%となる。例えば図17の例においては予測的中の「3件」に緊急訪問が可能であるとして計算する。エラーCの故障は再訪問率が高く、再訪問率の低下により削減されるサービスコストを緊急訪問の場合のサービスコスト効果として試算する。
図18はセンサBの電流出力値及び現像Yトナー濃度の変動の一例を示す図である。図18に示すようにセンサBの電流出力値が所定値以上となり、現像Yトナー濃度が所定値以下となった(予兆検出)のあと、故障(エラーC)が発生している。故障(エラーC)が発生する前に、緊急訪問によりトナー補給ユニット交換をすることで、故障(エラーC)の発生による緊急訪問を防ぐことができる。
また、コスト試算部24は、原因診断モデルを利用することにより、緊急訪問の場合のサービスコスト効果の試算を次のように行うことができる。原因診断モデルにより低減されるサービスコストには、故障の原因診断時間、復旧処置時間、再訪問による移動時間によるものがある。
図19は緊急訪問の場合のCEによる一例の対応フローである。ステップS11においてCEは緊急訪問のために移動する。ステップS12においてCEは複合機12の状況を確認する。ステップS13において原因診断モデルによる故障の原因診断を行う。CEはステップS14において故障の原因診断結果に基づき、復旧処置を行う。
ステップS15においてCEは複合機12の動作確認を行う。また、ステップS16においてCEは清掃などの標準作業を行う。ステップS17においてCEは作業報告を行うことで図19の対応フローを終了する。
原因診断モデルによる故障の原因診断を緊急訪問前に行い、緊急訪問前に故障の原因診断結果及び必要な部品をCEに通知することにより、図19の対応フローではステップS13の故障の原因診断時間やステップS14の復旧処置時間を短縮できる。また、図19の対応フローでは部品無し再訪問による移動時間を無くすことができる。
図20は故障(エラーB)の発生原因の一例を示す図である。図20により故障(エラーB)の主な発生原因は「センサAの汚れ」と判断できる。そこで、発生原因「センサAの汚れ」を起因として故障(エラーB)の原因診断モデルを検討した。
例えばセンサAの汚れは、所定のセンサ光量が所定値以上であるときに疑われる。そこで判定条件として「所定のセンサ光量が所定値以上」を定義する。故障(エラーB)はセンサAの汚れに起因するものであるか否かと、判定条件に該当するか否かにより、図21のように分類される。
図21は故障(エラーB)の一例の分類図である。図21では予測的中に25件が分類され、センサAの汚れが起因であるが判定条件に該当しなかった故障として43件が分類され、判定条件に該当したがセンサAの汚れが起因でなかった故障として4件が分類されている。図21ではヒット率が86%となり、カバー率が37%となる。CEへの作業指示はセンサAの水拭き清掃とする。
図21の例ではセンサAの汚れが起因である故障(エラーB)の68件のうち、予測的中の25件について、ステップS13の故障の原因診断時間やステップS14の復旧処置時間を短縮できる。また、部品無し再訪問による移動時間を無くすことができる。
図22はセンサ光量の変動の一例を示す図である。図22ではセンサ光量が判定条件の所定値(2385)以上となった後で、故障(エラーB)が発生している。緊急訪問によりセンサAの水拭き清掃を行うことで、センサ光量は判定条件の所定値(2385)以下の水準まで低下する。
<まとめ>
本実施形態によれば、開発した故障予測モデルを運用した場合のサービスコストの試算を行い、採算の取れる故障予測モデルを採用できる。このため、本実施形態によれば採算の取れない故障予測モデルを採用してしまい、未然防止処置を行えば行うほど赤字になる状態を避けることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。複合機12は特許請求の範囲に記載した電子機器の一例である。情報処理装置10は一台以上の情報処理装置の一例である。故障データは故障履歴情報の一例である。緊急訪問による作業は訪問作業の一例である。再訪問による作業は再訪問作業の一例である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
12 複合機
14 端末装置
21 状態情報取得部
22 故障データ取得部
23 故障予測モデル開発部
24 コスト試算部
25 採用決定部
31 状態情報記憶部
32 故障データ記憶部
33 故障予測モデル記憶部
41 データパターン探索部
42 故障予測ロジック精度指標算出部
43 未然防止処置決定部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
B バス
N1 ネットワーク
特開2004−37941号公報

Claims (6)

  1. 一台以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    電子機器に発生する故障の予兆検出方法と、前記電子機器に発生する故障の未然防止処置と、が対応付けられた故障予測モデルに、前記故障が発生した一台以上の電子機器の故障履歴情報を当てはめ、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により増加するコストと、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により削減されるコストと、を試算するコスト試算手段と、
    前記試算の結果に基づき、前記故障予測モデルの運用により増加するコストよりも、前記故障予測モデルの運用により削減されるコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する採用決定手段と、
    を有し、
    前記採用決定手段は、前記未然防止処置が、訪問作業による部品の交換を要する未然防止処置である場合に、事前に部品を手配することにより発生するコストよりも、事前に部品を手配することにより不要となる再訪問作業のコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する情報処理システム。
  2. 前記採用決定手段は、前記未然防止処置が、ついで作業による未然防止処置である場合に、ついで作業により発生するコストよりも、ついで作業により不要となる作業のコストの方が大き前記故障予測モデル採用を決定する
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理システム。
  3. 前記コスト試算手段は、前記予兆検出方法により故障の予兆が検出され、その故障が実際に発生した件数分の作業のコストを、ついで作業により不要となる作業のコストとして試算する
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理システム。
  4. 前記コスト試算手段は、前記未然防止処置に掛かる時間により発生する人件費と、前記未然防止処置の部品費と、により前記故障予測モデルの運用により増加するコストを試算する
    ことを特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 一台以上の情報処理装置を有する情報処理システムにおいて実行される故障予測モデル採用判定方法であって、
    電子機器に発生する故障の予兆検出方法と、前記電子機器に発生する故障の未然防止処置と、が対応付けられた故障予測モデルに、前記故障が発生した一台以上の電子機器の故障履歴情報を当てはめ、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により増加するコストと、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により削減されるコストと、を試算するコスト試算ステップと、
    前記試算の結果に基づき、前記故障予測モデルの運用により増加するコストよりも、前記故障予測モデルの運用により削減されるコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する採用決定ステップと、
    を有し、
    前記採用決定ステップは、前記未然防止処置が、訪問作業による部品の交換を要する未然防止処置である場合に、事前に部品を手配することにより発生するコストよりも、事前に部品を手配することにより不要となる再訪問作業のコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する故障予測モデル採用判定方法。
  6. 情報処理装置を、
    電子機器に発生する故障の予兆検出方法と、前記電子機器に発生する故障の未然防止処置と、が対応付けられた故障予測モデルに、前記故障が発生した一台以上の電子機器の故障履歴情報を当てはめ、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により増加するコストと、前記故障予測モデルを運用しなかった場合と比較して前記故障予測モデルの運用により削減されるコストと、を試算するコスト試算手段、
    前記試算の結果に基づき、前記故障予測モデルの運用により増加するコストよりも、前記故障予測モデルの運用により削減されるコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定する採用決定手段、
    として機能させ
    前記採用決定手段は、前記未然防止処置が、訪問作業による部品の交換を要する未然防止処置である場合に、事前に部品を手配することにより発生するコストよりも、事前に部品を手配することにより不要となる再訪問作業のコストの方が大きい前記故障予測モデルの採用を決定するプログラム。
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