JP6524671B2 - 緩衝部材 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を保護するための緩衝部材に関する。
従来、電子写真画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジを保護するための緩衝部材として、空気を収容する複数の媒体収容袋がプロセスカートリッジを囲うように配置された緩衝部材が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、緩衝部材に形成された切込部を切り裂くことで、すべての媒体収容袋内の空気が抜けるようになっており、これにより、緩衝部材からプロセスカートリッジを容易に取り出すことが可能となっている。
特開2004−338785号公報
しかしながら、従来技術では、プロセスカートリッジを緩衝部材から取り出す際にすべての媒体収容袋の空気が抜けてしまうので、緩衝部材の緩衝機能がなくなって緩衝部材を再利用できなくなるといった問題があった。
そこで、本発明は、プロセスカートリッジ等の物品を緩衝部材から容易に取り出すことを可能にしつつ、緩衝部材の再利用も可能にすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る緩衝部材は、物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える。
前記複数の媒体収容袋は、第1方向に延びる第1媒体収容袋と、前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋とを有する。
前記第1媒体収容袋は、前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、を有する。
前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出している。
この構成によれば、物品を緩衝部材から取り出す際に、ユーザが第1収容部および第2媒体収容袋から突出した断面積の小さな第2収容部を引き裂くことで、第1媒体収容袋内の媒体が外部に放出されて、緩衝部材からの物品への締め付け力が弱くなるので、緩衝部材から物品を容易に取り出すことができる。また、緩衝部材から物品を取り出した後も第2媒体収容袋内には媒体が残っているので、緩衝部材に緩衝機能を持たせることができ、緩衝部材を再利用することができる。
また、前記した構成において、前記第1媒体収容袋と前記第2媒体収容袋は、交互に配置されていてもよい。
これによれば、第1媒体収容袋から媒体が放出された後には、複数の第2媒体収容袋が略同ピッチで並ぶため、より良好に物品を各第2媒体収容袋で保護することができる。
また、前記した構成において、前記第1方向における前記第1収容部の端部と前記第2媒体収容袋の端部とを連結する連結部を設ける場合には、前記連結部に、当該連結部を所定のラインに沿って切断するためのミシン目を形成し、前記第2収容部を、前記所定のライン上に配置し、前記第2媒体収容袋の端部を、前記所定のラインに対して離して配置することができる。
これによれば、ミシン目に沿って連結部を切り裂くことで第2収容部を切り裂くことができる。また、この際、切り裂かれる部分である所定のラインから第2媒体収容袋の端部が離れているので、第2媒体収容袋に孔が形成されるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記ミシン目は、複数のスリットであってもよい。
また、前記した構成において、前記第2収容部は、前記連結部に一体に形成されていてもよい。
これによれば、第2収容部をより切り裂きやすくすることができる。
また、前記した構成において、前記第2面積は、前記第1面積の1/4以下であってもよい。
これによれば、第2収容部をより切り裂きやすくすることができる。
また、前記した構成において、複数の前記第2媒体収容袋同士を連結する連結部材と、前記連結部材に着脱可能な着脱部材とを備え、前記第1媒体収容袋は、前記第2収容部の前記第1収容部とは反対側に設けられ、前記第2方向の断面の面積が前記第2面積よりも大きな第3面積となる第3収容部を有し、前記着脱部材は、前記第1収容部、前記第2収容部および前記第3収容部の外面によって形成される凹部内に配置される構成とすることもできる。
これによれば、着脱部材を連結部材から外す際に、着脱部材が第3収容部に引っ掛かって、第2収容部が破かれるので、第1媒体収容袋のみから良好に媒体を放出させることができる。
また、前記した構成において、前記着脱部材は、周縁から突出して前記凹部内に配置される突起を有していてもよい。
これによれば、着脱部材を連結部材から外す際に、着脱部材の突起が第3収容部に引っ掛かって、第2収容部や第3収容部が破かれるので、第1媒体収容袋のみから良好に媒体を放出させることができる。
また、前記した構成において、前記物品を緩衝部材の内部に収容している状態において、前記第1媒体収容袋は、前記第2媒体収容袋よりも前記物品側に向けて突出していてもよい。
これによれば、第1媒体収容袋に媒体が収容されている状態において、第1媒体収容袋によって良好に物品を保持することができる。また、第1媒体収容袋から媒体が放出された状態においては、緩衝部材からの物品への締め付け力を非常に小さな力にすることができるので、緩衝部材から物品をより容易に取り出すことができる。
また、前記した構成において、前記緩衝部材は、前記物品を内部に収容している状態において、前記物品の長手方向に延びる筒状に構成され、前記長手方向の一端側に前記物品を取り出すための取出口を有していてもよい。
これによれば、短手方向の一端側に取出口を設ける構造と比べ、取出口を小さくすることができるので、緩衝部材の再利用時において、物品が取出口から抜け出ることを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記複数の媒体収容袋は、前記物品の長手方向に長い長尺状に構成され、前記物品の短手方向に並んでいてもよい。
これによれば、緩衝部材の長手方向一端側にある取出口から物品を取り出す際に、複数の媒体収容袋のそれぞれの間に形成される凹部が抵抗にならないので、物品を取り出し易い。
また、前記した構成において、前記複数の媒体収容袋は、前記第1媒体収容袋および前記第2媒体収容袋によって筒状に構成された部位の両端部を塞ぐ第3媒体収容袋を備え、前記物品を緩衝部材の内部に収容している状態において、前記物品の前後左右上下の各面に対して、前記第2媒体収容袋または前記第3媒体収容袋が対向していてもよい。
これによれば、緩衝部材の再利用時において、物品を第2媒体収容袋または第3媒体収容袋によって良好に保護することができる。
本発明によれば、物品を緩衝部材から容易に取り出すことができるとともに、緩衝部材を再利用することができる。
本発明の一実施形態に係る緩衝部材を示す斜視図である。 緩衝部材を短手方向から見た側面図である。 緩衝部材の連結部を切り裂いた状態を示す側面図である。 第1空気袋内に空気が充填された状態を示す拡大断面図(a)と、第1空気袋から空気が抜けた状態を示す拡大断面図(b)である。 連結部を切り裂いた後の物品収容部を取出口側から見た斜視図である。 緩衝部材を再利用している状態を示す断面図である。 緩衝部材の筒状部分を展開して示す図である。 連結部に複数の長孔を形成した変形例1を示す図である。 第1空気袋をY字状に構成した変形例2を示す図である。 本発明の変形例3を示す斜視図である。 変形例3において、連結部材から着脱部材を外した状態を示す斜視図である。 本発明の変形例4を示す斜視図である。 変形例4に係る緩衝部材を短手方向から見た側面図である。 変形例4に係る緩衝部材をプロセスカートリッジから取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の変形例5を示す斜視図である。 変形例5に係る緩衝部材をプロセスカートリッジから取り外した状態を示す斜視図である。 第1空気袋の変形例を簡略的に示す断面図である。 スリットの変形例を簡略的に示す図(a)〜(e)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、緩衝部材1は、プリンタや複合機などの画像形成装置に使用される、物品の一例としてのプロセスカートリッジPを保護する部材であり、内部にプロセスカートリッジPを収容すべく、プロセスカートリッジPの長手方向に延びる略中空円柱状に形成されている。
なお、図1においては、便宜上、プロセスカートリッジPを簡略化して示している。ここで、プロセスカートリッジPは、長尺状の部材であり、図6に示すように、内部に、静電潜像が形成される感光ドラムP1や、感光ドラムP1上の静電潜像にトナーを供給する現像ローラP2や、トナーを収容するためのトナー収容室P3などを備えている。
図1に戻って、緩衝部材1は、主に、プロセスカートリッジPを収容する略有底円筒状の物品収容部10と、物品収容部10の開口を覆う略有底円筒状の蓋部20と、物品収容部10と蓋部20とを連結する連結部30とを有している。ここで、略有底円筒状とは、略円筒状の部位と、当該略円筒状の部位の一方側の端部のみに底部を有する形状をいう。
物品収容部10は、複数の媒体収容袋の一例としての筒状に配置される複数の空気袋11,12,22のうち複数の第1空気袋11および複数の第2空気袋12(詳しくは、第1空気袋11においては当該第1空気袋11の一部)を備えている。第1空気袋11は、第1媒体収容袋の一例であり、第2空気袋12は、第2媒体収容袋の一例であり、各空気袋11,12内には、プロセスカートリッジPへの衝撃を和らげるための媒体の一例としての空気が封入されている。
第1空気袋11と第2空気袋12は、プロセスカートリッジPの長手方向(以下、単に「長手方向」ともいう。)に直交する断面において、プロセスカートリッジPを囲うように交互に配置されている。言い換えると、第1空気袋11と第2空気袋12は、プロセスカートリッジPの短手方向(長手方向に直交する方向)において交互に並んでいる。ここで、長手方向は、第1方向の一例であり、短手方向は、第2方向の一例である。
第1空気袋11は、長手方向に延びる長尺状に形成されており、主に、第1収容部の一例としての第1大径部11Aと、第2大径部11Bと、第1大径部11Aと第2大径部11Bとに連通し、これらを繋ぐ第2収容部の一例としての小径部11Cとを有している。第1大径部11Aおよび第2大径部11Bは、長手方向に直交した断面(短手方向の断面)の面積が第1面積となっている。これに対し、小径部11Cは、長手方向に直交した断面の面積が、第1面積よりも小さな第2面積となっている。
なお、第1大径部11Aの断面積は、第2大径部11Bと同じ断面積でなくてもよく、例えば、第2大径部11Bの断面積よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。また、第2面積は、例えば第1面積の1/8以上1/4以下の面積とすることができる。好ましくは、第2面積は、第1面積の1/4である。具体的には、例えば、第1面積は、2000mm〜3000mmである。また、第2面積は、250mm〜750mmであってもよいし、250mm〜500mmであってもよい。
第1大径部11Aは、物品収容部10を構成する部分であり、略中空円柱状に形成され、プロセスカートリッジPの長手方向の長さに対応した長さとなっている。小径部11Cは、連結部30を構成する部分であり、略円筒状に形成され、長手方向において第1大径部11Aよりも短く、詳しくは連結部30に対応した長さとなっている。
第2大径部11Bは、蓋部20を構成する部分であり、略中空円柱状に形成され、長手方向において第1大径部11Aよりも短く、詳しくは蓋部20に対応した長さ、より詳しくは小径部11Cと略同じ長さとなっている。
第2空気袋12は、長手方向に長く延びる略中空円柱状に形成されており、長手方向において第1大径部11Aと略同じ長さで形成され、両端部が第1大径部11Aの両端部と長手方向において略同じ位置となるように配置されて、隣接する第1大径部11Aに接合されている。そして、複数の第2空気袋12は、プロセスカートリッジPの長手方向に直交する方向を向く各面に対向する位置に配置されている(図6参照)。詳しくは、図6に示すように、複数の第2空気袋12は、プロセスカートリッジPの図示上面に対して2つ配置され、図示下面に対して3つ配置され、図示左面に対して1つ配置され、図示右面に対して1つ配置されている。なお、第2空気袋12の各面に配置する数は、本実施形態に限定されず、1つ以上であればよい。
図1に戻って、筒状に配置された複数の空気袋11,12の一端側(連結部30とは反対側)には、当該一端側にある開口を塞ぐように設けられる複数の第3空気袋13(図示略)が一体に設けられている。なお、これらの第3空気袋13は、第3媒体収容袋の一例であり、後述する蓋部20を構成する複数の第3空気袋13と同様の構成となっている。
蓋部20は、前述した複数の第2大径部11Bと、第2媒体収容袋の一例としての複数の蓋部側第2空気袋22と、第3媒体収容袋の一例としての複数の第3空気袋13とを備えている。第2大径部11Bと蓋部側第2空気袋22は、複数の空気袋11,12がプロセスカートリッジPを囲う方向(以下、「周方向」ともいう。)において、交互に並んで配置され、互いに接合されて一体となっている。また、各蓋部側第2空気袋22は、長手方向に長く延びる略中空円柱状に形成されており、第2大径部11Bと略同じ長さとなっている。
複数の第3空気袋13は、中空円柱形状となっており、筒状に配置された第2大径部11Bおよび蓋部側第2空気袋22の連結部30とは反対側にある開口を塞ぐように、それぞれ開口を塞ぐのに適した長さで形成されている。各第3空気袋13と各第2大径部11Bと各蓋部側第2空気袋22とは、それぞれ接合されて一体となっている。
このような複数の第3空気袋13は、前述したように物品収容部10の底部にも配置されているので、本実施形態においては、緩衝部材1の内部にプロセスカートリッジPを収容した状態において、プロセスカートリッジPの前後左右上下の各面に対して、第2空気袋12または第3空気袋13が対向している。
連結部30は、複数の第1大径部11Aおよび複数の第2空気袋12の蓋部20側の端部(長手方向における端部)を連結するとともに、複数の第2大径部11Bおよび複数の蓋部側第2空気袋22の物品収容部10側の端部を連結している。具体的に、連結部30は、空気が内部に存在しない複数のシート状部31を有し、当該シート状部31には、前述した複数の小径部11Cが一体に形成されている。
小径部11Cは、長手方向における第1大径部11Aの蓋部20側の端部から蓋部20側に向けて突出している。また、小径部11Cは、長手方向において、第2空気袋12の蓋部20側の端部よりも蓋部20側に突出している。
複数の小径部11Cと複数のシート状部31は、プロセスカートリッジPを囲うように交互に並んでおり、互いに接合されている。そして、複数のうち1つのシート状部31には、開放用タブ32が一体に形成されている。
図2に示すように、開放用タブ32は、連結部30を周方向に沿った所定のラインL(図2参照)に沿って切断するための部位であり、シート状部31から外側に向けて突出し、その先端の長手方向中央部にV字状の切欠部32Aを有している。また、開放用タブ32は、切欠部32Aの内側(シート状部31側)に、当該開放用タブ32を貫通するとともに、所定のラインLに沿って延びる、スリットの一例としての両端部が円弧状の長孔32Bを有している。
なお、切欠部32Aおよび長孔32Bは、ミシン目に相当する。また、所定のラインLは、切欠部32Aや長孔32Bの向きによって連結部30に仮想的に設定されるラインであり、実験やシミュレーション等により適宜設定することができる。
そして、前述した第1空気袋11の一部である小径部11Cは、所定のラインL上に交差、詳しくは直交するように配置されている。また、第2空気袋12の連結部30側の端部と蓋部側第2空気袋22の連結部30側の端部は、所定のラインLに対して長手方向に離れて配置されている。
詳しくは、第2空気袋12および蓋部側第2空気袋22の連結部30側の端部は、実際に連結部30を切り裂いたときの切裂ライン(図3参照)上に配置されないように、所定のラインLに対して所定量離れて配置されている。なお、所定量は、実験やシミュレーション等により適宜設定すればよい。
なお、緩衝部材1の材料や製造方法は、従来技術(特開2004−338785号公報)などのような公知の方法を採用すればよい。例えば、緩衝部材1は、可撓性部材である2枚のプラスチックフィルムを重ね合わせて熱溶着することによって構成することができる。なお、プラスチックフィルムとしては、例えば、ナイロンの層をポリエチレンの層とポリプロピレンの層によって挟み込んだサンドイッチ構造となるものを用いることができる。
詳しくは、図7に示すように、2枚のプラスチックフィルムを重ねた後、各空気袋11,12,22の各部位の境界線を熱溶着することで、各部位を形成することができる。そして、各部位を形成した後は、2枚のプラスチックフィルムを筒状に曲げて各端部を熱溶着することで緩衝部材1の筒状の部分を構成することができる。なお、緩衝部材1の両端面を構成する複数の第3空気袋13も同様にして作ることができる。
また、各第1空気袋11および各第2空気袋12の連結部30とは反対側の端部に、空気を注入するための空気注入口A1,A2を設け、各蓋部側第2空気袋22の連結部30とは反対側の端部に空気注入口A3を設ければよい。なお、各空気注入口A1〜A3付近には、特開2004−338785号公報に示すような公知の逆止弁構造を設けてもよい。また、緩衝部材1の両端面を構成する複数の第3空気袋13にも、各第3空気袋13に対応した複数の空気注入口を一端側(同じ側)で並ぶように設ければよい。
なお、緩衝部材1内にプロセスカートリッジPを入れる方法としては、例えば、空気を注入していない緩衝部材1の筒状部分内にプロセスカートリッジPを入れた後、筒状部分を構成する各空気袋11,12,22に空気を注入する。これにより、各空気袋11,12,22がプロセスカートリッジPに密着する。
その後、予め空気を入れておいた複数の第3空気袋13を、筒状部分の両端に嵌め込んで熱溶着する。これにより、プロセスカートリッジPを良好に緩衝部材1内に収容することができる。
以上のように構成される緩衝部材1では、図2および図3に示すように、開放用タブ32の長手方向両端部を掴んで、これらの両端部を中央の切欠部32Aから引き裂くと、連結部30が略所定のラインLに沿って引き裂かれる。これにより、第1空気袋11の一部である小径部11Cが破けて、小径部11Cに空気を放出するための放出孔11D(図5参照)が形成されるため、各第1空気袋11(図にドットのハッチングで示す)内の空気が放出孔11Dを通って外部に放出される。なお、この際、第2空気袋12および蓋部側第2空気袋22には、所定のラインL上に配置されていないことから、放出孔は形成されない。
そして、このように各第1空気袋11内から空気が放出されると、図4に示すように、各第1空気袋11が潰れることで、各第2空気袋12間の間隔が広がる。これにより、緩衝部材1からプロセスカートリッジPに対して短手方向に加わる力が弱まるので、図5に示すように、連結部30を周方向に沿って引き裂くことによって形成される取出口33からプロセスカートリッジPを容易に取り出すことができる。
また、緩衝部材1からプロセスカートリッジPを取り出した後も第2空気袋12や第3空気袋13内には空気が残っているので、緩衝部材1に緩衝機能を持たせることができ、緩衝部材1を再利用することができる。
また、プロセスカートリッジPの取り出し後にも空気が残る第2空気袋12または第3空気袋13をプロセスカートリッジPの各面に対向するように配置したので、緩衝部材1の再利用時において、プロセスカートリッジPを前後左右上下の全方向から保護することができる。詳しくは、図6に示すように、内部にプロセスカートリッジPを収容した物品収容部10を、緩衝部材1を収容するための収容箱Bに収容した後、切り離されている蓋部20を、前述した取出口33を塞ぐように収容箱B内に配置する。これにより、プロセスカートリッジPと収容箱Bの各内面との間に第2空気袋12または第3空気袋13を配置することができるので、プロセスカートリッジPを緩衝部材1によって全方向から良好に保護することができる。
なお、本実施形態では、プロセスカートリッジPの長手方向の長さを物品収容部10の底から連結部30付近までの長さとしたが、例えば、物品収容部10の底から蓋部20の底までの長さとしてもよい。この場合には、緩衝部材1の再利用時に、プロセスカートリッジPの一端側に物品収容部10を嵌め込み、他端側に蓋部20を嵌め込むことで、プロセスカートリッジPに対して緩衝部材1を取り付けることができるので、収容箱Bを用いなくても、緩衝部材1単品によってプロセスカートリッジPを全方向から保護することができる。
プロセスカートリッジPを取り出すための取出口33を、連結部30に形成、つまり緩衝部材1の長手方向の一端側に形成したので、例えば短手方向の一端側に取出口を設ける構造と比べ、取出口33を小さくすることができる。そのため、緩衝部材1の再利用時において、プロセスカートリッジPが取出口33から抜け出ることを抑えることができる。
第1空気袋11と第2空気袋12が交互に配置されているので、第1空気袋11から空気が放出された後には、複数の第2空気袋12が略同ピッチで並ぶため、より良好にプロセスカートリッジPを各第2空気袋12で保護することができる。
第1空気袋11のうち断面積の小さな小径部11Cを所定のラインL上に配置するので、例えば断面積の大きな第1大径部11Aを所定のラインL上に配置する構造と比べ、第1空気袋11に容易に放出孔11Dを形成することができる。
複数の空気袋11,12が長手方向に長い長尺状に構成されて短手方向に並んでいるため、緩衝部材1の長手方向一端側にある取出口33からプロセスカートリッジPを取り出す際に、複数の空気袋11,12のそれぞれの間に形成される凹部が抵抗にならないので、プロセスカートリッジPを容易に取り出すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。ただし、前記実施形態と略同様の構造となる部材であっても、特に区別したい場合には、適宜異なる符号を付す。
前記実施形態では、ミシン目として、1つの切欠部32Aおよび1つの長孔32Bを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば図8に示すように、前記実施形態における切欠部32Aおよび長孔32Bの他、所定のラインL上に並ぶように各シート状部31に形成した複数の長孔31Bをミシン目として設けてもよい。
また、図9に示すように、連結部30を切り裂くことによって形成される取出口33からプロセスカートリッジPをより容易に取り出すために、物品収容部40を前記実施形態とは異なるように構成してもよい。具体的に、図9に示す緩衝部材2は、前記実施形態と同様の蓋部20および連結部30を備える他、前記実施形態とは異なる物品収容部40を備えている。
物品収容部40は、前記実施形態とは異なる形状の複数の第1大径部41と、前記実施形態と略同じ構成となる複数の第2空気袋12と、前記実施形態と同様の複数の第3空気袋13(図示略)とを有している。第1大径部41は、緩衝部材2の連結部30とは反対側の端部側から連結部30側へ長手方向に沿って延びる第1部位41Aと、第1部位41Aの連結部30側の端部から短手方向に分岐して連結部30まで長手方向に沿って延びる2つの第2部位41Bと、を備えている。
そして、各第2部位41Bは、連結部30に形成される2つの小径部11Cに繋がっている。つまり、図9の形態に係る第1空気袋11は、前記実施形態とは異なる第1大径部41を1つ有するとともに、前記実施形態と同様の構成となる小径部11Cおよび第2大径部11Bを2つずつ有している。
第2空気袋12は、1つの第1空気袋11に対して3つ設けられている。詳しくは、第2空気袋12は、第1部位41Aの短手方向両側に1つずつ設けられるとともに、2つの第2部位41Bの間に1つ設けられている。また、第1部位41Aの短手方向両側に隣接する2つの第2空気袋12は、第1部位41Aと長手方向において略同じ長さに形成され、それぞれ第2部位41Bに対して長手方向に隣接している。2つの第2部位41Bの間に設けられる1つの第2空気袋12は、第2部位41Bと長手方向において略同じ長さに形成され、第1部位41Aに対して長手方向に隣接している。
そして、1つの第1大径部41と3つの第2空気袋12からなる空気袋ユニットU1は、短手方向において間隔を空けて複数設けられ、これらの空気袋ユニットU1の間には、緩衝部材2の連結部30とは反対側の端部から連結部30まで延びる第2空気袋12がそれぞれ設けられている。つまり、この図9の形態においては、第1媒体収容袋である複数の第1大径部41のうち連結部30(取出口33となる部分)側の部分の総断面積が、連結部30とは反対側の部分の総断面積よりも大きくなっている。また、第2媒体収容袋である複数の第2空気袋12の連結部30とは反対側の部分の総断面積が、連結部30側の部分の総断面積よりも小さくなっている。
これにより、連結部30を切り裂くことによって各第1空気袋11から空気を放出させると、物品収容部40の取出口33側の部分が、取出口33とは反対側の部分(底側の部分)よりも大きく広がるので、プロセスカートリッジPを容易に取り出すことができる。また、再利用の際には、物品収容部40の底側の部分に第2空気袋12が多く残っているため、この底側の部分によってプロセスカートリッジPを良好に保持することができる。
なお、この図9の形態において、2つの第2部位41Bの間に設けられる第2空気袋12の空気注入口A4は、連結部30側に設けることができる。
前記実施形態では、第1媒体収容袋に放出孔を形成するための開放手段として開放用タブ32を例示したが、本発明はこれに限定されず、どのような開放手段を用いてもよい。例えば、図10および図11に示すように、緩衝部材3が、第2媒体収容袋の一例としての複数の第2空気袋12同士を連結する連結部材52と、連結部材52に着脱可能な着脱部材53とを備える場合には、着脱部材53を開放手段としてもよい。
詳しくは、この形態において、第1空気袋51は、前記実施形態と同様に、第2空気袋12と周方向で交互に配置されており、連結部材52側にくびれた形状となる、凹部の一例としてのくびれ部51Aが形成されている。詳しくは、第1空気袋51は、前記実施形態と同様の第1大径部11Aおよび小径部11C(図示略)を有するとともに、小径部11Cの第1大径部11Aとは反対側に設けられ、小径部11Cに連通する、第3収容部の一例としての第3大径部51Bとを有している。
第3大径部51Bは、断面積が第2面積よりも大きな第3面積となっている。なお、第3面積は、第1面積よりも小さくてもよいし、第1面積以上の大きさであってもよい。そして、第1大径部11A、小径部11Cおよび第3大径部51Bの外面によって、前述したくびれ部51Aが形成されている。
連結部材52は、リング状に構成され、複数の第2空気袋12と接合されている。連結部材52の内縁は、プロセスカートリッジPの取出口52Aとなっており、取出口52Aの適所には、後述する着脱部材53の係合爪53Bが収容される収容凹部52Bが複数形成されている。
着脱部材53は、連結部材52の取出口52Aに嵌め込まれる蓋部53Aと、蓋部53Aの縁から外側に突出する、突起の一例としての複数の係合爪53Bと、蓋部53Aの略中央部から外側に突出する取手部53Cとが形成されている。係合爪53Bは、収容凹部52Bに収容された状態において、第1空気袋51のくびれ部51A内に入り込んでいる。
これにより、ユーザが取手部53Cを掴んで着脱部材53を連結部材52から外すと、各係合爪53Bがくびれ部51Aに引っ掛かって、くびれ部51Aが破かれるので、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、この形態では、係合爪53Bを設けたが、本発明はこれに限定されず、例えば、着脱部材と第1空気袋の一部とを接着剤等で固着してもよい。この場合でも、着脱部材を連結部材から外したときに第1空気袋が破けるので、同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、プロセスカートリッジPを収容するために、プロセスカートリッジPと長手方向で略同じ長さに形成される物品収容部10を有する緩衝部材1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、緩衝部材5を、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部を覆う2つの被覆部70と、これらの被覆部70を連結する連結部80とで構成してもよい。
詳しくは、被覆部70は、前記実施形態における第1大径部11Aよりも長手方向の長さが短い複数の大径部71Aと、前記実施形態における第2空気袋12よりも長手方向の長さが短い複数の第2空気袋72と、前記実施形態と同様の複数の第3空気袋13とを備えている。大径部71Aと第2空気袋72は、長手方向に延び、プロセスカートリッジPの長手方向の長さの約1/3程度の長さで形成されている。
そして、一方の被覆部70の大径部71Aと、他方の被覆部70の大径部71Aは、前記実施形態における小径部11Cよりも長手方向の長さが長い小径部71Cで連結されている。つまり、この形態における第1空気袋71は、2つの大径部71Aと、1つの小径部71Cとで構成されている。
連結部80は、2つの被覆部70を連結する部位であり、前述した複数の小径部71Cと、前記実施形態におけるシート状部31よりも長手方向の長さが長い複数のシート状部81とを有している。各小径部71Cと各シート状部81は、プロセスカートリッジPの周方向に交互に並んでおり、各シート状部81の長手方向両端部には、周方向に延びる長孔81Aが形成されている。つまり、連結部80の長手方向両端部には、周方向に沿って並ぶ複数の長孔81Aがミシン目として形成されている。
また、図13に示すように、1つのシート状部81の周方向の一端部には、長手方向に沿って並ぶ複数の長孔81Bがミシン目として形成されている。さらに、この一端部の長手方向中央部には、ユーザの指を引っ掛けるための係合凹部81Cが形成されている。
この形態では、ユーザが指を係合凹部81Cに引っ掛けてシート状部81の周方向の一端部を引っ張ると、まず、長手方向に並ぶ複数の長孔81Bに沿ってシート状部81の一端部が連結部80から切り離されていく。さらに、ユーザがシート状部81の一端部を掴んで引っ張ると、連結部80の両端部に周方向に並ぶ複数の長孔81Aに沿って連結部80の長手方向中央部が、長手方向端部から切り離されていく。
これにより、図14に示すように、各小径部71Cの両端部が破かれるので、各第1空気袋71から空気が抜けて、2つの被覆部70からプロセスカートリッジPに加わる締め付け力が弱くなる。そのため、各被覆部70をプロセスカートリッジPから容易に取り外すことができる。なお、再利用時には、各被覆部70をプロセスカートリッジPの両端部に嵌め込んだ後、これらを収容箱に収容すればよい。
なお、図15に示すように、連結部80の長手方向中央部、詳しくは各シート状部81の長手方向中央部のみに、周方向に並ぶ複数の長孔81Aを設けてもよい。この場合であっても、ユーザが連結部80の長手方向両端部をつまみながら、複数の長孔81Aに沿って連結部80を引き裂くことで、各小径部71Cの中央部を破くことができる。これにより、図16に示すように、各第1空気袋71から空気が抜けて、2つの被覆部70からプロセスカートリッジPに加わる締め付け力が弱くなるので、その後は、各被覆部70をプロセスカートリッジPから容易に取り外すことができる。
前記実施形態では、物品としてプロセスカートリッジPを例示したが、本発明はこれに限定されず、どのような物品であってもよい。また、媒体は、空気に限定されず、例えば窒素などの他の気体であればよい。
前記実施形態では、図4(a)に示すように、第1空気袋11が、この第1空気袋11の両側に隣接する第2空気袋12よりも内側(プロセスカートリッジP側)に突出しない構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図17に示すように、各第1空気袋11を、各第2空気袋12よりもプロセスカートリッジP側に向けて突出するように構成してもよい。これによれば、第1空気袋11に空気が収容されている状態において、第1空気袋11によって良好にプロセスカートリッジPを保持することができる。また、第1空気袋11から空気が放出された場合には、各第2空気袋12とプロセスカートリッジPとの間に大きな隙間ができるので、緩衝部材4からのプロセスカートリッジPへの締め付け力を非常に小さな力にすることができ、緩衝部材4からプロセスカートリッジPをより容易に取り出すことができる。
前記実施形態では、スリットとして両端部が円弧状となる長孔32Bを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。スリットは、例えば、図18(a)に示すように、所定のラインLに沿って延びる平面視矩形の長孔S1であってもよいし、図18(b)に示すように、円孔S2であってもよいし、図18(c)に示すように、所定のラインLに対して斜めに延びる平面視矩形の長孔S3であってもよい。また、スリットは、図18(d),(e)に示すように、図18(b)の円孔S2と図18(a)の長孔S1を組み合わせた形状のスリットS4,S5であってもよい。
詳しくは、スリットS4は、円孔と、円孔の一部から径方向外側に突出するように延びる平面視矩形の長孔とを有する形状となっている。スリットS5は、円孔と、円孔の一部から径方向外側に突出するように延びる平面視矩形の第1長孔と、円孔の前記一部とは円孔の中心を挟んだ反対側の他部から径方向外側に突出するように延びる平面視矩形の第2長孔とを有している。
なお、ミシン目は、連結部を貫通する孔に限定されず、例えば連結部の他の部位よりも脆弱となる部分を複数並べる、もしくは、ライン状に形成することで構成してもよい。
1 緩衝部材
11 第1空気袋
12 第2空気袋
13 第3空気袋
32 開放用タブ
P プロセスカートリッジ

Claims (11)

  1. 物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える緩衝部材であって、
    前記複数の媒体収容袋は、
    第1方向に延びる第1媒体収容袋と、
    前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋とを有し、
    前記第1媒体収容袋は、
    前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、を有し、
    前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出し
    前記第1媒体収容袋と前記第2媒体収容袋は、交互に配置されていることを特徴とする緩衝部材。
  2. 物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える緩衝部材であって、
    前記複数の媒体収容袋は、
    第1方向に延びる第1媒体収容袋と、
    前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋とを有し、
    前記第1媒体収容袋は、
    前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、を有し、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部と前記第2媒体収容袋の端部とを連結する連結部を有し、
    前記連結部には、当該連結部を所定のラインに沿って切断するためのミシン目が形成され、
    前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出し、かつ、前記所定のライン上に配置され、前記第2媒体収容袋の端部は、前記所定のラインに対して離れて配置されていることを特徴とする緩衝部材。
  3. 前記ミシン目は、複数のスリットであることを特徴とする請求項に記載の緩衝部材。
  4. 前記第2収容部は、前記連結部に一体に形成されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の緩衝部材。
  5. 物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える緩衝部材であって、
    前記複数の媒体収容袋は、
    第1方向に延びる第1媒体収容袋と、
    前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋とを有し、
    複数の前記第2媒体収容袋同士を連結する連結部材と、
    前記連結部材に着脱可能な着脱部材と、を備え、
    前記第1媒体収容袋は、
    前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、
    前記第2収容部の前記第1収容部とは反対側に設けられ、前記第2方向の断面の面積が前記第2面積よりも大きな第3面積となる第3収容部と、を有し、
    前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出し
    前記着脱部材は、前記第1収容部、前記第2収容部および前記第3収容部の外面によって形成される凹部内に配置されていることを特徴とする緩衝部材。
  6. 前記着脱部材は、周縁から突出して前記凹部内に配置される突起を有することを特徴とする請求項に記載の緩衝部材。
  7. 物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える緩衝部材であって、
    前記複数の媒体収容袋は、
    第1方向に延びる第1媒体収容袋と、
    前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋とを有し、
    前記第1媒体収容袋は、
    前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、を有し、
    前記物品を内部に収容している状態において、前記第2媒体収容袋よりも前記物品側に向けて突出し、
    前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出していることを特徴とする緩衝部材。
  8. 物品を囲うように配置され、前記物品への衝撃を和らげるための媒体を収容する複数の媒体収容袋を備える緩衝部材であって、
    前記複数の媒体収容袋は、
    第1方向に延びる第1媒体収容袋と、
    前記第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1媒体収容袋と並ぶ第2媒体収容袋と
    前記第1媒体収容袋および前記第2媒体収容袋によって筒状に構成された部位の両端部を塞ぐ第3媒体収容袋と、を有し、
    前記第1媒体収容袋は、
    前記第2方向の断面の面積が第1面積である第1収容部と、
    前記第1方向における前記第1収容部の端部から突出し、前記第2方向の断面の面積が前記第1面積よりも小さな第2面積である第2収容部と、を有し、
    前記第2収容部は、前記第1方向において、前記第2媒体収容袋よりも突出し
    前記物品を内部に収容している状態において、前記物品の前後左右上下の各面に対して、前記第2媒体収容袋または前記第3媒体収容袋が対向していることを特徴とする緩衝部材。
  9. 前記第2面積は、前記第1面積の1/4以下であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の緩衝部材。
  10. 前記物品を内部に収容している状態において、前記物品の長手方向に延びる筒状に構成され、前記長手方向の一端側に前記物品を取り出すための取出口を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の緩衝部材。
  11. 前記第1媒体収容袋および前記第2媒体収容袋は、前記物品の長手方向に長い長尺状に構成され、前記物品の短手方向に並んでいることを特徴とする請求項10に記載の緩衝部材。
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