JP6468516B2 - 詰め物部材 - Google Patents

詰め物部材 Download PDF

Info

Publication number
JP6468516B2
JP6468516B2 JP2015219186A JP2015219186A JP6468516B2 JP 6468516 B2 JP6468516 B2 JP 6468516B2 JP 2015219186 A JP2015219186 A JP 2015219186A JP 2015219186 A JP2015219186 A JP 2015219186A JP 6468516 B2 JP6468516 B2 JP 6468516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
bag
stuffing
stuffing member
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015219186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017088200A (ja
Inventor
杏樹 藤沢
杏樹 藤沢
Original Assignee
藤沢 和則
藤沢 和則
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 藤沢 和則, 藤沢 和則 filed Critical 藤沢 和則
Priority to JP2015219186A priority Critical patent/JP6468516B2/ja
Publication of JP2017088200A publication Critical patent/JP2017088200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468516B2 publication Critical patent/JP6468516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

本発明は、段ボール等の容器に収納した物品と容器との間の隙間を埋めるために使用される詰め物部材に関する。
容器内に収納した物品の容器内での移動を抑制したり衝撃を緩和して物品の損傷を防止するため、従来より容器と物品との間に発泡スチロール等からなる粒状や棒状の充填材を充填することが行われているが、充填材が周囲に散乱したり、嵩を小さくできないため処分が不便となっている。このため詰め物部材として、容器と物品との間の隙間の大きさに合わせた嵩調整が可能であることが求められている。
特許文献1には、嵩調整可能な従来の詰め物部材が開示されている。この詰め物部材は、袋状の本体部と、本体部から派生した複数の小袋状の枝状部とによって形成されており、本体部から空気を吹き込むことにより本体部及び枝状部の膨らみ具合を調整するものである。これにより容器と物品との間の隙間の大きさに合わせた嵩調整が可能となっている。
特開平10−218240号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の詰め物部材では、本体部と枝状部とが一体となった構造であり、容器と容器内の物品との間の隙間を埋めるためにだけ使用されるものに過ぎない。このため詰め物部材として使用した後は廃棄処分されるため、材料や資源の無駄となる問題がある。
本発明は上記問題点を考慮してなされたものであり、隙間への詰め物として使用することができるだけでなく、詰め物として使用した後においても簡単に他の機能品として転用して再使用することができ、材料、資源の無駄を防止することが可能な詰め物部材を提供することを目的とする。
本発明の詰め物部材は、帯状のプラスチックフィルムの重ね合わせによって形成され、空気が封入された小袋部が前記プラスチックフィルムの貼合部を間に挟んで複数連なっており、容器と容器内に収納した物品との間の隙間に詰めて使用される詰め物部材であって、前記小袋部が前記貼合部に形成した切断線を境として切り離し可能となっており、前記貼合部が前記帯状の方向に沿って斜めに延びた左右両側の斜め片部を有した略V字形に形成され、前記切断線を境として小袋部を切り離したとき、前記小袋部は左右両側の斜め片部と対応した部分に耳部を有した再使用可能な袋体となることを特徴とする。
本発明においては、前記袋体は前記耳部側の貼合部と前記小袋部との境目に対し、物入れ用の開口が形成可能となっており、前記左右両側の耳部を結束することにより前記開口を塞ぐことが可能となっていることが好ましい。
本発明によれば、空気の封入によって膨らんだ複数の小袋部が容器と物品との間の隙間に詰められて使用されることにより通常の詰め物として機能する。又、切断線によって小袋部を切り離すことにより小袋部が個々に独立した袋体となる。この袋体は耳部を有しており、耳部側の貼合部と小袋部との境目に対し開口を形成し、この開口から小物等を袋体内に入れることにより袋体が収納袋となる。そして、耳部を結束することにより小物の落下等を防止した閉じ袋とすることができる。このような発明では、詰め物として使用した後においても収納袋等の他の機能品として転用して再使用することができ、材料、資源の無駄を防止することが可能となる。
(A)及び(B)は本発明の一実施形態の詰め物部材を示す斜視図及び正面図である。 詰め物部材の使用状態を示す断面図である。 (A)及び(B)は切り離した小袋部を示す斜視図及び正面図である。 袋体としての使用状態の一例を示す斜視図である。 (A)及び(B)は本発明の他の実施形態を示す正面図である。
本発明の詰め物部材1は小袋部4が貼合部3を境として複数連なった構造となっている。この詰め物部材1は帯状のプラスチックフィルム2を重ね合わせることにより作成される。
図1は本発明の一実施形態の詰め物部材1を示す。詰め物部材1の作成は帯状のプラスチックフィルムを長さ方向に沿って二つ折りすることによりフィルムを長さ方向に重ね合わせる。プラスチックフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂、ポリビニル樹脂、ポリアミド樹脂等の5〜30μm程度の厚さの入手容易な樹脂を用いることにより安価に提供することができる。
そして、重ね合わせたプラスチックフィルムの長さ方向の一側部を連続的にシールしてシール線5を形成することにより筒状の原体とする。この原体に対し、空気を吹き込みながらフィルムを横切ってシール(接合)する貼付部3を長さ方向に対して所定間隔で形成する。これにより空気が封入されて膨らんだ複数の小袋部4が貼合部3を間に挟んで連なった構造となる。小袋部4は応力が作用することにより容易に撓むことができる可撓性を有している。図1(A)は小袋部4が膨らんだ状態の斜視図、(B)は平面図である。
図2は以上の詰め物部材1の使用状態の一例を示す。段ボール箱等の容器6内に物品7を収納し、物品7と容器6との間の隙間8に詰め物部材1を差し入れる。詰め物部材1は膨らんでいる可撓性の小袋部4が隙間8を埋めるため、物品7を容器6内で固定することができ、物品7の不用意な移動を阻止するだけなく、運搬時の振動や衝撃を緩和して物品7の損傷を防止するように機能する。
図1に示すように、小袋部4の間の貼付部3は、プラスチックフィルム2の帯状の方向9に沿って斜めに延びた左右両側の斜め片部10、11によって形成されている。左右両側の斜め片部10、11の延設端部(先端部)は合流しており、これによりそれぞれの貼付部3は略V字形となり、この略V字形の状態で隣接した小袋部4を仕切っている。
それぞれの貼付部3には、ミシン目等からなる切断線12が全長に亘って形成されている。切断線12の形成は貼付部3の形成と同時あるいは貼付部3の形成の後に行うことができる。このように形成した切断線12を境として詰め物部材1を切ることができ、これにより詰め物部材1の長さ調整を行うことができる。この長さ調整に加えて本実施形態においては、切断線12は小袋部4を隣接した小袋部4から切り離すために使用される。切り離された小袋部4は詰め物部材1から個々に独立した袋体15となる。
図3は切断線12を境にした切り離しによって独立した袋体15を示し、(A)は膨らんだ状態の斜視図、(B)は平面図である。袋体15は膨らんでいる小袋部4と、小袋部4を挟んだ上下端部分(両端部分)に残存した貼合部3とを有している。貼合部3が残存していることにより袋体15は空気を封入した状態となっており、これにより膨らんだ状態となっている。又、貼合部3における左右両側の斜め片部10、11と対応した部分は耳部16、17を有している。このような形状となっていることにより袋体15を他の機能品として再使用することができる。他の機能品としては、小物の収納袋、例えばゴミ袋としての使用例を挙げることができる。
図4は小物の収納袋としての使用例を示す。切断線12による切り離しによって袋体15とした後、左右両側の耳部16、17における貼合部3(斜め片部10、11)と小袋部4との境目25(図3参照)を破くことにより、この部分に開口18を形成する。開口18は貼合部3における一方の斜め片部10又は11であっても良く、双方の斜め片部10及び11であっても良い。このように形成した開口18から使用済みティッシュペーパー、使用済み消しゴム、不要な輪ゴミ、その他の小物19を袋体15内に入れることにより小物の収納袋とする。そして、左右両側の耳部16、17を実線矢印のように結び合わせて開口18を閉じる。これにより小物19の落下等を防止した閉じ袋とすることができる。小物19がゴミ等の場合には、この閉じ袋の状態で廃棄処分でき、衛生的な廃棄を行うことができる。小物19がゴミ以外の品物の場合、閉じ袋のままの所持や引き出しへの載置や整頓を行うことができる。
このような実施形態では、膨らんでいる複数の小袋部4を容器6と物品7との間の隙間8に詰めることにより通常の詰め物として使用できるのに加えて、切断線12によって小袋部4を切り離すことにより個々に独立した袋体15とすることができる。そして袋体15の耳部16、17側の貼合部3と小袋部4との境目25に開口18を形成し、この開口18から小物等を袋体15内に入れることにより袋体15を収納袋とすることができ、耳部16、17を結束することにより小物の落下等を防止した閉じ袋とすることができる。これにより詰め物として使用した後においても他の機能品として転用して再使用することができる有用性を備えており、材料、資源の無駄を防止することが可能となる。
図5は本発明の別の実施形態を示し、(A)は詰め物部材1Aの平面図、(B)は詰め物部材1Aから独立した袋体15Aの平面図である。この実施形態は、小袋部4Aの間の 貼合部3Aを形状変更するものである。なお、符号5Aはプラスチックフィルムの長さ方向の一側部を連続的にシールしたシール線である。
貼合部3Aにおける左右両側の斜め片部10A、11Aは、第1片部21、第2片部23及び第3片部22によって形成されている。第1片部21及び第3片部22は短尺状となって帯状の方向9と直交した水平状となっている。第2片部23はこれらの片部21、23よりも長くなっていると共に、帯状の方向9に沿って斜めに延びることにより斜め片部10A、11Aの大部分を構成している。これにより斜め片部10A、11Aが略V字形となっている。ミシン目等からなる切断線12Aはこの斜め片部10A、11Aの形状に沿って形成される。その他の構成は、図1〜図4に示す実施形態と同様である。従って、切断線12Aによって切り離された袋体15Aは前記実施形態と同様に左右両側に耳部16A、17Aを有している。
図5の実施形態においても、切断線12Aによって小袋部4Aを切り離すことにより個々に独立した袋体15Aとすることができ、袋体15Aの耳部16A、17A側の貼合部3Aと小袋部4Aとの境目に開口を形成し、この開口から小物等を袋体15A内に入れることにより袋体15Aを収納袋とすることができ、耳部16A、17Aを結束することにより小物の落下等を防止した閉じ袋とすることができる。従って詰め物として使用した後においても他の機能品として転用して再使用することができる。
1、 1A 詰め物部材
2 プラスチックフィルム
3、 3A 貼合部
4、 4A 小袋部
6 容器
7 物品
8 隙間
9 帯状の方向
10、11、10A、11A 斜め片部
12 切断線
16、17、16A、17A 耳部
18 開口
25 境目

Claims (2)

  1. 帯状のプラスチックフィルムの重ね合わせによって形成され、空気が封入された小袋部が前記プラスチックフィルムの貼合部を間に挟んで複数連なっており、容器と容器内に収納した物品との間の隙間に詰めて使用される詰め物部材であって、
    前記小袋部が前記貼合部に形成した切断線を境として切り離し可能となっており、
    前記貼合部が前記帯状の方向に沿って斜めに延びた左右両側の斜め片部を有した略V字形に形成され、
    前記切断線を境として小袋部を切り離したとき、前記小袋部は左右両側の斜め片部と対応した部分に耳部を有した再使用可能な袋体となることを特徴とする詰め物部材。
  2. 前記袋体は前記耳部側の貼合部と前記小袋部との境目に対し、物入れ用の開口が形成可能となっており、前記左右両側の耳部を結束することにより前記開口を塞ぐことが可能となっていることを特徴とする請求項1記載の詰め物部材。
JP2015219186A 2015-11-09 2015-11-09 詰め物部材 Active JP6468516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219186A JP6468516B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 詰め物部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219186A JP6468516B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 詰め物部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017088200A JP2017088200A (ja) 2017-05-25
JP6468516B2 true JP6468516B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=58768304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015219186A Active JP6468516B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 詰め物部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6468516B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109882A (ja) 2017-04-27 2020-07-16 シャープ株式会社 基地局装置、端末装置、通信方法、および、集積回路
WO2022131223A1 (ja) * 2020-12-15 2022-06-23 株式会社ハースト婦人画報社 緩衝材

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4553887A (en) * 1983-08-04 1985-11-19 St. Regis Corporation Dunnage bag
JPH0986566A (ja) * 1995-09-21 1997-03-31 Kawakami Sangyo Kk 包装用緩衝体
JP3068820U (ja) * 1999-11-09 2000-05-26 司化成工業株式会社 マット形クッション材
JP2005289441A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Shin Etsu Polymer Co Ltd エア緩衝材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017088200A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001064536A1 (fr) Sachet interieur d'une caisse-outre
JPWO2018225758A1 (ja) 梱包資材と梱包袋と梱包方法
JP6468516B2 (ja) 詰め物部材
US20100254632A1 (en) Bag for automated machines with side fold
JP2010168082A (ja) コンドーム包装体
JP4786597B2 (ja) 粉・粒状体の包装袋
JP2009280262A (ja) バンパー用包装材
EP2692648A1 (en) Method for producing pre-moistened wipe package
KR200484202Y1 (ko) 완충 패키지
JP2011025981A (ja) 緩衝包装材
KR101743536B1 (ko) 폐기가 용이한 완충포장재용 에어셀 시트
JP3903389B2 (ja) 梱包用の袋
JP6110836B2 (ja) 梱包袋
KR20130029497A (ko) 포장용 박스
BR112013013687B1 (pt) Embalagem destinada ao consumidor
JP5623055B2 (ja) 包装袋
JP2012020764A (ja) 収納袋及び収納袋の梱包構造
JP4994858B2 (ja) 切り花用包装袋
JP2013249091A (ja) 収容袋
KR101099144B1 (ko) 포장용 박스에 삽입되어 사용되는 포장용 안전장치
JP6720460B2 (ja) マチ付き展示用袋及びその製造方法
CN100540411C (zh) 制造容纳线性清洁片的管状袋包装的方法
CN203997189U (zh) 一种纸箱用预制板及其制成的纸箱
JP5347326B2 (ja) 車両バンパー用包装材および車両バンパーの包装方法
JP2007022637A (ja) 包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180705

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180705

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6468516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250