JP5623055B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

この発明は、包装技術に関するものであり、特に袋体胴部に合掌結合帯部を有する包装袋を製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立て、および、それを利用した包装品の製造に必要となる装置、設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
矩形状合成樹脂製シートの横方向(巾寸法方向)両端縁の縦方向(長さ寸法方向)に沿う、所定巾の縦帯状範囲同士を外がわに突出する合掌型に熱熔着し、合掌帯状背貼部とした筒状袋胴部を形成すると共に、該筒状袋胴部の縦方向(長さ寸法方向)一端縁の横巾方向に沿う横帯状範囲同士を熱熔着して袋本体とした上、同袋本体の未封鎖の他端開口から、例えばクッキーやチョコレートなどの菓子類を収容した後、同袋本体の他端開口縁の横帯状範囲同士を熱熔着して製造したピロータイプの包装袋は、同包装袋の縦方向(長さ寸法方向)端、横帯状シール部端縁の双方か、または、何れか一方かに、V字型やU字型の切り口や、横巾全長に渡って鋸刃型に並ぶ複数の切り口を形成したものとしてあって、内容物の菓子類を取り出すときには、それら何れかの形式で設けられている切り口から簡単に包装袋を開封できるようになっており、製品提供者がわにすれば、開封口に特別な仕掛けを必要としない点で都合の良い包装形態となっている。
ところが、それ等商品を購入した消費者にすれば、袋内の菓子類を食べ残したときなどには、それら菓子類が湿気ったり、袋内に埃などが入らないよう密閉、保管する必要があり、そこでセロファン粘着テープや輪ゴム、クリップ、洗濯バサミなどを使って封をすることになるが、その場面が自宅においてならば兎も角、それ以外の外出先や屋外などで発生してしまうと、それら封止手段がままならず、これら使用段階における容器として不便を来すことになるという欠点を有する一方、こうした包装袋の中身を全て食べきって処分する段になると、食品類を品質保護、管理のために造られているこの種包装袋は、防水性やガスバリア性、遮光性などの各種フィルムが積層してあって弾性に富み、元の袋形状に復元し易いという性質を有しているものが殆どであり、小さく丸めたり、折り畳んだりして捨てても直ぐ復元して芥容積を増大させ、嵩張ってしまい、芥箱や芥袋の容積を効率的に利用しようとする者の意に反してしまうという、これまた厄介な問題を抱えている。
(従来の技術)
こうした状況を憂慮し、例えば、下記の特許文献1(1)ないし(3)に提案されているものに代表されるように、背貼部に開閉用チャックや粘着剤層を設けるなどして、包装袋の背貼部を開封した後に再封自在としたものや、同特許文献2(1)ないし(9)に見られるような、包装袋の背貼部、または同袋胴部の一部などを帯紐状に離脱可能なものとし、開封を容易にしたり、内容物の取り出し操作を容易にするようにしたものなどが散見される。
しかしながら、前者特許文献1(1)ないし(3)に示されているような背貼部に開閉用チャックや粘着剤層を有するものは、開封後に、再封して内容食品類を衛生的に保存するのに確かに有効であるとしても、前記した包装袋に比して製造コストを増大させてしまうことになり、一気に食べきってしまうことの多いスナック菓子用包装袋として不向きであるばかりではなく、捨てるときに芥嵩を増大させてしまうという欠点については、前記した包装袋同様に全く解決されていないものであり、また、後者の特許文献2(1)ないし(9)に代表する包装袋は、その背貼部または袋胴部の一部などを帯紐状に離脱するよう開封可能とすることによって非常に開封し易いものとし、背貼部を切り取るように開封した包装袋は、その開口面積が大きくなって内容物を取り出し易くしているという効果を有してはいるものの、その反面、再封するのは極めて難しく、開封後の包装袋を利用した長期保管は殆ど不可能にしてしまうだけではなく、また、袋胴部回りを帯紐状に1周するようにして開封する包装袋もまた再密封するのが難しく、帯紐状に離脱した紐状フィルムは、袋胴周りを1周する長さしかなく、包装袋開封端がわを巾着状に結んで封止するのは困難であるなど、何れの場合も容易には再封できないものばかりであった。
(1)特開2008−280080号公報 (2)特開2008−162643号公報 (3)特開2006−117299号公報 (1)特開2001−153871号公報 (2)特開2000−229662号公報 (3)特開平11−49185号公報 (4)特開平10−250764号公報 (5)特開平10−152177号公報 (6)特開平9−58704号公報 (7)特開平9−28321号公報 (8)実用新案登録第3035855号公報 (9)実用新案登録第3010367号公報
(問題意識)
このように、従前までに提案のある各種合成樹脂製の包装袋は、何れも開封後に再封して内容物を衛生的に保管することも困難であり、また、廃棄するときには、その弾性によって元の形状に復帰し易く、簡単に芥嵩を増大させてしまって効率的な処理や芥の減量化という面でも不利になるという欠点を有していながら、製品提供者がわにとって都合の良い形態が優先されてきた経緯には大いに問題があり、特に、芥処理問題が、円滑な日常生活を築く上で重要な課題として取り上げられている昨今では、一つ一つはささやかな容積しか占めないこれら包装袋といえども、全国で消費される量を考慮すれば、そのまま放置されて済まされる問題ではない。
(発明の目的)
そこで、この発明は、従来型の合成樹脂製の包装袋と殆ど共通の製造ラインで経済的に生産可能であり、開封後も容易に密閉状の再封ができ、しかも充分に圧縮して元の袋形状に復帰しないよう小型化して廃棄することができる新たな包装袋技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の包装袋を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の包装袋は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、矩形状合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁の所定横巾寸法範囲同士を、縦長方向に渡って外がわに突出する合掌型に貼着し、その横巾寸法が10ないし15mmとなる背帯状縦シール部とした筒状袋胴体を形成すると共に、該背帯状縦シール部が同筒状袋胴体背面の横巾方向適所に位置する状態で、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の一方端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着して一端帯状横シール部を形成すると共に、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の他方端縁間の開口は、包装対象品を当該袋胴体内に収容してから同端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着し、他端帯状横シール部としてピロータイプに密閉可能とするようにする一方、当該背帯状縦シール部には、その横巾方向外縁から5mm内がわ位置となる縦長方向に渡って縦断する直線状のミシン孔からなる軽易切除用の線状脆弱部を形成してなるものとした構成を要旨とする包装袋である。
以上のとおり、この発明の包装袋によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、従来型包装袋用の製造ラインに背帯状縦シール部線状脆弱部加工用の、ロールカッターやレーザー装置または高周波装置などの何れかを適宜追加するだけで、再封用チャックを装備した包装袋よりも各段に経済的に生産することができる上、当該包装袋に包装対象品を収容し、他端帯状横シール部を形成してピロータイプに密閉し、効率的にこの発明に包含される包装品を製造することができ、しかも、この包装品の一端または他端何れか一方の帯状横シール部付近を開封し、包装対象品の一部を取り出した後、当該包装袋背帯状縦シール部から、その線状脆弱部に従って軽便に切除、分離した緊縛紐を利用して捲き付け状に緊縛、再封可能となり、さらに、全ての包装対象品を取り出して使用済みとなった包装袋は、ロール状に圧縮してから、その外周回りに当該緊縛紐を捲き付けて緊縛した上、コンパクト化して廃棄することが可能となり、元の袋形状に復帰するのを確実に防止して芥の減量化に大きな効果をもたらすという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、線状脆弱部が、背帯状縦シール部の所定横巾寸法範囲内の適所に縦長方向に渡って縦断する直線状のミシン孔からなるものは、背帯状縦シール部の肉厚寸法を線状脆弱部の直線状部分だけ薄く設定したものに比較し、各段に弱い力でも正確に切断、分離することができるものとなり、緊縛紐がその全長寸法途中で破断してしまったり、袋胴体がわに亀裂が進展してしまったりするのを一段と確実に防止でき、経済的に安定した包装品質を維持できるという効果を発揮する。
背帯状縦シール部が、その横巾寸法を10ないし15mmとし、その横巾方向外縁から5mm内がわの位置に線状脆弱部を形成してなるものは、背帯状縦シール部の横巾寸法が15mmを超えたものよりも合成樹脂フィルムの使用量を削減して経済的に生産可能であり、また、同横巾寸法が10mm未満のものよりも、緊縛紐の横巾寸法(5mm)を充分に確保できると共に、同緊縛紐切除後の残存接着巾(5ないし10mm)を充分に確保することが可能であり、高い経済性と高品質とを両立できる上、従来型包装袋用の合成樹脂製フィルムに寸法変更など加える必要なく、そのまま利用可能であるという秀れた効果が得られる。
背帯状縦シール部が、その線状脆弱部直近の所定横巾方向外縁がわであって、切除後に緊縛紐となる部分に沿ってテアテープを一体化装着してなるものは、当該背帯状縦シール部から緊縛紐を切除、分離操作する場合に、該テアテープ端を摘んで引き裂き操作することにより、その引き裂き力を線状脆弱部の引き裂き亀裂点に、より確実に集中させて亀裂が袋胴体がわに進展してしまうのを防止すると共に、同緊縛紐自体を補強して、同緊縛紐が、その全長寸法途中で破断したり、横巾を狭めてしまうのを一段と確実に防止できる利点が得られるものとなる。
また、この発明の包装袋を利用した包装品の包装袋再封方法によれば、従来型の包装袋であれば、開封口の内がわに再封用のチャックや粘着剤層などを装備したもの以外では密閉状の再封は極めて難しく、輪ゴムやセロファン粘着テープ、クリップなど様々なものを利用して工夫しながら再封しなければならないものであったが、この課題を一挙に解決可能で、自宅以外で外出先などといった処理手段の求められないところであっても、当該包装品の背帯状シール部から線状脆弱部に従って緊縛紐を軽易切除し、同包装袋内に残存する包装対象品の他部を開封したのとは反対がわの他端・一端帯状シール部の何れか他方がわに移動させた上、前記開封したがわの一端・他端帯状シール部の何れか一方端寄りの袋胴体中途適所を窄めるか、あるいは、捩り揚げるかしてから、その外周回りに当該細紐状部を捲き付けて密閉状に緊縛する如く操作するようにし、各段に簡便に再封することができるという秀れた効果を発揮できる。
さらに、この発明の包装袋を利用した包装品の包装袋廃棄方法によれば、従来型の包装袋の場合であれば、包装対象品の全部を取り出し、使用済みとなったときには、丸めたり折り畳んだりして可能な限り圧縮、コンパクト化して芥箱などに投棄するものの、包装袋の弾性復帰力によって展開、拡大してしまい芥量を増大させてしまうという欠点があったが、これを一挙に解決し、同包装袋背帯状シール部から線状脆弱部に従って緊縛紐を軽易切除すると共に、当該包装袋の開封口から空気や残存する内容物などを追い出すように表・背フィルム部内面同士を密着させ、1枚のシート状に重ね合わせた上、ロール状に密に丸めてから、同ロール状包装袋の中央外周回りに当該緊縛紐を捲き付けて緊縛する如く操作するようにし、これを芥箱に投棄するようにすると、該緊縛紐による緊縛により、包装袋の展開、復帰が確実に抑制され、芥量の減量化を確実に達成するものになるという大きな特徴を奏するものとなる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
合成樹脂製フィルムは、包装袋用の軟質素材であり、同包装袋の少なくとも背帯状縦シール部、一端および他端の各帯状横シール部を形成する各部分には、熱熔着用の熱可塑性樹脂フィルムを用いたり、適切な接着剤層を形成するなどしなければならず、より具体的には、アイオノマーフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム、エチレン−メタクリル酸共重合体フィルム、ナイロンフィルム、セロファンなどの単体か、または、積層フィルムということができ、換言すれば、包装用多層構成フィルムであり、OPP/PE,OPP/EVA,OPP/L−LDPE,OPP/CPP,OPP/EVOH/PE,OPP/PVA/PE,OPP/AL/PE,OPP/PE/VM/PET/PE/CPP,OPP/VM/CPP,KOP/PE,KOP/EVA,KOP/L−LDPE,KOP/CPP,PET/PE,PET/EVA,PET/L−LDPE,PET/CPP,ON/CPP,KON/PE,KON/CPP,PET/VM/PET/PE,PET/VM/PET/EVA,PET/AL/PET/L−LDPE,PET/AL/PE,PET/AL/CPP,PET/PAN、(AL:アルミラミネート、VM:アルミ蒸着)などの何れかとすることが可能であり、さらに、和紙や金属箔などの合成樹脂素材以外のフィルムやシートをラミネート加工したものとすることができ、また、用途に応じて合成樹脂を用いない紙製袋や金属箔製袋などに置き換えることも可能である。
これら合成樹脂製フィルムから形成した筒状袋胴体は、完成後の包装袋の表(天)がわに相当する表フィルム部、および、裏(底)面がわに相当する背フィルム部からなり、それら表・背フィルム部の双方ともが互いに連続する1枚の合成樹脂製フィルムからなるものであって、背帯状縦シール部によって筒状に結合されたものとしてあるが、必要に応じて複数枚の合成樹脂製フィルムを互いに貼着して1枚のフィルムに加工して包装袋に製袋したものとすることが可能である。
包装袋は、包装対象品を真空状態か、または、空気あるいは不活性ガス、各種液体などと共に密封状態か、もしくは、通気可能状態かの何れかの状態に適切に封入し、収容物品を保護および包装可能とする機能を果たし、合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁の所定横巾寸法範囲同士を、縦長方向に渡って外がわに突出する合掌型に貼着し、背帯状縦シール部とした筒状袋胴体を形成すると共に、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の一方端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着して一端帯状横シール部を形成してなるものとし、該背帯状シール部の所定横巾寸法範囲内の適所に縦長方向に渡って縦断する軽易切除用の線状脆弱部が形成されたものとしなければならず、該筒状袋胴体縦長方向の一端帯状横シール部とは反対がわとなる他方端開口から包装対象品を収容した上、同他方端開口に他端帯状横シール部を形成してピロータイプに密閉可能なものとすることができる外、包装品完成段階で同様の背帯状シール部線状脆弱部が形成可能なものであっても良く、例えば、後述する実施例に示すように、筒状袋胴体適所にガゼット部を形成したものとすることが可能であり、また、合成樹脂製ロールフィルム素材からの連続的製袋・包装工程中に、当該包装袋の背帯状シール部線状脆弱部が形成された袋素材であり、袋完成後および包装完了後に、同等の作用および効果を得ることができる包装袋とすることができる。
これら包装袋および包装品が合成樹脂製ロールフィルム素材から製袋・包装を一挙に行う工程中に生産されるものとして表現するならば、例えば、合成樹脂製ロールフィルムからの製袋工程中に、同ロールフィルム横巾方向両端縁の所定横巾寸法範囲同士を、縦長方向に渡って外がわに突出する合掌型に貼着し、背帯状シール部とした筒状袋胴体部を形成すると共に、該背帯状シール部の所定横巾寸法範囲内の適所に縦長方向に渡って縦断する軽易切除用の線状脆弱部を形成し、該背帯状シール部が同筒状袋胴体部背面の適所に配するよう、同筒状袋胴体部の縦長方向端の表・背フィルム部双方の所定縦長寸法範囲同士を貼着して一端帯状シール部を形成し、且つ、同袋胴体部の一端帯状シール部から収容部相当の縦長寸法分隔てた表・背フィルム部双方の所定縦長寸法範囲同士を貼着し、他端帯状シール部を形成してピロータイプに密閉し、該ピロータイプに密閉するまでの何れか適切な段階に該袋胴体部収容部に相当する空間内に包装対象品を収容した後、当該他端帯状シール部を後続のロールフィルムから切り離し、1個の包装品を得るものとし、前記ロールフィルム横巾方向両端縁同士を合掌型に貼着して背帯状シール部を形成する段階から、一端・他端帯状シール部を形成し、該ピロータイプに密閉するまでの何れか適切な段階に包装対象品を収容した後、該他端帯状シール部を後続のロールフィルムから切り離して1個の包装品を製造するまでの同工程を順次連続的に繰り返し、多数個の包装品を生産すようにした包装品の製造方法、ならびにこの製造方法によって製造された包装品として示すことができる。
背帯状縦シール部は、合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁同士を縦長方向に渡って結合可能とすると共に、包装品の外がわに露出した一部に、適切な長さの緊縛紐を切り離し可能とするよう装備する機能を果たすものであり、合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁同士を縦長方向に渡って外がわに向かって突出する合掌型に貼着し、該背帯状縦シール部の所定横巾寸法範囲内の適所に縦長方向に渡って縦断する軽易切除用の線状脆弱部が形成されたものとし、該線状脆弱部を境に緊縛紐を切除した後にも、同背帯状縦シール部の残存部分が、包装袋形状を維持すると共に、背帯状縦シール部の密閉状結合状態を確保可能なものとしなければならず、後述する実施例に示すように、充分な包装機能や再封機能および廃棄処理のときのコンパクト化などの緊縛安定性を考慮すると、当該背帯状縦シール部の横巾寸法を10ないし15mmとし、その横巾方向外縁から5mm内がわの位置に線状脆弱部を形成してなるものとするのが望ましく、背帯状縦シール部線状脆弱部直近の所定横巾方向外縁がわであって、切除後に緊縛紐となる部分に沿ってテアテープ(開封テープ、ティアテープ、カットテープなど)を一体化装着してなるものなどとすることができる。
線状脆弱部は、背帯状縦シール部から緊縛紐を軽易に切除可能とする機能を果たすものであり、背帯状縦シール部から緊縛紐を引き裂くように切除する場合に、その応力を集中し、適切な線状部分から切断できるようにするものとしなければならず、例えば、ロールカッターやレーザー加工装置、高周波加工装置などを用いて、背帯状縦シール部の所定横巾寸法範囲内適所に縦長方向に渡って溝状の薄肉部分を形成したり、または、ミシン孔を形成してなるものとすべきである。
緊縛紐は、包装品およびそれ用の包装袋の背帯状縦シール部に一体化しており、開封直後や、開封して一部の包装対象品を取り出した後などの、何れかの利用段階にある包装袋の開封口縁付近に捲き付けて緊縛したり、または、包装対象品の全てを取り出して使用済みとなった包装袋をロール状に圧縮して緊締したりすることを可能とするものであり、背帯状縦シール部からの切除操作や、その後の包装袋各縛り操作に充分に耐え得る強度を有するものとしなければならず、充分な長さを確保するには、背帯状縦シール部の縦長全寸法に一致する長さに設定すべきであるが、必要に応じて背帯状縦シール部の縦長寸法の一部に相当する長さに設定されたものとすることが可能である外、線状脆弱部の形状を変更して、複数本に分離できるようにしたものや、テアテープや補強糸、樹脂製糸、可塑性ワイヤーなどを一体化して強化し、緊縛性能を高めたものなどとすることが可能である。
一端・他端帯状横シール部は、合成樹脂製フィルム製筒状袋胴体の両端を夫々密閉状に閉鎖可能とするものであり、当該包装袋の包装目的に応じて接着剤や熱熔着によって接着したものとすることができ、接着剤を用いる場合には、包装対象品に悪影響を及ぼさない適切な種類、材質の接着剤を選択しなければならず、また、熱熔着を用いる場合には、合成樹脂製フィルムの表・背フィルム部双方のそれ自体を熱可塑性樹脂フィルムなど、熱熔着可能な素材製とするか、または、それら接着面に熱熔着可能な素材層を積層一体化したものとすべきである。
当該包装袋を利用した包装品の包装袋再封方法は、該包装品を開封した段階以降、包装対象品の取り出し状態に拘わらず、何時の段階であっても実施することが可能であり、また、当該包装袋を利用した包装品の包装袋廃棄方法は、使用済みとなった包装袋をロール状に圧縮する外に、各種多角形状に折り畳んだり、蛇腹状に折り畳んだりすることが可能であり、その圧縮コンパクト化の形状に特別の制限を受けるものではない。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の包装袋の斜視図、図2の図1中のA−A断面図、図3の図2中D円部分の拡大図、図4の図1中のB−B断面図、図5の図1中のC−C断面図、図6の包装品の斜視図、図7の図6中のA−A断面図、図8の緊縛紐切除中にある包装品の斜視図、図9の再封した包装品の斜視図、図10の廃棄用にコンパクト化した包装品の斜視図、図11のガセットを設けた包装袋の図1中のB−B相当部分断面図、図12のガセットを設けた包装袋の図1中のC−C相当部分断面図、図13のテアテープを設けた包装袋の斜視図、図14の図13中のA−A断面図、図15の図13中のB−B断面図、図16の図13中のC−C断面図、図17のテアテープ一体緊縛紐切除中にある包装品の斜視図、および、図18の説明ラベルの正面図に示す事例は、合成樹脂製フィルム10の横巾方向両端縁同士を、外がわに突出する合掌型の背帯状縦シール部3とするよう貼着して筒状袋胴体2を形成し、該背帯状縦シール部3の縦長方向に渡って線状脆弱部40を形成すると共に、同筒状袋胴体2縦長方向の一方端縁21を貼着して一端帯状横シール部5を形成し、同筒状袋胴体2縦長方向の他方端22を開放してなるものとした、この発明の包装袋における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の包装袋1は、従来型製袋装置の適所にロールカッター、レーザー加工装置、または、高周波加工装置の何れかを組み込んでなる改良型の製袋機械に、PP,PETなどを用いた熱可塑性樹脂を含む多層構造の合成樹脂製ロールフィルムから展開した矩形状合成樹脂製フィルム10の横巾寸法(470mm)方向両端縁の所定横巾寸法(15mm)範囲W(図3中に示す)同士を、縦長寸法(300mm)方向に渡って外がわに突出する合掌型に熱熔着し、背帯状縦シール部3とした筒状袋胴体2(横巾寸法220mm)を形成すると共に、該背帯状縦シール部3の所定横巾寸法(15mm)範囲W内の外縁から(5mm)内がわの位置S(図3中に示す)に縦長寸法(300mm)方向に渡って縦断する軽易切除用の線状脆弱部であるミシン孔40をロールカッター、レーザー加工装置、または、高周波加工装置などを用いて形成し、該背帯状縦シール部3が同筒状袋胴体2背面20横巾寸法(220mm)の中央に配するよう、同筒状袋胴体2縦長寸法(300mm)方向の表・背フィルム部11,12双方の一方端縁21所定縦長寸法(10mm)範囲同士を貼着して一端帯状横シール部5を形成してなるものである。
図1ないし図7に示すように、当該包装袋1を利用した包装品8は、同包装袋1を包装機械に供給し、該一端帯状横シール部5を形成したのとは反対がわとなる同筒状袋胴体2縦長寸法(300mm)方向の表・背フィルム部11,12双方間の他方端開口22から例えばスナック菓子やチョコレートなどの食品類である包装対象品7の適量を当該袋胴体2内に収容した上、同袋胴体2表・背フィルム部11,12双方の他方端縁22所定縦長寸法(10mm)範囲同士を貼着して他端帯状シール部6を形成し、図6および図7に示すようピロータイプに密閉包装してなるものである。
同一の包装品8は、図1ないし図5に示すような、包装袋1の形態を経ずに、例えば、合成樹脂製ロールフィルム(図示せず)からの製袋工程中に、同ロールフィルム横巾寸法(470mm)方向両端縁の所定横巾寸法(15mm)範囲W同士を、縦長寸法(300mm)方向に渡って外がわに突出する合掌型に熱熔着し、背帯状シール部3とした筒状袋胴体部2(横巾寸法220mm)を形成すると共に、該背帯状シール部3の所定横巾寸法(15mm)範囲W内の適所に縦長寸法(300mm)方向に渡って縦断する軽易切除用の線状脆弱部であるミシン孔40を形成し、該背帯状シール部3が同筒状袋胴体部2背面20の適所に配するよう、同筒状袋胴体部2の縦長寸法(300mm)方向端の表・背フィルム部11,12双方の所定縦長寸法(10mm)範囲同士を貼着して一端帯状シール部5を形成し、且つ、同袋胴体部2の一端帯状シール部5から収容部相当の縦長寸法(280mm)分隔てた表・背フィルム部11,12双方の所定縦長寸法(10mm)範囲同士を貼着し、他端帯状シール部6を形成してピロータイプに密閉し、該ピロータイプに密閉するまでの何れか適切な段階に該袋胴体部2収容部に相当する空間内に包装対象品7を収容した後、当該他端帯状シール部6を後続のロールフィルムから切り離し、1個の包装品8を得るものとし、後続のロールフィルム横巾寸法(470mm)方向両端縁W同士を合掌型に熱熔着して背帯状シール部3を形成する段階から、一端帯状シール部5を形成し、何れか適切な段階に包装対象品7を収容した後、他端帯状シール部6を切り離して1個の包装品8を製造するまでの同工程を順次連続的に繰り返し、多数個の包装品8,8,……を生産すようにしたものとすることができる。
図11および図12中に示すように、当該包装袋1および包装品8は、その横巾寸法(220mm)方向の両側壁夫々に、ガセット部23,23を形成したものとすることが可能であり、また、図13ないし図18に示すように、背帯状縦シール部3が、その線状脆弱部であるミシン孔40直近の、所定横巾寸法(15mm)方向外縁がわであって、切除後に緊縛紐4となる部分に沿ってテアテープ41を一体化積層装着してなるものとすることが可能であって、さらに、該緊縛紐4の切除、および、利用方法の説明を文章やイラストなどで表示した表示ラベル9(印刷表示でも良い)を該包装品8裏面適所に貼着したものとすることができる。
(実施例1の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明の包装袋1およびそれを利用した包装品8は、図6ないし図9中に示すように、この発明に包含される包装品8の再封方法を実施可能なものであり、その再封方法は、図6ないし図8に示すように、包装品8の例えば他端帯状シール部6付近を開封(開封口は図示していない)して包装対象品7の一部を取り出した後、図8中に実線矢印で示すように、同包装袋1背帯状シール部3から線状脆弱部であるミシン孔40を境に、緊縛紐4を軽易切除すると共に、図9中に示すように、同包装袋1内に残存する包装対象品7(図7中に二点鎖線で示す)の他部を開封したのとは反対がわの例えば一端帯状シール部5がわに移動させた上、前記開封したがわの他端帯状シール部6寄りの袋胴体2中途適所を窄めるか、あるいは、捩り揚げるかしてから、その外周回りに当該細紐状4を捲き付けて密閉状に緊縛する如く操作するものである。
図4中に示すように、当該細紐状4は、合成樹脂製フィルム10が2枚分重ねて熱熔着(同図4中の二点鎖線で示す)されたものであり、高い引張強度を発揮可能となっていて、強固な緊縛操作にも充分耐え得るものとなっている。
さらに、この発明の包装袋1およびそれを利用した包装品8は、この発明に包含される包装品8の包装袋廃棄方法を実施可能であり、その包装袋廃棄方法は、図8および図10中に示すように、包装品8の一端帯状シール部5か、または、他端帯状シール部6かの何れか一方付近を開封して包装対象品7の全部を取り出した後、同包装袋1背帯状シール部3から線状脆弱部であるミシン孔40を境に、緊縛紐4を軽易切除すると共に、当該包装袋1の開封口(図示せず)から空気や残存する内容物などを追い出すように、表・背フィルム部11,12内面同士を密着させ、1枚のシート状に重ね合わせた上、ロール状に密に丸めてから、同ロール状包装袋1の中央外周回り付近に当該緊縛紐4を捲き付けて緊縛し、元の包装袋1形状に復帰しないよう規制する如く操作するものである。
図13ないし図18中に示すように、緊縛紐4となる部分に沿ってテアテープ41を一体化積層装着してなる包装袋1、およびそれを利用した包装品8は、図17中に示すように、テアテープ41の端部を摘んで引き裂き操作することにより、緊縛紐4が途中で破断してしまったり、切り口が袋胴体2がわに逸脱して進展してしまうのをより確実に防止可能とするものとなり、さらに、表示ラベル9(印刷表示でも良い)を該包装品8裏面適所に貼着したものは、初めての利用者であっても迷うことなく、背帯状縦シール部3から緊縛紐4を軽易切除して、この発明に包含される包装袋1の再封方法や廃棄方法の実施へと誘導可能とするものとなる。
(実施例1の効果)
以上のような構成からなる実施例1の包装袋1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図11および図12に示すように、適所にガセット部23,23を形成したものとした場合には、より多彩な形状、体積の包装対象品7(図7中に示す)を収容可能とし、包装袋1の外郭形状を変更することができ、しかも背帯状シール部3への線状脆弱部40を伴う緊縛紐4の組み込みが可能であり、図1ないし図10に示した、包装袋1およびそれを利用した包装品8と同様に、当該発明に包含される包装袋1の再封方法および廃棄方法を実施可能である。
加えて、図17および図18に示した、包装品8裏面適所に貼着した表示ラベル9(印刷表示でも良い)は、初めての購入・利用者にも、背帯状縦シール部3の緊縛紐4の利用方法が平易に理解できるから、この発明に包含される包装袋1の再封方法および廃棄方法を巾広いユーザーに詳しく説明および広報する効果を奏するものとなる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の包装袋は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの製袋技術の一部を改良するだけで、経済的且つ効率的に製造可能なものとすることができる上、包装作業性にも全く影響を及ぼすことなく通常どおり包装、出荷可能であることから、従前まではユーザーによる包装袋の再封のために再封用チャックを一体化するなどとして経済的負担を大きくしてしまうという課題を解決し、低廉且つ簡潔な構造にて包装袋の再封を実現化できると共に、従前まで殆ど考慮されることのなかった芥の減量化という課題にも有効な廃棄方法を提供可能とすることができ、包装業界や包装品製造業界はもとよりのこと、これまで再封に輪ゴムやクリップなどを用いていた一般家庭や、芥の減量化に悩む芥処理・リサイクル業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明の包装袋の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
包装袋を示す斜視図である。 図1中のA−A部分を示す断面図である。 図2中のD円部分を示す拡大図である。 図1中のB−B部分を示す断面図である。 図1中のC−C部分を示す断面図である。 包装品を示す斜視図である。 図6中のA−A部分を示す断面図である。 緊縛紐切除中にある包装品を示す斜視図である。 再封した包装品を示す斜視図である。 廃棄用にコンパクト化した包装品を示す斜視図である。 ガセットを設けた包装袋の図1中B−B相当部分を示す断面図である。 ガセットを設けた包装袋の図1中C−C相当部分を示す断面図である。 テアテープを設けた包装袋を示す斜視図である。 図13中のA−A部分を示す断面図である。 図13中のB−B部分を示す断面図である。 図13中のC−C部分を示す断面図である。 テアテープ一体緊縛紐を切除中の包装品を示す斜視図である。 説明ラベルを示す正面図である。
1 包装袋
10 同 合成樹脂製フィルム
11 同 表フィルム部
12 同 背フィルム部
W 同 所定横巾寸法範囲(背帯状縦シール部)
2 筒状袋胴体
20 同 背面
21 同 一方端縁
22 同 他方端開口(他方端縁)
23 同 ガセット部
3 背帯状縦シール部
4 緊縛紐
40 同 ミシン孔(線状脆弱部)
41 同 テアテープ
5 一端帯状横シール部
6 他端帯状横シール部
7 包装対象品
8 包装品
9 表示ラベル

Claims (2)

  1. 矩形状合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁の所定横巾寸法範囲同士を、縦長方向に渡って外がわに突出する合掌型に貼着し、その横巾寸法が10ないし15mmとなる背帯状縦シール部とした筒状袋胴体を形成すると共に、該背帯状縦シール部が同筒状袋胴体背面の横巾方向適所に位置する状態で、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の一方端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着して一端帯状横シール部を形成すると共に、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の他方端縁間の開口は、包装対象品を当該袋胴体内に収容してから同端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着し、他端帯状横シール部としてピロータイプに密閉可能とするようにする一方、当該背帯状縦シール部には、その横巾方向外縁から5mm内がわ位置となる縦長方向に渡って縦断する直線状のミシン孔からなる軽易切除用の線状脆弱部を形成すると共に、その線状脆弱部直近となる横巾方向外縁から5mmよりも外がわであって、切除後に紐となる部分に沿わせてテアテープを一体化してなるものとしたことを特徴とする包装袋。
  2. 矩形状合成樹脂製フィルムの横巾方向両端縁の所定横巾寸法範囲同士を、縦長方向に渡って外がわに突出する合掌型に貼着し、その横巾寸法が10ないし15mmとなる背帯状縦シール部とした筒状袋胴体を形成すると共に、該背帯状縦シール部が同筒状袋胴体背面の横巾方向適所に位置する状態で、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の一方端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着して一端帯状横シール部を形成すると共に、同筒状袋胴体縦長方向の表・背フィルム部双方の他方端縁間の開口は、包装対象品を当該袋胴体内に収容してから同端縁所定縦長寸法範囲同士を貼着し、他端帯状横シール部としてピロータイプに密閉可能とするようにする一方、当該背帯状縦シール部には、その横巾方向外縁から5mm内がわ位置となる縦長方向に渡って縦断する直線状のミシン孔からなる軽易切除用の線状脆弱部を形成すると共に、その線状脆弱部直近となる横巾方向外縁から5mmよりも外がわであって、切除後に紐となる部分に沿わせてテアテープを一体化し、当該背帯状縦シール部から紐となる部分の切除、分離操作時に、該テアテープ端を摘んで引き裂き操作し、その引き裂き力を線状脆弱部の引き裂き亀裂点に集中させると共に、同紐となる部分自体を補強して同紐の部分がその全長寸法途中で破断したり、横巾を狭めさせないようにしてなるものとしたことを特徴とする包装袋。
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