JP6523962B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドレールやインナーケーブルへ水が付着するのを防止することができるウインドレギュレータに関する。
従来、車両の窓ガラスを伝わってドア内部に浸入する雨水等が、キャリアプレートの昇降を案内するガイドレールやキャリアプレートに一端が連結されるインナーケーブルを伝わって下方へと流れることによって、ガイドレールやインナーケーブルに錆が発生するのを防止するために、窓ガラスの下端付近のキャリアプレートのほぼ全幅にわたって突出させた樋を設けることにより、ドア内部に侵入する雨水等を樋の先端部から滴下させるキャリアプレートを備えたウインドレギュレータが提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
実開昭60−115373号公報 実用新案登録第2556281号公報
しかしながら、通常のウインドレギュレータでは、車両前後方向に対してガイドレールが後方側へ傾斜して設けられている。そのため、特許文献1や特許文献2のようにキャリアプレートのほぼ全幅にわたって樋を設けた場合でも、窓ガラスを保持する前方側のガラスホルダから流れてくる雨水や樋の後方側から排出される雨水等がインナーケーブルやガイドレールに付着し、インナーケーブルやガイドレールを伝って、ウインドレギュレータの下部に位置するインナーケーブルや駆動部に付着するため、インナーケーブル等が錆びたりして損傷してしまう虞がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、窓ガラスを伝わって浸入し、キャリアプレートに付着した雨水等の水分がインナーケーブルやガイドレールに付着することを抑制することができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のウインドレギュレータは、窓ガラスを保持するキャリアプレートと、前記キャリアプレートの昇降を案内するガイドレールと、前記ガイドレールに取り付けられる方向転換部材と、駆動部と、前記キャリアプレートに一端が連結され、前記方向転換部材を経て他端が前記駆動部に連結されるインナーケーブルと、を備えるウインドレギュレータであって、前記キャリアプレートは、前記ガイドレールに摺動自在に取り付けられるキャリアプレート本体と、前記キャリアプレート本体に窓ガラスを保持するガラスホルダを取り付けるために該キャリアプレート本体の幅方向両側にそれぞれ形成される取付孔と、前記インナーケーブルの一端が連結されるインナーエンド収容部と、前記インナーケーブル収容部に前記ガラスホルダから流れてくる水が浸入しないようにキャリアプレート本体に設けられる庇と、前記キャリアプレート本体のうち、鉛直下方向に前記ガイドレール又は前記インナーケーブルのいずれかが存在する存在位置の水平方向にわたって設けられ、前記庇及び前記存在位置の取付け孔に取り付けられた前記ガラスホルダから流れてきた水を案内する案内要素と、前記案内された水を前記ガイドレール又は前記インナーケーブルのいずれかに当たらない排出位置に排出する排出要素とを有する案内部と、を備えることを特徴としている。
(1)本発明のウインドレギュレータによれば、キャリアプレート本体のうち、鉛直下方向にガイドレール又はインナーケーブルのいずれかが存在する存在位置の水平方向にわたって設けられ、庇及び前記存在位置の取付け孔に取り付けられたガラスホルダから流れてきた水を案内する案内要素と、案内された水をガイドレール又はインナーケーブルのいずれかに当たらない排出位置に排出する排出要素とを有する案内部を備えている。従って、本発明のウインドレギュレータでは、庇やガラスホルダから流れてきた水を案内部によってインナーケーブルやガイドレールに水が付着しないように排出することができるので、インナーケーブルやガイドレールを伝って、水がウインドレギュレータの下部に位置するインナーケーブルや駆動部に溜まることによって、インナーケーブル等が錆びたりして損傷してしまうことを防止することができる。
(2)本発明のウインドレギュレータによれば、案内部は、キャリアプレート本体から突出する壁状に形成されているので、庇やガラスホルダから流れてきた水を確実に受けて、ガイドレールやインナーケーブルに水が付着しないように排出することができる。
(3)本発明のウインドレギュレータによれば、案内部は、キャリアプレート本体の縁に沿って形成されているので、案内部がキャリアプレート本体から大きく張り出すことが抑制され、キャリアプレートの外形形状を必要十分以上に大きくせず省スペース化を図ることができる。
(4)本発明のウインドレギュレータによれば、キャリアプレート本体には、案内部の上方に該案内部に沿った溝が形成されているので、振動等によって案内部を流れる水が該案内部から途中でこぼれ落ちてしまうのを防止することができる。
本発明に係るウインドレギュレータの実施形態の一例を示す概略正面図である。 キャリアプレートの一例を示す概略斜視図である。 キャリアプレートの一例を示す概略正面図である。 排出要素の一例を示す概略拡大斜視図である。 排出要素の他の一例を示す概略拡大斜視図である。 本発明に係るウインドレギュレータの実施形態の他の一例を示す概略正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について説明する。本発明のウインドレギュレータ1は、図外の車両の窓ガラスの開閉を行うために車両のドア等に設けられるものであって、図1に示すように、窓ガラスを保持するキャリアプレート2と、該キャリアプレート2の昇降を案内するガイドレール3と、該ガイドレール3の上端及び下端にそれぞれ取り付けられる方向転換部材4,5と、方向転換部材4から所定距離下方でガイドレール3に取り付けられており、ドアのインナーパネルへの固定に使用されるブラケット6と、ガイドレール3の長手方向の中央付近に取り付けられる駆動部7と、キャリアプレート2に一端が連結され、方向転換部材4に掛け回されて他端が駆動部7に連結される上昇用インナーケーブル8と、キャリアプレート2に一端が連結され、方向転換部材5に掛け回されて他端が駆動部7に連結される下降用インナーケーブル9とを備えている。
ガイドレール3は、例えば、上下方向に所定の長さを有する略長方形状の亜鉛メッキ鋼板等の金属薄板により形成されるものであって、窓ガラスの昇降軌跡に対応して車両ドアに設けられており、例えば、車両の鉛直方向に対して車両後方側へ傾斜して設けられる。
方向転換部材4は、ガイドレール3の上端に設けられており、上昇用インナーケーブル8の向きを変えるためのものである。また、方向転換部材5は、ガイドレール3の下端に設けられており、下降用インナーケーブル9の向きを変えるためのものである。方向転換部材4,5としては、例えば、回転自在に設けられるプーリ等を用いることができるが、これに限定されるものではなく、上昇用インナーケーブル8又は下降用インナーケーブル9の向きを変えるための従来公知の部材を用いることができる。
駆動部7は、図1に示すように、ガイドレール3の長手方向の中央付近に取り付けられており、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9を巻き取り、送り出す公知のドラム(不図示)と、該ドラムを回転駆動するモータ72と、ドラムを収容するハウジング73とを有している。ドラムは、詳しくは図示しないが、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の端部を係止するための係止部が設けられており、外周面には上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の端部近辺を巻き取るための螺旋状のガイド溝が形成されている。また、ドラムは、ウォームギア減速機等の減速機(不図示)を介してモータ72に連結されており、このモータ72を駆動させることにより、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の巻き取り及び送り出しが行われる。
ウインドレギュレータ1は、上記のような構成をとることによって、モータ72がドラムを回転駆動して、上昇用インナーケーブル8をドラムに巻き取ると共に下降用インナーケーブル9をドラムからガイドレール3の下端に設けられた方向転換部材5側へ送り出すことにより窓ガラスを上昇させ、又、下降用インナーケーブル9をドラムに巻き取ると共に上昇用インナーケーブル8をドラムからガイドレール3の上端に設けられた方向転換部材4側へ送り出すことにより窓ガラスを下降させるものである。
本発明のウインドレギュレータ1では、キャリアプレート2の構成に特徴を有しており、それ以外の構成については従来公知のものを採用することができる。以下では、キャリアプレート2の構成を中心に説明する。
キャリアプレート2は、図1〜図3に示すように、ガイドレール3に摺動自在に取り付けられるキャリアプレート本体21と、該キャリアプレート本体21に窓ガラスを保持するガラスホルダ10を取り付けるための取付孔22(22a,22b)と、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の一端がそれぞれ連結されるインナーエンド収容部23と、該インナーケーブル収容部23にガラスホルダ10から流れてくる水が浸入しないようにキャリアプレート本体21に設けられる庇24と、庇24及び車両前方側(図中右側)に位置する取付孔22aに取り付けられたガラスホルダ10から流れてくる水を車両後方側(図中左側)へ案内して排出するための案内部25とを備えている。
キャリアプレート本体21は、詳しくは図示しないが、例えば、ガイドレール3の側縁と嵌合する爪状のガイドレール嵌合部を有しており、ガイドレール3に沿って車両上下方向に摺動自在に取り付けられている。キャリアプレート本体21は、例えば、合成樹脂等によって一体的に形成することができるが、別体として熱融着等によって互いに固着させることにより形成しても良い。尚、キャリアプレート2の素材は、特に合成樹脂に限定されるものではなく、金属や金属と合成樹脂を組み合わせたもの等でも良い。
取付孔22は、ガラスホルダ10を取り付けるためのものであって、キャリアプレート本体21の上部の幅方向(前後方向)両側にそれぞれ形成されている。本実施形態では、ガイドレール3は、図1に示すように、ウインドレギュレータ1がドアのインナーパネルに固定される際、車両後方側(図中左側)へ傾斜して設けられ、インナーパネルへ固定された後、後方側の取付孔22bは、鉛直下方向にガイドレール3やインナーケーブル8,9は存在しない箇所に位置し、前方側の取付孔22aは、鉛直下方向にガイドレール3及び上昇用インナーケーブル8が存在する存在位置に位置する。尚、ここで存在位置とは、キャリアプレート2がガイドレールを昇降する間におけるキャリアプレート本体21において、鉛直下方向にガイドレール3又はインナーケーブル8,9のいずれかが存在している位置のことである。
インナーエンド収容部23は、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の一端をそれぞれ連結するものであって、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の他端が、それぞれドラムに連結され、モータ72によってドラムが回転駆動されることにより、上昇用インナーケーブル8及び下降用インナーケーブル9の巻き取り及び送り出しが行われ、キャリアプレート2がガイドレール3に沿って上下方向に摺動する。
庇24は、インナーエンド収容部23にガラスホルダ10から流れてくる水がインナーエンド収容部等に浸入しないようにキャリアプレート本体23に設けられるものであって、キャリアプレート本体21から車体に取り付けた際の車体外方(図1、手前方向)へ向かって突出し、キャリアプレート本体21の幅方向に延び、キャリアプレート本体21の上部に形成されている。この庇24は、図3においては、先端部が前方側の取付孔22aよりも後方であって、インナーエンド収容部23よりも前方に位置し、後端部が後方側の取付孔22bよりも若干後方に位置しており、後方側の取付孔22bに取り付けられたガラスホルダ10から流れてきた水は、庇24によって後方側へ案内されて、後端部から排出され、また、後方側の取付孔22bに取り付けられたガラスホルダ10より前方、且つ、前方側の取付孔22aに取り付けられたガラスホルダ10よりも後方から流れてきた水は、前方側へ案内されて、先端部から案内部25へと排出されるように傾斜が設けられている。従って、庇24の後端部から排出される水は、後端部が取付孔22bよりも後方に位置しているので、ガイドレール3及びインナーケーブル8,9に付着しないように排出される。
案内部25は、庇24及び取付け孔22aに取り付けられたガラスホルダ10から流れてきた水を案内する案内要素26と、該案内要素26によって案内された水をガイドレール3又はインナーケーブル8,9のいずれかに当たらない排出位置に排出する排出要素27とを有するものである。この案内部25は、本実施形態においては、キャリアプレート本体21から車両外方向に突出する壁状に形成されており、キャリアプレート本体21に付着した水がキャリアプレート本体21の縁を伝って滴下しないようにキャリアプレート本体2の下部の縁に沿って設けられている。案内部25が、庇24ではうけることができない取付孔22aに取り付けられたガラスホルダ10からの水を受けることができるために、庇24の先端部及び取付孔22aに取り付けられたガラスホルダ10から流れてきた水は、この壁状の案内部25によって受けられ、後方側の排出位置へと案内される。本実施形態では、排出位置は、排出要素27から排出される水が、ガイドレール3及びインナーケーブル8,9のいずれにも当たらないように、鉛直下方向にガイドレール3及びインナーケーブル8,9が存在しない位置に設けられている。
案内要素26は、キャリアプレート本体21のうち、鉛直下方向にガイドレール3又はインナーケーブル8,9のいずれかが存在する存在位置の水平方向にわたって設けられるものであって、水を案内できるものであれば、傾斜を設けても良く、本実施形態では、先端部が取付孔22aよりも前方側に位置しており、後端部が排出要素として、設けられている。
排出要素27は、案内要素26に沿って流れてきた水を排出するものであり、鉛直下方向にガイドレール3及びインナーケーブル8,9が位置しない位置に位置している。図4は、案内部25が壁状に形成されている際の排出要素27が壁の端部である場合の一例を示すものである。壁状の案内要素26に沿って流れてきた水は、この排出要素27から流れ出るようになっている。この際、排出位置の鉛直下方向には、ガイドレール3及びインナーケーブル8,9が存在しないので、水をガイドレール3及びインナーケーブル8,9に付着しないように排出することができる。本実施形態では、キャリアプレート2の上昇位置において、ガイドレール3の後方側の側面よりも後方に排出要素27が設けられている。
また、図5に示すように、案内部25aを溝28としても良い。この場合には、庇24及び取付け孔22aに取り付けられたガラスホルダ10から流れてきた水は、案内要素である溝28を伝って、溝28の端部である排出要素27から排出される。このように案内部25aでは、案内要素が溝28であることにより、振動等によって水が案内部25aから途中でこぼれ落ちてしまうのを防止することができる。尚、案内部25の形状は、これらに限定されるものではなく、庇24及び取付け孔22aに取り付けられたガラスホルダ10から流れてきた水をガイドレール3又はインナーケーブル8,9のいずれかに当たらない排出位置に案内し、排出できるものであれば良い。
また、本実施形態のウインドレギュレータ1では、駆動部7がガイドレール3の長手方向の中央付近に取り付けられている例を示しているが、図6に示すように、駆動部7が、ガイドレール3の下端に取り付けられているウインドレギュレータ1aであっても良い。ウインドレギュレータ1aの場合には、駆動部7がガイドレール3の下端に位置しているため、ウインドレギュレータ1の構造に比べて、庇24や車両前方側(図中右側)のガラスホルダ10から流れてくる水がインナーケーブル8,9やガイドレール3に付着し、インナーケーブル8,9やガイドレール3を伝って、駆動部7に集まりやすい構造になっている。そのため、ウインドレギュレータ1aのような構造では、キャリアプレート2を用いることにより、庇24やガラスホルダ10から流れてきた水を案内部25によってインナーケーブル8,9やガイドレール3に水が付着しないように排出することがより有効である。
尚、本発明の実施の形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係るウインドレギュレータは、車両のドア等に適用することができる。
1 ウインドレギュレータ
2 キャリアプレート
21 キャリアプレート本体
22 取付孔
23 インナーエンド収容部
24 庇
25、25a 案内部
26 案内要素
27 排出要素
3 ガイドレール
4 方向転換部材
5 方向転換部材
7 駆動部
8 上昇用インナーケーブル
9 下降用インナーケーブル
10 ガラスホルダ

Claims (4)

  1. 窓ガラスを保持するキャリアプレートと、
    前記キャリアプレートの昇降を案内するガイドレールと、
    前記ガイドレールに取り付けられる方向転換部材と、
    駆動部と、
    前記キャリアプレートに一端が連結され、前記方向転換部材を経て他端が前記駆動部に連結されるインナーケーブルと、を備えるウインドレギュレータであって、
    前記キャリアプレートは、
    前記ガイドレールに摺動自在に取り付けられるキャリアプレート本体と、
    前記キャリアプレート本体に窓ガラスを保持するガラスホルダを取り付けるために該キャリアプレート本体の幅方向両側にそれぞれ形成される取付孔と、
    前記インナーケーブルの一端が連結されるインナーエンド収容部と、
    前記インナーエンド収容部に前記ガラスホルダから流れてくる水が浸入しないようにキャリアプレート本体に設けられる庇と、
    前記キャリアプレート本体のうち、鉛直下方向に前記ガイドレール又は前記インナーケーブルのいずれかが存在する存在位置の水平方向にわたって設けられ、前記庇及び前記存在位置の前記取付孔に取り付けられた前記ガラスホルダから流れてきた水を案内する案内要素と、前記案内された水を前記ガイドレール又は前記インナーケーブルのいずれかに当たらない排出位置に排出する排出要素とを有する案内部と、を備えることを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 前記案内部は、前記キャリアプレート本体から突出する壁状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウインドレギュレータ。
  3. 前記案内部は、前記キャリアプレート本体の縁に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウインドレギュレータ。
  4. 前記キャリアプレート本体には、前記案内部の上方に該案内部に沿った溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウインドレギュレータ。
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