JP6523832B2 - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録再生装置に関する。
磁気記録再生装置の一種であるハードディスク装置(HDD)は、現在その記録密度が増え続けている。それに伴って高記録密度化に適した磁気ヘッド及び磁気記録媒体の開発が進められている。
現在市販されている磁気記録再生装置には、磁気記録媒体として、磁性膜内の磁化容易軸が主に垂直に配向した、いわゆる垂直磁気記録媒体が搭載されている。垂直磁気記録媒体は、高記録密度化した際にも記録ビット間の境界領域における反磁界の影響が小さく、鮮明なビット境界が形成されるため、ノイズの増加が抑えられる。しかも、垂直磁気記録媒体は、高記録密度化に伴う記録ビット体積の減少が少なくて済むため、熱揺らぎ特性が優れている。
また、垂直磁気記録媒体の記録再生特性、熱揺らぎ特性を向上させるために、配向制御層を用い、多層の磁性層を形成して、それぞれの磁性層の結晶粒子を連続した柱状晶とし、これにより磁性層の垂直配向性を高めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、基板上に予め結晶配向促進層を設け、スパッタリングガス圧を10Pa以上として結晶配向促進層を介して、垂直磁気異方性薄膜をスパッタ堆積する方法が記載されている。
また、配向制御層としてRu(ルテニウム)を用いることが提案されている(例えば、特許文献3参照)。Ruは、柱状晶の頂部にドーム状の凸部が形成されることが知られている。このため、Ruからなる凸部状の配向制御層上に磁性層等の結晶粒子を成長させて、成長した結晶粒子の分離構造を促進し、結晶粒子を孤立化させることで、磁性粒子を柱状に成長させる効果が得られる。
また、基板上に、低圧アルゴン雰囲気(0.6Pa)で成膜されたルテニウム含有層と、高圧アルゴン雰囲気(10Pa)で成膜されたルテニウム含有層と、垂直磁性層とが順に形成された磁気記録媒体が知られている(特許文献4参照)。低スパッタ圧で形成したRu層の上に、高スパッタ圧でRu層を形成することにより、Ru層の配向性を高めることができ、その上に成長する垂直磁性層の配向性を高めるとともに磁性粒子を微細化できる。
また、特許文献5には、グラニュラー構造を有する磁性層を形成するに際してDCパルススパッタ法を用いることが記載されており、パルス帯域として1〜300kHzの範囲、パルス波形として矩形で、デューティを5〜50%とすることが記載されている。これにより、熱による支持体の変形がなく、成膜レートが早く、ターゲット表面の帯電が防止され、アーク等による欠陥発生の懸念もない製造方法が提供できることが記載されている。
また、特許文献6には、ターゲットにスパッタリング時は負の電位を与えるDCパルススパッタにより垂直磁気記録層を形成する工程が記載されており、DCパルススパッタのパルス周波数は20kHz〜150kHzであり、非スパッタリングの期間は2μsec〜7μsecであることが記載されている。これにより、異常放電によるターゲットからのパーティクルの飛散を防止できることが記載されている。
特開2004−310910号公報 特開平7−244831号公報 特開2007−272990号公報 特開2002−197630号公報 特開2005−158091号公報 特開2006−120234号公報
しかしながら、磁気記録媒体の記録密度を高めるために、低ガス圧でスパッタリングして形成したRu層の上に、高ガス圧でスパッタリングして形成したRu層を形成する2段成膜を行って、微細な結晶粒子を有する配向制御層を形成し、配向制御層の上に高ガス圧で形成される垂直磁性層の柱状構造の磁性粒子を微細化する場合、以下に示す課題があった。
すなわち、高ガス圧でスパッタリングを行うと、スパッタ粒子の平均自由行程が短くなり、エネルギーが低下することと、成長結晶内にガス分子が混入し易くなることとによって、形成されるRu層、または磁性層の結晶性および膜密度が低下する。このため、高ガス圧でスパッタリングを行って、硬度の高いRu層、または磁性層を形成することは困難であった。
硬度の高いRu層、または磁性層を形成するために、高ガス圧でのスパッタリングを行わないことも考えられる。しかし、高ガス圧でのスパッタリングを行わないと、配向制御層を構成する柱状結晶の頂部にドーム状の凸部が形成されにくくなる。したがって、配向制御層の上に成長される垂直磁性層の結晶粒子を分離して、垂直磁性層の磁性粒子を微細化する効果が得られにくくなる。
このため、従来、2段成膜を用いて配向制御層を形成する場合には、配向制御層を構成する柱状結晶の頂部にドーム状の凸部を形成するために、Ru層、または磁性層の硬度を犠牲にして、高ガス圧でのスパッタリングを行っていた。その結果、磁気記録媒体は、表面の硬度が低下し、磁気記録媒体の表面に傷が付きやすく、十分な信頼性が得られない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みて提案されたものであり、高い信頼性が得られる磁気記録媒体の製造方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、本発明の磁気記録媒体の製造方法を用いて製造された高い信頼性を有する磁気記録媒体を備える磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために、スパッタ法により、配向制御層、または磁気記録層を形成するための条件について、鋭意検討を行った。その結果、配向制御層をRu又はRuを主成分とする材料からなるものとし、DCパルススパッタ法により、ターゲットに負電圧を印加しながら高い放電電圧で成膜を行うことで、以下に示すように、配向制御層、または磁気記録層を、高硬度、高密度の柱状構造とすることができ、しかも、X線反射率測定法(X−ray Reflection:XRR)で測定した場合の磁気記録層の膜密度の(実測値/理論値)が0.92以上、更に好ましくは0.94以上、より一層好ましいものでは0.96以上にすることができることを見出した。
すなわち、本発明者が検討した結果、DCパルススパッタ法により、ターゲットに負電圧を印加しながら高い放電電圧で成膜を行うことで、ターゲット粒子の運動エネルギーを高めることができ、配向制御層、または磁性層の硬度、および膜密度を向上できることを見出した。
本実施の形態の一観点によれば、磁気記録媒体の製造方法において、基板上に、軟磁性下地層を形成する工程と、前記軟磁性下地層の上に、Ru又はRuを主成分とする配向制御層をDCパルススパッタ法で成膜する工程と、前記配向制御層の上に、垂直磁気異方性の磁気記録層をDCパルススパッタ法で形成する工程と、を有し、前記DCパルススパッタ法における成膜条件は、ターゲットへの負の印加電圧が00V以上1500V以下であり、パルス周波数は10Hz以上100kHz以下であり、パルス電圧印加時のデューティ比が0.1以上0.6以下であり、前記Ru又はRuを主成分とする配向制御層を成膜する工程には、スパッタリングガス圧が10Pa以上50Pa以下となる工程を含むことを特徴とする。
また、本実施の形態の一観点によれば、磁気記録媒体の製造方法において、基板上に、軟磁性下地層を形成する工程と、前記軟磁性下地層の上に、Ru又はRuを主成分とする配向制御層をDCパルススパッタ法で形成する工程と、前記配向制御層の上に、垂直磁気異方性の磁気記録層をスパッタ法で形成する工程と、を有し、前記DCパルススパッタ法における成膜条件は、ターゲットへの負の印加電圧が00V以上1500V以下であり、パルス周波数は10Hz以上100kHz以下であり、パルス電圧印加時のデューティ比が0.1以上0.6以下であることを特徴とする。
本発明の磁気記録媒体の製造方法は、高ガス圧で硬度、密度の高い配向制御層、垂直磁性層を得ることができる。したがって、本発明の磁気記録媒体の製造方法によれば、表面の傷付き耐性に優れ、高い信頼性の得られる磁気記録媒体を製造できる。
また、本発明の磁気記録媒体の製造方法により製造された磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体に対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置は、信頼性の優れたものとなる。
本発明を適用して製造される磁気記録媒体の一例を示す断面図 配向制御層と垂直磁性層との積層構造を説明するための拡大模式図 垂直磁性層を構成する磁性層と非磁性層との積層構造を拡大して示した断面図 本発明を適用した磁気記録再生装置の一例を示す構成図
以下、本発明の1つの実施の形態における、磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録再生装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(磁気記録媒体)
以下、本発明の磁気記録媒体の一例として、図1に示す磁気記録媒体を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の磁気記録媒体の製造方法を適用して製造される磁気記録媒体の一例を示したものである。図1に示す磁気記録媒体は、非磁性基板1の上に、軟磁性下地層2と、直上の層の配向性を制御する配向制御層3と、磁化容易軸が非磁性基板1に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4と、保護層5と、潤滑層6とが順次積層された構造を有している。尚、本願においては、垂直磁性層を垂直磁気異方性の磁気記録層等と記載する場合がある。
「非磁性基板」
非磁性基板1としては、アルミニウムやアルミニウム合金などの金属材料からなる金属基板を用いてもよいし、ガラスや、セラミック、シリコン、シリコンカーバイド、カーボンなどの非金属材料からなる非金属基板を用いてもよい。また、非磁性基板1としては、これら金属基板や非金属基板の表面に、例えばメッキ法やスパッタ法などを用いて、NiP層又はNiP合金層が形成されたものを用いてもよい。
ガラス基板としては、例えば、アモルファスガラスや結晶化ガラスなどを用いることができる。アモルファスガラスとしては、例えば、汎用のソーダライムガラスや、アルミノシリケートガラスなどを用いることができる。結晶化ガラスとしては、例えば、リチウム系結晶化ガラスなどを用いることができる。
セラミック基板としては、例えば、汎用の酸化アルミニウムや、窒化アルミニウム、窒化珪素などを主成分とする焼結体、又はこれらの繊維強化物などを用いることができる。
非磁性基板1は、平均表面粗さ(Ra)が2nm(20Å)以下、好ましくは1nm以下のものであることが、磁気ヘッドを低浮上させた高記録密度記録に適している点から好ましい。
また、非磁性基板1は、表面の微小うねり(Wa)が0.3nm以下(より好ましくは0.25nm以下)であることが、磁気ヘッドを低浮上させた高記録密度記録に適している点から好ましい。なお、微少うねり(Wa)は、例えば、表面荒粗さ測定装置P−12(KLM−Tencor社製)を用い、測定範囲80μmでの表面平均粗さとして測定することができる。
また、非磁性基板1としては、端面のチャンファー部の面取り部と側面部との少なくとも一方の表面平均粗さ(Ra)が10nm以下(より好ましくは9.5nm以下)のものを用いることが、磁気ヘッドの飛行安定性にとって好ましい。
非磁性基板1は、Co又はFeが主成分となる軟磁性下地層2と接することで、表面の吸着ガスや、水分の影響、基板成分の拡散などにより、腐食が進行する可能性がある。非磁性基板1と軟磁性下地層2の間に、図1には不図示の密着層を設けることにより、これらを抑制できる。密着層を形成する材料としては、例えば、Cr、Cr合金、Ti、Ti合金などを適宜選択できる。密着層の厚みは、2nm(30Å)以上であることが好ましい。
「軟磁性下地層」
非磁性基板の上には、軟磁性下地層2が形成されている。軟磁性下地層2は、磁気ヘッドから発生する磁束の基板面に対する垂直方向成分を大きくするとともに、情報が記録される垂直磁性層4の磁化の方向をより強固に非磁性基板1と垂直な方向に固定するために設けられている。この作用は、特に記録再生用の磁気ヘッドとして垂直記録用の単磁極ヘッドを用いる場合に、より顕著なものとなる。
軟磁性下地層2としては、例えば、Feや、Ni、Coなどを含む軟磁性材料を用いることができる。具体的な軟磁性材料としては、例えば、CoFe系合金(CoFeTaZr、CoFeZrNbなど)、FeCo系合金(FeCo、FeCoVなど)、FeNi系合金(FeNi、FeNiMo、FeNiCr、FeNiSiなど)、FeAl系合金(FeAl、FeAlSi、FeAlSiCr、FeAlSiTiRu、FeAlOなど)、FeCr系合金(FeCr、FeCrTi、FeCrCuなど)、FeTa系合金(FeTa、FeTaC、FeTaNなど)、FeMg系合金(FeMgOなど)、FeZr系合金(FeZrNなど)、FeC系合金、FeN系合金、FeSi系合金、FeP系合金、FeNb系合金、FeHf系合金、FeB系合金などを挙げることができる。
軟磁性下地層2は、2層の軟磁性膜から構成されていることが好ましく、2層の軟磁性膜の間にはRu膜が設けられていることが好ましい。Ru膜の膜厚を0.4〜1.0nm、又は1.6〜2.6nmの範囲で調整することで、2層の軟磁性膜をAFC(反強磁性結合)構造とすることができる。軟磁性下地層2が、このようなAFC構造を採用したものである場合、いわゆるスパイクノイズを抑制できる。
軟磁性下地層2と配向制御層3との間には、図1には不図示のシード層が設けられていてもよい。シード層は、配向制御層3の結晶粒径を制御するものである。シード層を形成する材料には、NiW合金を用いることができる。その他、シード層として、fcc構造を有する層等を用いることができ、具体的には、Ni、Cu、Rh、Pd、Ag、Ir、Pt、Au、Alを含む層が挙げられる。
「配向制御層」
軟磁性下地層2の上には、垂直磁性層4の配向性を制御する配向制御層3が形成されている。配向制御層3は、垂直磁性層4の結晶粒を微細化し、記録再生特性を改善するものである。
配向制御層3は、垂直磁性層4の磁性粒子を微細化するために、図1に示すように、軟磁性下地層2の上に形成された低ガス圧層3aと、低ガス圧層3a上に形成された高ガス圧層3bとからなるものであることが好ましい。低ガス圧層3aは、配向制御層3の核発生密度を高めるためのものである。
低ガス圧層3aは、Ru又はRuを主成分とする材料からなるものである。低ガス圧層3aを構成するRuを主成分とする材料としては、Ru系合金が挙げられる。また、低ガス圧層3aは、柱状のRu系合金粒子の周囲を酸化物、窒化物、硼化物等でおおったグラニュラー構造層としてもよい。
本実施の形態においては、低ガス圧層3aがRu又はRuを主成分とする材料からなるものであるので、低ガス圧層3aを構成する柱状晶の頂部にドーム状の凸部が形成される。よって、低ガス圧層3a上に、高ガス圧層3bおよび垂直磁性層4を順に形成することで、低ガス圧層3aのドーム状の凸部上に、高ガス圧層3bおよび垂直磁性層4の結晶粒子を成長させることができる。したがって、本実施の形態の配向制御層3は、垂直磁性層4の結晶粒子の分離を促進し、結晶粒子を孤立化させて柱状に成長させることができる優れた配向性を有するものとなる。
低ガス圧層3aは、層厚8nm〜12nmの範囲内のものであることが好ましい。低ガス圧層3aの層厚が8nm〜12nmの範囲内である場合、記録時における磁気ヘッドと軟磁性下地層2との距離が小さいものとなり、再生信号の分解能を低下させることなく記録再生特性を高めることができる。
低ガス圧層3aの層厚が上記範囲未満であると、垂直磁性層4の配向性を高め、垂直磁性層4を構成する図3に示される磁性粒子42を微細化する効果が不十分となり、良好なS/N比が得られない場合がある。また、低ガス圧層3aの層厚が上記範囲を超えると、記録時における磁気ヘッドと軟磁性下地層2との距離が大きくなり、磁気ヘッドと軟磁性下地層2との磁気結合が弱まり高密度記録に適さない記録特性(OW)となる恐れがある。
本発明における高ガス圧層3bは、DCパルススパッタ法で成膜し、ターゲットへの負の印加電圧は500V以上とし、パルス周波数は100kHz以下とし、パルス電圧印加時のデューティ比を0.6以下とすることで、スパッタリングガス圧を10Pa以上としても、結晶粒子が高密度、高硬度となり、信頼性の高いものとすることができる。
本発明の成膜方法におけるスパッタリングガス圧は、あまりに高くし過ぎると、本発明の成膜方法の効果が出にくくなり、またスパッタリング中の異常放電も生じやすくなる。そのため、スパッタリングガス圧の上限は50Paである。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのターゲットへの印加電圧は500V以上、好ましくは800V以上、より好ましくは1000V以上とするが、あまり高くし過ぎるとターゲットの周囲で異常放電が発生しやすくなるため、その上限は1500Vである。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス周波数は100kHz以下、好ましくは50kHz以下、より好ましくは10kHz以下とするが、あまり低くし過ぎるとDCスパッタ成膜(デューティ比は1)に近づき、DCパルススパッタ成膜の効果が得られなくなる。そのため、DCパルススパッタ法でのパルス周波数の下限値は10Hzである。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス電圧印加時のデューティ比は0.6以下、より好ましくは0.4以下、最も好ましくは0.3以下とするが、あまり低くし過ぎると、ターゲットに印加できる電力量が低下し、スパッタ効率も低下する。よって、本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス電圧印加時のデューティ比の下限は、0.1である。
本発明において、高ガス圧層3bを構成する材料としては、Ru又はRuを主成分とする材料が挙げられる。また、高ガス圧層3bは、柱状のRu系合金粒子の周囲を酸化物、窒化物、硼化物等でおおったグラニュラー構造層としてもよい。
ここで、本実施の形態の磁気記録媒体において、配向制御層3を構成する結晶粒子と垂直磁性層4を構成する磁性粒子との関係について図面を用いて説明する。
図2は、配向制御層3と垂直磁性層4との積層構造を説明するための拡大模式図であり、各層の柱状晶が基板面に対して垂直に成長した状態を示す断面図である。なお、図2においては、配向制御層3を構成する低ガス圧層3aおよび高ガス圧層3bと垂直磁性層4以外の部材の記載を省略して示している。なお、本実施の形態では、低ガス圧層3aは非グラニュラー構造、高ガス圧層3bと垂直磁性層4はグラニュラー構造とした。
図2に示すように、低ガス圧層3aには、低ガス圧層3aを構成する柱状晶S1の頂部がドーム状の凸となる凹凸面S1aが形成されている。低ガス圧層3aの凹凸面S1aの上には、凹凸面S1aから厚み方向に高ガス圧層3bを構成する結晶粒子が柱状晶S2となって成長している。なお、高ガス圧層3bは、グラニュラー構造を有するものであるので、高ガス圧層3bを構成する柱状晶S2の周囲には酸化物15が形成されている。そして、高ガス圧層3bを構成する柱状晶S2の上には、垂直磁性層4の結晶粒子が柱状晶S3となって厚み方向に成長し、またその柱状晶S3の周囲には酸化物15が形成されている。
このように、本実施の形態の磁気記録媒体においては、低ガス圧層3aの柱状晶S1の上に、高ガス圧層3bの柱状晶S2及び垂直磁性層4の柱状晶S3が連続している柱状晶となってエピタキシャル成長する。なお、本実施の形態においては、垂直磁性層4を多層化してもよく、この場合は、垂直磁性層4の各層を構成する結晶粒子は、配向制御層3から最上層の垂直磁性層4に至るまで連続した柱状晶となってエピタキシャル成長を繰り返す。したがって、本実施の形態においては、低ガス圧層3aを構成する結晶粒子を微細化し、柱状晶S1を高密度化することで、柱状晶S1の頂部から厚み方向に柱状に成長する高ガス圧層3bの柱状晶S2および垂直磁性層4の柱状晶S3も高密度化される。
「垂直磁性層」
本発明における垂直磁性層4は、DCパルススパッタ法で成膜し、ターゲットへの負の印加電圧は500V以上とし、パルス周波数は100kHz以下とし、パルス電圧印加時のデューティ比を0.6以下とすることで、結晶粒子の硬度、密度が高く、磁気記録媒体表面のスクラッチ耐性が高く、信頼性の高いものとすることができる。
特に、本発明における垂直磁性層4は、好ましくはCo系磁性層、より好ましくはCoCr系磁性層、最も好ましくはCoCrPt系磁性層であって、X線反射率測定法(X−ray Reflection:XRR)で測定した場合の膜密度の(実測値/理論値)が0.92以上、更には0.94以上とするのが好ましく、より一層好ましいのは0.96以上である。膜密度の(実測値/理論値)は高ければ高いほど硬度が高まり好ましいが、最大値は理想的には1である。
本発明におけるX線反射率測定法(X−ray Reflection:XRR)とは、試料にX線を入射し、膜の内部で屈折、干渉、反射した強度パターンを測定し、その測定データを多層膜モデルによるシミュレーションと比較・最適化することにより膜厚、密度、表面・界面粗さを決定する手法である。本発明では、この方法を用いて磁気記録層の膜密度の実測値を決定するが、具体的な計算方法は公知の方法を用いることができる。
ここで、膜密度は材料の組成によって実測値が大きく異なるため、本発明では(実測値/理論値)をパラメータとして用いている。例えば、グラニュラー磁性層、80(Co7Cr22Pt)−20(SiO2)の場合、Co、Cr、Pt、SiO2の密度は、それぞれ、8.85、7.19、21.45、2.65g/cm3であるから、密度の理論値は、(8.85×0.71+7.19×0.07+21.45×0.22)×0.80+2.65×0.20で計算され、9.73g/cm3となる。そして、このグラニュラー磁性層の膜密度の実測値が9.0g/cm3の場合、膜密度の実測値/理論値は、9.0/9.73=0.92となる。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのターゲットへの印加電圧は500V以上、好ましくは800V以上、より好ましくは1000V以上とするが、あまり高くし過ぎるとターゲットの周囲で異常放電が発生しやすくなるため、その上限は1500Vである。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス周波数は100kHz以下、好ましくは50kHz以下、より好ましくは10kHz以下とするが、あまり低くし過ぎるとDCスパッタ成膜に近づき、DCパルススパッタ成膜の効果が得られなくなる。そのため、DCパルススパッタ法でのパルス周波数の下限値は10Hzである。
本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス電圧印加時のデューティ比は0.6以下、より好ましくは0.4以下、最も好ましくは0.3以下とするが、あまり低くし過ぎると、ターゲットに印加できる電力量が低下し、スパッタ効率も低下する。よって、本発明におけるDCパルススパッタ法でのパルス電圧印加時のデューティ比の下限は、0.1である。
以下、図面を用いて本実施の形態の垂直磁性層4を説明する。本発明における垂直磁性層4は、例えば、図1に示すように、非磁性基板1側から、下層の磁性層4aと、中層の磁性層4bと、上層の磁性層4cとの3層を含むものである。本実施の形態の磁気記録媒体では、磁性層4aと磁性層4bとの間に下層の非磁性層7aを含み、磁性層4bと磁性層4cとの間に上層の非磁性層7bを含むことで、これら磁性層4a〜4cと非磁性層7a、7bとが交互に積層された構造を有している。即ち、非磁性基板1側から、下層の磁性層4a、下層の非磁性層7a、中層の磁性層4b、上層の非磁性層7b、上層の磁性層4cの順に積層して形成された構造を有している。
各磁性層4a〜4c及び非磁性層7a、7bを構成する結晶粒子は、配向制御層3を構成する結晶粒子と共に、厚み方向に連続した柱状晶を形成している。垂直磁性層4(磁性層4a〜4cおよび非磁性層7a、7b)は、配向制御層3の低ガス圧層3aおよび高ガス圧層3bの柱状晶と連続した柱状晶として、エピタキシャル成長されたものである。
非磁性層7a、7bを形成する材料は、特に限定されないが、例えば、Ru又はRu合金からなるものが挙げられ、Ru合金としては、例えば、RuCoがある。特に、非磁性層7a、7bの層厚を0.6nm以上1.2nm以下の範囲とすることで、磁性層4a、4b、4cをAFC結合(反強磁性交換結合)させることができる。また、本発明においては、各磁性層4a、4b、4cをFC結合(強磁性交換結合)で静磁結合させてもよい。
図3は、垂直磁性層を構成する磁性層と非磁性層との積層構造を拡大して示した断面図である。図3に示すように、垂直磁性層4を構成する磁性層4a、4bは、グラニュラー構造の磁性層であり、Co、Cr、Ptを含む磁性粒子(磁性を有した結晶粒子)42と、酸化物41とを含むものであることが好ましい。また、垂直磁性層4を構成する磁性層4cはグラニュラー構造ではない磁性層(非グラニュラ磁性層)である。
酸化物41は、例えば、SiO2、TiO2、Cr2O3、Ta2O5、Nb2O5、In2O3、TeO2、Sb2O3、B2O3などを用いることができる。
垂直磁性層4を構成する磁性層4cは、図3に示すように、Co、Crを含む磁性粒子(磁性を有した結晶粒子)42を含み、酸化物41を含まないものであることが好ましい。磁性層4c中の磁性粒子42は、磁性層4a中の磁性粒子42から柱状にエピタキシャル成長しているものであることが好ましい。この場合、磁性層4a〜4cの磁性粒子42が、各層において1対1に対応して、柱状にエピタキシャル成長することが好ましい。磁性層4bの磁性粒子42が磁性層4a中の磁性粒子42からエピタキシャル成長していることで、磁性層4cの磁性粒子42が微細化され、さらに結晶性及び配向性が向上したものとなる。
「保護層」
垂直磁性層4上には保護層5が形成される。保護層5は、垂直磁性層4の腐食を防ぐとともに、磁気ヘッドが磁気記録媒体に接触したときの媒体表面の損傷を防ぐためのものである。保護層5としては、従来公知の材料、公知の成膜方法を用いることができ、例えば、硬質アモルファスカーボン、SiO2、ZrO2を含むものを用いることが可能である。保護層5の厚みは、1〜10nmとすることにより、磁気ヘッドと磁気記録媒体との距離を小さくできるので高記録密度の点から好ましい。
「潤滑層」
保護層5上には潤滑層6が形成される。潤滑層6には、例えば、パーフルオロポリエーテル、フッ素化アルコール、フッ素化カルボン酸などの潤滑剤を用いることが好ましい。
(磁気記録再生装置)
図4は、本発明を適用した磁気記録再生装置の一例を示すものである。
この磁気記録再生装置は、上述した製造方法により製造された図1に示す磁気記録媒体50と、磁気記録媒体50を回転駆動させる媒体駆動部51と、磁気記録媒体50に対する情報の記録再生を行う磁気ヘッド52と、この磁気ヘッド52を磁気記録媒体50に対して相対運動させるヘッド駆動部53と、記録再生信号処理系54とを備えている。
記録再生信号処理系54は、外部から入力されたデータを処理して記録信号を磁気ヘッド52に送り、磁気ヘッド52からの再生信号を処理してデータを外部に送ることが可能となっている。磁気ヘッド52としては、再生素子として巨大磁気抵抗効果(GMR)を利用したGMR素子などを有した、より高記録密度に適した磁気ヘッドを用いることができる。
図4に示す磁気記録再生装置は、本発明の磁気記録媒体の製造方法により製造された図1に示す磁気記録媒体50と、磁気記録媒体50に対する情報の記録再生を行う磁気ヘッド52とを備えるものである。よって、更なる高記録密度化を可能とした信頼性の高い磁気記録媒体50を備えた優れたものである。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1)
以下に示す製造方法により、実施例1の磁気記録媒体を作製した。
まず、洗浄済みのガラス基板(外径2.5インチ)を、DCマグネトロンスパッタ装置(アネルバ社製C−3040)の成膜チャンバ内に収容して、到達真空度1×10−5Paとなるまで成膜チャンバ内を排気した。
その後、このガラス基板の上に、Crターゲット(外径6.3インチ、以下ターゲットは全て外径6.3インチ)を用いて、DCスパッタ法(ガス圧0.8Pa、ガスはArを用いた。)で、層厚10nmの密着層を成膜した。
次に、密着層の上に、Co−20Fe−5Zr−5Ta{Fe含有量20at%、Zr含有量5at%、Ta含有量5at%、残部Co、以下同じように記載する。}のターゲットを用いて100℃以下の基板温度で、DCスパッタ法(ガス圧0.8Pa、ガスはArを用いた。)で、層厚25nmの軟磁性層を成膜し、この上にRu層を層厚0.7nmで成膜し、さらにCo−20Fe−5Zr−5Taからなる層厚25nmの軟磁性層を成膜し、これを軟磁性下地層とした。
続いて、軟磁性下地層の上に、シード層として層厚10nmのNi5Wからなる膜を、DCスパッタ法(ガス圧0.8Pa、ガスはArを用いた。)で成膜した。
次に、シード層の上に配向制御層として、低ガス圧層と高ガス圧層とを形成した。
まず、シード層の上に、低ガス圧層として層厚10nmのRuを、DCスパッタ法(ガス圧0.8Pa、ガスはArを用いた。)で成膜した。
次に、低ガス圧層の上に、層厚10nmの高ガス圧層としてRuを、DCパルススパッタ法(ガス圧10Pa、ガスはArを用いた。)により成膜した。DCパルススパッタ法は、ターゲットへの負の印加電圧は1000Vであり、パルス周波数は50kHzであり、パルス電圧印加時のデューティ比は0.4とした。
その上に、4層の磁性層と1層の非磁性層をDCパルススパッタ法で積層した。具体的には、層厚9nmのグラニュラー磁性層として、80(Co7Cr22Pt)−20(SiO2)、層厚0.3nmの非磁性層として、RuCo、層厚9nmのグラニュラー磁性層として、79(Co10Cr8Pt3Ru)−21(SiO2)、層厚9nmのグラニュラー磁性層として、77(Co10Cr13Pt10Ru)−23(SiO2)、層厚7nmの非グラニュラー磁性層として、Co15Cr16Pt6Ruをこの順で積層した。DCパルススパッタ法の成膜条件は、ガス圧7Pa、ガスはAr、ターゲットへの負の印加電圧は1000V、パルス周波数は50kHz、パルス電圧印加時のデューティ比は0.4とした。
次に、イオンビーム法により層厚3.0nmのアモルファスカーボンからなる保護層を成膜し、次いで、ディッピング法によりパーフルオロポリエーテルからなる層厚2nmの潤滑層を成膜し、実施例1の磁気記録媒体を作製した。
実施例1の磁気記録媒体について、磁性層の膜密度をX線反射率測定法(XRR)で測定した。
また、実施例1の磁気記録媒体について、磁気記録媒体の傷付き(スクラッチ)耐性を評価した。具体的には、クボタコンプス社製のSAFテスター及びCandela社製の光学式表面検査装置(OSA)を用い、ディスクの回転数5000rpm、気圧100Torr、室温という測定条件にて、SAFテスターでヘッドをロードさせたまま2000秒保持し、その後に、OSAにてスクラッチの本数をカウントした。以上の結果を表1に示す。
Figure 0006523832
(実施例2〜8、比較例1、2)
また、実施例2〜8、比較例1、2についても、実施例1と同様に磁気記録媒体を作製し、評価を行った。実施例2〜8、比較例1、2における磁気記録媒体の製造条件、評価結果を表1に示す。なお、成膜にDCスパッタ法(デューティ比は1)を用いる場合は、ターゲットへの投入電力量がDCパルススパッタ法と同じになるよう、電流値を一定にし、ターゲット電圧とデューティ比の積の値を同じにした。
1 非磁性基板
2 軟磁性下地層
3 配向制御層
3a 低ガス圧層
3b 高ガス圧層
4 垂直磁性層
4a 下層の磁性層
4b 中層の磁性層
4c 上層の磁性層
5 保護層
6 潤滑層
7a 下層の非磁性層
7b 上層の非磁性層
15 酸化物
S1、S2、S3 柱状晶
S1a 凹凸面
41 酸化物
42 磁性粒子
50 磁気記録媒体
51 媒体駆動部
52 磁気ヘッド
53 ヘッド駆動部
54 記録再生信号処理系

Claims (4)

  1. 磁気記録媒体の製造方法において、
    基板上に、軟磁性下地層を形成する工程と、
    前記軟磁性下地層の上に、Ru又はRuを主成分とする配向制御層をDCパルススパッタ法で成膜する工程と、
    前記配向制御層の上に、垂直磁気異方性の磁気記録層をDCパルススパッタ法で形成する工程と、
    を有し、
    前記DCパルススパッタ法における成膜条件は、ターゲットへの負の印加電圧が00V以上1500V以下であり、パルス周波数は10Hz以上100kHz以下であり、パルス電圧印加時のデューティ比が0.1以上0.6以下であり、
    前記Ru又はRuを主成分とする配向制御層を成膜する工程には、スパッタリングガス圧が10Pa以上50Pa以下となる工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 磁気記録媒体の製造方法において、
    基板上に、軟磁性下地層を形成する工程と、
    前記軟磁性下地層の上に、Ru又はRuを主成分とする配向制御層をDCパルススパッタ法で形成する工程と、
    前記配向制御層の上に、垂直磁気異方性の磁気記録層をスパッタ法で形成する工程と、
    を有し、
    前記DCパルススパッタ法における成膜条件は、ターゲットへの負の印加電圧が00V以上1500V以下であり、パルス周波数は10Hz以上100kHz以下であり、パルス電圧印加時のデューティ比が0.1以上0.6以下であることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  3. 前記DCパルススパッタ法で形成する工程には、スパッタリングガス圧が10Pa以上50Pa以下となる工程を含むことを特徴とする請求項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  4. 前記磁気記録層の膜密度の(実測値/理論値)が0.92以上であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
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