JP6523632B2 - パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ及びその乗降通路形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ターミナルビルと航空機との間を接続して乗客や乗員を乗降させる設備であるパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(Passenger Boarding bridge;PBB)に係り、特に、機体内蔵タラップを備えているような小型の航空機にも適用できるパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ及びその乗降通路形成方法に関する。
パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(以下、「PBB」又は「搭乗橋」と呼ぶ)は、空港のターミナルビルと航空機との間を連絡するトンネル状の歩行通路であり、ターミナルビルと航空機との間を連結することにより、乗客が直接乗降できるようにしたものである。このようなPBBは、1台の装置(設備)で大小の各種航空機に広く対応できる汎用性を有することが望ましい。
一方、航空機側においては、特に小型の航空機においては、エアステア(Airstair)と呼ばれる乗降用の機体内蔵タラップを備えたものがある。このような機体内蔵タラップは、ドア開に伴って航空機の乗降口に設置された状態となるが、安全上の観点からタラップ通路の両側には手摺が設けられている。この手摺は、折り畳むことができない構造となっているものもあるため、中大型機用PBBと同様に航空機の乗降口に対して正面からPBBを近づけて取り付けようとすれば、手摺の存在が障害になるという問題を有している。
また、小型の航空機は、PBBを使用して乗降する中大型機と比較して、航空機胴体の外径寸法が小さくなる。このため、航空機胴体に押し付けて乗降客を風雨から守るPBB先端の幌は、外径寸法の大きい中大型機用を小型機に適用した場合、例えば図10(c)に示すように、航空機APに開口する乗降口Eの周囲を完全に覆うことができずに大きな隙間を生じてしまう。
図10において、(a)は中大型機用PBB1の幌7が縮んだ状態,(b)は(a)の幌7を伸ばして航空機APの乗降口Eを覆った状態を示している。この場合、幌7が乗降口Eの周囲に密着し、乗降口Eからターミナルビルへ通じる乗降用の歩行通路は風雨から守られた状態にある。しかし、図10(c)に示すように、同じPBB1が備える同じ大きさの幌7を小型の航空機APに適用すると、航空機APに対する幌7の接近が手摺を備えたエアステアによって阻止されるので、幌7と航空機APとの間には大きな隙間が形成され、この結果、乗降用の歩行通路に対する風雨の侵入を許してしまう。
なお、図中の符号Dは航空機APのドアであり、このドアDには機体内蔵タラップ及び手摺が設けられ、さらに、乗降口Eには乗降通路の一部を形成する小型機用補助通路10が連結されている。
また、下記の特許文献1では、機体外面の出入口周辺部に押し付けられるクッション部材の先端面に、機体外面に当接して湾曲形状に対応するような門型形状のエアバックを設けることで、大型機や小型機等の機体の大きさが異なる航空機に使用可能とし、しかも、機体の出入口周辺部との間に形成される隙間を極力減少できるボーディングブリッジ用キャノピーが提案されている。
特開平10−250695号公報
上述したPBBは、1台の装置で大型機から小型機まで各種航空機に広く対応できることが望ましい。
しかしながら、中大型機用のPBBをそのままエアステアを備えた小型の航空機に適用しても、機体に幌を密着させて風雨の侵入を防止することができないため、中大型機用のPBBを小型機にも適用可能とする対策が望まれている。
また、中大型機用の幌7は、外径の小さい小型機には大きすぎるため、仮に機体の乗降口まで接近できたとしても、乗降口の周囲を完全に覆うように密着させて風雨の侵入を防ぐことは困難である。すなわち、乗降口Eの高さは、図10に示すように、中大型機の高さEhと小型機の高さEh´とに大きな違いはないが、機体の径が大きく異なるため、小型機では幌7を大きく湾曲させて密着させることが必要となり、この結果、幌7の共用は困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、従来の中大型機はもとより、小型機においても雨や風の侵入を防止または抑制できるようにしたパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ及びその乗降通路形成方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るパッセンジャー・ボーディング・ブリッジは、ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、前記トンネル部を上下方向に昇降可能にする昇降装置と、前記トンネル部の航空機側先端部に設けられている旋回可能なヘッドと、前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、前記ヘッドよりも上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能とした可動屋根と、前記可動屋根の屋根内面に敷設されたガイドレールと、前記ヘッドの上面に取り付けられ、前記ガイドレール内を回転移動する屋根支持ローラと、前記可動屋根を駆動する駆動装置とを具備して構成されることを特徴とするものである。
このような本発明によれば、ヘッドよりも上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能とした可動屋根を備えているので、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジを小型機に適用し、小型機用補助通路を使用して乗降通路を形成する場合には、小型機のエアステアに妨げられることなく通路上方を可動屋根により覆う降雨対策が可能となる。
上記の発明において、前記可動屋根の先端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置を超える位置まで移動させることが好ましく、これにより、可動屋根の先端部から落下した雨水を、機体の航空機乗降口とは反対側の側面へ落下させることができる。
本発明に係るパッセンジャー・ボーディング・ブリッジは、ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、前記トンネル部の航空機側先端部に設けられているヘッドと、前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、前記ヘッドよりも上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能とした可動屋根と、を具備して構成され、前記可動屋根は、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する側面カーテンを備えていることを特徴とするものである。これにより、通路上方を可動屋根により覆われた乗降通路に対する風の侵入を防止または抑制でき、さらに、風の影響で雨が侵入することも防止または抑制できる。
この場合、前記側面カーテンのカーテンレールは、航空機側の一部を下向きに折曲可能とすることが好ましく、これにより、移動するカーテンにより機体側面が擦られることを防止または抑制できる。
また、カーテンレールを可動屋根から独立して移動させることにより、カーテンを可動屋根動作と関係なく単独に移動させることも可能である。
この場合、前記側面カーテンが、前記可動屋根の先端部側両側面から吊り下げられたカーテン、あるいは、可動屋根から独立して移動できるカーテンレールに吊り下げられたカーテンを備え、前記カーテンの下端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置から周方向の機体両側へ接するように設けられていることが好ましく、これにより、可動屋根と航空機の乗降口上方との間に形成される隙間を確実に覆って風雨の侵入を防止または抑制することができる。
上記の発明において、前記可動屋根の両側面に側壁部を備えていることが好ましく、これにより、側面カーテンを設置しない、あるいは、移動屋根とは独立して移動できるカーテンを使用しない場合において、通路上方を可動屋根により覆われた乗降通路に対する風の侵入を防止または抑制でき、さらに、風の影響で雨が侵入することも防止または抑制できる。この場合、側壁部の高さ(長さ)に応じて、防止する雨の侵入角度範囲を調整できる。
本発明のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法は、ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するとともに、ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路を備えているパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法であって、前記ヘッドよりも上部に可動屋根を設置し、ガイドレールを前記可動屋根の内面に敷設し、屋根支持ローラを前記ヘッドの上面に取り付け、前記可動屋根を駆動する駆動装置によって、前記可動屋根が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能として、前記屋根支持ローラが前記ガイドレール内を回転移動し、前記小型機用補助通路の使用時に前記可動屋根で上方を覆うことを特徴とするものである。
このような本発明によれば、ヘッドよりも上部に可動屋根を設置し、この可動屋根が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能として、小型機用補助通路の使用時に前記可動屋根で上方を覆うので、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジを小型機に適用する場合においても、小型機用補助通路を使用して乗降通路を形成し、さらに、移動屋根を通路形成位置に移動させることにより、小型機のエアステアに妨げられることなく通路上方を可動屋根により覆い、乗降客に降雨の影響が及ぶことを防止できる。
上述した本発明によれば、従来の中大型機用に小型機用補助通路を設けたパッセンジャー・ボーディング・ブリッジを小型機に適用する場合であっても、小型機のエアステアに妨げられることなく乗降通路を形成でき、しかも、この乗降通路は雨や風の侵入を防止または抑制したものとなる。
本発明の一実施形態に係る移動屋根を備えたパッセンジャー・ボーディング・ブリッジを示す図で、(a)は移動屋根を伸ばして乗降位置にした状態を示す要部の平面図、(b)は(a)の側面図である。 本発明の一実施形態に係るパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの全体構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1に示したカーテン及びカーテンレールの設置例として移動屋根の縮状態を示す平面図である。 図1に示した移動屋根を備えたパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの縦断面図である。 図3に示す縮状態の側面図である。 風によるカーテン下部の揺れ対策例を示す図であり、(a)は錘を使用した対策例、(b)はガイドロッドを使用した対策例である。 移動屋根と連動して閉じるカーテンの動作を説明する図であり、(a)は通常のカーテンレールを使用した場合を示し、(b)は先端部側に折曲構造を設けた場合を示している。 側面カーテンに代えて移動屋根側に側壁を設ける説明図であり、(a)は側壁を低くした場合、(b)は側壁を高くした場合を示している。 図1に示したパッセンジャー・ボーディング・ブリッジを大型機に適用した場合を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 従来の中大型機用パッセンジャー・ボーディング・ブリッジを示す図であり、(a)は中大型機の乗降口に接近した状態、(b)は中大型機の機体に幌を密着させた状態、(c)は小型機に接近させた状態である。
以下、本発明に係る旋回床、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ及びその乗降通路形成方法について、その一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。
パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(以下、「PBB」と呼ぶ)1は、例えば空港のターミナルビル(ターミナル建築構造物)と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するものである。すなわち、PBB1は、空港のターミナルビルと航空機の乗降口との間を連絡するトンネル状の乗降用歩行通路であるから、乗降客は、航空機に対し屋外に出ることなく直接乗降できるようになる。
図2に示すPBB1は、ターミナルビル側へ通じる固定橋FBに固定して設けられるロタンダ2と、このロタング2に対し水平方向へ回動可能に接続されるとともに、軸方向へ伸縮可能な筒状断面のトンネル部3と、このトンネル部3を上下方向へ昇降可能にする昇降装置5bと、このトンネル部3の航空機側先端部に設けられている旋回可能なヘッド4とを備えている。
図示のトンネル部3は、ロタンダ2側の基端トンネル3aと、この基端トンネル3aの先端側(航空機側)を入れ子式に嵌合された先端トンネル3bとにより、軸方向(長手方向)の伸縮が可能な構造となっている。
そして、本実施形態のPBB1は、可動脚5と固定脚6とにより、地表面より離間した状態に支持されている。
一方の可動脚5は、先端トンネル3bの航空機側先端部近傍を下面側から支持し、所望の方向へ自力で走行可能な駆動輪5a及び駆動機構(不図示)と、トンネル部3を昇降可能とする昇降装置5bを備えている。また、他方の固定脚6は、地上に固定設置されてロタンダ2の下部を支持している。従って、トンネル部3は、可動脚が駆動操作されることにより、航空機へ接近して乗降口に連結する動作や、乗降口の高さにヘッド4の高さを合わせる動作や、乗降口から分離して航空機から離間する動作が可能になる。
さらに、本実施形態のPBB1は、例えば図1に示すように、航空機APの乗降口Eとの間に乗降通路の一部を形成する小型機用補助通路10を備えている。図示の小型機用補助通路10は、例えばPBB1を構成するヘッド4の床下に旋回可能に取り付けられており、ヘッド4の床下に保持される収納位置と、乗降口Eとヘッド4との間に乗降通路を形成する通路形成位置(図1に破線表示)との間において、平面上を旋回可能に支持されている。
そして、ヘッド4の上部には、ヘッド上部に位置する収納位置(図2に想像線で表示した位置)と、ヘッド上部から航空機APの機体上方側へ突出した通路形成位置(図1及び図2に実線で表示した位置)との間をスライドするようにして移動可能な可動屋根20が設置されている。この可動屋根20は、小型機用補助通路10の上部を確実に覆うことができるように、平面視においてヘッド4より大きな面積を有している。
また、この可動屋根20は、例えば図4に示すように、屋根内面20aに敷設された断面コ字状のガイドレール21を備えている。このガイドレール21は、左右一対がスライド方向において平行に設けられている。
一方、ヘッド4の上面には、ガイドレール21内を回転移動する屋根支持ローラ22が複数個(例えば1本のガイドレール21に対応して2個ずつ)取り付けられている。この結果、可動屋根20は、駆動装置23の動作によってガイドレール21に沿った往復移動(図2の矢印S参照)が可能となっている。なお、駆動装置23は、例えば油圧のジャッキや、電動機により駆動されるボールネジを用いたスライド機構や、ラック&ピニオン機構などを採用でき、特に限定されることはない。
このような可動屋根20を備えたPBB1は、小型機用補助通路10を備えたPBB1を小型の航空機APに適用する場合において、可動屋根20を通路形成位置に移動させれば、航空機APとヘッド4との間を接続する小型機用補助通路10の上部を覆う降雨対策が可能となる。すなわち、図10(c)に示すように、幌7を機体に密着させて風雨の侵入を防げない場合でも、小型機用補助通路10の上部が大きな可動屋根20により覆われているので、乗降客が受ける降雨の影響を最小限に抑えることが可能になる。
また、上述した可動屋根20の先端部20bは、通路形成位置において航空機APの胴体中心軸位置を超える位置まで移動させるとよい。すなわち、可動屋根20の先端部20bが航空機APの胴体中心軸位置を超える位置にあると、可動屋根20の先端部20bから円形断面の機体に落下した雨水は、航空機APの乗降口Eと反対側へ落下していくので、乗降客に対する雨水の影響をより一層低く抑えることが可能になる。
また、上述した可動屋根20は、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する側面カーテン30を備えている。この側面カーテン30は、例えばビニル製のカーテンを用い、可動屋根20の屋根内面20aに固定したカーテンレール31に吊り下げたものである。なお、図示は省略しているが、カーテンレール31をヘッド4の上部構造から支持し、カーテンレール31を稼働屋根20と切り離すことにより、カーテンを単体で移動させるようにした構造も可能である。
このような側面カーテン30は、可動屋根20が収納位置にある状況において、カーテン収納箱32の内部に折り畳まれた状態で収納され、一端部側がカーテン収納箱32内の適所に固定されている。
なお、カーテン30の下端部には、風による揺れを抑えるため、例えば図6(a)に示すように錘33を吊り下げる揺動対策、あるいは、図6(b)に示すように下端部から吊り下げた複数のリング34をガイドロッド35に通す揺動対策が施されている。
このような側面カーテン30を設けると、小型機用補助通路10により形成された乗降通路は、通路上方が可動屋根20により覆われていることに加えて、両側面も覆うことができる。このため、乗降通路は周囲を覆われた略トンネル状となり、乗降通路に対する風の侵入だけでなく、風の影響を受けた雨が側面から侵入することも防止または抑制できるようになる。
上述した側面カーテン30は、例えば図7(b)に示すように、カーテンレール31の航空機AP側となる先端部31aが、下向きに折曲可能な構造とすることが望ましい。
すなわち、カーテンレール31の一部である先端部31aは、屋根内面20aに対して部分的に固定されない構造とされる。具体的には、例えば図7(b)に示すように、先端部31aがヒンジ36を介して折曲可能とされ、さらに、先端部31aをコイルばね37等により引き上げておく構造を例示できる。この場合、コイルばね37はあまり強くする必要はなく、収納位置において側面カーテン30を引き上げ、カーテンレール31の直線を維持できればよい。
このような折曲構造のカーテンレール31を採用することにより、図7(a)に示すように、側面カーテン30の下端部側が機体APの側面に到達すると、摩擦抵抗等により比較的弱いコイルばね37による引き上げ力が負けることとなる。
このため、先端部31aは、図7(b)に想像線で示す直線状態から、実線で示すように下方へ向けて折曲される。この結果、側面カーテン30の下端部は、可動屋根20がさらに移動しても航空機APの側面に対してほとんど移動することはなく、従って、航空機APの側面となる外表面が側壁カーテン30により擦られることを防止できる。
さらに、本実施形態では、例えば図1に示すように、上述した側面カーテン30に加えて、可動屋根20の先端部20b側となる両側面から吊り下げられたカーテン40を備えている。このカーテン40は、可動屋根20が通路形成位置に移動すると、カーテン40の下端部が航空機APの上面に接して側面を塞ぐものである。従って、このカーテン40は、通路形成位置において、航空機APの胴体中心軸位置から周方向の機体両側へ接する範囲の長さを有していればよい。
このようなカーテン40を設けることにより、通路形成位置にある可動屋根20と航空機APの乗降口上方との間において、可動屋根20の屋根内面20aと航空機APの外表面との間に形成される隙間を確実に覆い、乗降通路に対する風雨の侵入をより一層確実に防止または抑制することができる。
ところで、上述した実施形態では、可動屋根20の両側面に側面カーテン30を取り付けていたが、例えば図8に示すように、側壁部50を備えた構成としてもよい。なお、図中の符号Hは手摺である。
この側壁部50は、上述した側面カーテン30やカーテン40を備えている構造と比較すれば、高さ(長さ)によっては乗降通路に対する雨の侵入防止効果は劣るものの、雨に対する気遣いに応じて高さを変化させれば、強風時における横殴りの雨以外は対応可能である。すなわち、通路上方を可動屋根20により覆われた乗降通路に対する風の侵入を防止または抑制でき、さらに、風の影響で雨が侵入することも防止または抑制できる。
以下では、この側壁部50について、図8を参照して具体的に説明する。
図8(a)に示す側壁部50は、可動屋根20から下向きに高さhaの範囲に設けられている。このため、小型機用補助通路10の側端部に対し、鉛直線に対して角度θaより小さい角度で侵入する雨を防ぐことができる。
また、図8(b)に示す側壁部50Aのように、可動屋根20から下向きに高さhbの範囲に設ければ、小型機用補助通路10の側端部に対し、鉛直線に対して角度θbより小さい角度で侵入する雨を防ぐことができる。すなわち、側壁部50より長さを延長して高くした(hb>ha)側壁部50Aは、角度θaと角度θbの差分だけ侵入する雨を防ぐ範囲が拡大するので、風の影響を考慮して雨の侵入をどこまで防ぐかに応じて高さを適宜設定すればよい。
上述した可動屋根20を備えたPBB1は、可動屋根20を通路形成位置に移動させることで小型機用補助通路10を使用する小型の航空機APに対応可能となる。
一方、小型機用補助通路10を使用しない中大型の航空機APに可動屋根20を備えたPBB1を使用する場合には、例えば図9に示すように、小型機用補助通路10を収納位置に旋回させるとともに、可動屋根20も収納位置に移動させる。この状態では、小型機用補助通路10や可動屋根20が収納位置にあるので、これらに妨げられることなくヘッド4が航空機APに接近し、幌7を伸ばして乗降口Eを覆うことができる。この結果、ターミナルビルに通じる乗降用の歩行通路は、風雨から守られたものとなる。
すなわち、上述した実施形態の可動屋根20を小型機用補助通路10と併用したPBB1は、小型機から大型機まで広範囲の航空機APに広く対応可能となる。
なお、本実施形態では、小型機用補助通路10が収納位置と通路形成位置との間を旋回する構造としたが、これに限定されることはなく、例えばスライドする構造など他の公知の方式を採用してもよい。
そして、上述した実施形態のPBB1は、ヘッド4の上部に可動屋根20を設置し、この可動屋根20が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から航空機APの機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能とされ、小型機用補助通路10の使用時に可動屋根20で上方を覆う乗降通路形成方法により、ターミナルビルと航空機APとの間を連結して旅客の乗降通路を形成し、ヘッド4と航空機APの乗降口Eとの間が小型機用補助通路10により連結されて乗降通路を形成する場合においても、乗降客に降雨の影響が及ぶことを防止できる。
また、可動屋根20は、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から航空機APの機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能とされるので、PBB1を小型機に適用し、小型機用補助通路10を使用して乗降通路を形成する場合においても、小型機のエアステアに妨げられることなく通路上方を覆って乗降客に降雨の影響が及ぶことを防止する降雨対策が可能となる。
このように、上述した実施形態のPBB1及びその乗降通路形成方法は、従来の中大型機用PBBに小型機用補助通路10を設けたPBB1を小型機に適用可能とし、しかも、小型機のエアステアに妨げられることなく形成された乗降通路は、雨や風の侵入を防止または抑制したものとなる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
1 パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(PBB)
2 ロタンダ
3 トンネル部
4 ヘッド
7 幌
10 小型機用補助通路
20 可動屋根
20a 屋根内面
20b 先端部
21 ガイドレール
22 屋根支持ローラ
23 駆動装置
30 側面カーテン
31 カーテンレール
31a 先端部
36 ヒンジ
37 コイルばね
40 カーテン
50 側壁部
AP 航空機
E 乗降口
D ドア

Claims (12)

  1. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、
    前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、
    前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、
    前記トンネル部の航空機側先端部に設けられているヘッドと、
    前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、
    前記ヘッドよりも上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能とした可動屋根と、
    前記可動屋根の屋根内面に敷設されたガイドレールと、
    前記ヘッドの上面に取り付けられ、前記ガイドレール内を回転移動する屋根支持ローラと、
    前記可動屋根を駆動する駆動装置と、
    を具備して構成されることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  2. 前記可動屋根の先端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置を超える位置まで移動することを特徴とする請求項1に記載のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  3. 前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  4. 前記側面カーテンのカーテンレールは、航空機側の一部が下向きに折曲可能であることを特徴とする請求項3に記載のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  5. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、
    前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、
    前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、
    前記トンネル部の航空機側先端部に設けられているヘッドと、
    前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、
    前記ヘッドの上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能とした可動屋根と、
    を具備して構成され、
    前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備え、
    前記側面カーテンのカーテンレールは、航空機側の一部が下向きに折曲可能であることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  6. 前記側面カーテンが、前記可動屋根の先端部側両側面から吊り下げられた、あるいは可動屋根とは独立して移動するカーテンレールから吊り下げられたカーテンを備え、
    前記カーテンの下端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置から周方向の機体両側へ接するように設けられていることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  7. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、
    前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、
    前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、
    前記トンネル部の航空機側先端部に設けられているヘッドと、
    前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、
    前記ヘッドの上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能とした可動屋根と、
    を具備して構成され、
    前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備え、
    前記側面カーテンが、前記可動屋根の先端部側両側面から吊り下げられた、あるいは可動屋根とは独立して移動するカーテンレールから吊り下げられたカーテンを備え、
    前記カーテンの下端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置から周方向の機体両側へ接するように設けられていることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  8. 前記可動屋根の両側面に側壁部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  9. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジであって、
    前記ターミナル建築構造物側に設けられたロタンダと、
    前記ロタンダに対して水平方向へ回動可能に接続され、かつ、軸方向へ伸縮可能なトンネル部と、
    前記トンネル部の航空機側先端部に設けられているヘッドと、
    前記ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路と、
    前記ヘッドよりも上部に設置され、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能とした可動屋根と、
    を具備して構成され
    前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備えていることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ。
  10. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するとともに、ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路を備えているパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法であって、
    前記ヘッドよりも上部に可動屋根を設置し、ガイドレールを前記可動屋根の内面に敷設し、屋根支持ローラを前記ヘッドの上面に取り付け、前記可動屋根を駆動する駆動装置によって、前記可動屋根が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間をスライド移動可能として、前記屋根支持ローラが前記ガイドレール内を回転移動し、前記小型機用補助通路の使用時に前記可動屋根で上方を覆うことを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法。
  11. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するとともに、ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路を備えているパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法であって、
    前記ヘッドの上部に可動屋根を設置し、前記可動屋根が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能として、前記小型機用補助通路の使用時に前記可動屋根で上方を覆い、
    前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備え、
    前記側面カーテンのカーテンレールは、航空機側の一部が下向きに折曲可能であることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法。
  12. ターミナル建築構造物と航空機との間を連結して旅客の乗降通路を形成するとともに、ヘッドと航空機乗降口との間を連結する小型機用補助通路を備えているパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法であって、
    前記ヘッドの上部に可動屋根を設置し、前記可動屋根が、ヘッド上部に位置する収納位置及びヘッド上部から前記航空機の機体上方側へ突出する通路形成位置の間を移動可能として、前記小型機用補助通路の使用時に前記可動屋根で上方を覆い、
    前記可動屋根が、両側面から吊り下げられて一体に開閉移動する、あるいはカーテンレールが単独で移動することにより個別に開閉移動する側面カーテンを備え、
    前記側面カーテンが、前記可動屋根の先端部側両側面から吊り下げられた、あるいは可動屋根とは独立して移動するカーテンレールから吊り下げられたカーテンを備え、
    前記カーテンの下端部は、前記通路形成位置において前記航空機の胴体中心軸位置から周方向の機体両側へ接するように設けられていることを特徴とするパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの乗降通路形成方法。
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