JP6523065B2 - 気流発生装置及び風力発電システム - Google Patents
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Description
可撓性材料からなる第1の誘電体と、前記第1の誘電体の第1の面又は前記第1の面近傍に設けられた一定方向に延びる第1の電極と、前記第1の誘電体と異なる側の面である第2の面に前記第1の電極から一定の離隔距離を保って設けられた第2の電極と、前記第2の電極を覆うように設けられた第2の誘電体と、前記第1の電極に設けられた第1の高電圧印加部と、前記第2の電極に設けられた第2の高電圧印加部とを備えた気流発生装置であって、
前記第2の電極は、前記第1の電極から、前記第1の誘電体の前記第2の面の面方向に離隔する離隔部を有する。
第1実施形態に係る気流発生装置は、電界が高まる第1の電極及び第2の電極から接続導線への接続部において、これら2つの電極の間を離隔させることにより、放電による誘電体表面の侵食を抑制することを可能としたものである。より詳しくを、以下に説明する。
図4においては、第2の電極の離隔部51及び第2の電極の離隔開始部52は機械加工などにより成形された第2の電極50の一部として図示しているが、複数の部品から構成されていてもよい。その場合、第2の電極の離隔開始部52は第2の電極50と同種の材料である方が好ましいが、これに限られず、異種材料であっても構わない。第2の電極50と第2の電極の離隔部51とを接続する方法として、いずれも金属材料の場合は、溶接により接続する方法が挙げられるが、電気的に連続した構成になるものあればどのような接続方法であってもよい。また、樹脂材料を用いる場合は、導電性接着剤により接着をする方法が挙げられるが、この場合もこの方法に限られるものではない。
上述した第1実施形態では、第2の電極50に第2の電極の離隔部51を設けて構成した気流発生装置10の例を説明したが、第2実施形態においては、第1の電極30及び第2の電極50と、電源から接続される導線が、離隔された第1の電極の端部31及び第2の電極の離隔部51においてそれぞれ接続される構成としたものである。以下、上述した第1実施形態と異なる部分を説明する。
第2実施形態に係る気流発生装置10においては、第1の高電圧印加部34と第2の高電圧印加部54は、第1の電極30と第2の電極50の長手方向同じ側にあるものとした。本変形例における気流発生装置10は、第1の電極30と第1の接続導線33との接続位置を、第2の電極50と第2の接続導線53との接続位置である第2の高電圧印加部54と、気流発生装置10の長手方向逆側に配設したものである。すなわち、第1の高電圧印加部34と第2の高電圧印加部54とを気流発生装置10の長手方向逆側に設けたものである。
上述した各実施形態においては、気流発生装置10の構成についての例を説明したが、本実施形態は、気流発生装置10を風車翼100へ配設する際の、導線の配置に関するものであり、気流発生装置10に電圧を印加する電源から気流発生装置10に至る導線の配置に関するものである。以下、図11から図13を参照して、本実施形態に係る気流発生装置10と導線の配置を説明する。
上述した第1実施形態及び第2実施形態においては電極に離隔部を設けることにより気中側での電界が高まることを抑制した気流発生装置10を、第3実施形態においては翼腹側に接続導線を引き出すようにした気流発生装置10と導線の配置について説明した。本実施形態においては、第2の電極50が離隔部を有し、第1の電極30と第2の電極50から翼腹101側に接続導線を引き出し、さらに、第1の接続導線33と第2の接続導線53が気流発生装置10の内部で交差しない構成に係るものである。以下、上述した各実施形態と異なる部分を詳しく説明する。
Claims (7)
- 可撓性材料からなる第1の誘電体と、前記第1の誘電体の第1の面又は前記第1の面近傍に設けられた一定方向に延びる第1の電極と、前記第1の誘電体と異なる側の面である第2の面に前記第1の電極から一定の離隔距離を保って設けられた第2の電極と、前記第2の電極を覆うように設けられた第2の誘電体と、前記第1の電極に設けられ前記第1の電極と第1の接続導線とを接続する第1の高電圧印加部と、前記第2の電極に設けられ前記第2の電極と第2の接続導線とを接続する第2の高電圧印加部と、を備え、
前記第2の電極は、前記第1の電極から、前記第1の誘電体の前記第2の面の面方向に離隔する離隔部を有し、
前記第2の接続導線は、少なくとも一部が前記第1の誘電体、前記第2の誘電体、又は、前記第1の誘電体と前記第2の誘電体との間に埋設され、
前記第1の接続導線は、第1の電源導線を介して放電電源と接続され、
前記第2の接続導線は、第2の電源導線を介して放電電源と接続され、
前記第1の接続導線及び前記第2の接続導線が放電電源と接続されることにより、前記第1の電極に誘電体バリア放電を発生させる、
気流発生装置、
を備え、
前記第1の電極が風車翼の翼腹側に、前記第2の電極が前記風車翼の翼背側になるように前記風車翼の表面に、前記気流発生装置が配設され、
前記第1の接続導線と前記第1の電源導線、及び、前記第2の接続導線と前記第2の電源導線は、前記風車翼において前記気流発生装置よりも翼腹側において接続される、
風力発電システム。 - 可撓性材料からなる第1の誘電体と、前記第1の誘電体の第1の面又は前記第1の面近傍に設けられた一定方向に延びる第1の電極と、前記第1の誘電体と異なる側の面である第2の面に前記第1の電極から一定の離隔距離を保って設けられた第2の電極と、前記第2の電極を覆うように設けられた第2の誘電体と、前記第1の電極に設けられ前記第1の電極と第1の接続導線とを接続する第1の高電圧印加部と、前記第2の電極に設けられ前記第2の電極と第2の接続導線とを接続する第2の高電圧印加部と、を備え、
前記第2の電極は、前記第1の電極から、前記第1の誘電体の前記第2の面の面方向に離隔する離隔部を有し、
前記第2の接続導線は、少なくとも一部が前記第1の誘電体、前記第2の誘電体、又は、前記第1の誘電体と前記第2の誘電体との間に埋設され、
前記第1の接続導線は、第1の電源導線を介して放電電源と接続され、
前記第2の接続導線は、第2の電源導線を介して放電電源と接続され、
前記第1の接続導線及び前記第2の接続導線が放電電源と接続されることにより、前記第1の電極に誘電体バリア放電を発生させる、
気流発生装置、
を備え、
前記第1の電極が風車翼の翼腹側に、前記第2の電極が前記風車翼の翼背側になるように前記風車翼の表面に、前記気流発生装置が配設され、
前記第1の接続導線と前記第2の接続導線は、相互に交差すること無く前記風車翼の翼腹側において、それぞれ、前記第1の電源導線と前記第2の電源導線と接続される、
風力発電システム。 - 前記第2の電極の離隔部は、前記第2の電極における、前記気流発生装置の長手方向端部に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電システム。
- 前記第2の電極は、
前記第1の電極に離隔部があるときは、前記第1の電極の離隔開始部より、前記第2の電極における前記気流発生装置の長手方向内側に前記第2の電極の離隔開始部を有し、
前記第1の電極に離隔部がないときは、前記第1の電極の端部より、前記第2の電極における前記気流発生装置の長手方向内側に前記第2の電極の離隔開始部を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の風力発電システム。 - 前記第2の高電圧印加部は、前記第2の電極の離隔部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の風力発電システム。
- 前記第2の接続導線は、
前記第1の誘電体、前記第2の誘電体、又は前記第1の誘電体と前記第2の誘電体との間に埋設されている少なくとも一部と、
前記第1の誘電体、前記第2の誘電体、又は前記第1の誘電体と前記第2の誘電体との間から引き出されている引き出し部が、
連続する絶縁材料によって被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の風力発電システム。 - 前記第1の接続導線と前記第1の電源導線とを接続する第1の導線接続部は、前記風車翼の表面に固定され、
前記第2の接続導線と前記第2の電源導線とを接続する第2の導線接続部は、前記風車翼に表面に固定されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の風力発電システム。
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