JP6639335B2 - 風力発電システム - Google Patents

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    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Description

本発明の実施形態は、風力発電システムに関する。
風力発電システムは、再生可能エネルギーである風力エネルギーを利用して発電を行う発電システムである。
風力発電システムにおいては、ロータに設けられたブレードの表面に剥離流れが発生し、発電量が変動する場合がある。たとえば、風速や風向きが急に変動したときには、ブレードの周りにおいて速度三角形が定格点から大きくずれて、剥離流れが広い範囲で発生する場合がある。風速や風向きが急に変動したときには、ヨー角やピッチ角の調整では十分に対応することが容易でない。その結果、ブレードにおいて揚力の低下などが生ずるために、発電量が変動する場合がある。特に、日本等のように山岳性気象の地域では、風速および風向の変化が大きいため、発電出力を安定に維持できずに、効率を高めることが容易でない。
上記の対策として、気流発生装置をブレードの表面に設置し、気流発生装置を用いて気流を発生させることによって、剥離流れの発生を抑制することが提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)。気流発生装置は、一対の電極が誘電体を介して離間しており、その一対の電極の間に電圧が印加され、バリア放電によるプラズマを生成することによって、気流が発生する。
具体的には、中型風車(定格30kW)、大型風車(メガワット・クラス)において、気流発生装置をブレードの表面に設置することによって、発電出力を十分に向上可能なことが確認されている。この他に、複数の気流発生装置をブレードのスパン方向に複数設置し、ブレードのスパン方向において異なる周期で発生する剥離渦に同調させて気流を発生することが提案されている。これにより、特に、大型な風車において、剥離流れの発生を効果的に抑制することができる。
特開2008−25434号公報 特開2012−249510号公報
図11は、関連技術に係る風力発電システム1において、全体構成を模式的に示す図である。図11では、斜視図を示している。
図11に示すように、風力発電システム1は、たとえば、アップウィンド形のプロペラ風車であって、タワー2、ナセル3、ロータ4、および、風向風速計5を有する。この他に、風力発電システム1は、気流発生装置10を有する。
風力発電システム1のうち、タワー2は、垂直方向に沿って延在しており、地中に埋め込まれた基台(図示省略)に下端部が固定されている。
風力発電システム1のうち、ナセル3は、タワー2の上端部に設置されている。ナセル3は、ヨー角の調整のために、タワー2の上端部において垂直方向を軸にして回転可能に支持されている。図示を省略しているが、ナセル3の内部には、発電機(図示省略)が収容されている。
風力発電システム1のうち、ロータ4は、ナセル3の一方の側端部において、回転可能に支持されており、たとえば、水平方向を回転軸として回転方向Rに回転する。また、ロータ4は、ナセル3の内部に収容された発電機(図示省略)の回転軸に連結されている。ロータ4は、ハブ41と複数のブレード42とを備えている。
ロータ4において、ハブ41は、外形が半楕円体状の先端カバーを含み、風上から風下へ向かうに伴って外周面の外径が大きくなるように形成されている。ロータ4において、複数のブレード42のそれぞれは、たとえば、テーパー翼であって、ハブ41を中心にして回転方向Rに間を隔てて設けられている。たとえば、3枚のブレード42がハブ41に設けられており、それぞれは、ピッチ角の調整のために、翼根側の端部がハブ41に回転可能に支持されている。
風力発電システム1のうち、風向風速計5は、ブレード42の風下において、ナセル3の上面に取付けられている。風向風速計5は、風速および風向きについて計測し、その計測データを制御装置(図示省略)に出力する。そして、その計測データに応じて、制御装置がヨー角やピッチ角の調整を行う。
風力発電システム1のうち、気流発生装置10は、ブレード42に設置されている。ここでは、複数のブレード42のそれぞれに、複数の気流発生装置10が設置されている。複数の気流発生装置10は、ロータ4の径方向に沿った翼スパン方向において互いが間を隔てて並ぶように、ブレード42の表面に設置されている。たとえば、接着によって、気流発生装置10がブレード42に設置されている。また、ネジなどの締結部材を用いて、気流発生装置10をブレード42に設置してもよい。その他、ブレード42に気流発生装置10を埋め込むように設置してもよい。
複数の気流発生装置10は、たとえば、ブレード42の翼背側の面(上面)のうち、前縁側の部分に設置されている。
図12A、図12Bは、関連技術に係る風力発電システム1において、気流発生装置10を模式的に示す図である。図12Aは、断面図であり、図12Bは、上面図であり、図12BにおいてX−X部分の断面が図12Aに相当する。図12Aおよび図12Bは、気流発生装置10がブレード42に設置される前の状態を示している。
気流発生装置10は、図12A、図12Bに示すように、基体611と第1電極621(表面電極)と第2電極622(内挿電極)とを含む。気流発生装置10は、断面が矩形形状であって、基体611に第1電極621と第2電極622とが設けられている。
気流発生装置10において、基体611は、誘電体(絶縁材料)で形成されている。たとえば、基体611は、シリコーン樹脂(シリコンゴム)、エポキシ樹脂、フッ素樹脂などの有機材料を用いて形成されている。この他に、基体611について、アルミナ、ガラス、マイカなどの無機材料を用いて形成してもよい。
気流発生装置10において、第1電極621と第2電極622とのそれぞれは、たとえば、金属材料などの導電材料で形成されている。
第1電極621は、板状体であって、基体611の表面(上面)に設けられている。ここでは、第1電極621は、図12Aに示すように、上面が露出しており、上面以外の面(下面,側面)が、基体611に接するように配置されている。また、第1電極621は、図12Bに示すように、直線状に延在している。
第2電極622は、第1電極621と同様に、板状体である。第2電極622は、図12Aに示すように、第1電極621と異なり、基体611の内部に設けられている。つまり、第2電極622は、上面、下面,側面が基体611に接しており、第1電極621よりも深い位置に配置されている。また、第2電極622は、図12Bに示すように、第1電極621が延在する延在方向(第1の方向,長手方向)と同じ方向(図12Bでは縦方向)に、直線状に延在している。ここでは、第2電極622は、第1電極621の延在方向(第1の方向)に直交する方向(第2の方向)(図12Bでは横方向)にて、第1電極621と並ぶように配置されている。
図示を省略しているが、気流発生装置10は、第1電極621が第2電極622よりもブレード42(図11参照)の外側に位置すると共に、第1電極621と第2電極622とがブレード42の前縁から後縁に向かって順次並ぶように設置される。
気流発生装置10は、図12Bに示すように、接続部9を介して、プラズマ電源装置62に電気的に接続されている。
接続部9は、図12Bに示すように、一対の接続配線91,93を含み、第1電極621および第2電極622のそれぞれと、プラズマ電源装置62との間を電気的に接続している。具体的には、接続部9のうち、一方の接続配線91は、一端が第1電極621に電気的に接続されており、他端がプラズマ電源装置62に電気的に接続されている。また、接続部9のうち、他方の接続配線93は、一端が第2電極622に電気的に接続されており、他端がプラズマ電源装置62に電気的に接続されている。
プラズマ電源装置62は、電源回路を含み、制御装置64が出力した制御信号に基づいて、気流発生装置10に電圧を印加する。プラズマ電源装置62は、たとえば、ブレード42の内部において翼根側の部分に設置されている。
制御装置64は、メモリ装置(図示省略)が記憶しているプログラムを用いて演算器が演算処理を行うように構成されており、演算器が入力信号に基づいて演算処理を実行することによって出力信号として制御信号を出力する。具体的には、制御装置64は、風向風速計5から風速データおよび風向データが入力される他に、回転数検知器(図示省略)からロータ4の回転数データなどが計測データとして入力される。制御装置64は、その入力された計測データに基づいて、プラズマ電源装置62に制御信号を出力し、その制御信号に基づいてプラズマ電源装置62が気流発生装置10に電圧を印加する。ここでは、プラズマ電源装置62は、制御信号に基づいて、パルス変調器(図示省略)が高周波の交流電圧を低周波のパルス変調波でパルス変調し、そのパルス変調された高周波の交流電圧を気流発生装置10に印加する。これにより、気流発生装置10の表面(上面)においては、バリア放電によるプラズマが発生し、気流(プラズマ誘起流)が間歇的に誘起される。気流は、第1電極621側から第2電極622側へ向かって流れるように誘起され、剥離流れの発生が抑制される。
なお、制御装置64は、上記の計測データが風速データに応じて定められる基準データよりも低い状態になり、その状態を保持した時間が予め設定された時間を超えたときに、パルス変調した電圧の印加を行うように、プラズマ電源装置62を制御する。そして、制御装置64は、上記の計測データが風速データに応じて定められる基準データ以上である状態になり、その状態を保持した時間が予め設定された時間を超えたときには、パルス変調した電圧の印加を停止するように、プラズマ電源装置62を制御する。
ところで、風力発電システムで使用されるブレード42には、さまざまな翼型がある。このため、ブレード42の翼型によっては、ブレード42の翼背側の面(負圧面)のうち翼厚が最大翼厚tmaxになる部分よりも後縁側に位置する部分で剥離流れが発生した後に、迎角の増加に応じて前縁側に位置する部分で剥離流れが発生する場合がある。たとえば、迎角が12°になったときに剥離流れが後縁側で発生し、迎角が20°に増加したときに剥離流れが前縁側で発生する。
図13は、関連技術に係る風力発電システム1において、ブレード42の翼断面を模式的に示す図である。ここでは、横方向がロータ4(図11参照)の回転軸方向yであって、縦方向がロータ4のラジアル方向yであって、紙面に垂直な方向がロータ4の回転方向xである。図13においては、迎角が所定角度(たとえば、12°)であるときに、ブレード42の翼背側の面(負圧面)のうち翼厚が最大翼厚tmaxになる位置よりも後縁側の部分で剥離流れ(破線の矢印)が生ずる翼型のブレード42について示している。
この場合には、ブレード42の前縁部分に気流発生装置10を設置した場合であっても、気流発生装置10が生じた気流(実線の矢印)の作用が十分でなく、剥離流れの発生を効果的に抑制することが容易でない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、広い迎角の範囲で剥離流れの発生を十分に抑制することが可能な、風力発電システムを提供することである。
実施形態の風力発電システムは、ブレードが取付けられたロータを備えると共に、気流発生装置を有する。気流発生装置は、第1電極と第2電極とが誘電体を介して離間しており、第1電極と第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する。気流発生装置は、ブレードの前縁を基準にして、ブレードの翼背側の面の長さに対して5%の長さ分、翼腹側へ移動した位置と、翼背側へ移動した位置との間に配置されている第1の気流発生装置と、ブレードの翼背側の面において翼厚が最大翼厚になる位置を基準にして、ブレードの翼背側の面の長さに対して10%の長さ分、前縁側へ移動した位置と、後縁側へ移動した位置との間に配置されている第2の気流発生装置とを含む。また、第1の気流発生装置に設けられた第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって、第1の気流発生装置を駆動する第1のプラズマ電源装置と、第2の気流発生装置に設けられた第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって、第2の気流発生装置を駆動する第2のプラズマ電源装置とを有し、第1の気流発生装置が発生した気流が移動して、第2の気流発生装置に到達した時点で、第2の気流発生装置が気流を発生するように、第1のプラズマ電源装置および第2のプラズマ電源装置が動作する。
第1実施形態に係る風力発電システム1において、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。 第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、ブレード42に気流発生装置10が設置された部分を拡大して示した図である。 第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置がブレードに設置された様子を示す図である。 第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置がブレードに設置された様子を示す図である。 第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、ブレード42に第1の気流発生装置10Aが設置された部分を拡大して示した図である。 第2実施形態に係る風力発電システムのブレード42について、迎角αと揚力係数CLとの関係を示す図である。 第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。 第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとのそれぞれに印加する電圧の波形を例示している。 第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。 第5実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。 関連技術に係る風力発電システム1において、全体構成を模式的に示す図である。 関連技術に係る風力発電システム1において、気流発生装置10を模式的に示す図である。 関連技術に係る風力発電システム1において、気流発生装置10を模式的に示す図である。 関連技術に係る風力発電システム1において、ブレード42の翼断面を模式的に示す図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る風力発電システム1において、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。図1においては、図13と同様に、ブレード42の翼断面を示している。つまり、迎角が所定角度(たとえば、12°)であるときに、ブレード42の翼背側の面(負圧面)のうち後縁側の部分で剥離流れ(破線の矢印)が生ずる翼型のブレード42について示している。具体的には、レイノルズ数Reが比較的に小さい翼型(たとえば、Re≦5×10)のブレード42に関して示している。
本実施形態では、図1に示すように、気流発生装置10がブレード42に設置された位置が、関連技術の場合(図13参照)と異なる。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、関連技術の場合と同様であるので、重複する部分については適宜説明を省略する。
本実施形態において、気流発生装置10は、図1に示すように、ブレード42の翼背側の面(負圧面)のうち翼厚が最大翼厚tmaxになる部分付近に設置されている。
図2は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、ブレード42に気流発生装置10が設置された部分を拡大して示した図である。
図2では、説明の都合により、ブレード42の翼背側の面42Sを曲面状でなく平面状に示しており、横方向y1が翼断面において翼背側の面42Sに沿った方向であって、縦方向が翼断面において翼背側の面42Sに直交する方向z1である。図2の横方向においては、前縁LEと後縁TEとの位置を示す共に、翼厚が最大翼厚tmaxになる位置を示している。また、ブレード42の翼断面において翼背側の面42Sの長さLNを示している。
図2に示すように、気流発生装置10は、第1電極621のうち第2電極622側に位置する一端部の位置(一点鎖線で示す位置)が、ブレード42の翼背側の面42Sにおいて所定範囲Hにあることが好ましい。具体的には、ブレード42の翼背側の面42Sにおいて第1電極621の一端部が位置する所定範囲Hは、翼厚が最大翼厚tmaxになる位置を基準にして、ブレード42の翼背側の面の長さLNに対して10%の長さD(D=0.1・LN)分、前縁側へ移動した位置と、後縁側へ移動した位置との間の範囲であることが好ましい。特に、図2に明示したように、ブレード42の翼背側の面42Sにおいて翼厚が最大翼厚tmaxになる位置に、第1電極621の一端部が一致することが好ましい。
本実施形態では、ブレード42の翼背側の面のうち後縁側に位置する部分で剥離流れが発生し得る迎角になるときに、図1に示すように、ブレード42に設置した気流発生装置10を駆動して気流(実線の矢印)を発生させる。これにより、ブレード42の翼背側の面のうち後縁側に位置する部分で剥離流れが発生することを効果的に抑制することができる。
以上のように、本実施形態では、ブレード42の揚力を向上可能であるので、風力発電システムの発電出力を増加することができる。つまり、本実施形態は、発電効率が高く安定した風力発電システムを実現可能である。
<第2実施形態>
図3および図4は、第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置がブレードに設置された様子を示す図である。図3は、図1と同様に、翼断面図であり、図4は、斜視図である。図3に示す翼断面は、図4に示すB−B部分の断面に相当する。
本実施形態では、図3および図4に示すように、第1実施形態の場合(図1等を参照)と異なり、複数の気流発生装置10がブレード42に設置されている。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、第1実施形態の場合と同様であるので、重複する部分については適宜説明を省略する。
本実施形態においては、図3に示すように、気流発生装置10として、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとがブレード42の翼背側の面に設置されている。換言すると、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとがブレード42のコード方向に並ぶように配置されたセット100を風力発電システムが備える。
第1の気流発生装置10Aは、ブレード42の翼背側の面のうち前縁部分に設置されている。第2の気流発生装置10Bは、第1実施形態の気流発生装置10と同様に、ブレード42の翼背側の面のうち翼厚が最大翼厚tmaxになる部分付近に設置されている。
図4に示すように、第1の気流発生装置10Aは、接続部9を介して、プラズマ電源装置62に電気的に接続されている。同様に、第2の気流発生装置10Bは、接続部9を介して、プラズマ電源装置62に電気的に接続されている。本実施形態では、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者は、同一のプラズマ電源装置62に電気的に接続されている。
図5は、第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、ブレード42に第1の気流発生装置10Aが設置された部分を拡大して示した図である。図5では、説明の都合により、ブレード42の翼背側の面42Sおよび翼腹側の面42Hを曲面状でなく平面状に示しており、横方向y1が翼断面において翼背側の面42Sおよび翼腹側の面42Hに沿った方向であって、縦方向が翼断面において翼背側の面42Sおよび翼腹側の面42Hに直交する方向z1である。図5の横方向においては、前縁LEと後縁TEとの位置を示している。この他に、図5では、ブレード42の翼断面における翼背側の面42Sの長さLNと共に、ブレード42の翼断面における翼腹側の面42H(正圧面)の長さLPを示している。
図5に示すように、第1の気流発生装置10Aは、第1電極621のうち第2電極622側に位置する一端部の位置(一点鎖線)が、ブレード42の面において所定範囲H1に位置することが好ましい。具体的には、ブレード42の面において第1電極621の一端部が位置する所定範囲H1は、前縁LEを基準にして、ブレード42の翼背側の面42Sの長さLNに対して5%の長さD(D=0.05・L)分、翼腹側へ移動した位置と、翼背側へ移動した位置との間の範囲であることが好ましい。特に、第1電極621の一端部は、図4に示すように、前縁LEに一致することが好ましい。
なお、第2の気流発生装置10Bの詳細な配置については図示を省略しているが、第1実施形態の気流発生装置10(図2参照)と同様であることが好ましい。
本実施形態では、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者にプラズマ電源装置62が同時に電圧を印加することによって、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者を同時に駆動する。ここでは、風向風速計5(図11参照)などの計測器で計測された計測データに基づいて算出された剥離渦の放出周期に同調して、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者が気流を発生するように、プラズマ電源装置62が電圧の印加を行う。これにより、本実施形態では、気流の発生を、より強く剥離渦に同調させることができるので、剥離流れの発生を効果的に抑制することができる。
図6は、第2実施形態に係る風力発電システムのブレード42について、迎角αと揚力係数CLとの関係を示す図である。
図6では、本実施形態において第1の気流発生装置10Aおよび第2の気流発生装置10Bを駆動させた場合の結果を、「実施例」として示している。この他に、図6では、第1の気流発生装置10Aおよび第2の気流発生装置10Bを駆動させない場合を「比較例1」として示している。また、第1の気流発生装置10Aを駆動させ、第2の気流発生装置10Bを駆動させない場合を「比較例2」として示している。
図6に示すように、「比較例1」では、迎角αが約12°を超えたときに、ブレード42の翼背側の面において後縁側に位置する部分で剥離流れが発生するために、揚力係数CLが大きく低下する。そして、「比較例1」では、迎角αが約22°を超えたときに、ブレード42の翼背側の面において前縁側に位置する部分で剥離流れが発生するために、揚力係数CLが更に大きく低下する。
「比較例2」では、前縁に設置した第1の気流発生装置10Aを駆動させることによって、前縁側に位置する部分で剥離流れが発生することを抑制することができる。その結果、「比較例2」では、迎角αが約22°を超えたときには、「比較例1」よりも揚力係数CLを大きくすることができる。しかし、「比較例2」は、迎角αが小さい範囲では、「比較例1」と同様であって、揚力係数CLを十分に大きくすることが容易でない。
これに対して、「実施例」では、第1の気流発生装置10Aおよび第2の気流発生装置10Bを駆動させることによって、迎角αが小さい範囲においても、揚力係数CLを十分に大きくすることができる。この作用および効果は、第1の気流発生装置10Aで発生した気流による渦と、第2の気流発生装置10Bで発生した気流による渦とが共鳴して、強い横渦に発達して負圧になる部分が発生するために、生ずると考えられる。
以上のように、本実施形態の風力発電システムでは、第1の気流発生装置10Aおよび第2の気流発生装置10Bの駆動によって、揚力係数が大きくなり、発電出力を増加することができる。つまり、本実施形態は、発電効率が高く安定した風力発電システムを実現できる。
<第3実施形態>
[A]構成
図7は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。図7は、図4と同様に、斜視図である。
本実施形態では、図7に示すように、第2実施形態の場合(図4等を参照)と異なり、プラズマ電源装置62が複数である。図7に示すブレード42は、第2実施形態の場合と図面では同様であるが、たとえば、メガワット・クラスの大型風車を構成するものであって、第2実施形態の場合よりも大きいものを示している(たとえば、スパン方向において中央に位置する部分のコード長が1.5mを超え、根本側に位置する部分のコード長が3mを超えるもの)。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、第2実施形態の場合と同様であるので、重複する部分については適宜説明を省略する。
本実施形態においては、図7に示すように、プラズマ電源装置62として、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとが設けられている。
図7に示すように、第1のプラズマ電源装置62Aは、接続部9を介して、第1の気流発生装置10Aに電気的に接続されている。第2のプラズマ電源装置62Bは、接続部9を介して、第2の気流発生装置10Bに電気的に接続されている。つまり、本実施形態では、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとのそれぞれは、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれによって、互いに独立に電圧が印加されるように構成されている。
図8は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとのそれぞれに印加する電圧の波形を例示している。図8において、横軸は時間であって、縦軸は電圧の値である。図8において、上段は、第1のプラズマ電源装置62Aが第1の気流発生装置10Aに印加する電圧の波形を示し、下段は、第2のプラズマ電源装置62Bが第2の気流発生装置10Bに印加する電圧の波形を示している。
図8に示すように、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれは、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとのそれぞれに、高周波の電圧(交番電圧)を予め設定された周波数(基本周波数)で印加する。高周波の電圧は、高周波の電圧の周波数よりも低い周波数fのパルス変調波でパルス変調され、そのパルス変調波の各周期(T=1/f)において電圧の印加が繰り返し行われる。ここでは、パルス変調波の周波数fは、所定のストローハル数Stを満たすように設定される(St=fc/U,cは、ブレード42のコード長、Uは、ブレード42の周速とブレード42に流入する流体の速度とを合成した相対速度)。たとえば、ブレード42のコード長cが2mであって相対速度Uが20m/sであるときにストローハル数Stを1にするときには、パルス変調波の周波数fが1Hzに設定される。
本実施形態では、第1のプラズマ電源装置62Aが第1の気流発生装置10Aを駆動して気流を発生させた後に、第2のプラズマ電源装置62Bが第2の気流発生装置10Bを駆動して気流を発生するように、制御装置64(図12B参照)が制御を行う。つまり、第1のプラズマ電源装置62Aが電圧の印加を開始した時点から、所定の遅延時間Dtが経過した後に、第2のプラズマ電源装置62Bが電圧の印加を開始する。制御装置64は、たとえば、各計測データ(風速データ、風向データ、回転数データなど)と遅延時間Dtとの間が関連付けた関数をメモリ(図示省略)に記憶しており、その関数を用いて各計測データに対応する遅延時間Dtを設定する。遅延時間Dtは、第1の気流発生装置10Aが発生した気流(渦)が移動して、第2の気流発生装置10Bに到達した時点に、第2の気流発生装置10Bが気流(渦)を発生するように設定される。これにより、第1の気流発生装置10Aで発生した気流による渦と、第2の気流発生装置10Bで発生した気流による渦とが共鳴するため、第2実施形態と同様に、剥離流れの発生を効果的に抑制することができる。
以上のように、本実施形態では、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとのそれぞれは、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれによって、互いに独立に電圧が印加される。ここでは、上記したように、第1の気流発生装置10Aの駆動後に、適当な位相遅れが経過したときに、第2の気流発生装置10Bを駆動させる。このため、本実施形態では、大型風車を構成するブレード42においても、第2実施形態の場合と同様に、剥離流れの発生を効果的に抑制することができるので、発電出力を増加することができる。つまり、本実施形態は、発電効率が高く安定した風力発電システムを実現できる。
<第4実施形態>
図9は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。図9は、図4と同様に、斜視図である。
本実施形態では、図9に示すように、第2実施形態の場合(図4等を参照)と異なり、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとを含むセット100が複数であると共に、プラズマ電源装置62が複数である。図9に示すブレード42は、第2実施形態の場合と図面では同様であるが、たとえば、2メガワット・クラスの大型風車を構成するものであって、第2実施形態の場合よりも大きいものを示している(たとえば、翼スパン長が約40mであるもの)。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、第2実施形態の場合と同様であるので、重複する部分については適宜説明を省略する。
本実施形態においては、図9に示すように、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとを含むセット100として、第1のセット100Aと第2のセット100Bとがブレード42に設置されている。第1のセット100Aと第2のセット100Bとのそれぞれは、ブレード42のスパン方向に並ぶように配置されている。
第1のセット100Aは、ブレード42において翼根側に配置されている。これに対して、第2のセット100Bは、ブレード42において第1のセット100Aよりも翼端側に配置されている。
また、本実施形態においては、プラズマ電源装置62として、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとが設けられている。
第1のプラズマ電源装置62Aは、第1のセット100Aを構成する第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者に、接続部9を介して、電気的に接続されている。同様に、第2のプラズマ電源装置62Bは、第2のセット100Bを構成する第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとの両者に、接続部9を介して、電気的に接続されている。
第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれは、第1のセット100Aと第2のセット100Bとのそれぞれにおいて予め定めた周期で気流が発生するように、電圧の印加を行う。たとえば、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれは、ブレード42のスパン方向において異なる周期で発生する剥離渦に同調させて、第1のセット100Aと第2のセット100Bとのそれぞれが気流を発生するように、電圧の印加を行う。
したがって、本実施形態では、第2実施形態の作用および効果を奏することが可能であると共に、特に、翼スパン長が長いブレード42において翼端から翼根の間で周速が大きく異なる場合に、剥離渦の発生を効果的に調整することができる。その結果、本実施形態では、発電効率が高く安定した風力発電システムを実現できる。
<第5実施形態>
図10は、第5実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置10がブレード42に設置された様子を示す図である。図10は、図9と同様に、斜視図である。
本実施形態では、図10に示すように、第4実施形態の場合(図9等を参照)と同様に、第1の気流発生装置10Aと第2の気流発生装置10Bとを含む複数のセット100を備える。しかし、第4実施形態の場合と異なり、ブレード42のコード方向においては、その複数のセット100の他に、第1の気流発生装置10Aが設置されるが第2の気流発生装置10Bが設置されない部分を有する。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、第4実施形態の場合と同様であるので、重複する部分については適宜説明を省略する。
本実施形態においては、図10に示すように、第1のセット100Aは、ブレード42において翼根側に配置されており、第2のセット100Bは、ブレード42において第1のセット100Aよりも翼端側に配置されている。この他に、本実施形態では、ブレード42において第2のセット100Bよりも翼端側には、第1の気流発生装置10Aが設置されている。この部分では、第2の気流発生装置10Bが設置されていない。
本実施形態においては、プラズマ電源装置62として、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとの他に、第3のプラズマ電源装置62Cが設けられている。
第3のプラズマ電源装置62Aは、第2のセット100Bよりも翼端側に配置された第1の気流発生装置10Aに電気的に接続されている。第3のプラズマ電源装置62Aは、第1のプラズマ電源装置62Aと第2のプラズマ電源装置62Bとのそれぞれと共にに、ブレード42のスパン方向において異なる周期で発生する剥離渦に同調させて、気流を発生するように、電圧の印加を行う。
したがって、本実施形態では、第4実施形態の場合と同様に、翼スパン長が長いブレード42において翼端から翼根の間で周速が大きく異なる場合に、剥離渦の発生を効果的に調整することができる。その結果、本実施形態では、発電効率が高く安定した風力発電システムを実現できる。
風力発電システムで用いられるブレード42の翼端側においては、後縁側で剥離流れが生じにくく、迎角の増加に伴って前縁側で剥離流れが発生する場合が多い。このため、ブレード42の翼形状に応じて、本実施形態のように、必要な部分に気流発生装置10を配置し、不要な部分に気流発生装置10を配置しなくてもよい。これにより、コストの低減を実現可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、広い迎角の範囲で剥離流れの発生を十分に抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
たとえば、気流発生装置10の形状、設置数、設置位置、および、制御方法は、上記の各実施形態に限らず、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1…風力発電システム、2…タワー、3…ナセル、4…ロータ、5…風向風速計、9…接続部、10(10A,10B)…気流発生装置、41…ハブ、42…ブレード、62(62A,62B,62C)…プラズマ電源装置、91…接続配線、93…接続配線、100(100A,100B)…セット、611…基体、621…第1電極、622…第2電極

Claims (3)

  1. ブレードが取付けられたロータを備える風力発電システムであって、
    第1電極と第2電極とが誘電体を介して離間しており、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置
    を有し、
    前記気流発生装置は、
    前記ブレードの前縁を基準にして、前記ブレードの翼背側の面の長さに対して5%の長さ分、翼腹側へ移動した位置と、翼背側へ移動した位置との間に配置されている第1の気流発生装置と、
    前記ブレードの翼背側の面において翼厚が最大翼厚になる位置を基準にして、前記ブレードの翼背側の面の長さに対して10%の長さ分、前縁側へ移動した位置と、後縁側へ移動した位置との間に配置されている第2の気流発生装置と
    を含み、
    前記第1の気流発生装置に設けられた第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって、前記第1の気流発生装置を駆動する第1のプラズマ電源装置と、
    前記第2の気流発生装置に設けられた第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって、前記第2の気流発生装置を駆動する第2のプラズマ電源装置と
    を有し、
    前記第1の気流発生装置が発生した気流が移動して、前記第2の気流発生装置に到達した時点で、前記第2の気流発生装置が気流を発生するように、前記第1のプラズマ電源装置および前記第2のプラズマ電源装置が動作する、
    風力発電システム。
  2. 前記第1の気流発生装置と前記第2の気流発生装置とが前記ブレードのコード方向に並ぶように配置されたセットが、前記ブレードのスパン方向に複数設置されている、
    請求項に記載の風力発電システム。
  3. 前記ブレードは、前記セットの他に、前記ブレードのコード方向において前記第1の気流発生装置が設置されるが前記第2の気流発生装置が設置されない部分を含む、
    請求項に記載の風力発電システム。
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