JP2014182986A - 気流発生装置、および、風力発電システム - Google Patents

気流発生装置、および、風力発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】発電出力を安定に維持することができ、効率の向上を容易に実現可能な、気流発生装置、及び、風力発電システムを提供する。
【解決手段】実施形態の気流発生装置は、本体部と電圧印加部とを有する。本体部は、絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられている。電圧印加部は、第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって気流を発生させる。ここで、本体部は、中央部から端部へ向かうに伴って厚みが薄くなる部分を含むように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、気流発生装置、および、風力発電システムに関する。
風力発電システムは、再生可能エネルギーである風力エネルギーを利用して発電を行う。
風力発電システムでは、風車翼の表面に剥離流れが発生し、発電量が変動する場合がある。たとえば、風速や風向きが急に変動したときには、風車翼の周りにおける速度三角形が定格点から大きくずれるため、剥離流れが広い範囲で発生する。風速や風向きの急な変動に対しては、ヨー角やピッチ角の調整では十分に対応ができない。このため、風力発電システムにおいては、発電出力を安定に維持することが困難であって、効率を高めることが容易でない場合がある。
この対策として、気流発生装置を風車翼の表面に設置して、プラズマ気流を発生させることによって、剥離流れの発生を抑制することが、提案されている。また、複数の気流発生装置を翼スパン方向に並べて設置し、ロータの径方向の位置で異なる剥離流れに応じて複数の気流発生装置を制御することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−225296号公報
気流発生装置を風車翼の表面に設置したときには、気流発生装置によって風車翼の表面に段差が形成される場合がある。このため、風車翼の周囲で流れが乱れて、発電出力を安定に維持することが容易でない場合がある。
スパン長が長い風車翼に複数の気流発生装置を翼スパン方向に並べて設置する場合には、複数の気流発生装置のそれぞれに接続導線を接続することが必要になる。接続導線は、高圧ケーブルであって太いため、その接続導線による段差によって風車翼の周囲で流れが乱れて、発電出力を安定に維持できない場合がある。
特に、既に設置された風力発電システムにおいて、風車翼に気流発生装置を後付けする場合には、強度などの特性を確保するために、風車翼の加工が許容できない場合がある。たとえば、風車翼の表面の一部を削り、その削った部分に気流発生装置を収容することや、風車翼に孔を開けて、その孔に接続導線を貫通させること等ができない場合がある。このため、上記のように、風車翼の表面に段差が形成されるため、発電出力を安定に維持することが、より困難になり、効率の向上が容易でない場合がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、発電出力を安定に維持することができ、効率の向上を容易に実現可能な、気流発生装置、及び、風力発電システムを提供することである。
実施形態の気流発生装置は、本体部と電圧印加部とを有する。本体部は、絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられている。電圧印加部は、第1電極と第2電極との間に電圧を印加することによって気流を発生させる。ここで、本体部は、中央部から端部へ向かうに伴って厚みが薄くなる部分を含むように形成されている。
図1は、第1実施形態に係る風力発電システムの全体を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、一の風車翼を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を模式的に示す図である。 図4は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置の本体部を示す図である。 図5は、第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を模式的に示す図である。 図6は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を示す図である。 図7は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を示す図である。 図8は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置の本体部を風車翼に設置したときの様子を示す図である。 図9は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を示す図である。 図10は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置を示す図である。 図11は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置の本体部を風車翼に設置したときの様子を示す図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[A]風力発電システム1の全体構成
図1は、第1実施形態に係る風力発電システムの全体を示す図である。
風力発電システム1は、図1に示すように、アップウィンド形のプロペラ風車であって、タワー2、ナセル3、ロータ4、および、風向風速計測部5を備えている。
風力発電システム1を構成する各部について順次説明する。
[A−1]タワー2
タワー2は、垂直方向に沿って延在しており、地中に埋め込まれた基台(図示省略)に下端部が固定されている。
[A−2]ナセル3
ナセル3は、タワー2の上端部に設置されている。
ナセル3は、ヨー角の調整のために、タワー2の上端部において垂直方向を軸にして回転可能に支持されている。
[A−3]ロータ4
ロータ4は、ナセル3の一方の側端部に回転可能に支持されており、水平方向を回転軸として回転方向Rに回転する。
ロータ4は、ハブ41と複数の風車翼42(ブレード)とを備えている。
ロータ4において、ハブ41は、外形が半楕円体状の先端カバーを含み、風上から風下へ向かうに伴って外周面の外径が大きくように形成されている。
ロータ4において、複数の風車翼42のそれぞれは、ハブ41を中心にして回転方向Rに間を隔てて設けられている。たとえば、3枚の風車翼42が設けられており、それぞれは、ピッチ角の調整のために、一端がハブ41に回転可能に支持されている。
図2は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、一の風車翼42を示す図である。図2においては、風車翼42の翼厚方向に沿った断面を示している。
図2に示すように、風車翼42においては、気流発生装置6の本体部61が設置されている。
また、図1に示すように、複数の風車翼42のそれぞれにおいては、気流発生装置6の本体部61が、複数、翼スパン方向に並ぶように設置されている。
気流発生装置6の詳細については、後述する。
[A−4]風向風速計測部5
風向風速計測部5は、図1に示すように、風車翼42の風下において、ナセル3の上面に取付けられている。
風向風速計測部5が風速および風向きについて計測したデータは、制御部(図示省略)に出力される。そして、その計測データに応じて、制御部がヨー角やピッチ角の調整を行う。また、その計測データに応じて、制御部が気流発生装置6の動作を制御する。
[B]気流発生装置6の詳細構成
図3は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6を模式的に示す図である。図3では、気流発生装置6の本体部61が風車翼42(図2参照)に設置される前の状態を示しており、本体部61については、斜視図で示している。
図3に示すように、気流発生装置6は、本体部61と、電圧印加部62と、接続部63とを備えている。気流発生装置6を構成する各部について順次説明する。
[B−1]本体部61
気流発生装置6において、本体部61は、図3に示すように、基体611と第1電極621(表面電極)と第2電極622(内挿電極)とを含む。本体部61は、基体611に第1電極621と第2電極622とが設けられており、中央部から端部へ向かうに伴って、厚みが薄くなる部分を含むように形成されている。
本体部61において、基体611は、絶縁材料(誘電体)で形成されている。たとえば、基体611は、シリコーン樹脂(シリコンゴム)、エポキシ樹脂、フッ素樹脂などの樹脂を用いて形成されており、フレキシブルである。この他に、基体611については、たとえば、マイカ紙にエポキシ樹脂を含浸させたプリプレグシートを複数積層させて構成させたものであってもよい。
本体部61において、第1電極621と第2電極622とのそれぞれは、たとえば、金属材料などの導電材料で形成されている。
本体部61は、たとえば、プレス加工、押出成形加工などの種々の加工によって形成される。
図4は、第1実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6の本体部61を示す図である。ここで、図4(a)は、断面図であり、図4(b)は、上面図である。図4(a)は、図4(b)においてX−X部分の断面に相当する。
本体部61において、第1電極621は、図4(a),図4(b)に示すように、板状体である。第1電極621は、図4(a)に示すように、基体611の表面(上面)に設けられている。つまり、第1電極621は、上面が露出しており、上面以外の面(下面,側面)が、基体611に接するように配置されている。また、図4(b)に示すように、第1電極621は、直線状に延在している。
本体部61において、第2電極622は、図4(a),図4(b)に示すように、第1電極621と同様に、板状体である。第2電極622は、第1電極621と異なり、図4(a)に示すように、基体611の内部に設けられている。つまり、第2電極622は、上面、下面,側面が基体611に接しており、第1電極621よりも深い位置に配置されている。また、図4(b)に示すように、第2電極622は、第1電極621が延在する延在方向(第1の方向,長手方向)と同じ方向(図4(b)では縦方向)に、直線状に延在している。ここでは、第2電極622は、第1電極621の延在方向(第1の方向)に直交する方向(第2の方向)(図4(b)では横方向)にて、第1電極621と並ぶように配置されている。
本体部61は、図4(a)に示すように、第1電極621および第2電極622の延在方向(第1の方向)に直交する方向(第2の方向)において、中央に位置する中央部に、第1電極621と第2電極622との両者が設けられている。
本実施形態において、本体部61は、中央部の厚みが一定であり、その中央部から両端部へ向かうに伴って厚みが薄くなるように形成されている。つまり、本体部61は、第1電極621と第2電極622とが並ぶ方向(第2の方向)に沿った断面が、台形形状であって、中央部においては、上面が下面に沿っていると共に、両端部においては、上面が下面に対して傾斜している。
図2に示したように、本体部61は、風車翼42の面に設けられている。本体部61は、第1電極621が設けられた表面(上面)とは反対の面(下面)が(図4(a)参照)、風車翼42の翼背側の面に密着するように、風車翼42に接着されている。具体的には、本体部61は、風車翼42の翼厚方向に沿った断面において、風車翼42に近い側の本体部61の台形の底面の幅が、風車翼42から遠い側の本体部61の幅よりも広くなるように、風車翼42の上面に接着されて固定されている。
また、本体部61は、図2に示したように、風車翼42の翼背側の面(上面)のうち前縁LEの側の部分において、第1電極621と第2電極622とが前縁LEから後縁TEに向かって順次並ぶように設置されている。具体的には、前縁LEから、翼コード長Cに対して10%以内になる範囲Hに第1電極621と第2電極622とが配置されるように、本体部61が取付けられている。このように本体部61を取付けることによって、剥離流れの発生を効果的に抑制できるため、好適である。
この他に、図1に示したように、本体部61は、複数の風車翼42のそれぞれにおいて、複数が翼スパン(翼幅)方向に並ぶように設置されている。ここでは、複数の本体部61のそれぞれは、互いが間を隔てて設置されており、第1電極621および第2電極622の延在方向(第1の方向)が、翼スパン(翼幅)方向に沿っている。
[B−2]電圧印加部62
気流発生装置6において、電圧印加部62は、図3に示すように、接続部63を介して、本体部61に電気的に接続されており、第1電極621と第2電極622との間に電圧を印加する。
電圧印加部62は、たとえば、風車翼42の翼根部に設置された電源(図示省略)を含み、その電源(図示省略)が制御されることによって、本体部61の第1電極621と第2電極622との間に電圧を印加する。
電圧印加部62は、制御部(図示省略)から出力される制御信号に応じて、第1電極621と第2電極622との間に電圧を印加することによって、本体部61の表面(上面)に、誘電体バリア放電によるプラズマ気流を発生させて、剥離流れの発生を抑制する。
ここでは、電圧印加部62は、複数の本体部61のそれぞれ(図1参照)に対して独立に電圧を印加するように構成されている。
[B−3]接続部63
気流発生装置6において、接続部63は、一対の接続配線631,632を含む。
接続部63のうち、一方の接続配線631は、一端が第1電極621に電気的に接続されており、他端が電圧印加部62に電気的に接続されている。
接続部63のうち、他方の接続配線632は、一端が第2電極622に電気的に接続されており、他端が電圧印加部62に電気的に接続されている。
図示を省略しているが、一対の接続配線631,632は、気流発生装置6を構成する複数の本体部61(図1参照)のそれぞれに対応して、複数組が設けられており、ロータ4のハブ41の側から風車翼42の先端側に延在するように配置されている。
[C]まとめ
以上のように、本実施形態の風力発電システム1(図1参照)では、風車翼42の上面に気流発生装置6の本体部61の下面が密着して設置されている(図2参照)。気流発生装置6の本体部61は、樹脂などの絶縁材料で形成された基体611に、第1電極621と第2電極622とが設けられており、第1電極621と第2電極622との間に電圧が印加されることによって、表面に気流を発生させる(図3参照)。
ここでは、本体部61は、風車翼42の外面に設置されたときに、風車翼42の翼厚方向に沿った断面が、中央部から、前縁LE側の端部および後縁TE側の端部へ向かうに伴って、厚みが薄くなるように形成されている(図2,図3,図4参照)。
このため、本実施形態では、風車翼42の面に気流発生装置6の本体部61が設置されたときに、本体部61に起因して大きな段差が形成されない。その結果、段差に起因して風車翼42の周囲で流れが乱れることを抑制できるので、発電出力を安定にすることができる。そして、風車翼42の性能を保持したまま、気流発生装置6による動的な制御を行うことができるので、高効率の風力発電システム1を実現することができる。
したがって、本実施形態においては、発電出力を安定に維持し、発電効率の向上を容易に実現することができる。
[D]変形例
上記実施形態の気流発生装置6において、本体部61は、風車翼42の翼厚方向に沿った断面が、下底の両端にある2つの内角(底角)の大きさが互いに等しい台形形状(等脚台形形状)である。つまり、本体部61の断面は、中央部から前縁LE側の端部へ向かう方向と、中央部から後縁TEの側の端部へ向かう方向との両方において、互いに同じ割合で厚みが薄くなるように形成されている(図2,図3,図4参照)。しかし、これに限らない。本体部61の断面は、下底の両端にある2つの内角の大きさが互いに等しくなくてもよい。
また、本体部61の断面が、中央部から前縁LE側の端部へ向かう方向と、中央部から後縁TE側の端部へ向かう方向とのいずれか一方で、厚みが薄くなるように、本体部61を形成してもよい。すなわち、本体部61の断面は、中央部から前縁LE側の端部へ向かう方向と、中央部から後縁TE側の端部へ向かう方向との少なくとも一方で、厚みが薄くなるように形成されていればよい。特に、本体部61を風車翼42の前縁LEの近傍に設ける場合には、本体部61の後縁TEの側において、中央部から後縁TE側へ向かうに伴って薄くするように構成してもよい。なお、風車翼42の上面において中央部分に本体部61を設置するときには、上記の実施形態と同様に、中央部から前縁LE側と後縁TE側との両端部に向かって厚みを薄くすることが好ましい。
その他、本体部61の断面は、台形形状の上底において両端にある2つの角の部分が、曲線状に形成されていてもよい。また、施工を考慮して、本体部61の中央部を、たとえば、数mm程度の厚みにし、本体部61の端部を、その中央部の厚みに対して、たとえば、1/4程度の厚みにすることによって、本体部61の断面を略台形形状にしてもよい。
<第2実施形態>
[A]構成等
図5は、第2実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6を模式的に示す図である。図5では、図3と同様に、気流発生装置6の本体部61が風車翼42(図2参照)に設置される前の状態を示しており、本体部61については、斜視図で示している。
本実施形態は、図5に示すように、気流発生装置6の本体部61が、第1実施形態の場合と異なる(図3参照)。本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において重複する個所については、適宜、記載を省略する。
気流発生装置6は、図5に示すように、第1実施形態の場合(図3参照)と同様に、本体部61と、電圧印加部62と、接続部63とを備えている。
しかし、本実施形態では、本体部61は、第1電極621(表面電極)と第2電極622(内挿電極)との両者の形態が、第1実施形態の場合と異なっている。
具体的には、本体部61において、第1電極621は、第1実施形態の場合と異なり、複数の延在部621A,621B(第1延在部)と接続部621C(第1接続部)とを含む。
第1電極621のうち、複数の延在部621A,621Bは、それぞれが直線状に延在しており、その延在方向(第1方向)に対して直交する方向(第2方向)において、間を隔てて並ぶように配置されている。接続部621Cは、複数の延在部621A,621Bの延在方向に対して直交する方向に延在している。接続部621Cは、複数の延在部621A,621Bのそれぞれの一端に連結しており、複数の延在部621A,621Bの間を電気的に接続している。
本体部61において、第2電極622は、第1電極621と同様に、第1実施形態の場合と異なり、複数の延在部622A,622B(第2延在部)と接続部622C(第2接続部)とを含む。
第2電極622のうち、複数の延在部622A,622Bは、それぞれが直線状に延在しており、その延在方向(第1方向)に対して直交する方向(第2方向)において、間を隔てて並んでいる。ここでは、その複数の延在部622A,622Bが、延在方向(第1方向)に対して直交する方向(第2方向)において、第1電極621の延在部621A,621Bと同じピッチで並ぶように配置されている。接続部622Cは、複数の延在部622A,622Bの延在方向に対して直交する方向に延在している。接続部622Cは、複数の延在部622A,622Bのそれぞれの一端に連結しており、複数の延在部622A,622Bの間を電気的に接続している。
本実施形態において、本体部61は、第1実施形態の場合と同様に、中央部の厚みが一定であり、その中央部から両端部へ向かうに伴って厚みが薄くなるように形成されている。
図示を省略するが、第1実施形態の場合と同様に、本体部61は、風車翼42の面に設置される(図2参照)。つまり、第1電極621を構成する複数の延在部621A,621Bと、第2電極622を構成する複数の延在部622A,622Bとのそれぞれが、風車翼42において前縁LEから後縁TEに向かって交互に並ぶように、設置される。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態において、気流発生装置6の本体部61は、第1実施形態の場合と同様に、中央部から端部へ向かうに伴って、厚みが薄くなるように形成されている(図5参照)。このため、本実施形態では、風車翼42の面に気流発生装置6の本体部61が設置されたときに(図1,図2参照)、本体部61に起因して大きな段差が形成されない。その結果、段差に起因して風車翼42の周囲で流れが乱れることを抑制できるので、発電出力を安定にすることができる。
また、本実施形態では、第1電極621は、複数の延在部621A,621Bが間を隔てて並び、同様に、第2電極622は、複数の延在部622A,622Bが、第1電極621を構成する複数の延在部621A,621Bと同じピッチで間を隔てて並んでいる。このように、第1電極621を構成する延在部621A,621Bと、第2電極622を構成する延在部622A,622Bとの組が、複数組、設けられている。このため、その複数の組のそれぞれについて電圧の印加を行うことによって、誘電体バリア放電によるプラズマ気流がそれぞれ発生する。その結果、より効果的なプラズマ気流を発生することができるので、剥離流れの発生を、更に効果的に抑制することができる。
したがって、本実施形態においては、発電出力を安定に維持し、発電効率の向上を容易に実現することができる。
特に、ロータ径が80mを超えるような大型の風車のときには、風車翼42の翼コード長が2〜4m以上になる場合があり、広い領域で流れが大きく乱れる場合がある。しかし、本実施形態のように構成することで、より強力にプラズマ気流を発生できるので、剥離流れの発生を、効果的に抑制することができる。
<第3実施形態>
[A]構成等
図6,図7は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6を示す図である。
図6は、図3と同様に、気流発生装置6の本体部61が風車翼42(図2参照)に設置される前の状態を示しており、本体部61については、斜視図で示している。
図7は、図4と同様に、気流発生装置6の本体部61を示す図である。ここで、図7(a)は、断面図であり、図7(b)は、上面図である。図7(a)は、図7(b)においてX−X部分の断面に相当する。
本実施形態では、図6,図7に示すように、本体部61の形状が第1実施形態の場合と異なる(図3,図4参照)。また、接続導線71が更に設けられている。本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において重複する個所については、適宜、記載を省略する。
本体部61は、図6,図7に示すように、第1実施形態の場合と異なり、中央部から端部に渡って、厚みが一定になるように形成されている。つまり、本体部61は、第1電極621と第2電極622とが並ぶ方向(第2の方向)に沿った断面が、矩形形状である。
また、本体部61は、図6,図7に示すように、基体611と第1電極621(表面電極)と第2電極622(内挿電極)とを含む他に、第1実施形態と異なり、接続導線71が設けられている。
接続導線71は、図6,図7に示すように、気流発生装置6の本体部61において、基体611の内部に設けられている。
ここでは、接続導線71として、第1接続導線711と第2接続導線712との複数が設置されている。第1接続導線711と第2接続導線712との両者は、本体部61の内部において、第1電極621および第2電極622のそれぞれの延在方向(第1方向)に沿って延在している。第1接続導線711と第2接続導線712と両者は、第1電極621と第2電極622とが並ぶ方向(第2方向)において、第1電極621及び第2電極622と異なる位置に設けられている。
第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれは、一端(下端)に接続配線721A,722Aが電気的に接続されている。接続配線721A,722Aのそれぞれは、第1接続導線711と第2接続導線712とに接続された側の一端(上端)とは反対側の他端(下端)が、電圧印加部62に電気的に接続されている。
また、第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれは、他端(上端)に接続配線721B,722Bが電気的に接続されている。接続配線721A,722Aのそれぞれは、第1接続導線711と第2接続導線712とに接続された側の一端(下端)とは反対側の他端(上端)が、他の本体部61(図示省略)を構成する第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれに電気的に接続されている。
図8は、第3実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6の本体部61を風車翼42(図2参照)に設置したときの様子を示す図である。
図8に示すように、複数の本体部61のうち、第1本体部61Aは、基体611の内部に第1接続導線711と第2接続導線712とが、接続導線71として設けられている。そして、第1本体部61Aに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれは、第1本体部61Aに隣接する他の第2本体部61Bに設けられた第1電極621と第2電極622とのそれぞれに電気的に接続されている。
このように、第1本体部61Aに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712との両者は、他の第2本体部61Bを電圧印加部62に並列に接続するために用いられている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態において、気流発生装置6の本体部61は、基体611の内部に接続導線71が設けられている(図6,図7参照)。ここでは、複数の本体部61のうち、一の本体部61(第1本体部61A)の基体611の内部に、複数の接続導線71(711,712)が設けられている。その一の本体部61(第1本体部61A)に設けられた複数の接続導線71(711,712)のそれぞれは、他の本体部61(第2本体部61B)に設けられた第1電極621と第2電極622とのそれぞれに、電気的に接続されている(図8参照)。
このため、本実施形態では、複数の本体部61を風車翼42に並べて設置するときに、接続導線71による段差が少なくなるので、風車翼42の周囲で流れが乱れることを防止し、発電出力を安定することができる。
<第4実施形態>
[A]構成等
図9,図10は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6を示す図である。
図9は、図3と同様に、気流発生装置6の本体部61が風車翼42(図2参照)に設置される前の状態を示しており、本体部61については、斜視図で示している。
図10は、図4と同様に、気流発生装置6の本体部61を示す図である。ここで、図10(a)は、断面図であり、図10(b)は、上面図である。図10(a)は、図10(b)においてX−X部分の断面に相当する。
本実施形態では、図9,図10に示すように、接続導線71が更に設けられている。本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において重複する個所については、適宜、記載を省略する。
本実施形態において、気流発生装置6の本体部61は、図9,図10に示すように、第1実施形態の場合と同様に、中央部の厚みが一定であり、その中央部から両端部へ向かうに伴って厚みが薄くなるように形成されている。つまり、本体部61は、断面が台形形状である。
また、本体部61は、図9,図10に示すように、基体611と第1電極621(表面電極)と第2電極622(内挿電極)とを含む他に、第1実施形態と異なり、接続導線71が設けられている。
接続導線71は、図9,図10に示すように、気流発生装置6の本体部61において、基体611の内部に設けられている。本実施形態では、接続導線71として、第1接続導線711と第2接続導線712と第3接続導線713と第4接続導線714との複数が設置されている。
第1から第4の接続導線711〜714のそれぞれは、本体部61の内部において、第1電極621および第2電極622のそれぞれの延在方向(第1方向)に沿って延在している。ここでは、第1接続導線711と第2接続導線712との組と、第3接続導線713と第4接続導線714との組とが、第1電極621と第2電極622とが並ぶ方向(第2方向)において、第1電極621と第2電極622との両者を挟むように設けられている。
第1から第4の接続導線711〜714のそれぞれは、一端(下端)に接続配線721A〜724Aが電気的に接続されている。接続配線721A〜724Aのそれぞれは、第1から第4の接続導線711〜714のそれぞれに接続された側の一端(上端)とは反対側の他端(下端)が、電圧印加部62に電気的に接続されている。
また、第1から第4の接続導線711〜714のそれぞれは、他端(上端)に接続配線721B〜724Bのそれぞれが電気的に接続されている。接続配線721B〜724Bのそれぞれは、第1接続導線711と第2接続導線712とに接続された側の一端(下端)とは反対側の他端(上端)が、他の本体部61(図示省略)を構成する第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれに電気的に接続されている。
図11は、第4実施形態に係る風力発電システムにおいて、気流発生装置6の本体部61を風車翼42(図2参照)に設置したときの様子を示す図である。
図11に示すように、複数の本体部61のうち、第1本体部61Aは、基体611の内部に第1から第4の接続導線711〜714が、接続導線71として設けられている。第2本体部61Bは、基体611の内部に第1および第4の接続導線711,712が、接続導線71として設けられている。
第1本体部61Aに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれは、第2本体部61Bに設けられた第1電極621と第2電極622とのそれぞれに、電気的に接続されている。第1本体部61Aに設けられた第3接続導線713と第4接続導線714とのそれぞれは、第2本体部61Bに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれに電気的に接続されている。
第2本体部61Bに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712とのそれぞれは、第3本体部61Cに設けられた第1電極621と第2電極622とのそれぞれに、電気的に接続されている。
このように、第1本体部61Aに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712との両者は、第2本体部61Bを第1本体部61Aに対して電圧印加部62に並列に接続するために用いられている。また、第1本体部61Aに設けられた第3接続導線713と第4接続導線714との両者、および、第2本体部61Bに設けられた第1接続導線711と第2接続導線712との両者は、第3本体部61Cを第1本体部61Aおよび第2本体部61Bに対して電圧印加部62に並列に接続するために用いられている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態において、気流発生装置6の本体部61は、第1実施形態の場合と同様に、中央部から端部へ向かうに伴って、厚みが薄くなるように形成されている(図9,図10参照)。このため、本実施形態では、風車翼42の面に気流発生装置6の本体部61が設置されたときに(図1,図2参照)、本体部61に起因して大きな段差が形成されない。その結果、段差に起因して風車翼42の周囲で流れが乱れることを抑制できるので、発電出力を安定にすることができる。
また、本実施形態において、気流発生装置6の本体部61は、基体611の内部に接続導線71が設けられている(図9,図10参照)。ここでは、一の本体部61(たとえば、第1本体部61A)は、基体611の内部に複数の接続導線71(711〜714)が設けられている。そして、その一の本体部61(たとえば、第1本体部61A)に設けられた複数の接続導線71(711,712)が、他の本体部61(たとえば、第2本体部61B)に設けられた第1電極621と第2電極622とのそれぞれに電気的に接続されている(図10参照)。
このため、本実施形態では、複数の本体部61を風車翼42に並べて設置するときに、接続導線71による段差が少なくなるので、風車翼42の周囲で流れが乱れることを防止し、発電出力を安定することができる。
[C]変形例
気流発生装置6の本体部61においては、接続導線71については、被覆がなく導体が剥き出しになった裸線を接続導線71として準備し、その裸線を基体611で内包することで形成することが好ましい。この場合には、被覆線を接続導線71として準備して本体部61を形成する場合よりも、本体部61の厚みを薄くすることができる。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…風力発電システム、2…タワー、3…ナセル、4…ロータ、5…風向風速計測部、6…気流発生装置、41…ハブ、42…風車翼、61…本体部、62…電圧印加部、63…接続部、71…接続導線、611…基体、621…第1電極、621A,621B…延在部(第1延在部)、621C…接続部(第1接続部)、622…第2電極、622A,622B…延在部(第2延在部)、622C…接続部(第2接続部)、631,632,711,712,713,714,721A,722A,721B,722B…接続配線

Claims (14)

  1. 絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられている本体部と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することによって気流を発生させる電圧印加部と
    を有し、
    前記本体部は、中央部から端部へ向かうに伴って厚みが薄くなる部分を含むように形成されていることを特徴とする、
    気流発生装置。
  2. 前記第1電極は、
    前記基体の表面において第1の方向に延在する第1延在部
    を有し、
    前記第2電極は、
    前記基体の内部において前記第1の方向に延在する第2延在部
    を有し、前記第2延在部が、前記第1の方向に直交する第2の方向にて前記第1延在部と並ぶように配置されており、
    前記本体部は、前記第2の方向において、中央部から端部へ向かうに伴って厚みが薄くなるように形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の気流発生装置。
  3. 前記基体は、樹脂を用いて形成されていることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の気流発生装置。
  4. 前記本体部は、断面が台形形状であることを特徴とする、
    請求項2または3に記載の気流発生装置。
  5. 前記第1電極は、前記第1延在部が複数であって、当該複数の第1延在部が、前記第2の方向において間を隔てて並ぶように配置されており、
    前記第2電極は、前記第2延在部が複数であって、当該複数の第2延在部が、前記第2の方向において、前記複数の第1延在部と同じピッチで並ぶように配置されていることを特徴とする、
    請求項2から4のいずれかに記載の気流発生装置。
  6. 前記第1電極は、
    前記複数の第1延在部のそれぞれを電気的に接続する第1接続部
    を含み、
    前記第2電極は、
    前記複数の第2延在部のそれぞれを電気的に接続する第2接続部
    を含むことを特徴とする、
    請求項5に記載の気流発生装置。
  7. 前記本体部は、前記基体の内部に接続導線が設けられていることを特徴とする、
    請求項1から6のいずれかに記載の気流発生装置。
  8. 絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられている本体部と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することによって前記本体部の表面に気流を発生させる電圧印加部と
    を有し、
    前記本体部は、前記基体の内部に接続導線が設けられていることを特徴とする、
    気流発生装置。
  9. 前記本体部は、前記接続導線として裸線を内包させることで形成されていることを特徴とする、
    請求項7または8に記載の気流発生装置。
  10. 請求項1から6のいずれかに記載の気流発生装置と、
    前記気流発生装置の本体部が設置された風車翼と
    を有する、
    風力発電システム。
  11. 前記気流発生装置の本体部を複数含み、
    前記複数の本体部が、前記風車翼の翼スパン方向に並ぶように設置されていることを特徴とする、
    請求項10に記載の風力発電システム。
  12. 請求項7から9のいずれかに記載の気流発生装置と、
    前記気流発生装置の本体部が設置された風車翼と
    を有し、
    前記気流発生装置の本体部を複数含み、前記複数の本体部が、前記風車翼の翼スパン方向に並ぶように設置されており、
    前記複数の本体部のうち、一の本体部は、前記基体の内部に前記接続導線が複数設けられており、
    前記複数の本体部のうち、他の本体部に設けられた第1電極と第2電極とのそれぞれは、前記一の本体部に設けられた前記複数の接続導線のそれぞれに電気的に接続されていることを特徴とする、
    風力発電システム。
  13. 前記気流発生装置の本体部は、前記風車翼の翼背側の面において、前縁側の部分に設置されていることを特徴とする、
    請求項10から12のいずれかに記載の風力発電システム。
  14. タワーと、
    前記タワーの上端部に設置されているナセルと、
    前記ナセルの側端部に回転可能に支持されており、前記風車翼がハブに取り付けられているロータと、
    を備えることを特徴とする、
    請求項10から13のいずれかに記載の風力発電システム。
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