JP2020007958A - 風車用ブレード及び風力発電装置 - Google Patents

風車用ブレード及び風力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020007958A
JP2020007958A JP2018129245A JP2018129245A JP2020007958A JP 2020007958 A JP2020007958 A JP 2020007958A JP 2018129245 A JP2018129245 A JP 2018129245A JP 2018129245 A JP2018129245 A JP 2018129245A JP 2020007958 A JP2020007958 A JP 2020007958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
blade
down conductor
receptor
sectional area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018129245A
Other languages
English (en)
Inventor
智行 畠山
Tomoyuki Hatakeyama
智行 畠山
守 木村
Mamoru Kimura
守 木村
崇 白石
Takashi Shiraishi
崇 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2018129245A priority Critical patent/JP2020007958A/ja
Publication of JP2020007958A publication Critical patent/JP2020007958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

【課題】少なくともレセプタ近傍におけるダウンコンダクタからのストリーマ放電の発生を抑制することで、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレード及び風力発電装置を提供する。【解決手段】ブレード本体1と、ブレード本体1の先端及び/又はブレード本体1の先端部近傍に取り付けられた雷捕捉用のレセプタ6と、レセプタ6と電気的に接続され、雷による電流をブレード本体の先端から根元にかけて通電する、少なくとも1つの導電部品で構成されたダウンコンダクタ7とを有する風車用ブレードであって、ダウンコンダクタ7は、横断面積の異なる少なくとも2つ以上の領域(21,22)を有し、横断面積が大きい領域22をレセプタ6の近傍に配する。【選択図】 図3

Description

本発明は、風車用ブレード及び風力発電装置に係り、特に、耐雷性を考慮した風車用ブレード及び風力発電装置に関する。
発電量を向上するため風力発電装置の大型化が進展しているが、その高さゆえ落雷被害も頻発するようになった。特に最高点を通過するブレードへの落雷は多く報告されており、その対策が必要である。ブレードの落雷対策に関する技術として、例えば、以下に挙げる特許文献に記載される技術が提案されている。特許文献1には、アルミニウム製のブレード先端材(レセプタ)を設けると共に、このレセプタと接続された避雷導線(ダウンコンダクタ)をブレード内部に配線することで、FRP(Fiber−Reinforced Plastics)製のブレード本体の雷撃損傷を効果的に防止し得る技術が開示されている。また、特許文献2には、レセプタとブレード本体表面との境界の周囲に限定して、少なくともブレード本体の表面側に導電性材料を被覆することで、レセプタの境界やブレードのレセプタアンカーへの落雷を抑制し得る技術が記載されている。更にまた、特許文献3には、ダウンコンダクタから生じるストリーマ放電の成長がレセプタ以外の場所に雷撃を呼び込む可能性を上げているとして、ダウンコンダクタから所定距離はなれた位置に絶縁部を配置することでダウンコンダクタから生じるストリーマ放電の成長を抑制し得る技術が開示されている。
特開2005−113735号公報 特開2012−246812号公報 特開2017−203432号公報
特許文献1に記載の方法は、レセプタが効果的に雷撃を捕捉することが期待されたが、レセプタやレセプタアンカーの端部に電界が集中し、そのことがレセプタ以外の部分への着雷を招いていた。特許文献2に記載の技術によれば、レセプタやレセプタアンカーの端部に集中していた電界を緩和させる効果が見込まれるが、それでもなおブレード本体への雷撃が相次いでいる。そこで特許文献3に記載される技術では、ダウンコンダクタから生じるストリーマ放電の成長がレセプタ以外の場所に雷撃を呼び込む可能性を上げているとして、ダウンコンダクタから所定距離はなれた位置に絶縁部材を配置することでダウンコンダクタから生じるストリーマ放電の成長を抑制できるとしている。しかしながら、絶縁部材の絶縁特性が悪化すればストリーマ放電の成長を抑制することはできなくなる。風力発電装置は十年以上の長期にわたって運転することが望まれており、ブレードの構成部品は回転に伴う遠心力や、受風の強弱に伴う応力を受け続けるほか、日射による紫外線や温度上昇などによっても劣化する可能性がある。
そこで、本発明は、少なくともレセプタ近傍におけるダウンコンダクタからのストリーマ放電の発生を抑制することで、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレード及び風力発電装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明に係る風車用ブレードは、ブレード本体と、前記ブレード本体の先端及び/又は前記ブレード本体の先端部近傍に取り付けられた雷捕捉用のレセプタと、前記レセプタと電気的に接続され、雷による電流を前記ブレード本体の先端から根元にかけて通電する、少なくとも1つの導電部品で構成されたダウンコンダクタとを有する風車用ブレードであって、前記ダウンコンダクタは、横断面積の異なる少なくとも2つ以上の領域を有し、横断面積が大きい領域を前記レセプタの近傍に配することを特徴とする。
また、本発明に係る風力発電装置は、少なくとも、風を受けて回転するブレードを有するロータと、前記ロータの回転エネルギーを用いて発電する発電機を収容するナセルと、を有する風力発電装置であって、ブレード本体と、前記ブレード本体の先端及び/又は前記ブレード本体の先端部近傍に取り付けられた雷捕捉用のレセプタと、前記レセプタと電気的に接続され、雷による電流を前記ブレード本体の先端から根元にかけて通電する、少なくとも1つの導電部品で構成されたダウンコンダクタとを有し、前記ダウンコンダクタは、横断面積の異なる少なくとも2つ以上の領域を有し、横断面積が大きい領域を前記レセプタの近傍に配することを特徴とする。
本発明によれば、少なくともレセプタ近傍におけるダウンコンダクタからのストリーマ放電の発生を抑制することで、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレード及び風力発電装置を提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る実施例1の風車用ブレード及び風力発電装置の全体概略構成図である。 図1に示す風車用ブレードを構成する1つのブレードを示す図である。 図2に示すブレードの長手方向に沿った先端部の断面図であって、図2に示すブレードを上方より見た図である。 図2に示すブレードの長手方向に沿った先端部の断面図であって、図2に示すブレードを横方向から見た図であり、ブレード本体に落雷する原理を説明する図である。 有限要素法による電界解析モデルを説明する図である。 電界解析による電界強度の計算結果を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例2のダウンコンダクタの構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例3のダウンコンダクタの構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例4のダウンコンダクタの構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例5のブレードの長手方向に沿った先端部の断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る実施例1の風車用ブレード及び風力発電装置の全体概略構成図である。図1に示すように、風力発電装置50は、接地極5を備えた地上若しくは洋上に設置されるタワー4、タワー4の頂部に取り付けられたナセル3、及び、ナセル3の内部の主軸(図示せず)に取り付けられたハブ2とハブ2に取り付けられた複数のブレード1とで構成される回転可能なロータを備えている。ここで、ロータを構成するブレード1は風車用ブレードとも称される。また、主軸には増速機(図示せず)を介して発電機(図示せず)が連結されており、ロータの回転力が増速機を介して発電機に伝達するよう構成されている。ブレード1が風を受けることでロータが回転し、ロータの回転力で発電機を回転させて電力を発生させている。ブレード1は、繊維強化プラスチック(FRP)製の外皮と、この外皮の内側に配置される主桁(図示せず)とを備えて構成される。
また、図示しないが、ナセル3上には風向や風速を計測する風向風速センサが設置されており、発電機(図示せず)内には、回転速度を検出するための回転速度センサや、発電機が出力する有効電力を計測する電力センサなども設置されている。風力発電装置50は、個々のブレード1毎に、風に対するブレード1の角度(ピッチ角)を調整するピッチ角調整装置(図示せず)を備えている。ピッチ角調整装置がブレード1のピッチ角を変更することによりブレード1の受ける風力(風量)を調整して、風に対するロータの回転エネルギーを変更するよう構成されている。これにより、広い風速領域において回転速度及び発電電力を制御することが可能となっている。また、ナセル3の向きはヨー角と称され、風力発電装置50は、このナセル3の向き、すなわち、ロータの回転面の向きを制御するヨー角調整装置(図示せず)を備えている。
図2は、図1に示す風車用ブレードを構成する1つのブレードを示す図である。図2に示すように、ブレード1の先端部には雷保護装置としてレセプタ6が設置されている。レセプタ6は、ダウンコンダクタ7により接地極5と電気的に接続されている。ブレード1の大きさに応じて中間レセプタ(図示せず)が設けられる場合がある。この場合、中間レセプタも同様にダウンコンダクタ7により接地極5に接続される。
レセプタ6は、雷のエネルギー(電荷量)を考慮して材質や大きさが設計される。主要な導電体のうち、レセプタ6の材質としてアルミニウムが好適である。レセプタ6をアルミニウムで構成すれば、アルミニウムは導電性に優れることから、雷撃に伴う電流による内部発熱を小さくすることができる。また、アルミニウムは熱伝導性にも優れることから、内部発熱を速やかに分散することができる。さらにアルミニウムは他の主要な導電体に比べて軽量であるため、レセプタ6に作用する遠心力を小さくすることができる。
ダウンコンダクタ7もレセプタ6と同様に、雷のエネルギー(電荷量)を考慮して材質や太さが設計される。主要な導電体のうち、ダウンコンダクタ7の材質としてアルミニウム線が好適である。アルミニウム線は銅線と比べて導電率は低いものの、主要な構造材にも使用される構造用軽量素材である。このため、銅と同程度の導電性を確保するために大径化しても、軽量素材であることから、風車用ブレードの重量を増加させることがない。寧ろ大径化したことと相俟って、構造用素材という特徴により、レセプタ6に作用する遠心力に十分に耐える強度を有するダウンコンダクタとすることができる。
レセプタ6に落雷した場合、その雷電流はレセプタ6、ダウンコンダクタ7を介して接地極5へと導かれる。図1に示すように、ダウンコンダクタ7から接地極5までの通電経路には、ナセル3及びタワー4が存在するが、雷電流はナセル3及びタワー4を通電する場合もあるし、ナセル内避雷導線(図示せず)及びタワー内避雷導線(図示せず)を通電する場合もある。ナセル内避雷導線の一端はダウンコンダクタ7と電気的に接続され、ナセル内避雷導線の他端はタワー内避雷導線と電気的に接続される。タワー内避雷導線の一端はナセル内避雷導線と電気的に接続され、タワー内避雷導線の他端は接地極5と電気的に接続される。ナセル3及びタワー4が雷電流の導電体として十分な処理能力を備えている場合には、ナセル内避雷導線及び/又はタワー内避雷導線の設置を省略しても良い。
図3は、図2に示すブレード1の長手方向に沿った先端部の断面図であって、図2に示すブレード1を上方(図2のブレード1を紙面に垂直な方向)より見た図である。図3に示すように、ブレード1の先端に取り付けられたレセプタ6は、レセプタアンカー9、締結部10、接着剤11によってブレード1の先端部に固定されている。レセプタ6とレセプタアンカー9とを含めた総称としてレセプタと称される場合もある。以下では、雷を受けるためのレセプタ6と、レセプタ6を保持するためのレセプタアンカー9とに分けて説明する。レセプタ6とレセプタアンカー9をそれぞれ別の部品として構成しても良く、鋳型成型や削り出し或いは3Dプリンターなどによりレセプタ6とレセプタアンカー9を一体成型としても良い。なお、本実施例では、レセプタアンカー9を設ける場合について説明するが、レセプタアンカー9は必ずしも必須ではなく、レセプタ6とダウンコンダクタ7の一端とが電気的に接続されていれば良い。換言すれば、レセプタ6とダウンコンダクタ7の一端とが機械的に直接接続されている場合、或いは、レセプタ6と他の部材(例えば、レセプタアンカー9)を介してダウンコンダクタ7の一端とが機械的に直接接続されている場合も含まれ、いずれにせよレセプタ6とダウンコンダクタ7の一端とが電気的に接続されていれば良い。
また、図3に示すように、レセプタアンカー9とブレード1との空隙の一部または全部は、接着剤11で充填されている。接着剤11の材質としては、例えば、エポキシをはじめとする樹脂が選定されるが、これに限られるものではない。接着剤11を充填することにより、ブレード1の回転に伴って発生する遠心力によってレセプタ6がブレード1から脱落することを防いでいる。また、レセプタアンカー9にボルト座を設け、ブレード1の外表面からボルトでレセプタアンカー9を締結する構成としても良い。この場合、より強固にブレード1からレセプタ6が脱落することを防ぐことができる。
締結部10は、レセプタアンカー9とダウンコンダクタ7を電気的、機械的に接続している。締結部10のレセプタアンカー9側の端子は、レセプタアンカー9、およびレセプタ6と一体成型しても良い。締結部10の締結方法として、例えば、圧着端子或いは圧縮端子が用いられる。圧着端子で締結する場合、締結部10を安価にすることができる。圧縮端子で締結する場合、端子全体を圧縮して接続するため、ダウンコンダクタ7の素線に作用する機械的な負担を小さくできる。これにより、素線が切れる可能性を低減でき、ダウンコンダクタ7の信頼性を高めることができる。
本実施例のダウンコンダクタ7は、ブレード1の先端近傍に他の部分より横断面積が大きい領域を有する。本実施例では、ダウンコンダクタ7のうち横断面積の大きい領域をダウンコンダクタの第2の領域22、ダウンコンダクタ7のその他の部分をダウンコンダクタの第1の領域21と称する。換言すれば、ダウンコンダクタ7は、ダウンコンダクタの第1の領域21と、ダウンコンダクタの第1の領域21の横断面積よりも大きい横断面積を有するダウンコンダクタの第2の領域22と、を有する。このようにダウンコンダクタ7が、ダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22を有することにより、ブレード1の耐雷性を向上できる理由につき以下に説明する。
ブレード1において、レセプタ6に着雷することが期待されるが、実際にはレセプタ6を外してブレード1の本体に着雷する場合がある。図4を用いてこの原理を説明する。図4は、図2に示すブレード1の長手方向に沿った先端部の断面図であって、図2に示すブレード1を横方向から見た図であり、ブレード本体に落雷する原理を説明する図である。図3と同一構成要素に同一符号を付し、以下では重複する説明を省略する。ブレード1に雷雲が接近すると、雷雲からは正ストリーマ15が進展する。正ストリーマ15の進展に伴い、ブレード1の周囲の電界強度は高くなる。これによりダウンコンダクタ7の周囲の電界強度も高くなり、ダウンコンダクタ7の各部から負ストリーマ16が発生する。この負ストリーマ16はブレード1の内表面に向けて成長し、ブレード1の内表面には負電荷が蓄積される。一方、ブレード1の外表面にはこの負電荷に引き寄せられるように正電荷が蓄積される。この間、レセプタ6の周囲の電界強度も高くなっており、レセプタ6からも負ストリーマ16が発生する。レセプタ6から発生した負ストリーマ16は、ブレード1の外表面に蓄積した正電荷に向けて成長しながら、雷雲から進展してきた正ストリーマ15に向けても成長する。正ストリーマ15と負ストリーマ16が、正ストリーマと負ストリーマの接触点17において接触したとき雷電流が発生する。このとき、正ストリーマ15と接触した負ストリーマ16がブレード1と接触している部分が着雷点18となる。このような原理で、雷雲が接近したとき、レセプタ6を外してブレード1の本体に着雷する場合がある。
以上の説明において、レセプタ6を外してブレード1本体に着雷する事象はダウンコンダクタ7から負ストリーマ16が発生したことに端を発している。従って、ダウンコンダクタ7から負ストリーマ16が発生しないように、ダウンコンダクタ7の周囲の電界強度を低減すれば良い。
一般に電界強度は、端部に集中する傾向がある。球電極よりも針電極の方が、放電開始電圧が低いのはこのためである。電界を電気力線の面密度と考えれば、ダウンコンダクタ7の表面積を大きくすれば、ダウンコンダクタ7の周囲の電界強度は低下する。しかし、ブレード1の先端から根元まで伸びるダウンコンダクタ7の表面積を大きくすれば、ダウンコンダクタ7の重量が増し、コストも大きくなる。そこでダウンコンダクタ7が、ダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22を有し、ダウンコンダクタの第2の領域22をブレード1の先端付近に配置することで、重量、コストの増加を抑制しつつブレード1の本体の雷撃損傷を抑制する。
次に、図5及び図6を用いて、ダウンコンダクタ7が、ダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22を有し、ダウンコンダクタの第2の領域22をブレード1の先端付近に配置することで得られる効果について説明する。図5は、ブレード1の先端部を対象とした有限要素法による電界解析モデルを示している。図5において左図は比較例のブレードの解析モデルである。比較例のブレードの解析モデルにおけるダウンコンダクタ7は、ダウンコンダクタの第1の領域21のみを有している。すなわち、比較例では位置によらずダウンコンダクタ7の横断面積は等しい。これに対して図5における右図は本発明に係るブレード1の解析モデルである。本発明に係るブレード1の解析モデルにおけるダウンコンダクタ7は、ダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22を有している。一例として、ダウンコンダクタの第2の領域22の横断面積はダウンコンダクタの第1の領域21の横断面積の4倍と設定した。比較例のブレードの解析モデルと本発明に係るブレード1の解析モデルにおいて、ダウンコンダクタ7以外の構成要素は共通である。
図6にダウンコンダクタ7の周囲における電界強度の計算結果を示す。ここで、電界強度は比較例の最大電界強度を1とした場合の相対値として示している。比較例の場合、位置Dから位置Cにかけて、ダウンコンダクタ7の周囲の電界強度はゆるやかに上昇する。位置Cより高い位置、すなわち位置Cから位置Aにかけては、レセプタ6やレセプタアンカー9に電界が集中することにより、ダウンコンダクタ7の周囲の電界強度は減衰する。一方、本発明の場合、ダウンコンダクタ7の横断面積が大きくなる位置Cから位置Bにかけて、ダウンコンダクタ7の周囲の電界強度は比較例の場合と比べて低減している。従って、本発明に係るダウンコンダクタ7から発生する負ストリーマ16を抑制できる。その結果、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレードを提供することができる。
以上の通り本実施例によれば、少なくともレセプタ近傍におけるダウンコンダクタからのストリーマ放電の発生を抑制することで、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレード及び風力発電装置を提供することが可能となる。
図7は、本発明の他の実施例に係る実施例2のダウンコンダクタの構成を示す図である。本実施例では、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22が中空領域を有し、ダウンコンダクタの第1の領域21がダウンコンダクタの第2の領域22の中空領域を貫通する構成とした点が実施例1と異なる。図7において、上述の実施例1と同様の構成要素に同一符号を付している。
図7に示すように、本実施例に係るダウンコンダクタ7は、ダウンコンダクタの第2の領域22に相当するダウンコンダクタ7Bと、ダウンコンダクタの第1の領域21に相当するダウンコンダクタ7Aとで構成される。ダウンコンダクタ7Bは、ダウンコンダクタ7Aと電気的に接続されるとともに、ダウンコンダクタ7Aの横断面積と等しいかやや大きい横断面積の中空領域を有し、その中空領域をダウンコンダクタ7Aが貫通している。このようにすることで、ダウンコンダクタ7Aはブレード1の先端側から根元側にかけて1本の導電体で構成することができ、レセプタ6やレセプタアンカー9を保持する信頼性を損なうことなく、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレードを提供することができる。
ダウンコンダクタ7Bの端部23は、連続的に断面積が小さくなる形状が望ましい。このようにすることで、ダウンコンダクタ7Bの端部23に電界が集中することを抑制することができる。ダウンコンダクタ7Bの端部23の縦断面は、図7に示すような台形状、いわゆるテーパー形状であっても良く、なめらかな曲線であっても良い。また、ダウンコンダクタ7Bの端部23を別の導電体で構成しても良い。
ダウンコンダクタ7Bの中空領域の横断面積と、ダウンコンダクタ7Aの横断面積が等しい場合には、ダウンコンダクタ7Aとダウンコンダクタ7Bは自ずと電気的に接続されるが、この場合、ダウンコンダクタ7Aをダウンコンダクタ7Bの中空領域に貫通させることは容易ではない。そこで、ダウンコンダクタ7Bの中空領域の横断面積をダウンコンダクタ7Aの横断面積よりもやや大きくすることで、ダウンコンダクタ7Aを容易に貫通させることができる。このとき、ダウンコンダクタ7Aとダウンコンダクタ7Bの電気的接続端子(図示せず)を設けることにより、ダウンコンダクタ7Aとダウンコンダクタ7Bの電気的接続を確実にすることができる。このとき、電気的接続端子の形状によっては電界が集中してしまうおそれがあるため、電気的接続端子はダウンコンダクタ7Bの中空領域に設置することが望ましい。
ダウンコンダクタ7Bの中空領域の横断面積はダウンコンダクタ7Aの横断面積に比べて大きくとっても良い。ダウンコンダクタ7Aは、レセプタ6に着雷した雷の電流を大幅な温度上昇を伴うことなく処理できるほどの横断面積を有しており、ダウンコンダクタ7Bは雷電流を処理するために設置されるものではない。従って、中空領域を除いたダウンコンダクタ7Bの横断面積は小さくて良い。換言すれば、中空領域を有するダウンコンダクタ7Bの肉厚を薄くするのが好ましい。中空領域を除いたダウンコンダクタ7Bの断面積を小さくすればするほど(空領域を有するダウンコンダクタ7Bの肉厚を薄くするほど)、ダウンコンダクタ7Bを軽量化できる。
また、ダウンコンダクタ7Bは、分割できる構造であっても良い。すなわち、ダウンコンダクタ7Bを着脱自在の構成としても良い。このようにすることで、簡易な作業でダウンコンダクタ7Aにダウンコンダクタ7Bを後付けすることができる。換言すれば、既設のダウンコンダクタ7Aに新たにダウンコンダクタ7Bを容易に取り付けることが可能となる。
電界強度は端部に集中する傾向にあるため、ダウンコンダクタ7Bの表面は、ダウンコンダクタ7Aの表面に比べて平坦にすることが望ましい。例えば、ダウンコンダクタ7Aを撚線とし、ダウンコンダクタ7Bを表面が研磨された金属筒で構成するのが良い。このようにすることでダウンコンダクタ7Bの表面はダウンコンダクタ7Aの表面に比べて平坦であり、ダウンコンダクタ7Bの表面上には電界が特異的に集中する点がなくなるため、電界強度を低下でき、より効果的にブレード本体の雷撃損傷を抑制できる。
以上の通り本実施例によれば、実施例1の効果に加え、ダウンコンダクタの軽量化が可能となる。
また、既設のダウンコンダクタ7Aに新たにダウンコンダクタ7Bを容易に取り付けることが可能となることから、改修作業を容易に実現することが可能となる。
図8は、本発明の他の実施例に係る実施例3のダウンコンダクタの構成を示す図である。本実施例では、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22の両端部を、それぞれ横断面積の小さいダウンコンダクタの第1の領域21に電気的、機械的に接続可能な構成とした点が実施例1と異なる。図8において、上述の実施例1と同様の構成要素に同一符号を付している。
図8に示すように、本実施例に係るダウンコンダクタ7は、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22に相当するダウンコンダクタ7Dと、横断面積の小さいダウンコンダクタの第1の領域21に相当するダウンコンダクタ7A及びダウンコンダクタ7Cとで構成される。
ダウンコンダクタ7Dは、その両端において、それぞれダウンコンダクタ7A、ダウンコンダクタ7Cと電気的、機械的に接続されている。このようにすることで、ダウンコンダクタ7Dは単純な形状でよく、安価にダウンコンダクタ7を構成すると共に、長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレードを提供することができる。
なお、ダウンコンダクタ7Aとダウンコンダクタ7Cは同じ横断面積を有する必要はなく、少なくともダウンコンダクタ7Aとダウンコンダクタ7Cの横断面積がダウンコンダクタ7Dの横断面積よりも小さければ良い。また、ダウンコンダクタ7Dは、中実構造であっても良く、中空構造であっても良い。ダウンコンダクタ7Dを中空構造とすれば、ダウンコンダクタ7をより軽量に構成することができる。
以上の通り本実施例によれば、実施例1の効果に加え、ダウンコンダクタを安価に作製することが可能となる。
また、ダウンコンダクタの軽量化を図ることが可能となる。
図9は、本発明の他の実施例に係る実施例4のダウンコンダクタの構成を示す図である。本実施例では、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22の周囲に比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質を配する構成とした点が実施例1と異なる。図9において、上述の実施例1と同様の構成要素に同一符号を付している。
図9に示すように、本実施例に係るダウンコンダクタ7は、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22に相当するダウンコンダクタ7Dの周囲に、比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質8を配置している。換言すれば、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22に相当するダウンコンダクタ7Dの外周面を、比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質8にて被覆する構成としている。ここで、比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質8としては、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)、エポキシ樹脂、或いはゴムなどが用いられる。
一般に誘電率の高い材質の周囲は電界強度が下がる傾向にあり、このような誘電物質8をダウンコンダクタ7Dの周囲に配置することにより、ブレード本体の雷撃損傷を抑制する効果を高めることができる。図9では誘電物質をダウンコンダクタ7Dの全周囲に配置しているが、ダウンコンダクタ7Dの一部の範囲に限定して配置してもよい。誘電物質8の材質として、高い誘電率を有する物質が望まれるが、実際には誘電物質8を配置することによるコストの増加や重量の増加の影響を考慮して材料を選定することが好ましい。
以上の通り本実施例によれば、実施例1の効果に加え、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22の周囲に比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質を配することにより、電界強度をより一層低下させることが可能となる。
図10は、本発明の他の実施例に係る実施例5のブレードの長手方向に沿った先端部の断面図である。本実施例では、横断面積の大きいダウンコンダクタの第2の領域22の一端を締結部10に接続する構成とした点が実施例1と異なる。図10において、上述の実施例1と同様の構成要素に同一符号を付している。
図10に示すように、本実施例に係るダウンコンダクタ7は、ダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22を有し、ダウンコンダクタの第2の領域22の一端が締結部10と接続され、ダウンコンダクタの第2の領域22の他端がダウンコンダクタの第1の領域21と接続されている。このようにすることで、ダウンコンダクタ7は、それぞれ1つの部品のダウンコンダクタの第1の領域21及びダウンコンダクタの第2の領域22で構成することができるため、ダウンコンダクタ7の構造を簡素化することが可能となる。
さらに、レセプタアンカー9及びダウンコンダクタの第2の領域22を一体成型とすれば、締結部10は不要となり、より簡素な構造で長期にわたりブレード本体の雷撃損傷を抑制可能な風車用ブレードを提供することができる。
以上の通り本実施例によれば、実施例1の効果に加え、ダウンコンダクタ7の構造を簡素化することが可能となる。
また、更には、締結部10を不要とでき、より一層構造を簡素化することが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
例えば、レセプタ6、ダウンコンダクタ7、及び締結部10の材質としてアルミニウムを用いる場合を一例として示したが、これに代えて、他の導電体、例えば銅やステンレス鋼を用いる構成としても良い。
また、レセプタ6には、図2に示すようにブレード1の先端部を覆うように設置されたキャップ型、ブレード1の先端部から突出するように設置されたロッド型、ブレード1の先端部近傍において、ブレード1の風上側、風下側のどちらかまたは両面に設置されるディスク型などがあるが、本発明はレセプタの形状に限定されるものではなく、いずれのレセプタ形状であっても良い。また、図面ではダウンコンダクタ7Bやダウンコンダクタ7Dの本体部分の形状は円柱状で、その横断面積は一定であるように描かれているが、ダウンコンダクタ7B、ダウンコンダクタ7Dの本体部分の形状はなめらかな形状であれば任意に決められる。従って、ダウンコンダクタ7B、ダウンコンダクタ7Dの本体部分の横断面積は必ずしも一定であるとは限らない。
1…ブレード
2…ハブ
3…ナセル
4…タワー
5…接地極
6…レセプタ
7,7A,7B,7C,7D…ダウンコンダクタ
8…誘電物質
9…レセプタアンカー
10…締結部
11…接着剤
15…正ストリーマ
16…負ストリーマ
17…正ストリーマと負ストリーマの接触点
18…着雷点
21…ダウンコンダクタの第1の領域
22…ダウンコンダクタの第2の領域
23…ダウンコンダクタ7Bの端部
50…風力発電装置

Claims (15)

  1. ブレード本体と、
    前記ブレード本体の先端及び/又は前記ブレード本体の先端部近傍に取り付けられた雷捕捉用のレセプタと、
    前記レセプタと電気的に接続され、雷による電流を前記ブレード本体の先端から根元にかけて通電する、少なくとも1つの導電部品で構成されたダウンコンダクタとを有する風車用ブレードであって、
    前記ダウンコンダクタは、横断面積の異なる少なくとも2つ以上の領域を有し、横断面積が大きい領域を前記レセプタの近傍に配することを特徴とする風車用ブレード。
  2. 請求項1に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記ダウンコンダクタは、横断面積の小さい第1の領域と横断面積の大きい第2の領域を有し、前記第2の領域が前記レセプタの近傍に配され、
    前記第1の領域と前記第2の領域との接続部は、横断面積が連続的に変化する形状を有することを特徴とする風車用ブレード。
  3. 請求項2に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域は内部に中空領域を有し、前記第1の領域は前記中空領域を貫通するよう配されることを特徴とする風車用ブレード。
  4. 請求項2に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域は中空構造であることを特徴とする風車用ブレード。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域は、前記第1の領域に対し着脱自在であることを特徴とする風車用ブレード。
  6. 請求項2に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域の外周面の少なくとも一部が、比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質にて被覆されていることを特徴とする風車用ブレード。
  7. 請求項5に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域の表面は、前記第1の領域の表面に比べて平坦であることを特徴とする風車用ブレード。
  8. 請求項6に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記第2の領域の表面は、前記第1の領域の表面に比べて平坦であることを特徴とする風車用ブレード。
  9. 請求項2に記載の風車用ブレードにおいて、
    前記レセプタを前記ブレード本体に固定するレセプタアンカーを備え、
    前記レセプタアンカーと前記第2の領域とが一体であることを特徴とする風車用ブレード。
  10. 少なくとも、風を受けて回転するブレードを有するロータと、前記ロータの回転エネルギーを用いて発電する発電機を収容するナセルと、を有する風力発電装置であって、
    ブレード本体と、
    前記ブレード本体の先端及び/又は前記ブレード本体の先端部近傍に取り付けられた雷捕捉用のレセプタと、
    前記レセプタと電気的に接続され、雷による電流を前記ブレード本体の先端から根元にかけて通電する、少なくとも1つの導電部品で構成されたダウンコンダクタとを有し、
    前記ダウンコンダクタは、横断面積の異なる少なくとも2つ以上の領域を有し、横断面積が大きい領域を前記レセプタの近傍に配することを特徴とする風力発電装置。
  11. 請求項10に記載の風力発電装置において、
    前記ダウンコンダクタは、横断面積の小さい第1の領域と横断面積の大きい第2の領域を有し、前記第2の領域が前記レセプタの近傍に配され、
    前記第1の領域と前記第2の領域との接続部は、横断面積が連続的に変化する形状を有することを特徴とする風力発電装置。
  12. 請求項11に記載の風力発電装置において、
    前記第2の領域は内部に中空領域を有し、前記第1の領域は前記中空領域を貫通するよう配されることを特徴とする前記第2の領域は内部に中空領域を有し、前記第1の領域は前記中空領域を貫通するよう配されることを特徴とする風力発電装置。
  13. 請求項11に記載の風力発電装置において、
    前記第2の領域は中空構造であることを特徴とする風力発電装置。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の風力発電装置において、
    前記第2の領域は、前記第1の領域に対し着脱自在であることを特徴とする風力発電装置。
  15. 請求項11に記載の風力発電装置において、
    前記第2の領域の外周面の少なくとも一部が、比誘電率が乾燥空気よりも高い誘電物質にて被覆されていることを特徴とする風力発電装置。
JP2018129245A 2018-07-06 2018-07-06 風車用ブレード及び風力発電装置 Pending JP2020007958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129245A JP2020007958A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 風車用ブレード及び風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129245A JP2020007958A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 風車用ブレード及び風力発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020007958A true JP2020007958A (ja) 2020-01-16

Family

ID=69150968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018129245A Pending JP2020007958A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 風車用ブレード及び風力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020007958A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2798206B1 (en) A wind turbine blade and method of manufacturing a wind turbine blade
US7377750B1 (en) Lightning protection system for a wind turbine
JP5941174B1 (ja) 風力発電装置
EP2633186B1 (en) A wind turbine lightning protection system and wind turbine blade
US9157419B2 (en) Lightning protection system for a wind turbine and wind turbine with a lightning protection system
US9041410B2 (en) Wind turbine blade with lightning protection system
JP6021703B2 (ja) 風力発電システム
US10215163B2 (en) Lightning current transfer system with spark gap and wind turbine using the lightning current transfer system
EP3093487B1 (en) Lightning protection system for wind turbine rotor blades
JP2021124100A (ja) 風力発電設備
JP2020007958A (ja) 風車用ブレード及び風力発電装置
JP4598636B2 (ja) 風力発電装置及び風力発電設備
WO2019214280A1 (zh) 与风叶气动性互补的消雷阵列及无源等离子拒雷系统
JP2013092072A (ja) 耐雷システムを備えた風力発電装置
JP5158730B2 (ja) 風力発電用ブレードの避雷構造
KR101756748B1 (ko) 기류 발생 장치 및 풍력 발전 시스템
JP2020041432A (ja) ブレード及び風力発電装置
JP7187091B1 (ja) 風車ブレード用落雷抑制装置
KR100808764B1 (ko) 원통 풍차형 풍력발전장치
JP2020172868A (ja) 風車用ブレード及び風力発電装置
JP2022171230A (ja) 風力発電用風車
JP2013177871A (ja) 耐雷システムを備えた風力発電装置
CN115704359A (zh) 包括容易发生雷击和结冰的结构的系统、用于操作该系统的方法和包括该系统的风力涡轮