JP2016070085A - ウィンドファーム - Google Patents

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Asako Inomata
麻子 猪亦
寿 松田
Hisashi Matsuda
寿 松田
俊樹 大迫
Toshiki Osako
俊樹 大迫
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Abstract

【課題】多くの発電出力を得ることが可能であると共に、複数の風車の間の距離を短縮可能であって設置領域を縮小することができる、ウィンドファームを提供する。【解決手段】実施形態のウィンドファームは、風車1と気流発生装置61とを有し、風車が予め定められた設置領域に複数設置されている。風車は、ロータ4にブレード42が取付けられている。気流発生装置は、絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、第1電極と第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する。ここで、複数の風車は、設置領域で吹く風の風向きのうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車1Aと、その第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車1Bとを有する。そして、気流発生装置は、その複数の風車のうち、第2の風車に設けられたブレードに少なくとも設置されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ウィンドファームに関する。
風力発電システムは、風車を有し、再生可能エネルギーである風力エネルギーを利用して発電を行う。
図10は、関連技術に係る風車について、全体構成を模式的に示す図である。図10では、斜視図を示している。
図10に示すように、風車1は、たとえば、アップウィンド形のプロペラ風車であって、タワー2、ナセル3、ロータ4、および、風向風速計測部5を備えている。
風車1のうち、タワー2は、垂直方向に沿って延在しており、地中に埋め込まれた基台(図示省略)に下端部が固定されている。
風車1のうち、ナセル3は、タワー2の上端部に設置されている。ナセル3は、ヨー角の調整のために、タワー2の上端部において垂直方向を軸にして回転可能に支持されている。図示を省略しているが、ナセル3の内部には、発電機(図示省略)が収容されている。
風車1のうち、ロータ4は、ナセル3の一方の側端部において、回転可能に支持されており、たとえば、水平方向を回転軸として回転方向Rに回転する。また、ロータ4は、ナセル3の内部に収容された発電機(図示省略)の回転軸に連結されている。ロータ4は、ハブ41と複数のブレード42とを備えている。
ロータ4において、ハブ41は、外形が半楕円体状の先端カバーを含み、風上から風下へ向かうに伴って外周面の外径が大きくなるように形成されている。ロータ4において、複数のブレード42のそれぞれは、ハブ41を中心にして回転方向Rに間を隔てて設けられている。たとえば、3枚のブレード42が設けられており、それぞれは、ピッチ角の調整のために、一端がハブ41に回転可能に支持されている。
風車1のうち、風向風速計測部5は、図10に示すように、ブレード42の風下において、ナセル3の上面に取付けられている。風向風速計測部5は、風速および風向きについて計測し、その計測データを制御部(図示省略)に出力する。そして、その計測データに応じて、制御部がヨー角やピッチ角の調整を行う。
上記のような風車1において、風速や風向きが急に変動したときには、ブレード42の周りにおいて速度三角形が定格点から大きくずれるため、剥離流れが広い範囲で発生する場合がある。風速や風向きが急に変動したときには、ヨー角やピッチ角の調整では十分に対応することが容易でない。その結果、発電出力を安定に維持することが困難であって、効率を高めることが容易でない場合がある。
このような対策のために、気流発生装置を用いて表面に気流を発生させることによって、剥離流れの発生を抑制することが提案されている。気流発生装置は、絶縁材料(誘電体)で形成された基体に一対の電極が設けられており、ブレードの表面に設置される。気流発生装置は、その一対の電極の間に電圧が印加されることによって気流が発生する。また、複数の気流発生装置を翼スパン方向に並ぶようにブレードに設置し、ロータの径方向(ラジアル方向)の位置で異なる剥離流れに応じて複数の気流発生装置を制御することが提案されている(たとえば、特許文献1,2参照)。
特開2008−25434号公報 特開2012−225296号公報
ウィンドファームは、より多くの発電量を得るために、複数の風車が設置された風力発電システムである。
図11は、関連技術に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。図11は、側面図であって、複数の風車のうち、一部の風車を示している。ここでは、ウィンドファームにおいて吹く風の風向きのうち、その設置領域で年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、互いに隣り合って並ぶ2つの風車に関して示している。
図11に示すように、ウィンドファームでは、複数の風車1は、間を隔てて配列されている。複数の風車1のうち、上流に位置する風車1Aを通過した風は、その風車1Aのブレード42が回転することによって大きく旋回した成分、および、大きく乱れた成分を含む。このため、複数の風車1において、その風車1Aよりも下流に位置する風車1Bにおいては、風速や風向きが急に変動した風が流入するので、ブレード42の周りにおいて速度三角形が定格点から大きく外れて、剥離流れが広い範囲で発生する場合がある。上述したように、風速や風向きが急に変動したときには、ヨー角やピッチ角の調整では十分に対応することが容易でなく、十分な発電出力が得られない場合がある。この対策のために、一般的には、複数の風車1の間の距離W(タワー2の中心軸の間の距離)がブレード42の回転直径Dに対して下記の関係式(A)を満たすように、複数の風車1が配置されている(回転直径Dは、ロータ4の回転中心とブレード42の先端との間の距離を2倍した値に相当する)。
W≧10D ・・・(A)
その結果、ウィンドファームにおいて、多くの発電出力を得るためには、複数の風車1を設置する設置領域が広大になる。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、多くの発電出力を得ることが可能であると共に、複数の風車の間の距離を短縮可能であって設置領域を縮小することができる、ウィンドファームを提供することである。
実施形態のウィンドファームは、風車と気流発生装置とを有し、風車が予め定められた設置領域に複数設置されている。風車は、ロータにブレードが取付けられている。気流発生装置は、絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、第1電極と第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する。ここで、複数の風車は、設置領域で吹く風の風向きのうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車と、その第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車とを有する。そして、気流発生装置は、その複数の風車のうち、第2の風車に設けられたブレードに少なくとも設置されている。
図1は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車の全体構成を模式的に示す図である。 図3は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車を構成する一のブレードを示す図である。 図4は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、気流発生装置を模式的に示す図である。 図5は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、気流発生装置の詳細構成を示す図である。 図6は、第2実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。 図7は、第3実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。 図8は、第3実施形態の変形例に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。 図9は、第8実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車が配置された様子を示す図である。 図10は、関連技術に係る風車について、全体構成を模式的に示す図である。 図11は、関連技術に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[A]構成等
[A−1]風車
図1は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。図1は、図11と同様に、側面図であって、複数の風車の一部を示している。ここでは、ウィンドファームで吹く風の風向きのうち年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、互いに隣り合って並ぶ2つの風車1に関して示している。
なお、風向きの頻度(F)とは、たとえば、16方位のそれぞれにおいて吹いた風が測定された時間数(Tc)が、全ての測定時間数(Ta)から静穏な時間数(Tb)を差し引いた時間数(Ta−Tb)に対する割合である(つまり、F=Tc/(Ta−Tb))。静穏な時間数(Tb)とは、風速が0.4m/s以下の状態であることが測定された時間数である。仮に、北から南へ向かって吹いた風の時間数の割合が年間を通じて最も高い場合には、最も頻度が高い風向きは北である。この場合には、図1では、2つの風車1は、南北方向に並んだ風車を示しており、左側の風車1A(第1の風車)が上流側に位置し、右側の風車1B(第2の風車)が下流側に位置する。
図2は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車の全体構成を模式的に示す図である。図2では、図10と同様に、斜視図を示している。
また、図3は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車を構成する一のブレードを示す図である。図3においては、ブレードの翼厚方向に沿った断面図を示している。
図1に示すように、本実施形態のウィンドファームにおいては、上述した関連技術の場合(図11参照)と同様に、複数の風車1が予め定められた設置領域において間を隔てて配列されている。また、複数の風車1は、アップウィンド形のプロペラ風車であって、ロータ4にブレード42が取付けられている。しかし、本実施形態では、図1、図2、および、図3に示すように、上述した関連技術の場合(図10参照)と異なり、気流発生装置61が、風車1のブレード42に設置されている。
本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、上記の関連技術の場合(図10,図11参照)と同様である。このため、本実施形態において上記の関連技術の場合と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
本実施形態では、気流発生装置61は、図1に示すように、複数の風車1のそれぞれに設置されている。
ここでは、図2に示すように、風車1に設けられた複数のブレード42のそれぞれに、複数の気流発生装置61が設置されている。複数の気流発生装置61は、ロータ4の径方向に沿った翼スパン方向において互いが間を隔てて並ぶように、ブレード42の表面に設置されている。
また、図3に示すように、気流発生装置61は、ブレード42の翼背側の面(上面)のうち、前縁LE側の部分に設置されている。具体的には、前縁LEから、翼コード長Cに対して10%以内になる範囲Hに気流発生装置61が取付けられている。このように気流発生装置61を取付けることによって、剥離流れの発生を効果的に抑制できるため、好適である。
[B]気流発生装置61の構成
以下より、気流発生装置61について更に詳細に説明する。
図4は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、気流発生装置を模式的に示す図である。図4では、気流発生装置61がブレード42(図1,図2,図3参照)に設置される前の状態を示しており、気流発生装置61については、斜視図で示している。
気流発生装置61は、図4に示すように、基体611、第1電極621、および、第2電極622を含み、基体611に第1電極621と第2電極622とが設けられている。気流発生装置61は、たとえば、プレス加工、押出成形加工などの種々の加工によって形成される。
気流発生装置61において、基体611は、絶縁材料(誘電体)で形成されている。たとえば、基体611は、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂(シリコンゴム)、エポキシ樹脂、フッ素樹脂などの樹脂を用いて形成されており、フレキシブルである。この他に、基体611については、たとえば、マイカ紙にエポキシ樹脂を含浸させたプリプレグシートを複数積層させて構成させたものであってもよい。
気流発生装置61において、第1電極621と第2電極622とのそれぞれは、たとえば、金属材料などの導電材料で形成されている。
図5は、第1実施形態に係るウィンドファームにおいて、気流発生装置の詳細構成を示す図である。ここで、図5(a)は、断面図であり、図5(b)は、上面図である。図5(a)は、図5(b)においてX−X部分の断面に相当する。
気流発生装置61のうち、第1電極621は、図5(a),図5(b)に示すように、板状体である。第1電極621は、図5(a)に示すように、基体611の表面(上面)に設けられている。つまり、第1電極621は、表面電極であって、上面が露出しており、上面以外の面(下面,側面)が、基体611に接するように配置されている。また、図5(b)に示すように、第1電極621は、直線状に延在している。
気流発生装置61のうち、第2電極622は、図5(a),図5(b)に示すように、第1電極621と同様に、板状体である。第2電極622は、図5(a)に示すように、内部電極であって、第1電極621と異なり、基体611の内部に設けられている。つまり、第2電極622は、上面、下面,側面が基体611に接しており、第1電極621よりも深い位置に配置されている。また、図5(b)に示すように、第2電極622は、第1電極621が延在する延在方向(第1の方向,長手方向)と同じ方向(図5(b)では縦方向)に、直線状に延在している。ここでは、第2電極622は、第1電極621の延在方向(第1の方向)に直交する方向(第2方向)(図5(b)では横方向)において、第1電極621と並ぶように配置されている。
気流発生装置61は、図5(a)に示すように、第1電極621および第2電極622の延在方向(第1の方向)に直交する方向(第2方向)において、中央に位置する中央部に、第1電極621と第2電極622との両者が設けられている。
また、気流発生装置61は、厚みが一定になるように形成されている。つまり、気流発生装置61は、第1電極621と第2電極622とが並ぶ方向(第2方向)に沿った断面が、矩形形状になるように形成されている。
そして、本実施形態では、第1電極621および第2電極622の延在方向(第1の方向)が翼スパン(翼幅)方向に沿うと共に(図2参照)、ブレード42の翼背側の面(上面)において第1電極621と第2電極622とが前縁LEから後縁TEに向かって順次並ぶように、気流発生装置61がブレード42に設置されている(図3参照)。ここでは、第1電極621が設けられた表面(上面)とは反対の面(下面)が(図5(a)参照)、ブレード42の翼背側の面に密着するように、気流発生装置61がブレード42に接着されている(図3参照)。
また、図4に示すように、気流発生装置61は、接続部63を介して、電圧印加部62に電気的に接続されており、電圧印加部62によって第1電極621と第2電極622との間に電圧が印加される。電圧印加部62は、たとえば、ブレード42の翼根部に設置された電源(図示省略)を含み、その電源(図示省略)を用いて、電圧の印加を行う。
電圧印加部62は、たとえば、風車1に設けられた風向風速計測部5(図2参照)で計測された計測データに応じて出力された制御信号に基づいて、気流発生装置61に電圧を印加する。この電圧の印加により、気流発生装置61の表面(上面)においては、バリア放電によるプラズマが発生し、気流(プラズマ誘起流)が誘起される。たとえば、低周波のパルス変調波でパルス変調された高周波の電圧が、第1電極621と第2電極622との間に印加されて、気流が間歇的に発生する。気流は、第1電極621側から第2電極622側へ向かって流れるように誘起され、剥離流れの発生が抑制される。
ここでは、電圧印加部62は、複数の気流発生装置61のそれぞれ(図2参照)に対して独立に電圧を印加するように構成されている。たとえば、翼スパン(翼幅)方向において異なる周期で発生する剥離渦に同調させて、複数の気流発生装置61のそれぞれに独立に電圧を印加する。
接続部63は、図4に示すように、一対の接続配線631,632を含み、第1電極621および第2電極622のそれぞれと、電圧印加部62との間を電気的に接続している。
具体的には、接続部63のうち、一方の接続配線631は、一端が第1電極621に電気的に接続されており、他端が電圧印加部62に電気的に接続されている。また、接続部63のうち、他方の接続配線632は、一端が第2電極622に電気的に接続されており、他端が電圧印加部62に電気的に接続されている。図示を省略しているが、一対の接続配線631,632は、気流発生装置61を構成する複数の気流発生装置61(図2参照)のそれぞれに対応して、複数組が設けられており、ロータ4のハブ41の側からブレード42の先端側に延在するように配置されている。
[C]まとめ(効果など)
以上のように、本実施形態のウィンドファームにおいては、風車1が予め定められた設置領域に複数設置されている。複数の風車1のそれぞれは、気流発生装置61が設置されている。換言すると、複数の風車1のうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42、および、その風車1A(第1の風車)よりも下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61が設置されている。
年間を通じて最も頻度が高い風向き(たとえば、北)の風が吹いた場合、その風向きにおいて上流に位置する風車1A(第1の風車)を通過した風は、上述したように、その風車1Aのブレード42が回転することによって大きく旋回した成分、および、大きく乱れた成分を含む。そして、その風車1A(第1の風車)よりも下流に位置する風車1B(第2の風車)に、その大きく旋回した成分、および、大きく乱れた成分を含む風が流れる。しかし、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。したがって、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
本実施形態では、たとえば、複数の風車1の間の距離W(タワー2の中心軸の間の距離)がブレード42の回転直径Dに対して下記の関係式(1)を満たすように、複数の風車1を配置することができる。
W≦8D ・・・(1)
これと共に、本実施形態では、年間を通じて最も頻度が高い風向き(たとえば、北)において上流に位置する風車1A(第1の風車)にも、気流発生装置61が設置されている。このため、その風車1A(第1の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を、その風車1A(第1の風車)に設置された気流発生装置61が気流を発生することによって、小さくすることができる。その結果、本実施形態では、上流に位置する風車1A(第1の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
<第2実施形態>
[A]構成等
図6は、第2実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。図6は、図1と同様に、側面図であって、複数の風車の一部を示している。ここでは、ウィンドファームで吹く風の風向きのうち年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、互いに隣り合って並ぶ2つの風車に関して示している。
図6に示すように、本実施形態のウィンドファームにおいては、上述した第1実施形態の場合(図1参照)と同様に、複数の風車1が予め定められた設置領域において間を隔てて配列されている。しかし、本実施形態では、図6に示すように、上述した第1実施形態の場合(図1参照)と異なり、気流発生装置61は、複数の風車1の全てには設置されておらず、複数の風車1の一部に設置されている。
本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、上記の第1実施形態の場合(図1参照)と同様である。このため、本実施形態において上記実施形態の場合と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
本実施形態のウィンドファームでは、図6に示すように、複数の風車1のうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42には、気流発生装置61が設置されていない。本実施形態では、上流に位置する風車1A(第1の風車)よりも下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61が設置されている。
これから判るように、気流発生装置61は、複数の風車1のうち、最も頻度が高い風向きにおいて下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、少なくとも設置されていればよい。
[B]まとめ(効果など)
以上のように、本実施形態のウィンドファームにおいては、第1実施形態の場合と同様に、複数の風車1のうち、最も頻度が高い風向きにおいて下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61が設置されている。
これにより、本実施形態では、第1実施形態の場合と同様に、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
<第3実施形態>
[A]構成等
図7は、第3実施形態に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。図7は、図6と同様に、側面図であって、複数の風車の一部を示している。ここでは、ウィンドファームで吹く風の風向きのうち年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、互いに隣り合って並ぶ2つの風車に関して示している。
図7に示すように、本実施形態のウィンドファームにおいては、上述した第2実施形態の場合(図6参照)と同様に、複数の風車1が予め定められた設置領域において間を隔てて配列されている。また、気流発生装置61は、複数の風車1の全てには設置されておらず、複数の風車1の一部に設置されている。しかしながら、本実施形態では、上流に位置する風車1A(第1の風車)と、下流に位置する風車1Bとの両者は、設置領域において設置された高さが、互いに異なる。
本実施形態は、上記の点、及び、関連する点を除き、上記の第2実施形態の場合(図6参照)と同様である。このため、本実施形態において上記実施形態の場合と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
本実施形態のウィンドファームでは、図7に示すように、複数の風車1のうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて上流に位置する風車1A(第1の風車)は、下流に位置する風車1B(第2の風車)よりも、設置領域において設置された高さが低い。つまり、上流に位置する風車1A(第1の風車)の設置場所と、下流に位置する風車1B(第2の風車)の設置場所との間においては、差Hが有る。具体的には、上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42が回転したときに形成される回転面と、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42が回転したときに形成される回転面との両者が水平方向において互いに重複する部分を含むように、複数の風車1が設置されている。
そして、第2実施形態の場合と同様に、複数の風車1のうち、上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42には、気流発生装置61が設置されておらず、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61が設置されている。
[B]まとめ(効果など)
以上のように、本実施形態のウィンドファームにおいては、第2実施形態の場合と同様に、気流発生装置61が設置されている。
これにより、本実施形態では、第2実施形態の場合と同様に、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
[C]変形例
上記においては、複数の風車1のうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて上流に位置する風車1A(第1の風車)が、下流に位置する風車1B(第2の風車)よりも、低い位置に設置されているが、これに限らない。
図8は、第3実施形態の変形例に係るウィンドファームにおいて、複数の風車が配置された様子を示す図である。図8は、図7と同様に、側面図であって、複数の風車の一部を示している。ここでは、ウィンドファームで吹く風の風向きのうち年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、互いに隣り合って並ぶ2つの風車に関して示している。
図8に示すように、上流に位置する風車1A(第1の風車)が、下流に位置する風車1B(第2の風車)よりも、高い位置に設置されていてもよい。この場合においても、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61を設置することによって、上述の実施形態と同様な作用および効果が得られる。
なお、本実施形態では、上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42が回転したときに形成される回転面と、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42が回転したときに形成される回転面との両者が、水平方向において互いに重複する部分を含む場合について説明したが、これに限らない。上流に位置する風車1A(第1の風車)の回転面と、下流に位置する風車1B(第2の風車)の回転面とが、水平方向において互いに重複する部分を含んでいない場合においても、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61を設置してもよい。たとえば、回転面の直径(回転直径D)を1.1倍した面が水平方向において互いに重複する部分を含むときには、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61を少なくとも設置した方がよい。上流に位置する風車1A(第1の風車)のブレード42の回転によって旋回した成分、または、乱れた成分を含む領域は、下流に向かうに伴って、回転面の直径より広がることが知られている。具体的には、回転面の直径に対して1.1倍程度の範囲においては、回転面の直径と同じ程度の強さで旋回した成分、または、乱れた成分を含む。このため、この場合には、上記したように、下流に位置する風車1B(第2の風車)のブレード42に、気流発生装置61を設置した方が好ましい。
<第4実施形態>
本実施形態では、ウィンドファームにおいて、複数の風車1が設置された設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有する場合について、説明する。
この場合には、頻度が高い複数の風向きのうち、風速変動が最も大きい風向きに並んで配置された複数の風車1において、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を少なくとも設置することが好ましい(図6参照)。つまり、風速のバラツキが大きい風向きにおいて、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を設置することが好ましい。
これにより、本実施形態では、第2実施形態の場合と同様に、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
<第5実施形態>
本実施形態では、第4実施形態の場合と同様に、ウィンドファームにおいて、複数の風車1が設置された設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有する場合について、説明する。
この場合には、頻度が高い複数の風向きのうち、風が吹上げる角度または吹き下げる角度の変動が最も大きい風向きに並んで配置された複数の風車1において、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を少なくとも設置することが好ましい(図6参照)。つまり、ロータ4の回転軸(ここでは、水平方向)に対して風が傾斜して流入する角度のバラツキが大きい風向きにおいて、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を設置することが好ましい。
これにより、本実施形態では、第4実施形態の場合と同様に、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
<第6実施形態>
本実施形態では、第4実施形態の場合と同様に、ウィンドファームにおいて、複数の風車1が設置された設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有する場合について、説明する。
この場合には、頻度が高い複数の風向きのうち、乱流強度が最も大きい風向きに並んで配置された複数の風車1において、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を少なくとも設置することが好ましい(図6参照)。
これにより、本実施形態では、第4実施形態の場合と同様に、下流に位置する風車1B(第2の風車)に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1B(第2の風車)に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、下流に位置する風車1B(第2の風車)において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
<第7実施形態>
上記の実施形態では、所定の風向きにおいて並ぶ複数の風車1のうち、下流側に位置する風車1のブレード42に気流発生装置61を少なくとも設置する場合について説明したが(図6などを参照)、これに限らない。
ウィンドファームにおいて設置される複数の風車1のうち、その複数の風車1の設置領域において予め定めた強度(渦度)よりも大きい渦が発生する位置に設置される風車1のブレード42に、気流発生装置61を少なくとも設置することが好ましい(図6などを参照)。
これにより、本実施形態では、風車1に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、その風車1において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
<第8実施形態>
図9は、第8実施形態に係るウィンドファームにおいて、風車が配置された様子を示す図である。図9は、側面図であって、複数の風車の一部を示している。
図9に示すように、複数の風車1のうち、設置領域において窪地に設置されると共に上流側に突起地形が位置する風車1のブレード42に、気流発生装置61を少なくとも設置することが好ましい。
これにより、本実施形態では、風車1に設置された気流発生装置61が発生する気流によって、その風車1に流入した風に含まれる、旋回成分、および、乱れた成分を小さくすることができる。このため、本実施形態では、その風車1において、発電出力が低下することを抑制可能である。
その結果、本実施形態のウィンドファームでは、発電出力を安定に維持することが容易あって、効率を高めることができる。また、本実施形態においては、複数の風車1の間の距離を短縮しても十分な発電出力を得ることが可能であるので、設置領域の縮小化を実現することができる。
なお、本実施形態では、風車1のブレード42が回転したときに形成される回転面の下端が、水平方向において、その風車1の上流に位置する突起地形の上端よりも下方に位置する場合について説明したが、これに限らない。風車1のブレード42が回転したときに形成される回転面の下端が、突起地形の上端よりも上方に位置する場合においても、その風車1のブレード42に、気流発生装置61を設置してもよい。特に、ブレード42の回転面の下端位置と、突起地形の上端位置とが、鉛直方向において、0.1D程度、離れている場合には、突起地形によって風が乱れるため、気流発生装置61を設置した方が好ましい。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…風車、1A…風車(第1の風車)、1B…風車(第2の風車)、2…タワー、3…ナセル、4…ロータ、5…風向風速計測部、41…ハブ、42…ブレード、61…気流発生装置、62…電圧印加部、63…接続部、611…基体、621…第1電極、622…第2電極、631…接続配線、632…接続配線

Claims (8)

  1. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されているウィンドファームであって、
    前記複数の風車は、前記設置領域で吹く風の風向きのうち、年間を通じて最も頻度が高い風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車と、前記第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車とを有し、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記第2の風車に設けられた前記ブレードに少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
  2. 前記気流発生装置は、前記複数の風車のそれぞれに設置されている、
    請求項1に記載のウィンドファーム。
  3. 前記複数の風車において、前記第1の風車と前記第2の風車とは、前記設置領域において設置された高さが、互いに異なる、
    請求項1に記載のウィンドファーム。
  4. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されており、前記設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有するウィンドファームであって、
    前記複数の風車は、頻度が予め定めた値よりも高い風向きのうち、風速変動が最も大きい風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車と、前記第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車とを有し、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記第2の風車に設けられた前記ブレードに少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
  5. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されており、前記設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有するウィンドファームであって、
    前記複数の風車は、頻度が予め定めた値よりも高い風向きのうち、風が吹上げる角度または吹き下げる角度の変動が最も大きい風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車と、前記第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車とを有し、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記第2の風車に設けられた前記ブレードに少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
  6. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されており、前記設置領域で吹く風の風向きのうち、年間における頻度が予め定めた値よりも高い風向きを複数有するウィンドファームであって、
    前記複数の風車は、頻度が予め定めた値よりも高い風向きのうち、乱流強度が最も大きい風向きにおいて、上流側に位置する第1の風車と、前記第1の風車よりも下流側に位置する第2の風車とを有し、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記第2の風車に設けられた前記ブレードに少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
  7. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されているウィンドファームであって、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記設置領域において予め定めた強度よりも大きい渦が発生する位置に設置された風車の前記ブレードに、少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
  8. ロータにブレードが取付けられている風車と、
    絶縁材料で形成された基体に第1電極と第2電極とが設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることによって気流を発生する気流発生装置と
    を有し、前記風車が予め定められた設置領域に複数設置されているウィンドファームであって、
    前記気流発生装置は、前記複数の風車のうち、前記設置領域において窪地に設置されると共に上流側に突起地形が位置する風車の前記ブレードに、少なくとも設置されている、
    ウィンドファーム。
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