JP6521991B2 - 判定方法、および判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープ化部品に形成された収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定方法、および、判定装置に関する。
テープフィーダで用いられるテープ化部品では、キャリアテープに多数の収容凹部が形成されており、収容凹部に電子部品が収容されている。ただし、テープ化部品の端部に位置する収容凹部には、電子部品が収容されていない場合があり、このような場合には、電子部品の供給時,スプライシング作業時等には、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する必要がある。下記特許文献には、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定するための方法の一例が記載されている。
国際公開第2013/157109号
上記特許文献に記載されている方法によれば、ある程度、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定することが可能となる。しかしながら、更に適切に、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定することが望まれている。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを適切に判定することである。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の判定方法は、キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されたテープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定方法であって、前記判定方法が、電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、検出センサによって判定する判定工程と、前記判定工程によって前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定できなかった場合に、電子部品が収容されているか否かを判定できなかった前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、前記検出センサによって再判定する再判定工程とを含み、前記再判定工程は、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における前記電磁モータの作動方向から逆転させ、前記収容凹部を前記検出センサによって検出可能な位置まで戻して、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における作動方向にして前記テープ化部品を送り出して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする。
また、請求項2に記載の判定方法では、請求項1に記載の判定方法において、前記電磁モータは、前記テープ化部品の送り量を制御可能に作動するものであり、前記検出センサは、前記テープ化部品の上方に配設されており、前記電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品と当該検出センサとの間の距離を連続的に検出するものであり、前記判定工程および前記再判定工程は、前記テープ化部品の送り量と、前記検出センサにより連続的に検出された距離とに基づいて、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の判定方法では、請求項1または請求項2に記載の判定方法において、前記再判定工程は、前記判定工程時の前記電磁モータの回転速度と、前記検出センサによる検出条件との少なくとも一方を変更して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする。
また、請求項4に記載の判定装置は、キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されたテープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定装置であって、前記判定装置が、電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、検出センサによって判定する判定部と、前記判定部によって前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定できなかった場合に、電子部品が収容されているか否かを判定できなかった前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、前記検出センサによって再判定する再判定部とを備え、前記再判定部は、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における前記電磁モータの作動方向から逆転させ、前記収容凹部を前記検出センサによって検出可能な位置まで戻して、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における作動方向にして前記テープ化部品を送り出して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする。
本願の請求項1に記載の判定方法および、請求項4に記載の判定装置では、収容凹部に電子部品が収容されているか否かが、検出センサによって判定される。そして、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定できなかった場合に、その収容凹部に電子部品が収容されているか否かが、検出センサによって再判定される。この際、電磁モータの作動方向を、最初の判定時における電磁モータの作動方向から逆転させ、収容凹部を検出センサによって検出可能な位置まで戻して、電磁モータの作動方向を、最初の判定時における作動方向にしてテープ化部品を送り出して、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定する。このように、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、繰り返し判定することで、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを適切に判定することが可能となる。
また、本願の請求項2に記載の判定方法では、電磁モータとして、テープ化部品の送り量を制御可能に作動するものが採用され、検出センサとして、電磁モータの作動により送り出された状態のテープ化部品と当該検出センサとの間の距離(以下、「離間距離」と記載する場合がある)を連続的に検出するものが採用される。そして、テープ化部品の送り量と離間距離とに基づいて、収容凹部に電子部品が収容されているか否かが判定される。これにより、離間距離を検出したテープ化部品の位置を特定することが可能となり、例えば、収容凹部での離間距離をモニタリングし、電子部品による離間距離の変化を検出することで、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを適切に判定することが可能となる。
また、本願の請求項3に記載の判定方法では、再判定時において、最初判定された際の電磁モータの回転速度と、検出センサによる検出条件との少なくとも一方を変更して、収容凹部に電子部品が収容されているか否かが再判定される。これにより、例えば、テープ化部品の搬送速度を遅くすること、若しくは、検出センサの検出感度を高くすることで、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを適切に再判定することが可能となる。
自動スプライシング装置を示す断面図である。 テープ化部品を示す平面図である。 テープ化部品を示す断面図である。 自動スプライシング装置の備える制御装置を示すブロック図である。 連続的に検出された離間距離に基づいて、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定方法を説明するための図である。 断続的に検出された離間距離に基づいて、収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定方法を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<自動スプライシング装置の構成>
図1に、自動スプライシング装置10を示す。自動スプライシング装置10は、2本のテープ化部品の一端部を自動で接続する装置である。テープ化部品20は、図2および、図2のAA線における断面図である図3に示すように、キャリアテープ22と、電子部品24と、トップカバーテープ26とから構成されている。キャリアテープ22には、多数の収容凹部28および送り穴30が等ピッチで形成されており、収容凹部28に電子部品24が収容されている。そして、電子部品24が収容された収容凹部28が、トップカバーテープ26によって覆われている。
自動スプライシング装置10の構成は、本発明の出願人に係る国際公開第2013/157109号の明細書に記載されているため、共通する構成については、簡略に説明する。自動スプライシング装置10は、図1に示すように、1対のテープ送り装置50,52、1対の距離センサ54,56、1対のテープ切断装置58,60、接合装置62、制御装置(図4参照)64を備えている。
接合装置62は、自動スプライシング装置10の略中央付近に配設されており、1対のテープ送り装置50,52、1対の距離センサ54,56、1対のテープ切断装置58,60は、接合装置62を中心に略対称的に配設されている。また、1対のテープ送り装置50,52、1対の距離センサ54,56、1対のテープ切断装置58,60は、略同じ構造をしている。このため、テープ送り装置50、距離センサ54、テープ切断装置58を代表して説明する。
テープ送り装置50は、搬送経路70とスプロケット72と電磁モータ74とを含む。搬送経路70は、自動スプライシング装置10の側面から、自動スプライシング装置10の中央に配設された接合装置62に向かって、水平方向に延びるように形成されている。その搬送経路70には、自動スプライシング装置10の側面の開口から、テープ化部品20が挿入され、搬送経路70には、テープ化部品20が延在されている。
スプロケット72の外縁には複数の歯76が等ピッチで形成されており、歯76の形成ピッチと、テープ化部品20の送り穴30の形成ピッチとは同じとなっている。そして、スプロケット72の1つの歯76が、搬送経路70に露出しており、その歯76が、搬送経路70に延在しているテープ化部品20の送り穴30に係合している。また、スプロケット72は、電磁モータ74の駆動により、回転する。なお、電磁モータ74は、エンコーダを内蔵しており、スプロケット72を任意の方向に、任意の量、回転させることが可能である。これにより、搬送経路70内に延在しているテープ化部品20は、自動スプライシング装置10の内部に向かう方向、若しくは、自動スプライシング装置10の側面に向かう方向に、任意の量、送り出される。
また、距離センサ54は、搬送経路70のテープ送り装置50と接合装置62との間に配設されている。距離センサ54は、搬送経路70に延在しているテープ化部品20の上面と向かい合うように配設されており、その距離センサ54の底面において、照射部(図6参照)78と受光部(図6参照)80とを有している。照射部78は、搬送経路70に延在しているテープ化部品20に向かって光を照射し、受光部80は、照射部78から照射され、テープ化部品20により反射した光を受光する。これにより、距離センサ54は、距離センサ54とテープ化部品20との間の距離(以下、「離間距離」と記載する場合がある)を検出する。なお、距離センサ54は、離間距離の検出精度、つまり、検出感度を変更することが可能となっている。
また、テープ切断装置58は、搬送経路70の距離センサ54と接合装置62との間に配設されており、カッター86と電磁モータ(図4参照)88とを含む。カッター86は、搬送経路70の上方に配設されており、電磁モータ88の駆動により、上下方向にスライドする。これにより、カッター86が下方に向かってスライドすることで、搬送経路70に延在しているテープ化部品20が切断される。
また、接合装置62において、自動スプライシング装置10の両側面から接合装置62に向かって形成された1対の搬送経路70が合流する。つまり、1対のテープ送り装置50,52の一方の搬送経路70に延在しているテープ化部品20と、他方の搬送経路70に延在しているテープ化部品20とが、電磁モータ74の作動により、自動スプライシング装置10の中央に向かって送り出された場合に、接合装置62において合流する。そして、接合装置62は、それら2本のテープ化部品20の端部を、スプライシングテープ(図示省略)を用いて接合する。
また、制御装置64は、図4に示すように、コントローラ100および複数の駆動回路102を備えている。複数の駆動回路102は、上記電磁モータ74,88、接合装置62に接続されている。コントローラ100は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路102に接続されている。これにより、テープ送り装置50,52、テープ切断装置58,60、接合装置62の作動が、コントローラ100によって制御される。また、コントローラ100は、距離センサ54,56に接続されている。これにより、コントローラ100は、距離センサ54,56による検出値、つまり、離間距離を取得する。
<自動スプライシング装置によるスプライシング作業>
上述した構成によって、自動スプライシング装置10では、2本のテープ化部品20の一端部が、スプライシングテープを用いて接合される。具体的には、まず、2本のテープ化部品20が、1対のテープ送り装置50,52の搬送経路70に、自動スプライシング装置10の両側面から所定量、挿入される。これにより、各搬送経路70内に挿入されたテープ化部品20の送り穴30に、スプロケット72の歯76が係合する。
そして、コントローラ100の指令により、電磁モータ74が作動し、テープ化部品20が、自動スプライシング装置10の中央に向かって送り出される。また、スプライシングに用いられるテープ化部品20の端部に位置する収容凹部28内には、通常、電子部品24が収容されていない。このため、電子部品24が収容されていない収容凹部28と、電子部品24が収容されている収容凹部28との間で、テープ化部品20を切断し、電子部品24が収容されていない収容凹部28を含むテープ化部品20を破棄する必要がある。このため、搬送経路70内で送り出されているテープ化部品20の複数の収容凹部28の各々に、電子部品24が収容されているか否かが判定される。
詳しくは、テープ化部品20が、電磁モータ74の作動によって送り出されている際に、距離センサ54,56によって離間距離の検出が連続的に行われ、検出された離間距離は、コントローラ100に送信される。また、テープ化部品20を送り出す電磁モータ74は、上述したように、エンコーダを内蔵しているため、コントローラ100は、テープ化部品20の送り出し量を連続的に検出することが可能である。このため、コントローラ100は、テープ化部品20の送り量に対する離間距離の変化の態様、つまり、離間距離と、その離間距離が検出されたテープ化部品20の位置との関係をモニタリングしており、離間距離の変化の態様に基づいて、テープ化部品20の複数の収容凹部28の各々に電子部品24が収容されているか否かを判定する。
具体的には、図5に示すように、テープ化部品20の収容凹部28が形成されていない箇所、つまり、テープ化部品20のトップ面での離間距離は、Lである。一方、テープ化部品20の送り出しに伴って、距離センサ54,56による検出箇所が、テープ化部品20のトップ面から収容凹部28内に移動すると、離間距離は、急増し、Lとなる。つまり、収容凹部28の深さ寸法(L−L)に応じて、離間距離が急増する。なお、収容凹部28を覆うトップカバーテープ26は、透明な素材により形成されているため、トップカバーテープ26に覆われた状態の収容凹部28であっても、適切に離間距離を検出することが可能である。
この際、収容凹部28に電子部品24が収容されていない場合には、テープ化部品20が、収容凹部28の底面の幅方向の寸法に相当する量、送り出される際に、離間距離は、Lに維持される。一方、収容凹部28に電子部品24が収容されている場合には、距離センサ54,56による検出箇所が収容凹部28内で移動すると、離間距離は、LからLに変化する。つまり、電子部品24の高さ寸法(L−L)に応じて、離間距離が変化する。このため、距離センサ54,56によって収容凹部28内の離間距離が検出されている際に、離間距離が変化した場合には、収容凹部28に電子部品24が収容されていると判断される。このように、自動スプライシング装置10では、テープ化部品20を搬送経路70内で送り出すための駆動源として、エンコーダを内蔵する電磁モータ74が採用されており、離間距離が検出されたテープ化部品20の位置を特定することが可能となっている。このため、収容凹部28内の離間距離が検出されている際の離間距離の変化をモニタリングすることで、適切に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することが可能となる。
一方で、例えば、テープ化部品20を搬送経路70内で送り出すための駆動源として、ステッピングモータが採用された場合には、そのステッピングモータによるテープ化部品20の送りピッチは、複数の収容凹部28の形成ピッチと同じとされ、ステッピングモータの作動毎に、距離センサ54,56の下方に、収容凹部28が位置する。つまり、ステッピングモータの作動毎に、収容凹部28内の離間距離が検出される。この際、コントローラ100には、距離センサ54,56から離間距離が送信されるが、コントローラ100は、テープ化部品20の送り量を検出することはできないため、離間距離の検出箇所を特定することができない。
このため、コントローラ100では、図6に示すように、ステッピングモータの送りピッチ毎に検出される離間距離に基づいて、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが判定される。つまり、距離センサ54,56によって検出された離間距離がLである場合に、収容凹部28に電子部品24が収容されており、離間距離がLである場合に、収容凹部28に電子部品24が収容されていないと判定される。しかしながら、収容凹部28に収容される電子部品24の高さ寸法が小さいと、LとLとの差は小さくなり、LとLとが互いの誤差の範囲内となる場合がある。このような場合には、距離センサ54,56によって検出された離間距離がLであるか、Lであるかを適切に判定できなくなり、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを適切に判定できない虞がある。
しかしながら、自動スプライシング装置10では、上述したように、テープ化部品20を搬送経路70内で送り出すための駆動源として、エンコーダを内蔵する電磁モータ74が採用されており、離間距離が検出されたテープ化部品20の位置を特定することが可能となっている。このため、収容凹部28内の離間距離が検出されている際の離間距離の変化をモニタリングすることで、適切に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することが可能となる。
また、自動スプライシング装置10では、上述したように、適切に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することが可能であるが、距離センサ54,56の検出状態等により、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することができない場合がある。このような場合には、電子部品24の収容の有無を判定できなかった収容凹部28内の離間距離が再検出され、再度、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが判定される。
具体的には、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することができなかった場合には、コントローラ100の指令により、テープ化部品20が自動スプライシング装置10の中央から離れる方向に送り出される。つまり、電磁モータ74の作動方向が逆転し、電子部品24の収容の有無を判定できなかった収容凹部28が、距離センサ54,56により検出可能な位置まで戻される。そして、コントローラ100の指令により、テープ化部品20が自動スプライシング装置10の中央に向かう方向に送り出される。この際、距離センサ54,56によって、収容凹部28内の離間距離が再検出され、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが再判定される。
なお、再判定時の電磁モータの回転速度は、従来の回転速度、つまり、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定できなかった際の電磁モータの回転速度より、遅くされる。つまり、再判定時には、遅い速度で搬送される状態のテープ化部品20において、収容凹部28内の離間距離が検出される。また、再判定時の距離センサ54,56の検出感度は、従来の検出感度、つまり、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定できなかった際の距離センサ54,56の検出感度より、高くされる。つまり、再判定時には、精度の高い離間距離が検出される。このように、電磁モータ74の作動条件および、距離センサ54,56の検出条件を変更して、再度、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することで、適切に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することが可能となる。
上述したように、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが判定されると、テープ化部品20が、電子部品24が収容されていない収容凹部28と、電子部品24が収容されている収容凹部28との間で、テープ切断装置58,60によって切断される。そして、2本の搬送経路70に挿入された2本のテープ化部品20の先端部が接合装置62に至ると、接合装置62により、2本のテープ化部品20の先端部が、スプライシングテープを用いて接合される。このように、自動スプライシング装置10では、自動でスプライシング作業が実行される。
なお、制御装置64のコントローラ100は、図4に示すように、判定部110と再判定部112とを有している。判定部110は、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定するための機能部である。再判定部112は、判定部110により収容凹部28への電子部品24の収容の有無を判定できなかった場合に、再度、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定するための機能部である。
ちなみに、上記実施例において、テープ化部品20は、テープ化部品の一例である。キャリアテープ22は、キャリアテープの一例である。電子部品24は、電子部品の一例である。収容凹部28は、収容凹部の一例である。距離センサ54,56は、検出センサの一例である。制御装置64は、判定装置の一例である。電磁モータ74は、電磁モータの一例である。判定部110は、判定部の一例である。再判定部112は、再判定部の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、スプライシング作業時に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが判定されているが、収容凹部28から電子部品24が供給される際に、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かが判定されてもよい。
また、上記実施例では、光を利用して離間距離を検出する距離センサ54,56が採用されているが、超音波等を利用して離間距離を検出するセンサを採用することが可能である。また、離間距離ではなく、テープ化部品20をカメラ等により撮像し、撮像データに基づいて、収容凹部28に電子部品24が収容されているか否かを判定することが可能である。
また、上記実施例では、再判定時に、電磁モータ74の作動条件と距離センサ54,56の検出条件との両方を変更しているが、電磁モータ74の作動条件と距離センサ54,56の検出条件との一方を変更してもよく、最初の判定時と同じ条件で再判定を行ってもよい。
20:テープ化部品 22:キャリアテープ 24:電子部品 28:収容凹部 54:距離センサ(検出センサ) 56:距離センサ(検出センサ) 64:制御装置(検出装置) 74:電磁モータ 110:判定部 112:再判定部

Claims (4)

  1. キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されたテープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定方法であって、
    前記判定方法が、
    電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、検出センサによって判定する判定工程と、
    前記判定工程によって前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定できなかった場合に、電子部品が収容されているか否かを判定できなかった前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、前記検出センサによって再判定する再判定工程と
    を含み、
    前記再判定工程は、
    前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における前記電磁モータの作動方向から逆転させ、前記収容凹部を前記検出センサによって検出可能な位置まで戻して、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における作動方向にして前記テープ化部品を送り出して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする判定方法。
  2. 前記電磁モータは、
    前記テープ化部品の送り量を制御可能に作動するものであり、
    前記検出センサは、
    前記テープ化部品の上方に配設されており、前記電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品と当該検出センサとの間の距離を連続的に検出するものであり、
    前記判定工程および前記再判定工程は、
    前記テープ化部品の送り量と、前記検出センサにより連続的に検出された距離とに基づいて、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の判定方法。
  3. 前記再判定工程は、
    前記判定工程時の前記電磁モータの回転速度と、前記検出センサによる検出条件との少なくとも一方を変更して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の判定方法。
  4. キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されたテープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定する判定装置であって、
    前記判定装置が、
    電磁モータの作動により送り出された状態の前記テープ化部品において、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、検出センサによって判定する判定部と、
    前記判定部によって前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを判定できなかった場合に、電子部品が収容されているか否かを判定できなかった前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを、前記検出センサによって再判定する再判定部と
    を備え
    前記再判定部は、
    前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における前記電磁モータの作動方向から逆転させ、前記収容凹部を前記検出センサによって検出可能な位置まで戻して、前記電磁モータの作動方向を、前記判定工程における作動方向にして前記テープ化部品を送り出して、前記収容凹部に電子部品が収容されているか否かを再判定することを特徴とする判定装置。
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