JP6520492B2 - フォークリフトにおける荷取り方法及びフォークリフト - Google Patents

フォークリフトにおける荷取り方法及びフォークリフト Download PDF

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Description

本発明は、フォークリフトにおける荷取り方法及びフォークリフトに関する。
床に直置きされた荷や、その荷に段積みされた荷は、床面の傾きや段積みされた荷の傾き(上に載せた荷の重さで荷が少し圧縮され、上に載せた荷が傾くこと)により、無人フォークリフトのフォーク水平角との差が発生する場合がある。このような場合、無人フォークリフトがフォークの傾きを修正せずに前進移動してフォークをパレットの穴に挿入すると、パレットの穴内にフォークが引っ掛かり、荷役作業が途中で停止する。
従来、このような問題を解決する無人フォークリフトにおける荷取り制御装置が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の荷取り制御装置は、無人フォークリフトの2つのフォーク爪(フォーク)に少なくとも各々1つ設けられたフォーク爪とパレット間の距離を測定する距離センサと、該距離センサにより測定される少なくとも3点の距離よりパレットの傾き方向を判断する傾き判断手段を備えている。そして、フォーク爪をパレットの隙間に差し込み、上記距離センサによってフォーク爪とパレット間の間隔を測定し、この距離センサによって測定された少なくとも3点の距離より、傾き判断手段によってパレットの傾きが車体側又は奥側が高いかを判断する。この傾き判断手段の判断結果と、距離センサで測定された少なくとも3点の測定値より、現状のフォーク爪の高さ位置においてフォーク爪をパレットの隙間に差し込んでもパレットとフォーク爪が干渉しないか否かを差し込み可否判断手段で判断する。
特開昭62−211300号公報
ところが、特許文献1の装置では、2つのフォーク爪に少なくとも各々1つ設けられたフォーク爪とパレット間の距離を計測する距離センサが必要で、フォークをある程度パレットに差し込んで、初めてパレットとフォークの傾きが計測できる構成であり、フォークを差し込む前にパレットの傾きを検知できない。
そのため、フォーク差し込み動作に修正が必要と判断した場合、フォークを上下方向に移動してフォーク差し込み動作を修正するが、フォークの傾きを修正しないため、フォーク差し込み動作可能と判断できない場合が少なくない。例えば、パレットの傾きが大きい場合、フォーク位置の修正ができず、フォーク差し込み動作ができない場合がある。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、フォーク差し込み動作の途中でフォークと穴の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができるフォークリフトにおける荷取り方法及びフォークリフトを提供することにある。
上記課題を解決するフォークリフトにおける荷取り方法は、レーザセンサで計測したフォークが差し込まれる穴までの距離と、そのときのレーザセンサの高さに基づいて前記穴の前記フォークの進入方向に対する傾きを検出し、検出された前記傾きに基づいて前記フォークの傾きを変更するか否かを判断する。ここで、「荷」とは、フォークが差し込まれる穴が存在し、穴に差し込まれたフォークにより搬送可能な状態となる物を意味し、パレットを使用する場合はパレットを含めた全体が荷となり、フォークが差し込まれる穴を有する物は、パレットを含まずに荷となる。
この構成によれば、フォークが穴の外にある状態で、フォークの傾きを変更するか否かを判断するため、フォークの傾きが穴の傾きに対応していない状態でフォーク差し込み動作を行うことが回避される。したがって、フォーク差し込み動作の途中でフォークと穴の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができる。
検出された前記傾きに基づいて前記フォークを昇降しつつ前進して前記穴に前記フォークを差し込むことが好ましい。この構成によれば、荷が傾いていても、フォークを支障なく荷の穴に差し込むことができる。
前記傾きは、前記穴の上面前端の高さと後端の高さの差及び前記穴の下面前端の高さと後端の高さの差のいずれかに基づいて検出されることが好ましい。この構成によれば、穴の傾斜方向、すなわち穴が奥側へ傾斜(下降傾斜)しているか、手前に傾斜(上昇傾斜)しているかを容易に判断することができる。
前記傾きは、前記穴の前端の上下方向の長さと前記穴の後端の上下方向の長さとの差と、前記穴の長さとから検出されてもよい。この場合も、穴が奥側へ傾斜(下降傾斜)しているか、手前に傾斜(上昇傾斜)しているかを容易に判断することができる。
前記傾きは、前記穴の前端の面積と、前記穴の後端の面積と、前記穴の上面の前記穴の後端面への投影面積と、前記穴の下面の前記穴の後端面への投影面積とに基づいて検出されてもよい。この構成によっても、穴が奥側へ傾斜(下降傾斜)しているか、手前に傾斜(上昇傾斜)しているかを判断することができる。
上記課題を解決するフォークリフトは、フォークが差し込まれる穴の前方において昇降可能に設けられ、昇降しつつ前記穴までの距離を計測可能なレーザセンサと、前記レーザセンサにより計測された前記穴に関する計測結果に基づいて前記穴の前記フォークの進入方向に対する傾きを演算し、検出された前記傾きに基づいて前記フォークの傾きを変更するか否かを判断する制御装置とを備えている。この構成によれば、フォーク差し込み動作の途中でフォークと穴の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避するためのフォークリフトにおける荷取り方法を行うことができる。
前記フォークは、ティルト可能に構成されていることが好ましい。この構成によれば、検出された穴の傾きに対応してフォークの傾きを変更することにより、荷が傾いていても、フォークを支障なく荷の穴に差し込むことができる。
本発明によれば、フォーク差し込み動作の途中でフォークと穴の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができる。
第1の実施形態を示し(a)は無人フォークリフトの概略側面図、(b)は無人フォークリフトの概略正面図。 (a)は無人フォークリフトと段積された荷の概略側面図、(b)は(a)のA−A矢視図。 (a)はパレットをフォークリフト側から見た模式図、(b)はパレット穴の長手方向に延びる垂直平面での切断位置におけるレーザ検出データ。 パレットが奥側に下降傾斜している場合の無人フォークリフトと段積された荷の概略側面図。 (a)はパレットをフォークリフト側から見た模式図、(b)はパレット穴の長手方向に延びる垂直平面での切断位置におけるレーザ検出データ。 パレットが奥側に上昇傾斜している場合の無人フォークリフトと段積された荷の概略側面図。 (a)はパレットをフォークリフト側から見た模式図、(b)はパレット穴の長手方向に延びる垂直平面での切断位置におけるレーザ検出データ。 荷の傾き検知とフォークの差し込み処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態のパレットが奥側に下降傾斜している場合の無人フォークリフトと段積された荷の概略側面図。 パレットの端面から穴に進入するレーザ光の状態を示す模式図。 パレットが奥側に上昇傾斜している場合の無人フォークリフトと段積された荷の概略側面図。 パレットの端面から穴に進入するレーザ光の状態を示す模式図。 荷の傾き検知とフォークの差し込み処理の手順を示すフローチャート。 図13のフローチャートの続き。 第3の実施形態のパレットと座標軸との関係を示す模式斜視図。 荷の傾き検知とフォークの差し込み処理の手順を示すフローチャート。 第4の実施形態の荷の傾き検知とフォークの差し込み処理の手順を示すフローチャート。
(第1の実施形態)
以下、本発明を、パレットを使用して荷を搬送するリーチ式の無人フォークリフトに具体化した第1の実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図1(a)に示すように、無人フォークリフト11は、車体12の前部に左右一対のリーチレグ13が延出している。無人フォークリフト11は各リーチレグ13の前端部に従動輪14を備え、車体12の後部底面側に駆動輪15とキャスタ輪(図示せず)とを備える。駆動輪15は、図示しない走行用モータによって駆動され、図示しないステアリング用モータによって操舵されるようになっている。
各リーチレグ13の内側側部には凹型のレール(図示せず)が設けられ、左右一対のマスト16はその下部左右両側に配設されたローラ(図示せず)がレール上を転動することでリーチレグ13に沿って前後方向に移動可能に設けられている。マスト16は車体12の下部に前後に延びるように設けられたリーチシリンダ17のピストンロッドの伸縮作動により前進・後退が可能となっている。
マスト16の背面側にはリフトシリンダ18が立設されている。リフトシリンダ18のピストンロッドの伸縮駆動により、リフトブラケット19が昇降するようになっている。リフトブラケット19にはバックレスト20が揺動可能に支持され、フォーク22はバックレスト20に固定されている。リフトブラケット19とバックレスト20との間にはティルトシリンダ21が設けられ、ティルトシリンダ21のピストンロッドの伸縮作動によりフォーク22の前後傾が可能となっている。すなわち、フォーク22は、ティルト可能に構成されている。
無人フォークリフト11は、レーザセンサ23を備えている。レーザセンサ23は、バックレスト20に支持部材24を介して固定されている。図1(b)に示すように、レーザセンサ23は、一対のフォーク22の中央に位置するように設けられている。したがって、レーザセンサ23は、フォーク22が差し込まれる穴25(図2(b)等に図示)の前方において昇降可能に設けられ、昇降しつつ穴25までの距離を計測可能になっている。なお、レーザセンサ23から出力されるレーザビームの光軸Lの水平角θLは、フォーク22のフォーク水平角θFと平行になるよう角度調整されている。
車体12には制御装置26が設けられている。制御装置26は、レーザセンサ23により計測された穴25に関する計測情報に基づいて、穴25のフォーク22の進入方向に対する傾きθを演算し、検出された傾きθに基づいてフォーク22の傾きを変更するか否かを判断する。制御装置26は、ティルトシリンダ21の基準状態からの駆動量(ピストンロッドの伸縮量)に基づいてフォーク22の傾きを演算する。
制御装置26は、無人フォークリフト11の走行制御、フォーク22の昇降制御及びフォーク22のティルト制御も行うように構成されている。制御装置26は、検出された傾きθに基づいて必要があればフォーク22の傾きを調整した後に、フォーク22が昇降しつつ前進して、穴25にフォーク22が差し込まれるように制御する。
次に前記のように構成された無人フォークリフト11の作用及び荷取り方法を説明する。
無人フォークリフト11が荷取り動作を行うときのフォーク22の基準状態は、フォーク22が水平に延びた状態である。そのため、図2(a),(b)に示すように、パレット31に載置された荷32が傾いていない状態で段積みされている場合は、パレット31は水平に載置され、パレット31の穴25は水平に延び、フォーク22の傾きは零で、レーザビームの光軸Lは水平になる。
この状態で、パレット31の穴25の位置を中心にフォーク22を昇降し、レーザセンサ23でパレット31の前面を走査する。そして、レーザビームの光軸Lが図2(a)の矢印で示す範囲で昇降するように走査される。そのときの検出データは、図3(b)に示すようになる。なお、図3(b)は、パレット31の穴25を図3(a)のB−B線で切断した位置におけるレーザセンサ23による検出データである。
パレット31が傾いていない場合は、レーザビームは、パレット31の端面及び穴25の開口端面に対して垂直に照射される。その結果、レーザビームは、穴25を除くパレット31の前面のみで反射するため、前面までの距離は同じで、穴25の部分の距離はレーザセンサ23の最大計測距離となる。その結果、パレット31の前面の穴25の高さh1と、パレット31を貫通した穴の奥の高さh2は同じになる。
図4に示すように、パレット31が奥側に(下向きに)傾いている場合に、同じ条件においてレーザセンサ23でパレット31の前面を走査すると、レーザビームは、パレット31の端面及び穴25の開口端面に対しては垂直に照射される。しかし、穴25の上面には斜めに照射されるため、穴25の上面までの距離が高さに対応してリニアに変化する状態で計測される。そのため、検出データは、図5(b)に示すようになる。なお、図5(b)は、パレット31の穴25を図5(a)のB−B線で切断した位置におけるレーザセンサ23による検出データである。
この場合、穴25の上面に対応する部分の高さh3は、h3=h1−h2となる。そして、パレットの奥行き寸法をDとすると、穴25の傾きθは次式から求められる。
θ=tan−1(h3/D)=tan−1(h1−h2)/D
また、図6に示すように、パレット31が手前に傾いている場合に、同じ条件においてレーザセンサ23でパレット31の前面を走査すると、レーザビームは、パレット31の端面及び穴25の開口端面に対しては垂直に照射される。しかし、穴25の下面には斜めに照射されるため、穴25の下面までの距離が高さに対応してリニアに変化する状態で計測される。そのため、検出データは、図7(b)に示すようになる。なお、図7(b)は、パレット31の穴25を図7(a)のB−B線で切断した位置におけるレーザセンサ23による検出データである。
この場合、穴25の下面に対応する部分の高さh4は、h4=h1−h2となる。そして、パレットの奥行き寸法をDとすると、穴25の傾きθは次式から求められる。
θ=tan−1(h4/D)=tan−1(h1−h2)/D
制御装置26は、検出された穴25の傾きθに基づいて、フォーク22の傾きを変更せずに無人フォークリフト11を前進させてもフォーク22が穴25と干渉するか否か、すなわちフォーク22の傾きを変更するか否かを判断する。そして、フォーク22の傾きの変更が必要な場合は、穴25の傾きθに合わせてフォーク22を傾けるようにティルトシリンダ21を作動させる。
その状態でフォーク22を昇降させてフォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを調整する。そして、フォーク22が穴25と干渉しないように前進させて、フォーク22をパレット31の25に差し込む。
以上の処理手順は、図8のフローチャートにしたがって行われる。すなわち、ステップS1で、上位システムから荷役作業情報を受け取り、指定された荷の高さ情報を読み出す。具体的には、事前に制御装置26のメモリに記憶された情報を読み出す。次にステップS2で、フォーク水平角(水平角度)θFを初期角度に設定し、その後、パレット31の穴25の位置を中心にフォーク22を昇降し、レーザセンサ23でパレット31の前面を走査する。
次にステップS3で、得られた検出データから、パレット31の前面の穴25の高さh1、パレット31の奥まで貫通した穴25の高さh2、穴25の上面の高さh3、穴25の下面の高さh4を計算する。
次にステップS4で、h2/h1が基準値より小さいか否かを判断し、小さくなければステップS5に進む。基準値は、1又は1に近い値であり、基準値が1であればh1=h2である。また、基準値が1でなく1に近い値であれば、h2/h1が基準値より小さくないということは、高さh1と高さh2との値の差が小さく、フォーク22の角度を変更せずにフォーク22を支障なく穴25に差し込むことが可能であることを意味するので、ステップS5でフォーク22の角度を維持した状態でステップS6に進む。そして、ステップS6でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS7でフォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS4で、h2/h1が基準値より小さければステップS8に進み、h3が0より大きいか否かを判断し、h3が0より大きければステップS9に進み、ステップS9でフォーク22を下方にθ(rad)傾ける。h3が0より大きいということは、図5(b)のようにパレット31が下降傾斜をしていることを意味するので、ステップS9ではフォーク22を下方にθ(rad)傾ける。
次に制御装置26はステップS10でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS11でフォーク22の先端位置の軌跡が下方にθ(rad)となるようフォーク22を下げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS8で、h3が0より大きくなければステップS12に進み、フォーク22を上方にθ(rad)傾ける。h3が0より大きくないということは、図7(b)のようにパレット31が上昇傾斜をしていることを意味するので、ステップS12ではフォーク22を上方にθ(rad)傾ける。
次に制御装置26はステップS13でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS14でフォーク22の先端位置の軌跡が上方にθ(rad)となるようフォーク22を上げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
以下、制御装置26は同様にして荷取り動作を行わせる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)無人フォークリフトにおける荷取り方法は、レーザセンサ23でフォーク22が差し込まれる穴25までの距離と、そのときのレーザセンサ23の高さに基づいて穴25のフォーク22の進入方向に対する傾きθを検出し、検出された傾きθに基づいてフォーク22の傾きを変更するか否かを判断する。この構成によれば、フォーク22が穴25の外にある状態で、フォーク22の傾きを変更するか否かを判断するため、フォーク22の傾きが穴25の傾きθに対応していない状態でフォーク差し込み動作を行うことが回避される。したがって、フォーク差し込み動作の途中でフォーク22と穴25の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができる。
(2)検出された穴25の傾きθに基づいてフォーク22を昇降しつつ前進して穴25にフォーク22を差し込む。この構成によれば、パレット31及び荷32が傾いていても、フォーク22を支障なくパレット31の穴25に差し込むことができる。
(3)穴25の傾きθは、穴25の上面の高さh3と後端の高さh2の差及び穴25の下面の高さh4と後端の高さh2の差のいずれかに基づいて検出される。この構成によれば、穴25の傾斜方向、すなわち穴25が奥側へ傾斜(下降傾斜)しているか、手前に傾斜(上昇傾斜)しているかを容易に判断することができる。
(4)無人フォークリフト11は、フォーク22が差し込まれる穴25の前方において昇降可能に設けられ、昇降しつつ穴25までの距離を計測可能なレーザセンサ23と、レーザセンサ23により計測された穴25に関する計測結果に基づいて穴25のフォーク22の進入方向に対する傾きθを演算し、検出された傾きθに基づいてフォーク22の傾きを変更するか否かを判断する制御装置26とを備えている。したがって、(1)の荷取り方法を実施することができ、フォーク差し込み動作の途中でフォーク22と穴25の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができる。
(5)フォーク22は、ティルト可能に構成されている。したがって、穴25の傾きが大きな場合も、穴25の傾きθに合わせてフォーク22の傾きを調整することができ、パレット31及び荷32が傾いていても、フォーク22を支障なくパレット31の穴25に差し込むことができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図9〜図14にしたがって説明する。この実施形態では、パレット31の穴25の上面又は下面の傾斜を観測して、穴25の傾斜方向及び傾きθを求める点が第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図9に示すように、パレット31が奥側に(下向きに)傾いている場合には、図10に示すように、穴25の上面までの距離をレーザセンサ23により計測する。
図9に示すように、パレット31の前面側にレーザセンサ23からパレット31の高さより広い範囲に亘ってレーザビームを照射すると、図10に示すように、水平方向に延びる矢印で表されるレーザセンサ23による計測距離は、荷32と対向する位置では、ほぼ同じになり、荷32とパレット31との境界で大きさが急に変化する。また、パレット31の前面と対向する位置では、荷32までの距離より小さなほぼ一定の値となり、パレット31の前面と穴25の下面との境界で大きさが急に変化する。そして、穴25の上面と対応する箇所では、計測距離は高さの変化に対応してリニアに徐々に変化する。
そして、穴25の下面高さhlowは、パレット31の前面と穴25の下面との境界位置の高さとなり、穴25の上面高さhhighは、パレット31の前面と穴25の上面との境界位置の高さとなる。
また、図11に示すように、パレット31が手前に(上向きに)傾いている場合には、図12に示すように、穴25の下面までの距離をレーザセンサ23により計測する。図12に示すように、水平方向に延びる矢印で表されるレーザセンサ23による計測距離は、荷32と対向する位置では、ほぼ同じになり、荷32とパレット31との境界で大きさが急に変化する。また、パレット31の前面と対向する位置では、荷32までの距離より小さなほぼ一定の値となり、パレット31の前面と穴25の下面との境界で大きさが急に変化する。穴25の上面と対応する箇所では、計測距離は高さの変化に対応してリニアに徐々に変化する。
荷32の傾き検知とフォークの差し込み処理の手順は図13及び図14のフローチャートにしたがって行われる。
ステップS21及びステップS22は第1の実施形態のステップS1及びステップS2と同じである。ステップS23で、走査したデータからパレット31の前面の高さを推定し、穴25の下面高さhlow及び上面高さhhighを取得する。次にステップS24で今回のレーザ高さ(計測高さ)hにおける距離lと、前回のレーザ高さ(計測高さ)ht−1における距離lt−1との差Δl=l−lt−1を計算する。但し、今回のレーザ高さ(計測高さ)hは、前回のレーザ高さ(計測高さ)ht−1より高い位置における計測データとする。
次にステップS25で、今回のレーザ高さhが上面高さhhigh以上か否かを判断し、上面高さhhigh以上でなければステップS26に進み、今回のレーザ高さhが下面高さhlowより大きいか否かを判断する。ステップS26で今回のレーザ高さhが下面高さhlowより大きければステップS27に進み、Δlが閾値Loより大きいか否かを判断する。ステップS27で、Δlが閾値Loより大きくなければステップS28に進み、Δlが閾値−Loより小さいか否かを判断する。
Δlが閾値Loより大きくなく、かつΔlが閾値−Loより小さくないということは、穴25の傾きθが小さく、フォーク22の角度を変更せずにフォーク22を支障なく穴25に差し込むことが可能であることを意味するので、ステップS30に進む。そして、ステップS30でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS31でフォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS25で、今回のレーザ高さhが上面高さhhigh以上であるということは、今回のレーザ高さhが上面の高さではないことを意味しているため、ステップS24に戻り別の高さにおいて、距離lを計測する。また、ステップS26で、今回のレーザ高さhが下面高さhlowより大きくないということは、今回のレーザ高さhが下面の高さではないことを意味しているため、ステップS24に戻り別の高さにおいて、距離lを計測する。
ステップS27で、Δlが閾値Loより大きければ、穴25の傾きが上昇傾斜で、かつフォーク22の角度変更が必要な大きさであることを意味するので、ステップS34に進む。そして、ステップS34ではフォーク22を上方にθ(rad)傾ける。θは次式から求められる。
θ=tan−1{(h−htー1)/Δl}
制御装置26はステップS35でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS36でフォーク22の先端位置の軌跡が上方にθ(rad)となるようフォーク22を上げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS28で、Δlが閾値−Loより小さければ、穴25の傾きが下降傾斜で、かつフォーク22の角度変更が必要な大きさであることを意味するので、ステップS37に進む。そして、ステップS37ではフォーク22を下方にθ(rad)傾ける。θは次式から求められる。
θ=tan−1{(htー1−h)/Δl}
制御装置26はステップS38でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS39でフォーク22の先端位置の軌跡が下方にθ(rad)となるようフォーク22を下げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
この実施形態では、穴25が奥側に傾いている場合は、穴25の上面の異なる高さ位置の2点までの距離の差と、2点の高さの差によって傾きθを求めることができる。また、穴25が手前に傾いている場合は、穴25の下面の異なる高さ位置の2点までの距離の差と、2点の高さの差によって傾きθを求めることができる。そして、その傾きθに基づいて、フォーク22が穴25の外にある状態で、フォーク22の傾きを変更するか否かを判断することにより、フォーク22の傾きが穴25の傾きθに対応していない状態でフォーク差し込み動作を行うことが回避される。また、フォーク差し込み動作の途中でフォーク22と穴25の内面が接触して荷役作業が途中で停止することを回避することができる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を図15及び図16にしたがって説明する。この実施形態では、パレット31の前面を3次元的にレーザ照射して得たデータに基づいてパレット31の前面の平面を抽出し、その法線ベクトルでパレット31の傾きを推定する。すなわち、図15に示すように、パレット31の前面の多数のポイントクラウド(観測点群)40を取得する点が、前記両実施形態と異なっている。前記実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
荷32(パレット31)の傾き検知とフォーク22の差し込み処理の手順は図16のフローチャートにしたがって行われる。
ステップS41及びステップS42は第1の実施形態のステップS1及びステップS2と同じである。ステップS43で、パレット前面を3次元的にレーザ照射したデータより、ポイントクラウド(観測点群)40を取得する。次にステップS44で、ポイントクラウドから平面を抽出するアルゴリズムを使用して、レーザ照射で得られたポイントクラウド40から平面を抽出する。
次にステップS45で、抽出された平面の方程式ax+by+cz+d=0を求める。
ここで、x軸、y軸、z軸は、図15に示す座標軸と定義する。法線ベクトル(a,b,c)は上記方程式で示される平面の法線ベクトルになる。次にステップS46で、パレット31の傾きθ、すなわち穴25の傾きθを次式により求める。
θ=tan−1(a/c)
次にステップS47で、傾きθが閾値θoより大きいか否かを判断し、大きくなければステップS48に進み、傾きθが閾値−θoより小さいか否かを判断する。ステップS48で傾きθが閾値−θoより小さくなければステップS49に進み、フォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS50でフォーク22をパレット31の穴25に差し込む。すなわち、パレット31が傾いていてもその傾きθがフォーク22の傾きを変更する必要が無いほど小さな場合は、フォーク22の傾きを変更せずにフォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS47で、傾きθが閾値θoより大きければステップS51に進み、フォーク22を下方にθ(rad)傾けた後、ステップS52でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせる。その後、ステップS53でフォーク22の先端位置の軌跡が下方にθ(rad)となるようフォーク22を下げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS48で、傾きθが閾値−θoより小さければステップS54に進み、フォーク22を上方にθ(rad)傾けた後、ステップS55でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせる。その後、ステップS56でフォーク22の先端位置の軌跡が上方にθ(rad)となるようフォーク22を上げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
この実施形態では、穴25の内面や穴25の奥側を計測せずに、パレット31すなわち荷32の傾きθを求めることができる。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態を図17にしたがって説明する。この実施形態では、パレット31の穴25の高さの代わりに、パレット31の穴25の面積で穴25の傾きを求める点が、第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
荷32(パレット31)の傾き検知とフォーク22の差し込み処理の手順は図17のフローチャートにしたがって行われる。
ステップS61で、上位システムから荷役作業情報を受け取り、ステップS62で指定された荷の高さ情報を読み出す。次にステップS63で、フォーク水平角θFを初期角度に設定し、ステップS64でパレット31の穴25の位置を中心にフォーク22を昇降し、レーザセンサ23でパレット31の前面を走査する。
次にステップS65で、得られた計測データから、パレット31の前面の穴25の面積A1、パレット31の奥まで貫通した穴25の面積A2、穴25の上面のパレット31の後端面への投影面積A3(単に面積A3と称する場合もある。)、穴25の下面のパレット31の後端面への投影面積A4(単に面積A4と称する場合もある。)を計算する。
面積A1はパレット31の前面の穴25の高さh1と、穴25の横幅寸法との積になり、面積A2はパレット31を貫通した穴の奥の高さh2と、穴25の横幅寸法との積になる。面積A3は、穴25の上面に対応する部分の高さh3(=h1−h2)と、穴25の横幅寸法との積になり、面積A4は、穴25の下面に対応する部分の高さh4(=h1−h2)と、穴25の横幅寸法との積になる。
次にステップS66でA2/A1が基準値より小さいか否かを判断し、小さければステップS67に進み、面積A3が0より大きいか否かを判断する。基準値は、1又は1に近い値であり、A2/A1が基準値より小さいということは、高さh1と高さh2との値の差が大きく、フォーク22の角度を変更せずにフォーク22を支障なく穴25に差し込むことが不可能であることを意味するので、ステップS67に進み、ステップS67で面積A3が0より大きいか否かを判断する。
ステップS67で面積A3が0より大きければ、パレット31が下降傾斜していることを意味するため、ステップS68に進み、ステップS68でフォーク22を下方にθ(rad)傾ける。パレットの奥行き寸法をD、穴25の横幅寸法をWとすると、θ(rad)は次式で求められる。
θ=tan−1(A1−A2)/(D・W)
次に制御装置26はステップS69でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS70でフォーク22の先端位置の軌跡が下方にθ(rad)となるようフォーク22を下げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS66でA2/A1が基準値より小さくないということは、面積A1と面積A2との差が小さく、フォーク22の角度を変更せずにフォーク22を支障なく穴25に差し込むことが可能であることを意味するので、ステップS71に進み、フォーク22の角度を維持した状態でステップS72に進む。そして、ステップS72でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS73でフォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
ステップS67で面積A3が0より大きくなければ、パレット31が上昇傾斜していることを意味するため、ステップS74に進み、ステップS74でフォーク22を上方にθ(rad)傾ける。次に制御装置26はステップS75でフォーク22を昇降して、フォーク22の中心がパレット31の穴25の上下方向の中心になるように高さを合わせた後、ステップS76でフォーク22の先端位置の軌跡が上方にθ(rad)となるようフォーク22を上げながら、前方に出して、フォーク22をパレット31の穴25に差し込む。
この実施形態でも、フォーク22が穴25の外にある状態で、フォーク22の傾きを変更するか否かを判断するため、フォーク22の傾きが穴25の傾きθに対応していない状態でフォーク差し込み動作を行うことが回避される。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 無人フォークリフト11に限らず、オペレータがフォーク22の差し込み動作を行う有人フォークリフトに適用してもよい。この場合、フォークリフトには、オペレータが視認可能な表示装置が設けられ、表示装置にレーザセンサ23により計測された穴25に関する計測結果に基づいて演算された穴25の傾きθの情報、及びフォーク22の傾きを変更するか否かの情報が表示される。そして、オペレータは、表示装置に表示された情報を参考にして、フォーク22のティルト動作及びフォーク22の差し込み動作を行うようにティルトシリンダ21の制御、マストの前進・後退制御及びフォークリフトの走行制御を行う。表示装置で穴25の傾きθの情報を確認することにより、オペレータは、パレット31が直接見えない揚高の高い場所の荷役作業を容易に行うことができる。
○ 無人フォークリフト11はリーチ式に限らず、例えば、カウンタバランスタイプの無人フォークリフト11であってもよい。無人フォークリフト11がカウンタバランスタイプの場合、ティルト機構は、リフトブラケット19とバックレスト20との間にティルトシリンダ21が設けられ、ティルトシリンダ21のピストンロッドの伸縮作動によりフォーク22の前後傾が可能となる構成に限らず、マスト16を傾動させる構成であってもよい。
○ 荷32をパレット31に載置してフォーク22により荷取り動作及び荷置き動作を行う場合に限らず、荷32にフォーク22が差し込まれる穴が形成されており、パレット31を使用せずにフォーク22が荷32の穴に差し込まれて、フォーク22による荷取り動作及び荷置き動作が行われる場合に適用してもよい。
○ フォーク22は2本に限らず、フォーク22が差し込まれる穴の数に対応して3本以上であってもよい。
22…フォーク、23…レーザセンサ、25…穴、26…制御装置。

Claims (7)

  1. フォークを該フォークが差し込まれる穴が形成された荷の前方において前記フォークが前記穴の外にある状態で昇降させ、前記フォークとともに昇降可能に設けられたレーザセンサで前記荷の前面及び前記穴の開口端面を走査し、該走査によって計測した前記穴までの距離と、前記穴までの距離を計測したときのレーザセンサの高さに基づいて前記穴の前記フォークの進入方向に対する傾きを検出し、検出された前記傾きに基づいて前記フォークの傾きを変更するか否かを判断することを特徴とするフォークリフトにおける荷取り方法。
  2. 検出された前記傾きに基づいて前記フォークを昇降しつつ前進して前記穴に前記フォークを差し込む請求項1に記載のフォークリフトにおける荷取り方法。
  3. 前記傾きは、前記穴の上面前端の高さと後端の高さの差及び前記穴の下面前端の高さと後端の高さの差のいずれかに基づいて検出される請求項1又は請求項2に記載のフォークリフトにおける荷取り方法。
  4. 前記傾きは、前記穴の前端の上下方向の長さと前記穴の後端の上下方向の長さとの差と、前記穴の長さとから検出される請求項1又は請求項2に記載のフォークリフトにおける荷取り方法。
  5. 前記傾きは、前記穴の前端の面積と、前記穴の後端の面積と、前記穴の上面の前記穴の後端面への投影面積と、前記穴の下面の前記穴の後端面への投影面積とに基づいて検出される請求項1又は請求項2に記載のフォークリフトにおける荷取り方法。
  6. フォークと、前記フォークとともに昇降可能に設けられレーザセンサと、前記フォークを該フォークが差し込まれる穴が形成された荷の前方において前記フォークが前記穴の外にある状態で昇降させることによって、前記レーザセンサで前記荷の前面及び前記穴の開口端面を走査し、該走査によって計測された前記穴に関する計測結果に基づいて前記穴までの距離と前記穴の前記フォークの進入方向に対する傾きを演算し、検出された前記傾きに基づいて前記フォークの傾きを変更するか否かを判断する制御装置とを備えていることを特徴とするフォークリフト。
  7. 前記フォークは、ティルト可能に構成されている請求項6に記載のフォークリフト。
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