JP6519123B2 - 発光素子搭載用基板及び該基板の固定方法 - Google Patents

発光素子搭載用基板及び該基板の固定方法 Download PDF

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Description

本発明は発光素子搭載用基板及び該基板の固定方法に関する。
従来から、高輝度及び/又は高出力を必要とする発光装置として、発光ダイオード又はレーザダイオード等を複数備える発光装置が提案されている。
このような発光装置は、通常、回路等が形成された実装基板に固定されて使用されるため、その基板に切欠き及び/又は螺子穴がそれぞれ形成されている(例えば、特許文献)。そして、このような発光装置を実装基板に固定する場合、その使用目的によって、高度な位置精度が求められている。
しかし、発光装置の基板に設けられた切欠き及び/又は螺子穴の形態等によって、また、実装基板側に取り付けられた螺子の形態によって、位置精度を高めることに限界が生じる。
例えば、発光装置における切欠き及び/又は螺子穴の配置精度が良好であっても、実装基板側の螺子等に起因して、高精度の固定が実現できないことがある。また、その固定の際にずれが生じると、位置精度を高めることができない。その結果、発光装置の基板に歪を生じさせることとなり、発光装置の基板がその使用における温度サイクルにより膨張収縮を繰り返し、基板の破損又は割れを招く。また、発光装置を実装基板から浮きあがらせることとなり、発光装置の放熱性を低下させる。
国際公開第2011/004798号
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、高い位置精度で実装することができる発光素子搭載用基板及びその固定方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の発光素子搭載用基板は、
平面視において、一辺側に面して配置された第1凹部及び第2凹部を備え、別の基板に固定される発光素子搭載用基板であって、
第1の螺子と当接される前記第1凹部は、2つの隅部と該2つの隅部を繋ぐ直線部であって、前記第1の螺子が当接された状態で第1の螺子が前記一辺の延長する方向に移動し得る長さを有する直線部とを有し、かつ、
第2の螺子と当接される前記第2凹部は、その内側の端部に向かって幅狭となる少なくとも2つの線部を有し、
前記別の基板に配置される前記第1の螺子と前記第1凹部とが当接され、かつ、前記別の基板に配置される前記第2の螺子と前記第2凹部とが当接されて、当該別の基板に固定され、
前記第1凹部の前記直線部と前記第1の螺子との当接位置及び前記第2凹部の前記2つの線部の少なくとも一方と前記第2の螺子との当接位置に基づき、前記別の基板との位置合わせが可能な発光素子搭載用基板である
また、本発明の発光素子搭載用基板の固定方法は、
上述した発光素子搭載用基板と所定間隔で配置された2つの螺子を備えた実装基板とを準備し、
前記発光素子搭載用基板における第1凹部と前記第1の螺子とを、及び、第2凹部と前記第2の螺子とを、それぞれ当接させ、
前記第1及び第2の螺子を締めて前記発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定することを含むことを特徴とする。
本発明によれば、高い位置精度で実装することができる発光素子搭載用基板を提供することができる。また、その固定方法によって高精度の実装が可能となる 。


本発明の発光素子搭載用基板の一実施形態を示す平面図である。 本発明の発光素子搭載用基板の別の実施形態を示す平面図である。 本発明の発光素子搭載用基板のさらに別の実施形態を示す平面図である。 本発明の発光素子搭載用基板の別の実施形態を示す平面図である。 図2の発光素子搭載用基板の斜視図である。 本発明の発光素子搭載用基板のさらに別の実施形態を示す平面図である。 本発明の発光素子搭載用基板のさらに別の実施形態を示す分解斜視図である。
本発明の発光素子搭載用基板(以下、「基板」ということがある)は、平面視において、一辺側の側面に配置された第1凹部及び第2凹部を備える。また、通常、この基板は、複数の発光素子を搭載する発光領域を備える。
〔発光素子搭載用基板〕
発光素子搭載用基板は、板状の部材であり、複数の発光素子を保持し得る程度の厚みがあればよい。従って、剛性を有するものであってもよいし、柔軟性を有するもののいずれでもよい。
基板の平面の概形は、特に限定されるものではなく、多角形やその少なくとも1つの多角形を構成する辺が丸みをおびたもの等の種々の形状とすることができる。なかでも、四角形であることが好ましい。ただし、これらの形状に、凹部や凸部、切欠き、孔等が規則的又は不規則的に配置されていてもよい(図1Cの基板1a参照)。
基板は、どのような材料で形成されていてもよく、例えば、ガラス、セラミックス、樹脂、木材、パルプ等の絶縁材料、半導体、金属(例えば、銅、銀、金、アルミニウム等)等の導電材料及びこれらの組み合わせが挙げられる。なかでも、金属、セラミックス、樹脂等が好ましい。
図1A及び図1B等に示すように、基板1、70は、平面視において、一辺側に面して配置された第1凹部10、80及び第2凹部20、90を有する。
ここで、一辺側とは、図1A又は図1Bに示すように、基板1、70の概形が四角形の場合は、その一辺2a、70aを指す。また、基板1aが、その外周の一部に凹部や凸部を有する場合には、図1Cに示すように、発光領域6に対して同じ側、つまり、1つの辺が配置する側に第1凹部10及び第2凹部20配置されていること、必ずしも同じ辺において、第1凹部10及び第2凹部20が配置されていなくてもよいことを包含する。
また、第1凹部及び第2凹部は、言い換えると、板状基板において側面(平面視における一辺に相当)に形成されているものであり、板状基板の側面からその内側において、表裏面の一部が切り欠かれた部位を指す。第1凹部及び第2凹部は、必ずしも同じ側面に配置されていなくてもよく、上記と同様に発光領域6に対して同じ側に配置する側面に配置されていればよい(図1C参照)。
第1凹部は、平面視、2つの隅部とこれら2つの隅部を繋ぐ直線部とを有する。隅部は、所定の角度を有する部位であってもよいし、アール部であってもよい。
例えば、図1Aに示すように、第1凹部10は、隅部として、2つのアール部11、12と、これら2つのアール部11、12を繋ぐ直線部13とを有する。あるいは、図1Bに示すように、第1凹部80は、隅部として、2つの直角の部位と、これら2つの隅部81、82を繋ぐ直線部83とを有する。以下、第1凹部10、80の最も基板内側の端部を「終端」ということがある。
第1凹部10、80の一辺2a、70aから終端までの深さは、特に限定されず、実装基板に固定する際の螺子の大きさに応じて適宜調整することができる。例えば、使用する螺子の1〜3倍程度の深さ、12〜1.8倍程度の深さが挙げられる。具体的には、1mm〜数cm程度が挙げられ、1mm〜10mm程度又は数mm〜10mm程度が好ましい。
第1凹部10、80の一辺2a、70aにおける幅は、特に限定されず、実装基板に固定する際の螺子の大きさに応じて適宜調整することができる。例えば、使用する螺子の1〜3倍程度の幅、1.1〜1.7倍程度の幅が挙げられる。具体的には、1mm〜数cm程度が挙げられ、1mm〜10mm程度又は数mm〜10mm程度が好ましい。
アール部11、12の曲率半径は、特に限定されず、実装基板に固定する際の螺子の大きさに応じて適宜調整することができる。例えば、使用する螺子の直径の0.1〜2倍程度、0.3〜1倍程度が挙げられる。具体的には、0.数mm〜数cm程度の曲率半径が挙げられ、0.数mm〜10mm程度又は1mm〜5mm程度が好ましい。
アール部11とアール部12とは、異なる曲率半径を有していてもよいが、同じであることが好ましい。
隅部81、82の角度は、特に限定されず、例えば、70〜110°程度が挙げられ、80〜100°程度が好ましく、直角がより好ましい。ここでの直角とは、必ずしも90°のみを意味するものではなく、±5°程度の角度の変動が許容され、さらに、加工精度等を考慮して若干の丸みを帯びた形状も許容されることを意味する。
隅部81、82は、異なる角度を有していてもよいが、同じであることが好ましい。
直線部13、83の長さは、特に限定されるものではなく、実装基板に固定する際の螺子の大きさに応じて適宜調整することができる。例えば、使用する螺子の0.1〜2倍程度の長さ、0.2〜1倍程度の長さが挙げられる。具体的には、0.数mm〜数cm程度が挙げられ、0.数mm〜10mm程度又は0.数mm〜5mm程度が好ましい。
第1凹部10、80は、基板1の一辺2a、70aと2つの隅部81、82又はアール部11、12との間に、それぞれ、第1線部14、84及び第2線部15、85を有する。
第1線部14、84及び第2線部15、85は、曲線あるいは蛇行した曲線又は直線のいずれでもよく、なかでも、直線であることが好ましい。また、第1線部14、84及び第2線部15、85は、互いに平行であることが好ましいが、基板の一辺と2つの隅部81、82又はアール部11、12との間で、少なくとも一方の隅部又はアール部に向かって、または双方の隅部又はアール部に向かって傾斜していてもよい。言い換えると、第1凹部の終端に向かって第1凹部の幅が狭くなるように、一辺2a、70aに対して傾斜していてもよい。ここでの傾斜の角度(図1A中、α)は、一辺2a、70aに対して90±5°程度が挙げられる。第1線部14、84及び第2線部15、85の傾斜の角度は、異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。ここでの傾斜の角度は、後述する第2凹部20、90の傾斜角度よりも小さいことが好ましい。
第1凹部は、直線部の中点を通り、一辺に対して垂直な線に対して対称であることが好ましいが、必ずしも対称でなくてもよい。
第1凹部は、実装基板に固定する際の螺子の大きさによるが、この螺子に対して、基板の一辺に直交する方向及び一辺が延長する方向(互いに直交する方向、以下それぞれ「縦方向」、「横方向」ということがある。)にマージンを有する程度に大きいことが好ましい。言い換えると、螺子が第1凹部にはめ込まれた際に、螺子が第1凹部の終端に当接されるが、それでもなお、横方向、つまり、直線部13の延長方向に移動できるマージンがあることが好ましい。このようなマージンを確保するために、例えば、用いる螺子(山部)の直径の100〜300%程度の深さ、30〜100%程度のアール部の曲率半径、20〜80%程度の直線部の長さとすることが好ましく、用いる螺子(山部)の直径の100〜200%程度の深さ、30〜80%程度のアール部の曲率半径、20〜50%程度の直線部の長さとすることがより好ましい。
これにより、螺子を第1凹部に当接した場合において、横方向に対してマージンを確保しながら、後述する第2凹部によって、横方向に対する位置を固定することが可能となり、実装基板に設けられた2つの螺子の位置精度にばらつきがあっても、縦横方向に高精度に位置合わせをしながら、発光素子搭載用基板に歪を生じさせることなく固定することが可能となる。つまり、第1凹部10の直線部13は、第1凹部10及び第2凹部20が配置された一辺2と平行であることが好ましい。
第2凹部は、平面視、その内側の端部に向かって幅狭となる少なくとも2つの線部を有する(図1Aの第3線部23、第4線部24、図1Bの第3線部93、第4線部94参照)。以下、これらの線部を第3線部及び第4線部ということがある。
これらの第3線部23、93及び第4線部24、94は、曲線あるいは蛇行した曲線又は直線のいずれでもよく、なかでも、直線であることが好ましい。
第3線部と第4線部とは、少なくとも一方が、端部に向かって、一辺に対して傾斜していればよく、双方が傾斜していることが好ましい。この場合の傾斜の角度(図1A中、β)は、一辺2a、70aに対して90°より大きく〜100°程度が挙げられる。第3線部及び第4線部の傾斜の角度は、異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。
第3線部及び第4線部の端部側は、これら2つの線部の間で互いに連結した2つのアール部を有していてもよいし(図1A参照)、これら2つの線部が鋭角を構成していてもよい(図1Bの91参照)。ここで、2つのアール部21、22が連結するとは、直線部分を介さずに、直接アール部同士が隣接していることを意味する。以下、アール部21、22が連結された又は鋭角を構成する第2凹部20の最も基板内側の端部を「終端」ということがある。第2凹部20は、終端における幅が、一辺2a、70aにおける幅よりも小さい。
第2凹部20、90の一辺2a、70aから終端までの深さは、1mm〜数cm程度が挙げられ、1mm〜10mm程度又は数mm〜10mm程度が好ましい。特に、第2凹部20は、第1凹部10と同じ深さであることが好ましい。言い換えると、第1凹部10の直線部13と、第2凹部20の2つのアール部21、22の連結した部位とを結ぶ直線が、第1凹部10及び第2凹部20が配置された一辺2と平行であることが好ましい。
あるいは、第2凹部90は、第1凹部80よりも深いことが好ましい。この深さは、実装基板に固定する際の螺子の大きさ、傾斜の角度βに応じて適宜調整することができる。第2凹部の深さの数%〜数十%程度深いことが好ましい。
いずれの場合においても、第1凹部の端部に相当する位置における第2凹部の幅、つまり、図1Aで説明すると、第1凹部の直線部が位置する部位Xにおける第2凹部の幅は、第1凹部の直線部の長さよりも小さいことが好ましい。例えば、図1Aでは、アール部21とアール部22との連結点(長さゼロ)は、直線部13の長さよりも小さく、図1Bでは、第1凹部の直線部83が位置する部位Xに相当する位置において、直線部83の長さは、その位置における第2凹部の幅Zよりも長いことが好ましい。ここでの幅Zは、実装基板に固定する際の螺子の大きさによるが、例えば、0.5mm〜数cm程度が挙げられ、1mm〜10mm程度又は1mm〜5mm程度が好ましい。
第2凹部20、90の一辺2a、70aにおける幅は、例えば、1mm〜数cm程度が挙げられ、1mm〜10mm程度又は数mm〜10mm程度が好ましい。第2凹部20、90の一辺2a、70aにおける幅は、第1凹部10、80と同じであることが好ましい。
アール部21、22の曲率半径は、例えば、0.数mm〜数cm程度が挙げられ、0.数mm〜10mm程度又は1mm〜5mm程度が好ましい。アール部21とアール部22とは、異なる曲率半径を有していてもよいが、同じであることが好ましい。また、アール部21、22は、アール部11、12と、異なる曲率半径を有していてもよいが、同じであることが好ましい。
第2凹部は、アール部21、22の連結部又は鋭角を通り、一辺2a、70aに対して垂直な線に対して対称であることが好ましいが、必ずしも対称でなくてもよい。
第2凹部は、実装基板に固定する際の螺子の大きさによるが、この螺子に対して、第2凹部の入り口では縦横方向にマージンを有する程度に大きいが、螺子が第2凹部にはめ込まれた際に、横方向において適所にて固定することができるマージンがあることが好ましい。このようなマージンを確保するために、例えば、用いる螺子(山部)の直径の100〜300%程度の深さ、30〜100%程度のアール部の曲率半径とすることが好ましく、用いる螺子(山部)の直径の100〜200%程度の深さ、30〜80%程度のアール部の曲率半径とすることがより好ましい。
これにより、螺子を第1凹部及び第2凹部のそれぞれに当接した場合において、螺子の一方を、傾斜した第2凹部の第3線部及び/又は第4線部に沿わせて終端に当接させるまでに、縦方向に対してマージンを確保しながら、横方向において、適所に螺子を固定することが可能となる。その結果、上述したように、実装基板に設けられた2つの螺子の位置精度にばらつきがあっても、縦横方向に高精度に位置合わせをしながら、発光素子搭載用基板に歪を生じさせることなく固定することが可能となる。
また、基板1は、図1A又は図1Bに示すように、第1凹部10、80及び第2凹部20、90が配置された辺2a、70aから離れた位置に貫通孔30、31又は第3凹部を備えることが好ましい。貫通孔30、31又は第3凹部は1つ以上であればよい。ここで、第1凹部10及び第2凹部20が配置された辺2aから離れた位置とは、第1凹部10及び第2凹部20が配置された辺2aと異なる辺に最も近いことを意味する。異なる辺は、辺2aと隣接する辺(図1Aにおいて、辺2b又は辺2d、図1Bにおいて、辺70b又は辺70d)であってもよいが、例えば、基板1が、第1凹部10及び第2凹部20が配置された辺2aと対向する辺2c(又は70c)を有する場合には、その対向する辺2cであることが好ましい。なお、第3凹部は、上述した異なる辺に面して配置されることになるが、その辺は、第1凹部10及び第2凹部20が配置された一辺2aに対向する辺2cであってもよいし、これに隣接する辺2b、2d等であってもよい。
貫通孔30又は第3凹部は、後述する発光領域6を介して、第1凹部10及び第2凹部20に対して基板1の反対側に配置されていることが好ましい。両者の距離が長いほど、固定の際の位置ずれの程度を低減することができる。
貫通孔30は、円又は楕円等の形状とすることができ、その大きさは、用いる螺子によって適宜設定することができる。例えば、螺子の直径に対して100〜150%の直径を有する円又は楕円(短軸)とすることが好ましく、さらに110〜150%とすることが好ましい。
第3凹部は、第1凹部及び/又は第2凹部の何れかと同様の形状又はこれらの大きさで例示された範囲の大きさとすることができる。
このような貫通孔又は第3凹部を有することにより、第1凹部及び第2凹部によって高精度に位置合わせした基板を、強固に実装基板に固定することができる。
基板1は、さらに、発光素子が配置された発光領域6を有する。
発光領域6には、複数の発光素子が搭載されている。発光素子としては、特に限定されるものではなく、当該分野で通常用いられている種々の半導体層からなる、種々の発光波長のものが挙げられる。例えば、発光素子は、列状、行状に又はマトリクス状に配列されているものが好ましい。その数は、例えば、1〜数十×1〜数十個程度が挙げられる。これらの発光素子の接続形態は、特に限定されず、直列、並列、直並列、並直列の1以上の回路を含むものが挙げられる。なかでも、直並列又は並直列、具体的には、2並列×10直列が、複数回路含まれるものが好ましい。このような接続形態とすることにより、1つの発光素子が不通となっても、または複数の発光素子がランダムに不通となっても、この発光素子を含まない回路において不通を回避することができる。
基板1は、通常、上述した発光領域6に複数の発光素子を搭載し、かつ上述したように発光素子を接続するために、回路パターンを備える。このような回路パターンは、基板上に形成されているものでもよいし、基体上に回路パターンが形成されたものを基板1に載置するものであってもよい。
回路パターンは、通常、発光素子の電気的な接続に用いられるものであれば、特に限定されるものではなく、当該分野で公知の材料(例えば、銅、アルミニウム箔、厚み:数μm〜数百μm)を、公知の方法で形成したものを利用することができる。
基板は、さらに、コンデンサ、バリスタ、ツェナーダイオード、ブリッジダイオード等の保護素子、サーミスタ等の過熱防止素子等を備えていてもよい。また、放熱性を確保するために、放熱性の良好な部位又は部材を露出させていてもよいし、外部電源を供給するためのコネクタ等を備えていてもよい。これにより、静電耐圧等を向上させた高性能の発光装置を、小型化を図りながら提供することができる。
〔発光素子搭載用基板の固定方法〕
本発明の発光素子搭載用基板の固定方法では、まず、上述した発光素子搭載用基板と所定間隔で配置された2つの螺子を備えた実装基板とを準備する。
実装基板は、通常、発光装置等を実装するための基板であり、任意に配線パターン等をその表面に有する。実装基板は、例えば、例えば、ガラス、セラミックス、樹脂、の絶縁材料、半導体、金属(例えば、銅、銀、金、アルミニウム等)等の導電材料及びこれらの複合体等によって形成することができる。
ここに配置された螺子は、2つあればよく、上述した発光素子搭載用基板の第1凹部及び第2凹部の間隔に対応する間隔で設けられていればよい。例えば、これらの間隔は、発光素子搭載用基板の大きさによるが、例えば、10mm〜100mm程度、さらに15mm〜50mm程度が挙げられる。
螺子の大きさは、固定する発光素子搭載用基板の大きさによって適宜調整することができるが、山部の直径が0.数mm〜10mm程度、1mm〜5mm程度が挙げられる。
次いで、基板における第1凹部の直線部及び第2凹部の少なくとも1つの線部又は連結した2つのアール部に実装基板の螺子をそれぞれ当接させる。通常、第1凹部は、容易に螺子が終端である直線部に当接するが、第2凹部は、一辺側から終端に向かって幅狭となっているため、必ずしも第2凹部内で、螺子が、2つのアール部に当接しないことも考えられる。この場合には、少なくとも第2凹部内で、一方のアール部と第3線部及び第4線部とのいずれかと、あるいは第3線部及び第4線部の一方又は双方と、好ましくは、アール部と第3線部又は第4線部との連結部位と、あるいはアール部の一方と第3線部及び第4線部の双方との連結部位とに当接するように実装基板の螺子を配置することが好ましい。第2凹部は、連結した2つのアール部に、一方のアール部と第3線部及び第4線部のいずれかに、第3線部及び第4線部の一方又は双方に、アール部と第3線部又は第4線部との連結部位に、アール部と第3線部及び第4線部の双方との連結部位に、螺子が当接されれば、螺子の直径よりも小さい範囲において、2つのアール部の間に直線部を設けてもよい。
このように実装基板の螺子を、第1凹部及び第2凹部を構成する部位に当接させることにより、比較的幅広の第1凹部によって、縦方向における位置を確定させることができるとともに、第2凹部によって、その終端までの間の少なくとも1点で、好ましくは終端で螺子と当接することにより、横方向における位置を確定させることができ、精度の高い位置決めを行うことができる。
その後、螺子を締めて発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定する。
これによって、上述した精度の高い位置決めを行った状態で、発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定することができる。その結果、たとえ、実装基板における2つの螺子における若干の位置ずれが発生していたとしても、発光素子搭載用基板における第1凹部及び第2凹部が面した辺が延びる方向における基板の歪を発生させることなく基板を実装基板に固定することができる。従って、発光素子搭載用基板を実装基板から浮きあがらせることを防止することができ、発光素子の放熱性を確保することができる。
また、上述した精度の高い位置決めを短時間で行うことができるため、発光素子搭載基板の高精度の実装基板への固定を容易かつ簡便に実行することができる。このような容易かつ簡便な実装基板への固定は、製造時のみならず、メンテナンスの際の発光素子搭載基板の取替えにおいても、有効である。
発光素子搭載用基板が、貫通孔又は第3凹部を備える場合には、上述した第1凹部及び第2凹部への螺子の当接の後、この貫通孔又は第3凹部に螺子を嵌め込み固定することによって、強固に発光素子搭載用基板を固定することができる。固定する際の螺子を締める順序としては、特に限定されないが、ここでは第1凹部と第2凹部とを比べて、貫通孔又は第3凹部からの距離が大きい一方の凹部(図1Aでは第2凹部)と貫通孔又は第3凹部とを締めた後で、第1凹部を締めることがもっとも高精度に実装でき好ましい。
以下に、本発明の発光素子搭載用基板の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
この実施形態の発光素子搭載用基板1は、図2に示すように、平面視において、25mm×45mmの略長方形の基板であって、厚み4.5mmのアルミニウムから形成されている。
基板1には、その一辺2aに面して、第1凹部10及び第2凹部20が配置されている。
基板1は、その表面に回路パターン(図3中の9参照)を有し、その回路パターンにそれぞれ接続された複数の発光素子3が配置されて、発光領域6が形成されている。複数の発光素子3は、例えば、10直列×2並列の接続形態で3回路搭載されている。発光領域6の上方には、発光素子3を保護するためのガラスからなる透光部材4が被覆されている。
この基板1の一辺2aに対向する辺2cに近接して、貫通孔30が配置されている。貫通孔30は、発光領域6を介して、第1凹部10及び第2凹部20に対して基板1の反対側に配置されている。
また、基板1上には、各回路に接続した保護素子5aが搭載されている。さらに、これら回路に接続されたサーミスタ5bと、コネクタ5cとが搭載されている。
なお、基板1上では、回路パターン9の一部が放熱性等を向上させるために、露出している。
図3に示すように、基板1の第1凹部10は、2つのアール部11、12とこれら2つのアール部11、12を繋ぐ直線部13とを有している。アール部11、12は、同じ曲率半径を有する。ここでは、例えば、1.5mm程度である。直線部13は、アール部11、12の曲率半径の2/3程度の長さを有する。ここでは、例えば、1mm程度である。
第1凹部10は、基板1の一辺2aと2つのアール部11、12との間に、それぞれ、互いに平行な第1線部14及び第2線部15を有する。第1線部14及び第2線部15の長さは、アール部11、12の曲率半径の2倍程度の長さを有する。ここでは、例えば、3mm程度である。よって、第1凹部10の一辺2aから終端までの深さは、例えば、後述する螺子の直径の1.5倍程度である。ここでは、例えば、4.5mm程度である。
第1線部14及び第2線部15は、基板1の一辺2aと直交している。
第2凹部20は、互いに連結した2つのアール部21、22を有している。アール部21、22は、同じ曲率半径を有する。また、アール部21、22は、アール部11、12と同じ曲率半径を有する。
第2凹部20は、基板1の一辺2aと2つのアール部21、22との間に、それぞれ、アール部21、22に向かって幅狭になるように傾斜した第3線部23及び第4線部24を有する。
第3線部23及び第4線部24は、基板1の一辺2aに対して99°傾斜している(図1A中のβ参照)。
第1凹部10と第2凹部20とは、一辺2aにおいて同じ幅を有する。ここでは、例えば、4mm程度である。
また、第1凹部10と第2凹部20とは、同じ深さである。
基板1上の全表面には、絶縁膜(図示せず)としてガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させた膜が形成されており、その表面において、回路パターン9が銅薄膜によって所定形状に形成されている。そして、回路パターン9上に、個々の発光素子3が、フェイスアップ実装され、発光素子3における一方の電極が回路パターン9にワイヤボンディングされ、他方の電極が半田等の接合部材(図示せず)によって回路パターン9に接続されている。さらに、回路パターン9を含み、発光素子3が搭載された領域以外の領域には、反射層8として、酸化チタン含有のシリコーン樹脂膜が形成されている。
このように、基板の一辺に面して第1凹部及び第2凹部を備えるために、実装基板に設けられた2つの螺子を第1凹部及び第2凹部のそれぞれに当接する際に、螺子の一方を、傾斜した第2凹部の第3線部及び/又は第4線部に沿わせて終端に当接させるまでに、縦方向に対してマージンを確保しながら、横方向において、適所に螺子を固定することが可能となる。その結果、実装基板に設けられた2つの螺子の位置精度のばらつきの有無にかかわらず、縦横方向に高精度に位置合わせをしながら、発光素子搭載用基板に歪を生じさせることなく固定することが可能となる。
この実施形態の発光素子搭載用基板1は、以下のように、所定間隔で配置された2つの螺子を備えた実装基板に固定することができる。
まず、発光素子搭載用基板1を準備するとともに、所定間隔、例えば、13mmの間隔で設けられた2つの螺子(山部の直径3mm)を備えた実装基板(ガラスエポキシ樹脂製)を準備する。
続いて、基板における第1凹部の直線部及び第2凹部の連結した2つのアール部に実装基板の螺子をそれぞれ当接させる。
このように実装基板の螺子を第1凹部及び第2凹部を構成する部位に当接させることにより、比較的幅広の第1凹部によって、縦方向における位置を確定させることができるとともに、第2凹部によって、その終端までの間の少なくとも1点で、好ましくは終端で螺子と当接することにより、横方向における位置を確定させることができ、精度の高い位置決めを行うことができる。
その後、螺子を締めて発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定する。
これによって、上述した精度の高い位置決めを行った状態で、発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定することができる。その結果、たとえ、実装基板における2つの螺子における若干の位置ずれが発生していたとしても、発光素子搭載用基板における第1凹部及び第2凹部が面した辺が延びる方向における基板の歪を発生させることなく基板を実装基板に固定することができる。従って、発光素子搭載用基板を実装基板から浮きあがらせることを防止することができ、発光素子の放熱性を確保することができる。
また、上述した精度の高い位置決めを短時間で行うことができるため、発光素子搭載基板の高精度の実装基板への固定を容易かつ簡便に実行することができる。このような容易かつ簡便な実装基板への固定は、製造時のみならず、メンテナンスの際の発光素子搭載基板の取替えにおいても取り替え時間を短縮することができる。
次いで、基板1の貫通孔30に螺子を嵌め込み固定することによって、強固に発光素子搭載用基板を固定することができる。
実施形態1の変形例
この実施形態の発光素子搭載用基板70は、図1Bに示すように、平面視において、25mm×45mmの略長方形の基板であって、厚み4.5mmのアルミニウムから形成されている。基板70には、その一辺70aに面して、第1凹部80及び第2凹部90が配置され、基板70の一辺70aに対向する辺70cに近接して、貫通孔31が2つ配置されている以外は、実質的に実施形態1と同様である。
基板70の第1凹部80は、略直角の2つの隅部81、82とこれら2つの隅部を繋ぐ直線部83とを有している。直線部83は、例えば、1.8mm程度である。
第1凹部80は、基板70の一辺70aと2つの隅部81、82との間に、それぞれ、互いに平行な第1線部84及び第2線部85を有する。第1線部84及び第2線部85の長さは、例えば、4.5mm程度である。第1線部84及び第2線部85は、基板70の一辺70aと直交している。なお、第1凹部80は、実施形態1の第1凹部10を用いてもよく、実施形態1の第1凹部10は本変形例の第1凹部80を用いてもよく、第2凹部との組合せとしてそれぞれを用いることができる。
第2凹部90は、その内側の端部に向かって幅狭になるように傾斜した第3線部93及び第4線部94を有する。第3線部93及び第4線部94は、基板70の一辺70aに対して110°傾斜し、その端部において、40度の鋭角を構成している。
第1凹部80と第2凹部90とは、一辺70aにおいて同じ幅を有する。ここでは、例えば、4mm程度である。
また、第1凹部80と第2凹部90とは、1:12の深さ比である。
この変形例でも、実施形態1と同様の効果を有する。
また、この変形例の発光素子搭載用基板70を、所定間隔で配置された2つの螺子を備えた実装基板に固定する場合、基板における第1凹部の直線部及び第2凹部の少なくとも1つの直線部又は連結した2つのアール部に実装基板の螺子をそれぞれ当接させ、その後、実施形態1と同様に、所定間隔で配置された2つの螺子を備えた実装基板に固定することができる。
この変形例に対し、実施形態1は、第2凹部20に不要な深さを設けることがなく、第1凹部10と第2凹部20が同じ深さからなり、つまりは一定の大きさの基板で比較して発光領域を大きく設けることができる点で好ましい。
実施形態2
この実施形態の発光素子搭載用基板50は、図4に示すように、平面視において、15mm×1150mmの略長方形の基板であって、厚み0.1mm程度の可撓性を有するポリイミドから形成されている。
基板50には、その一辺52aに面して、第1凹部10及び第2凹部20が配置されている。
基板50は、その表面に銅膜からなる回路パターン9を有し、その回路パターン9にそれぞれ接続された複数の発光素子3が配置されて、発光領域56が形成されている。複数の発光素子3は、例えば、3直列×2並列の接続形態で1回路搭載されている。
また、基板50の一辺52aに対向する辺52cに近接して、貫通孔30が配置されている。貫通孔30は、発光領域56を介して、第1凹部10及び第2凹部20に対して基板50の反対側に配置されている。
また、基板50上の回路パターン9には、コネクタ51が形成されている。
基板50の第1凹部10及び第2凹部20の形状はそのスケールを3/5と縮小した以外は実質的に実施形態1における基板40に形成されたものと同様である。
また、貫通孔30の大きさ等も実質的に実施形態1に示されたものと同様である。
従って、実施形態1と同様に実装基板に固定することができ、実質的に実施形態1と同様の作用/効果を有する。
実施形態3
この実施形態の発光素子搭載用基板60は、図5に示すように、アルミニウム、銅などの熱伝導性に優れた材料からなり、略長方形の一辺60aにおいて、第1凹部10と第2凹部20とを有している。また、基板60の一辺に対向する辺60cの近傍に第3凹部68を有している。
基板60の第1凹部10及び第2凹部20の形状は、実質的に実施形態1における基板60に形成されたものと同様である。
また、貫通孔30の大きさ等も実質的に実施形態1に示されたものと同様である。
従って、実施形態1と同様に実装基板に固定することができ、実質的に実施形態1と同様の作用/効果を有する。
この基板60の上には、複数の発光素子3が搭載されたセラミック基板61が、開口63を有する透光基板64における開口63内に嵌め合わされて積層されており、これらセラミック基板61及び透光基板64が、上方から、板ばねや螺子62等によって基板60に押圧固定されている。
透光基板64は、ガラスエポキシ樹脂に、一部のみ図示する回路パターン66及びコネクタ67が形成されて、端子としても機能するプリント基板として構成されている。透光基板64には、螺子孔65が設けられており、セラミック基板61を嵌め合わせて、螺子62が、螺子孔65及び基板60における孔65aに嵌め込まれ、固定されている。
セラミック基板61は、例えば、酸化アルミニウム(Al)などの熱伝導度の高い板状の材料からなり、その表面において配線パターン(図示せず)が形成され、その回路パターンに複数の発光素子3が接続されて、例えば、2並列×12直列で配列されている。
本発明の光源装置は、プロジェクタ、照明用光源、各種インジケーター用光源、車載用光源、ディスプレイ用光源、液晶のバックライト用光源、信号機、車載部品、看板用チャンネルレターなど、種々の光源に使用することができる。
1、1a、40、50、60、70 発光素子搭載用基板/基板
2a、60a、70a 辺
2b、2d、70b、70d 隣接する辺
2c、60c、70c 対向する辺
3 発光素子
4 透光部材
5a 保護素子
5b サーミスタ
5c、67 コネクタ
6 発光領域
8 反射層
9、66 回路パターン
10、80 第1凹部
11、12、21、22 アール部
13 直線部
14 第1線部
15 第2線部
20、90 第2凹部
23 第3線部
24 第4線部
30、31 貫通孔
61 セラミック基板
62 螺子
63 開口
64 透光基板
65 螺子孔
65a 孔
68 第3凹部
81、82 隅部
83 直線部
84 第1線部
85 第2線部
93 第3線部
94 第4線部

Claims (15)

  1. 平面視において、一辺側に面して配置された第1凹部及び第2凹部を備え、別の基板に固定される発光素子搭載用基板であって、
    第1の螺子と当接される前記第1凹部は、2つの隅部と該2つの隅部を繋ぐ直線部であって、前記第1の螺子が当接された状態で第1の螺子が前記一辺の延長する方向に移動し得る長さを有する直線部とを有し、かつ、
    第2の螺子と当接される前記第2凹部は、その内側の端部に向かって幅狭となる少なくとも2つの線部を有し、
    前記別の基板に配置される前記第1の螺子と前記第1凹部とが当接され、かつ、前記別の基板に配置される前記第2の螺子と前記第2凹部とが当接されて、前記別の基板に固定され
    前記第1凹部の前記直線部と前記第1の螺子との当接位置及び前記第2凹部の前記2つの線部の少なくとも一方と前記第2の螺子との当接位置に基づき、前記別の基板との位置合わせが可能な発光素子搭載用基板。
  2. 前記第2凹部は、前記2つの線部の間で互いに連結した2つのアール部を有する請求項1の発光素子搭載用基板。
  3. 前記第2凹部は、前記2つの線部が前記端部において鋭角を構成する請求項1の発光素子搭載用基板。
  4. 前記第1凹部の2つの隅部は、アール部である請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板。
  5. 前記第1凹部の前記直線部の長さが、該直線部の前記一辺側からの位置に相当する位置における前記第2凹部の幅よりも大きい請求項1〜4のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板。
  6. 前記第1凹部と第2凹部とは、同じ深さである請求項2に記載の発光素子搭載用基板。
  7. 前記発光素子搭載用基板は、さらに、発光素子が配置される発光領域を有する請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板。
  8. 前記発光素子搭載用基板は、さらに、前記第1凹部及び第2凹部が配置された辺から離れた位置に貫通孔又は第3凹部を備える請求項7に記載の発光素子搭載用基板。
  9. 前記発光素子搭載用基板は、前記第1凹部及び第2凹部が配置された辺と対向する辺を有し、
    前記貫通孔又は第3凹部は、前記対向する辺に近接して又は面して配置される請求項8に記載の発光素子搭載用基板。
  10. 前記貫通孔又は第3凹部は、前記発光領域を介して、前記第1凹部及び第2凹部に対して前記発光素子搭載用基板の反対側に配置されている請求項8に記載の発光素子搭載用基板。
  11. 前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記一辺側において同じ幅を有する請求項1〜10のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板。
  12. 前記第1凹部は、前記発光素子搭載用基板の一辺側から前記2つのアール部の間に、それぞれ、互いに平行な又は少なくとも一方が前記アール部に向かって傾斜する第1線部及び第2線部を有する請求項4に記載の発光素子搭載用基板。
  13. 前記第2凹部の2つの線部は、少なくとも一方が、前記端部に向かって傾斜した第3線部及び第4線部を有する請求項1の発光素子搭載用基板。
  14. 請求項1〜13のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板と、所定間隔で前記第1及び第2の螺子が配置される実装基板とを準備し、
    前記発光素子搭載用基板における第1凹部と前記第1の螺子とを、及び、第2凹部と前記第2の螺子とを、それぞれ当接させ、
    前記第1及び第2の螺子を締めて前記発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定することを含む発光素子搭載用基板の固定方法。
  15. 請求項8〜10のいずれか1つに記載の発光素子搭載用基板と所定間隔で前記第1及び第2の螺子が配置される実装基板とを準備し、
    前記第1凹部の直線部と前記第1の螺子とを、及び、第2凹部と前記第2の螺子とを、それぞれ当接させ、
    前記貫通孔又は第3凹部に第3の螺子を嵌め込み前記発光素子搭載用基板を前記実装基板に固定することを含む発光素子搭載用基板の固定方法。
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