JP6518583B2 - エレベーター装置および閉じ込め救出運転方法 - Google Patents
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Description
停止した前記第1のかごの荷重を用いて、前記第1のかごの前記ブレーキを解放した時の移動方向を推定する第1の手段と、
前記推定した方向であって、かつ隣接する前記第1と第2のかごの間の空間における障害物を避けた位置を救出位置に設定して、前記第2のかごを前記救出位置に移動し、待機させる第2の手段と、
停止した前記第1のかごの前記ブレーキを開放し前記救出位置に導く第3の手段を備え、
前記隣接する第1のかごと第2のかごが対向する面にそれぞれ非常扉が設置されており、前記第2の手段は、前記非常扉の各々の上下位置に設けられたセンサの検知信号から前記障害物を検知し、前記障害物を避けた位置を前記救出位置に設定することを特徴とするエレベーター装置」である。
昇降路Rには、主ロープ5A、5Bの一方端にかごCA、CBが吊り下げられ、他方端には吊り合いおもり9A、9Bが吊り下げられている。また調速機3A、3BとかごCA、CBの間には調速機ロープ6A、6Bが配置されている。なお昇降路R内のかごCAとかごCBの間には、建物梁11などの障害物が高さ方向の適宜位置に配置されている。
MA:乗客
MB:救出者(作業員)
FS:スキップ階
1A、1B:巻上機
2A、2B:制御盤
3A、3B:調速機
4A、4B:位置センサ
5A、5B:主ロープ
6A、6B:調速機ロープ
7A、7B:非常扉
8A、8B:荷重検出センサ
9A、9B:吊り合いおもり
10A、10B:センサ
11:建物梁(障害物)
100:建築物
Claims (4)
- ブレーキを備える巻上機に吊り下げられた主ロープの一端にかご、及び他端に吊り合い重りを有するエレベーターが、隣接して少なくとも2台以上配置され、停止した第1のかごから、隣接する第2のかごに乗客を移動させて救出可能な隣接エレベーター救出機能を備えたエレベーター装置であって、
停止した前記第1のかごの荷重を用いて、前記第1のかごの前記ブレーキを解放した時の移動方向を推定する第1の手段と、
前記推定した方向であって、かつ隣接する前記第1と第2のかごの間の空間における障害物を避けた位置を救出位置に設定して、前記第2のかごを前記救出位置に移動し、待機させる第2の手段と、
停止した前記第1のかごの前記ブレーキを開放し前記救出位置に導く第3の手段を備え、
前記隣接する第1のかごと第2のかごが対向する面にそれぞれ非常扉が設置されており、前記第2の手段は、前記非常扉の各々の上下位置に設けられたセンサの検知信号から前記障害物を検知し、前記障害物を避けた位置を前記救出位置に設定することを特徴とするエレベーター装置。 - 請求項1に記載のエレベーター装置であって、
前記第1のかごの第1の巻上機を制御する第1の制御盤と、前記第2のかごの第2の巻上機を制御する第2の制御盤を備え、前記第1のかごが故障停止した場合に、前記第2のかごは前記第2の制御盤により前記救出位置に制御され、前記第1のかごのブレーキは前記第2の制御盤からの制御信号により開放制御されることを特徴とするエレベーター装置。 - 請求項2に記載のエレベーター装置であって、
前記制御信号は、押しボタン操作により生成される一定時間長のブレーキ開放を実行せしめる信号であって、前記第1のかごが前記救出位置に到達後は前記押しボタン操作により生成されないことを特徴とするエレベーター装置。 - ブレーキを備える巻上機に吊り下げられた主ロープの一端にかご、及び他端に吊り合い重りを有するエレベーターが、隣接して少なくとも2つ以上配置され、第1のかごが異常停止して前記巻上機にブレーキが掛けられたときに隣接する第2のかごにより乗客の救出を行う隣接エレベーター救出機能を備えたエレベーター装置における閉じ込め救出運転方法であって、
前記隣接する第1のかごと第2のかごが対向する面にそれぞれ非常扉が設置されており、
異常停止した前記第1のかごの荷重を用いて、前記ブレーキの解放時の移動方向を推定し、前記推定した方向であって、かつ隣接する前記第1と第2のかごの間の空間における障害物を避けた位置を救出位置に設定して、前記第2のかごを救出位置に移動して待機させ、故障停止した前記第1のかごの前記ブレーキを開放し前記救出位置に導くとともに、前記非常扉の各々の上下位置に設けられたセンサの検知信号から前記障害物を検知し、前記障害物を避けた位置を前記救出位置に設定することを特徴とする閉じ込め救出運転方法。
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JP2015249715A JP6518583B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | エレベーター装置および閉じ込め救出運転方法 |
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JP2015249715A JP6518583B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | エレベーター装置および閉じ込め救出運転方法 |
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JP2017114598A JP2017114598A (ja) | 2017-06-29 |
JP6518583B2 true JP6518583B2 (ja) | 2019-05-22 |
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JP2015249715A Active JP6518583B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | エレベーター装置および閉じ込め救出運転方法 |
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2015
- 2015-12-22 JP JP2015249715A patent/JP6518583B2/ja active Active
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