JP6517466B2 - 両軸受リール - Google Patents

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Description

本発明は、釣竿に装着可能であり、釣糸を前方に繰り出す両軸受リールに関するものである。
両軸受リールは、一般的に、スプールと、スプールを両端から挟むように配置される第1及び第2本体部を有するリール本体と、第1本体部に装着されるハンドルとを備える。使用者がハンドルを回転させると、第1本体部内に収容される回転伝達機構によってハンドルの回転がスプールに伝達され、スプールが回転する。この回転伝達機構は、ハンドル軸に装着される駆動ギアと、スプール軸に回転自在且つ軸方向移動自在に装着され駆動ギアに噛み合うピニオンギアと、ハンドルとスプールとを連結及び遮断するクラッチ機構とを有する。このクラッチ機構を操作することにより、釣糸をスプールから繰り出したりスプールに巻き付けたりできる(例えば特許文献1参照)。
近年、釣り用リールでは、ギア比のハイスピード化、つまりハンドル1回転あたりのスプールの回転数を増加させることが要望されている。この要望に応えるため、ピニオンギアが小径化されるとともに駆動ギアが大径化され、この結果、駆動ギアが収容される第1本体部が大型化される傾向にある。
特開2001−148975号公報
両軸受リールでは、ハンドル装着側と逆側である第2本体部側からリール本体を握る、いわゆるパーミングをしながらスプール又は釣竿の操作を行うことがある。このパーミング時は、ハンドルを持つ手と反対の手(右側ハンドルの両軸受リールの場合は左手)でリール本体を釣竿とともに握る。しかしながら、上述したようにリール本体の第1本体部が大型化すると、パーミング時にリール本体を握る手の指先が干渉する、すなわち指先が第1本体部の角部に当たってしまうことによってリール本体が握りにくくなるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、パーミング時にリール本体を握り易くすることにある。
発明1に係る両軸受リールは、釣竿に装着可能であり、釣糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、リール本体と、スプールと、ハンドルと、装着部材とを備える。リール本体は、所定間隔をあけて第1側面同士が対向して配置される第1及び第2本体部を有する。スプールは、第1本体部と第2本体部との間に配置される。ハンドルは、第1本体部の第1側面と対向する第2側面側において、第1本体部に回転可能に装着される。装着部材は、装着面を有する。装着面は、第1方向を向いている。また、装着面は、両軸受けリールが釣竿に装着されたときに釣竿と接触する。第1本体部は、第1側面と第1方向を向く装着側面との境界部である第1境界部に沿って延びる凹部を有する。
この構成によれば、パーミング時にリール本体を握る手の指先に干渉しやすい部位、すなわち第1本体部の装着側面と第1側面との境界部に凹部が形成される。この凹部によって、第1本体部の角部である第1境界部による指先への干渉を軽減することができ、大型化された第1本体部を有するリール本体であっても握り易い。
発明2に係る両軸受リールは、発明1の両軸受リールにおいて、凹部は、第1境界部と、第1の本体部の前面と第1側面との境界部である第2境界部とに沿って連続して延びる。この構成によれば、第1境界部から第2境界部まで凹部を形成するため、パーミング時にリール本体を握る手の指先が干渉する可能性のある部位に凹部が形成されることになる。このため、パーミング時にリール本体を握る手の位置を前後に移動させても、凹部によってより確実に指先への干渉を軽減することができ、リール本体を握り易い状態が保たれる。
発明3に係る両軸受リールは、発明1又は2の両軸受リールにおいて、凹部は当該凹部が延びる方向と垂直な方向に沿った断面形状が略円弧状である。この構成によれば、凹部は指先に沿った形状の断面を有するため、指先が凹部に当たった際の感触を良好にし、よりリール本体を握り易くする。
発明4に係る両軸受リールは、発明1から3のいずれかの両軸受リールにおいて、第1本体部は、第1側面を含む側板と、第2側面を含み側板に装着される側カバーとを有する。この構成によれば、第1本体部を側板と側カバーとの少なくとも2つの部材で構成するため、側カバーを側板から取り外して第1本体部内に収容される部品の交換及びメンテナンスが可能となる。
発明5に係る両軸受リールは、発明4の両軸受リールにおいて、凹部は、第1本体部の側板に形成される。この構成によれば、凹部を複数の部材に亘って形成するのではなく、一つの部材に形成するため、指先が凹部に当たった際の感触が良好となる。
発明6に係る両軸受リールは、発明4又は5の両軸受リールにおいて、第1本体部は、前部において、前記側板と前記側カバーとが締結部材によって連結され、前記第1本体部の前面は、側面視において前記締結部材よりも前方に膨出する滑らかな曲面である。この構成によれば、第1本体部の前面が滑らかな曲面であり凸部を有さないため、意匠性が向上する。
発明7に係る両軸受リールは、発明6の両軸受リールにおいて、側板の前面は、締結部材を側面視において収容するための切り欠き部を有する。この構成によれば、側板は切り欠き部によって締結部材を収容するため、第1本体部の前方への膨出を最小限に抑えてコンパクト化できる。
発明8に係る両軸受リールは、発明1から7のいずれかの両軸受リールにおいて、第1本体部は、ハンドルが装着される駆動軸に装着される駆動ギアを収容する。そして、凹部は、駆動ギアの外周の一部に沿って延びる。この構成によれば、駆動ギアの外周に沿って第1本体部に凹部が形成されるため、第1本体部の見た目が小さくなる。
本発明によれば、パーミングの際にリール本体を握り易くすることができる。
本発明の一実施形態が採用された両軸受リールの斜視図。 両軸受リールの背面図。 両軸受リールの右側面図。 両軸受リールの左側面図。 図3のY−Y線断面図。 図3のR−R線断面図。 図3のZ−Z線断面図。 駆動軸周りの分解斜視図。 変形例1に係る両軸受リールの斜視図。
本発明の第1実施形態を採用した両軸受リールは、図1から図4に示すように、ベイトキャスト用の小型のロープロフィール型のリールである。両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されるスプール回転用ハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に配置されるドラグ力調整用のスタードラグ3とを備える。また、両軸受リールは、装着部材81をさらに備える。装着部材81は、第1方向を向く装着面82を有する。両軸受リールが釣竿に装着されたときに、装着面82は釣竿と接触する。また、装着部材81は、後述する第1本体部1aと第2本体部1bとの間を延びている。
[リール本体]
リール本体1は、図5から図7に示すように、所定間隔をあけて第1側面1c、1d同士が対向して配置される第1本体部1aと第2本体部1bとを有する。第1本体部1aは、第1側板5aと、第1側板5aの側方に装着される第1側カバー6aとを有する。また、第2本体部1bは、第2側板5bと、第2側板5bの側方に装着される第2側カバー6bとを有する。なお、第1側板5aと、第2側板5bと、第1側板5aと第2側板5bとを連結する連結部(図示省略)とによってリール本体1のフレームが構成される。
リール本体1は、図1、図3、及び図4に示すように、前方を覆う前カバー7と、上部を覆うサムレスト8とをさらに有する。また、リール本体1は、図6に示すように、第2側カバー6bにねじ等によって固定される軸支持部9を有する。リール本体1の内部には、第1本体部1aと第2本体部1bとの間において、糸巻き用のスプール12が回転自在かつ着脱自在に装着される。
図1から図4に示すように、第1本体部1aは、第1側面1c、第2側面1e、装着側面1f、及び前面1gを有する。装着側面1fは、第1方向を向いている。第1本体部1aは、装着側面1fと第1側面1cとの境界部である第1境界部1hと、前面1gと第1側面1cとの境界部である第2境界部1iとに沿って連続して延びる凹部1jを有する。この凹部1jは、第1境界部1hにおいてスプール軸16よりも前方に形成され、第2境界部1iの全てに形成される。
この凹部1jは、湾曲面によって形成される。凹部1jは、凹部1jが延びる方向と垂直な方向に沿った断面形状が略円弧状となっている。この凹部1jの円弧の曲率半径は、3mm以上15mm以下程度とすることが好ましく、5mm以上10mm以下程度とすることがより好ましい。この範囲の曲率半径を採用することによって、パーミング時のリール本体1aを握る手の指先と第1本体部1aの角部である第1境界部1hとの干渉を回避しやすくなる。なお、上述した凹部1jの断面形状は、1つの曲率半径からなる円弧状ではなく、上述した範囲の曲率半径からなる円弧を複数組み合わせた形状としてもよい。また、第1境界部1h及び第2境界部1iは、パーミングの際にリール本体1を握る手の指先と干渉し得る部位である。
第1側板5a及び第2側板5bは図示しない複数の連結部によって連結される。第2側板5bには、スプール12が通過可能な第1開口部5c(図6)が形成される。また、第2側板5bの前下部には開口部が形成され、この開口部からは、図4に示すように、操作部材60の外周部の一部が露出する。なお、この操作部材60は、スプール制動装置23の制動力を調整するための部材である。
第1側カバー6aは、第1側板5aにネジ止め固定される。第1側カバー6aは、第1ボス部6c(図5参照)と、第2ボス部6d(図6、7参照)と、を有する。第1ボス部6cは、ハンドル2が連結される駆動軸30を支持するために設けられる。第2ボス部6dは、スプール12が固定されるスプール軸16を支持するために設けられる。
軸支持部9は、図6に示すように、有底筒状の部材である。軸支持部9の内周部には、筒状の軸受収納部9aが形成される。軸受収納部9aは、スプール軸16の一端を支持する第1軸受24aを内部に収納する。軸受収納部9aは、スプール12側に配置される大径の第1外周面9bと、第2側カバー6b側に配置される小径の第2外周面9cと、を有する。
側板5内には、図5、図6、及び図7に示すように、スプール12と、スプール12内に釣り糸を均一に巻き付けるためのレベルワインド機構15と、サミングを行う場合の親指の当てとなるクラッチ操作部材17とが配置される。
スプール12は、第2側板5bの第1開口部5cを通過可能である。また、第1側板5aと第1側カバー6aとの間には、ギア機構18と、クラッチ機構13と、クラッチ制御機構19と、ドラグ機構21と、キャスティングコントロール機構22と、が配置される。ギア機構18は、ハンドル2からの回転力をスプール12及びレベルワインド機構15に伝えるための機構である。クラッチ制御機構19は、クラッチ操作部材17の操作に応じてクラッチ機構13の係脱及び制御を行うための機構である。キャスティングコントロール機構22は、スプール12の回転時の抵抗力を調整するための制動機構である。さらに、第2側板5bと第2側カバー6bとの間には、スプール制動装置23が配置される。スプール制動装置23は、キャスティング時のバックラッシュを抑えるための装置である。
[スプール及びスプール軸]
図6に示すように、スプール12は、第1本体部1aと第2本体部1bとの間に配置される。スプール12は、外周に釣り糸が巻き付けられる筒状の糸巻胴部12aと、左右一対のフランジ部12bと、ボス部12cと、を有する。フランジ部12bは、糸巻胴部12aの両端にそれぞれ径方向外方に一体的に突出して設けられる。ボス部12cは、スプール軸16に圧入等の適宜の固定手段により固定される。これにより、スプール12は、スプール軸16に一体回転可能に連結される。
スプール軸16は、図6に示すように、第1側板5aを貫通して第1側カバー6aの外方に延びる。スプール軸16の一端は、軸支持部9の軸受収納部9aに収納される第1軸受24aによって回転自在に支持される。またスプール軸16の他端は、第1側カバー6aに設けられる第2ボス部6d内で第2軸受24bによって回転自在に支持される。このように、スプール軸16はリール本体1に2箇所で軸受によって支持される。
スプール軸16の第1側板5aの貫通部分には、クラッチ機構13を構成する係合ピン20が固定される。係合ピン20は、径方向に沿ってスプール軸16を貫通し、その両端が径方向に突出する。スプール軸16は、スプール12が固定される部分の外周面に第1セレーション16aが形成される。この第1セレーション16aは、スプール12を圧入する際の回り止めとして機能する。また、スプール軸16は、鍔部16bが形成される。鍔部16bは、スプール制動装置23の回転部材62を位置決めするために設けられる。鍔部16bの第2側カバー6b側のスプール軸16の外周面には、第2セレーション16cが形成される。第2セレーション16cは、回転部材62をスプール軸16に圧入する際の回り止めとして機能する。
[ギア機構]
ギア機構18は、図5に示すように、ハンドル2が一体回転可能に連結される駆動軸30と、駆動軸30に装着される駆動ギア31と、駆動ギア31に螺合するピニオンギア32(図6、7参照)と、駆動軸30に一体回転可能に連結される第1ギア33と、第1ギア33に噛み合う第2ギア34と、を有する。第2ギア34は、レベルワインド機構15をハンドル2の回転に応じて左右に往復移動するために設けられる。
駆動軸30は、ワンウェイクラッチ40により糸巻取方向のみ回転可能である。駆動軸30は、図8に示すように、第1装着部30aと、第1装着部30aに隣接して設けられる第2装着部30bと、第2装着部30bと逆側で第1装着部30aと隣接して設けられる大径の鍔部30cと、鍔部に形成される溝部30dと、を有する。また、駆動軸30は、ハンドル2が装着される第3装着部30eと、第1ギア33が装着される第4装着部30fとをさらに有する。第1装着部30aは、この実施形態では、第2装着部30bより大径である。
第1装着部30aには、ドラグ機構21のドラグ力を受けるドラグ受け部材としてのラチェットホイール36が一体回転可能に装着される。ラチェットホイール36は、駆動ギア31と鍔部30cとの間に配置される。第1装着部30aは、ラチェットホイール36を一体回転可能に連結するための4つの面取り部30gを外周面に有する。ラチェットホイール36は、ドラグ受け部材として機能するとともに、クラッチ機構13をクラッチオフ状態からクラッチオン状態に戻すクラッチ戻し機構としても機能する。第1装着部30aの4つの面取り部30gは、周方向に90度間隔で形成される平面をそれぞれ有する。
図8に示すように、第2装着部30bには、駆動ギア31が回転自在に装着されるとともに、ドラグ機構21のドラグ板37が一体回転可能に装着される。また、第2装着部30bには、スタードラグ3のドラグナット3a(図5参照)が螺合する。第2装着部30bには、軽量化を図るための環状の肉盗み部30hが形成される。また、第2装着部30bの肉盗み部30hの奥側(図8左側)には、ドラグ板37が一体回転可能に連結される4つの面取り部30iが軸方向に所定長さで形成される。第3装着部30eは、第2装着部30bの先端側に配置される。第3装着部30eは、第2装着部30bより小径である。第3装着部30eには、ハンドル2が一体回転可能に装着されるとともに、ハンドル2を駆動軸30に固定するためのナット53(図5参照)が螺合する。第4装着部30fは、鍔部30cの奥側(図8左側)に配置される。第4装着部30fには、第1ギア33が一体回転可能に装着される。
ピニオンギア32は、図6及び図7に示すように、スプール軸16が中心を貫通する筒状部材である。ピニオンギア32は、リール本体1に回転自在に支持される。具体的には、ピニオンギア32は、一端が第1側板5aに装着される第6軸受38aにより回転自在に支持され、他端が第1側カバー6aの第2ボス部6dに装着される第7軸受38bにより回転自在に支持される。
また、ピニオンギア32は、スプール軸方向に移動自在に装着される。ピニオンギア32の一端には、係合ピン20が係合する噛み合い溝32aが形成される。ピニオンギア32の他端側には、駆動ギア31に噛み合うギア歯32bが形成される。噛み合い溝32aとギア歯32bとの間にはくびれ部32cが形成される。くびれ部32cには、クラッチ制御機構19を構成するクラッチヨーク39が係合する。クラッチヨーク39は、クラッチ操作部材17がクラッチオフ位置にあると図6及び図7に示すオフ位置に配置され、クラッチ操作部材17がクラッチオン位置にあると、オフ位置より図6及び図7左側のオン位置にピニオンギア32とともに移動する。これにより、係合ピン20が噛み合い溝32aと係合してクラッチ機構13がクラッチオン状態になる。したがって、クラッチ機構13は、係合ピン20とピニオンギア32とにより構成される。
第2ギア34は、図7に示すように、レベルワインド機構15の螺軸15aに一体回転可能に連結される。
[ドラグ機構]
ドラグ機構21は、クラッチオン状態のとき、駆動ギア31を介してスプール12の糸繰り出し方向の回転を制動する。ドラグ機構21は、スタードラグ3によりドラグ力が調整される。ドラグ機構21は、図5及び図8に示すように、ワンウェイクラッチ40の内輪40aを介して、ハンドル2の回転及びスタードラグ3の押圧力が伝達される。ドラグ機構21は、内輪40aに一体回転可能に連結されるドラグ板37と、ラチェットホイール36と、を有する。ドラグ板37と駆動ギア31との間、及び駆動ギア31とラチェットホイール36との間には、ドラグ作動時に駆動ギア31が滑らかに滑るようにするためにフェルト製またはグラファイト製の第1ドラグ座金41a及び第2ドラグ座金41bが装着される。
[キャスティングコントロール機構]
キャスティングコントロール機構22は、第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bと、制動キャップ52と、を有する。第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bは、スプール軸16の両端を挟むように配置される。制動キャップ52は、第1摩擦プレート51及び第2摩擦プレート51bによるスプール軸16の挟持力を調節するための部材である。第1摩擦プレート51aは、制動キャップ52内に配置される。制動キャップ52は、第2ボス部6dの外周面に螺合する。第2摩擦プレート51bは、軸支持部9内に装着される。
[スプール制動装置]
スプール制動装置23は、図7に示すように、回転部材62と、複数(例えば6つ)のブレーキシュー64と、ブレーキドラム66と、移動機構68と、を備える。スプール制動装置23はスプール軸16及び軸支持部9に装着される。複数のブレーキシュー64は、回転部材62に揺動可能かつ着脱自在に弾性係合されている。ブレーキドラム66は、ブレーキシュー64の径方向内方に配置され、揺動するブレーキシュー64に外周面が接触する。移動機構68は、ブレーキシュー64とブレーキドラム66とをスプール軸16の軸方向に相対移動可能かつ位置決め可能である。
回転部材62は、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の合成樹脂製の概ね円形の部材である。回転部材62は、第2セレーション16cに圧入固定され、スプール軸16の鍔部16bにより軸方向に位置決めされる。また、回転部材62は、スプール軸16に固定され、スプール12の回転に連動して回転する。スプール12が回転すると、ブレーキシュー64は、遠心力によって、揺動軸63cを中心として図7の反時計回りに揺動する。そして、ブレーキシュー64とブレーキドラム66との摩擦によりスプール12が制動される。このときの制動力は、接触位置でのブレーキドラム66の直径に依存するため、移動機構68によってブレーキドラム66の位置を調整することで、制動力を調整することができる。なお、操作部材60は移動機構68の構成部材であって、操作部材60を回転させることによってブレーキドラム66の位置を調整することができる。
[特徴]
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(1)両軸受リールは、釣糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、リール本体1と、スプール12と、ハンドル2とを備える。リール本体1は、所定間隔をあけて第1側面1c、1d同士が対向して配置される第1及び第2本体部1a,1bを有する。スプール12は、第1本体部1aと第2本体部1bとの間に配置される。ハンドル2は、第1本体部1aの第1側面1cと対向する第2側面1e側において、第1本体部1aに回転可能に装着される。第1本体部1aは、装着側面1fと第1側面1cとの境界部である第1境界部1hに沿って延びる凹部1jを有する。
この構成によれば、パーミングの際にリール本体を握る手の指先に干渉しやすい部位、すなわち第1境界部1hに凹部1jが形成される。この凹部1jによって、第1本体部1aの角部である第1境界部1hによる指先への干渉を軽減することができ、大型化された第1本体部1aを有するリール本体1であっても握り易い。
(2)凹部1jは、第1境界部1hと、第1の本体部1aの前面1gと第1側面1cとの境界部である第2境界部1iとに沿って連続して延びる。この構成によれば、第1境界部1hから第2境界部1iまで凹部1jを形成するため、パーミング時にリール本体1を握る手の指先が当接し得る部位の全てに凹部1jが形成されることになる。このため、パーミング時にリール本体1を握る手の位置を前後に移動させても、凹部1jによってより確実に指先が凹部1jに当接し、リール本体1aを握り易い状態が保たれる。
(3)凹部1jは、当該凹部1jが延びる方向と垂直な方向に沿った断面形状が略円弧状であるを有するため、パーミング時に当接する指先に沿った形状となって指先が当たった際の感触を良好にし、よりリール本体を握りやすくする。
(4)第1本体部1aは、第1側面1cを含む第1側板5aと、第2側面1eを含み第1側板5aに装着される第1側カバー6aとを有する。この構成によれば、第1本体部1aを第1側板5aと第1側カバー6aとの少なくとも2つの部材で構成するため、第1側カバー6aを第1側板5aから取り外して第1本体部1a内に収容される各部品の交換及びメンテナンスが可能となる。
(5)凹部1jは、第1本体部1aの第1側板5aに形成される。この構成によれば、凹部1jを複数の部材に亘って形成するのではなく、一つの部材(第1側板5a)に形成するため、指先が凹部に当たった際の感触が良好となる。
(6)第1本体部1aは、ハンドル2が装着される駆動軸30に装着される駆動ギア31を収容する。そして、凹部1jは、駆動ギア31の外周の一部に沿って延びる。この構成によれば、駆動ギア31の外周に沿って第1本体部1aに凹部1jが形成されることによって、第1本体部1aは見た目が小さくなる。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
変形例1
上記実施形態では、図1及び図4に示すように、第1本体部1aは、側面視において前方に突出する突出部11を前面1gに有するが、この突出部11をなくすこともできる。なお、この突出部11は、第1側板5aの一部と第1側カバー6aの一部とによって構成され、この突出部11においてボルト(締結部材の一例)11aを用いて第1側カバー6aを第1側板5aに固定する。
図9に示すように、変形例1に係る両軸受リールは、第1側板5aの前面は、ボルト11aの頭部を側面視において全て収容するための切り欠き部11bを有する。この構成によれば、第1側板5aは切り欠き部11bによってボルト11aの頭部を収容するため、前方に突出した部分を形成しなくてもよい。このため、第1側板5aの前面と第1側カバー6aの前面とによって構成される第1本体部1aの前面1gは、切り欠き部11bを除き側面視において滑らかな曲面とすることができる。
また、変形例1では、ボルト11aの位置を上記実施形態と同じとし、第1本体部1aの前面1gを上記実施形態よりも前方に膨出させることで、前面1gに突出部11が形成されることを回避する。これにより、突出部11をなくして意匠性を向上させるとともに、ボルト11aによる固定位置を維持することで第1側板5aと第1側カバー6aとの取付強度を維持できる。
この変形例1では、第1本体部1aは、前部において、第1側板5aと第1側カバー6aとがボルト11aによって連結される。そして、第1本体部1aの前面1gは、側面視においてボルト11aよりも前方に膨出する滑らかな曲面である。この構成によれば、第1本体部1aの前面1gが滑らかな曲面であり凸部を有さないため、意匠性が向上する。また、ボルト11aによる第1側板5aと第1側カバー6aとの固定位置も変更していないため、第1側板5aと第1側カバー6aとの取付強度を維持できる。
また、第1側板5aの前面は、ボルト11aを側面視において収容するための切り欠き部11bを有する。この構成によれば、第1側板5aは切り欠き部11bによってボルト11bを収容するため、第1本体部1aの前方への膨出を最小限に抑えてコンパクト化できる。
変形例2
上記実施形態では、凹部1jは、第1境界部1hと第2境界部1iとに沿って連続して形成されるが、特にこれに限定されない。例えば、凹部1jは、例えば第1境界部1hのみに形成されていてもよいし、第1境界部1hと第2境界部1iとに沿って断続的に形成されてもよい。また、凹部1jは、第1境界部1hの全てに形成されなくてもよく、第1境界部1hの一部にのみ形成されてもよい。
変形例3
上記実施形態では、凹部1jは、第1側板5aのみに形成されるが、特にこれに限定されず、例えば凹部1jは、第1側板5aと第1カバー6aとに亘って形成されてもよい。
1 リール本体
1a 第1本体部
1b 第2本体部
1c 第1側面
1e 第2側面
1f 装着側面
1g 前面
1h 第1境界部
1i 第2境界部
1j 凹部
2 ハンドル
12 スプール
5a 第1側板
6a 第1側カバー
30 駆動軸
31 駆動ギア

Claims (3)

  1. 釣竿に装着可能であり、釣糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、
    所定間隔をあけて第1側面同士が対向して配置される第1及び第2本体部を有するリール本体と、
    前記第1本体部と前記第2本体部との間に配置されるスプールと、
    前記第1本体部の前記第1側面と対向する第2側面側において、前記第1本体部に回転可能に装着されるハンドルと、
    第1方向を向く装着面を有する装着部材であって、前記装着面は前記両軸受けリールが前記釣竿に装着されたときに前記釣竿と接触する、前記装着部材と、
    を備え、
    前記第1本体部は、前記第1方向を向き前記装着面よりも前記第1方向側に配置される装着側面と前記第1側面との境界部である第1境界部に沿って延びる凹部を有し、
    前記凹部は、前記装着面よりも前記第1方向側に配置され、
    前記凹部は、前記第1境界部と、前記第1本体部の前面と前記第1側面との境界部である第2境界部とに沿って連続して延び、且つ、前記第1及び第2境界部のうち、パーミング時に前記リール本体を握る手の指先が干渉する可能性のある部位に形成されており、
    前記凹部は、当該凹部が延びる方向と垂直な方向に沿った断面形状が略円弧状であり、
    前記第1本体部は、前記第1側面を含む側板と、前記第2側面を含み前記側板に装着される側カバーとを有し、
    前記凹部は、前記第1本体部の前記側板に形成され、
    前記第1本体部は、前記ハンドルが装着される駆動軸に装着される駆動ギアを収容し、
    前記凹部は、前記駆動ギアの外周の一部に沿って延びている、
    両軸受リール。
  2. 前記第1本体部は、前部において、前記側板と前記側カバーとが締結部材によって連結され、
    前記第1本体部の前面は、側面視において前記締結部材よりも前方に膨出する滑らかな曲面である、請求項1に記載の両軸受リール。
  3. 前記側板の前面は、締結部材を側面視において収容するための切り欠き部を有する、請求項2に記載の両軸受リール。
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