JP6516915B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、収納室の扉の閉め忘れを報知可能な冷蔵庫に関する。
従来、収納室の扉の閉め忘れをアラーム音によって報知する冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫によれば、収納室への収納品の収納中又は収納室からの収納品の取り出し中にアラームが鳴ってしまうことがあり、使用者に煩わしさを感じさせてしまうことがある。
特許文献1では、アラームをオフ設定に変更可能な手段を備えた冷蔵庫が記載されている。
特開2011−158234号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冷蔵庫によれば、アラームがオフ設定に変更された場合は、実際に扉が閉め忘れられた状態にあるときにアラームが鳴らず、扉の閉め忘れの抑制が困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、収納室への収納品の収納中又は収納室からの収納品の取り出し中にはアラームが鳴らず、扉が閉め忘れられた状態にあるときにアラームが鳴る冷蔵庫を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫は、アラーム音を発生するアラームを備えた冷蔵庫であって、第1の収納室と、前記第1の収納室の開口部を開閉する第1の扉と、前記第1の扉の開閉状態を検知する第1の扉開閉検知手段と、前記第1の扉に設けられた第1の人感センサと、前記第1の収納室よりも下に配置された第2の収納室と、前記第2の収納室の開口部を開閉する第2の扉と、前記第2の扉の開閉状態を検知する第2の扉開閉検知手段と、前記第2の扉に設けられた第2の人感センサと、前記第1の扉の開状態が一定時間以上継続した場合には、前記第2の人感センサのみを用いて前記冷蔵庫前の人の有無を判定し、前記冷蔵庫前に人がいないときにのみ前記アラームを鳴らし、前記第2の扉の開状態が前記一定時間以上継続した場合には、前記第1の人感センサのみを用いて前記冷蔵庫前の人の有無を判定し、前記冷蔵庫前に人がいないときにのみ前記アラームを鳴らす制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、収納室への収納品の収納中又は収納室からの収納品の取り出し中にはアラームが鳴らず、扉が閉め忘れられた状態にあるときにアラームが鳴る冷蔵庫を提供することができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図 図1におけるA−A断面図 実施の形態1における制御ブロック図 実施の形態1におけるマイクロコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図 実施の形態1における制御フローチャート 実施の形態2に係る冷蔵庫の正面図 図6におけるB−B断面図 実施の形態2における制御ブロック図 実施の形態2における制御フローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る冷蔵庫の正面図、図2は、図1におけるA−A断面図である。
冷蔵庫1は、互いに仕切られた複数の収納室2が設けられた箱体3を備える。ここで、複数の収納室2は、収納品を保存可能な冷蔵室2a、氷を製造して保存可能な製氷室2b、温度切替が可能な切替室2c、収納品を冷凍保存可能な冷凍室2dおよび野菜を保存可能な野菜室2eである。収納品は通常食品である。冷蔵庫1は、冷凍冷蔵庫である。
冷蔵室2aは、他の収納室2よりも上に設けられている。冷蔵室2aの前面には開口部4aが設けられている。冷蔵庫1は、開口部4aを開閉可能な観音開き式の1対の扉5aを備える。冷蔵庫1は、1対の扉5aの開閉状態を検知可能な扉スイッチ6aを備える。扉スイッチ6aは、1対の扉5aの開閉状態に応じてオンまたはオフし、1対の扉5aの開閉状態に応じた信号を出力する。
製氷室2bは、冷蔵室2aの下に設けられている。製氷室2bの前面には開口部4bが設けられている。冷蔵庫1は、開口部4bを開閉可能な引き出し式の扉5bを備える。冷蔵庫1は、扉5bの開閉状態を検知可能な扉スイッチ6bを備える。扉スイッチ6bは、扉5bの開閉状態に応じてオンまたはオフし、扉5bの開閉状態に応じた信号を出力する。
切替室2cは、冷蔵室2aの下に設けられている。切替室2cは、製氷室2bと同じ高さに配置されている。切替室2cの前面には開口部4cが設けられている。冷蔵庫1は、開口部4cを開閉可能な引き出し式の扉5cを備える。冷蔵庫1は、扉5cの開閉状態を検知可能な扉スイッチ6cを備える。扉スイッチ6cは、扉5cの開閉状態に応じてオンまたはオフし、扉5cの開閉状態に応じた信号を出力する。
冷凍室2dは、製氷室2bおよび切替室2cの下に設けられている。冷凍室2dの前面には開口部4dが設けられている。冷蔵庫1は、開口部4dを開閉可能な引き出し式の扉5dを備える。冷蔵庫1は、扉5dの開閉状態を検知可能な扉スイッチ6dを備える。扉スイッチ6dは、扉5dの開閉状態に応じてオンまたはオフし、扉5dの開閉状態に応じた信号を出力する。
野菜室2eは、冷凍室2dの下に設けられている。野菜室2eの前面には開口部4eが設けられている。冷蔵庫1は、開口部4eを開閉可能な引き出し式の扉5eを備える。冷蔵庫1は、扉5eの開閉状態を検知可能な扉スイッチ6eを備える。扉スイッチ6eは、扉5eの開閉状態に応じてオンまたはオフし、扉5eの開閉状態に応じた信号を出力する。
なお、冷蔵室2aは第1の収納室、1対の扉5aは第1の扉、扉スイッチ6aは第1の扉開閉検知手段である。野菜室2eは第2の収納室、扉5eは第2の扉、扉スイッチ6eは第2の扉開閉検知手段である。製氷室2b、切替室2cおよび冷凍室2dは第3の収納室、扉5bから5dは第3の扉、扉スイッチ6bから6dは第3の扉開閉検知手段である。
また、以下では、扉5aから5eを区別しないときには扉5aから5eの各々を扉5で表す。また、開口部4aから4eを区別しないときには開口部4aから4eの各々を開口部4で表す。さらにまた、扉スイッチ6aから6eを区別しないときには扉スイッチ6aから6eの各々を扉スイッチ6で表す。
冷蔵庫1は、操作パネル7を備える。操作パネル7は、扉5aに設けられている。操作パネル7は、冷蔵庫1の設定を受け付ける。
冷蔵庫1は、超音波センサ8,9を備える。ここで、超音波センサ8は扉5aの外表面に設けられ、超音波センサ9は扉5eの外表面に設けられている。すなわち、超音波センサ8は、超音波センサ9よりも上に配置される。超音波センサ8は、超音波を生成し、超音波の送信波を送信し、超音波の送信波に対する反射波を受信する。超音波センサ8は、送信波の送信から受信波の受信までの時間に基づいて反射体までの距離を計測する。
超音波センサ8は、計測される距離に基づき、冷蔵庫1前の人の有無を判定することができる。超音波センサ9についても超音波センサ8と同様である。超音波センサ8,9は、それぞれ圧電セラミックを用いて構成することができる。超音波センサ8は第1の人感センサ、超音波センサ9は第2の人感センサである。
冷蔵庫1は、アラーム10を備える。アラーム10は、アラーム音を発生する。アラーム10は、扉5が開放状態であることをアラーム音で報知する報知手段である。アラーム音には音声も含まれる。アラーム10は、冷蔵庫1の上面の正面側に設けられている。アラーム10は、扉5が閉め忘れ状態にあると判定されたときにのみアラーム音を発生する。
冷蔵庫1は、制御基板25を備える。制御基板25は、冷蔵庫1の上面の背面側に設けられている。
ここで、冷蔵庫1の内部構成について簡単に説明する。箱体3内には、風路15が設けられている。風路15は、冷蔵庫1の背面側に設けられている。風路15は、冷凍室2dと冷蔵室2aとを連通する。風路15内には、冷気を生成する冷却器16および冷気を循環させるファン17が設けられている。冷蔵庫1は、冷蔵庫1の背面側に設けられた機械室18内に圧縮機19を備える。圧縮機19および冷却器16は冷凍サイクルの構成要素の一部である。冷凍サイクルの他の構成要素の図示は省略されている。
圧縮機19が駆動されると、冷媒は冷凍サイクル内を循環する。冷却器16では周囲の空気と冷媒とが熱交換し、空気が冷却されて冷気が生成される。この冷気は、ファン17の回転により、風路15内を通り、さらに冷蔵室2a、帰還路20、製氷室2b、切替室2c、冷凍室2dおよび野菜室2eを通り、箱体3内を循環する。なお、収納室2に流入する冷気の量はダンパ21により調整される。また、冷蔵庫1の冷却機能は、圧縮機19の回転数およびファン17の回転数を変化させることで調整される。
図3は、本実施の形態における制御ブロック図である。制御基板25は、制御回路を備えた基板であり、マイクロコンピュータ26およびクロック27を備える。マイクロコンピュータ26は、冷蔵庫1の制御を司る制御部である。クロック27は、マイクロコンピュータ26に時刻情報を出力する。
扉スイッチ6aは、冷蔵室2aの扉5aの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。扉スイッチ6bは、製氷室2bの扉5bの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。扉スイッチ6cは、切替室2cの扉5cの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。扉スイッチ6dは、冷凍室2dの扉5dの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。扉スイッチ6eは、野菜室2eの扉5eの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。
超音波センサ8は、冷蔵庫1前の人の有無を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。超音波センサ9は、冷蔵庫1前の人の有無を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。
マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6aから6eの出力、超音波センサ8,9の出力およびクロック27の出力に基づき、アラーム10を制御する。すなわち、マイクロコンピュータ26は、収納室2の扉5が閉め忘れの状態にあると判定した場合には、アラーム10を鳴らし、その他の場合にはアラーム10を鳴らさない。扉5が閉め忘れの状態にあるか否かの判定方法は後述する。
図4は、マイクロコンピュータ26のハードウェア構成の一例を示す図である。マイクロコンピュータ26は、プロセッサ26aおよびメモリ26bを備える。プロセッサ26aはメモリ26bに記憶されたプログラムを実行し、当該プログラムに記載された制御方法を実行する。プロセッサ26aは例えばCPUであり、メモリ26bは例えば半導体メモリである。
図5は、本実施の形態における制御フローチャートである。まず、S1では、マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6の出力を検出する。
次に、S2では、マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6の出力に基づき、収納室2の扉5が開状態であるか否かを判定する。この判定の結果、扉5が閉状態である場合には、マイクロコンピュータ26はS1の処理に戻る。この判定の結果、扉5が開状態である場合には、マイクロコンピュータ26は、S3の処理に進み、扉5が開状態である時間の計測を開始する。
次に、マイクロコンピュータ26は、S4にて、扉スイッチ6の出力を検出した後、S5にて、扉スイッチ6の出力に基づき、収納室2の扉5が閉状態であるか否かを判定する。この判定の結果、扉5が閉状態である場合には、マイクロコンピュータ26はS1の処理に戻る。この判定の結果、扉5が開状態である場合には、マイクロコンピュータ26は、S6の処理に進む。
S6では、マイクロコンピュータ26は、扉5の開状態がT秒以上継続したか否かを判定する。ここで、Tは予め決められた一定時間である。この判定の結果、扉5の開状態がT秒以上継続していない場合には、マイクロコンピュータ26はS4の処理に戻る。この判定の結果、扉5の開状態がT秒以上継続している場合には、マイクロコンピュータ26は、S7の処理に進む。
次に、S7では、マイクロコンピュータ26は、扉5が冷蔵室2aの扉5aであるか否かを判定する。この判定の結果、扉5が扉5aである場合には、マイクロコンピュータ26は、S8にて、超音波センサ9の出力を検出し、S10にて、超音波センサ9の出力を用いて、冷蔵庫1前の人の有無を判定する。この判定の結果、扉5が扉5aでない場合、すなわち、扉5が扉5bから5eのいずれかである場合には、マイクロコンピュータ26は、S9にて、超音波センサ8の出力を検出し、S10にて、超音波センサ8の出力を用いて、冷蔵庫1前の人の有無を判定する。
S10での判定の結果、冷蔵庫1前に人がいない場合には、マイクロコンピュータ26は、扉5は閉め忘れ状態にあると判定し、アラーム10に制御信号を出力し、S11にて、アラーム10を鳴らす。S10での判定の結果、冷蔵庫1前に人がいる場合には、マイクロコンピュータ26は、収納室2への収納品の収納中または収納室2からの収納品の取り出し中であると判定し、アラーム10を鳴らすことなく、S1の処理に戻る。
マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6aから6eの出力を監視し、上記のような制御処理を扉5aから5eに対して実施する。
本実施の形態によれば、収納室2への収納品の収納中又は収納室2からの収納品の取り出し中にはアラーム10が鳴らず、扉5が閉め忘れられた状態にあるときにアラーム10が鳴る。
すなわち、本実施の形態によれば、冷蔵庫1への収納品の収納中又は冷蔵庫1からの収納品の取り出し中にアラーム10が鳴ることがなく、使用者は冷蔵庫1の使用中にアラーム音の煩わしさを感じることがない。さらに、本実施の形態によれば、扉5が開状態のままで人が冷蔵庫1から離れた後に一定時間を経過したときは、アラーム10が鳴り、扉5が開状態にあることが使用者に報知されるため、扉5の閉め忘れを抑制することが可能となる。
本実施の形態では、冷蔵庫1の上部に配置された冷蔵室2aの扉5aが開いているときには、マイクロコンピュータ26は、冷蔵庫1の下部に設けられた野菜室2eの扉5eに設けられた超音波センサ9を用いて冷蔵庫1前の人の有無を判定する。また、本実施の形態では、冷蔵室2aよりも下に配置された製氷室2bの扉5b、切替室2cの扉5c、冷凍室2dの扉5dおよび野菜室2eの扉5eのうちの少なくも1つが開いているときには、マイクロコンピュータ26は、冷蔵庫1の上部に設けられた冷蔵室2aの扉5aに設けられた超音波センサ8を用いて冷蔵庫1前の人の有無を判定する。このように、二つの超音波センサ8,9を設けることで、冷蔵庫1前の人の有無の検知の信頼性が高まる。
なお、複数の収納室2の配置、個数および種類は図示例に限定されない。収納室2の個数は2以上であればよい。
また、超音波センサ9は、野菜室2eの扉5eに設けられているが、製氷室2bの扉5b、切替室2cの扉5cまたは冷凍室2dの扉5dに設ける構成も可能である。
また、冷蔵庫1前の人の有無を判定する人感センサは、超音波センサ8,9に限定されず、電磁波を利用したセンサ、例えば赤外線センサであってもよい。
本実施の形態では、アラーム音で扉5が開放状態であることを報知しているが、これに限定されず、アラーム表示で扉5が開放状態であることを報知してもよい。
また、1対の扉5aは観音開き式であるとしたが、この開閉方式に限定されるものではなく、扉5bから5eは引き出し式としたが、この開閉方式に限定されるものではない。
実施の形態2.
図6は、本実施の形態に係る冷蔵庫の正面図、図7は、図6におけるB−B断面図である。なお、図6および図7では、図1および図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
本実施の形態に係る冷蔵庫1aは、次の点で実施の形態1の冷蔵庫1と異なる。すなわち、本実施の形態に係る冷蔵庫1aは、実施の形態1の超音波センサ8,9を備える代わりに、野菜室2e内に超音波センサ30を備える。その他の点では、冷蔵庫1aの構成は、冷蔵庫1の構成と同じである。
超音波センサ30は、例えば野菜室2e内の図示しない収納ケースの前面に設置される。超音波センサ30は、超音波を生成し、超音波の送信波を送信し、超音波の送信波に対する反射波を受信する。超音波センサ30は、送信波の送信から受信波の受信までの時間に基づいて反射体までの距離を計測する。
超音波センサ30は、計測される距離に基づき、野菜室2e内での収納品の移動の有無を判定することができる。すなわち、超音波センサ30は、野菜室2eの扉5eが開けられ、収納品の収納中または取り出し中に野菜室2e内で収納品が移動しているときには、収納品の移動を検知する。超音波センサ30は、圧電セラミックを用いて構成することができる。超音波センサ30は、野菜室2e内での収納品の移動を検知する移動検知センサである。
図8は、本実施の形態における制御ブロック図である。扉スイッチ6eは、野菜室2eの扉5eの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。超音波センサ30は、野菜室2e内での収納品の移動の有無を示す信号をマイクロコンピュータ26に出力する。
マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6eの出力、超音波センサ30の出力およびクロック27の出力に基づき、アラーム10を制御する。すなわち、マイクロコンピュータ26は、野菜室2eの扉5eが閉め忘れの状態にあると判定した場合には、アラーム10を鳴らし、その他の場合にはアラーム10を鳴らさない。
図9は、本実施の形態における制御フローチャートである。まず、S21では、マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6eの出力を検出する。
次に、S22では、マイクロコンピュータ26は、扉スイッチ6eの出力に基づき、野菜室2eの扉5eが開状態であるか否かを判定する。この判定の結果、扉5eが閉状態である場合には、マイクロコンピュータ26はS21の処理に戻る。この判定の結果、扉5eが開状態である場合には、マイクロコンピュータ26は、S23の処理に進む。
S23では、マイクロコンピュータ26は、超音波センサ30の出力を検出し、超音波センサ30の出力を用いて、野菜室2e内での収納品の移動の有無を判定する。この判定の結果、野菜室2e内で収納品が移動中である場合は、マイクロコンピュータ26は、S21の処理に戻る。この判定の結果、野菜室2e内で収納品が移動中でない場合は、マイクロコンピュータ26は、S24の処理に進み、扉5eが開状態である時間の計測を開始する。
次に、マイクロコンピュータ26は、S25にて、扉スイッチ6eの出力を検出し、S26にて、扉スイッチ6eの出力に基づき、野菜室2eの扉5eが閉状態であるか否かを判定する。この判定の結果、扉5eが閉状態である場合は、マイクロコンピュータ26は、S21の処理に戻る。この判定の結果、扉5eが開状態である場合は、マイクロコンピュータ26は、S27にて、扉5eの開状態がT秒以上継続したか否かを判定する。ここで、Tは予め決められた一定時間である。
S27での判定の結果、扉5eの開状態がT秒以上継続していない場合には、マイクロコンピュータ26はS25の処理に戻る。S27での判定の結果、扉5eの開状態がT秒以上継続している場合には、マイクロコンピュータ26は、扉5eは閉め忘れ状態にあると判定し、S28にて、アラーム10に制御信号を出力し、アラーム10を鳴らす。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、超音波センサ30により野菜室2e内での収納品の移動を検知するようにしたので、使用者による冷蔵庫1への収納品の収納中または冷蔵庫1からの収納品の取り出し中にアラーム10が鳴ってしまうことを抑制することができる。
本実施の形態では、超音波センサ30は野菜室2e内に設けられ、野菜室2eの扉5eが閉め忘れられたときにアラーム10が鳴るようにしているが、これに限定されない。すなわち、冷蔵室2a、製氷室2b、切替室2c、冷凍室2dおよび野菜室2eのうち少なくも1つの収納室2内に超音波センサ30が設けられ、超音波センサ30を備えた収納室2の扉5が閉め忘れられたときにアラーム10が鳴るようにしてもよい。
なお、野菜室2eは、一般に仕切りを有さず、簡素な室内構造を有する。そのため、野菜室2e内での収納品の移動の検知は1つの超音波センサ30により可能である。これは、製氷室2b、切替室2cおよび冷凍室2dについても同様である。
また、本実施の形態では、移動検知センサとして超音波センサ30を用いる場合について説明したが、これに限定されず、移動検知センサは電磁波を利用したセンサ、例えば赤外線センサであってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 冷蔵庫、2 収納室、2a 冷蔵室、2b 製氷室、2c 切替室、2d 冷凍室、2e 野菜室、3 箱体、4,4a〜4e 開口部、5,5a〜5e 扉、6,6a〜6e 扉スイッチ、7 操作パネル、8,9,30 超音波センサ、10 アラーム、15 風路、16 冷却器、17 ファン、18 機械室、19 圧縮機、20 帰還路、21 ダンパ、25 制御基板、26 マイクロコンピュータ、26a プロセッサ、26b メモリ、27 クロック。

Claims (3)

  1. アラーム音を発生するアラームを備えた冷蔵庫であって、
    第1の収納室と、
    前記第1の収納室の開口部を開閉する第1の扉と、
    前記第1の扉の開閉状態を検知する第1の扉開閉検知手段と、
    前記第1の扉に設けられた第1の人感センサと、
    前記第1の収納室よりも下に配置された第2の収納室と、
    前記第2の収納室の開口部を開閉する第2の扉と、
    前記第2の扉の開閉状態を検知する第2の扉開閉検知手段と、
    前記第2の扉に設けられた第2の人感センサと、
    前記第1の扉の開状態が一定時間以上継続した場合には、前記第2の人感センサのみを用いて前記冷蔵庫前の人の有無を判定し、前記冷蔵庫前に人がいないときにのみ前記アラームを鳴らし、前記第2の扉の開状態が前記一定時間以上継続した場合には、前記第1の人感センサのみを用いて前記冷蔵庫前の人の有無を判定し、前記冷蔵庫前に人がいないときにのみ前記アラームを鳴らす制御部と
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第1の収納室よりも下でかつ前記第2の収納室よりも上に配置された第3の収納室と、
    前記第3の収納室の開口部を開閉する第3の扉と、
    前記第3の扉の開閉状態を検知する第3の扉開閉検知手段と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第3の扉の開状態が前記一定時間以上継続した場合には、前記第1の人感センサのみを用いて前記冷蔵庫前の人の有無を判定し、前記冷蔵庫前に人がいないときにのみ前記アラームを鳴らすことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1および第2の人感センサは、それぞれ超音波センサであることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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