JP6515628B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、双方向印刷用データの画像処理装置等に関し、特に、色変換情報(色変換テーブル)の紙種等の印刷条件による変更を容易に行うことができ、印刷方向による色差を小さく抑えることのできる画像処理装置等に関する。
従来、主走査方向の印刷ヘッドの動作と副走査方向の紙送り動作とが同期して印刷を行うプリンターがある。かかるプリンターでは、印刷速度の向上のため、印刷ヘッドの往路と復路の双方で印刷を行う往復印刷(双方向印刷)が行われることが知られている。この往復印刷は、カラーインクジェットプリンターにおいても多く採用されているが、各色のノズル列の配置により往路と復路でインクの重なる順番が異なり、往路と復路で色の差が生じてしまうという問題があった。
かかる問題に対して、下記特許文献1では、往復印刷における着色剤の重なり順の違いによる色むらを解消する技術について提案され、当該文献には、往路用の色処理ルックアップテーブル(LUT)と復路用の色処理ルックアップテーブル(LUT)の2つのLUTを用いて処理することなどが記載されている。
また、下記特許文献2には、往路移動中に記録される画像の色調と復路移動中に記録される画像の色調とを高精度に整合させる技術について記載され、当該文献には、各噴射圧力の復路画像を往路画像と対比可能に形成することなどが記載されている。
また、下記特許文献3には、印刷媒体名に基づき、これから印刷する印刷媒体がインクを浸透し易いか、浸透し難いかを判定し、CMYK画像データの位置情報と走査パターンとから、画素毎の双方向記録による色相の変化の程度を判定し、入力画像データの色相変化度の大きな色相の出力濃度を下げ、色相変化度の小さな色相の出力濃度を上げるように、CMYの各濃度を変更する、ことが記載されている。
特開2007−136845号公報 特開2004−34435号公報 特開2003−25613号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように、往路用と復路用の色変換テーブル(LUT)を用いて往路印刷と復路印刷における色差を最小に調整しても、印刷媒体である紙の種類(紙種)などの印刷条件を変更した場合には、上記色差が大きくなってしまうという課題があり、紙種などの印刷条件によってLUTを調整する技術が望まれる。上記特許文献2、3においても、このような課題を解決するためのLUTの調整については示されていない。
従って、ユーザーが紙種などの印刷条件に応じて容易にLUTを調整(変更)することのできる技術が望まれる。
そこで、本発明の目的は、双方向印刷用データの画像処理装置であって、色変換情報(
色変換テーブル)の紙種等の印刷条件による変更を容易に行うことができ、印刷方向による色差を小さく抑えることのできる画像処理装置、等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、双方向印刷用の画像データを処理する画像処理装置が、第1方向印刷用の第1の色変換情報と、印刷条件に因らない共通変換情報とを記憶する記憶部と、第1方向印刷用の画像データを前記第1の色変換情報を用いて色変換し、第2方向印刷用の画像データを、前記共通変換情報と印刷条件に応じた係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する色変換部と、を有する、ことである。
更に、上記発明において、一つの好ましい態様は、前記色変換部は、前記第1の色変換情報を前記共通変換情報と前記係数とに基づいて変換して、前記第2の色変換情報を生成する、ことを特徴とする。
また、上記発明において、別の態様は、前記記憶部は、前記第2方向印刷用の第3の色変換情報を記憶し、前記色変換部は、前記第3の色変換情報を前記共通変換情報と前記係数とに基づいて変換して、前記第2の色変換情報を生成する、ことを特徴とする。
更に、上記発明において、好ましい態様は、前記共通変換情報は、複数の印刷条件に対してそれぞれ用意された第2方向印刷用の第4の色変換情報から得られる複数の変換情報を、それぞれ正規化し、当該正規化された変換情報を平均化する、ことによって生成される、ことを特徴とする。
更に、上記発明において、一つの好ましい態様は、前記印刷条件は、印刷で用いられる紙の種類を含む、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、双方向印刷用の画像データを処理する画像処理方法において、第1方向印刷用の画像データを第1方向印刷用の第1の色変換情報を用いて色変換し、第2方向印刷用の画像データを、印刷条件に因らない共通変換情報と印刷条件に応じた係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する、ことである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、双方向印刷用の画像データを処理するコンピューターに、第1方向印刷用の画像データを第1方向印刷用の第1の色変換情報を用いて色変換し、第2方向印刷用の画像データを、印刷条件に因らない共通変換情報と印刷条件に応じた係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する処理を実行させるプログラムである。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
本発明を適用した画像処理装置を備える印刷システムの実施の形態例に係る構成図である。 色変換テーブルを3次元で表現した図である。 共通テーブル127の一例を示した図である。 キャリッジ224の構成を例示した図である。 印刷媒体(紙)229に対するキャリッジ224の動作を説明するための図である。 共通テーブル127の生成手順の一例を示すフローチャートである。 共通テーブル127の生成手順を説明するための図である。 共通テーブル127の生成手順を説明するための図である。 印刷システム100における処理手順の一例を示したフローチャートである。 色変換部122による色変換処理の手順を例示したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した画像処理装置を備える印刷システムの実施の形態例に係る構成図である。図1に示すプリンタードライバー部12が本発明を適用した画像処理装置である。プリンタードライバー部12は、往復印刷(双方向印刷)を行うプリンター2用の印刷データを生成する過程で実行する色変換処理において、復路における色変換処理用のルックアップテーブル(第2の色変換情報)を、紙種に応じて、予め定められた往路用色変換テーブル(往路用LUT125、第1の色変換情報)と、紙種によらない共通の傾向を表す共通テーブル127(共通変換情報)と、使用する紙種の特性を表す紙種係数128とから生成して使用する。かかる処理により、各紙種において、プリンター2による往路印刷と復路印刷における色差を低減させることができ、ユーザーは紙種係数128を入力すればよい。
図1に示すように、本実施の形態例に係る印刷システム100は、ホストコンピューター1と、往復印刷を行うカラーインクジェットプリンターであるプリンター2を備える。
ホストコンピューター1は、プリンター2に対して印刷指示を行うプリンター2のホスト装置であり、例えば、パーソナルコンピューターで構成される。従って、ホストコンピューター1は、図示していないが、CPU、RAM、ROM、HDD、ディスプレイ(表示装置)、操作装置(指示装置)等で構成される。
図1に示すように、ホストコンピューター1は、機能構成として、アプリケーション部11とプリンタードライバー部12を備える。
アプリケーション部11は、プリンター2に対する印刷要求元であり、印刷要求時には、ユーザーのホストコンピューター1に対する指示操作等により、プリンタードライバー部12に対して印刷対象の画像データ(以下、元画像データと称す)を送信する。当該元画像データは、文字、グラフィクスなどの印刷対象をオブジェクト単位で表現した標準フォーマット(例えば、GDI(Graphic Data Interface)に則ったフォーマット)のデータである。また、元画像データにおいては、画像の色は、一例として、RGB(レッド、グリーン、ブルー)の多値(例えば、0〜255の256階調)で表現される。なお、アプリケーション部11は、処理内容を記述したプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、RAMなどによって構成される。
プリンタードライバー部12は、プリンター2用のドライバー機能を担う部分であり、上記アプリケーション部11から出力された元画像データに各種処理を施して、プリンター2用の印刷データを生成し、当該印刷データをプリンター2に送信する。プリンタードライバー部12は、処理内容を記述したドライバープログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、処理に使用される各種データ、及び、ドライバープログラムと各種データを記憶するメモリ等で構成される。
図1に示すように、プリンタードライバー部12は、機能構成として、レンダリング部121、色変換部122、ハーフトーン処理部123、コマンド生成部124、往路用LUT125、復路用LUT126、共通テーブル127、紙種係数128、及び記憶部129を備える。
レンダリング部121は、アプリケーション部11から出力された元画像データに対してレンダリング処理を実行する部分であり、元画像データを画素単位の画像データに変換する。すなわち、レンダリング部121は、元画像データを、各画素がRGBの多値(例えば、各0〜255の256階調)を有する画像データに変換する。当該画素単位の画像データを、以下、RGB画素データと称す。
色変換部122は、レンダリング部121で生成されたRGB画素データを、プリンター2で使用されるインク色(一例として、ここではCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック))で表現される色データ(以下、CMYK画素データと称す)に変換する処理(色変換処理)を実行する部分である。CMYK画素データは、各画素がCMYKの多値(例えば、各0〜255の256階調)を有するインク量データである。従って、CMYK画素データは、プリンター2における各インクのインク量を表現するデータである。
色変換部122は、上述の通り、プリンター2の復路印刷用(第2方向印刷用)の色変換処理において、プリンター2で使用される印刷媒体である紙の種類(紙種)等の印刷条件に応じた調整を行い、その処理に本印刷システムの特徴がある。当該調整処理を含む色変換処理の具体的な内容については後述する。
ハーフトーン処理部123は、画素単位の画像データを印刷ドットの有無で表現された画像データに変換するハーフトーン処理を実行する部分である。本実施の形態例では、ハーフトーン処理部123は、CMYK画素データをCMYKの各印刷ドットの有無で表現されたデータ(以下、ドットデータと称す)に変換する。印刷ドットは、プリンター2によるインクの吐出によって印刷媒体(紙)上に形成されるドットであり、一例として、大、中、小の大きさの異なる複数ドットが用いられる。この場合、ドットデータは、インクが吐出される印刷媒体の位置毎に、各色の、大ドットの有無、中ドットの有無、小ドットの有無を表す情報を備える。
コマンド生成部124は、印刷対象の画像データを含む印刷要求をプリンター2用のコマンドで表現する部分である。コマンド生成部124が生成した印刷要求は、印刷データとしてホストコンピューター1からプリンター2へ送信される。コマンド生成部124は、印刷要求(印刷データ)を生成する際に、ドットデータをプリンター2用のコマンドで表現して印刷データに含める。
記憶部129は、往路用LUT125(第1の色変換情報)、復路用LUT126(第3の色変換情報)、共通テーブル127(共通変換情報)、及び紙種係数128を記憶する部分であり、HDD、メモリ等で構成される。
往路用LUT125及び復路用LUT126は、それぞれ、プリンター2における往路印刷用(第1方向印刷用)の色変換テーブル(色変換情報)及び復路印刷用(第2方向印刷用)の色変換テーブル(色変換情報)である。色変換テーブルは、アプリケーション部11から出力された画像データの色表現を、プリンター2で使用されるインク色の色表現に変換するためのデータを収めたテーブルであり、すなわち、色変換部122による色変換処理のためのテーブルである。本実施の形態例では、RGB色空間の色表現をCMYK色空間の色表現に変換するためのものである。
色変換テーブルは、RGBの各色8ビット(256階調)で表現される3次元データの色値である(R,G,B)を、CMYKの各色8ビット(256階調)で表現される4次元データの色値である(C,M,Y,K)に割り当てる情報を備える。従って、色変換テーブルを利用すると、RGBで表現された任意の色をCMYKで表現することができる。但し、各色8ビット(256階調)で表現される全ての色(約1677万色)について、対応するデータを持っておくと、そのデータ量が膨大となるため、実際には、色変換テーブルは、各色を256より少ない所定数nの階調によって表現した色についてのみデータを備える。
図2は、色変換テーブルを3次元で表現した図である。図2の(a)に示す例は、RGBの各色を18階調(n=18)で表現した場合を示しており、この色変換テーブルでは、RGB色空間におけるRGBの各軸を17分割した各グリッド(格子点)のRGB値(R,G,B)に対して、CMYKの値(C,M,Y,K)が割り当てられている。
変換する色がグリッド上にない場合には、色変換部122が「四面体補間」などの補間法を用いて対応する(C,M,Y,K)値を算出する。この場合、例えば、図2の(a)においてO点で示される色について色変換をする場合には、O点を含む単位立方体の8つのグリッド点(A〜H)に対応付けられている(C,M,Y,K)値(図2の(b)に示す値)からO点に対する(C,M,Y,K)値を求めることができる。
なお、往路用LUT125及び復路用LUT126は、それぞれ、プリンター2において、所定の紙種(以下、標準紙種と称す)の印刷媒体を用いた場合に、往路印刷と復路印刷とで印刷後の色の差が最小になるように調整されたデータを収める。すなわち、往路用LUT125(第1の色変換情報)及び復路用LUT126(第3の色変換情報)は、標準紙種のLUTである。なお、以降、126の付番を付さない「復路用LUT」は、ホストコンピューター1に記憶される復路用LUT126に限定されることなく、復路用LUT全般を意味する。往路用LUT125及び復路用LUT126は、HDD等に記憶される。なお、記憶部129が、標準紙種について後述する紙種係数128を記憶している場合には、復路用LUT126はなくてもよい。また、往路用LUT125は、本実施の形態例では、標準紙種以外の紙種についての色変換処理においても使用される。また、紙種としては、例えば、普通紙、光沢紙、合成紙、ファイン紙、和紙等と呼ばれる種類があり、普通紙においても、製造メーカーにより紙種が異なる。
共通テーブル127は、往路用LUT125に対する復路用LUTの相違を紙種に因らない共通傾向として表す情報を収めたテーブルである。より具体的には、共通テーブル127は、本実施の形態例では、図2に基づいて説明したRGB空間の各格子点に割り当てられている(C,M,Y,K)値の、復路用LUTにおける値の往路用LUT125における値に対する比率を示している。換言すれば、共通テーブル127は、往路用LUT125に収められている各色値(C,M,Y,K)を、復路用LUTに収められる各色値(C,M,Y,K)に変換する情報を収めている。また、その比率の値は正規化された値として収められている。
図3は、共通テーブル127の一例を示した図である。図3に示す例では、共通テーブル127において、例えば、格子点「1」にC(シアン)の値として「0.5」が対応付けられており、これは、復路用LUTにおいて格子点「1」に割り当てられるCの値が、往路用LUT125において格子点「1」に割り当てられるCの値の「0.5」倍であることを意味している。他の色、他の格子点についても同様である。
なお、共通テーブル127の生成方法については後述する。
紙種係数128は、共通テーブル127を紙種毎の個別の変換情報にするための係数である。紙種係数128は、倍率(α1)とオフセット量(α2)の係数から構成され、紙種毎に(紙種識別情報に対応付けて)これら2つの係数の値が記憶される。なお、本実施の形態例では、標準紙種の復路用LUT126を備えていない場合には、少なくとも、標準紙種の紙種係数128が記憶されている。
プリンター2は、ホストコンピューター1の印刷指示に従って印刷処理を実行する、カラーインクジェットプリンターである。プリンター2は、インク(色材)を印刷媒体に吐出するノズルを備えた印刷ヘッド225の主走査方向への動作と、印刷媒体である紙の副走査方向への動作を同期させて印刷を行い、印刷ヘッド225の動作の双方向においてインクを吐出する往復印刷(双方向印刷)を行う。
プリンター2は、図1に示されるように、コントローラー部21と印刷機構部22が備える。
コントローラー部21は、印刷指示による印刷データを受信して、当該印刷データに従った印刷処理を印刷機構部22に実行させる部分である。処理内容を記述したプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、RAM、プログラムを格納するROM、ASIC等で構成される。
印刷機構部22は、コントローラー部21の指示に従って印刷媒体(紙)に印刷処理を実行する部分である。印刷機構部22は、図1に示されるように、主走査部221と副走査部222を備える。
主走査部221は、CMYKの各色のインクを吐出するノズル227を備える印刷ヘッド225、印刷ヘッド225を搭載して主走査方向に移動するキャリッジ224、及び、キャリッジ224を駆動するためのキャリッジモーター223等を備える。
図4は、ノズル面側から見た印刷ヘッド225の平面図である。本実施の形態では、印刷ヘッド225には、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(M)、シアン(C)の各色に対応した複数のノズル227が、副走査方向(印刷媒体の搬送方向)に沿って、各色に対応してノズル列228として配置される。本実施形態では、各ノズル列228には、それぞれ180dpiのピッチで180個のノズル227が千鳥状に配列される。
印刷ヘッド225は、K→M→Y→Cの順に主走査方向(キャリッジ224の移動方向)に配列されており、往路印刷においては、K→M→Y→Cの順にインクを吐出し、復路印刷においては、C→Y→M→Kの順にインクを吐出する。したがって、往路と復路とにおいてインクの吐出順序が異なるため、インクの重ね順序が変わってしまい、往路と復路で発色特性が変わる。したがって、双方向で同一の色変換処理を行うと、往路印刷領域と復路印刷領域との間に色差(色むら)が生じてしまう。このため、本実施の形態では、色変換処理において、往路印刷用と復路印刷用の2つの色変換テーブル(往路用LUT125及び復路用LUT)を用いる。
副走査部222は、印刷媒体229を副走査方向に搬送する装置である。副走査部222は、印刷媒体229を印刷ヘッド225の動作に同期して移動させるための紙送りモーター226等を備える。
図5は、印刷媒体229に対するキャリッジ224の動作を説明するための図である。図5では、印刷媒体229とキャリッジ224との相対的な位置関係を示しており、キャ
リッジ224は印刷媒体229に対して図示矢印の方向に相対移動する。プリンター2は、点線で示した位置を印刷開始位置(ホームポジション)Pから、キャリッジ224を主走査方向に移動させながら印刷を行う。プリンター2は、印刷画像の端まで印刷を終えると一旦キャリッジ224の移動を停止し、副走査方向へ紙を搬送し、キャリッジ224を印刷開始位置P側に移動させながら印刷を行う。そして、プリンター2は、印刷画像の端まで印刷を終えるとまたキャリッジ224の移動を停止し、副走査方向への紙送り後、再度キャリッジ224の主走査方向に移動させながら印刷を行う。
このように、プリンター2は、主走査方向の印刷と副走査方向の紙送り動作とを繰り返しながら、印刷を行う。本実施形態では、キャリッジ224が副走査方向に対して右側主走査方向に移動する際の印刷を「往路印刷」と称し、左側主走査方向に移動する際の印刷を「復路印刷」と称する。また、1回の往路印刷または復路印刷によって印刷される印刷領域の印刷画像に相当する1パス分の画像データを「部分画像データ」と称する。
すなわち、最初の部分画像データ(第1部分画像データ)が最初の往路印刷によって印刷される。また、2番目の部分画像データ(第2部分画像データ)が続く復路印刷によって印刷され、3番目の部分画像データ(第3部分画像データ)が続く往路印刷によって印刷される。つまり、奇数番目の部分画像データが往路印刷、偶数番目の部分画像データが復路印刷で印刷されることとなる。なお、全画像の印刷を終えると、キャリッジ224を、印刷開始位置P まで移動させ、次の印刷指示まで待機する。
本印刷システム100は、以上説明したような構成を有する。
次に、共通テーブル127の生成手順について説明する。共通テーブル127は、プリンター2の製造者等によってプリンター2の出荷前に生成される。また、共通テーブル127は、共通テーブル生成プログラムと当該プログラムに従って処理を実行するコンピューターを用いて生成される。以降、共通テーブル生成プログラムを備えるコンピューターを共通テーブル生成装置と称す。図6は、共通テーブル127の生成手順の一例を示すフローチャートである。
まず、共通テーブル生成装置の操作者(共通テーブル127の作成者)は、往路用LUT125のデータを共通テーブル生成装置に入力する。当該入力によって共通テーブル生成装置は、往路用LUT125を取得する(図6のステップS1)。図7及び図8は、共通テーブル127の生成手順を説明するための図である。図7及び図8には、説明を簡明にするために、色変換テーブルの格子点数が3、紙種数が3(紙種A、B、及びC)の場合のデータが示されている。
次に、操作者は、複数の紙種(図7及び図8の例では3種)について、最適な復路用LUT(以降、紙種別復路用LUTと称す、第4の色変換情報)を生成し、それらのデータを共通テーブル生成装置に入力する。当該入力によって共通テーブル生成装置は、それらの紙種別復路用LUTを取得する(図6のステップS2)。なお、紙種別復路用LUTは、その紙種の印刷媒体で印刷した場合に、往路印刷と復路印刷での色差が最小になるように調整されたLUTであり、実際のサンプル画像の出力などを用いた従前の方法で得られる。
図7の(a)は、往路用LUT125が取得された状態を示す。上述の通り、往路用LUT125は各紙種に共通に用いるので、紙種A、B、及びCに対して同じ色変換情報が示される。図7の(b)は、各紙種について紙種別復路用LUTが取得された状態を示す。図7の(a)及び(b)において、各テーブルの「C」、「M」、「Y」、「K」の値は、対応する格子点(「格子点番号」)に割り当てられている各色のインク量を示す。
次に、共通テーブル生成装置は、各紙種について変換テーブル(変換情報)を作成する(図6のステップS3)。当該変換テーブルは、往路用LUT125を紙種別復路用LUTに変換するためのテーブルであり、換言すれば、紙種別復路用LUTに収められている各色値の、往路用LUT125に収められている各色値に対する比率を収めたテーブルである。
従って、共通テーブル生成装置は、各紙種について、取得した紙種別復路LUTの各色値を、取得した往路用LUT125の対応する色値で割った値を変換テーブルの値とする。各テーブルにおいて、「格子点番号」iの「C」、「M」、「Y」、「K」の値を、往路用LUT125についてはCio、Mio、Yio、Kio、紙種別復路用LUTにおいてはCik、Mik、Yik、Kik、変換テーブルにおいてはCih、Mih、Yih、Kihで表現すると、共通テーブル生成装置は、以下の式((1)式〜(4)式)により変換テーブルの各値を求める。
Cih=Cik÷Cio (1)
Mih=Mik÷Mio (2)
Yih=Yik÷Yio (3)
Kih=Kik÷Kio (4)
図7の(c)は、生成された各紙種の変換テーブルを示す。例えば、紙種Aの変換テーブルにおける「格子番号」1の「C」の値「2.5」は、上述の通り、紙種別復路LUT(図7の(b))における「格子番号」1の「C」の値「12.5」を、往路LUT125(図7の(a))における「格子番号」1の「C」の値「5.0」で割った値である。
次に、共通テーブル生成装置は、変換テーブルの正規化を行い、正規化された変換テーブル(以降、正規化変換テーブルと称す)を作成する(図6のステップS4)。各変換テーブルについての正規化の処理は、以下の手順で行われる。まず、色毎に、各格子点番号に対して収められている値の最大値(Max)と最小値(Min)を求める。その後、色毎に、下記(5)式により、正規化変換テーブルに収められる各値を求める。
yi=(xi−Min)/(Max−Min) (5)
なお、xiは、変換テーブルの「格子点番号」iに対して収められている値、yiは、正規化変換テーブルの「格子点番号」iに対して収められる値を表している。(5)式で求められるyiは、0から1の間の値となる。
図8の(a)には、生成された正規化変換テーブルが示される。
次に、共通テーブル生成装置は、各紙種の正規化変換テーブルに平均化処理及び正規化処理を行って共通テーブルを生成する(図6のステップS5)。平均化処理では、共通テーブル生成装置は、各紙種の正規化変換テーブルにおいて同じ位置(同じ格子点番号、同じ色)に収められている値の平均値を求め、その平均値を同じ位置に収めた1つの平均変換テーブルを作成する。
正規化処理では、共通テーブル生成装置は、作成された平均変換テーブルについて、ステップS4と同じ正規化処理を施し、その結果生成されるテーブルが共通テーブル127である。
図8の(b)には、生成された共通テーブル127が示される。
次に、共通テーブル生成装置は、共通テーブル127の生成にデータを用いた各紙種について紙種係数128を決定する(図6のステップS6)。紙種係数128は、共通テー
ブル127を紙種毎の個別の変換テーブル(図7の(c)に示すテーブル)にするための係数であり、上述の通り、倍率(α1)とオフセット量(α2)の係数から構成される。また、紙種係数128は、紙種毎、色毎に、所定の数学的手法等により決定される。決定された紙種係数128については、概ね以下の(6)式が成り立つ。
Y=X×α1+α2 (6)
なお、Xは共通テーブル127に収められている値、Yは変換テーブルのXに対応する位置(同じ格子点番号、同じ色)に収められている値である。
図8の(c)には、紙種A、B、及びCについて決定された紙種係数128が例示される。
次に、共通テーブル生成装置又は操作者は、生成された共通テーブル127と決定された紙種係数128をホストコンピューター1の記憶部129に記憶する(図6のステップS7)。
以上のようにして共通テーブル127が生成され、印刷処理の際に使用可能な状態となる。なお、ステップS6の紙種係数128の決定と、ステップS7における紙種係数128の記憶は、行わなくてもよい。
次に、本実施の形態例に係る印刷システム100における処理手順について説明する。図9は、印刷システム100における処理手順の一例を示したフローチャートである。アプリケーション部11で印刷要求がなされると、プリンタードライバー部12が元画像データを含む印刷要求を受信する(図9のステップS11)。なお、印刷要求には、印刷条件の一つとして、プリンター2で使用する印刷媒体の紙種の情報(以下、紙種識別情報と称す)が含まれる。
受信された印刷要求の情報は、レンダリング部121に渡され、レンダリング部121は、印刷要求に含まれる元画像データに対してレンダリング処理を施し、RGB画素データを生成する(図9のステップS12)。
生成されたRGB画素データ含む印刷要求は色変換部122に渡され、色変換部122は、色変換処理を実行し、RGB画素データをCMYK画素データに変換する(図9のステップS13)。当該色変換処理において、色変換部122は、往路用LUT125、共通テーブル127、及び、紙種係数を用いて、使用する紙種用の復路用LUT(第2の色変換情報)を生成し、当該生成した復路用LUTを用いて紙種に相応しい処理を実行する。色変換処理の具体的な内容については後述する。
生成されたCMYK画素データを含む印刷要求はハーフトーン処理部123に渡され、ハーフトーン処理部123は、CMYK画素データに対してハーフトーン処理を実行し、CMYK画素データをドットデータに変換する(図9のステップS14)。
生成されたドットデータを含む印刷要求はコマンド生成部124に渡され、コマンド生成部124は、印刷要求をプリンター2用のコマンドで表現した印刷データを生成する(図9のステップS15)。
ホストコンピューター1は、生成された印刷データをプリンター2へ送信する(図9のステップS16)。
プリンター2は、印刷データを受信し、当該印刷データに含まれるコマンドに従って印刷処理を実行する(図9のステップS17)。具体的には、コントローラー部21は、コ
マンドを解釈し、その解釈結果に基づいて、印刷機構部22の主走査部221と副走査部222を制御する。印刷機構部22は、当該制御に従って動作し、上述した印刷ヘッド225の往復動作により、紙種識別情報で示される印刷媒体に対してインクを吐出して印刷を行う。
以上のようにして、印刷要求から印刷実行までの処理が行われる。
図10は、色変換部122による色変換処理(図9のステップS13)の手順を例示したフローチャートである。図10を参照して、以下に色変換処理の内容を説明する。
まず、色変換部122は、記憶部129に記憶される往路用LUT125のデータを取得する(図10のステップS131)。次に、色変換部122は、記憶部129に記憶される共通テーブル127のデータを取得する(図10のステップS132)。
その後、色変換部122は、記憶部129に記憶される紙種係数128にアクセスし、印刷要求に含まれていた紙種識別情報に対して紙種係数が記憶されているかを確認する。その結果、紙種係数が記憶されていれば、色変換部122は、その紙種係数を取得する(図10のステップS133)。紙種係数が記憶されていなければ、色変換部122は、紙種係数の入力を促す表示を、ホストコンピューター1の表示装置(図示せず)に行う。当該表示に対して、紙種係数の入力が行われれば、色変換部122は、その入力された紙種係数を取得する(図10のステップS133)。なお、紙種係数を入力する場合には、印刷システム100のユーザーは、予め使用する紙種について紙種係数を決めておく。
次に、色変換部122は、取得した往路用LUT125、共通テーブル127、及び紙種係数を用いて、紙種識別情報で示される印刷媒体に適した復路用LUT(第2の色変換情報)を生成する(図10のステップS134)。
具体的には、まず、色変換部122は、共通テーブル127と紙種係数を用い、上記(6)式から当該紙種用の変換テーブルを生成する。次に、色変換部122は、往路用LUT125に生成した変換テーブルを作用させて(掛けて)復路用LUT(第2の色変換情報)を生成する。
生成する復路用LUT、往路用LUT125、及び変換テーブルの各テーブルにおいて、「格子点番号」iの「C」、「M」、「Y」、「K」の値を、復路用LUTにおいてはCik、Mik、Yik、Kik、往路用LUT125においてはCio、Mio、Yio、Kio、変換テーブルにおいてはCih、Mih、Yih、Kihで表現すると、色変換部122は、以下の式((7)式〜(10)式)により復路用LUTの各値を求める。
Cik=Cio×Cih (7)
Mik=Mio×Mih (8)
Yik=Yio×Yih (9)
Kik=Kio×Kih (10)
次に、色変換部122は、往路用LUT125と生成した復路用LUTを用いてRGB画素データをCMYK画素データに変換する(図10のステップS135)。当該変換処理において、色変換部122は、往路印刷で用いられるRGB画素データについては往路用LUT125(第1の色変換情報)を用いてCMYK画素データを生成し、復路印刷で用いられるRGB画素データについては生成した復路用LUT(第2の色変換情報)を用いてCMYK画素データを生成する。より具体的には、色変換部122は、RGB画素データの各画素について、その画素が持つ(R,G,B)を、その(R,G,B)が色変換
テーブル(往路用LUT125又は復路用LUT)の格子点である場合には色変換テーブルでその格子点に収められている(C,M,Y,K)に、また、その(R,G,B)が色変換テーブルの格子点でない場合にはその周囲の格子点に収められている(C,M,Y,K)を用いた上記補間計算により求められる(C,M,Y,K)に変換する。
このように復路印刷については、使用する紙種に応じて往路印刷と復路印刷での色差が最小になるように調整された紙種別復路用LUTに相当する(近い)LUTが用いられる。
以上説明した内容で色変換処理が実行される。なお、印刷要求された印刷で使用される紙種が標準紙種であり、記憶部129が標準紙種の復路用LUT126(第3の色変換情報)を記憶している場合には、色変換部122は、復路用LUTの生成をせずに、この復路用LUT126を用いて復路用の色変換を実行する。
また、本実施の形態例において、ホストコンピューター1が必ず備えなければならないものは、往路用LUT125、復路用LUT126、及び共通テーブル127の3つ、又は、往路用LUT125、共通テーブル127、及び標準紙種の紙種係数128の3つである。
また、上述した実施の形態例では、変換テーブルが収める各値を、色値の比率で表現したが、色値の差分で表現するようにしてもよい。この場合、共通テーブルも色値の差分を収めるテーブルとなる。
また、変換テーブルを、標準紙種の復路用LUT126に対する紙種別復路用LUTの相違を表す変換テーブルとして生成してもよい。この場合にも、同様の手順により、標準紙種の復路用LUT126に対する相違を紙種に因らない共通傾向として表す共通テーブルを生成しておく。そして、印刷時には、標準紙種の復路用LUT126と生成しておいた共通テーブルと予め定めておいた紙種係数から、使用する紙種に適した復路用LUTを生成して色変換処理に用いる。
また、本実施の形態例における印刷システム100では、ホストコンピューター1側で色変換処理を行ったが、プリンター2側で行う態様としてもよい。
また、本実施の形態例では、印刷条件のうちの紙種に応じて色変換テーブルの調整を行ったが、温度、湿度など他の印刷条件に応じて色変換テーブルの調整を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態例及びその変形例による印刷システムの画像処理装置では、往路印刷と復路印刷の相違(色差)を紙種に因らない共通の傾向として表現した共通テーブル127が予め用意され、ユーザーは使用する紙種の紙種係数を入力すればよいので、容易に往路印刷と復路印刷の色差を抑えた印刷を行うことができる。
また、共通テーブル127は、複数の紙種に関するデータをそれぞれ正規化し、その後のデータを平均化して求めるので、上述した共通の傾向を適確に反映した情報である。
なお、本実施の形態例では、RGB色空間からCMYK色空間への色変換処理として記載したが、異なる色空間の色変換処理であっても本発明を適用することができる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
1 ホストコンピューター、 2 プリンター、 11 アプリケーション部、 12
プリンタードライバー部、 21 コントローラー部、 22 印刷機構部、 100
印刷システム、 121 レンダリング部、 122 色変換部、 123 ハーフトーン処理部、 124 コマンド生成部、 125 往路用LUT、 126 復路用LUT、 127 共通テーブル、 128 紙種係数、 129 記憶部、 221 主走査部、 222 副走査部、 223 キャリッジモーター、 224 キャリッジ、
225 印刷ヘッド、 226 紙送りモーター、 227 ノズル、 228 ノズル列、 229 印刷媒体(紙)

Claims (7)

  1. 双方向印刷用の画像データを処理する画像処理装置であって、
    第1方向印刷用の第1の色変換情報と、印刷条件に因らない共通変換情報とを記憶する
    記憶部と、
    第1方向印刷用の画像データを前記第1の色変換情報を用いて色変換し、第2方向印刷
    用の画像データを、前記共通変換情報と紙の種類毎の個別の印刷条件に応じた紙種係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する色変換部と、を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記色変換部は、前記第1の色変換情報を前記共通変換情報と前記紙種係数とに基づいて変換して、前記第2の色変換情報を生成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1において、
    前記記憶部は、前記第2方向印刷用の第3の色変換情報を記憶し、
    前記色変換部は、前記第3の色変換情報を前記共通変換情報と前記紙種係数とに基づいて変換して、前記第2の色変換情報を生成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記共通変換情報は、複数の紙の種類毎の個別の印刷条件に対してそれぞれ用意された第2方向印刷用の第4の色変換情報から得られる複数の変換情報を、それぞれ正規化し、当該正規化された変換情報を平均化する、ことによって生成される
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記紙の種類毎の個別の印刷条件は、印刷で用いられる紙の種類を含む
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 双方向印刷用の画像データを処理する画像処理方法であって、
    第1方向印刷用の画像データを第1方向印刷用の第1の色変換情報を用いて色変換し、
    第2方向印刷用の画像データを、印刷条件に因らない共通変換情報と紙の種類毎の個別の印刷条件に応じた紙種係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 双方向印刷用の画像データを処理するコンピューターに、
    第1方向印刷用の画像データを第1方向印刷用の第1の色変換情報を用いて色変換し、
    第2方向印刷用の画像データを、印刷条件に因らない共通変換情報と紙の種類毎の個別の印刷条件に応じた紙種係数に基づいて生成される第2方向印刷用の第2の色変換情報を用いて色変換する処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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