JP6513004B2 - 基板処理装置及びその処理方法 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエハ、液晶ディスプレイ用基板、プラズマディスプレイ用基板、有機EL用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスプレイ用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、太陽電池用基板(以下、単に基板と称する)に対して、燐酸を含む処理液によって処理を行う基板処理装置及びその処理方法に関する。
従来、この種の装置として、処理槽と、オーバフロー槽と、循環配管と、ポンプと、インラインヒータと、フィルタと、バイパス管とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この装置は、例えば、燐酸を含む処理液を約160℃の処理温度に加熱し、その処理液に基板を浸漬させることにより、例えば、基板に成膜されている窒化膜(SiN)をエッチングする。
処理槽は、燐酸を含む処理液を貯留し、その処理液中に基板を浸漬させて基板に対して処理を行う。オーバフロー槽は、処理槽から溢れた処理液を回収する。循環配管は、処理槽とオーバフロー槽とを連通接続し、処理液を循環させる。ポンプは、循環配管に設けられ、循環配管中の処理液を流通させる。フィルタは、循環配管に設けられ、循環配管を流通する処理液中のパーティクルを濾過する。バイパス管は、フィルタをバイパスするように、循環配管におけるフィルタの上流側と下流側とを連通接続する。このような構成の装置では、処理液を処理温度に温調する際には、処理液を循環させつつインラインヒータで処理温度にまで昇温させる。
ところで、処理に用いられる処理液は、燐酸を含み常温における粘度が高い。そのため、加熱前の処理液をフィルタで濾過させつつ循環させると圧力損失が大きいので、昇温により処理液の粘度が低下するまでは、バイパス管を開放させ、処理液の流路をフィルタとバイパス管との並列にして処理液を循環させている。そして、温度が処理温度に達した後、バイパス管を閉止して処理液をフィルタ側にだけ流通させながら、基板に対する処理を行っている。
特開2013−21232号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、フィルタを通して処理液を流通させている関係上、処理液の流速が遅くなるので、エッチング性能が不足する場合があった。また流速が遅いためにエッチングされて基板から処理液に溶出したシリコンが、基板の周囲に滞留して基板に析出し再付着することがあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、処理液の流通を工夫することにより、シリコンの析出、再付着を防止して基板のパーティクルの悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる基板処理装置及びその処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、燐酸を含む処理液で基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、処理液を浸漬させて基板に対して処理を行う処理槽と、前記処理槽から溢れた処理液を回収するオーバフロー槽と、前記オーバフロー槽と前記処理槽とを連通接続する循環配管と、前記循環配管に設けられ、処理液を流通させるポンプと、前記ポンプの下流側にあたる前記循環配管に設けられ、処理液を処理温度に温調するインラインヒータと、前記ポンプの下流側にあたる前記循環配管に設けられ、処理液中のパーティクルを除去するフィルタと、前記フィルタの上流側と下流側にあたる前記循環配管を連通接続するバイパス管と、前記バイパス管を開閉する開閉弁と、前記ポンプで処理液を流通させつつ前記インラインヒータで処理液を処理温度に温調した後、前記処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理を行う処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、前記開閉弁を開放して処理液の流速を速くする制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、ポンプで処理液を流通させつつインラインヒータで処理液を処理温度に温調した後、処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理を行う処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、開閉弁を開放して処理液の流速を速くする。したがって、処理槽内における処理液の流速も速くなり、エッチング速度を向上できるとともに、処理液によってエッチングされて基板から処理液中に溶出したシリコンが、基板の周囲に滞留して基板に析出、再付着することを抑制できる。その結果、基板におけるシリコンの析出が抑制でき、パーティクル性能の悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる。
また、本発明において、前記制御手段は、前記処理時間の全区間にわたって前記開閉弁を開放することが好ましい(請求項2)。
基板を処理液で処理する処理時間の全区間にわたって処理液の流速が速くなるので、基板へのシリコンの析出、再付着をさらに抑制することができ、かつエッチング性能をさらに向上できる。
また、本発明において、前記制御手段は、前記処理時間の全区間のうち、前半において前記開閉弁を開放し、後半において前記開閉弁を閉止することが好ましい(請求項3)。
基板を処理液で処理する処理時間のうち、前半は処理液の流速が速くなって基板へのシリコンの析出、再付着を抑制できる。一方、後半は処理液の流速が遅くなるが、処理液中のパーティクルをフィルタで除去できる。したがって、処理液中のパーティクルが次の基板に付着して、パーティクル性能が低下することを抑制できる。
また、本発明において、前記制御手段は、前記処理時間が経過した後、一定時間の間、前記開閉弁を閉止することが好ましい(請求項4)。
処理時間が経過した後、一定時間の間は処理液を濾過させることで、処理液中のパーティクルをフィルタで除去できる。したがって、処理液中のパーティクルが次の基板に付着して、パーティクル性能が低下することを抑制できる。
また、請求項5に記載の発明は、燐酸を含む処理液で基板を処理する基板処理方法において、処理液を貯留し、処理液を浸漬させて基板に対して処理を行う処理槽と、前記処理槽から溢れた処理液を回収するオーバフロー槽とを連通接続する循環配管にポンプで処理液を流通させつつ、インラインヒータで処理液の温度を処理温度に温調する温調過程と、前記処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理時間にわたって処理を行う処理過程と、をその順に実施する際に、前記処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、前記循環配管に設けられているフィルタをバイパスするバイパス管にも処理液を流通させ、処理液の流速を速くすることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項5に記載の発明によれば、温調過程と処理過程とをその順に実施する際に、処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、循環配管に設けられているフィルタをバイパスするバイパス管にも処理液を流通させ、処理液の流速を速くする。したがって、処理槽内における処理液の流速も速くなり、エッチング速度を向上できるとともに、処理液によってエッチングされて基板から処理液中に溶出したシリコンが、基板の周囲に滞留して基板に析出、再付着することを抑制できる。その結果、基板におけるシリコンの析出が抑制でき、パーティクル性能の悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる。
本発明に係る基板処理装置によれば、制御手段は、ポンプで処理液を流通させつつインラインヒータで処理液を処理温度に温調した後、処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理を行う処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、開閉弁を開放して処理液の流速を速くする。したがって、処理槽内における処理液の流速も速くなり、エッチング速度を向上できるとともに、処理液によってエッチングされて基板から処理液中に溶出したシリコンが、基板の周囲に滞留して基板に析出、再付着することを抑制できる。その結果、基板におけるシリコンの析出が抑制でき、パーティクル性能の悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる。
実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の動作例を示すタイムチャートである。 第2の動作例を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
実施例に係る基板処理装置は、複数枚の基板Wを一括して処理液で処理するバッチ式の装置である。この装置は、処理槽1とオーバフロー槽3とを備えている。処理槽1は、複数枚の基板Wを収容可能な大きさを有し、処理液を貯留して複数枚の基板Wに対して処理液による処理を行う。オーバフロー槽3は、処理槽1の上縁の周囲に設けられ、処理槽1から溢れた処理液を回収する。
処理槽1とオーバフロー槽3とは、循環配管5によって連通接続されている。循環配管5は、一端側がオーバフロー槽3の上部から底部に向かって配置され、他端側が処理槽1の底部に連通接続されている。循環配管5は、オーバフロー槽3側から処理槽1側に向かって、開閉弁CV1と、ポンプCPと、開閉弁CV2と、インラインヒータHE1と、フィルタ9とがその順に配置されている。
開閉弁CV1は、オーバフロー槽3からの循環配管5への処理液の流通を制御する。ポンプCPは、循環配管5に貯留する処理液を圧送する。開閉弁CV2は、循環配管5中における処理液の流通を制御する。インラインヒータHE1は、循環配管5を流通する処理液を処理温度(例えば、約160℃)に温調する。フィルタ9は、循環配管5を流通する処理液中のパーティクルを濾過して除去する。ポンプCPがオンにされると、オーバフロー槽3に貯留する処理液が循環配管5に吸い込まれ、インラインヒータHE1による温調と、フィルタ9による濾過が行われて処理槽1に送られる。
循環配管5は、ポンプCPと開閉弁CV2との間に、分岐配管11の一端側が連通接続されている。分岐配管11の他端側は、排液処理部(不図示)に連通接続されている。分岐配管11は、開閉弁EVを備えている。この開閉弁EVは、循環配管5内の処理液を排液する際にのみ開放される。循環配管5は、上述したフィルタ9の上流側と下流側にあたる部位を連通接続するバイパス管13が設けられている。このバイパス管13には、開閉弁BVが取り付けられている。この開閉弁BVは、バイパス管13における処理液の流通を制御する。
処理槽1は、外周面にヒータHE2を取り付けられている。このヒータHE2は、処理槽1を温調して、処理槽1に貯留している処理液の温度が処理槽1の部材を介して温度低下を生じないようにする。処理槽1には、供給管15の一端側が底面に向けて配置されている。供給管15の他端側は、処理液供給源17に連通接続されている。処理液供給源は、燐酸を含む処理液を貯留している。供給管15には、開閉弁SVが取り付けられている。この開閉弁SVは、処理液供給源17から処理槽1への処理液の供給を制御する。
処理槽1の近辺には、リフタLFが配置されている。このリフタLFは、下部に複数枚の基板Wを起立姿勢で保持する保持部19を備えている。リフタLFは、保持部19が処理槽1の内部に位置する「処理位置」(図1に実線で示す)と、保持部19が処理槽1の上方に位置する「待機位置」(図1に二点鎖線で示す)とにわたって昇降移動する。
上述した開閉弁CV1,CV2,EV,BV,SVと、ポンプCPと、インラインヒータHE1と、ヒータHE2と、リフタLFとは、制御部21によって統括的に制御される。制御部21は、CPUやメモリによって構成されている。
なお、上述した制御部21が本発明における「制御手段」に相当する。
次に、図2を参照して、上述したように構成された基板処理装置の動作について説明する。なお、図2は、第1の動作例を示すタイムチャートである。但し、このタイムチャートには、処理に関連のない開閉弁EVについては記載していない。
まず、制御部21は、処理液を処理槽1に供給するために、開閉弁SVを開放する。これにより処理液供給源17の処理液が供給される(t1時点)。このとき、制御部21は、リフタLFを待機位置に位置させ、ポンプCPをオフに、開閉弁CV1,CV2,BVを開放している。
次に、制御部21は、処理槽1及びオーバフロー槽3並びに循環配管5を処理液が満たされた後、インラインヒータHE1とヒータHE2とをオンにして温調を開始するとともに、ポンプCPをオンにして、処理槽1及びオーバフロー槽3並びに循環配管5に貯留している処理液を循環させる(t2時点)。さらに、制御部21は、開閉弁SVを閉止して、処理液の供給を停止する(t3時点)。なお、燐酸を含む処理液は、特に昇温されるまでの粘度が高くフィルタ9における圧損が大きいので、処理槽1内における循環流量を稼ぐことができない。しかし、開閉弁BVを開放してバイパス管13にも処理液を流通させ、フィルタ9との並列の流路を形成させているので、流量を稼ぐことができ、温調に要する時間を短縮できる。
なお、上記のt2時点からt3時点の間が本発明における「温調過程」に相当する。
制御部21は、処理液の温度が処理温度に達した後、インラインヒータHE1とヒータHE2とをオフにして温調を停止する(t4時点)。なお、ヒータHE2をオンのままに維持して、処理槽1にリフタLFや基板Wが浸漬されることによる処理槽1内における処理液の温度低下を抑制するようにしてもよい。
制御部21は、リフタLFを処理位置にまで下降させる(t4時点)。そして、その状態を処理時間Tsの間(t4時点からt6時点)だけ維持する。制御部21は、処理時間Tsの全区間(t4時点からt6時点)の間、開閉弁BVを開放したまま維持する。これにより、処理時間Tsの全区間にわたってバイパス管13にも処理液が流通されるので、処理槽1内における流速を速くすることができる。したがって、例えば、基板W面における窒化膜(SiN)のエッチング速度を向上できるとともに、処理液によってエッチングされて基板Wから処理液中に溶出したシリコンが、基板Wの周囲に長時間にわたり滞留して基板Wに再付着することを抑制できる。その結果、基板Wにおけるシリコンの析出が抑制でき、基板Wのパーティクル性能の悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる。
なお、上記のt4時点からt6時点の間が本発明における「処理過程」に相当する。
制御部21は、処理時間Tsが経過した時点でリフタLFを待機位置に上昇させる(t6時点)。次いで、制御部21は、リフタLFが待機位置に上昇されて基板Wが処理槽1から搬出された後、開閉弁BVを閉止する(t7時点)。そして、この状態を所定時間(t7時点からt8時点まで)だけ維持して、処理液に含まれているパーティクルをフィルタ9で濾過して除去する。これにより、次の基板Wに対する処理において、基板Wにパーティクルが付着してパーティクル性能が低下することを抑制できる。
本実施例によると、制御部21は、ポンプCPで処理液を流通させつつインラインヒータHE1で処理液を処理温度に温調した後、処理槽1の処理液に基板Wを浸漬させて処理を行う処理時間Tsの全区間にわたって、バイパス管13の開閉弁BVを開放して処理液の流速を速くする。したがって、処理槽1内における処理液の流速も速くなり、エッチング速度を向上できるとともに、処理液によってエッチングされて基板Wから処理液中に溶出したシリコンが、基板Wの周囲に滞留して基板Wに析出することを抑制できる。その結果、基板Wにおけるシリコンの析出が抑制できるので、パーティクル性能の悪化を抑制しつつエッチング性能を向上できる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、制御部21が図2に示したように処理時間Tsの全区間において開閉弁BVを開放したが、本発明はこのような形態に限定されない。例えば、処理を行う処理時間Tsのうちの少なくとも一定時間の間だけ開閉弁BVを開放してフィルタ9をバイパスするようにしてもよい。
具体的には、図3に示すように開閉弁BVを操作して処理を行うようにしてもよい。なお、図3は、第2の動作例を示すタイムチャートである。
この場合には、t4からt6時点の処理時間Tsのうち、前半のt4からt5時点の間は、開閉弁BVを開放する。そして、後半のt5からt6時点を経て、温調が再開されるt7時点までの間は、開閉弁BVを閉止する。このように開閉弁BVを制御することにより、基板Wへのシリコンの再付着を抑制できる。一方、処理時間Tsの後半は処理液の流速が遅くなるが、処理液中のパーティクルをフィルタ9で除去できる。したがって、処理液中のパーティクルが次の基板Wに付着して、パーティクル性能が低下することを抑制できる。
なお、上述したように処理時間Tsの前半と後半で開閉を分けるのではなく、例えば、処理時間Tsの10%だけ開閉弁BVを閉止するように、処理時間Tsのうちの一定時間だけ開閉弁BVを開放するようにしてもよい。
(2)上述した実施例では、処理液を温調するためにヒータHE2も用いているが、インラインヒータHE1のみで構成してもよい。これにより装置コストを抑制できる。
(3)上述した実施例では、バイパス管13を一つだけとしているが、例えば、バイパス管13を二本以上設けるようにしてもよい。これにより、さらに処理槽1における流速を速くすることができる。
W … 基板
1 … 処理槽
3 … オーバフロー槽
5 … 循環配管
CV1,CV2,EV,BV,SV … 開閉弁
HE1 … インラインヒータ
9 … フィルタ
11 … 分岐配管
13 … バイパス管
15 … 供給管
LF … リフタ
19 … 保持部
21 … 制御部
Ts … 処理時間

Claims (5)

  1. 燐酸を含む処理液で基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、処理液を浸漬させて基板に対して処理を行う処理槽と、
    前記処理槽から溢れた処理液を回収するオーバフロー槽と、
    前記オーバフロー槽と前記処理槽とを連通接続する循環配管と、
    前記循環配管に設けられ、処理液を流通させるポンプと、
    前記ポンプの下流側にあたる前記循環配管に設けられ、処理液を処理温度に温調するインラインヒータと、
    前記ポンプの下流側にあたる前記循環配管に設けられ、処理液中のパーティクルを除去するフィルタと、
    前記フィルタの上流側と下流側にあたる前記循環配管を連通接続するバイパス管と、
    前記バイパス管を開閉する開閉弁と、
    前記ポンプで処理液を流通させつつ前記インラインヒータで処理液を処理温度に温調した後、前記処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理を行う処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、前記開閉弁を開放して処理液の流速を速くする制御手段と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、前記処理時間の全区間にわたって前記開閉弁を開放することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、前記処理時間の全区間のうち、前半において前記開閉弁を開放し、後半において前記開閉弁を閉止することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、前記処理時間が経過した後、一定時間の間、前記開閉弁を閉止することを特徴とする基板処理装置。
  5. 燐酸を含む処理液で基板を処理する基板処理方法において、
    処理液を貯留し、処理液を浸漬させて基板に対して処理を行う処理槽と、前記処理槽から溢れた処理液を回収するオーバフロー槽とを連通接続する循環配管にポンプで処理液を流通させつつ、インラインヒータで処理液の温度を処理温度に温調する温調過程と、
    前記処理槽の処理液に基板を浸漬させて処理時間にわたって処理を行う処理過程と、
    をその順に実施する際に、
    前記処理時間のうちの少なくとも一定時間の間、前記循環配管に設けられているフィルタをバイパスするバイパス管にも処理液を流通させ、処理液の流速を速くすることを特徴とする基板処理方法。
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