JP6512022B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は運転支援装置に関する。
従来、以下のような運転支援装置が知られている。運転支援装置は、まず、路車間通信や車車間通信により、他車両の位置等を含む情報を取得する。次に、取得した情報を用いて、他車両を地図データ上にマップマッチングする。そして、マップマッチングの結果に基づき、自車両と他車両との衝突判定を行い、衝突する可能性が高いと判定した場合は警報制御や制動制御を行う(特許文献1参照)。
同文献記載の運転支援装置は、演算負荷を軽減することを目的として、制御対象となる他車両の選定領域を、自車両の道路情報と運転情報とに基づいて可変設定する。
特開2011−95929号公報
自車両がセンサを備える場合、そのセンサの検出可能範囲内では、センサを用いて高精度に他車両を検出することができる。従って、自車両が備えるセンサの検出可能範囲内にある他車両の位置を、路車間通信や車車間通信により取得した情報を用いて地図データ上にマップマッチングする必要性は低い。
特許文献1記載の運転支援装置は、他車両がセンサの検出可能範囲内にあるか否かによらず一律に、路車間通信や車車間通信により取得した情報を用いて他車両を地図データ上にマップマッチングするので、必要性の低い演算を行っており、演算負荷を十分に軽減できていない。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、演算負荷を軽減できる運転支援装置を提供することを目的としている。
本発明の運転支援装置は、移動体の位置を含む移動体情報を自車両外から通信により取得する移動体情報取得ユニットと、自車両に備えられた周辺物検出装置を用いて自車両の周囲にある物体を検出する検出ユニットと、検出ユニットにより物体を検出することが困難な死角領域を設定する死角領域設定ユニットと、死角領域の少なくとも一部を優先領域として設定する優先領域設定ユニットと、移動体情報に基づく通知、又は移動体情報に基づく車両制御を実行する実行ユニットと、を備え、実行ユニットは、移動体の位置が優先領域内にある移動体情報を、それ以外の移動体情報よりも優先して通知又は車両制御に使用する。
本発明の運転支援装置は、移動体の位置が優先領域内にある移動体情報を、それ以外の移動体情報よりも優先して通知又は車両制御に使用する。そのため、全ての移動体情報を一律に使用して通知又は車両制御を行う場合に比べて、運転支援装置の演算負荷を軽減できる。
また、優先領域内にある移動体は、自車両が備える周辺物検出装置により検出することは困難であるが、本発明の運転支援装置によれば、優先領域内にある移動体について、通知又は車両制御を優先して行うことができる。
運転支援装置1の構成を表すブロック図である。 運転支援装置1が実行する処理の全体を表すフローチャートである。 図3Aは死角領域33を表す平面図であり、図3Bは自車両29から見た物体31を表す説明図である。 カーブ37により生じる死角領域33を表す平面図である。 図5Aは道路41の起伏により生じる死角領域33を表す側面図であり、図5Bは道路41の起伏により生じる死角領域33を表す平面図である。 図6Aは、隣接する3つの死角領域33A、33B、33Cを表す平面図であり、図6Bは、自車両29から見た隣接する3つの死角領域33A、33B、33Cを表す説明図であり、図6Cは、統合した死角領域33を表す平面図であり、図6Dは、自車両29から見た死角領域33を表す説明図であり、図6Eは、死角領域33と死角領域33Dとの間に隙間領域34が存在する状態を表す平面図であり、図6Fは、死角領域33及び死角領域33Dに加えて隙間領域34も死角領域33とした状態を表す平面図である。 運転支援装置1が実行する優先領域設定処理を表すフローチャートである。 自車両29が右折する予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。 自車両29が左折する予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。 自車両29が信号機45のある交差点で右折する予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。 自車両29が信号機45のある交差点で左折する予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。 図10に示す優先領域33Xを、道路上にある領域47に制限した状態を表す平面図である。 図11に示す優先領域33Xを、道路上にある領域47に制限した状態を表す平面図である。 自車両29が直進し、左に車線変更する予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。 自車両29が直進し、車線変更はしない予定である場合の優先領域33Xを表す平面図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.運転支援装置1の構成
運転支援装置1の構成を図1に基づき説明する。運転支援装置1は車両に搭載される車載装置である。以下では、運転支援装置1を搭載する車両を自車両とする。運転支援装置1は、CPU、RAM、ROM等を備える公知のコンピュータである。運転支援装置1は、ROMに記憶されたプログラムにより後述する処理を実行する。
運転支援装置1は、機能的に、移動体情報取得ユニット3、検出ユニット5、死角領域設定ユニット7、優先領域設定ユニット9、実行ユニット11、及び設定基準情報取得ユニット13を備える。各ユニットの機能は後述する。
自車両は、運転支援装置1に加えて、周辺物検出装置15、通信装置17、ナビゲーション装置19、ウインカ21、情報通知装置23、及び車両制御装置25を備える。これ
らと運転支援装置1とは、双方向通信が可能となるように、車内ネットワークによって接続されている。
周辺物検出装置15は、自車両の周囲にある物体(例えば、他の車両、固定物、歩行者、自転車等)を検出する装置である。周辺物検出装置15としては、例えば、画像センサ、ミリ波レーダ、ライダ等が挙げられる。
通信装置17は、他の車両と車車間通信を行うことができる。また、通信装置17は、路側装置と路車間通信を行うことができる。なお、他の車両及び路側装置は自車両外の一例である。通信装置17が車車間通信により受信する情報の一例として、後述する移動体情報がある。
ナビゲーション装置19はGNSS(GPS、GALILEO、GLONASS、BEIDOU、QZSS等)を用いて自車両の位置情報を取得する。また、ナビゲーション装置19は地図情報27を備えており、地図上で自車両の位置を特定することができる。地図情報27は、各地点の高度情報を含むものである。また、ナビゲーション装置19は、ユーザによる目的地の入力に応じて、その目的地までの経路を設定することができる。ナビゲーション装置19は、設定した経路を表す情報(以下、経路情報とする)を運転支援装置1に出力する。
ウインカ21は、自車両の右左折に関する周知の表示処理を行うとともに、表示情報を運転支援装置1に出力する。この表示情報としては、その時点で左折の表示を行っていることを表す情報、その時点で右折の表示を行っていることを表す情報、及びその時点で何の表示も行っていないことを表す情報がある。
情報通知装置23は、自車両の車室内に備えられたディスプレイ及びスピーカであり、実行ユニット11の指示に応じて所定の画像を表示するとともに、所定の音声を出力する。
車両制御装置25は、実行ユニット11の指示に応じて自車両の制御を行う。自車両の制御としては、自動ブレーキ、自動操舵等が挙げられる。
2.運転支援装置1が実行する処理
運転支援装置1が実行する処理を図2〜図15に基づき説明する。図2のステップ1では、死角領域を生じさせる要因(以下、死角要因とする)があるか否かを検出ユニット5が判断する。死角領域とは、周辺物検出装置15を用いても、自車両の周囲にある物体を検出することが困難な領域である。
死角領域としては、図3A、図3Bに示すように、自車両29の周囲に存在する物体31の、自車両29から見て向こう側の死角領域33がある。この死角領域33にある他の物体35は、自車両29が備える周辺物検出装置15を用いても検出できない。
また、死角領域としては、図4に示すように、自車両29の前方にあるカーブ37における出口側の死角領域33がある。この死角領域33にある他の物体35は、自車両29が備える周辺物検出装置15を用いても検出できない。特に、道路に遮蔽壁39が設けられている場合は、一層死角領域33が生じ易い。また、死角領域としては、図5A、図5Bに示すように、道路41の起伏により生じる死角領域33がある。
前記死角要因とは、死角領域33を生じさせる要因である。図3に示す死角領域33の場合、死角要因は物体31である。検出ユニット5は、周辺物検出装置15を用いて物体31を検出する処理を実行する。その結果、物体31を検出できれば、死角要因があると
判断する。
また、図4に示す死角領域33の場合、死角要因はカーブ37である。検出ユニット5は、地図情報27を用いて、所定の条件を満たすカーブを探す。その条件とは、自車両29の前方であって、自車両29からの距離が所定の閾値以内の範囲にあり、曲率がR以上であるという条件である。検出ユニット5は、そのようなカーブがあれば、死角要因があると判断する。
また、図5A、図5Bに示す死角領域33の場合、死角要因は、道路41の起伏である。検出ユニット5は、各地点の高度情報を含む地図情報27を用いて、図5A、図5Bに示す死角領域33を生じさせる道路41の起伏を探す。検出ユニット5は、そのような道路41の起伏があれば、死角要因があると判断する。
図2に戻り、死角要因があると判断した場合はステップ2に進み、死角要因がないと判断した場合はステップ8に進む。
ステップ2では、移動体情報取得ユニット3が、通信装置17を用いて移動体情報を取得する処理を実行し、移動体情報を所得できたか否かを判断する。ここで、移動体情報とは、他の車両(移動体の一例)が車車間通信により送信する情報であって、送信元の車両の位置情報、走行情報(速度、加速度、走行方向等の情報)、ウインカの状態(左折の表示をしている状態、右折の表示をしている状態、いずれの表示もしていない状態)を表す情報、経路情報等を含む。移動体情報を取得できた場合はステップ3に進み、取得できなかった場合はステップ5に進む。
ステップ3では、死角領域設定ユニット7が死角領域を設定する。前記ステップ1で認識した死角要因が図3に示す物体31である場合、死角領域設定ユニット7は、物体31の大きさ、及び自車両29から物体31までの距離dに基づき死角領域33を設定する。また、死角要因が図4に示すカーブ37である場合、死角領域設定ユニット7は、カーブ37と自車両29との位置関係、カーブ37の曲率、遮蔽壁39の高さ等に基づき死角領域33を設定する。
また、死角要因が図5A、図5Bに示す道路41の起伏である場合、死角領域設定ユニット7は、道路41の起伏の大きさ、道路における自車両29の位置等に基づき死角領域33を設定する。より詳しくは、地図情報27を用いて、各ノード43が自車両29から見えるか否かを判断し、見えないノード43に接続したリンク領域を、死角領域33とする。また、死角要因がいずれの場合でも、周辺物検出装置15の検出可能範囲外を死角領域33とする。
また、死角領域設定ユニット7は、上記のように設定した死角領域33に基づき、以下のようにして死角領域33の統合、整理を行う。
図6A、図6Bに示すように、物体31A(自転車)に起因する死角領域33A、物体31B(バス)に起因する死角領域33B、及び物体31C(乗用車)に起因する死角領域33Cがそれぞれ存在し、それらが隙間無く隣接する場合、死角領域設定ユニット7は、図6C、図6Dに示すように、3つの死角領域33A、33B、33Cを1つの死角領域33に統合する。
また、図6Eに示すように、物体31A、31B、31Cに起因する死角領域33と、物体31Dに起因する死角領域33Dとが存在し、それらの間に、予め設定された閾値(例えば車両の幅より小さい閾値)以下の大きさの隙間領域34が存在する場合、死角領域設定ユニット7は、図6Fに示すように、その隙間領域34も、死角領域33とする。
図2に戻り、ステップ4では、優先領域設定ユニット9及び設定基準情報取得ユニット13が、前記ステップ3で設定した死角領域33の少なくとも一部を優先領域として設定する。この処理を図7に基づき説明する。
ステップ11では、設定基準情報取得ユニット13が設定基準情報を取得する。設定基準情報としては、ウインカ21が出力する表示情報、ナビゲーション装置19が出力する経路情報、及び自車両の前方における道路の状況(交差点の有無、交差点における信号機の有無、交差点が直交交差点であるか否か、カーブの有無、カーブの位置、カーブの曲率、カーブにおける遮蔽壁39の有無等)を表す情報等がある。
設定基準情報取得ユニット13は、自車両29の前方における道路の状況を表す情報を地図情報27から取得する。また、設定基準情報取得ユニット13は、自車両29の前方における道路の状況を表す情報を、路側機、信号機等から路車通信により取得してもよい。なお、ウインカ21が出力する表示情報、ナビゲーション装置19が出力する経路情報は自車両の走行予定の一例である。
ステップ12では、前記ステップ11で取得した設定基準情報のうち、ウインカ21が出力する表示情報、及びナビゲーション装置19が出力する経路情報を用いて、自車両29が右折又は左折する予定であるか否かを優先領域設定ユニット9が判断する。自車両29が右折又は左折する予定である場合はステップ13に進み、それ以外の場合(自車両29が直進する場合)はステップ18に進む。
ステップ13では、自車両29が右折する予定である場合と、左折する予定である場合とを場合分けして、優先領域設定ユニット9が優先領域を設定する。なお、以下では、自車両29が左側通行の道路を走行中であるとする。
自車両29が右折する予定である場合、優先領域設定ユニット9は、図8に示すように、死角領域33のうち、自車両29の後方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。この優先領域33Xの設定は、右折のとき、自車両29の右側、前方、左側にそれぞれ注意が必要であることに対応した設定である。
また、自車両29が左折する予定である場合、優先領域設定ユニット9は、図9に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。この優先領域33Xの設定は、左折のとき、自車両29の右側、後方、左側にそれぞれ注意が必要であることに対応した設定である。
図7に戻り、ステップ14では、前記ステップ11で取得した、自車両29の前方における道路の状況を表す情報に基づき、右左折する予定の交差点に信号機があるか否かを優先領域設定ユニット9が判断する。信号機がある場合はステップ15に進み、信号機がない場合はステップ16に進む。
ステップ15では、前記ステップ13で設定した優先領域33Xのうち一部を除外する。自車両29が右折する予定であり、前記ステップ13において図8に示す優先領域33Xを設定していた場合は、図10に示すように、左側の優先領域を除外する。なお、図10において45は信号機を表す。図10に示す優先領域33Xの設定は、信号機45があれば、左側への注意の必要性が低いことに対応した設定である。
また、自車両29が左折する予定であり、前記ステップ13において図9に示す優先領域33Xを設定していた場合は、図11に示すように、右側の優先領域を除外する。図11に示す優先領域33Xの設定は、信号機45があれば、右側への注意の必要性が低いこ
とに対応した設定である。
図7に戻り、ステップ16では、自車両29が右左折する予定の交差点が直交交差点(自車両29が走行中の道路と、それに交差する道路とが直交する交差点)であるか否かを、自車両29の前方における道路の状況を表す情報に基づき、優先領域設定ユニット9が判断する。直交交差点である場合はステップ17に進み、直交交差点でない場合は本処理を終了する。
ステップ17では、前記ステップ13で設定した優先領域33X(前記ステップ15で一部を除外した場合はその除外後に残った優先領域33X)を、道路上にある領域に制限する(すなわち、道路上にない部分を除外する)。
例えば、自車両29が右折する予定であり、前記ステップ13において図8に示す優先領域33Xを設定し、前記ステップ15において左側の優先領域を除外した場合、本ステップにおいて、さらに、図12に示すように、優先領域33Xを、道路上にある領域47に制限する。
また、自車両29が左折する予定であり、前記ステップ13において図9に示す優先領域33Xを設定し、前記ステップ15において右側の優先領域を除外した場合、本ステップにおいて、さらに、図13に示すように、優先領域33Xを、道路上にある領域47に制限する。
前記ステップ12で否定判断した場合はステップ18に進む。ステップ18では、前記ステップ11で取得した設定基準情報のうち、ウインカ21が出力する表示情報を用いて、自車両29が車線変更する予定であるか否かを優先領域設定ユニット9が判断する。車線変更する予定である場合はステップ19に進み、車線変更を予定していない場合はステップ22に進む。
ステップ19では、優先領域設定ユニット9が優先領域33Xを設定する。具体的には、図14に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方及び後方の部分、及び、自車両29から見て、車線変更における移動方向側(図14に示す例では左側)にある部分を優先領域33Xとして設定する。自車両29の右側にある死角領域33は、優先領域として設定しない。
図7に戻り、ステップ20では、前記ステップ3において設定した死角領域33の中に、自車両29の前方のカーブ37に起因する死角領域33があるか否かを優先領域設定ユニット9が判断する。カーブ37に起因する死角領域33がある場合はステップ21に進み、カーブ37に起因する死角領域33がない場合は本処理を終了する。
ステップ21では、優先領域設定ユニット9が、前記ステップ19又は後述するステップ22で設定した優先領域33Xに、カーブ37に起因する死角領域33を優先領域として追加する。
前記ステップ18で否定判断した場合はステップ22に進み、優先領域33Xを設定する。具体的には、図15に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方にある部分を優先領域33Xとして設定する。自車両29の右側、左側、及び後方にある死角領域33は、優先領域として設定しない。
優先領域設定ユニット9が以上の処理により設定する優先領域33Xをまとめると以下のようになる。
(i)自車両29が信号機のない交差点で右折する予定の場合、図8に示すように、死角領域33のうち、自車両29の後方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(ii)自車両29が信号機のない交差点で左折する予定の場合、図9に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(iii)自車両29が信号機のある交差点で右折する予定の場合、図10に示すように、死角領域33のうち、自車両29の後方及び左側を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(iv)自車両29が信号機のある交差点で左折する予定の場合、図11に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方及び右側を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(v)上記(i)〜(iv)のいずれにおいても、自車両29が直交交差点で右左折を予定している場合は、図12、図13に示すように、死角領域33のうち、道路上にある部分の中から、優先領域33Xを設定する。
(vi)自車両29が直進し、車線変更を行う予定の場合、図14に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方及び後方の部分、及び、自車両29から見て、車線変更における移動方向側にある部分を優先領域33Xとして設定する。
(vii)自車両29が直進し、車線変更をする予定がない場合、図15に示すように、死角領域33のうち、自車両29の前方の部分を優先領域33Xとして設定する。
図2に戻り、ステップ5では、前記ステップ2又は後述するステップ8で取得したと判断した移動体情報の優先度を実行ユニット11が設定する。具体的には、移動体情報に含まれる、移動体の位置情報が前記ステップ4で設定した優先領域33X内にある場合、その移動体情報の優先度を高とする。一方、移動体の位置情報が前記ステップ4で設定した優先領域33X外にある場合、その移動体情報の優先度を低とする。
ステップ6では、前記ステップ2又はステップ8で取得したと判断した移動体情報のうち、前記ステップ5で優先度を高としたものに基づく通知を実行ユニット11が行う。具体的には、優先度が高である移動体情報の内容を、情報通知装置23のディスプレイに表示するとともに、優先度が高である移動体情報の内容に応じた音声をスピーカから出力する。なお、優先度が低である移動体情報については通知を行わない。
ステップ7では、前記ステップ2又はステップ8で取得したと判断した移動体情報のうち、前記ステップ5で優先度を高としたものに基づく車両制御を実行ユニット11が行う。具体的には、優先度が高である移動体情報に対応する車両制御(例えば、移動体情報により位置を特定される移動体との衝突を避けるための自動ブレーキ、自動操舵等)を、車両制御装置25を用いて行う。なお、優先度が低である移動体情報については車両制御を行わない。
一方、前記ステップ1で否定判断した場合はステップ8に進み、前記ステップ2と同様に、移動体情報を取得する処理を実行し、移動体情報を所得できたか否かを判断する。移動体情報を取得できた場合はステップ5に進み、移動体情報を取得できなかった場合はステップ6に進む。
3.運転支援装置1が奏する効果
(1A)運転支援装置1は、移動体の位置が優先領域33X内にある移動体情報を、それ以外の移動体情報よりも優先して通知及び車両制御に使用する。そのため、全ての移動
体情報を一律に使用して通知及び車両制御を行う場合に比べて、運転支援装置1の演算負荷を軽減できる。
また、優先領域33X内にある物体35(移動体)は、自車両29が備える周辺物検出装置15により検出することは困難であるが、運転支援装置1によれば、優先領域33X内にある物体35について、優先して通知及び車両制御を行うことができる。
(1B)運転支援装置1は、自車両29から見て物体31の向こう側の領域を死角領域33として設定することができる。そのため、自車両29から見て物体31の向こう側の領域にある物体35について通知及び車両制御を行うことができる。
(1C)運転支援装置1は、検出ユニット5により検出した物体31の大きさ、及び自車両29から物体31までの距離に基づき死角領域33を設定する。そのため、死角領域33を容易且つ正確に設定することができる。
(1D)運転支援装置1は、自車両29の前方にあるカーブ37における出口側の領域を死角領域33として設定することができる。そのため、カーブ37の出口側にある物体35について通知及び車両制御を行うことができる。
(1E)運転支援装置1は、道路41の起伏により生じる死角領域33を設定することができる。そのため、そのような死角領域33にある物体35について通知及び車両制御を行うことができる。
(1E)運転支援装置1は、図6Eに示すように、隣接する2つの死角領域33、33Dで挟まれた隙間領域34の大きさが予め設定された閾値以下である場合、図6Fに示すように、その隙間領域34も死角領域とする。また、運転支援装置1は、図6A、図6Bに示すように、隙間無く隣接した死角領域33A、33B、33Cがある場合、図6C、図6Dに示すように、それらを1つの死角領域33に統合する。そのことにより、死角領域33の数を減らし、死角領域33の記憶に要する記憶容量を低減できる。また、死角領域33の数が減ると、優先領域33Xの数も減るので、移動体が優先領域33X内にあるか否かを判断する処理の演算負荷を軽減できる。
(1F)運転支援装置1は、自車両29の走行予定、及び、自車両29が走行を予定する道路の状況を含む設定基準情報を取得し、その設定基準情報に基づき、優先領域33Xを設定する。そのことにより、死角領域33のうち、自車両29の走行予定、及び、自車両29が走行を予定する道路の状況に応じて重要な部分を優先領域33Xとすることができる。その結果、全ての死角領域33を優先領域33Xとする場合に比べて運転支援装置1の演算負荷を軽減できる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)運転支援装置1は、自車両29が右側通行の道路を走行することを前提として優先領域33Xを設定してもよい。その場合は、以下のように優先領域33Xを設定できる。
(i’)自車両29が信号機のない交差点で左折する予定の場合、死角領域33のうち、自車両29の後方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(ii’)自車両29が信号機のない交差点で右折する予定の場合、死角領域33のうち、自車両29の前方を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(iii’)自車両29が信号機のある交差点で左折する予定の場合、死角領域33のうち、自車両29の後方及び右側を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(iv’)自車両29が信号機のある交差点で右折する予定の場合、死角領域33のうち、自車両29の前方及び左を除く部分を優先領域33Xとして設定する。
(2)運転支援装置1は、前記ステップ6で行う情報通知と、前記ステップ7で行う車両制御とのうち、一方を行い、他方は行わなくてもよい。
(3)死角領域33のうち一部を優先領域33Xとして設定する方法は適宜選択することができる。例えば、上記のように設定した優先領域33Xのうち、さらに一部を選択した領域を優先領域33Xとしてもよい。また、死角領域33の全てを優先領域33Xとしてもよい。また、優先領域33Xを設定する方法は、自車両29の走行予定、及び、自車両29が走行を予定する道路の状況によらず、常に一定であってもよい。
(4)運転支援装置1は、前記ステップ6、7において、先に、優先度が高である移動体情報を用いて処理を行い、その後、優先度が低である移動体情報を用いて処理を行ってもよい。
また、運転支援装置1は、前記ステップ6、7において、優先度が低である移動体情報に基づく処理を、優先度が高である移動体情報に基づく処理に比べて簡略化してもよい。
(5)運転支援装置1は、取得した移動体情報の数が閾値以下であり、演算負荷が軽い場合は、優先度の区別を付けることなく、全ての移動体情報について同様に前記ステップ6、7の処理を行ってもよい。
(6)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(7)上述した運転支援装置1の他、当該運転支援装置1を構成要素とするシステム、当該運転支援装置1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、運転支援方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…運転支援装置、3…移動体情報取得ユニット、5…検出ユニット、7…死角領域設定ユニット、9…優先領域設定ユニット、11…実行ユニット、13…設定基準情報取得ユニット、15…周辺物検出装置、17…通信装置、19…ナビゲーション装置、21…ウインカ、23…情報通知装置、25…車両制御装置、27…地図情報、29…自車両、31…物体、33…死角領域、33X…優先領域、34…隙間領域、35…物体、37…カーブ、39…遮蔽壁、41…道路、43…ノード、45…信号機

Claims (13)

  1. 移動体の位置を含む移動体情報を自車両外から通信により取得する移動体情報取得ユニットと、
    自車両に備えられた周辺物検出装置を用いて自車両の周囲にある物体を検出する検出ユニットと、
    前記検出ユニットにより前記物体を検出することが困難な死角領域を設定する死角領域設定ユニットと、
    前記死角領域の少なくとも一部を優先領域として設定する優先領域設定ユニットと、
    前記移動体情報に基づく通知、又は前記移動体情報に基づく車両制御を実行する実行ユニットと、
    を備え、
    前記実行ユニットは、前記移動体の位置が前記優先領域内にある前記移動体情報を、それ以外の前記移動体情報よりも優先して前記通知又は前記車両制御に使用するように構成され、
    前記死角領域設定ユニットは、当該死角領域設定ユニットが設定した前記死角領域に基づき、前記死角領域の統合、整理を行うように構成されていて、隣接する2つの前記死角領域が存在し、それらの間に、予め設定された閾値以下の大きさの隙間領域が存在する場合には、前記隙間領域も前記死角領域とするように構成されている
    運転支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転支援装置であって、
    前記死角領域設定ユニットは、前記検出ユニットにより検出した物体の、自車両から見て向こう側の領域を前記死角領域として設定することを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項2に記載の運転支援装置であって、
    前記死角領域設定ユニットは、前記検出ユニットにより検出した物体の大きさ、及び自車両から前記物体までの距離に基づき前記死角領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記死角領域設定ユニットは、自車両の前方にあるカーブを検出し、そのカーブにおける出口側の領域を前記死角領域として設定することを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記死角領域設定ユニットは、高度情報を含む地図情報を用いて、道路の起伏により生じる前記死角領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    自車両の走行予定、及び/又は、自車両が走行を予定する道路の状況を含む設定基準情報を取得する設定基準情報取得ユニットを備え、
    前記優先領域設定ユニットは、前記設定基準情報に基づき、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  7. 請求項に記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として直進を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の前方の部分を前記優先領域として設定することを特徴とする運転支援装置。
  8. 請求項又はに記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として車線変更を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の前方及び後方の部分、及び、自車両から見て、前記車線変更における移動方向側にある部分を前記優先領域として設定することを特徴とする運転支援装置。
  9. 請求項のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として、左側通行の道路における右折、又は右側通行の道路における左折を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の後方を除く部分の中から、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  10. 請求項のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として、左側通行の道路における右折、又は右側通行の道路における左折を含むとともに、前記自車両が走行を予定する道路の状況として、信号機のある交差点を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の後方を除くとともに、左側通行の道路の場合は自車両の左側を除き、右側通行の道路の場合は自車両の右側を除いた部分の中から、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  11. 請求項10のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として、左側通行の道路における左折、又は右側通行の道路における右折を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の前方を除く部分の中から、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  12. 請求項10のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記設定基準情報が、前記自車両の走行予定として、左側通行の道路における左折、又は右側通行の道路における右折を含むとともに、前記自車両が走行を予定する道路の状況として、信号機のある交差点を含む場合、
    前記優先領域設定ユニットは、前記死角領域のうち、自車両の前方を除くとともに、左側通行の道路の場合は自車両の右側を除き、右側通行の道路の場合は自車両の左側を除いた部分の中から、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記優先領域設定ユニットは、地図情報を用いて、前記死角領域のうち、道路上にある部分の中から、前記優先領域を設定することを特徴とする運転支援装置。
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