JP6510891B2 - 粘着テープ - Google Patents

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Description

本発明は、アルカリ剥離性の粘着テープに関する。
特許文献1には、アルキル基の炭素数が1〜14である(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、エーテル結合を有する(メタ)アクリル酸エステルと、カルボキシル基及び/又はヒドロキシル基を含有する不飽和モノマーとを含有する共重合物に、金属キレートを配合したアルカリ可溶性粘着剤、およびこのアルカリ可溶性粘着剤からなる粘着剤層を備えた粘着テープが開示されている。そして、特許文献1には、このアルカリ可溶性粘着剤を使用した粘着テープ等は、アルカリ性水溶液では容易に剥離することが可能となり、例えば段ボール用粘着テープや容器用ラベル等に有効に使用できることが開示されている。
特開平06−184508号公報
ところで、家庭やオフィス等で使用される給水機にセットされる大型のペットボトルでは、粘着テープを貼り付け、この粘着テープを持ち手として使用する場合がある。通常、給水機にセットされる大型のペットボトルは、内容量が10リットル以上であり、飲料水が充填された状態では高重量である。そして、粘着テープによりペットボトルを持ち上げる際等には、粘着テープに大きな荷重がかかる。このため、大型のペットボトルの持ち手として使用される粘着テープには、荷重や衝撃がかかった場合でも剥がれることがないよう、ポリエチレンテレフタレート(PET)に対する高い粘着力が求められる。
一方、近年、環境保全、省資源の観点から、ペットボトルのリサイクル化の要求が高まっている。大型のペットボトルは、飲料水が空になり給水機から取り外された後は、リサイクルのために、粘着テープを剥離した後、裁断機により粉砕処理される。粘着テープをペットボトルから剥離する方法としては、一般に、アルカリ溶液に浸漬することで粘着剤層を溶解させて粘着テープをペットボトルから剥離する方法が採用されている。したがって、大型のペットボトルの持ち手として使用される粘着テープには、アルカリ溶液により容易に溶解、剥離できることが求められる。このため、粘着テープに使用する粘着剤は、アルカリ溶液に対する溶解性または膨潤性が高い性質(以下、「アルカリ剥離性」ということがある)が必要となる。
しかしながら、従来においては、粘着剤のアルカリ剥離性を高めようとすると、粘着力が低下しやすい傾向にあり、アルカリ剥離性と粘着力とを両立させることが困難であった。
本発明は、ポリエチレンテレフタレートに対する高い粘着力を有するとともに、アルカリ溶液中では容易に剥離可能なアルカリ剥離性の粘着テープを提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明者らが鋭意検討した結果、粘着テープの粘着剤として、アルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤に、架橋剤とともに、ロジンジオールを含有する粘着付与剤を添加した粘着剤組成物を用いることにより、粘着剤の所望のアルカリ剥離性を維持したまま、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力を大きく向上できることを見出し、本発明をなすに至った。すなわち、本発明の粘着テープは、シート状の基材と、前記基材上に積層された粘着剤層とを有し、前記粘着剤層は、アクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤と、架橋剤と、ロジンジオールを含有する粘着付与剤とを含み、前記粘着付与剤は、前記粘着剤100重量部に対して、25重量部以上85重量部以下の範囲で含まれることを特徴とする。
本発明において、粘着付与剤としてロジンジオールを含有する粘着付与剤が有効である理由は明確ではないが、以下のように推察できる。粘着付与剤としては、一般に、ロジンジオール以外に水素添加ロジン、不均化ロジン、ロジンエステル、酸変性ロジン等が挙げられるが、酸価が低い粘着付与剤は、アルカリ剥離性の粘着剤に対する相溶性が低く、その添加量を増大させることが難しい。
ポリエチレンテレフタレートに対する粘着テープの粘着力を著しく向上させるための一つの手段として、酸価が高い粘着付与剤の添加が好ましいと考えられる。しかしながら、例えば、酸変性ロジンのように酸価が高い粘着付与剤も、アルカリ剥離性の粘着剤に対する相溶性はそれほど高くはない。このため、酸変性ロジンをアルカリ剥離性の粘着剤に添加した場合、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力は多少向上する傾向はあるものの、酸変性ロジンの添加量を増大させてさらに粘着力を著しく向上させようとした場合、徐々に相溶性が低下しアルカリ剥離性の粘着剤が白化したり、酸変性ロジンが経時的に粘着剤表面に析出したりすることで、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力がかえって低下する場合がある。
これに対し、ロジンジオールを含有する粘着付与剤は、酸変性ロジンと比較して酸価は低いものの、アルカリ剥離性の粘着剤に対する相溶性が比較的良好である。これは、ロジンジオールの水酸基価が高いためであると考えられる。そして、粘着付与剤としてロジンジオールを含有する粘着付与剤を用いることで、酸価が高い酸変性ロジンを用いる場合と比較して、アルカリ剥離性の粘着剤に対する粘着付与剤の添加量を増大することが可能となる。この結果、粘着剤層のアルカリ剥離性を維持したまま、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力を著しく向上させることができ、また、粘着剤層の白化や粘着力の経時的な低下等が抑制されるものと考えられる。
ここで、前記粘着テープは、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力が、4N/10mm以上であることを特徴とすることができる。
また、前記基材は、フィラメントを含むことを特徴とすることができる。
本発明によれば、ポリエチレンテレフタレートに対する高い粘着力を有するとともに、アルカリ溶液中では容易に剥離可能なアルカリ剥離性の粘着テープを提供することができる。
本実施の形態が適用される粘着テープの構成の一例を示した図である。 本実施の形態の粘着テープの使用方法の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[粘着テープの構成]
図1は、本実施の形態が適用される粘着テープ1の構成の一例を示した例である。図1に示すように、本実施の形態の粘着テープ1は、シート状の基材2と、基材2上に積層される粘着剤層3とを有している。
なお、図示は省略するが、粘着テープ1は、基材2と粘着剤層3との間に必要に応じてアンカーコート層を備えていてもよい。また、基材2の表面(粘着剤層3が積層される面とは反対側の面)に、表面処理が施されていてもよい。さらに、粘着剤層3の表面に、剥離ライナーを備えていてもよい。
本実施の形態の粘着テープ1は、例えば、家庭やオフィス等で使用される給水機に設置される飲料水用の大型ペットボトルに貼り付けられて使用される。図2は、本実施の形態の粘着テープ1の使用方法の一例を示した図である。
図2に示すように、本実施の形態の粘着テープ1は、飲料水用の大型ペットボトル10の側面にアーチ状に貼り付けられる。そして、粘着テープ1は、給水機に対して大型ペットボトル10を設置する際や、給水機から大型ペットボトル10を取り外す際の持ち手として用いられる。
給水機に使用される飲料水用の大型ペットボトル10の容量は、10リットル以上であることが多く、飲料水が入った状態では、重量が大きくなりやすい。そして、粘着テープ1を介して大型ペットボトル10を持ち上げる際や、大型ペットボトル10が落下した際には、粘着テープ1に大きな荷重や衝撃が加わる場合がある。
したがって、大型ペットボトル10の持ち手として使用される粘着テープ1には、荷重や衝撃が加わった場合でも剥がれにくいように、強固な粘着力が求められる。
その一方で、近年、環境保全、省資源の観点から飲料水用の大型ペットボトル10のリサイクル化の要求が高まっている。中の飲料水が空になり、給水機から取り外された大型ペットボトル10は、再利用をするため、持ち手である粘着テープ1を剥がした後、裁断機により粉砕処理される。粘着テープ1を大型ペットボトル10の本体から剥がす場合、一般的には、アルカリ性の溶液(アルカリ溶液)に浸漬し、粘着テープ1の粘着剤層3を溶解あるいは膨潤させる。
したがって、大型ペットボトル10の持ち手として使用される粘着テープ1には、上述したように、PETに対する高い粘着力に加えて、アルカリ溶液により容易に剥離できるよう高いアルカリ溶液可溶性あるいは膨潤性が求められる。
続いて、本実施の形態が適用される粘着テープ1の各層の構成について詳細に説明する。
<基材>
本実施の形態の粘着テープ1における基材2の材料は、特に限定されるものではなく、例えば金属やプラスチック等を用いることができる。具体的には、基材2として、例えば、ステンレススチール、軟質アルミニウム等の金属箔や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイド、二軸延伸ポリプロピレン、ポリイミド、アラミド、ポリシクロオレフィン、フッ素系樹脂等の樹脂フィルムを用いることができる。
この中でも、基材2としては、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする材料を用いることが好ましい。
また、本実施の形態では、基材2としてプラスチック材料を用いる場合、基材2の強度を確保したり基材2の伸びを抑制したりするために、プラスチック材料に金属繊維(金属糸等も含む)やガラス繊維(ガラス糸等も含む)、強化樹脂繊維(テトロン(登録商標)糸等も含む)等のフィラメントや、金属箔等を複合化した複合基材を用いることが好ましい。
プラスチック材料に金属繊維、ガラス繊維、強化樹脂繊維、金属箔等を複合化する方法としては、特に限定されるものではないが、例えばプラスチック材料に対して、金属繊維、ガラス繊維、強化樹脂繊維等のフィラメントや、金属箔等を接着剤や粘着剤を用いて貼り合わせる方法が挙げられる。
<粘着剤層>
本実施の形態の粘着剤層3は、アルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤と、架橋剤と、ロジンジオールを含有する粘着付与剤とを含む。
(アクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤)
本実施の形態の粘着剤層3に用いられるアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤としては、従来公知のものであれば特に限定されるものではないが、例えば、(a)炭素数1〜14である(メタ)アクリル酸エステル0〜65重量%、(b)エーテル結合を有する(メタ)アクリル酸エステル20〜97重量%、(c)カルボキシル基および/またはヒドロキシ基を含有する不飽和モノマー3〜20重量%を含有するアクリル系共重合体を好ましく使用できる。炭素数1〜14の(メタ)アクリル酸エステル(a)としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のモノマーがあげられ、これらの1種または2種以上が用いられる。これらの中でも、アルキル基の炭素数が4〜12の(メタ)アクリレートが好ましく、炭素数が4〜9の直鎖または分岐構造を有する(メタ)アクリレートがより好ましい。特に、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートを好ましく使用できる。なお、上述した(メタ)アクリレートは、各々単独で用いてもよく、併用してもよい。
エーテル結合を有する(メタ)アクリル酸エステル(b)としては、2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、3−メトキシブチルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、メトキシジエチレングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート等が挙げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。
カルボキシル基および/またはヒドロキシ基を含有する不飽和モノマー(c)としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸等およびこれらの塩、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート等が挙げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。
また、本実施の形態の粘着剤層3に用いられるアルカリ剥離性のアクリル系重合体をベースポリマーとする粘着剤として、市販品を用いてもよい。本実施の形態の粘着剤層3に用いる粘着剤の市販品としては、日本合成化学社製コーポニールN−2584(商品名)等が挙げられる。
本実施の形態では、粘着剤層3にアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤を用いることで、粘着剤層3がアルカリ溶液に溶解されやすくなる。これにより、例えば粘着テープ1を貼り付けた大型ペットボトル10をリサイクルする際に、粘着剤層3を構成する粘着剤が大型ペットボトル10に残存することが抑制される。
(架橋剤)
粘着剤層3に用いる架橋剤としては、上述したアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤を架橋することができれば、特に限定されるものではないが、例えば、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、イミン系架橋剤、金属キレート系架橋剤、メラミン系架橋剤等が挙げられる。これらの中でも、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、イソシアネート系架橋剤を用いることが好ましい。架橋剤としてエポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、イソシアネート系架橋剤を用いることで、室温等の比較的低温な条件であっても、粘着剤層3において粘着剤の架橋が進行するからである。
これらの架橋剤の添加量としては、アルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤100重量部に対して、0.01重量部〜5.0重量部の範囲とすることが好ましい。
エポキシ系架橋剤としては、公知のビスフェノールA・エピクロルヒドリン型のエポキシ樹脂、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエリスリトール、ジグリセロールポリグリシジルエーテル等を用いることができる。
金属キレート系架橋剤としては、公知のチタン、アルミニウム、ジルコニウム等の多価金属のキレート化合物が好ましい。具体的には、ジプロポキシ−ビス(アセチルアセトナート)チタン、ジブトキシチタン−ビス(オクチレングリコレート)、ジプロポキシチタン−ビス(エチルアセトアセテート)、ジプロポキシチタン−ビス(ラクテート)、ジプロポキシチタン−ビス(トリエタノールアミナート)、ジ−n−ブトキシチタン−ビス(トリエタノールアミナート)、トリ−n−ブトキシチタンモノステアレート、ブチルチタネートダイマー、ポリ(チタンアセチルアセトナート)等のチタンキレート化合物;アルミニウムジイソプロポキシドモノエチルアセテート、アルミニウム−n−ブトキシドモノメチルセトアセテート、アルミニウムジ−i−ブトキシドモノメチルセトアセテート、アルミニウムジ−n−ブトキシドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムジ−sec−ブトキシドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムトリス(アセチルアセトナート)、アルミニウムトリス(エチルアセトアセトナート)、アルミニウムモノ−アセチルアセトナートビス(エチルアセトアセトナート)等のアルミニウムキレート化合物;およびジルコニウムテトラアセチルアセトネート等のジルコニウムキレート化合物が挙げられる。
イソシアネート系架橋剤としては、公知の芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネート等を用いることができる。
(粘着付与剤)
本実施の形態の粘着剤層3は、粘着付与剤としてロジンジオール(ロジン含有ジオール)を含む。ロジンジオールとは、分子内に2個のロジン骨格と2個の水酸基とを有する化合物である。
本実施の形態の粘着剤層3に用いるロジンジオールとしては、例えば、ロジンとエポキシ化合物との反応物であるロジンジオールが挙げられる。エポキシ化合物は、各種公知のジエポキシ化合物を使用できる。具体的には、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルなどの非環状脂肪族ジグリシジルエーテル類;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジグリシジルエーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンジグリシジルエーテル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタンジグリシジルエーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンジグリシジルエーテル、3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシビフェニルジグリシジルエーテル、2,2’−ビス(4−(β−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)プロパンジグリシジルエーテルなどの芳香族ジグリシジルエーテル類または環状脂肪族ジグリシジルエーテル類;3,4−エポキシシクロヘキシルメチル、3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビニルシクロヘキセンジオキシド等の環状脂肪族環状オキシラン類が挙げられる。
ロジンジオールを作製するためのロジンとエポキシ化合物との反応は特に限定されず、公知の手段を用いることができる。例えば、ジエポキシ化合物1モルとロジン2モルとを、触媒存在下、120℃〜200℃で酸価が5以下となるまで、好ましくは酸価が3以下となるまで開環付加反応を続行すればよい。
また、ロジンとエポキシ化合物との反応に用いる触媒としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ベンジルジメチルアミン、ピリジン、2−メチルイミダゾール等のアミン系触媒、ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド等の第4アンモニウム塩、ルイス酸、ホウ酸エステル、有機金属化合物、有機金属塩等を使用できる。
このような反応により、2個のロジン骨格と2個の水酸基とを分子中に有する分子量分布の狭いジオール化合物が得られる。また、本化合物を開始剤としてエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド、あるいはε−カプロラクトンを開環重合させて得られる重合体も、同様に使用できる。
本実施の形態の粘着剤層3において粘着付与剤として用いることができるロジンジオールとしては、アルカリ剥離性の粘着剤との相溶性の観点から、水酸基価が25以上のものを用いることが好ましく、このようなロジンジオールとしては、例えば、荒川化学工業社製のパインクリスタルD−6011(商品名、酸価:1.0以下、水酸基価:110〜125)、パインクリスタルKE−615−3(商品名、酸価:2.5以下、水酸基価:53〜66)、パインクリスタルD−6240(商品名、酸価:0.5以下、水酸基価:27)等が挙げられる。
なお、本実施の形態の粘着剤層3において粘着付与剤として用いるロジンジオールは、上記ロジンとエポキシ化合物との反応により得られるロジンジオールおよびその重合体に限定されるものではない。
また、本実施の形態の粘着剤層3は、粘着付与剤として、ロジンジオールに加えて、粘着剤層3の粘着特性やアルカリ剥離性に影響を及ぼさない範囲で、酸変性ロジン、水素添加ロジン、不均化ロジン、ロジンエステル等の他のロジン類やテルペン系樹脂等を含んでいてもよい。
本実施の形態の粘着テープ1では、上述したように、粘着剤層3において粘着付与剤としてロジンジオールを含有する粘着付与剤を用いることで、粘着付与剤とアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤との相溶性が良好になる。この結果、例えば粘着テープ1を大型ペットボトル10の持ち手として用いる場合に必要となる高い粘着力を、長期間に亘って維持することが可能となる。
これに対し、例えば粘着付与剤として酸価の高い酸変性ロジンを単独で用いた場合には、粘着付与剤とアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤との相溶性が低い。このため、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力を向上させるために、酸変性ロジンの添加量を増大させると、経時により粘着剤層3の表面に酸変性ロジンが析出するおそれがある。この場合、粘着テープ1の粘着力が経時的に低下する場合があり、例えば大型ペットボトル10に衝撃や荷重が加わった場合に、粘着テープ1が大型ペットボトル10から剥がれてしまうおそれがある。
粘着剤層3における粘着付与剤の含有量としては、上述したアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤100重量部に対して、15重量部以上85重量部以下であることが好ましく、25重量部以上50重量部以下であることがより好ましい。
粘着付与剤の含有量が15重量部未満である場合、粘着剤層3の粘着力が低くなりやすい。この場合、粘着テープ1を大型ペットボトル10の持ち手として使用する場合に、粘着テープ1が大型ペットボトル10から剥がれやすくなる。
一方、粘着付与剤の含有量が85重量部よりも多い場合、高い粘着力は維持できるものの、大型ペットボトル10をリサイクルする際に、粘着剤層3がアルカリ溶液に溶解または膨潤しにくくなる。
また、本実施の形態の粘着テープ1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)に対する粘着力が4N/10mm以上であることが好ましい。粘着力がこの範囲であると、例えば大型ペットボトル10の持ち手として使用した場合に、粘着テープ1に荷重がかかった場合であっても粘着テープ1が大型ペットボトル10から剥がれにくくなる。
なお、粘着テープ1のPETに対する粘着力は高いほど好ましいが、アルカリ溶液に対する溶解性を考慮すると、粘着テープ1の粘着力は、12N/10mm以下であることが好ましい。
<アンカーコート層>
本実施の形態の粘着テープ1にアンカーコート層を形成する場合、アンカーコート層としては、例えば、エステルウレタン系接着剤、エーテルウレタン系接着剤を、酢酸エチル等の酢酸エステル類、メチルエチルケトンやアセトン等のケトン類等の有機溶剤等に溶解させて得られるアンカーコート剤を好適に用いることができる。アンカーコート層の厚さとしては、0.05μm〜1.5μm程度であることが好ましい。
[粘着テープの製造方法]
本実施の形態の粘着テープ1は、例えば、上述したアルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤、ロジンジオールを含有する粘着付与剤およびエポキシ系架橋剤を、溶剤に溶解させ粘着剤組成物を、必要に応じて表面処理やアンカーコート層の形成を行った基材2の表面に塗布し、乾燥させる。なお、粘着剤組成物の塗布方法としては、特に限定されず、公知の方法を採用することができる。具体的には、コンマコーター、グラビアコーター、ロールコーター、ナイフコーター、カーテンコーター、ダイコーター等により、粘着剤組成物を塗布することができる。また、乾燥後の粘着剤組成物(粘着剤層3)の厚さは、10μm〜300μmの範囲が好ましく、50μm〜200μmの範囲がより好ましい。粘着剤層3の厚さが10μm未満の場合には、粘着剤層3が薄くなるため粘着力が低くなりやすい。また、粘着剤層3の厚さが300μmよりも厚い場合には、粘着剤組成物を乾燥させる際に気泡が発生しやすくなるため、粘着力が低くなりやすい。
以上より、基材2と粘着剤層3とが積層された粘着テープ1が得られる。なお、粘着テープ1の製造方法は、上述したものに限られず、周知の方法を適宜採用することができる。
続いて、本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
1.粘着テープの作製
(実施例1)
アクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤(日本合成化学社製コーポニールN−2584(商品名、固形分濃度:40%))を250重量部(固形分換算100重量部)、ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))50重量部、およびエポキシ系架橋剤(三菱ガス化学社製テトラッド−C(商品名、固形分濃度:5%))1.0重量部(固形分換算0.05重量部)を、トルエンに溶解させ、粘着剤組成物を得た。
続いて、得られた粘着剤組成物を、厚さ19μmのPETフィルムにゴム系粘着剤によりガラスフィラメントが複合化された総厚が80μmの基材2に対して、乾燥後の厚さが180μmとなるように塗布した後、110℃で3分間加熱することで粘着剤層3を形成し、粘着テープ1を得た。
(実施例2)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を25重量部とした以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例3)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を75重量部とした以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例4)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を80重量部とした以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例5)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を35重量部とするとともに、ロジンエステルからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルKE−359(商品名、酸価:11.3、水酸基価:42.5))15重量部を粘着剤組成物にさらに添加した以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例6)
基材2としてガラスフィラメントが複合化されていない厚さ75μmのPETフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例7)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を15重量部とした以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(実施例8)
ロジンジオールからなる粘着付与剤(荒川化学工業社製パインクリスタルD−6011(商品名、酸価:0.2、水酸基価:118.6))の添加量を85重量部とした以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(比較例1)
粘着付与剤としてロジンジオールに替えて酸変性ロジン(荒川化学工業社製パインクリスタルKE−604(商品名、酸価:240.5、水酸基価:無し))50重量部を用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(比較例2)
粘着剤組成物に粘着付与剤を添加しない以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(比較例3)
粘着剤組成物に架橋剤を添加しない以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(比較例4)
粘着付与剤としてロジンジオールに替えて水素添加ロジン(荒川化学工業社製パインクリスタルKR−85(商品名、酸価:174、水酸基価:無し)15重量部を用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
(比較例5)
粘着付与剤としてロジンジオールに替えてロジンエステル(荒川化学工業社製パインクリスタルKE−311(商品名)、酸価:5.9、水酸基価:無し)15重量部を用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。
2.評価方法
続いて、粘着テープ1の評価方法について説明する。
〔1〕対PET粘着力
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例5にて作製した粘着テープ1について、JIS Z0237に記載された方法に準拠して、PET板に対する粘着力測定試験を行った。粘着力測定試験は、初期(粘着テープ1の製造後)および、40℃環境下で3カ月保存後のそれぞれの粘着テープ1について行った。
〔2〕アルカリ溶液に対する剥離性
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例5にて作製した粘着テープ1について、以下の方法によりアルカリ溶液に対する可溶性を評価した。
PETフィルムに粘着テープ1を貼り付けた試料を、85℃に設定した1.5%の水酸化ナトリウム溶液の中に入れ、(1)15分間攪拌後、5分間静置、(2)20分間攪拌後、5分間静置、の2条件においた。そして、粘着テープ1の状態を、以下の基準で目視評価した。
A:(1)の条件で、粘着テープ1全体がPETフィルムから完全に剥がれている。
B:(1)の条件では粘着テープ1全体がPETフィルムから剥がれていないが、(2)の条件で、粘着テープ1全体がPETフィルムから完全に剥がれている。
C:(2)の条件で、粘着テープ1全体はPETフィルムから剥がれていないが、粘着テープ1における粘着剤層3の周囲のみ剥がれている。
D:(2)の条件で、粘着テープ1に変化がない。
〔3〕粘着剤層3の白化の有無
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例5にて作製した粘着テープ1について、粘着剤層3の白化の有無を目視にて観察した。
3.評価結果
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例5の粘着テープ1の対PET粘着力およびアルカリ溶液に対する剥離性の評価結果を、表1に示す。
Figure 0006510891
表1に示すように、粘着剤層3が、アルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤と、架橋剤と、ロジンジオールを含有する粘着付与剤とを含む実施例1〜実施例8の粘着テープ1では、PETに対する粘着力およびアルカリ溶液に対する可溶性が良好であることが確認された。
これに対し、粘着付与剤として酸価が極めて高く、水酸基価を有さない酸変性ロジンのみを用いた比較例1は、アルカリ溶液に対する剥離性の試験において、粘着テープ1の周囲のみがPETフィルムから剥がれるものの、粘着テープ1の全面が剥がれるまでには至らなかった。さらに、比較例1の粘着テープ1は、粘着剤層3が白化しており、PETに対する粘着力が経時とともに低下することが確認された。
また、粘着付与剤を含んでいない比較例2の粘着テープ1は、実施例1〜実施例8の粘着テープ1と比較して、PETに対する粘着力が低下することが確認された。
さらに、架橋剤を含んでいない比較例3の粘着テープ1は、対PET粘着力試験において、粘着剤層3が凝集破壊を起こすことが確認された。
さらにまた、粘着付与剤として酸価が高く、水酸基価を有さない水素添加ロジンのみを用いた比較例4の粘着テープ1は、実施例1〜実施例8の粘着テープ1と比較して、PETに対する粘着力が低下することが確認された。
また、粘着付与剤として酸価が低く、水酸基価を有さないロジンエステルのみを用いた比較例5の粘着テープ1は、粘着剤層3が白化しており、PETに対する初期粘着力が低く、さらに粘着力が経時とともに低下することが確認された。
以上のように、いずれの比較例の粘着テープ1も、大型ペットボトル10等の重量物に貼り付ける用途として好ましくないことが確認された。
また、実施例1〜実施例8を互いに比較すると、他の実施例と比べてロジンジオールからなる粘着付与剤の添加量が15重量部と少ない実施例7の粘着テープ1では、アルカリ溶液剥離性は良好であるものの、PETに対する粘着力が、他の実施例と比較して初期および40℃3ヶ月保存後ともにやや低下することが確認された。
また、他の実施例と比べてロジンジオールからなる粘着付与剤の添加量が85重量部と多い実施例8の粘着テープ1では、PETに対する粘着力は、初期および40℃3カ月保存後ともに良好であるものの、アルカリ溶液剥離性試験において、粘着テープ1が剥離するまでに時間がややかかることが確認された。
1…粘着テープ、2…基材、3…粘着剤層、10…大型ペットボトル

Claims (3)

  1. シート状の基材と、
    前記基材上に積層された粘着剤層とを有し、
    前記粘着剤層は、
    アルカリ剥離性のアクリル系共重合体をベースポリマーとする粘着剤と、
    架橋剤と、
    ロジンジオールを含有する粘着付与剤とを含み、
    前記粘着付与剤は、前記粘着剤100重量部に対して、25重量部以上85重量部以下の範囲で含まれることを特徴とする粘着テープ。
  2. ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力が、4N/10mm以上であることを特徴とする請求項に記載の粘着テープ。
  3. 前記基材は、フィラメントを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の粘着テープ。
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