JP6510881B2 - 電動モータ - Google Patents
電動モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6510881B2 JP6510881B2 JP2015095921A JP2015095921A JP6510881B2 JP 6510881 B2 JP6510881 B2 JP 6510881B2 JP 2015095921 A JP2015095921 A JP 2015095921A JP 2015095921 A JP2015095921 A JP 2015095921A JP 6510881 B2 JP6510881 B2 JP 6510881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush holder
- terminal
- brush
- noise prevention
- holder stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
コンミテータは、複数のセグメントが互いに絶縁された状態で周方向に配設されたものであって、これらセグメントにそれぞれアーマチュアコイルの端末部が接続されている。
また、各セグメントには複数のブラシが周方向に間隔をあけて摺接しており、これらブラシを介して各アーマチュアコイルに給電される。
本発明に係る電動モータは、回転軸に固定されたアーマチュアコアおよびコンミテータと、前記アーマチュアコアに巻装されたアーマチュアコイルと、前記コンミテータに摺接して給電を行うブラシと、前記ブラシをブラシホルダを介して支持し、第一面及び前記第一面に背向する第二面を有するブラシホルダステーと、前記ブラシに電気的に接続される雑防素子と、前記ブラシと前記雑防素子とを電気的に接続する複数のターミナル及び複数のジャンパ線と、を備え、前記ブラシホルダ及び前記雑防素子は、前記ブラシホルダステーの前記第二面側に配設され、前記雑防素子と前記ターミナルとを接続する複数の第一接続部と、前記ターミナルと前記ジャンパ線とを接続する複数の第二接続部は、それぞれ前記ブラシホルダステーの前記第一面のみに配設され、前記ターミナルは、前記ブラシホルダステーに当接する平板状の座部と、前記座部から前記第一面が臨む方向に突出すると共に前記雑防素子のリード線を挿通して前記第一接続部となる突部と、前記座部から前記第一面が臨む方向に突出すると共に前記ジャンパ線を保持して前記第二接続部となる保持部と、を有し、前記ブラシホルダステーにおける、前記突部が配置される箇所には、前記リード線が前記第二面側から前記第一面側へ挿通される保持孔が設けられていることを特徴とする。
また、第一接続部及び第二接続部のブラシホルダステーの厚み方向における位置を一定に保持することができる。
<ワイパモータ>
図1は、本発明の実施形態に係るワイパモータ1の斜視図である。
図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
ワイパモータ1は、例えば車両のフロントウィンドウを払拭するフロントワイパ(不図示)を駆動するものである。
なお、回転軸方向O1は、ホルダユニット32(ブラシホルダステー33)の厚み方向に一致する。
図3は、ワイパモータ1の分解斜視図である。
図2、図3に示すように、電動モータ2は、有底筒状のヨーク7と、ヨーク7内に回転可能に設けられたアーマチュア6と、を有している。
ヨーク7の底壁15のうち、径方向の中央には、回転軸方向O1の外側に向かって突出するボス部13が形成され、このボス部13内に回転軸3の基端部を軸支するための軸受14が設けられている。
筒部11の開口縁には、基端側に向けて窪む凹部16が周方向に間隔をあけて複数形成されている。
アーマチュアコア21は、プレス加工等によって打ち抜かれた磁性材料の板材を回転軸方向O1に積層したものであって、アーマチュアコイル22が巻装される複数のティース21aが放射状に形成されている。
また、同電位となるセグメント24にそれぞれ対応するライザ25には、接続線(不図示)が掛け回され、この接続線がヒュージングによりライザ25に固定されている。接続線は、同電位となるセグメント24同士を短絡するためのものであって、コンミテータ23とアーマチュアコア21との間に引き回されている。
図4は、ホルダユニット32であって、(a)は、第一面S1側からみた斜視図、(b)は、第二面S2側からみた斜視図である。図5は、図4(a)のB部拡大図である。図6、図7は、ホルダユニット32の分解斜視図である。
図4〜図7に示すように、ホルダユニット32は、電動モータ2と回転軸方向O1で重なる位置に配設されたブラシホルダステー33と、ブラシホルダステー33に対して径方向で隣接配置されたコネクタ部34と、これらブラシホルダステー33及びコネクタ部34間を径方向で架け渡すブリッジ部35と、が樹脂材料等により一体的に形成されたものである。
ホルダベース部36の内径は、コンミテータ23を挿入可能な大きさに設定されており、ホルダベース部36の内側にコンミテータ23が挿通されている。
配線部材120は、3種類のターミナル130(130A、130B、130C)と5本のジャンパ線141〜145とを有している。
配線部材120の詳細構成等については、後述する。
インシュレータ100の詳細構成等については後述する。
低速用ブラシ31aは、低速用ブラシ31aと共通ブラシ31cとの間に電圧が印加されることで、フロントワイパを低速駆動する際に用いられるブラシ31である。
高速用ブラシ31bは、高速用ブラシ31bと共通ブラシ31cとの間に電圧が印加されることで、フロントワイパを高速駆動する際に用いられるブラシ31である。
各パワーターミナル55の先端側には、低速用ブラシ31a及び高速用ブラシ31bに電気的に接続するジャンパ線42,43が各別に接続されている。
アースプレート57は接地端子であって、コンタクトプレート56と同様に形成されている。アースプレート57には、サーキットブレーカ44の端部が接続されている。
サーキットブレーカ44は、ブリッジ部35の第二面S2に固定されており、端部が共通ブラシ31cに対応するブラシホルダ41に接続されている。
図8は、インシュレータ100の斜視図であって、(a)は、第二面T2側からみた斜視図、(b)は、図8(a)のC部拡大図、(c)は、第一面T1側からみた斜視図である。
図8(a)、図8(b)、図8(c)に示すように、インシュレータ100は、ブラシホルダステー33(ホルダユニット32)の第二面S2に重畳配置される。インシュレータ100は、ホルダベース部36に重なる環状平板形に形成される。
インシュレータ100は、ブラシホルダステー33とは反対側の第二面T2側に雑防素子110を保持する。インシュレータ100において、第二面T2には、2つのチョークコイル111と2つのコンデンサ112が配置される。
インシュレータ100には、回転軸方向O1に貫通する貫通孔102が形成される。この貫通孔102には、チョークコイル111とコンデンサ112のそれぞれのリード線115が挿通される。チョークコイル111等のリード線115は、貫通孔102に対して第二面T2から第一面T1に向かって挿入されて、第一面T1から突出する。
貫通孔102がテーパ孔状に形成されているので、雑防素子110のリード線115の先端が貫通孔102の斜面に沿うようにして挿通される。したがって、インシュレータ100の第二面T2に雑防素子110を配置するだけで、雑防素子110の配線組付けが容易に行われる。そして、ブラシホルダステー33側に配置されたターミナル130(130A〜130C)に接続される。
図9は、第一ターミナル130Aを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は断面図、(c)はレーザ溶接後の状態を示す図である。
3種類のターミナル130(第一ターミナル130A、第二ターミナル130B、第三ターミナル130C)は、ブラシホルダステー33とインシュレータ100の間に配置(挟持)されるような形で配置される。
第一ターミナル130Aは、雑防素子110のリード線115とジャンパ線141〜145とを電気的に接続する導通部材である。第二ターミナル130Bは、各ブラシホルダ41とジャンパ線141〜143とを電気的に接続する導通部材である。第三ターミナル130Cは、ジャンパ線144〜145とジャンパ線42,43を電気的に接続する導通部材である。
第一ターミナル130Aは、ブラシホルダステー33に密着する座部131と、座部131の中央から基端側に突出する突部132と、座部131の側部から基端側に突出する保持部134と、を有する。
第二ターミナル130Bは、座部131及び保持部134を有する。
第三ターミナル130Cは、座部131及び2つの保持部134をする。
以下では、3種類のターミナル130A〜130Cを代表して、第一ターミナル130Aの形状について詳述する。
座部131は、円形または多角形の平板状の部位である。座部131の厚さT1は、例えば1mm程度に設定される。突部132は、座部131の中央から基端側に向けて円錐形(テーパ形)に突出する部位である。突部132の座部131からの突出高さT2は、例えば2mm程度に設定される。
保持部134は、座部131から例えば3〜4mm程度突出するように形成される。保持部134の頂部にはU字形の切欠き135が形成されており、先端に二又状の保持爪部134aが設けられた状態になっている。この保持爪部134aの根元部(切欠き135の底部)と突部132の頂部との間の寸法T3は、1.5mm程度に設定される。切欠き135には、ジャンパ線144〜145が挿入される。換言すれば、保持爪部134aによって、ジャンパ線144〜145が挟持される。
保持孔151の外形は、第一ターミナル130Aの座部131とほぼ同一形状に形成される。保持孔151の段部は、第二面S2から約1mmの深さに形成される。つまり、座部131の厚みと同一の長さ(深さ)に形成される。
これにより、突部132と保持部134は、ブラシホルダステー33の第一面S1に開口する保持孔151から露出する。一方、テーパ孔形の貫通孔133は、ブラシホルダステー33の第二面S2に開口する保持孔151から露出する。
そして、ブラシホルダステー33の第二面S2にインシュレータ100を重ねることにより、第一ターミナル130Aがブラシホルダステー33(ホルダユニット32)とインシュレータ100の間に挟持される。
なお、第二ターミナル130Bの先端側には、ブラシホルダ41が密着配置される。つまり、ブラシホルダステー33とインシュレータ100の間に、第二ターミナル130Bとブラシホルダ41が挟持される。
このため、ブラシホルダステー33とインシュレータ100を密着すると、雑防素子110のリード線115が第一ターミナル130Aの貫通孔133に挿入される。貫通孔133の内面は、テーパ面133aになっているので、雑防素子110のリード線115の先端が貫通孔133の斜面に沿うようにして挿通される。そして、リード線115は、座部131の頂部から第二面S2側に突出する。
したがって、ブラシホルダステー33にインシュレータ100を重ねるだけで、雑防素子110の配線組付けが容易に行われる。
第一ターミナル130Aの保持部134(保持爪部134a)には、ジャンパ線141〜145の端部が挟持される。また、第二ターミナル130Bの保持部134(保持爪部134a)には、ジャンパ線141〜143の中間部が挟持される。さらに、第三ターミナル130Cの保持部134(保持爪部134a)には、ジャンパ線144,145の端部が挟持される。
なお、ジャンパ線143〜145は、ブラシホルダステー33(ホルダユニット32)の第一面S1に形成された保持爪部152にも挟持される。
第一接続部161は、ブラシホルダステー33(ホルダユニット32)の第一面S1側からレーザ光を照射して形成される。
また、保持部134とこの保持部134の保持爪部152に架け渡されたジャンパ線141〜145は、レーザ溶接により接続されて、電気的に接続する第二接続部162となる。第二接続部162は、ブラシホルダステー33の第一面S1側からレーザ光を照射して形成される。
なお、ブラシホルダステー33の色は、ナチュラル色であることが望ましい。このような色に設定することにより、レーザ溶接による接続作業性を向上できる。
ここで、各ターミナル130A〜130Cは、保持爪部134aの根元部(切欠き135の底部)と突部132の頂部との間の寸法T3が1.5mm程度に設定されるので、第一接続部161と第二接続部162は、回転軸方向O1(ブラシホルダステー33の厚み方向)における距離Hが、4mm以内の範囲に配置される。このため、レーザ光の焦点距離が殆ど変らないので、不図示のレーザ溶接機をブラシホルダステー33の厚み方向に走査させることなく、ブラシホルダステー33の面方向に沿って走査させるだけで第一接続部161、及び第二接続部162を形成することができる。
図1、図2に示すように、ギヤハウジング5は、有底筒状に形成されたアルミダイキャスト製のフレーム部61と、フレーム部61の開口部61aを閉塞する樹脂製のボトムプレート62と、を備えている。
フレーム部61の内部は、減速機構4を収納する減速機構収納部65と、周壁部64の一部から連設されてホルダユニット32を収納するホルダユニット収納部66と、に画成されている。
図2、図3に示すように、減速機構4は、電動モータ2の回転軸3に連結されたウォーム91と、ウォーム91に噛合するウォームホイール92と、を備えている。
ウォーム91は、基端側が減速機構収納部65内において回転軸3に連結され、先端側が軸受(不図示)により減速機構収納部65内において回転可能に支持されている。また、ウォーム91のうち回転軸3との連結部分(回転軸3の先端部)は、フレーム部61に配設された転がり軸受93に回転可能に支持されている。
出力軸95の先端部は、フレーム部61のスリーブ82を通してフレーム部61の外部に突出しており、この突出部分にフロントワイパ(不図示)を駆動するための外部機構が連結される。また、出力軸95は、スリーブ82内において、上述したすべり軸受け83に回転可能に支持されている。
一方、ワイパスイッチがHIGH位置に切り替わると、電動モータ2の高速用ブラシ31bにバッテリから駆動電流が供給される。これにより、電動モータ2は、上述した低速運転モードよりも高速の高速運転モードの駆動を開始する。
このため、座部131がブラシホルダステー33に密着し、突部132の頂部が第一接続部161となり、保持部134の頂部が第二接続部162になるので、第一接続部161及び第二接続部162の位置を一定に保持することができる。
このため、ブラシホルダステー33(ホルダユニット32)によりターミナル130を容易かつ確実に保持することができる。また、ブラシホルダステー33に対してターミナル130を同一方向から収容するので、配線部材120(ターミナル130)の組付性を向上できる。
そして、インシュレータ100を第二面S2に重畳配置すると、雑防素子110のリード線115が突部132に形成されたテーパ孔形の貫通孔133に差し込まれる。このため、インシュレータ100をブラシホルダステー33の第二面S2に重畳配置するだけで、雑防素子110のリード線115がターミナル130の座部131に配置されるので、そのままレーザ溶接を行うことができる。したがって、配線部材120の組付性をさらに向上できる。
図10は、ターミナル130の変形例を示す図であって、(a)は第一変形例を示し、(b)は第二変形例を示す。
保持部134の頂部に形成される切欠き135は、U字形に限らない。図10(a)に示すように、V字形の切欠き136を設けてもよい。
突部132は、座部131の中央から円錐形に突出する場合に限らない。図10(b)に示すように、座部131の一部を折り曲げた一対の折曲部137を設けてもよい。この折曲部137は、貫通孔133を取り囲むように形成される。この場合、貫通孔133は、テーパ孔形ではなく、円筒形に形成される。
図11は、ホルダユニット32の変形例(ホルダユニット232)を示し、(a)は分解斜視図、(b)はインシュレータ100の変形例(インシュレータ300)を第二面側みた斜視図である。
図12は、インシュレータ100の変形例(インシュレータ300)を示し、第二面側からみた拡大斜視図である。
図11、図12に示すように、ブラシ231は、インシュレータ300に保持されてもよい。
ブラシ231は、黒鉛等の導電材料により形成され、ボックス形のブラシホルダ241を介してインシュレータ300に保持される。ブラシホルダ241の側方には、インシュレータ300に固定されたバネ部材245が配置される。
そして、ブラシ231は、ブラシホルダ241に収容保持された状態でバネ部材245により径方向内側に向けて付勢されて、コンミテータ23のセグメント24に摺接する。
ブラシ231のピグテール231sは、貫通孔102に対して第二面T2から第一面T1に向かって挿入されて、第一面T1から突出する。
貫通孔102がテーパ孔状に形成されているので、インシュレータ300の第二面T2にブラシ231を配置するだけで、ピグテール231sの配線組付けが容易に行われる。そして、ピグテール231sは、ブラシホルダステー233側に配置されたターミナル130に接続される。
図13は、ジャンパ線141〜145の変形例を示す図であって、(a)配線工程、(b)は断線工程を示す。
上述した実施形態のジャンパ線141〜145は、ブラシホルダステー33の第一面S1に露出した保持部134にそれぞれ架け渡される。つまり、ジャンパ線141〜145をそれぞれ保持部134の保持爪部134aに挟持している。
このように、複数のジャンパ線141〜145をそれぞれの区間毎に用意した場合には、部品点数の増加や組付け効率の悪化が懸念される。
そこで、図13に示す工程を採用してもよい。
次に、図13(b)に示すように、ジャンパ線140のうち、不要な部分(区間)を切断(断線)する。これにより、ジャンパ線141〜145が残存する。
このような工程を経ることにより、部品点数の増加を防止したり、組付け効率を向上させたりすることができる。
上述した実施形態では、4極−3ブラシの電動モータ2を採用した場合について説明したが、これに限らず、6極や8極−3ブラシの電動モータ2を採用しても構わない。但し、低速用ブラシ31aと共通ブラシ31cは、6極の場合には機械角で60°、8極の場合には45°あけて配設する必要がある。
また、上述した実施形態では、ブラシホルダステー33とコネクタ部34とをホルダユニット32として一体に形成した場合について説明したが、これに限られない。
2…電動モータ
3…回転軸
6…アーマチュア
21…アーマチュアコア
22…アーマチュアコイル
23…コンミテータ
31…ブラシ
33…ブラシホルダステー
41…ブラシホルダ
100…インシュレータ
102…貫通孔
110…雑防素子
115…リード線
120…配線部材
130…ターミナル
130A…第一ターミナル
130B…第二ターミナル
130C…第三ターミナル
131…座部
132…突部
133…貫通孔
133a…テーパ面
134…保持部
134a…保持爪部
135…切欠き
140…ジャンパ線
141〜145…ジャンパ線
151…保持孔
161…第一接続部
162…第二接続部
231…ブラシ
231s…ピグテール
233…ブラシホルダステー
241…ブラシホルダ
245…バネ部材
300…インシュレータ
S1…第一面
S2…第二面
H…距離
Claims (8)
- 回転軸に固定されたアーマチュアコアおよびコンミテータと、
前記アーマチュアコアに巻装されたアーマチュアコイルと、
前記コンミテータに摺接して給電を行うブラシと、
前記ブラシをブラシホルダを介して支持し、第一面及び前記第一面に背向する第二面を有するブラシホルダステーと、
前記ブラシに電気的に接続される雑防素子と、
前記ブラシと前記雑防素子とを電気的に接続する複数のターミナル及び複数のジャンパ線と、
を備え、
前記ブラシホルダ及び前記雑防素子は、前記ブラシホルダステーの前記第二面側に配設され、
前記雑防素子と前記ターミナルとを接続する複数の第一接続部と、前記ターミナルと前記ジャンパ線とを接続する複数の第二接続部は、それぞれ前記ブラシホルダステーの前記第一面のみに配設され、
前記ターミナルは、
前記ブラシホルダステーに当接する平板状の座部と、
前記座部から前記第一面が臨む方向に突出すると共に前記雑防素子のリード線を挿通して前記第一接続部となる突部と、
前記座部から前記第一面が臨む方向に突出すると共に前記ジャンパ線を保持して前記第二接続部となる保持部と、
を有し、
前記ブラシホルダステーにおける、前記突部が配置される箇所には、前記リード線が前記第二面側から前記第一面側へ挿通される保持孔が複数設けられていることを特徴とする電動モータ。 - 前記複数の第一接続部は、前記雑防素子と前記ターミナルとをレーザ溶接することにより形成され、
前記複数の第二接続部は、前記ターミナルと前記ジャンパ線とをレーザ溶接することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。 - 前記第一接続部と前記第二接続部は、前記ブラシホルダステーの厚み方向において4mm以内の距離に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電動モータ。
- 前記突部の頂部と、前記保持部の根元部との間の寸法が、1.5mm以内に設定されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の電動モータ。
- 前記突部の前記リード線を受け入れる側の面は、前記リード線の差し込み方向に向かうに従って先細りとなるように、テーパ面となっていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の電動モータ。
- 複数の前記保持孔は、前記複数の第一接続部と前記複数の第二接続部とを前記第一面に露出させつつ前記ターミナルを収容保持し、
前記ターミナルは、前記ブラシホルダステーの前記第二面が臨む方向から前記保持孔に向けて収容されることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の電動モータ。 - 前記雑防素子を保持すると共に前記第二面に重畳配置されるインシュレータを備え、
前記インシュレータと前記ブラシホルダステーにより前記ターミナルを挟持することを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の電動モータ。 - 前記インシュレータの前記ブラシホルダステーとは反対側の面に前記雑防素子が配置されると共に、前記インシュレータの前記ブラシホルダ側の面に前記雑防素子のリード線が突出され、
前記インシュレータを前記第二面に重畳配置すると、前記雑防素子のリード線が前記ターミナルに形成された貫通孔に差し込まれることを特徴とする請求項7に記載の電動モータ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015095921A JP6510881B2 (ja) | 2014-05-13 | 2015-05-08 | 電動モータ |
US15/128,491 US10270321B2 (en) | 2014-05-13 | 2015-05-13 | Electric motor |
CN201580021668.7A CN106256078B (zh) | 2014-05-13 | 2015-05-13 | 电动机 |
PCT/JP2015/063751 WO2015174449A1 (ja) | 2014-05-13 | 2015-05-13 | 電動モータ |
EP15792313.7A EP3145063B1 (en) | 2014-05-13 | 2015-05-13 | Electric motor |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014099400 | 2014-05-13 | ||
JP2014099400 | 2014-05-13 | ||
JP2015095921A JP6510881B2 (ja) | 2014-05-13 | 2015-05-08 | 電動モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015233402A JP2015233402A (ja) | 2015-12-24 |
JP6510881B2 true JP6510881B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=54934540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015095921A Active JP6510881B2 (ja) | 2014-05-13 | 2015-05-08 | 電動モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6510881B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6769704B2 (ja) | 2015-11-30 | 2020-10-14 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60117660U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-08 | カルソニックカンセイ株式会社 | 直流モ−タのブラシベ−ス構造 |
JP3639131B2 (ja) * | 1998-06-05 | 2005-04-20 | アスモ株式会社 | 直流モータの電気ノイズ防止器 |
JP4428640B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2010-03-10 | アスモ株式会社 | ブラシホルダ及びブラシホルダへの半田付け方法 |
JP2011234438A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Asmo Co Ltd | ブラシホルダ装置及びワイパモータ |
JP5682301B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2015-03-11 | アイシン精機株式会社 | 回転電機の製造方法 |
JP5714917B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2015-05-07 | 株式会社ミツバ | 電動モータ |
-
2015
- 2015-05-08 JP JP2015095921A patent/JP6510881B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015233402A (ja) | 2015-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5354889B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
US10270321B2 (en) | Electric motor | |
CN108418378B (zh) | 带减速机构的电动机 | |
JP6581378B2 (ja) | 電気モータ | |
JP5234899B2 (ja) | 電動モータ用インシュレータ | |
US10038350B2 (en) | DC motor | |
JP6510881B2 (ja) | 電動モータ | |
JP6095510B2 (ja) | ワイパモータ | |
JP5955927B2 (ja) | 電動工具 | |
US10873235B2 (en) | DC motor with a positive temperature coefficient thermistor | |
WO2015174449A1 (ja) | 電動モータ | |
JP6510880B2 (ja) | ブラシ付モータ、及びブラシ付モータの製造方法 | |
JP6045252B2 (ja) | ワイパモータ | |
JP2010263679A (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2017170296A1 (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
JP6442031B2 (ja) | 電動モータ | |
US20080203847A1 (en) | Planar commutator, rotor and direct current electric motor | |
JP2013017253A (ja) | モータ | |
JP2008220079A (ja) | ブラシホルダ | |
JP2014011809A (ja) | ブラシホルダ装置及びモータ | |
JP2009207224A (ja) | 電動モータ | |
JP2018019495A (ja) | 電子基板、ブラシ付モータ、減速機付モータ、及び電子基板の配線接続方法 | |
JP6262457B2 (ja) | 電動モータ | |
JP2014023186A (ja) | ブラシホルダ装置及びモータ | |
JP2009213326A (ja) | 電動モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181019 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190405 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6510881 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |