JP6509784B2 - 収納扉用蝶番 - Google Patents
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Description
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一対の扉パネルを回動可能に連結するための収納扉用蝶番であって、回動可能に連結された一対のヒンジ本体と、前記一対のヒンジ本体のそれぞれから外側に延びる半円状のつば部と、を備え、前記つば部は、前記ヒンジ本体の厚さより薄い平板状に形成されており、前記一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第1凹部には、前記つば部が埋め込まれた状態でビス止めされ、前記一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第2凹部には、前記ヒンジ本体が埋め込まれることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記つば部は、前記ヒンジ本体の厚さ方向の一端外周側に設けられていることを要旨とする。
本実施形態に係る収納扉の製造装置は、一対の扉パネル(2)を蝶番(3)で回動可能に連結してなり、蝶番は、回動可能に連結された一対のヒンジ本体(5)と、ヒンジ本体から外側に延びる半円状のつば部(6)と、を備える収納扉(1)の製造装置(11)である(例えば、図7〜図10等参照)。そして、一対の扉パネル(2)を隣接して水平状態に支持する支持テーブル(12)と、支持テーブルに支持された一対の扉パネルの隣接する各表面側につば部(6)を埋め込むための第1凹部(8)を形成する第1凹部形成装置(13)と、支持テーブルに支持された一対の扉パネルの隣接する各表面側にヒンジ本体(5)を埋め込むための第2凹部(9)を形成する第2凹部形成装置(14)と、支持テーブルに支持された一対の扉パネルに対して、第1凹部につば部が埋め込まれ且つ第2凹部にヒンジ本体が埋め込まれるように蝶番を供給するとともに、つば部をビス止めして蝶番を取り付ける蝶番供給取付装置(15)と、を備える(例えば、図1〜図4等参照)。さらに、第1凹部形成装置(13)は、支持テーブル(12)に支持された一対の扉パネル(2)に対して、つば部(6)の外径(d1)以上の回転径(rd1)で垂直軸回りに回転する刃物(28)を昇降させることで第1凹部(8)を形成する(例えば、図3等参照)。
本実施形態に係る収納扉の製造方法は、一対の扉パネル(2)を蝶番(3)で回動可能に連結してなり、蝶番は、回動可能に連結された一対のヒンジ本体(5)と、ヒンジ本体から外側に延びる半円状のつば部(6)と、を備える収納扉(1)の製造方法である(例えば、図7〜図10等参照)。そして、一対の扉パネル(2)を隣接して水平状態に支持する支持工程と、支持工程で支持された一対の扉パネルの隣接する各表面側につば部(6)を埋め込むための第1凹部(8)を形成する第1凹部形成工程と、支持工程で支持された一対の扉パネルの隣接する各表面側にヒンジ本体(5)を埋め込むための第2凹部(9)を形成する第2凹部形成工程と、支持工程で支持された一対の扉パネルに対して、第1凹部につば部が埋め込まれ且つ第2凹部にヒンジ本体が埋め込まれるように蝶番を供給するとともに、つば部をビス止めして蝶番を取り付ける蝶番供給取付工程と、を備える(例えば、図5及び図6等参照)。さらに、第1凹部形成工程は、支持工程で支持された一対の扉パネル(2)に対して、つば部(6)の外径(d1)以上の回転径(rd1)で垂直軸回りに回転する刃物(28)を昇降させることで第1凹部(8)を形成する(例えば、図3等参照)。なお、上記第1及び第2凹部形成工程の実施順序は特に問わない。
本実施形態に係る収納扉は、一対の扉パネル(2)を蝶番(3)で回動可能に連結してなる収納扉(7)であって、蝶番は、回動可能に連結された一対のヒンジ本体(5)と、ヒンジ本体から外側に延びる半円状のつば部(6)と、を備える(例えば、図7〜図10等参照)。そして、一対の扉パネル(2)の隣接する各表面側に形成された第1凹部(8)には、つば部(6)が埋め込まれてビス止めされ、一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第2凹部(9)には、ヒンジ本体(5)が埋め込まれている(例えば、図6(c)等参照)。なお、本実施形態に係る収納扉は、例えば、上記実施形態に係る収納扉の製造方法で得られたものであることができる。
本実施形態に係る収納扉用蝶番は、一対の扉パネル(2)を回動可能に連結するための収納扉用蝶番(3)であって、回動可能に連結された一対のヒンジ本体(5)と、ヒンジ本体から外側に延びる半円状のつば部(6)と、を備える(例えば、図7〜図10等参照)。そして、一対の扉パネル(2)の隣接する各表面側に形成された第1凹部(8)には、つば部(6)が埋め込まれてビス止めされ、一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第2凹部(9)には、ヒンジ本体(5)が埋め込まれる(例えば、図6(c)等参照)。なお、本実施形態に係る収納扉用蝶番は、例えば、上記実施形態に係る収納扉の製造方法で用いられることができる。
本実施例に係る収納扉の製造装置11は、図1及び図2に示すように、支持テーブル12、第1凹部形成装置13、第2凹部形成装置14、及び蝶番供給取付装置15を備えている。この支持テーブル12上には、一対の支持フレーム17を介して所定方向P(即ち、支持テーブル12上の一対の扉パネル2の隣接縁が延びる方向P)に延びる支持レール18が支持されている。
次に、上記構成の収納扉の製造装置11による収納扉1の製造方法について説明する。先ず、第1凹部形成装置13が支持レール18を走行して所定位置に停止される。次いで、加工ヘッド27の昇降に伴って垂直軸回りに回転する刃物28により、一対の扉パネル2の隣接する各表面側に第1凹部8が形成される(図5(a)及び図6(a)参照)。その後、第2凹部形成装置14が支持レール18を走行して所定位置に停止される。次に、加工ヘッド32の昇降に伴って垂直軸回りに回転する刃物33により、一対の扉パネル2の隣接する各表面側に第2凹部9が形成される(図5(b)及び図6(b)参照)。次いで、蝶番供給取付装置15が支持レール18を走行して所定位置に停止される。次に、加工ヘッド37の昇降に伴って、一対の扉パネル2に対して、第1凹部8につば部6が埋め込まれ且つ第2凹部9にヒンジ本体5が埋め込まれるように蝶番3が供給されるとともに、つば部6がビス止めされて蝶番3が取り付けられる。そして、上述の作用を繰り返すことで、一対の扉パネル2を複数の蝶番3で回動可能に連結してなる収納扉1(図7参照)が得られる。
本実施例の収納扉の製造装置11によると、一対の扉パネル2を隣接して水平状態に支持する支持テーブル12と、支持テーブル12に支持された一対の扉パネル2の隣接する各表面側につば部6を埋め込むための第1凹部8を形成する第1凹部形成装置13と、支持テーブル12に支持された一対の扉パネル2の隣接する各表面側にヒンジ本体5を埋め込むための第2凹部9を形成する第2凹部形成装置14と、支持テーブル12に支持された一対の扉パネル2に対して、第1凹部8につば部6が埋め込まれ且つ第2凹部9にヒンジ本体5が埋め込まれるように蝶番3を供給するとともに、つば部6をビス止めして蝶番3を取り付ける蝶番供給取付装置15と、を備える。そして、第1凹部形成装置13は、支持テーブル12に支持された一対の扉パネル2に対して、つば部6の外径d1以上の回転径rd1で垂直軸回りに回転する刃物28を昇降させることで第1凹部8を形成する。これにより、回転する刃物28の昇降のみでつば部6を埋め込むための第1凹部8が形成される。そのため、従来のようにNCルータを用いて凹部を形成するものに比べて、第1凹部8ひいては収納扉1の加工時間及び加工コストを大幅に低減することができる。さらに、本製造装置で得られた収納扉1では、第1凹部8につば部6が埋め込まれるとともに、第2凹部9にヒンジ本体5が埋め込まれている。そのため、一対の扉パネル2を閉じたときに、一対の扉パネル2の間の隙間を無くす又は低減できる。よって、一対の扉パネル2間での指先等の挟み込みが防止される。
Claims (2)
- 一対の扉パネルを回動可能に連結するための収納扉用蝶番であって、
回動可能に連結された一対のヒンジ本体と、
前記一対のヒンジ本体のそれぞれから外側に延びる半円状のつば部と、を備え、
前記つば部は、前記ヒンジ本体の厚さより薄い平板状に形成されており、
前記一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第1凹部には、前記つば部が埋め込まれた状態でビス止めされ、前記一対の扉パネルの隣接する各表面側に形成された第2凹部には、前記ヒンジ本体が埋め込まれることを特徴とする収納扉用蝶番。 - 前記つば部は、前記ヒンジ本体の厚さ方向の一端外周側に設けられている請求項1記載の収納扉用蝶番。
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JP2017013225A5 JP2017013225A5 (ja) | 2018-10-11 |
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