JP6509408B1 - 物干しハンガー - Google Patents

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【課題】衣類を干す際は1つずつ個別に扱うことができ、かつ、ハンガー同士の間隔が均一な複数のハンガーに複数の衣類をかけて干すことが可能な物干しハンガーを提供する。【解決手段】1組のフック部1と、主軸部2と、複数のハンガー部4とを備えた物干しハンガー10であって、主軸部2は、複数のハンガー部4をそれぞれ1つずつ取り付けおよび取り外し可能な複数の引っ掛け部3を備えており、引っ掛け部3は、可撓性を有するとともに、先端にカギ部を備えており、ハンガー部4は、当該ハンガー部4の長手方向の中央付近に、引っ掛け部3を細く撓ませることにより引っ掛け部3を通すことが可能な大きさであり、かつ、引っ掛け部3を撓ませるのをやめた後に先端のカギ部により引っ掛け部3と嵌合して引っ掛け部3に固定される引っ掛け用穴を備えるとともに、当該引っ掛け用穴に対してハンガー部4の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、乾燥用穴を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、複数の衣類を干すことができる物干しハンガーに関するものである。
通常、洗濯した衣類を干す際には、ハンガーが用いられている。この際、ハンガー同士の間隔を均一にすることにより均等に乾きやすくすることや、干した衣類を簡単に取り外すことができるようにすることを考慮したものとして、主軸に取り付けられた複数のハンガーに複数の衣類をかけて干すことができる物干しハンガーが知られている。(例えば、特許文献1,2等参照)
特開2017−184786号公報 特開2011−78718号公報
しかしながら、例えば特許文献1,2等に示すような従来の物干しハンガーは、干した衣類を取り外す際の手間を省くことを目的とするものであり、折りたたみ可能な構造になっているが、干す際にはあまり干しやすいものではなく、使い勝手が良いものとは言えないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、衣類を干す際には1つずつ個別に扱うことができ、かつ、ハンガー同士の間隔が均一な複数のハンガーに複数の衣類をかけて干すことが可能な物干しハンガーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、物干し竿またはフック掛けに掛けることが可能な1組のフック部と、当該フック部と一体型に形成された主軸部と、当該主軸部に取り付けおよび取り外し可能な複数のハンガー部とを備えた物干しハンガーであって、前記主軸部は、前記複数のハンガー部をそれぞれ1つずつ取り付けおよび取り外し可能な複数の引っ掛け部を備えており、前記引っ掛け部は、可撓性を有するとともに、先端にカギ部を備えており、前記ハンガー部は、当該ハンガー部の長手方向の中央付近に、前記引っ掛け部を細く撓ませることにより前記引っ掛け部を通すことが可能な大きさであり、かつ、前記引っ掛け部を撓ませるのをやめた後に前記先端のカギ部により前記引っ掛け部と嵌合して前記引っ掛け部に固定される引っ掛け用穴を備えるとともに、当該引っ掛け用穴に対して前記ハンガー部の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、乾燥用穴を備えることを特徴とする。
この発明の物干しハンガーによれば、衣類を干す際には1つずつ個別に扱うことができるので使用者にとって取り扱いやすく、かつ、ハンガー部同士の間隔が均一な複数のハンガー部に複数の衣類をかけて干すことができるので、乾き具合も均一にすることができる。さらに、1つ1つのハンガー部の長手方向の2ヶ所に空洞(乾燥用穴)があることにより、洗濯物が早く乾くというメリットがある。また、物干しハンガーを使用しないときには、複数のハンガー部を取り外した状態で保管しておけるので、使わないときに場所をとらないというメリットもある。
実施の形態1における物干しハンガーの一例を示す斜視図である。 図1に示す物干しハンガーを真上から見た上面図である。 図1に示す物干しハンガーを正面から見た正面図である。 図1に示す物干しハンガーを右側または左側から見た側面図である。 図1に示す物干しハンガーにおいて、引っ掛け部3とハンガー部4の構造の一例を示す拡大図である。 図1に示す物干しハンガーにおいて、ハンガー部4が取り付けられていない(取り外されている)状態を示す斜視図と、取り外されたハンガー部4を重ね合わせた状態を示す図である。 図4に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガーを右側または左側から見た側面図である。 図5に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガーにおいて、引っ掛け部3とハンガー部5の構造の一例を示す拡大図である。 図6に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガーにおいて、ハンガー部5が取り付けられていない(取り外されている)状態を示す斜視図と、取り外されたハンガー部5を重ね合わせた状態を示す図である。 図7〜図9に示すハンガー部5の断面形状と斜視図の一例を示す図である。 引っ掛け部3の別の例として、引っ掛け部3にさらに突起33が備えられている引っ掛け部30の構造を示す図である。 図7〜図9に示すハンガー部5の断面形状と斜視図の別の一例を示す図である。
この発明は、複数の衣類を干すことができる物干しハンガーに関するものである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における物干しハンガーの一例を示す斜視図である。この図1に示すとおり、この実施の形態1における物干しハンガー10は、1組のフック部1と、主軸部2と、複数の引っ掛け部3と、複数のハンガー部4とを備えている。また、図2、図3、図4は、図1に示す物干しハンガー10を真上から見た上面図、正面から見た正面図、右側または左側から見た側面図である。なお、この物干しハンガー10の素材としては、プラスチック製や木製など、どのようなものであってもよい。
1組のフック部1は、物干し竿またはフック掛けに掛けることが可能な形状であればどのようなものでもよく、例えば、主軸部2の上面中央付近に「?」マークのような形状のフックが1つ形成されているようなものであってもよいが、この実施の形態1における1組のフック部1は、図1に示すとおり主軸部2の厚みの両側に1枚ずつ一対からなるものとする。
図3は、1組のフック部1を物干し竿に掛けた状態を示しており、このように2枚で1組のフック部1を両側から引っ掛けるような構造であれば、物干し竿に掛けた際の安定性がよく、外れにくい。また、1組のフック部1の1枚ずつの厚みは薄いが、それぞれが主軸部2の幅をあけて主軸部2に固定されているため、1枚ずつの厚みは薄くても安定して外れにくい上に、使用しないときには主軸部2の厚みの両側に添わせて収納することができるので、場所をとらない(後述する図6(a)参照)。ただし、図1,図3,図6(a)に示すフック部1はあくまでも一例であり、例えば傘の持ち手のように、先端の引っ掛ける部分をもっと長くすれば、物干し竿等に掛けた際により安定することは言うまでもない。なお、主軸部2にフック部1を固定するための留め具を図中では網掛け斜線で示している。
主軸部2は、フック部1と一体型に形成されており、複数のハンガー部4をそれぞれ1つずつ取り付けおよび取り外し可能な複数の引っ掛け部3を備えている。なお、この実施の形態1では、4つの引っ掛け部3を備えているものとして説明するが、複数の引っ掛け部3を備えているものであれば、4つ以下であっても、4つ以上であってもよく、主軸部2の長さと強度との兼ね合いで、適宜決定すればよい。
引っ掛け部3は、可撓性を有するとともに、先端にカギ部31を備えている。なお、わかりやすくするために、図3および図4において、引っ掛け部3を斜線で示している。
ハンガー部4は、当該ハンガー部4の長手方向の中央付近に、引っ掛け部3を細く撓ませることにより引っ掛け部3を通すことが可能な大きさであり、かつ、引っ掛け部3を撓ませるのをやめた後に先端のカギ部31により引っ掛け部3と嵌合して引っ掛け部3に固定される引っ掛け用穴41を備えている。また、その引っ掛け用穴41に対してハンガー部4の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、乾燥用穴42を備えている(後述する図5参照)。
なお、ハンガー部4の数は、引っ掛け部3の数と同じ数である。
図5は、図1に示す物干しハンガー10において、引っ掛け部3とハンガー部4の構造の一例を示す拡大図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は引っ掛け部3を側面から見た図とハンガー部4を上面から見た図である。ここで、図5(b)の破線が示すとおり、引っ掛け部3の可撓部32を撓ませていない場合の可撓部32の横幅と、ハンガー部4の中央付近に設けられた引っ掛け用穴41の長手方向の幅は、同じ幅である。または、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませることにより引っ掛け部3を通すことが可能な大きさであれば、引っ掛け用穴41の幅の方が少し小さい幅であってもよい。そして、図5(a),図5(b)に示された矢印のように、引っ掛け部3がハンガー部4の引っ掛け用穴41の中を通るように、引っ掛け部3とハンガー部4を嵌合させる。
この際、図5に示すように、引っ掛け部3にはスリットが設けられていることにより可撓部32が形成され、先端にカギ部31を備えている可撓部32を使用者が指で挟んで両側から押さえることにより、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませることができる。その結果、ハンガー部4の引っ掛け用穴41に引っ掛け部3を通すことが可能となり、ハンガー部4の引っ掛け用穴41に引っ掛け部3を通してから撓ませることをやめれば、引っ掛け部3の先端のカギ部31がハンガー部4に引っ掛かることにより、ハンガー部4は引っ掛け部3と嵌合して引っ掛け部3に固定される。なお、ハンガー部4を取り外す際にも、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませてからハンガー部4の引っ掛け用穴41を通して抜けば、簡単に取り外すことができる。
また、ハンガー部4は、引っ掛け用穴41に対してハンガー部4の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、すなわち、このハンガー部4に衣類をかけた場合に、衣類の肩の部分がかかる場所に、乾燥用穴42を備えている。このような構造のハンガー部4は、通常のハンガーに比べて前後の厚みがある上に衣類の肩の部分に空洞(乾燥用穴42)があるため、衣類の肩の部分の形崩れがしにくい上に、洗濯物が乾きやすいという効果がある。
このように、1つ1つのハンガー部4が取り外し可能なため、洗濯した衣類を干す際には、首や肩の部分を引っ張りすぎたりすることもなく、簡単に衣類に通すことができるとともに、1つずつ個別に扱うことができるので使用者にとって取り扱いやすく、かつ、干した後は、ハンガー部同士の間隔が均一な複数のハンガー部4に複数の衣類をかけて干すことができるので、乾き具合も均一にすることができる。さらに、1つ1つのハンガー部4の長手方向の2ヶ所に空洞(乾燥用穴42)があることにより、洗濯物が早く乾くというメリットもある。
図6は、図1に示す物干しハンガー10において、ハンガー部4が取り付けられていない(取り外されている)状態を示す斜視図(図6(a))と、取り外されたハンガー部4を重ね合わせた状態を示す図(図6(b))である。このように、物干しハンガー10を使用しないときには、複数のハンガー部4を取り外した図6(a)に示すような状態で保管しておけるので、使わないときに場所をとらないというメリットもある。また、取り外された複数のハンガー部4も、図6(b)に示すようにコンパクトに重ねて保管しておけるので、同じく場所をとらないというメリットがある。
ここで、上記の実施の形態1では、シンプルな形状のハンガー部4を有する物干しハンガー10を例に説明したが、ハンガー部4を他の形状のハンガー部5、例えば、衣服の形崩れがしにくいように肩の部分に厚みや丸みのある形状のハンガー部5に置き換えてもよい。
図7は、図4に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガー20を右側または左側から見た側面図である。図8は、図5に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガーにおいて、引っ掛け部3とハンガー部5の構造の一例を示す拡大図である。
図8(a)は斜視図、図8(b)は引っ掛け部3を側面から見た図とハンガー部5を上面から見た図である。ここで、図8(b)の破線が示すとおり、引っ掛け部3の可撓部32を撓ませていない場合の可撓部32の横幅と、ハンガー部5の中央付近に設けられた引っ掛け用穴51の長手方向の幅は、同じ幅である。または、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませることにより引っ掛け部3を通すことが可能な大きさであれば、引っ掛け用穴51の幅の方が少し小さい幅であってもよい。そして、図8(a),図8(b)に示された矢印のように、引っ掛け部3がハンガー部5の引っ掛け用穴51の中を通るように、引っ掛け部3とハンガー部5を嵌合させる。
この際、図8に示すように、引っ掛け部3にはスリットが設けられていることにより可撓部32が形成され、先端にカギ部31を備えている可撓部32を使用者が指で挟んで両側から押さえることにより、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませることができる。その結果、ハンガー部5の引っ掛け用穴51に引っ掛け部3を通すことが可能となり、ハンガー部4の引っ掛け用穴51に引っ掛け部3を通してから撓ませることをやめれば、引っ掛け部3の先端のカギ部31がハンガー部5に引っ掛かることにより、ハンガー部5は引っ掛け部3と嵌合して引っ掛け部3に固定される。なお、ハンガー部5を取り外す際にも、引っ掛け部3の可撓部32を細く撓ませてからハンガー部5の引っ掛け用穴51を通して抜けば、簡単に取り外すことができる。
また、ハンガー部5は、引っ掛け用穴51に対してハンガー部5の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、すなわち、このハンガー部5に衣類をかけた場合に、衣類の肩の部分がかかる場所に、乾燥用穴52を備えている。このような構造のハンガー部5は、通常のハンガーに比べて前後の厚みがある上に衣類の肩の部分に空洞(乾燥用穴52)があるため、衣類の肩の部分の形崩れがしにくい上に、洗濯物が乾きやすいという効果がある。
このように、1つ1つのハンガー部5が取り外し可能なため、洗濯した衣類を干す際には、首や肩の部分を引っ張りすぎたりすることもなく、簡単に衣類に通すことができるとともに、1つずつ個別に扱うことができるので使用者にとって取り扱いやすく、かつ、干した後は、ハンガー部同士の間隔が均一な複数のハンガー部5に複数の衣類をかけて干すことができるので、乾き具合も均一にすることができる。さらに、1つ1つのハンガー部5の長手方向の2ヶ所に空洞(乾燥用穴52)があることにより、洗濯物が早く乾くというメリットもある。
図9は、図6に示すハンガー部4を他の形状のハンガー部5に置き換えた物干しハンガーにおいて、ハンガー部5が取り付けられていない(取り外されている)状態を示す斜視図(図9(a))と、取り外されたハンガー部5を重ね合わせた状態を示す図(図9(b))である。このように、物干しハンガー20を使用しないときには、複数のハンガー部5を取り外した図9(a)に示すような状態で保管しておけるので、使わないときに場所をとらないというメリットがあり、また、取り外された複数のハンガー部5も、肩の部分に厚みや幅があるような形状であっても、図9(b)に示すようにコンパクトに重ねて保管しておけるので、同じく場所をとらないというメリットがある。
特に、ハンガー部5の形状のように、肩の部分に厚みや幅があるハンガーの場合には、一般的には使用していないときにも場所をとってしまうというデメリットがあるが、この発明のハンガー部5では、図10に示すように、断面形状を薄い一定の厚さに成形していることにより、図9(b)のように重ね合わせた場合にかさばらず、コンパクトに保管することが可能となる。
ここで、図10は、図7〜図9に示すハンガー部5の断面形状と斜視図の一例を示す図である。図10(a)は、図8(b)の一点鎖線A−Aで切った場合のハンガー部5の断面形状を示しており、図10(b)は、断面が図10(a)の場合にその断面から引っ掛け用穴51を含む付近の斜視図を示している。また、図10(c)は、図10(b)をさらにハンガー部5の長手方向の中心線で切った場合の断面形状を示している。
また、図11は、引っ掛け部3の別の例として、引っ掛け部3にさらに突起33が備えられている引っ掛け部30の構造を示す図であり、図11(a)は正面図、図11(b)は上面図、図11(c)は側面図である。ここで、図11(a)および図11(b)に示す破線は、ハンガー部5の引っ掛け用穴51がある辺り(引っ掛け部30と嵌合する部分)のハンガー部5の厚みを示している。
すなわち、引っ掛け部30の突起33は、カギ部31の上端からハンガー部5の厚み分だけ離れた位置に設けられている。このように引っ掛け部30のカギ部31の上端からハンガー部5の厚み分だけ離れた位置に突起33を設けることにより、引っ掛け部30とハンガー部5を嵌合した際にずれないというメリットがある。なお、ハンガー部4を用いる場合であっても、突起33を備えた引っ掛け部30と嵌合させるようにしてもよいことは言うまでもない。この場合にも、引っ掛け部30のカギ部31の上端からハンガー部4の厚み分だけ離れた位置に突起33を設けることにより、引っ掛け部30とハンガー部4を嵌合した際にずれないというメリットがある。
また、ハンガー部5の断面形状を図10に示すように薄くすると、強度が落ちるという問題を解決するために、ハンガー部5の伸びる方向(長い辺の方向)に沿って真ん中に凹みを設け、アーチの数を増やした形状としてもよい。図12は、図7〜図9に示すハンガー部5の断面形状と斜視図の別の一例を示す図である。図12(a)は、ハンガー部5の断面のアーチの数が2つの場合の、図8(b)の一点鎖線A−Aで切ったハンガー部5の断面形状を示しており、図12(b)は、断面が図12(a)の場合にその断面から引っ掛け用穴51を含む付近の斜視図を示している。また、図12(c)は、図12(b)をさらにハンガー部5の長手方向の中心線で切った場合の断面形状を示している。
ここでは、図11に示すような、突起33を備えている引っ掛け部30を用いる場合を前提として、図12に示すハンガー部5は凹部53を備えている。すなわち、図10に示すような断面形状のハンガー部5であれば、引っ掛け部30のように突起33を備えていたとしても問題なく引っ掛け部30がハンガー部5と嵌合することができるが、図12に示すような断面形状のアーチの数が2つあるハンガー部5の場合には、引っ掛け部30の突起33がアーチに当たってしまい、ハンガー部5に引っ掛け部30を嵌合することができないので、凹部53を備えるようにすることにより、突起33がハンガー部5の凹部53とうまく嵌まって、引っ掛け部30とハンガー部5を嵌合することができる。
以上のように、この実施の形態1の物干しハンガー10,20によれば、1つ1つのハンガー部4,5が取り外し可能なため、洗濯した衣類を干す際には、首や肩の部分を引っ張りすぎたりすることもなく、簡単に衣類に通すことができるとともに、1つずつ個別に扱うことができるので使用者にとって取り扱いやすく、かつ、干した後は、ハンガー部同士の間隔が均一な複数のハンガー部4,5に複数の衣類をかけて干すことができるので、乾き具合も均一にすることができる。さらに、1つ1つのハンガー部4,5の長手方向の2ヶ所に空洞(乾燥用穴42,52)があることにより、洗濯物が早く乾くというメリットがある。また、物干しハンガー10,20を使用しないときには、複数のハンガー部4,5を取り外した状態で保管しておけるので、使わないときに場所をとらないというメリットもある。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 フック部
2 主軸部
3,30 引っ掛け部
4,5 ハンガー部
10,20 物干しハンガー
31 引っ掛け部3のカギ部
32 引っ掛け部3の可撓部
33 引っ掛け部30の突起
41 ハンガー部4の引っ掛け用穴
42 ハンガー部4の乾燥用穴
51 ハンガー部5の引っ掛け用穴
52 ハンガー部5の乾燥用穴
53 ハンガー部5の凹部

Claims (2)

  1. 物干し竿またはフック掛けに掛けることが可能な1組のフック部と、当該フック部と一体型に形成された主軸部と、当該主軸部に取り付けおよび取り外し可能な複数のハンガー部とを備えた物干しハンガーであって、
    前記主軸部は、前記複数のハンガー部をそれぞれ1つずつ取り付けおよび取り外し可能な複数の引っ掛け部を備えており、
    前記引っ掛け部は、可撓性を有するとともに、先端にカギ部を備えており、
    前記ハンガー部は、当該ハンガー部の長手方向の中央付近に、前記引っ掛け部を細く撓ませることにより前記引っ掛け部を通すことが可能な大きさであり、かつ、前記引っ掛け部を撓ませるのをやめた後に前記先端のカギ部により前記引っ掛け部と嵌合して前記引っ掛け部に固定される引っ掛け用穴を備えるとともに、当該引っ掛け用穴に対して前記ハンガー部の長手方向の両隣に位置する2ヶ所に、乾燥用穴を備える
    ことを特徴とする物干しハンガー。
  2. 前記1組のフック部は、前記主軸部の厚みの両側に1枚ずつ一対からなるものであることを特徴とする請求項1記載の物干しハンガー。
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