JP6508304B2 - 車両用変速機 - Google Patents
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Description
図1〜図8は、本発明に係る一実施形態の車両用変速機を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1は、車体1Aを備えており、車体1Aの前後方向前方のエンジンルーム3には変速機2が搭載されている。なお、図1〜図8において、上、下、右、左で示す方向は、運転席から見た方向である。
噛み合いクラッチ34、35は、カウンタ軸9、10のカウンタギヤ13、14の間に設けられており、変速段に応じてカウンタギヤ13、14をカウンタ軸9、10に固定させる。
図5において、クラッチハウジング4には支持部4aの上部、補強リブ4dおよび接合部4aの近傍にボルト穴4e〜4hが形成されている。
なお、図2〜図4、図6のいずれかにおいて、矢印O1〜O4は、オイルの流れを示している。
以上の結果、カウンタギヤ13およびファイナルギヤ16の攪拌抵抗を低減でき、変速機の動力損失を低減できる。
Claims (6)
- クラッチ機構を収容するクラッチハウジングに、隔壁を挟んで対向するようにして連結され、内部にオイルを貯留するオイル溜まり部を有するトランスミッションケースと、
前記トランスミッションケースの内部に設置され、前記クラッチ機構を介して内燃機関の動力が伝達される入力軸と、
前記入力軸に取付けられた入力ギヤと、
前記トランスミッションケースの内部に設置され、前記入力ギヤに噛み合うカウンタギヤおよび前記カウンタギヤに隣接するファイナルドライブギヤを有するカウンタ軸と、
前記トランスミッションケースの内部に設置され、前記ファイナルドライブギヤに噛み合い、かつ下部がオイルに浸かるファイナルギヤを有し、左右駆動輪に動力を伝達するディファレンシャルギヤ軸と、
前記入力軸に対して前記カウンタ軸と反対側に設置され、前記ファイナルギヤによって掻き上げられたオイルが導入される上部オイル導入口と、前記上部オイル導入口から導入され、その内部で貯留されたオイルが排出される下部オイル排出口とを有するキャッチタンクとを備えた車両用変速機において、
前記トランスミッションケースおよび前記クラッチハウジングの天井壁は、前記ファイナルギヤから前記カウンタ軸に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部と、前記傾斜部から前記入力軸の上方を跨いで前記キャッチタンクの前記上部オイル導入口に指向するように湾曲する湾曲部とを有し、
前記入力軸の上方に、前記入力ギヤと前記カウンタギヤとを選択的に連結する噛み合いクラッチおよび前記噛み合いクラッチを作動させるシフタ軸を備えており、
前記キャッチタンクは、前記隔壁に取付けられ、前記隔壁との間に空間を形成するプレート部材を備えており、
前記隔壁は、前記入力軸を回転自在に支持する支持部と、前記支持部の上方に形成され、前記シフタ軸の端部が挿入されるボス部と、前記ボス部と前記支持部とを連結する補強リブとを有し、
前記プレート部材のうち前記入力軸に対向する側縁が前記支持部に沿って設置され、前記側縁の上端部が前記補強リブに連結されていることを特徴とする車両用変速機。 - 前記湾曲部の湾曲方向の先端部は、前記傾斜部から前記上部オイル導入口の上方まで延び、かつ、上下方向において前記上部オイル導入口と重なる位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用変速機。
- 前記カウンタ軸は、前記入力軸より下方に設置される第1のカウンタ軸と前記入力軸よりも上方に設置される第2のカウンタ軸とを有し、
前記ボス部は、前記湾曲部の下方側で、かつ前記第2のカウンタ軸よりも高い位置に設けられており、
前記ボス部は、前記湾曲部と対向して設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用変速機。 - 前記カウンタギヤは、前記第1のカウンタ軸に取付けられた第1のカウンタギヤと、前記第2のカウンタ軸に取付けられた第2のカウンタギヤとを有し、
前記入力軸の下方に、前記入力ギヤと前記第1のカウンタギヤとを選択的に連結する噛み合いクラッチを作動させる下側の第1のシフタ軸が設けられており、
前記隔壁は、前記支持部の下方に形成され、前記下側の第1のシフタ軸の端部が挿入される下側の第1のボス部と、前記下側の第1のボス部と前記支持部とを連結する下側の第1の補強リブとを有し、
前記入力軸の上方に設けられた前記シフタ軸は、前記入力ギヤと前記第2のカウンタギヤとを選択的に連結する噛み合いクラッチを作動させる上側の第2のシフタ軸から構成されており、
前記上側の第2のシフタ軸の端部が挿入される前記ボス部が、上側の第2のボス部から構成されており、
前記上側の第2のボス部と前記支持部とを連結する前記補強リブが、上側の第2の補強リブから構成されており、
前記プレート部材の前記側縁が、前記支持部と前記下側の第1の補強リブと前記下側の第1のボス部とに沿って形成されており、
前記キャッチタンクの下端部が前記第1のカウンタ軸の軸線よりも下方に位置するように延出される一方、前記キャッチタンクの上端部が前記第2のカウンタ軸の軸線よりも上方に位置するように延出されており、
前記キャッチタンクは、前記支持部と前記下側の第1の補強リブと前記下側の第1のボス部とに対して、前記第1のカウンタ軸と前記第2のカウンタ軸とは反対側に設置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用変速機。 - 前記下側の第1の補強リブおよび前記下側の第1のボス部は、前記下側の第1のボス部の下端部が前記下側の第1の補強リブの上端部に対して前記第1のカウンタ軸とは反対側に位置するように傾斜しており、
前記下側の第1のボス部は、前記第1のカウンタ軸の軸線よりも低い位置に設置されており、前記キャッチタンクの下端部に前記下部オイル排出口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用変速機。 - 前記トランスミッションケースおよび前記クラッチハウジングの天井壁は、前記湾曲部の湾曲方向の先端部から水平方向に延びる部位を有し、前記水平方向に延びる部位は、前記上部オイル導入口と上下方向で重なることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用変速機。
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Applications Claiming Priority (1)
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