JP6506933B2 - 送電システム、送電制御装置、送電制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
前記選択部が選択した送電経路により、前記第1の送電区間の送電及び前記第2の送電区間の送電をそれぞれ実施するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする送電システム。
を備えることを特徴とする送電制御装置である。
(送電システム1の概略構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る送電システム1の概略構成を示す構成図である。この送電システム1は、図1に示すように、第1クラスタ部100と、第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400とが、ACバス31とDCバス32とを介して接続され、互いに電力を融通可能にしたものである。ここでは、送電システム1が4つのクラスタ部を備えた構成例を示しているが、クラスタ部の数は任意とすることができる。
例えば、第1クラスタ部100と、第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400とのそれぞれは、再生可能エネルギーを利用する発電装置(例えば、太陽光発電装置)と、エネルギー貯蔵システムとなる蓄電装置と、需要家の負荷装置とを備えている。第1クラスタ部100と、第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400とのそれぞれは、自クラスタ内において発電装置が発電した電力や蓄電装置に充電された電力を負荷装置に供給するとともに、供給可能な電力に余裕がある場合には他のクラスタ部に融通することや、自クラスタ内の負荷装置へ供給する電力が不足している場合には、供給可能な電力に余裕がある他のクラスタ部から融通された電力を受け取ることができる。なお、ここでは第1クラスタ部100のみが、商用電力系統2から供給される商用電力を受け取る構成を備えている例を示しており、第1クラスタ部100は受け取った商用電力を他のクラスタ部に配電することが可能である。
なお、以下の説明において、交流電力を出力するパワーコンディショナ(PCSAC)を、単に「PCSAC」と呼び、直流電力を出力するパワーコンディショナ(PCSDC)を、単に「PCSDC」と呼ぶことがある。
この変換装置A120には給電経路175を介して分電盤161が接続され、また、給電経路172を介して分電盤162が接続される。分電盤161には、不図示の過電流遮断器(ブレーカ)を介して、一次側ACバス31と、交流負荷装置143と、切替部160の一端とが接続される。
また、分電盤162には、不図示の過電流遮断器(ブレーカ)を介して、蓄電装置145と、PCSDC150Aと、直流負荷装置144とが接続される。なお、直流負荷装置144は、直流電力によって動作する装置であり、例えば、直流家電、LED照明、パソコンやサーバなどの情報機器等である。
なお、分電盤161は、交流電力の分電盤であり、分電盤162は、直流電力の分電盤である。
そして、共通接点cには、発電装置141がPCSAC150を介して接続されており、接点bには、分電盤161に繋がる給電経路174が接続されており、接点aには、変圧器102の二次側に繋がる給電経路171が接続されている。
なお、切替部160では、機械式接点を用いたスイッチの例を示しているが、実際には、切替部160は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体スイッチング素子を用いた半導体スイッチで構成されている。後述する第2クラスタ部200の切替部260についても同様である。
この変換装置B220には、クラスタ内部の二次側ACバス41を介して分電盤261が接続され、又、クラスタ内部の二次側DCバス42を介して分電盤262が接続される。この分電盤261には、不図示の過電流遮断器(ブレーカ)を介して、交流負荷装置243と、切替部260の一端とが接続される。
また、分電盤262には、不図示の過電流遮断器(ブレーカ)を介して、蓄電装置245と、PCSDC250Aと、直流負荷装置244とが接続されている。
次に、第1クラスタ部100の発電装置141とPCSAC150の構成について説明する。なお、第2クラスタ部200の発電装置241とPCSAC250についても同様な構成である。
この図2(B)に示す例では、図2(A)に示す例と同様に、発電装置142として太陽電池アレイ142aを用いた例を示している。そして、PCSDC150Aは、発電量制御部151と、系統連系制御部152Aと、DC/DCコンバータ155とを備える。
系統連系制御部152Aは、DC/DCコンバータ155の出力電圧を調整することにより、分電盤162に直流電力を供給する。
図3は、変換装置A120と変換装置D130の構成例を示す構成図である。
変換装置A120は、図3(A)に示すように、双方向交直変換部(双方向ACDC変換部)121と、スイッチ部(SW)122とを備える。
この変換装置A120は、スイッチ部122が閉状態の場合、破線aに示す方向に沿って、変圧器102から出力される商用の交流電圧(例えば、AC400V)を、分電盤161を介して、一次側ACバス31に出力する。また、商用電力系統2に停電が発生した場合、制御部110は、スイッチ部122を遮断して、変換装置A120の負荷側を商用電力系統2から解列する(すなわち切り離す)。
また、双方向交直変換部121は、AC/DCコンバータにより、破線dに示す方向に沿って、分電盤161を介して一次側ACバス31から入力される交流電力を直流電力に変換して、クラスタ部内の直流電力の給電経路172を介して分電盤162に出力する。
なお、第1クラスタ部100内の発電装置141や発電装置142等の余剰電力を交流電力として一次側ACバス31に向けて出力する動作を「交流融通」又は「AC融通」と呼ぶことがある。第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400とについても同様である。
また、双方向直流変換部131は、破線fに示す方向に沿って、一次側DCバス32から直流電力を入力し、この直流電力をクラスタ部内に配電する直流電力に変換し、給電経路173を介して分電盤162に出力する。
なお、第1クラスタ部100内の発電装置142や蓄電装置145等の余剰電力を直流電力として一次側DCバス32に向けて出力する動作を「直流融通」又は「DC融通」と呼ぶことがある。第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400とについても同様である。
次に、変換装置B220の構成について説明する。
図4は、変換装置B220の構成例を示す構成図である。
変換装置B220は、図4に示すように、双方向交直変換部(双方向ACDC変換部)221と、スイッチ部(SW)222と、双方向直流変換部(双方向DCDC変換部)223とスイッチ部(SW)224とを備えている。双方向交直変換部221は、AC/DCコンバータにより、交流電力を直流電力に変換する機能と、DC/ACコンバータ(インバータ)により直流電力を交流電力に変換する機能を備えている。また、双方向直流変換部223は、DC/DCコンバータを備え、直流電力と直流電力との間で双方向に電力変換する機能を備えている。
また、双方向交直変換部(双方向ACDC変換部)221は、スイッチ部222が閉状態の場合、破線bに示す方向に沿って、一次側ACバス31から供給される交流電力を直流電力に変換し、この直流電力を、二次側DCバス42を介して、分電盤262に出力することができる。
また、双方向直流変換部223は、破線fに示す方向に沿って、二次側DCバス42に供給されている直流電力を一次側DCバス32に融通する直流電力に変換し、この変換した直流電力を一次側DCバス32に出力することができる。
次に、本実施形態において電力融通を行う給電経路を選択する構成について説明する。
送電システム1では、クラスタ間で電力を融通するための複数の給電経路(即ち、融通電力を送るための送電経路)として、互いに絶縁された一次側ACバス31を介した給電経路と一次側DCバス32を介した給電経路とがある。なお、クラスタ間で電力を融通するための給電経路とは、一次側ACバス31や一次側DCバス32等のクラスタ部の外部の給電バス、クラスタ内部の給電バスや給電経路、及びクラスタ内部の変換装置等の構成要素を含んだ経路のことを指す。また、電力がこの給電経路を介してクラスタ間で送られる(送電される)ため、このクラスタ間の給電経路のことを送電経路とも呼ぶことがある。
次に、図6を参照して、本実施形態による送電システム1において、クラスタ間で電力融通を実施する場合の給電経路の選択処理の動作を説明する。
図6は、本実施形態による給電経路の選択処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、給電経路の選択の第1の例を示す図である。この図では、給電元のクラスタ部と給電先のクラスタ部がそれぞれ複数ある場合の給電経路の選択例を示している。ここでは一例として、第1クラスタ部100と第3クラスタ部300とが給電元のクラスタ部であるとし、第2クラスタ部200及び第4クラスタ部400が給電先のクラスタ部であるとして説明する。
図8は、給電経路の選択の第2の例を示す図である。図7に示す第1の例では、2つの隣同士のクラスタ間のそれぞれの給電経路を、一次側DCバス32を介した給電経路K13と、一次側ACバス31を介した給電経路K14とを選択することで実現している例を説明した。これに対して、図8に示す第2の例は、一次側DCバス32及び一次側ACバス31の各クラスタ間に、給電経路を遮断することが可能な遮断器を設けることにより、一次側DCバス32及び一次側ACバス31のうち一方を介した給電経路で、2つの隣同士のクラスタ間のそれぞれの給電経路を並行して選択可能としたものである。なお、図8に示す例では、図7に示す例と同様に、第1クラスタ部100と第3クラスタ部300とが給電元のクラスタ部であり、第2クラスタ部200及び第4クラスタ部400が給電先のクラスタ部である。
図9は、給電経路の選択の第3の例を示す図である。この図9に示す第3の例は、1つの給電元のクラスタ部に対して、給電先のクラスタ部が複数ある場合の給電経路の選択例を示している。ここでは一例として、第2クラスタ部200が給電元のクラスタ部であるとし、第3クラスタ部300及び第4クラスタ部400が給電先のクラスタ部であるとして説明する。
図10は、給電経路の選択の第4の例を示す図である。この図10に示す第4の例は、1つの給電先のクラスタ部に対して、給電元のクラスタ部が複数ある場合の給電経路の選択例を示している。ここでは一例として、第2クラスタ部200及び第3クラスタ部300が給電元のクラスタ部であるとし、第4クラスタ部400が給電先のクラスタ部であるとして説明する。また、第4クラスタ部400は、融通電力として交流電力と直流電力の両方を必要としているとする。
上記実施形態では、互いに異なる送電方式の給電経路となる一次側ACバス31と一次側DCバス32との少なくとも一方を介してクラスタ間で電力を融通する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、送電システム1は、一次側ACバス31と一次側DCバス32とを備えた構成に代えて、同じ送電方式の複数の給電経路(例えば、複数のACバス、または複数のDCバス)を備えた構成としてもよい。そして、2つのACバスまたは2つのDCバスを備えた送電システム1において、エネルギー管理装置(EMS)11は、給電経路の長さ(距離)、給電経路太さ(線路の断面積)、又は変換装置における電力変換効率等に基づいて、送電コストが低減されるように給電経路を選択してもよい。
また、クラスタ間で電力を融通する複数の給電経路は、2つの給電経路に限られるものではなく3つ以上の給電経路であってもよい。
図11は、給電経路の選択の第5の例を示す図である。この図は、1つのクラスタ間でDC融通を行う給電経路が2つある場合の給電経路の選択例を示している。ここでは一例として、第2クラスタ部200が給電元のクラスタ部であるとし、第3クラスタ部300が給電先のクラスタ部であるとして説明する。なお、第3クラスタ部300は、交流電力及び直流電力の両方を必要としているものとする。また、この図に示す例では、一次側ACバス31と、一次側DCバス32−1と、一次側DCバス32−2との3つの給電経路を備えている。
以上説明したように、本実施形態による送電システム1は、所定のクラスタ部とクラスタ部との間(所定の地点と地点との間)の区間の送電が可能な互いに絶縁された複数の送電経路(例えば、融通電力を送る給電経路)を備えている。ここで、複数の給電経路とは、例えば、一次側ACバス31及び一次側DCバス32である。
この送電システム1のエネルギー管理装置(EMS)11(送電制御装置の一例)は、選択部1104と、制御部1106とを備えている。選択部1104は、第1のクラスタ間(第1の区間の一例)における第1の給電経路(第1の送電経路の一例)及び第2のクラスタ間(第2の区間の一例)における第2の給電経路(第2の送電経路の一例)を、第1のクラスタ間における給電経路による送電コストと第2のクラスタ間における給電経路による送電コストとを合わせた送電コストが低減されるように、複数の給電経路のうちから選択する。
これにより、本実施形態の送電システム1及びエネルギー管理装置(EMS)11によれば、クラスタ間で融通する電力の方式に応じて、適した送電方式による給電経路を選択することができる。
これにより、本実施形態の送電システム1及びエネルギー管理装置(EMS)11によれば、それぞれの給電経路の電力損失に基づいて、それぞれの給電経路による送電コストを合わせた送電コストが低減されるように電力融通を行う給電経路を選択することができる。
これにより、本実施形態の送電システム1及びエネルギー管理装置(EMS)11によれば、それぞれの給電経路のインピーダンスに基づいて、それぞれの給電経路による送電コストを合わせた送電コストが低減されるように電力融通を行う給電経路を選択することができる。
これにより、本実施形態の送電システム1及びエネルギー管理装置(EMS)11によれば、それぞれの給電経路のインピーダンスに基づいて、それぞれの給電経路による送電コストを合わせた送電コストが低減されるように電力融通を行う給電経路を選択することができる。
これにより、本実施形態の送電システム1及びエネルギー管理装置(EMS)11によれば、それぞれの給電経路に備えられている変換装置の電力の変換効率に基づいて、それぞれの給電経路による送電コストを合わせた送電コストが低減されるように電力融通を行う給電経路を選択することができる。
例えば、第1クラスタ部100の蓄電装置145は、第1クラスタ部100とは独立して設けられていてもよい。第2クラスタ部200と、第3クラスタ部300と、第4クラスタ部400の蓄電装置においても同様である。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
11・・・エネルギー管理装置(EMS)、12・・・通信網、
31・・・一次側ACバス、32・・・一次側DCバス、51,52・・・遮断器、
100・・・第1クラスタ部、102・・・変圧器、200・・・第2クラスタ部、
300・・・第3クラスタ部、400・・・第4クラスタ部、
110,210,310,410・・・制御部、
121,221・・・双方向交直変換部、
131,223・・・双方向直流変換部、
141・・・発電装置(第1発電装置)、142・・・発電装置(第2発電装置)、
241・・・発電装置(第3発電装置)、
242・・・発電装置(第4発電装置)、
143,243・・・交流負荷装置、
144,244・・・直流負荷装置、
145,245・・・蓄電装置、
150・・・パワーコンディショナ(第1パワーコンディショナ)、
150A・・・パワーコンディショナ(第2パワーコンディショナ)、
250・・・パワーコンディショナ(第3パワーコンディショナ)、
250A・・・パワーコンディショナ(第4パワーコンディショナ)、
160・・・切替部(第1切替部)、160A・・・切替部(第2切替部)、
260・・・切替部(第3切替部)、
260A・・・切替部(第4切替部)、
161,261・・・分電盤、
162,262・・・分電盤
1101・・・通信部、1102・・・情報取得部、1103・・・状態判定部、
1104・・・選択部、1105・・・経路情報記憶部、1106・・・制御部
Claims (11)
- 第1地点と第2地点との間の第1の送電区間には第1の送電経路と第2の送電経路とがあり、前記第2地点と第3地点との間の第2の送電区間には第3の送電経路と第4の送電経路とがあり、前記第1の送電経路と前記第2の送電経路と前記第3の送電経路と前記第4の送電経路は互いに絶縁され、
前記第1の送電区間の前記前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択された送電経路による第1送電コストと、前記第2の送電区間の前記前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちの何れかから選択された送電経路による第2送電コストとを合わせた送電コストが低減するように、前記第1の送電区間の送電経路を前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択し、前記第2の送電区間の送電経路を前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちから選択する選択部と、
前記選択部が選択した送電経路により、前記第1の送電区間の送電及び前記第2の送電区間の送電をそれぞれ実施するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする送電システム。 - 前記第1地点と前記第3地点は互いに異なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の送電システム。 - 前記制御部は、
前記選択部が選択した前記第1の送電経路による送電と前記第3の送電経路による送電とを並行して実施するように制御する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の送電システム。 - 前記第1の送電経路と前記第3送電経路は、互いに異なる送電方式による送電経路であり、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の送電システム。 - 前記選択部は、
前記第1の送電経路及び前記第3の送電経路を選択する場合に、前記第1の送電経路による送電における電力損失と前記第3の送電経路による送電における電力損失とを合わせた電力損失に基づいて、前記第1の送電経路及び前記第3の送電経路を選択する
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の送電システム。 - 前記選択部は、
前記第1の送電経路及び前記第3の送電経路を選択する場合に、当該選択される送電経路の長さに基づいて選択する
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の送電システム。 - 前記選択部は、
前記第1の送電経路及び前記第3の送電経路を選択する場合に、当該選択される送電経路の線路の太さに基づいて選択する
ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の送電システム。 - 前記選択部は、
前記第1の送電経路及び前記第3の送電経路を選択する場合に、当該選択される送電経路により送電される電力の変換効率に基づいて選択する
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の送電システム。 - 第1地点と第2地点との間の第1の送電区間には第1の送電経路と第2の送電経路とがあり、前記第2地点と第3地点との間の第2の送電区間には第3の送電経路と第4の送電経路とがあり、前記第1の送電経路と前記第2の送電経路と前記第3の送電経路と前記第4の送電経路は互いに絶縁され、
前記第1の送電区間の前記前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択された送電経路による第1送電コストと、前記第2の送電区間の前記前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちの何れかから選択された送電経路による第2送電コストとを合わせた送電コストが低減するように、前記第1の送電区間の送電経路を前記第1の送電経路と前記第2の複数の送電経路のうちから選択し、前記第2の送電区間の送電経路を前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちから選択する選択部と、
前記選択部が選択した送電経路により、前記第1の送電区間の送電及び前記第2の送電区間の送電をそれぞれ実施するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする送電制御装置。 - 第1地点と第2地点との間の第1の送電区間には第1の送電経路と第2の送電経路とがあり、前記第2地点と第3地点との間の第2の送電区間には第3の送電経路と第4の送電経路とがあり、前記第1の送電経路と前記第2の送電経路と前記第3の送電経路と前記第4の送電経路は互いに絶縁されている送電システムの送電制御方法であって、
前記第1の送電区間の前記前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択された送電経路による第1送電コストと、前記第2の送電区間の前記前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちの何れかから選択された送電経路による第2送電コストとを合わせた送電コストが低減されるように、前記第1の送電区間の送電経路を前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択し、前記第2の送電区間の送電経路を前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちから選択するステップと、
前記選択した送電経路により、前記第1の送電区間の送電及び前記第2の送電区間の送電をそれぞれ実施するように制御するステップと、
を含むことを特徴とする送電制御方法。 - 第1地点と第2地点との間の第1の送電区間には第1の送電経路と第2の送電経路とがあり、前記第2地点と第3地点との間の第2の送電区間には第3の送電経路と第4の送電経路とがあり、前記第1の送電経路と前記第2の送電経路と前記第3の送電経路と前記第4の送電経路は互いに絶縁されている送電システムが備えたコンピュータに、
前記第1の送電区間の前記前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択された送電経路による第1送電コストと、前記第2の送電区間の前記前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちの何れかから選択された送電経路による第2送電コストとを合わせた送電コストが低減されるように、前記第1の送電区間の送電経路を前記第1の送電経路と前記第2の送電経路のうちから選択し、前記第2の送電区間の送電経路を前記第3の送電経路と前記第4の送電経路のうちから選択するステップと、
前記選択した送電経路により、前記第1の送電区間の送電及び前記第2の送電区間の送電をそれぞれ実施するように制御するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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