JP7121902B2 - 電力融通システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力融通システムに関するものである。
この種の電力融通システムとしては、特許文献1に示すように、太陽光発電設備及び負荷設備等を組み合わせて1つのグループ(電力コミュニティ)とし、グループ間で電力を融通するシステムが考えられている。なお、各グループは、商用電力系統からの電力供給を受けるとともに、太陽光発電設備及び負荷設備等によって電力需給動作が行われる。
この電力融通システムは、各グループの経済性を考慮した上で他のグループに対して電力の融通を行うものであり、他のグループへ電力を融通する場合には、商用電力系統に逆潮流する必要がある。
しかしながら、商用電力系統に逆潮流すると、商用電力系統の電力品質において悪影響を与える懸念がある。
特開2004-274851号公報
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、商用電力系統の電力品質に悪影響を与えることなく複数の電力コミュニティ間で電力を融通することをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る電力融通システムは、商用電力系統から電力供給を受けるとともに負荷と蓄電装置と分散電源とによる電力需給動作を行う複数の電力コミュニティに用いられ、前記複数の電力コミュニティの間でそれらの電力を融通する電力融通システムであって、前記複数の電力コミュニティを前記商用電力系統を介さずに接続する電力線と、前記電力線に設けられ、前記複数の電力コミュニティの間で融通される電力を調整する電力融通機器と、前記電力融通機器を制御する制御装置とを備えることを特徴とする。
このような本発明であれば、複数の電力コミュニティを商用電力系統とは別の電力線で接続し、当該電力線に設けられた電力融通機器を制御して電力を融通するので、商用電力系統への逆潮流が不要となる。その結果、電力融通において商用電力系統の電力品質に悪影響を与えることはない。
また、商用電力系統の停電時には、電力線を介して別の電力コミュニティからの電力供給が可能となり、停電範囲の縮小化を図ることができ、BCP(事業継続計画)に対応した動作を実現することができる。さらに、複数の電力コミュニティの間で電力を融通することで、デマンドレスポンス(DR)に対応した動作やバーチャルパワープラント(VPP)に対応した動作を実現することができる。その上、電力を融通することによって、太陽光発電装置等の再生可能エネルギー発電装置の出力抑制制御を防ぐことができ、再生可能エネルギーを有効活用することができる。
前記電力コミュニティが前記商用電力系統の受電点に整流器を有する場合には、当該電力コミュニティ内では直流配電が行われる。受電点に整流器が設けられているので、電力コミュニティから商用電力系統への逆潮流を構造的に防ぐことができる。
交流電力での送電においては電力線のインピーダンスによる電圧降下や電力損失が発生し、送電効率が低くなる。このため、電力融通システムは、前記電力線及び前記電力融通機器により前記複数の電力コミュニティの間で直流電力を融通することが望ましい。この構成であれば、高効率の電力送電が可能となる。
電力融通システムは、複数のコミュニティにおけるBCP、DR及びVPPに対応した動作を一括して管理するための管理装置を備えることが望ましい。この場合、前記制御装置は、前記管理装置に通信回線を介して接続され、前記管理装置からの制御指令に応じて前記電力融通機器を制御することが望ましい。
具体的には、前記電力融通機器は、前記電力線を開閉するスイッチを有しており、前記制御装置は、前記管理装置からの融通開始指令を受け付けて前記スイッチを閉じることが考えられる。
また、前記電力融通機器は、電力変換器を有しており、前記制御装置は、前記管理装置からの融通開始指令を受け付けて前記電力変換器を制御することが考えられる。
このように構成した本発明によれば、商用電力系統の電力品質に悪影響を与えることなく複数の電力コミュニティ間で電力を融通することができる。
第1実施形態の電力融通システムの構成を示す模式図である。 第1実施形態における電力融通システムのスイッチが開放した状態での動作状態を示す模式図である。 第1実施形態における電力融通システムのスイッチが開放した状態での動作状態を示す模式図である。 第1実施形態における電力融通システムのスイッチが閉じた状態での動作状態を示す模式図である。 第1実施形態における電力融通システムのスイッチが閉じた状態での動作状態を示す模式図である。 第2実施形態の電力融通システムの構成を示す模式図である。 第2実施形態における電力融通システムのDC/DC変換器が動作した状態での動作状態を示す模式図である。 第2実施形態における電力融通システムのDC/DC変換器が動作した状態での動作状態を示す模式図である。 第2実施形態における電力融通システムのDC/DC変換器が動作した状態での動作状態を示す模式図である。 第2実施形態における電力融通システムのDC/DC変換器が動作した状態での動作状態を示す模式図である。 第2実施形態における管理装置の下げDR要求に対する動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における管理装置の上げDR要求に対する動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における管理装置のVPP要求に対する動作を示すフローチャートである。
<<第1実施形態>>
以下に、本発明に係る電力融通システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の電力融通システム100は、図1に示すように、複数の電力コミュニティC1、C2の間でそれらの電力を融通するものである。以下では、2つの電力コミュニティC1、C2の間で電力を融通する例を示すが、3つ以上の電力コミュニティにも適用することができる。
<1.電力コミュニティ>
各電力コミュニティC1、C2は、商用電力系統1から電力供給を受けるとともに負荷2と蓄電装置3と分散電源4とによる電力需給動作を行うものである。電力コミュニティC1、C2における商用電力系統1の受電点には、受電遮断器5と、交流電力を直流電力に変換する整流器6と、直流遮断器7とが設けられている。これにより電力コミュニティC1、C2は、直流配電回路を構成する。
具体的に各電力コミュニティC1、C2の直流配電回路には、負荷2として直流負荷2a及び交流負荷2b、蓄電装置3として二次電池3a、分散電源4として太陽光発電装置等の再生可能エネルギー発電装置4aや発電機(不図示)等が接続されている。直流負荷は2a、DC/DC変換器8を介して直流配電回路に接続されており、交流負荷2bは、AC/DC変換器9を介して直流配電回路に接続されている。二次電池3aは、DC/DC変換器10を介して直流配電回路に接続されており、再生可能エネルギー発電装置4aは、DC/DC変換器11を介して直流配電回路に接続されている。なお、電力コミュニティC1、C2の構成は上記に限られず、それらの一部から構成されるものであっても良いし、他の需要設備を有するものであっても良い。
また各電力コミュニティC1、C2は、電力コミュニティC1、C2内の各変換器8~11及び分散電源4等を制御して電力需給動作を行わせる制御装置12と、外部の管理装置14と有線又は無線の通信回線により接続された通信装置13とを有している。
なお、電力コミュニティC1、C2としては、例えば地域を区画して構成した複数の需要家から構成されるグループや、同一事業者が所有する複数の建屋、工場から構成されるグループ等のように、商用電力系統に連系されている複数の需要設備から構成されるグループである。
<2.電力融通システム100>
具体的に電力融通システム100は、複数の電力コミュニティC1、C2を管理する管理装置14と、複数の電力コミュニティC1、C2の間の電力を融通するための電力融通設備15とを備えている。
管理装置14は、いわゆるリソースアグリゲータや親局と呼ばれるものであり、送配電事業者又は小売電気事業者からのDR要求、VPP要求及びBCP要求などに応じて、複数の電力コミュニティC1、C2及び電力融通設備15に制御指令を送信するものである。
具体的に管理装置14は、上記要求を受け取った場合に、電力コミュニティC1、C2の通信装置13から電力コミュニティC1、C2の電力需給状態を示す状態データを取得する。ここで、電力コミュニティC1、C2の電力需給状態は、二次電池3aの充電状態(SOC)、再生可能エネルギー発電装置4aの発電状況、負荷容量等を含む。そして、管理装置14は、それら電力コミュニティC1、C2の電力需給状態に応じて、各電力コミュニティC1、C2に制御指令を送信するとともに、電力融通設備15に制御指令を送信する。
電力融通設備15は、複数の電力コミュニティC1、C2を商用電力系統1を介さずに接続する電力線16と、電力線16に設けられ、複数の電力コミュニティC1、C2の間で融通される電力を調整する電力融通機器17と、管理装置14と有線又は無線の通信回線により接続された通信装置18と、電力融通機器17を制御する制御装置19とを備えている。
電力線16は、その一端が一方の電力コミュニティC1の直流配電回路に接続されており、他端が他方の電力コミュニティC2の直流配電回路に接続されている。これにより電力線16は直流電力を送電するものとなる。
電力融通機器17は、電力線16の断接(開閉)を切り替えるスイッチである。このスイッチ171としては、例えば半導体スイッチ、又は、半導体スイッチと機械式スイッチとを組み合わせたハイブリッドスイッチなどの高速切り替えが可能な切替スイッチを用いることができる。例えば半導体スイッチを用いた場合には、遮断時間を2m秒以下にすることができる。また、ハイブリッドスイッチを用いた場合には、遮断時間を2m秒以下にすることができるだけでなく、通電損失をゼロにすることができる。なお、このスイッチ171は、制御装置19により開閉制御される。
制御装置19は、管理装置14からの制御指令を受け付けてスイッチ171を開閉制御するものである。具体的に制御装置19は、管理装置14からの融通開始指令を受け付けてスイッチ171を閉じる。
次に、電力融通システム100の動作について簡単に説明する。
送配電事業者又は小売電気事業者からのDR要求、VPP要求及びBCP要求があった場合、管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の電力需給状態を確認する。
管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の電力需給状態に応じて各電力コミュニティC1、C2の制御指令を作成し、対応する電力コミュニティC1、C2の通信装置13に送信する。また、管理装置14は、電力融通設備15の制御指令を作成して対応する電力融通設備15の通信装置18に送信する。
そして、電力コミュニティC1、C2の制御装置12は、受信した制御指令に基づいて各変換器8~11及び分散装置4等を制御する。また、電力融通設備15の制御装置19は、受信した制御指令に基づいてスイッチ171を制御する。これにより、複数の電力コミュニティC1、C2の間で電力が融通される。
以下に電力融通システム100による電力コミュニティC1、C2の具体的な動作について図2~図5を参照して説明する。なお、図2~図5に示す電力の需給状態は一例であり、各装置の状況(例えば二次電池3aの過充電等)に応じて種々変更される。
(1)電力融通設備15のスイッチ171が開放した状態
(1-1)1つの電力コミュニティC1において、何らかの事象(受電設備の保守点検等)により、商用電力系統1からの電力供給が無くなった場合には、当該電力コミュニティC1においては、二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aと負荷2a、2bとによる電力需給動作を行う(図2参照)。これにより、BCPに対応した動作及びDRに対応した動作が可能となる。
一方、商用電力系統1からの電力供給を受けている電力コミュニティC2においては、商用電力系統1からの電力供給を受けながら、二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aと負荷2a、2bとによる電力需給動作を行う(図2参照)。これにより、DRに対応した動作が可能となる。
(1-2)全電力コミュニティC1、C2が商用電力系統1と連系している場合には、各電力コミュニティC1、C2内の負荷2a、2bに対する商用電力系統1、二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aの需給状況を監視して、商用電力系統1に対してDRに対応した動作を行う(図3参照)。このとき、各電力コミュニティC1、C2の受電点に整流器6を設けているので、商用電力系統1への逆潮流動作を行うこと無く、DRに対応した動作を行うことができる。これにより、商用電力系統1の電力品質に悪影響を与えることはない。また、安価な深夜電力を二次電池3aに充電しても、商用電力系統1への電力回生(売電)することもない。
(2)管理装置14から送信される電力融通指令に基づいて、電力融通設備15の制御装置19がスイッチ171を閉じた状態(直流連系した状態)
(2-1)商用電力系統1が停電した場合、各電力コミュニティC1、C2の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aから各電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに電力を供給するとともに、電力コミュニティC1、C2の間でも直流電力の需給動作を行う(図4参照)。電力コミュニティC1、C2内の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aからの電力供給が無くなっても、別の電力コミュニティC1、C2から電力線16及びスイッチ171を介して、当該電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに対して直流電力による電力供給が可能となる。これにより、BCPに対応した動作及びVPPに対応した動作を行うことができる。なお、電力供給される負荷2a、2bは、予め定められた優先順位に基づいて負荷選択を行う。
(2-2)1つの電力コミュニティC1へC2からの電力供給を受ける(図5参照)。これにより、商用電力系統1からの電力供給が無くなった電力コミュニティC1での負荷停電範囲を無くす、或いは狭めることが可能となり、BCPに対応した動作及びVPPに対応した動作を行うことができる。
(2-3)全電力コミュニティC1、C2が商用電力系統1と連系している場合には、各電力コミュニティC1、C2内の負荷2a、2bに対する商用電力系統1、二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aの需給状況を監視して、各電力コミュニティC1、C2の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aから各電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに電力を供給するとともに、電力コミュニティC1、C2の間でも直流電力の需給動作を行う。これにより、商用電力系統1に対してDRに対応した動作を行うことができる。このとき、各電力コミュニティC1、C2の受電点に整流器6を設けているので、商用電力系統1への逆潮流動作を行うこと無く、DRに対応した動作を行うことができる。これにより、商用電力系統1の電力品質に悪影響を与えることはない。また、太陽光発電装置等の再生可能エネルギー発電装置4aの出力抑制制御を防ぐことができ、再生可能エネルギーを有効活用することができる。
<第1実施形態の効果>
このように構成した本実施形態の電力融通システム100によれば、複数の電力コミュニティC1、C2を商用電力系統1とは別の電力線16で接続し、当該電力線16に設けられたスイッチ171を制御して電力を融通するので、商用電力系統1への逆潮流が不要となる。その結果、電力融通において商用電力系統1の電力品質に悪影響を与えることはない。
また、商用電力系統1の停電時には、電力線16を介して別の電力コミュニティC1、C2からの電力供給が可能となり、停電範囲の縮小化を図ることができ、BCPに対応した動作を実現することができる。さらに、複数の電力コミュニティC1、C2の間で電力を融通することで、DRに対応した動作やVPPに対応した動作を実現することができる。その上、電力を融通することによって、太陽光発電装置等の再生可能エネルギー発電装置4aの出力抑制制御を防ぐことができ、再生可能エネルギーを有効活用することができる。
<<第2実施形態>>
次に本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電力融通システム100は、図6に示すように、前記第1実施形態とは電力融通設備15における電力融通機器17及び制御装置19の構成が異なる。つまり、第2実施形態の電力融通機器17は双方向型のDC/DC変換器172であり、制御装置19は管理装置14からの融通開始指令を受け付けて当該DC/DC変換器172を制御するものである。
以下に電力融通システム100による電力コミュニティのC1、C2動作について図7~図10を参照して説明する。なお、図7~図10に示す電力の需給状態は一例であり、各装置の状況(例えば二次電池3aの過充電等)に応じて種々変更される。
(1)電力融通設備15のDC/DC変換器172が停止(開放)した状態は、前記第1実施形態の動作と同様である。
(2)管理装置14から送信される電力融通指令に基づいて、電力融通設備15の制御装置19がDC/DC変換器172を動作させる状態(直流連系した状態)
(2-1)商用電力系統1が停電した場合、各電力コミュニティC1、C2の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aから各電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに電力を供給する。また電力コミュニティC1、C2の間でも直流電力の需給動作を行う(図7参照)。電力コミュニティC1、C2内の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aからの電力供給が無くなっても、別の電力コミュニティC1、C2から電力線16及びDC/DC変換器172を介して、当該電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに対して直流電力による電力供給が可能となる。これにより、BCPに対応した動作及びVPPに対応した動作を行うことができる。なお、電力供給される負荷2a、2bは、予め定められた優先順位に基づいて負荷選択を行う。
(2-2)1つの電力コミュニティC1において、何らかの事象(受電設備の保守点検等)により、商用電力系統1からの電力供給が無くなった場合には、当該電力コミュニティC1において負荷2a、2bの需要量(負荷容量)が二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aの電力供給容量を上回った時に、電力線16及びDC/DC変換器172を介して別の電力コミュニティC2からの電力供給を受ける(図8参照)。これにより、商用電力系統1からの電力供給が無くなった電力コミュニティC1での負荷停電範囲を無くす、或いは狭めることが可能となり、BCPに対応した動作及びVPPに対応した動作を行うことができる。
(2-3)全電力コミュニティC1、C2が商用電力系統1と連系している場合には、各電力コミュニティC1、C2内の負荷2a、2bに対する商用電力系統1、二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aの需給状況を監視して、各電力コミュニティC1、C2の二次電池3a及び再生可能エネルギー発電装置4aから各電力コミュニティC1、C2の負荷2a、2bに電力を供給するとともに、電力コミュニティC1、C2の間でも直流電力の需給動作を行う。このとき、各電力コミュニティC1、C2の受電点に整流器6を設けているので、商用電力系統1への逆潮流動作を行うこと無く、DRに対応した動作を行うことができる。これにより、商用電力系統1の電力品質に悪影響を与えることはない。また、太陽光発電装置等の再生可能エネルギー発電装置4aの出力抑制制御を防ぐことができ、再生可能エネルギーを有効活用することができる。
ここで、電力コミュニティC1、C2毎に受電端の商用電力系統1が異なり、どちらかの商用電力系統1からの受電電力量の抑制又は増加を要求された場合であっても、DC/DC変換器172を動作させることで、VPPに対応した動作を行うことができる(図9参照)。
また、1つの商用電力系統1の受電端から電力を受けている電力コミュニティC1、C2同士において、それぞれの電力コミュニティC1、C2の要求電力が異なり、且つ、受電端の負荷率(使用率)に余裕があるコミュニティがあった場合、負荷率に余裕のある電力コミュニティC2から、負荷率の厳しい、或いは超過した電力コミュニティC1に電力を融通するようにDC/DC変換器172を動作させることで、VPPに対応した動作を行うことができる(図10参照)。図10では、一方の電力コミュニティC1の消費電力が130kWであり、他方の電力コミュニティC2の消費電力が70kWの状態を示している。この場合、一方の電力コミュニティC1では、130kW分の設備及び契約が必要となるが、電力融通設備15によって他方の電力コミュニティC2から30kWの電力を融通することによって、双方100kWの設備及び契約で運転可能となる。
(3)次に管理装置14の機能及び動作の一例について説明する。
(3-1)下げDR要求に対する管理装置14の動作(図11参照)
管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の受電電力を計算する(S1)。そして、下げDRを行うべき電力コミュニティ(以下、下げDRコミュニティという。)を決定する(S2)。下げDRコミュニティがない場合には、下げDRを行わずにS1に戻る(S3)。
下げDRコミュニティを決定した場合には、管理装置14は、下げDRコミュニティの電力需要を算出する(S4)。具体的に管理装置14は、下げDRコミュニティの全負荷の需要量を算出する。また、下げDRコミュニティ内の二次電池3aの電池残量を算出する。さらに、下げDRコミュニティ内の発電装置4aの発電能力を算出する。そして、管理装置14は、全負荷の需要量と、電池残量と、発電能力とから下げDRコミュニティの電力需要を算出する。
管理装置14は、下げDRを行わなくて良い電力コミュニティ(以下、非DRコミュニティという。)の給電能力を算出する(S5)。具体的には、非DRコミュニティの受電端からの給電余裕量を算出する。また、非DRコミュニティの二次電池3aの電池残量を算出する。さらに、非DRコミュニティの発電装置4aの発電能力を算出する。そして、管理装置14は、給電余裕量と、電池残量と、発電能力とから非DRコミュニティの給電能力を算出する。
管理装置14は、下げDRコミュニティの電力需要が非DRコミュニティの給電能力以上であるか否かを判断する(S6)。下げDRコミュニティの電力需要が非DRコミュニティの給電能力以上の場合には、給電対象を下げDRコミュニティの重要負荷又は優先順位の高い負荷に限定して、S2に戻る。
下げDRコミュニティの電力需要が非DRコミュニティの給電能力未満の場合には、非DRコミュニティの受電端使用率(=電力受電量/受電端容量)が均一になるように給電電力量の分配量を算出する(S7)。
その後、管理装置14は、算出した分配量を電力指令として電力融通設備15の通信装置18に送信する(S8)。そして、電力融通設備15の制御装置19は、受信した電力指令に基づいてDC/DC変換器172を制御する。
(3-2)上げDR要求に対する管理装置14の動作(図12参照)
管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の受電電力を算出する(S1)。そして、上げDRを行うべき電力コミュニティ(以下、上げDRコミュニティという。)を決定する(S2)。上げDRコミュニティがない場合には、上げDRを行わずにS1に戻る(S3)。
上げDRコミュニティを決定した場合には、管理装置14は、上げDRコミュニティの電力余剰量を算出する(S4)。具体的には、上げDRコミュニティの全負荷の需要量を算出する。また、上げDRコミュニティ内の二次電池3aの電池残量を算出する。さらに、上げDRコミュニティ内の発電装置4aの発電量を算出する。そして、管理装置14は、上げDRコミュニティの受電容量と、全負荷の需要量、電池残量及び発電量とから上げDRコミュニティの電力余剰量を算出する。
管理装置14は、上げDRを行わなくて良い電力コミュニティ(以下、非DRコミュニティという。)の電力需要量を算出する(S5)。具体的には、非DRコミュニティの全負荷の需要量を算出する。また、非DRコミュニティ内の二次電池3aの電池残量を算出する。さらに、非DRコミュニティ内の発電装置4aの発電量を算出する。そして、管理装置14は、全負荷の需要量と、電池残量と、発電量とから非DRコミュニティの電力需要量を算出する。
管理装置14は、非DRコミュニティの電力需要がゼロか否かを判断する(S6)。非DRコミュニティの電力需要がゼロの場合には、上げDRに対応した動作が不可能と判断して、S1に戻る(S7)。
非DRコミュニティの電力需要がゼロではない場合には、非DRコミュニティの受電端使用率が均一になるように給電量の分配量を算出する(S8)。このとき、DRコミュニティは受電端使用率を限界まで上昇させる。例えば、DRコミュニティの二次電池3aが充電可能であれば、二次電池3aが充電される。また、DRコミュニティの発電装置4aは発電されず、負荷2a、2bは需要量が増加するように制御される。なお、二次電池3aが過充電の場合には二次電池3aは充電されない。
その後、管理装置14は、算出した分配量を電力指令として電力融通設備15の通信装置18に送信する(S6)。そして、電力融通設備15の制御装置19は、受信した電力指令に基づいてDC/DC変換器172を制御する。
(3-3)VPP要求に対する管理装置14の動作(図13参照)
管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の受電電力を算出する(S1)。そして、各電力コミュニティC1、C2の受電端使用率(=電力受電量/受電端容量)に差があるか否かを判断する(S2)。受電端使用率に差がなければ、VPPに対する動作を行わずにS1に戻る(S3)。
受電端使用率に差がある場合には、管理装置14は、電力コミュニティC1、C2の平均受電端使用率を算出する(S4)。ここで、平均受電端使用率は、複数の電力コミュニティC1、C2の電力受電量の総和を複数の電力コミュニティC1、C2の受電端容量で除した値(=Σ電力受電量/Σ受電端容量)である。
管理装置14は、各電力コミュニティC1、C2の受電端使用率と平均受電端使用率との差を算出する(S5)。
管理装置14は、全電力コミュニティC1、C2の受電端使用率が均一になるように給電量の分配量を算出する(S6)。
その後、管理装置14は、算出した分配量を電力指令として電力融通設備15の通信装置18に送信する(S7)。そして、電力融通設備15の制御装置19は、受信した電力指令に基づいてDC/DC変換器172を制御する。
<第2実施形態の効果>
このように構成した本実施形態の電力融通システム100によれば、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、電力融通設備15としてDC/DC変換器172を用いているので、電力線16で接続された電力コミュニティC1、C2の間で、商用電力系統1からの受電電力を平準化することができる。また、電力融通設備15として絶縁型のDC/DC変換器172を用いることにより、電力コミュニティC1、C2間の地絡事故の波及を防止することができる。さらに、DC/DC変換器172を用いて電力コミュニティC1、C2間を連系することによって、異なる電圧の電力コミュニティC1、C2間での連系が可能となる。
<変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、電力線が直流を配電するものであったが、交流を配電するものであっても良い。このとき電力コミュニティが直流配電回路の場合には、電力コミュニティと電力線との間にAC/DC変換器を設けることになる。
前記第1実施形態の構成と第2実施形態の構成を組み合わせたものであっても良い。つまり、電力融通設備15の電力融通機器17がスイッチ171及びDC/DC変換器172の両方を備えたものであっても良い。
3つ以上の電力コミュニティで電力を融通する場合、電力融通設備15は、それぞれの電力コミュニティ同士を電力線16で直接接続する構成であっても良い。この構成であれば、1つの電力コミュニティに接続される別の電力コミュニティの数を増やすことができるので、電力融通の自由度を増すことができる。また、複数の電力コミュニティを電力線によって直列接続しても良い。
前記実施形態では、電力コミュニティの受電点に整流器を設けているが、AC/DC変換器を設けても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・電力融通システム
C1、C2・・・電力コミュニティ
1・・・商用電力系統
2・・・負荷
3・・・蓄電装置
4・・・分散電源
6・・・整流器
14・・・管理装置
16・・・電力線
17・・・電力融通機器
171・・・スイッチ
172・・・電力変換器
19・・・制御装置

Claims (4)

  1. 商用電力系統から電力供給を受けるとともに負荷と蓄電装置と分散電源とによる電力需給動作を行う複数の電力コミュニティに用いられ、前記複数の電力コミュニティの間でそれらの電力を融通する電力融通システムであって、
    前記複数の電力コミュニティを前記商用電力系統を介さずに接続する電力線と、
    前記電力線に設けられ、前記複数の電力コミュニティの間で融通される電力を調整する電力融通機器と、
    前記電力融通機器を制御する制御装置と、
    前記複数の電力コミュニティを管理する管理装置とを備え、
    前記制御装置は、前記管理装置に通信回線を介して接続され、前記管理装置からの制御指令に応じて前記電力融通機器を制御する、電力融通システム。
  2. 前記電力コミュニティは前記商用電力系統の受電点に整流器を有しており、
    前記電力線及び前記電力融通機器により前記複数の電力コミュニティの間で直流電力を融通する、請求項1記載の電力融通システム。
  3. 前記電力融通機器は、前記電力線を開閉するスイッチを有しており、
    前記制御装置は、前記管理装置からの融通開始指令を受け付けて前記スイッチを閉じる、請求項記載の電力融通システム。
  4. 前記電力融通機器は、電力変換器を有しており、
    前記制御装置は、前記管理装置からの融通開始指令を受け付けて前記電力変換器を制御する、請求項又は記載の電力融通システム。
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