JP6506400B2 - 電子装置取り付け機構を含むゴム物品 - Google Patents

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Description

例えば車両用タイヤを含むゴム物品の製造では、容易に取り付け及び/又は取り外し可能な方法によって、装置のゴム物品への取り付けが望まれることがある。例えば、センサ、発電装置、トランスミッタ、識別装置、及び類似物を含む電子装置のゴム物品への取り付けが望まれ得る。
従来は、例えば車両用タイヤを含むゴム物品への装置の取り付けは、ゴム物品への装置の粘着、又は代わりに、ベース要素をゴム物品に粘着させて、装置をベース要素に取り付けることを含んでもよい。しかしながら、多くのゴム物品は使用中に繰り返し曲がる。例えば、車両用タイヤは、典型的には、タイヤの絶え間ない回転によって様々な変形を受ける。その結果として、ゴム物品に粘着された装置又はベース要素はゴム物品から剥離し、したがって装置を損失又は破損させるか、さもなければゴム物品の故障時間を生むことがある。
必要とされるのは、電子装置などの装置のゴム物品への取り付けのためのシステムである。
1つの実施形態ではタイヤが提供され、そのタイヤは、トレッド面、内面、及び、トレッド面と内面との間に収容されたタイヤ本体、を備え、タイヤ本体が、軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つにキャビティ主要幅を有するキャビティを含み、チャネルがキャビティと内面との間に延在し、チャネルが、軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つにチャネル主要幅を有し、キャビティ主要幅がチャネル主要幅より大きい。
1つの実施形態ではタイヤが提供され、そのタイヤは、表面及び本体を備え、本体が、キャビティ主要幅を有するキャビティを含み、チャネルがキャビティと内面との間に延在し、チャネルがチャネル主要幅を有し、キャビティ主要幅がチャネル主要幅より大きい。
1つの実施形態では、装置を有するタイヤが提供され、そのタイヤは、トレッド面、内面、突出部を有するタイヤ装置、及び、トレッド面と内面との間に収容されたタイヤ本体、を備え、タイヤ本体が、キャビティ形状、並びに軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つにキャビティ主要幅、を有するキャビティ、を含み、チャネルがキャビティと内面との間に延在し、チャネルが、軸方向と周方向のうちの少なくとも1つにチャネル主要幅を有し、キャビティ主要幅がチャネル主要幅より大きく、突出部がキャビティ形状と相補的な突出部形状を有し、突出部がキャビティ内で係合されている。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部分を構成する添付図面は、単に、様々な例示的なシステム及び装置を説明し、様々な例示的な実施形態を説明するために使用される。これらの図面において、同様の要素は、同様の参照符号を有する。
チャネルを経由して物品の表面と連結されるキャビティを有するゴム物品の側部断面図を例示する。 チャネルを経由して物品の表面と連結されるキャビティを有するゴム物品の底部断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有する装置の断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するゴム物品に結合された装置の断面図を例示する。 タイヤのキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するタイヤに結合された装置の断面図を例示する。 タイヤのキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するタイヤに結合された装置の断面図を例示する。 タイヤのキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するタイヤに結合された装置の断面図を例示する。 タイヤのキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するタイヤに結合された装置の断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するゴム物品に結合された装置の断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するゴム物品に結合された装置の断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するゴム物品に結合された装置の断面図を例示する。 ゴム物品のキャビティに係合するための突出部を有し、キャビティを特徴として有するゴム物品に結合された装置の断面図を例示する。
図1Aは、ゴム物品100の側部断面図を示す。ゴム物品100は、本体102を含んでもよい。本体102は、少なくとも1つの表面103を含んでもよい。本体102は、キャビティ104を含んでもよい。キャビティ104は、本体102内の一部に配向することができる。キャビティ104は、チャネル106を経由して少なくとも1つの表面103と連通してもよい。
ゴム物品100は、様々な物品の任意のものを含んでもよい。ゴム物品100は、弾性特性を有し、変形して、その元の形状と実質的に同じ形状に戻ることが可能な物品であってもよい。ゴム物品100は、車両用タイヤを含んでもよい。ゴム物品100は、車両用空気入りタイヤを含んでもよい。ゴム物品100は、車両用非空気入りタイヤを含んでもよい。ゴム物品100は、空気バネを含んでもよい。ゴム物品100は、電子装置などの装置をそこに取り付けることが望まれ得る様々なゴム物品の任意のものを含んでもよい。
本体102は、キャビティ104を含むのに十分な寸法を有するゴム物品100の任意の一部を含んでもよい。本体102は、車両用タイヤの一部を含んでもよい。本体102は、タイヤのクラウン領域の車両用タイヤの一部を含んでもよい。本体102は、タイヤのショルダー領域の車両用タイヤの一部を含んでもよい。本体102は、タイヤのサイドウォール領域の車両用タイヤの一部を含んでもよい。本体102は、ゴム材料から構成されていてもよい。本体102は、ポリマー材料から構成されていてもよい。本体102は、様々な材料の任意のものの複合物であってもよい。
表面103は、本体102の任意の表面であってもよい。表面103は、装置を取り付けることを望む本体102の任意の表面であってもよい。ゴム物品100は、一般に、内部及び外部を伴う容器として配向されてもよく、表面103は、内面及び外面のうちの少なくとも1つである。表面103は、車両用タイヤ内のインナーライナー材料であってもよい。表面103は、タイヤの内面であってもよい。表面103は、タイヤのクラウン領域のタイヤの内面であってもよい。表面103は、タイヤのショルダー領域のタイヤの内面であってもよい。表面103は、タイヤのサイドウォール領域のタイヤの内面であってもよい。表面103は、タイヤのビード領域のタイヤの内面であってもよい。表面103は、タイヤの外面であってもよい。表面103は、タイヤのショルダー領域のタイヤの外面であってもよい。表面103は、タイヤのサイドウォール領域のタイヤの外面であってもよい。表面103は、タイヤのビード領域のタイヤの外面であってもよい。
キャビティ104は、表面103からある距離を置いた本体102内に配向することができる。キャビティ104は、キャビティ104がチャネル106を経由して表面103と連通するように配向することができる。あるいは、キャビティ104は、キャビティ104がチャネル106を伴わずに表面103と連通することができるように形づくられてもよい。
キャビティ104は、略球形状キャビティであってもよい。キャビティ104は、略円柱形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略涙滴形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略円錐形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略立方体形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略直方体形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略ピラミッド形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、略四面体形状のキャビティであってもよい。キャビティ104は、少なくとも1つのリブを含む略リブ付きキャビティであってもよい。キャビティ104は、様々な形状の任意のものを有してもよい。キャビティ104は、装置に取り付けられた対応する形状を受け入れることが可能な任意の形状を含んでもよい。キャビティ104は、装置からの対応する突出部と締まりばめを生み出すことができる任意の三次元形状を含んでもよい。
キャビティ104は、キャビティ主要幅D1を有してもよい。キャビティ主要幅D1は、表面103に実質的に平行に測定することができる。ゴム物品100が車両用タイヤの場合、キャビティの主要幅D1は、タイヤ内での軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。キャビティ主要幅D1は、表面103に実質的に平行に測定されたキャビティ104の最大幅として定義することができる。キャビティ主要幅D1は、タイヤ内での軸方向に測定されたキャビティ104の最大幅として定義することができる。キャビティ主要幅D1は、タイヤ内での周方向に測定されたキャビティ104の最大幅として定義することができる。
チャネル106は、キャビティ104を表面103と連結するボイドであってもよい。チャネル106は、キャビティ104と表面103との間に延在してもよい。チャネル106は、装置からの突出部を受け入れるように、そして、突出部がチャネル106を貫通して延在し、キャビティ104に係合できるように構成されていてもよい。チャネル106は、実質的に円柱形状であってもよい。チャネル106は、実質的に直方体形状であってもよい。チャネル106は、実質的に円形の断面を有してもよい。チャネル106は、様々な断面のうちの任意のものを有してもよい。
チャネル106は、長さL1を含むことができる。チャネル長さL1は、表面103に実質的に垂直に測定することができる。ゴム物品100が車両用タイヤの場合、チャネル長さL1は、タイヤ内での径方向及び軸方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。長さL1は、様々な長さの任意のものであってもよい。長さL1は約2.0mmであってもよい。長さL1は約1.0mm〜約3.0mmであってもよい。長さL1は約0.5mm〜約5.0mmであってもよい。長さL1は約1.0mm〜約7.0mmであってもよい。
チャネル106は、チャネルの主要幅D2を有してもよい。チャネル主要幅D2は、表面103に実質的に平行に測定することができる。ゴム物品100が車両用タイヤの場合、チャネル主要幅D2は、タイヤ内での軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。チャネル主要幅D2は、表面103に実質的に平行に測定されたチャネル106の最大幅として定義することができる。チャネル主要幅D2は、タイヤ内での軸方向に測定されたチャネル106の最大幅として定義することができる。チャネル主要幅D2は、タイヤ内での周方向に測定されたチャネル106の最大幅として定義することができる。
キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2より大きくてもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2の約110%〜約400%であってもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2の約150%〜約300%であってもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2の約200%〜約250%であってもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2の約250%であってもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2の約200%〜約300%であってもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2とほぼ等しくてもよい。
1つの実施形態では、キャビティ主要幅D1は約5.0mmであってもよい。キャビティ主要幅D1は約1.0mm〜約10.0mmであってもよい。キャビティ主要幅D1は約3.0mm〜約7.0mmであってもよい。キャビティ主要幅D1は約4.0mm〜約6.0mmであってもよい。
チャネル主要幅D2は約2.0mmであってもよい。チャネル主要幅D2は約0.2mm〜約8.0mmであってもよい。チャネル主要幅D2は約0.5mm〜約5.0mmであってもよい。チャネル主要幅D2は約1.0mm〜約3.0mmであってもよい。
チャネル106は、少なくとも部分的に変形して拡大し、キャビティ104に対応する突出部(図示せず)が通過できるように配向することができる。チャネル106は、例えばゴム、ポリマーなどの変形可能な材料で少なくとも部分的に縁取りされていてもよい。チャネル106は、キャビティ104に対応する突出部(図示せず)がそこを通過する間にその形状を保って変形せず、そのかわりに、突出部が変形できてチャネル106の貫通に適合し、キャビティ104に係合するように構成されていてもよい。あるいは、ゴム物品100はチャネル106を含まなくてもよく、そのかわりに、チャネル106を必要とすることなくキャビティ104が表面103と連通してもよい。
キャビティ104は、ゴム物品100の成形中及び/又は生成中にゴム物品100内に成形することができる。キャビティ104は、ゴム物品100の成形後及び/又は生成後に、例えばゴム物品100から材料を切り取ってキャビティ104を形成することによって、ゴム物品100内に形成することができる。
チャネル106は、ゴム物品100の成形中及び/又は生成中に、ゴム物品100内に成形することができる。チャネル106は、ゴム物品100の成形後及び/又は生成後に、例えばゴム物品100から材料を切り取ってチャネル106を形成することによって、ゴム物品100内に形成することができる。
図1Bは、ゴム物品100の底部断面図を示す。図示されるように、キャビティ104及びチャネル106のそれぞれは、実質的に円形の断面を有してもよい。キャビティ主要幅D1は、チャネル主要幅D2より大きくてもよい。
図2は、ゴム物品(図示せず)のキャビティに係合する突出部214を有する装置210の断面図を示す。装置210は、装置筐体212を含むことができる。突出部214は、装置筐体212に隣接して配向することができる。突出部214は、ステム216を介して装置筐体212に取り付けられていてもよい。
装置210は、様々な装置のうちの任意のものであり得る。装置210は、ゴム物品に取り付けることが望まれる任意の装置であってもよい。装置210は、タイヤの電子装置パッケージを含んでもよい。装置210は、車両用タイヤへの取り付けが望まれる任意の装置であってもよい。装置210は、センサ、発電装置、トランスミッタ、識別装置等を含む様々な装置の任意のもの含んでもよい。装置210は、ゴム物品内の空圧を測定する圧力センサを含んでもよい。装置210は、ゴム物品内の温度を測定する温度センサを含んでもよい。装置210は、受信機に情報を伝送する無線周波数トランスミッタを含んでもよい。装置210は、車両用タイヤなどのゴム物品の使用中に、電気を発電するように構成されている発電装置を含んでもよい。装置210は、電池などの電力貯蔵ユニットを含んでもよい。本明細書で説明される様々な装置の任意のものが、装置210の装置筐体212内に配向することができる。装置筐体212は、本明細書で説明される様々な装置の任意のものを収容していてもよい。装置筐体212は、ステム216及び突出部214のうちの少なくとも1つと一体に連結することができる。装置筐体212は、ステム216及び突出部214のうちの少なくとも1つと取り外し可能に連結することができる。
突出部214は、図1に示されるキャビティ104などのキャビティに、形状が実質的に対応してもよい。突出部214は、ゴム物品内のキャビティに寸法が実質的に対応してもよい。突出部214は、ゴム物品内のキャビティに形状と寸法が実質的に対応してもよい。突出部214は、図1のキャビティ104に関して上述したような、様々な可能な形状と断面の任意のものを有してもよい。突出部214は、部材の周囲に配向された少なくとも1つのリブを有し、突出部214をキャビティ104内に維持するように構成されたリブ付き部材であってもよい。
突出部214は、例えばゴム、ポリマー、金属、合金、複合材、有機材料、無機材料等を含む様々な材料の任意のものを含んでもよい。突出部214は、突出部214が図1に示されるチャネル106などのチャネルを通過できるように、変形が可能な材料を含んでもよい。突出部214は、剛性の材料を含み、それがチャネル106などのチャネルを通過するときに変形しないように構成されていてもよい。突出部214は、チャネル106を囲む材料の硬さより高い硬さを有する材料を含んでもよい。突出部214は、チャネル106より少なく変形する材料を含んでもよい。突出部214は、チャネル106より大きく変形する材料を含んでもよい。突出部214は、チャネル106と同じ変形をする材料を含んでもよい。突出部214は、チャネル106より少なく変形する構造を含んでもよい。突出部214は、チャネル106より大きく変形する構造を含んでもよい。突出部214は、チャネル106と同じ変形をする構造を含んでもよい。
ステム216は、例えば、ゴム、ポリマー、金属、合金、複合材、有機材料、無機材料等を含む様々な材料の任意のものを含んでもよい。ステム216は、図1のチャネル106に関して上述したような、様々な可能な形状と断面の任意のものを有してもよい。例えば、ステム216は、実質的に円形の断面を有してもよい。
突出部214及びステム216のいずれか、又はそれらの両方は、装置筐体212に一体で連結されていてもよい。突出部214及びステム216のいずれか、又はそれらの両方は、装置筐体212に取り外し可能に連結されていてもよい。突出部214及びステム216のいずれか、又はそれらの両方は、装置筐体212に一体で連結され、装置筐体212とともに形成され、加工され、又は成形することができる。突出部214及びステム216のいずれか、又はそれらの両方は、装置筐体212に一体で連結され、装置筐体212に粘着され、ネジ留めされ、リベット留めされ、又は他の方法で固定することができる。
突出部214は、突出部主要幅D3を有してもよい。ステム216は、ステム主要幅D4を有してもよい。突出部主要幅D3は、ステム主要幅D4より大きくてもよい。
突出部主要幅D3は、キャビティ主要幅D1とほぼ同じであってもよい。突出部主要幅D3は、キャビティ主要幅D1より大きくてもよい。突出部主要幅D3は、キャビティ主要幅D1より小さくてもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2より大きくてもよい。
ステム主要幅D4は、チャネル主要幅D2とほぼ同じであってもよい。ステム主要幅D4は、チャネル主要幅D2より大きくてもよい。ステム主要幅D4は、チャネル主要幅D2より小さくてもよい。
突出部主要幅D3は、ステム主要幅D4の約110%〜約400%であってもよい。突出部主要幅D3は、ステム主要幅D4の約150%〜約300%であってもよい。突出部主要幅D3は、ステム主要幅D4の約200%〜約250%であってもよい。突出部主要幅D3は、ステム主要幅D4とほぼ等しくてもよい。
突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2の約110%〜約400%であってもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2の約150%〜約300%であってもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2の約200%〜約250%であってもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2の約200%〜約300%であってもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2の約250%であってもよい。突出部主要幅D3は、チャネル主要幅D2とほぼ等しくてもよい。
1つの実施形態では、突出部主要幅D3は約5.0mmであってもよい。突出部主要幅D3は約1.0mm〜約10.0mmであってもよい。突出部主要幅D3は約3.0mm〜約7.0mmであってもよい。突出部主要幅D3は約4.0mm〜約6.0mmであってもよい。
ステム主要幅D4は約2.0mmであってもよい。ステム主要幅D4は約0.2mm〜約8.0mmであってもよい。ステム主要幅D4は約0.5mm〜約5.0mmであってもよい。ステム主要幅D4は約1.0mm〜約3.0mmであってもよい。
ステム216は、ステム長さL2を含むことができる。ステム長さL2は、装置留め具210に沿って実質的に長手方向に測定することができる。装置留め具210がゴム物品に取り付けられ、ゴム物品が車両用タイヤの場合、ステム長さL2は、タイヤ内での径方向及び軸方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。ステム長さL2は、様々な長さの任意のものであってもよい。ステム長さL2は約2.0mmであってもよい。ステム長さL2は約1.0mm〜約3.0mmであってもよい。ステム長さL2は約0.5mm〜約5.0mmであってもよい。ステム長さL2は約1.0mm〜約7.0mmであってもよい。
図3は、本体302を有するゴム物品300の断面図を示す。ゴム物品300は、表面303を有してもよい。表面303は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通していてもよい。
装置310は、ゴム物品300と結合されていてもよい。装置310は、装置筐体312を含むことができる。装置310は、ゴム物品300のキャビティに係合する突出部314を含んでもよい。突出部314は、装置筐体312に隣接して配向することができる。突出部314は、ステム316を介して装置筐体312に取り付けられていてもよい。
図示されるように、突出部314は、ゴム物品300のキャビティ内に配向することができる。ステム316は、ゴム物品300のチャネル内に配向することができる。1つの実施形態では、突出部314を、ゴム物品300内の、図1にて説明したキャビティ104に類似したキャビティ内に挿入することによって、装置310がゴム物品300に取り付けられてもよい。突出部314は、チャネル106に類似したチャネル内に最初に挿入され、チャネルを通ってキャビティ104に類似したキャビティ内に押し込まれてもよい。結果として、突出部314は、キャビティ104に類似したキャビティに係合してもよく、一方ステム316は、チャネル106に類似したチャネル内に配向される。装置筐体312を含む装置310は、このような方法で、ゴム物品300に結合することができる。
装置310は、突出部314をキャビティから引き出し、チャネルを通過させて(このキャビティ及びチャネルはそれぞれキャビティ104及びチャネル106に類似である)、ゴム物品300から分離させることができる。このように、装置310はゴム物品300から分離することができる。
1つの実施形態では、単一の突出部314とキャビティの組み合わせが使用されて、装置310をゴム物品300に取り付けてもよい。別の実施形態では、複数の突出部314が複数のキャビティと結合され、突出部314とキャビティの複数の結合を生みだし、装置310をゴム物品300に取り付けてもよい。別の実施形態では、複数の装置310が、突出部314とキャビティの複数の組み合わせを介して、単一のゴム物品300に結合することができる。
図示されるように、また上記の図2を参照すると、突出部主要幅D3は、表面303に実質的に平行に測定することができる。ゴム物品300が車両用タイヤの場合、突出部主要幅D3は、タイヤ内での軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。突出部主要幅D3は、表面303に実質的に平行に測定された突出部314の最大幅として定義することができる。突出部主要幅D3は、タイヤ内での軸方向に測定された突出部314の最大幅として定義することができる。突出部主要幅D3は、タイヤ内での周方向に測定された突出部314の最大幅として定義することができる。
図示されるように、また上記の図2を参照すると、ステム主要幅D4は、表面303に実質的に平行に測定することができる。ゴム物品300が車両用タイヤの場合、ステム主要幅D4は、タイヤ内での軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つで測定することができる。ステム主要幅D4は、表面303に実質的に平行に測定されたステム316の最大幅として定義することができる。ステム主要幅D4は、タイヤ内での軸方向に測定されたステム316の最大幅として定義することができる。ステム主要幅D4は、タイヤ内での周方向に測定されたステム316の最大幅として定義することができる。
図4Aは、本体402を有するタイヤ400の形状のゴム物品の断面図を示す。タイヤ400は、トレッド面401を含んでもよい。タイヤ400は、内面403を有してもよい。内面403は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通してもよい。
装置410は、タイヤ400と結合されていてもよい。装置410は、装置筐体412を含むことができる。装置410は、タイヤ400のキャビティに係合する突出部414を含んでもよい。突出部414は、装置筐体412に隣接して配向することができる。突出部414は、ステムを介して装置筐体412に取り付けられていてもよい。
本体402は、タイヤのトレッド面401と内面403との間に収容されていてもよい。内面403は、インナーライナーであってもよい。本体402は、タイヤのトレッド面401とインナーライナーとの間に収容されていてもよい。
このように、装置410は、タイヤ400の成形に続いてタイヤ400に取り付けられてもよい。装置410は、タイヤ400の成形の前にタイヤ400に取り付けられてもよい。装置410は、タイヤ400の加硫の前にタイヤ400に取り付けられてもよい。装置410は、タイヤ400の加硫に続いてタイヤ400に取り付けられてもよい。装置410は、小売店でタイヤ取り付け機によってタイヤ400に取り付けられてもよい。装置410は、タイヤ400内の突出部414と、図1で参照されたキャビティ104に類似したキャビティと、の間の締まりばめによって、タイヤ400に取り付けられてもよい。同様に、装置410は、その取り付けの後にはいつでもタイヤ400から取り外すことができる。装置410は、タイヤ400から取り除かれ、別の装置410と置き換えられてもよい。このようにして、装置410は、新たな破損していない装置、装置の異なる様式、アップグレードされた装置、新品の電池を持つ装置等と、置き換えられてもよい。装置410は、タイヤ400又は装置410に損傷を起こすことなく、タイヤ400に付け加えることができる。装置410は、タイヤ400に損傷を起こすことなく、タイヤ400から取り除くことができる。
内面403は、タイヤインナーライナーを含んでもよい。1つの実施形態では、タイヤインナーライナーは、チャネル106に類似したチャネルによって穿孔されてもよく、キャビティ104に類似したキャビティと内面403との間の連通を可能としてもよい。別の実施形態では、タイヤインナーライナーは、タイヤの全内部で連続な層を形成するように、チャネルとキャビティによって形成された壁と外形に沿っていてもよい。
本体402は、タイヤカーカスを含んでいてもよい。1つの実施形態では、タイヤカーカスは、例えばコードを含む様々な補強材料の任意のものを含んでもよい。チャネル及びキャビティのうちの少なくとも1つは、補強材料を貫通して延在してもよい。補強材料は、チャネル及びキャビティのうちの少なくとも1つによって穿孔されていてもよい。補強材料は、カーカスに沿う連続的な補強を形成するように、チャネル及びキャビティのうちの少なくとも1つの周りに延在してもよい。別の実施形態では、タイヤカーカスは、例えばコードを含む様々な補強材料の任意のものを含んでもよい。補強材料は、チャネル及びキャビティのうちの少なくとも1つの径方向の外向きに配向することができる。補強材料は、チャネル及びキャビティの両方の径方向の外向きに配向され、補強材料が、カーカスに沿って連続的な補強を形成してもよい。
装置410は、突出部414とキャビティとの1つ又は複数の組み合わせを介してタイヤ400に取り付けられてもよい。すなわち、装置410は、1つ又は複数のキャビティと係合するように構成される1つ又は複数の突出部を含んでもよい。突出部とキャビティの追加が、装置410のタイヤ400内の保持を増進させ得ることが企図される。
図4Bは、タイヤ400及び装置410の部分断面図を示す。図示されるように、突出部414は、ステム416を介して装置410に取り付けられてもよい。
図5Aは、本体502を有するタイヤ500の形状のゴム物品の断面図を示す。タイヤ500は、トレッド面501を含んでもよい。タイヤ500は、内面503を有してもよい。内面503は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通してもよい。
装置510は、タイヤ500と結合されていてもよい。装置510は、装置筐体512を含むことができる。装置510は、タイヤ500のキャビティに係合する突出部514を含んでもよい。突出部514は、装置筐体512に隣接して配向することができる。突出部514は、ステムを介して装置筐体512に取り付けられていてもよい。
タイヤ500は、本体502の他の部分より径方向の内側方向に延在する支柱518を含んでもよい。支柱518は、図1に示したキャビティ104に類似したキャビティを収容するための寸法と形状のタイヤ500の一部を含んでもよい。支柱518は、キャビティ104とチャネル106に類似したキャビティとチャネルを収容するための寸法と形状のタイヤ500の一部を含んでもよい。
本体502は、タイヤのトレッド面501と内面503との間に収容されていてもよい。内面503は、インナーライナーであってもよい。本体502は、タイヤのトレッド面501とインナーライナーとの間に収容されていてもよい。
支柱518は、タイヤ500に使用されるのと実質的に同じ材料であってもよい。支柱518は、ゴム材料であってもよい。支柱518は、タイヤ500内に成形することができる。支柱518は、タイヤ500の一部として製作することができる。キャビティ及びチャネルのうちの少なくとも1つは、支柱518の製作中に、支柱518内に成形することができる。あるいは、キャビティ及びチャネルのうちの少なくとも1つは、支柱518の製作後に、機械加工されても、切削されても、又は他の方法で支柱518に付け加えられてもよい。
支柱518は、タイヤ500内のどの補強よりも径方向の内側にあってもよい。支柱518は、タイヤインナーライナーよりも径方向の内側にあってもよい。支柱518は、タイヤインナーライナーによって覆われていてもよい。支柱518は、タイヤインナーライナーに類似した透過性を有する材料から作られていてもよい。支柱518は、ブチルゴムから作られていてもよい。
図5Bは、タイヤ500及び装置510の部分断面図を示す。図示されるように、突出部514は、ステム516を介して装置510に取り付けられてもよい。
図6は、本体602を有するゴム物品600の断面図を示す。ゴム物品600は、表面603を有してもよい。表面603は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通していてもよい。
装置610は、ゴム物品600と結合されていてもよい。装置610は、装置筐体612を含むことができる。装置610は、ゴム物品600のキャビティに係合する突出部614を含んでもよい。突出部614は、装置筐体612に隣接して配向することができる。突出部614は、ステム616を介して装置筐体612に取り付けられていてもよい。突出部614及びその対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、例えば円形断面を含む様々な断面の任意のものを有してもよい。
図示されるように、突出部614は、その外周上に配向される少なくとも1つの突出部係合要素620を含んでもよい。少なくとも1つの突出部係合要素620は、リブであってもよい。少なくとも1つの突出部係合要素620は、隆起であってもよい。少なくとも1つの突出部係合要素620は、突出部614の表面から延在する任意の正要素を含んでもよい。あるいは、突出部614は、少なくとも1つのキャビティ係合要素622と係合するように構成される少なくとも1つの負要素を含んでもよい。
キャビティは、その内面上に配向した少なくとも1つのキャビティ係合要素622を含んでもよい。少なくとも1つのキャビティ係合要素622は、リブであってもよい。少なくとも1つのキャビティ係合要素622は、隆起であってもよい。少なくとも1つのキャビティ係合要素622は、キャビティの内面から延在する任意の正要素を含んでもよい。あるいは、キャビティは、少なくとも1つの突出部係合要素620と係合するように構成される少なくとも1つの負要素を含んでもよい。
少なくとも1つの突出部係合要素620は、キャビティに係合するように構成されていてもよい。少なくとも1つの突出部係合要素620は、少なくとも1つのキャビティ係合要素622に係合するように構成されていてもよい。少なくとも1つのキャビティ係合要素622は、突出部614に係合するように構成されていてもよい。突出部614は、少なくとも1つの突出部係合要素620を含んでもよく、一方キャビティは、どのようなキャビティ係合要素622も含まないことが企図される。キャビティは、少なくとも1つのキャビティ係合要素622を含んでもよく、一方突出部614は、どのような突出部係合要素620も含まないことが企図される。キャビティは、少なくとも1つのキャビティ係合要素622を含んでもよく、及び突出部614は少なくとも1つの突出部係合要素620を含んでよいことが企図される。
図7は、本体702を有するゴム物品700の断面図を示す。ゴム物品700は、表面703を有してもよい。表面703は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通していてもよい。
装置710は、ゴム物品700と結合されていてもよい。装置710は、装置筐体712を含むことができる。装置710は、ゴム物品700のキャビティに係合する突出部714を含んでもよい。突出部714は、装置筐体712に隣接して配向することができる。突出部714は、ステム716を介して装置筐体712に取り付けられていてもよい。
図示されるように、突出部714及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、反転された円錐、反転された四面体、反転されたピラミッド等の形状であってもよい。突出部714及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、円形の断面を有してもよい。突出部714及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、三角形の断面を有してもよい。突出部714及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、例えば正方形の断面又は長方形の断面を含む四辺形の断面を有してもよい。突出部714及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、任意の数の面を有する断面を有してもよい。
図8は、本体802を有するゴム物品800の断面図を示す。ゴム物品800は、表面803を有してもよい。表面803は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通していてもよい。
装置810は、ゴム物品800と結合されていてもよい。装置810は、装置筐体812を含むことができる。装置810は、ゴム物品800のキャビティに係合する突出部814を含んでもよい。突出部814は、装置筐体812に隣接して配向することができる。突出部814は、ステム816を介して装置筐体812に取り付けられていてもよい。
図示されるように、突出部814及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、反転された円錐、反転された四面体、反転されたピラミッド等の形状であってもよい。突出部814及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、円形の断面を有してもよい。突出部814及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、三角形の断面を有してもよい。突出部814及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、例えば正方形の断面又は長方形の断面を含む四辺形の断面を有してもよい。突出部814及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、任意の数の面を有する断面を有してもよい。
図9は、本体902を有するゴム物品900の断面図を示す。ゴム物品900は、表面903を有してもよい。表面903は、図1に関して上述したチャネル106に類似したチャネルを含み、そのチャネルが、キャビティ104に類似したキャビティと連通していてもよい。
装置910は、ゴム物品900と結合されていてもよい。装置910は、装置筐体912を含むことができる。装置910は、ゴム物品900のキャビティに係合する突出部914を含んでもよい。突出部914は、装置筐体912に隣接して配向することができる。突出部914は、ステム916を介して装置筐体912に取り付けられていてもよい。
図示されるように、突出部914及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、円錐、四面体、ピラミッド等の形状であってもよい。突出部914及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、円形の断面を有してもよい。突出部914及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、三角形の断面を有してもよい。突出部914及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、例えば正方形の断面又は長方形の断面を含む四辺形の断面を有してもよい。突出部914及び対応するキャビティのうちの少なくとも1つは、任意の数の面を有する断面を有してもよい。
突出部を、チャネルを通過させてキャビティ内に挿入することによって装置を取り付けるために必要な力は、様々な力の任意のものでよいことになることが企図される。例えば、ヒトは上述したように自己の手の力のみを使って装置を取り付けることができる。ヒトは、自己の手の力のみを使って、工具の支援を得て装置を取り付けてもよい。機械は、既知の機械の作動によって、必要で可能な任意の大きさの力を使って装置を取り付けることができる。1つの実施形態では、装置は、取り付けには、取り外しより少ない力しか必要としないこともある。別の実施形態では、装置は、取り付けには、取り外しより大きい力を必要とすることもある。装置は、取り付けには、取り外しとほぼ同じ力を必要とすることもある。
従来技術の装置は、タイヤの内面に接着剤を使用して粘着され、したがって、装置、装置パッチ、装置ベース等とタイヤの内面との間に、積層物を作り出すことがある。タイヤの使用中に、タイヤの内面は、タイヤの回転(タイヤのサイクル)ごとに多くの変形を経験する。タイヤは、その寿命の間に、極めて多くの数のサイクル(おそらく数百万サイクル)を経験し得る。その結果、装置(それがどのような方法によるものであっても)とタイヤの内面との間の積層物は、積層物上のひずみ、積層物の変形、装置とタイヤを互いから引き離そうとする積層物内の力等のうちのいずれかを生じさせ得る極めて大きな回数のサイクルを経験し得る。
装置から延在する突出部によって係合されるキャビティがタイヤ内に配列される場合、上述の方法での装置のタイヤへの取り付けは、従来技術の装置が使用されたときに、従来技術の装置とタイヤの内面との間の積層物にみられる力、ひずみ、変形等のうちの多くを排除する。
装置から延在する突出部によって係合されるキャビティがタイヤ内に配列される場合、上述の方法での装置のタイヤへの取り付けは、装置がタイヤに関して少なくとも多少移動することを許容し得る。このようにして、装置とタイヤとの間の境界面は、装置とタイヤ内面の積層物などのより硬い境界面によって経験され得るものに比べて、より小さな力、ひずみ、及び変形を経験することができる。すなわち、装置はいくらかの「あそび」を有し、少なくとも多少は、横方向に、近位に、遠位に、又はタイヤで表すと、軸方向に、周方向に、又は径方向に、移動することができる。この「あそび」は、装置が、力、変形、ひずみ等のいくらかから少なくとも部分的に絶縁されることを可能とし、その力、変形、ひずみ等は、タイヤの作動中にタイヤの外部からタイヤに加えられるものであり、それには、例えばくぼみなどに当たることによってタイヤに加えられる力を含む。タイヤはくぼみに当たる力によって変形するが、装置には少なくとも多少の移動が許容されているので、装置の損傷が少なくとも部分的に軽減され得る。同様に、タイヤはくぼみに当たる力によって変形するものの、装置の突出部とタイヤのキャビティとの間の境界面は分離することなく多少の屈曲が許容されるが、一方、従来の積層された境界面は、ひずみに耐えられず、部分的な層の剥離、又は完全な層の剥離が始まり得る。装置は、特に装置の突出部が、対応するキャビティとともに、本質的に円形又は球形である場合には、多少の「あそび」を有することができる。例えば、突出部とキャビティは、ボールとソケット継手に類似して相互に作用することができる。
上述した実施形態のそれぞれでは、ゴム物品が突出部を有し、その突出部が装置内のキャビティに係合してもよいことが企図される。すなわち、ゴム物品が、ステムによってゴム物品と連結する突起部を有してもよい。装置は、チャネルを介して装置の表面と連通するキャビティを有してもよい。その2つが、上に説明したように係合することができる。装置は、本明細書で説明した装置の任意のものであってもよい。ゴム物品は、本明細書で説明した、例えばタイヤを含むゴム物品の任意のものであってもよい。
用語「含む(includes)」又は「含むこと(including)」が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される範囲において、用語「含む(comprising)」が特許請求の範囲で移行句として用いられる際の解釈と同様に包括的であることが意図される。更に、用語「又は(or)」が用いられる範囲において(例えば、A又はBなど)、「A又はB、又はAとBの両方とも」を意味することが意図されている。本出願人らが「A又はBの両方ではなく一方のみ」を示すことを意図する場合、用語「A又はBの両方ではなく一方のみ」が用いられるであろう。したがって、本明細書における用語「又は」の使用は、排他的ではなく、包含的である。Bryan A.Garner、A Dictionary of Modern Legal Usage 624(1995年、第2版)を参照されたい。また、用語「中に(in)」又は「中へ(into)」が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される範囲において、「上に(on)」又は「上へ(onto)」を更に意味することが意図される。「実質的に」という用語が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される範囲において、製造において利用可能な、又は常識的な精密さの程度が考慮されることを意図している。「選択的に」という用語が本明細書又は特許請求の範囲において使用される範囲において、装置の使用者が、装置の使用時に、必要又は所望に応じて、構成要素の特徴又は機能を作動又は停止させ得る、構成要素の状態を指すことが意図される。「動作可能に接続され」という用語が本明細書又は特許請求の範囲において使用される場合、特定された構成要素が指定された機能を実行するように接続されていることを意味することが意図される。本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、単数形「a」、「an」及び「the」は、複数形を含む。最後に、「約」という用語が数値と併せて使用される場合、その数値の±10%を包含することが意図される。言い換えれば、「約10」は、9〜11までを意味することができる。
上述のとおり、本出願は、実施形態の記載によって例示され、実施形態は、かなり詳細に説明されているが、特許請求の範囲に記載された事項の範囲をこのような詳細に制限すること、又は、何らかの形で限定することは、本出願人の意図するところではない。更なる利点及び変更は、本出願の利益を享受しながら、当業者に容易に明らかになるであろう。したがって、本出願は、この出願のより広い態様において、具体的な詳細、示された例、又は参照されたいずれの装置にも限定されることがない。全体的な発明概念の趣旨又は範囲から逸脱することなく、このような詳細、例、及び装置からの逸脱がなされてもよい。

Claims (5)

  1. タイヤであって、
    トレッド面、
    内面、及び
    前記トレッド面と前記内面との間に収容されたタイヤ本体、を備え、
    前記タイヤ本体が、軸方向及び周方向のうちの少なくとも1つにキャビティ主要幅を有するキャビティを含み、
    チャネルが、前記キャビティと前記内面との間に延在し、
    前記チャネルが、前記軸方向及び前記周方向のうちの少なくとも1つにチャネル主要幅を有し、
    前記キャビティ主要幅が前記チャネル主要幅より大き
    前記キャビティ内で係合される突出部をさらに備え、
    前記突出部は、その外周上に配向された少なくとも1つの突出部係合要素を含み、前記少なくとも1つの突出部係合要素は、正要素及び負要素の一方を含み、
    前記キャビティは、その内面上に配向された少なくとも1つのキャビティ係合要素を含み、前記少なくとも1つのキャビティ係合要素は、正要素及び負要素の一方を含み、
    前記少なくとも1つの突出部係合要素は、前記少なくとも1つのキャビティ係合要素と係合するように構成される、
    タイヤ。
  2. 前記突出部係合要素及び前記キャビティ係合要素のうちの少なくとも1つがリブである、請求項に記載のタイヤ。
  3. 前記突出部が突出部主要幅を有し、前記突出部主要幅が前記チャネル主要幅より大きい、請求項に記載のタイヤ。
  4. 前記タイヤ本体が、径方向の内側方向に延在する支柱を含み、前記支柱が前記キャビティを備える、請求項1に記載のタイヤ。
  5. 前記突出部係合要素及び前記キャビティ係合要素のうちの少なくとも1つが隆起である、請求項1に記載のタイヤ。
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