JP6095971B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤ、特にタイヤ内面にデバイスの取り付け機構を有する空気入りタイヤに関する。
従来より、空気入りタイの性能を向上させるために、空気入りタイヤの内周面に種々の機能を有するデバイス、例えば吸音材等を配設することが提案されている。また、これらのデバイスを空気入りタイヤの内周面に配設するに当たって、デバイスが容易に装着できるための種々の工夫がなされている。
下記特許文献1には、タイヤ内面に、2つの留め具に分離できる一対の機械的留め具のうちの一方の留め具を有する空気入りタイヤと、一対の機械的留め具のうちの他方の留め具を予め設置した物体とが示されている。要するに、前記一方の留め具はタイヤ部材を貫通し、又はタイヤ内面に埋設している形態で配置されていることが示されている。その目的は、タイヤ内面に係合させて取付ける物体の係合力が大きくかつその大きさにばらつきが生じることがほとんどなく、その係合力に経時的な劣化や低下が生ずることが少なく、長期にわたって所望の係合力を維持することにある。
しかしながら、上記特許文献1に記載の空気入りタイヤにおいては、貫通した部分又は埋設された部分に応力が集中し、タイヤを破壊するおそれがある。
下記特許文献2には、タイヤ内にて吸音層として取り付けられる吸音部材は、タイヤ内腔側に面した吸音面と、タイヤ又はリムに接着された接着面とを具え、吸音部材は多孔質であるため、その表面には凹凸が多数存在し、吸音面はそのままに、接着面のみに平滑化が施されているため、接着に際して接触面積が大きくなり、接着性が向上するので吸音部材が強固に接着されることが示されている。要するに、吸音部材におけるタイヤとの接着面が平滑化されていることが示されている。その目的は、吸音部材のタイヤ又はリムに対する接着性を高めることにある。
しかしながら、上記特許文献2に記載の空気入りタイヤにおいては、タイヤ接着側の表面の平滑化に工数を要する欠点がある。
下記特許文献3には、タイヤ内部の内側密封ゴムに取り付けられるゴム製の部材であって、該部材は、装置を支持する部分及びタイヤと接触可能な連結部分を有し、内側密封ゴムは部材の連結部分に連結可能な相補部分が形成されていることが示されている。要するに、タイヤの内面にデバイスの取り付け機構が直接取り付けられていることが示されている。その目的は、部材がタイヤ内面から剥離するのを阻止し又は遅らせることにある。
しかしながら、上記特許文献3に記載の空気入りタイヤにおいては、タイヤ内面の凹凸にできないため、走行時の振動等に耐えられない可能性がある。
特開2012−25318号公報 特開2009−286271号公報 特表2002−541003号公報
通常タイヤの内面は凹凸面になっており、また、デバイスを取り付けるタイヤ内面が必ずしも平面ではなく、むしろ曲面である場合が多い。このような凹凸面や曲面にデバイスを直接接着したり、またデバイス取付用部材を直接接着すると、凹凸面や曲面に合致した接着ができず、非接着となる部分が生じるため十分な接着強度が得られないという問題がある。そのため、タイヤ内面の凹凸を除去するなどの工程が必要であった。また、前記のように直接接着した場合には、デバイスに対してタイヤ走行時の振動や衝撃が直接伝わるので、デバイスに不具合が生じるおそれがあった。上記の特許文献1〜3に示される構成では、このような問題を解決するに至っていない。
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、空気入りタイヤにおいて、タイヤ内面の凹凸又は曲面に対応でき、かつ、走行時の衝撃を吸収し、取付部材の破壊が避けられ、取付時の工数削減と接着性の向上が図られ、デバイス取り付けの簡便化が達成できる空気入りタイヤを案出した。
本発明に係る請求項1に記載の空気入りタイヤは、タイヤ内面にデバイスを取り付けるためのデバイス取付用部材を備えた空気入りタイヤにおいて、該デバイス取付用部材は、取付ベースとクッション層とから構成され、該取付ベースは、デバイスを取り付けるためのものであって、該クッション層を介してタイヤ内面へ接着され、該クッション層は、多孔質体からなり、タイヤ内面への接着面が気泡又は凹凸のないスキン層であることを特徴とするものである。
上記のように構成したことにより、クッション層がタイヤ内面の凹凸又は曲面の形状に追従し変形して接着されるので、デバイス取付用部材がタイヤ内面に安定良く取り付けられる。また、クッション層を構成するスポンジ状の多孔質体はタイヤ内面の凹凸又は曲面の形状に追従して変形しても、その変形に伴う幅方向の変形が少ないため、ポアソン効果が少なく、また、タイヤ内面へ接着されるクッション層の接着面をスキン層にしていることにより接着性が向上する。さらに、クッション層を介してタイヤ内面に接着することにより、デバイスに対する走行時の衝撃や振動をクッション層が吸収するため、デバイスを含めデバイス取付用部材全体に及ぼす影響が少ないので寿命が延びる。
本発明に係る請求項2に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1において、クッション層が、取付ベースと接着剤層を介して接着され、取付ベースへの接着面が気泡又は凹凸のないスキン層であることを特徴とするものである。このように構成すると、クッション層に対する取付ベースの接着が完全なものとなる。
本発明に係る請求項3に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1において、取付ベースとクッション層とが一体成形されてなることを特徴とするものである。このように構成すれば、取付ベースとクッション層とを接着する工程が削減でき、しかも一体成形であるため分離しない。
本発明に係る請求項4に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜3のいずれか1項において、クッション層の厚みが、0.3mm〜10.0mmであることを特徴とするものである。クッション層の厚みが0.3mm未満であると薄すぎてタイヤ内面の凹凸又は曲面の形状に対応できない。逆に10.0mmを越えるとタイヤ内面に対するデバイスの取付安定性が損なわれる。
本発明に係る請求項5に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜4のいずれか1項において、クッション層の厚みが、クッション層が接着されるタイヤ内面の凹凸又は曲面に合わせた不均一な厚みであることを特徴とするものである。このように構成すると、クッション層に対してタイヤ内面の凹凸又は曲面による伸縮が少なくなるため、クッション層への負荷が軽減されるので、均衡のとれた適度のクッション性が得られる。
本発明に係る請求項6に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜5のいずれか1項において、クッション層の密度が、30kg/m〜600kg/mであることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項7に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜6のいずれか1項において、クッション層の25%圧縮硬さ(JIS K6254)10kPa〜1000kPaであることを特徴とするものである。
上記の請求項6及び7のように構成すると、クッション層がタイヤ内面の凹凸や曲面の形状に追従するので、追従による多方向への膨れ等が生じず、取り付けられるデバイスを維持する強度が確保される。なお、クッション層の密度が30kg/m未満である場合、設置に対するクッション層の強度が確保できない。600kg/mを超える場合は、タイヤ内面の凹凸や曲面に対する追従に伴って多方向への膨れが生じるため、接着性が低下する。クッション層の25%圧縮硬さ(JIS K6254)10kPa未満では、柔らかすぎてデバイスの固定が不安定になり、1000kPaを超える場合は、クッション層が硬すぎてタイヤ内面の凹凸や曲面の形状に追従できず、接着性が低下する。
本発明に係る請求項8に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜7のいずれか1項において、取付ベースを設置したクッション層の上面と取付ベースの設置面とにおいて、クッション層の上面が取付ベースの設置面と同一形状か又は取付ベースの設置面より大きいことを特徴とするものである。このように構成したことにより、取付ベースのクッション層に対する設置が安定したものとなり、設置性が向上する。逆に取付ベースの設置面よりクッション層の上面が小さいと取付ベースが不安定になり、設置性が悪化する。
本発明に係る請求項9に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜8のいずれか1項において、取付ベースとデバイスとが着脱自在の固定構造を備えていることを特徴とするものである。このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材からデバイスを取り外して新規のデバイスを装着するだけで容易に取り替えることができるので、作業性がよい。
本発明に係る請求項10に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜8のいずれか1項において、取付ベースとデバイスとが取り外し不能に固定されていることを特徴とするものである。このように構成すると、取付ベースとデバイスとの固定度が増大する。
本発明に係る請求項11に記載の空気入りタイヤは、上記の請求項1〜8のいずれか1項において、取付ベースにデバイスを緊締する緊締構造を備えていることを特徴とするものである。このように構成した場合には、デバイス側に取付ベースに対する着脱構造を備えておらずとも、容易に着脱できる利点がある。
本発明の空気入りタイヤは、上記のように構成したことにより、タイヤ内面の凹凸又は曲面に対応でき、かつ、走行時の衝撃を吸収し、取付部材の破壊が避けられ、取付時の工数削減と接着性の向上が図られ、デバイス取り付けの簡便化が達成できるものである。
本発明の第1の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを接着)の模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを接着)を平坦なタイヤ内面に接着した状態を示す概略断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを接着)を凹凸面を有するタイヤ内面に接着した状態を示す概略断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを接着)を凹状湾曲面を有するタイヤ内面に接着した状態を示す概略断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを接着)を凸状湾曲面を有するタイヤ内面に接着した状態を示す概略断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを一体成形)の模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るデバイス取付用部材(クッション体と取付ベースとを一体成形)を凹状湾曲面を有するタイヤ内面に接着した状態を示す概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る不均一デバイス取付用部材(タイヤ内面の凹凸面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成)の概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る不均一デバイス取付用部材の第1の変更例であって、デバイス取付用部材(タイヤ内面の凹状湾曲面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成)の概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る不均一デバイス取付用部材の第2の変更例であって、デバイス取付用部材(タイヤ内面の凸状湾曲面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成)の概略断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材(円板嵌め込み)側(雄側)とデバイス側(雌側)との着脱構造の概要を示し、図中(a)は断面図であり、図中(b)は斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第1の変更例であって、ラッチ式デバイス取付用部材(円板嵌め込み)側(雌側)とデバイス側(雄側)との着脱構造の概要を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第2の変更例であって、ラッチ式デバイス取付用部材(球体嵌め込み)側(雄側)とデバイス側(雌側)との着脱構造の概要を示し、図中(a)は断面図であり、図中(b)は斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第3の変更例であって、ラッチ式デバイス取付用部材(球体嵌め込み)側(雌側)とデバイス側(雄側)との着脱構造の概要を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第3の変更例におけるラッチ式デバイス取付用部材(球体嵌め込み)側(雌側)に縦型のデバイスを嵌合する状態を示し、図中(a)は分解図であり、図中(b)は完成図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第4の変更例であって、デバイス取付用部材(螺合ラッチ式)側(雌側)とデバイス側(雄側)との着脱構造の概要を示し、図中(a)は断面図であり、図中(b)は斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第4の変更例におけるデバイス取付用部材(螺合ラッチ式)側(雌側)に縦型のデバイスを嵌合する状態を示し、図中(a)は分解図であり、図中(b)は完成図である。 本発明の第4の実施形態に係るラッチ式デバイス取付用部材の第5の変更例であって、デバイス取付用部材(螺合ラッチ式)側(雄側)とデバイス側(雌側)との着脱構造の概要を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るネジ式デバイス取付用部材側とデバイス側との着脱構造の概要を示すは斜視図である。 本発明の第6の実施形態に係るプレート式デバイス取付用部材にドーム型デバイスを固定した状態を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の概要を示し、図中(a)は断面図であり、図中(b)は斜視図である。 本発明の第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材に横型のデバイスを装着する状態を示し、図中(a)は分解図であり、図中(b)は完成図である。 本発明の第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第1の変更例であって、図中(a)はベルトを外した状態を示す概略斜視図であり、図中(b)はベルトを取り付けた状態を示す概略断面図である。 本発明の第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第2の変更例であって、図中(a)は概略斜視図であり、図中(b)は概略断面図である。 本発明の第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第3の変更例であって、図中(a)は概略斜視図であり、図中(b)は概略断面図である。 タイヤ内にラッチ式又はネジ式のデバイス取付用部材を接着し、縦型のデバイスを取り付けた状態を示し、図中(a)はタイヤ幅方向の概略断面図であり、図中(b)はタイヤ周方向の概略断面図である。 タイヤ内にベルト式のデバイス取付用部材を接着し、横型のデバイスを取り付けた状態を示し、図中(a)はタイヤ幅方向の概略断面図であり、図中(b)はタイヤ周方向の概略断面図である。 タイヤ内にラッチ式のデバイス取付用部材を接着し、横型のデバイスを取り付けた状態を示し、図中(a)はタイヤ幅方向の概略断面図であり、図中(b)はタイヤ周方向の概略断面図である。
以下、本発明に係るタイヤ内面に接着するデバイスの取付用部材について、好適な実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各実施形態においては、デバイスを表す場合は、例として吸音材を使用するが、デバイスとしては吸音材に限られるものではない。
第1の実施形態
図1〜図5は第1の実施形態に係るクッション体と取付ベースとを接着した構成のデバイス取付用部材であって、図1に示すP1は、空気入りタイヤのタイヤ内面にデバイスを取り付けるためのデバイス取付用部材である。したがって、空気入りタイヤは、そのタイヤ内面にデバイス取付用部材P1が接着されて備えられ、当該デバイス取付用部材P1にデバイスの例として吸音材を取り付けることができる。デバイス取付用部材P1は、取付ベースA1とクッション層B1とから構成される。なお、図示するデバイス取付用部材P1の形状はこれに限られものではない。
取付ベースA1は、硬質の合成樹脂よりなるものであって、デバイスを取り付けるためのものであり、例えば、上部中央に設けた係合孔a1を使用してデバイスが取り付けられる。取付ベースA1は、図2に示すように、クッション層B1を介してタイヤ内面T1へ接着される。
クッション層B1は、スポンジ状の多孔質体からなり、中間部には伸縮性を有するクッション層本体b1が配置され、その上面は気泡又は凹凸のないスキン層b2が形成され、その下面は気泡又は凹凸のないスキン層b3が形成されてなる。下面のスキン層b3は、接着剤層c1を介してタイヤ内面T1に接着される。また、取付ベースA1は、クッション層B1における上面のスキン層b2に接着剤層c2を介して接着されており、クッション層B1に対する取付ベースA1の接着を完全なものとしている。
上記のように構成したことにより、クッション層B1中のクッション層本体b1がタイヤ内面T1の凹凸又は曲面の形状に追従し変形して接着されるので、デバイス取付用部材P1がタイヤ内面T1に安定良く取り付けることができる。図2は、タイヤ内面が平坦面である場合を示している。図3は、タイヤ内面T1が凹凸面である場合であって、クッション層B1中のクッション層本体b1がタイヤ内面T1の凹凸形状に追従して変形するので、タイヤ内面T1とクッション層B1のスキン層b3とが接着剤層c1を介して隙間なく接着される。図4は、タイヤ内面T1が凹状湾曲面である場合であって、クッション層B1中のクッション層本体b1がタイヤ内面T1が凹状湾曲面に追従して変形するので、タイヤ内面T1とクッション層B1のスキン層b3とが接着剤層c1を介して隙間なく接着される。図5は、タイヤ内面T1が凸状湾曲面である場合であって、クッション層B1中のクッション層本体b1がタイヤ内面T1が凸状湾曲面に追従して変形するので、タイヤ内面T1とクッション層B1のスキン層b3とが接着剤層c1を介して隙間なく接着される。
また、クッション層B1中のクッション層本体b1を構成するスポンジ状の多孔質体は、タイヤ内面T1の凹凸又は曲面の形状に追従して変形しても、その変形に伴う幅方向の変形が少ないため、ポアソン効果が少なく、また、タイヤ内面T1へ接着されるクッション層B1の接着面をスキン層b3にしていることにより接着性が向上する。さらに、クッション層B1を介してタイヤ内面T1に取付ベースA1を接着することにより、取付ベースA1に取り付けられたデバイスに対する走行時の衝撃や振動をクッション層B1が吸収するため、デバイスを含めデバイス取付用部材P1全体に及ぼす影響が少ないので寿命が延びる。
本実施形態においては、クッション層B1の厚みが1.5mmである。クッション層B1の厚みは0.3mm〜10.0mmであることが好ましく、クッション層B1の厚みが0.3mm未満であると薄すぎてタイヤ内面の凹凸又は曲面の形状に対応できない。逆に10.0mmを越えるとタイヤ内面に対するデバイスの取付安定性が損なわれる。クッション層B1の厚みが1.0mm〜5.0mmであることがさらに好ましい。
本実施形態においては、クッション層B1の密度が250kg/mである。クッション層B1の密度は30kg/m〜600kg/mであることが好ましく、100kg/m〜400kg/mであることがさらに好ましい。
本実施形態においては、クッション層B1の25%圧縮硬さ(JIS K6254)100kPaである。クッション層B1の25%圧縮硬さ(JIS K6254)10kPa〜1000kPaであることが好ましく、25%圧縮硬さ(JIS K6254)50kPa〜300kPaであることがさらに好ましい。
上記のようにクッション層B1の密度及び弾性係数を設定すると、クッション層B1がタイヤ内面T1の凹凸や曲面の形状に追従するので、追従による多方向への膨れ等が生じず、取り付けられるデバイスを維持する強度が確保される。なお、クッション層の密度が30kg/m未満である場合、設置に対するクッション層の強度が確保できない。600kg/mを超える場合は、タイヤ内面の凹凸や曲面に対する追従に伴って多方向への膨れが生じるため、接着性が低下する。クッション層の25%圧縮硬さ(JIS K6254)10kPa未満では、柔らかすぎてデバイスの固定が不安定になり、1000kPaを超える場合は、クッション層が硬すぎてタイヤ内面の凹凸や曲面の形状に追従できず、接着性が低下する。また、取付ベースA1を設置したクッション層B1の上面の面積は直径40mmであり、取付ベースA1の設置面の面積が直径30mmであり、クッション層B1の上面が取付ベースA1の設置面より大きくしている。クッション層B1の上面と取付ベースA1の設置面との面積比は100%〜200%の範囲が好ましい。このように構成すると、取付ベースA1のクッション層B1に対する設置が安定したものとなり、設置性が向上する。逆に取付ベースA1の設置面よりクッション層B1の上面が小さいと取付ベースが不安定になり、設置性が悪化する。
第2の実施形態
図6及び図7は第2の実施形態に係るクッション体と取付ベースとを一体成形で構成したデバイス取付用部材であり、その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で使用した符号と同一符号は第1の実施形態の説明を援用し、本実施形態での説明は省略する。
図6及び図7に示すデバイス取付用部材P2は、空気入りタイヤのタイヤ内面にデバイスを取り付けるためのものであり、取付ベースA2とクッション層B2とを一体成形により構成したものである。したがって、取付ベースA2とクッション層B2とを接着する工程が削減でき、しかも一体成形であるため分離しない。なお、図示するデバイス取付用部材P2の形状はこれに限られものではない。また、図7は、タイヤ内面T1が凹状湾曲面である場合であって、クッション層B2中のクッション層本体b1がタイヤ内面T1が凹状湾曲面に追従して変形するので、タイヤ内面T1とクッション層B2のスキン層b3とが接着剤層c1を介して隙間なく接着される。
なお、図示は省略するが、第1の実施形態と同様にタイヤ内面T1が凹凸面であっても凸状湾曲面であっても、その形状に追従して変形するので、タイヤ内面T1とクッション層B2のスキン層b3とが接着剤層c1を介して隙間なく接着される。また、本実施形態における取付ベースA2とクッション層B2とを一体成形により構成した以外の第1の実施形態の構成に基づく作用効果は、本実施形態においても同様である。
第3の実施形態
図8は、第3の実施形態に係るデバイス取付用部材であって、特にタイヤ内面の凹凸面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成したデバイス取付用部材であり、その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で使用した符号と同一符号は第1の実施形態の説明を援用し、本実施形態での説明は省略する。
図8に示すデバイス取付用部材P3は、空気入りタイヤのタイヤ内面にデバイスを取り付けるためのものであり、取付ベースA1にクッション層B3を接着したものである。なお、図示するデバイス取付用部材P3の形状はこれに限られものではない。クッション層B3は、そのスキン層b3からなる底面b4にタイヤ内面の凹凸面に合わせた凹凸が形成されている。このように構成すると、クッション層B3に対してタイヤ内面の凹凸による伸縮が少なくなるため、クッション層B3への負荷が軽減されるので、均衡のとれた適度のクッション性が得られる。なお、本実施形態におけるクッション層B3の底面b4にタイヤ内面の凹凸面に合わせた凹凸を形成した構成以外の第1の実施形態の構成に基づく作用効果は、本実施形態においても同様である。
[第3の実施形態の第1の変更例]
図9は、第3の実施形態に係るデバイス取付用部材の第1の変更例である。当該変更例におけるデバイス取付用部材P31は、タイヤ内面の凹状湾曲面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成したものである。すなわち、図9に示すデバイス取付用部材P31は、空気入りタイヤのタイヤ内面にデバイスを取り付けるためのものであり、取付ベースA1にクッション層B31を接着したものである。なお、図示するデバイス取付用部材P31の形状はこれに限られものではない。クッション層B31は、そのスキン層b3からなる底面b41にタイヤ内面の凹状湾曲面に合わせた凸状湾曲面が形成されている。このように構成すると、クッション層B31に対してタイヤ内面の凹状湾曲面による伸縮、例えばクッション層B31の周縁部に生ずる伸縮が少なくなるため、クッション層B31への負荷が軽減されるので、均衡のとれた適度のクッション性が得られる。なお、本実施形態におけるクッション層B31の底面b41にタイヤ内面の凹状湾曲面に合わせた凸状湾曲面を形成した構成以外の第1の実施形態の構成に基づく作用効果は、本実施形態においても同様である。
[第3の実施形態の第2の変更例]
図10は、第3の実施形態に係るデバイス取付用部材の第2の変更例である。当該変更例におけるデバイス取付用部材P32は、タイヤ内面の凸状湾曲面に合わせてクッション体の厚みを不均一に構成したものである。すなわち、図10に示すデバイス取付用部材P32は、空気入りタイヤのタイヤ内面にデバイスを取り付けるためのものであり、取付ベースA1にクッション層B32を接着したものである。なお、図示するデバイス取付用部材P32の形状はこれに限られものではない。クッション層B32は、そのスキン層b3からなる底面b42にタイヤ内面の凸状湾曲面に合わせた凹状湾曲面が形成されている。このように構成すると、クッション層B32に対してタイヤ内面の凸状湾曲面による伸縮、例えばクッション層B32の中央部に生ずる伸縮が少なくなるため、クッション層B32への負荷が軽減されるので、均衡のとれた適度のクッション性が得られる。なお、本実施形態におけるクッション層B32の底面b42にタイヤ内面の凹状湾曲面に合わせた凸状湾曲面を形成した構成以外の第1の実施形態の構成に基づく作用効果は、本実施形態においても同様である。
第4の実施形態
第4の実施形態は、デバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造、特にラッチ式の固定構造の例を示す。
図11(a)(b)に示すように、取付ベースA4は、中央部に凹部a2を設けた円錐台形状をなし、凹部a2の中央には、上端に円板a3を有する凸部よりなる嵌合雄部a4が形成されたものである。図示は省略するが、取付ベースA4の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。取付ベースA4に嵌め込まれるデバイスの取付端部D4には、その中央に前記嵌合雄部a4に合致する孔状の嵌合雌部d4が設けられている。嵌合雄部a4及び嵌合雌部d4はラッチ式の固定構造をなしている。そして、取付ベースA4に対してデバイスの取付端部D4を押し込むと、取付ベースA4の嵌合雄部a4にデバイスの取付端部D4の嵌合雌部d4が嵌め込まれることにより、取付ベースA4にデバイスの取付端部D4が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA4及びデバイスの取付端部D4の形状はこれに限られものではない。
このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA4からデバイスの取付端部D4を引き抜けば、デバイスが取り外せるので、その後に、取付端部D4を有する新規のデバイスを押し込めば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
[第4の実施形態の第1の変更例]
図12は、第4の実施形態に係るデバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造の第1の変更例である。当該変更例における取付ベースA41及びデバイスの取付端部D41は、第4の実施形態における取付ベースA4及びデバイスの取付端部D4を逆の構造にしたものである。
すなわち、図12に示すように、デバイスの取付端部D41は、中央部に凹部d21を有し、凹部d21の中央には、上端に円板d31を有する凸部よりなる嵌合雄部d41が形成されたものである。デバイスの取付端部D41に嵌め込まれる取付ベースA41は、円錐台形状の形態をなし、その中央に前記嵌合雄部d41に合致する孔状の嵌合雌部a41が設けられている。図示は省略するが、取付ベースA41の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。嵌合雄部d41及び嵌合雌部a41はラッチ式の固定構造をなしている。そして、取付ベースA41に対してデバイスの取付端部D41を押し込むと、取付ベースA41の嵌合雌部a41にデバイスの取付端部D41の嵌合雄部d41が嵌め込まれることにより、取付ベースA41にデバイスの取付端部D41が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA41及びデバイスの取付端部D41の形状はこれに限られものではない。
このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA41からデバイスの取付端部D41を引き抜けば、デバイスが取り外せるので、その後に、取付端部D41を有する新規のデバイスを押し込めば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
[第4の実施形態の第2の変更例]
図13は、第4の実施形態に係るデバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造の第2の変更例である。当該変更例における取付ベースA42及びデバイスの取付端部D42は、第4の実施形態における取付ベースA4において、凸部よりなる嵌合雄部a4上端の円板a3を球体に変更したものであり、デバイスの取付端部D4は前記球体に合致させた孔状に変更したものである。
すなわち、図13(a)(b)に示すように、取付ベースA42は、中央部に凹部a22を設けた円錐台形状をなし、凹部a22の中央には、上端に球体a32を有する凸部よりなる嵌合雄部a42が形成されたものである。図示は省略するが、取付ベースA42の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。取付ベースA42に嵌め込まれるデバイスの取付端部D42には、その中央に前記嵌合雄部a42に合致する孔状の嵌合雌部d42が設けられている。嵌合雄部a42及び嵌合雌部d42はラッチ式の固定構造をなしている。そして、取付ベースA42に対してデバイスの取付端部D42を押し込むと、取付ベースA42の嵌合雄部a42にデバイスの取付端部D42の嵌合雌部d42が嵌め込まれることにより、取付ベースA42にデバイスの取付端部D42が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA42及びデバイスの取付端部D42の形状はこれに限られものではない。
このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA42からデバイスの取付端部D42を引き抜けば、デバイスが取り外せるので、その後に、取付端部D42を有する新規のデバイスを押し込めば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
[第4の実施形態の第3の変更例]
図14は、第4の実施形態に係るデバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造の第3の変更例である。当該変更例における取付ベースA43及びデバイスの取付端部D43は、第4の実施形態の第2の変更例における取付ベースA42及びデバイスの取付端部D42を逆の構造にしたものである。
すなわち、図14に示すように、デバイスの取付端部D43は、中央部に凹部d23を有し、凹部d23の中央には、上端に球体d33を有する凸部よりなる嵌合雄部d43が形成されたものである。デバイスの取付端部D43に嵌め込まれる取付ベースA43には、円錐台形状の形態をなし、その中央に前記嵌合雄部d43に合致する孔状の嵌合雌部a43が設けられている。図示は省略するが、取付ベースA43の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。嵌合雄部d43及び嵌合雌部a43はラッチ式の固定構造をなしている。そして、取付ベースA43に対してデバイスの取付端部D43を押し込むと、取付ベースA43の嵌合雌部a43にデバイスの取付端部D43の嵌合雄部d43が嵌め込まれることにより、取付ベースA43にデバイスの取付端部D43が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA43及びデバイスの取付端部D43の形状はこれに限られものではない。
図15(a)(b)は、前記デバイスの取付端部D43に縦型の吸音材Vを配したデバイスVDを取付ベースA43に取り付ける状態を示す。
このように構成すると、デバイスVDを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA43からデバイスの取付端部D43を引き抜けば、デバイスVDが取り外せるので、その後に、取付端部D43を有する新規のデバイスVDを押し込めば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
[第4の実施形態の第4の変更例]
図16は、第4の実施形態に係るデバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造の第4の変更例である。当該変更例における取付ベースA44及びデバイスの取付端部D44は、第4の実施形態及びその第1〜第3の変更例に示す嵌め込み式に変えてラッチ式の螺合構造にしたものである。
すなわち、図16(a)(b)に示すように、取付ベースA44は、中央部に凹部a24を設けた円錐台形状をなし、凹部a24の内壁には周方向に部分的に雌側段差a44が形成されたものである。図示は省略するが、取付ベースA44の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。取付ベースA44に螺合するデバイスの取付端部D44には、その外壁に取付ベースA44に形成された雌側段差a44に噛み合う雄側段差d44が周方向に部分的に形成されたものである。雌側段差a44及び雄側段差d44はラッチ式の固定構造をなしている。そして、取付ベースA44における雌側段差a44が形成されていない部分にはデバイスの取付端部D44における雄側段差d44が形成されている部分を挿入することができ、その挿入状態でデバイスの取付端部D44を回転させると取付ベースA44における雌側段差a44とデバイスの取付端部D44における雄側段差d44とが噛み合って取付ベースA44にデバイスの取付端部D44が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA44及びデバイスの取付端部D44の形状はこれに限られものではない。
図17(a)(b)は、前記デバイスの取付端部D44に縦型の吸音材Vを配したデバイスVDを取付ベースA44に取り付ける状態を示す。
このように構成すると、デバイスVDを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA44からデバイスの取付端部D44を回転させて引き抜けば、デバイスVDが取り外せるので、その後に、取付端部D44を有する新規のデバイスVDを押し込んで回転させれば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
[第4の実施形態の第5の変更例]
図18は、第4の実施形態に係るデバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造の第5の変更例である。当該変更例における取付ベースA45及びデバイスの取付端部D45は、第4の実施形態の第4の変更例における取付ベースA44及びデバイスの取付端部D44を逆の構造にしたものである。
すなわち、図18に示すように、デバイスの取付端部D45は、中央部に凹部d25を有し、凹部d25の内壁には周方向に部分的に雌側段差d45が形成されたものである。デバイスの取付端部D45に螺合する取付ベースA45には、その外壁にデバイスの取付端部D45に形成された雌側段差d45に噛み合う雄側段差a45が周方向に部分的に形成されたものである。図示は省略するが、取付ベースA45の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。雌側段差d45及び雄側段差a45はラッチ式の固定構造をなしている。そして、デバイスの取付端部D45における雌側段差d45が形成されている部分には取付ベースA45における雄側段差a45が形成されていない部分を挿入することができ、その挿入状態でデバイスの取付端部D45を回転させると取付ベースA45における雄側段差a45とデバイスの取付端部D45における雌側段差d45とが噛み合って取付ベースA45にデバイスの取付端部D45が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA45及びデバイスの取付端部D45の形状はこれに限られものではない。
このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA45からデバイスの取付端部D45を回転させて引き抜けば、デバイスが取り外せるので、その後に、取付端部D45を有する新規のデバイスを押し込んで回転させれば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
第5の実施形態
第5の実施形態は、デバイス取付用部材側の取付ベースとデバイス側との着脱自在の固定構造、特にネジ式の固定構造の例を示す。
図19に示すように、取付ベースA5は、円錐台形状になし、その上面中央に雌ネジ部a5を形成してなるものである。図示は省略するが、取付ベースA5の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。取付ベースA5に螺合するデバイスの取付端部D5は円板体の下面中央に、前記取付ベースA5の雌ネジ部a5に螺合する雄ネジ部d5を設けたものである。そして、取付ベースA5の雌ネジ部a5に対してデバイスの取付端部D5の雄ネジ部d5を回転させてねじ込むと、取付ベースA5にデバイスの取付端部D5が取り付けられることになる。なお、図示する取付ベースA5及びデバイスの取付端部D5の形状はこれに限られものではない。
このように構成すると、デバイスを取り替える必要が生じたときに、デバイス取付用部材の取付ベースA5からデバイスの取付端部D5を逆回転させて引き抜けば、デバイスが取り外せるので、その後に、取付端部D5を有する新規のデバイスを回転させてねじ込めば装着することができるので、容易に取替作業を行うことができる。
上記第4の実施形態及び第5の実施形態(変更例を含む)においては、嵌合やねじ込みで分離や結合するタイプであるため、嵌合音や装着時の感触により係合したことが確認できるので、ユーザビリティが向上する。また、取り付けや取り外しが繰り返し行えるので、コスト面に優れ、デバイス等の取り付け対象物のみの交換が可能となる。さらに一方向のみのラッチ機構にすることで、容易に取り外すことができず、外れ難い利点があるので、安全面や脱落等に対する安全性が向上する。
第6の実施形態
第5の実施形態は、デバイス取付用部材側の取付ベースとデバイスとが取り外し不能に固定される例を示す。
図20において、A6は矩形の平板体よりなるプレート式の取付ベースを示し、当該取付ベースA6にドーム型吸音材からなるデバイスDDが接着されたものである。図示は省略するが、取付ベースA6の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。なお、図示する取付ベースA6の形状はこれに限られものではない。このように構成すると、取付ベースA6とデバイスDDとの固定度が増大する。なお、取付ベースA6及びデバイスDDに第4〜第5の実施形態(変更例を含む)に示す固定構造を採用して、取付ベースA6に対してデバイスDDを着脱可能な構成にしてもよい。
第7の実施形態
第7の実施形態は、デバイス取付用部材側の取付ベースに、デバイスを緊締する緊締構造を設けたものである。
図21(a)(b)に示すように、取付ベースA7は、円錐台形状の形態をなすベース部A17と、緊締構造として、その上面に接着されている帯状の緊締ベルトA27とから構成される。なお、取付ベースはベース部に緊締ベルトを貫通させた構造としてもよい。図示は省略するが、ベース部A17の底面には第1〜第3の実施形態(変更例を含む)で説明したクッション層が配されている。なお、図示するベース部A17及び緊締ベルトA27の形状はこれに限られものではない。また、緊締ベルトA27は、伸縮性を有しており、また、その両端部には、それぞれその両端部同士を結合する面ファスナーを備えている。したがって、当該緊締ベルトA27を使用して、吸音材を含む適宜のデバイスを緊締して取付ベースA7に固定することができる。なお、緊締ベルトA27の両端部に備えた面ファスナーはこれに限られるものではなく、緊締ベルトA27の両端部同士を結合する適宜の連結具を使用してもよい。また、緊締ベルトA27は、必ずしも伸縮性を有していなくてもよい。
図22(a)(b)は、本実施形態における取付ベースに横型の吸音材Hを取り付ける状態を示す。なお、図22(a)(b)に示す取付ベースA7’は、ベース部A17’に緊締ベルトA27’を貫通させている例を示す。
このように構成した場合には、取付ベースA7自体はベース部A14と緊締ベルトA27との一体型となり、一体としての成型が可能であると共に対象物であるデバイスに対する加工やデバイス側に取付ベースA7に対する着脱構造を備える必要がなく、デバイスを容易に着脱でき、さらに面ファスナーのような機構であれば、取り付けや取り外しが簡易であり繰り返しての取り付け及び取り外しが可能であり、また、結束バンドのような機構であれば、外れ難く、また、締め付けによる固定が容易であるため、コストや成型性の点で優れる。また、取り付け対象の大きさに対して融通が利くので、対象物への汎用や対応性に優れる。
[第7の実施形態の第1の変更例]
図23は、第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第1の変更例である。当該変更例におけるベルト式デバイス取付用部材A71は、図23(a)(b)に示すように、タイヤ内面T1に接着したクッション層B171の上面に取付ベースA171を接着して構成したものであり、取付ベースA171に形成されている貫通孔A171aに緊締ベルトA271を挿入し、当該緊締ベルトA271によりデバイスを固定する仕組みになっている。
[第7の実施形態の第2の変更例]
図24は、第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第2の変更例である。当該変更例におけるベルト式デバイス取付用部材A72は、図24(a)(b)に示すように、タイヤ内面T1に接着したクッション層B172の上面に取付ベースA172を接着し、さらに当該取付ベースA172の上面に緊締ベルトA272を接着して構成したものであり、符号A172aは接着層である。そして、当該変更例におけるベルト式デバイス取付用部材A72は、構成中の緊締ベルトA272によりデバイスを固定する仕組みになっている。
[第7の実施形態の第3の変更例]
図25は、第7の実施形態に係るベルト式デバイス取付用部材の第3の変更例である。当該変更例におけるベルト式デバイス取付用部材A73は、図25(a)(b)に示すように、タイヤ内面T1に接着したクッション層B173の上面に取付ベースA173を接着して構成したものである。当該取付ベースA173は、一体成形により、その上面に緊締ベルトA273が取り付けられてなるものである。そして、当該変更例におけるベルト式デバイス取付用部材A73は、構成中の緊締ベルトA273によりデバイスを固定する仕組みになっている。
[比較試験]
次に本発明に係るデバイス取付用部材について、以下の条件の下に、下記の実施例1〜6及び比較例1〜4について比較試験を行った。
テスト方法:ドラム走行 120km/h,荷重6030N
テストタイヤ:235/50R18
一定の走行距離間隔で,取り付け部を確認し,剥がれもしくは破壊時の走行距離を指数比較した。比較例1のクッション層を設けずに直接張り付けたものを指数100とし、数値が高くなればなるほど効果が高いことを示す。
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。図26(a)(b)に示すように、デバイスである吸音材のタイプは縦型である。
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがネジ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがベルト式である。デバイスである吸音材のタイプは横型であり、タイヤ内面に図27(a)(b)に示すように取り付けられている。
クッション層を有し、その厚みが10mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が30kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層を有する。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは横型であり、タイヤ内面に図28(a)(b)に示すように取り付けられている。
[比較例1の構成]
クッション層が無い。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
[比較例2の構成]
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層が無い。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
[比較例3の構成]
クッション層を有し、その厚みが1.5mmであり、密度が1000kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層が無い。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。
[比較例4の構成]
クッション層を有し、その厚みが20mmであり、密度が250kg/mであり、取付ベースに対する接着面がスキン層が無い。取付ベースとデバイスとの取付タイプがラッチ式である。デバイスである吸音材のタイプは縦型であり、タイヤ内面に図26(a)(b)に示すように取り付けられている。

Figure 0006095971

[比較試験の結果]
上記実施例1については、密度も調整されており、強度と追従するための変形のバランスがとれていた。また、スキン層により接着性も十分であった。
上記実施例2については、ネジ式での固定により係合の接触面積が確保でき、ラッチ式よりも若干耐久性が良かった。
上記実施例3については、ベルト式では,デバイス全体を固定するため保持力は高かった。また、デバイスのサイズに対応できた。デバイスの強度に依存することが判明した。
上記実施例4については、実施例1に対してクッション層の耐久性が低下したが、問題のない数値であった。
上記実施例5については、実施例1に対してクッション層の耐久性が低下したが、問題のない数値であった。
上記実施例6については、曲げを付けることで,デバイスの長さに対応できた。取り付けが2点になることで耐久性が向上した。
上記比較例1については、タイヤ内面の凹凸に追従できなかった。接着強度不足により剥離が生じた。取り付け部への負荷が大きかったことにより破壊が生じた。
上記比較例2については、クッション層にスキン層がないため接着力不足で剥離が生じた。
上記比較例3については、密度が大きいため、タイヤ内面の凹凸に追従できなかった。また、接着力不足のため剥離が生じた。
上記比較例4については、クッション層の厚みが大きすぎたため、デバイスの固定が不安定となり、クッション層に破壊が生じた。
以上の比較試験の結果、本発明の範囲に入る実施例1〜6の構成については良好な結果が出た。本発明の範囲に入らない比較例1〜4については、結果は芳しくなかった。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
P1……デバイス取付用部材
T1……タイヤ内面
A1……取付ベース
a1……係合孔
B1……クッション層
b1……クッション層本体
b2……スキン層
b3……スキン層
c1……接着剤層
c2……接着剤層
P2……デバイス取付用部材
A2……取付ベース
B2……クッション層
P3……デバイス取付用部材
B3……クッション層
b4……スキン層の底面
P31…デバイス取付用部材
B31…クッション層
b41…スキン層の底面
P32…デバイス取付用部材
B32…クッション層
b42…スキン層の底面
A4……取付ベース
a2……凹部
a3……円板
a4……嵌合雄部
D4……デバイスの取付端部
d4……嵌合雌部
A41…取付ベース
D41…デバイスの取付端部
d21…凹部
d31…円板
d41…嵌合雄部
a41…嵌合雌部
A42…取付ベース
D42…デバイスの取付端部
a22…凹部
a32…球体
a42…嵌合雄部
d42…嵌合雌部
A43…取付ベース
D43…デバイスの取付端部
d23…凹部
d33…球体
d43…嵌合雄部
a43…嵌合雌部
V………縦型の吸音材
VD……デバイス
A44…取付ベース
D44…デバイスの取付端部
a24…凹部
a44…雌側段差
d44…雄側段差
A45…取付ベース
D45…デバイスの取付端部
d25…凹部
d45…雌側段差
a45…雄側段差
A5……取付ベース
a5……雌ネジ部
D5……デバイスの取付端部D5
d5……雄ネジ部
A6……取付ベース
DD……デバイス
A7……取付ベース
A17…ベース部
A27…緊締ベルト
A71…ベルト式デバイス取付用部材A71
A171…取付ベース
A171a…貫通孔
A271…緊締ベルト
B171…クッション層
A72…ベルト式デバイス取付用部材
A172…取付ベース
A172a…接着層
A272…緊締ベルト
B172…クッション層
A73…ベルト式デバイス取付用部材
A173…取付ベース
A273…緊締ベルト
B173…クッション層
H………横型の吸音材

Claims (11)

  1. タイヤ内面にデバイスを取り付けるためのデバイス取付用部材を備えた空気入りタイヤにおいて、
    該デバイス取付用部材は、取付ベースとクッション層とから構成され、
    該取付ベースは、デバイスを取り付けるためのものであって、該クッション層を介してタイヤ内面へ接着され、
    該クッション層は、多孔質体又は不織布からなり、タイヤ内面への接着面が気泡又は凹凸のないスキン層が形成されている
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. クッション層が、取付ベースと接着剤層を介して接着され、取付ベースへの接着面が気泡又は凹凸のないスキン層であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 取付ベースとクッション層とが一体成形されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. クッション層の厚みが、0.3mm〜10.0mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. クッション層の厚みが、クッション層が接着されるタイヤ内面の凹凸又は曲面に合わせた不均一な厚みであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. クッション層の密度が、30kg/m〜600kg/mであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. クッション層の25%圧縮硬さ10kPa〜1000kPaであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 取付ベースを設置したクッション層の上面と取付ベースの設置面とにおいて、クッション層の上面が取付ベースの設置面と同一形状か又は取付ベースの設置面より大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 取付ベースとデバイスとが着脱自在の固定構造を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 取付ベースとデバイスとが取り外し不能に固定されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 取付ベースにデバイスを緊締する緊締構造を備えていることを特徴とする請求項1〜8に記載の空気入りタイヤ。
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