JP6505059B2 - 画像表示装置および表示素子 - Google Patents

画像表示装置および表示素子 Download PDF

Info

Publication number
JP6505059B2
JP6505059B2 JP2016152689A JP2016152689A JP6505059B2 JP 6505059 B2 JP6505059 B2 JP 6505059B2 JP 2016152689 A JP2016152689 A JP 2016152689A JP 2016152689 A JP2016152689 A JP 2016152689A JP 6505059 B2 JP6505059 B2 JP 6505059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
light
display element
light source
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016152689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018022025A (ja
Inventor
三浦 聖志
聖志 三浦
和隆 猪口
和隆 猪口
中島 里志
里志 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016152689A priority Critical patent/JP6505059B2/ja
Publication of JP2018022025A publication Critical patent/JP2018022025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6505059B2 publication Critical patent/JP6505059B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Description

本発明は、原画からの光を観察者の眼に導くことで観察者に観察画像を提示するヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の画像表示装置に関する。
観察者の頭部に装着され、その観察者の左右の眼に観察画像を提示するHMDは、右眼用原画と左眼用原画を左右のLCD等の表示素子に表示し、右眼用原画と左眼用原画からの光をそれぞれ右眼用と左眼用の観察光学系を介して左右の眼(射出瞳)に導く。このような画像表示装置には、小型でかつ広画角な画像観察が可能であることが求められる。
特許文献1および特許文献2には、それぞれパワーを有する偏心反射面を複数有する偏心プリズムを用いたHMD用の観察光学系が開示されている。
特開平10−153748号公報 特開2000−105338号公報
HMDにおいて原画の中心から射出瞳の中心に進む主光線である中心画角主光線は、観察光学系が共軸光学系である場合は、表示素子からその表示面に垂直な方向(表示面の法線方向)に出射して観察光学系の光軸上を進む。しかしながら、観察光学系が偏心した光学面(屈折面や反射面)を有する偏心光学系である場合は、中心画角主光線が表示素子の法線方向に対して傾いていることが多い、また、その他の画角の主光線にも偏りが生じる。
一方、一般的な表示素子は、その表示面の法線方向において輝度や色純度が最も高いという表示特性を有する。
HMDにおいては、視野の中心付近の領域が最も観察者により注視されることが多い。しかし、偏心光学系である観察光学系に対して一般的な表示特性を有する表示素子を組み合わせると、視野の中心付近の領域において輝度や色純度が低下し、明るさむらや色むらが生じる。このような問題に対して、偏心光学系を通る中心画角主光線を、画角を広くし、かつ結像性能を高くしつつ表示素子の表示面からその法線方向に出射する光線とすることは困難である。
本発明は、中心画角主光線が表示素子の表示面の法線方向に対して傾いている場合でも良好な画像観察を可能とする画像表示装置を提供する。また、このような画像表示装置に好適な表示素子も提供する。
本発明の一側面としての画像表示装置は、原画を表示する表示素子と、原画からの光を射出瞳に導く観察光学系とを有する。観察光学系は、原画の中心から射出瞳の中心に向かう中心画角主光線を反射する反射面を有しており、中心画角主光線の光路のうち反射面による反射の前後の部分を含む第1の断面において、中心画角主光線は表示素子から該表示素子の表示面に垂直な第1の方向に対して傾いた第2の方向に出射し、表示素子は、複数の光源と、該光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有し、第2の方向での表示特性が第1の方向での表示特性よりも高いことを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての画像表示装置は、上記画像表示装置において各光源とカラーフィルタとが互いに離間していること、または第1の断面において各光源の中心と該光源に対応するカラーフィルタの中心とを結んだ直線が第1の方向に対して傾く方向が第2の方向が第1の方向に対して傾く方向と同じであることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての表示素子は、複数の光源と、光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有する。該表示素子は、各光源の中心と該光源に対応するカラーフィルタの中心とを結んだ直線が、該表示素子の表示面に垂直な方向に対して傾いていることを特徴とする。
さらに本発明の一側面としての表示素子は、複数の光源と、光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタと、複数の光源のそれぞれから該表示素子の表示面に垂直な方向に発せられた光を該垂直な方向に対して互いに同じ方向に傾かせる光学素子とを有することを特徴とする。
本発明によれば、中心画角主光線が表示素子の表示面の法線方向に対して傾いている場合でも良好な画像観察を可能とする画像表示装置を実現することができる。さらに、このような画像表示装置に好適な表示素子も実現することができる。
本発明の実施例1における座標系を説明する図。 実施例1における近軸表示面と理想像面との傾き角度αiを示す図。 実施例1における偏心反射曲面と表示面との間に反射平面を配置した場合を示す図。 実施例1における表示素子と複数の偏心反射曲面を有する観察光学系とを含むHMDの構成を示す断面図。 実施例1における各画角主光線の極角と方位角の定義を示す図。 実施例1における各画角主光線の極角および方位角の分布を示す図。 従来の有機EL素子とカラーフィルタを積層した表示素子の構成を示す断面図。 実施例1における有機EL素子とカラーフィルタとを積層した表示素子の構成を示す断面図。 本発明の実施例2における表示素子の構成を示す断面図。 本発明の実施例3における表示素子の構成を示す断面図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例1である画像表示装置としてのHMDは、観察光学系として偏心光学系を用いるとともに、該偏心光学系を通した良好な画像観察を可能とする表示素子を用いている。
観察光学系として偏心光学系を用いることで、表示素子に表示された画像である原画の中心から観察光学系の射出瞳の中心に向かう中心画角主光線が、表示素子からその表示面に垂直な第1の方向に対して傾いた第2の方向に出射する。まず、このことについて説明する。以下の説明では、観察光学系(偏心光学系)を単に光学系といい、表示素子の表示面(後述するカバーガラスの表面)を単に表示面という。また、表示面に垂直な第1の方向を該表示面の法線方向といい、中心画角主光線が表示素子から出射する第2の方向を中心画角主光線の出射方向という。ここでは、光学系の例として、偏心したパワーを持つ反射面(偏心反射曲面)を1つのみ有する光学系を挙げ、像面と中心画角主光線との関係を説明する。説明を簡単にするため、偏心反射曲面を曲率半径R1の球面(以下、反射球面という)とする。
図1(A),(B)には、逆光線追跡における光学系の入射瞳中心位置をグローバル座標の原点(X,Y,Z)=(0,0,0)とし、該原画の中心に向かう軸をZ軸、該Z軸に直交する方向をY軸とした場合のYZ断面を示している。X軸は、XYZ座標系が右手系をなすように、すなわち図の紙面の奥に向かう方向を正方向とするようにY軸およびZ軸に対して直交する軸である。
図1(A)において、上記グローバル座標の原点からt1の距離に曲率半径R1の反射球面を配置したときに該反射球面が偏心していない場合の座標系をy1z1座標とする。該反射球面の面頂点は、グローバル座標系において(X,Y,Z)=(0,0,t1)(図では(Y0,Z0)=(0,t1))の位置にある。この位置において,反射球面を角度αだけ傾けて配置したときに該反射球面に対する面頂点での法線方向をz1′軸とし、接線方向をy1′軸とする座標系y1′z1′を、本構成における反射球面のローカル座標系とする。チルト回転角αは、X軸の正方向に対して左回り方向を正とする。図1(A)では、αの符号は負である。
逆光線追跡におけるZ軸の方向に進行する中心画角主光線は、反射球面においてZ軸に対して2αだけ傾いた方向に反射される。本構成における焦点距離fを、共軸光学系と同様に、f=R1/(n′−n)とする。本構成においては反射球面の前後の媒質は空気であるため、それぞれの屈折率をn=1、n′=−1とするとf=−R1/2である。反射球面は、R1<0の場合にf>0、すなわち屈折力φ=1/fに相当する正のパワー(集光作用)を有する。
Z軸方向に進行するZ軸周りの微小平行光束は、グローバル座標系で、
(X,Y,Z)=(0,−f*sin(2α),t1−f*cos(2α))
(図では(Y11,Z11)=(−f*sin(2α),t1−f*cos(2α)))
の位置に結像する。ここで、中心画角主光線に対して直交する面を理想像面と定義し、その座標系をyi′zi′とする。
一方、図1(B)に示すように、瞳中心を通り、YZ断面内での画角ωの主光線が、曲率半径がR1で角度αだけ偏心した反射球面と交差する箇所を(Y11,Z11)とする。反射球面を傾けたことによる反射球面の曲率中心はy1z1座標系において、
(−R1*sin(α)、−R1*cos(α))
の位置にあり、反射球面の曲率中心から(Y11,Z11)まで延ばした直線の傾きをα2とすると、
−R1*sin(α2)−(−R1*sin(α))=Y11
−R1*cos(α2)−(−R1*cos(α))=Z11
である。
画角ωの主光線は曲率半径R1の反射球面上のヒットポイント(Y11,Z11)において反射された後に、Z軸と平行な直線に対して角度(ω−2*α2)の方向に反射される。また、角度αだけ偏心しているのは反射球面であるため、画角ωの主光線のヒットポイント(Y11,Z11)においても曲率半径がR1であることは変わらない。このため、画角ωの主光線付近の微小平行光束の焦点距離も、
f=R1/(n′−n)
であり、画角ωの微小光束は、
(Yi1,Zi1)
=(Y11+f*sin(ω−2*α2),Z11−f*cos(ω−2*α2))
の位置に結像する。
画角ωが微小角度である場合に、
(Yi0,Zi0)=(−f*sin(2α),t1−f*cos(2α))
と、
(Yi1,Zi1)
=(Y11+f*sin(ω−2*α2),Z11−f*cos(ω−2*α2))
とを結ぶ直線が、光学系が偏心したことによる近軸像面となる。この直線を含む断面を近軸表示面と考え、該近軸表示面がxi″yi″面となるような座標系をyi″zi″とする。近軸表示面と前述した理想像面との傾き角度αiはyi′軸からyi″軸への回転角であり、これを光学面のチルト角αと曲率半径R1に対して求めた結果を図2に示す。図2は、反射球面の曲率半径R1[mm]とチルト回転角α[°]に対する理想像面からの近軸表示面傾き角度αiを示す3次元グラフである。グローバル原点(X,Y,Z)=(0,0,0)から反射球面の面頂点(X,Y,Z)=(0,0,t1)までの距離t1を20mmから5mmおきに35mmまで変化させた4つの場合について、それぞれの計算結果から3次元グラフを生成している。
光学系の射出瞳からこれに最も近接する光学面である偏心した反射球面との間のアイレリーフに相当する距離t1に応じて多少の違いは生じるが、基本的には光学面のチルト角が大きいほどおよびパワーが強い(曲率が大きい)ほど、傾き角αiは大きくなる。
以上、反射球面をチルトさせた場合について説明したが、反射球面のチルトはシフトでも同様に定義できるため、上述した傾きαiはチルトに限らずシフトも含めて一般的に反射球面が偏心した際に生じるものである。
偏心反射曲面を球面ではなく非球面としたり複数の偏心反射曲面を用いたりすることで傾き角αiを低減することは可能であるが、諸収差を低減させつつαiを0とすることは困難であるため、通常は多少の傾き角αiが与えられる。特に、偏心反射曲面の数が少ない場合には、光学系において主としてパワーを担う偏心反射曲面の傾き方向により生じる近軸表示面と理想像面との傾き方向に残存する場合が多い。すなわち、本実施例の構成であれば、主パワーを担う偏心反射曲面である球面を図面上で右回りにα回転させた場合に生じる近軸表示面と理想像面との傾きαiは図面上で左回りに生じる。このため、球面の非球面化等によってαiを低減させても、αiは左回り方向に残存することが多い。該傾き方向は、+Y方向を上方とすれば、中心画角主光線が表示素子から表示面の法線方向に対して角度−αiだけ斜め下方に出射する光線となる方向であり、その中心画角主光線が光学系の射出瞳に垂直に入射することとなる。また、反射が複数回となる(反射面が複数ある)場合も基本的には同じである。
図3には、偏心した曲率半径R1の反射曲面と表示面との間にY軸に平行な反射平面を配置した場合を示している。この図から分かるように、中心画角主光線が表示素子から表示面の法線方向に対して角度−αiだけ斜め下方に出射する光線となるようにすれば、光学系の射出瞳に対して垂直に入射することとなる。
したがって、反射面が複数ある場合も、表示素子からの中心画角主光線の出射方向(第2の方向)が、表示素子の表示特性が最も高い(良い)方向、例えば輝度が最大となる方向となるように表示素子の表示特性を設定すればよい。表示素子の特性の設定(変更)方法については後述する。
なお、表示素子の表示特性が最も高い方向(以下、最大表示特性方向という)とは、輝度が最大となる方向だけでなく、輝度、色純度、コントラストおよび偏光純度のうち少なくとも1つが最大(最高)となる方向である。また、ここでは表示素子からの中心画角主光線の出射方向が最大表示特性方向となる場合を理想的な場合として説明するが、必ずしもそのような場合に限らず、中心画角主光線の出射方向での表示特性が表示面の法線方向での表示特性に比べて高ければよい。
また、偏心光学系では歪曲が非対称性を持つため、表示素子からの中心画角主光線の射出ポイントは必ずしも表示面の中心である必要はなく、光学系の射出瞳から観察画像(虚像)の視野中心に向かうように逆追跡した光線の表示面上追跡位置であればい。歪曲を電子的に補正して表示する場合には、補正前の原画の中心に相当する画像情報が表示面上に配置される場所であればよい。
他の光学系の例を、具体的な数値を挙げつつ説明する。図4には、複数の偏心反射曲面を有する光学系の断面(YZ断面)を示す。光学系は、光学面S2,S3,S4によって囲まれた空間を屈折率nが1より大きい(n>1)媒質で満たされた光学素子(プリズム)1により構成されている。光学面S2,S3,S4はいずれも図示の断面に対して面対称な形状を有する。表示素子2(面S5)から出射した中心画角主光線CRは、該断面内において屈折および反射を経て射出瞳S1に到達する。さらに言えば、中心画角主光線の光路のうち最初の反射(光学面S2での反射)の前後の部分を含む断面が図4に示すYZ断面である。この中心画角主光線の光路のうち反射の前後の部分を含む断面、とは、反射する直前の光路と反射した直後の光路との両方を含む断面、のことを意味している。ただし、この断面は、中心画角主光線の入射位置における反射面の法線と反射面で反射される直前(或いは反射された直後)の光路とを含む断面(平面)と言い換えても構わない。
光学面S4は透過面であり、光学面S3は反射面である。光学面S2は透過面および反射面として兼用される面である。面S5は表示素子2の表示面を形成するカバーガラスの表面(以下、表示面という)であり、面S6はカバーガラスの裏面(内面)である。カバーガラスは、表示素子2の一部である。
表示素子2に表示された原画からの光(中心画角主光線CRおよび他の画角主光線)は、表示面S5から表示素子2を出射して光学素子1に面S4から入射する。光学面S4から光学素子1に入射した光は、光学面S2で内部全反射され、光学面S3で反射された後、光学面S2を透過して光学素子1から出射し、射出瞳S1に到達する。表示素子2に表示された原画からの光は、上述した光路を辿る間に光学面S2,S3,S4での屈折と反射にパワーを受け、射出瞳S1近傍に瞳孔を置いた観察者により拡大虚像として視認されるように射出瞳S1に導かれる。
光学系のデータを表1に示す。ここでは、光学系の射出瞳S1の中心を原点とし、そこから観察画像(虚像)の視野中心、つまりは原画の中心に向かう図中の右方向を正とする軸をZ軸とする。また、図示の断面内でZ軸に直交する上向きを正とする軸をY軸とし、Y軸およびZ軸に直交して図の奥向き方向を正とする軸をX軸とする。これらX,YおよびZ軸により構成されるXYZ座標系をグローバル座標系として、各面を定義する。各面のローカル座標は、グローバル原点である射出瞳S1の中心から、表1に示されたX,Y,Zの値だけシフトした位置でX軸回りの回転αのみが生じた座標において表される。すなわち、図の断面であるYZ断面内だけで偏心が表され、各面の面頂点でのローカル座標系が定義される。ただし、本実施例におけるα回転の方向は、+X軸の方向に対して左ねじ方向が正符号となるような条件となっている。
表1中のVIは虚像面であり、表1のデータは、光学系の射出瞳よりZ方向に1400mmに形成される虚像に向かう光線を射出瞳S1から各光学面を介して表示面S6に導く逆光線追跡方向でのデータ表記となっている。
結像作用を担う光学面S2,S3,S4いずれも、上述した各面の面頂点でのローカル座標系において下記の式で表される非回転対称面である。下記式におけるcは曲率であり、面のベース形状を表す2次曲面の曲率半径Rの逆数である。kはコーニック係数である。C5,C6,・・・は非球面項である。光学系におけるパワーを有する全ての光学面がYZ断面を唯一の対称面とする面対称形状であるため、xの奇数次項を含まない非球面項のみを示している。
z=c*(x^2+y^2)/(1+(1-(1+k)*c^2*(x^2+y^2))^(1/2)
+C5*(x^2-y^2)
+C6*(2*x^2+2*y^2-1)
+C10*(3*x^2*y+3*y^3-2*y)
+C11*(3*x^2*y-y^3)
+C12*(x^4-6*x^2*y^2+y^4)
+C13*(4*x^4-3*x^2-4*y^4+3*y^2)
+C14*(6*x^4+12*x^2*y^2-6*x^2+6*y^4-6*y^2+1)
+C20*(10*x^4*y+20*x^2*y^3-12*x^2*y+10*y^5-12*y^3+3*y)
+C21*(15*x^4*y+10*x^2*y^3-12*x^2*y-5*y^5+4*y^3)
+C22*(5*x^4*y-10*x^2*y^3+y^5)
+C23*(x^6-15*x^4*y^2+15*x^2*y^4-y^6)
+C24*(6*x^6-30*x^4*y^2-5*x^4-30*x^2*y^4+30*x^2*y^2+6*y^6-5*y^4)
+C25*(15*x^6+15*x^4*y^2-20*x^4-15*x^2*y^4+6*x^2-15*y^6+20*y^4-6*y^2)
+C26*(20*x^6+60*x^4*y^2-30*x^4+60*x^2*y^4-60*x^2*y^2+12*x^2
+20*y^6-30*y^4+12*y^2-1)・・・
また、光学系におけるパワー配置を表2に示す。中心画角主光線の光路において、光学面S2が最も焦点距離が短く、最大パワーを有する偏心光学面(偏心反射面かつ偏心屈折面)である。このため、光学面S2が負の方向(+X軸方向に対して右回り方向)にチルトしており、その影響を受けて表示素子2から中心画角主光線が該表示面S5の法線方向に対して10°程度斜め下方に出射する。rx,ryはそれぞれX方向とY方向での曲率半径であり、fx,fyはそれぞれX方向とY方向での焦点距離である。FFSは透過面であることを、FFS−Mは反射面であることを示す。dはその面と次の面との間の間隔であり、ndはd線に対する屈折率である。ωx,ωyはそれぞれX方向とY方向での半画角である。
本実施例では、YZ断面内における他の画角主光線が、表示素子2から中心画角主光線とは異なる角度であって表示面S5の法線方向に対して−5°〜30°程度の角度範囲で出射する。このため、中心画角主光線が表示面S5の法線方向に対して10°程度斜め下方の方向ではなく、該角度範囲のほぼ中心の角度である17°程度斜め下方となる方向が表示素子2の最大輝度方向となるようにすることで、観察画像の輝度むらを少なくしてもよい。
図5には、表示素子2(表示面S5)から出射する各画角主光線の極角θと方位角φの定義を示す。極角θは各画角主光線が表示面の法線(方向)に対してなす角度であり、方位角φは各画角主光線の表示面への投影線が表示面の法線回りで0°に対してなす角度である。図5に示す定義に従う場合における本実施例での各画角主光線の極角θと方位角φの分布は図6に示すようになる。図6は本実施例での画角範囲に対応した表示面からの主光線の出射角度分布を示しており、図6(A)が極角方向の出射角度分布を、図6(B)が方位角方向の出射角度分布をそれぞれ示している。表示素子の表示面からの出射角度は図示のような分布になるため、さらにYZ断面外まで考慮に入れて、画面全体で輝度や色等のむらを低減させるように表示素子2の表示特性を調整することが好ましい。
次に、上記光学系と組み合わせる表示素子として、カラーフィルタ積層型の有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)の構成とその表示特性について説明する。まず図7には、一般的な(従来の)白色発光の有機EL素子にカラーフィルタを積層した表示素子の図4に示したYZ断面での構成を示している。
シリコン基板やガラス基板上に駆動回路が形成された基板705上には有機層としての発光層702Aが設けられている。発光層702Aと基板705との間の互いに離間した複数箇所には電極701が設けられており、発光層702Aのうち複数の電極701に接する部分(図中の破線の間の部分)が複数の白色光源(以下、単に光源という)702として白色光を発する。また、複数の光源702から上方に離間した位置には、互いに異なる色のカラーフィルタ703(Rフィルタ703R、Gフィルタ703GおよびBフィルタ703B)が、表示素子の表示面に平行な方向(yi″方向)に互いに隣接して配置されている。各光源702とカラーフィルタ703との間には防湿層704が設けられている。
複数の光源702から発した光はそれぞれ、光源702ごとに設けられたRフィルタ703R、Gフィルタ703GおよびBフィルタ703Bを透過し、さらにその上方に配置されたカバーガラス706を透過して外部(光学素子1に向けて)に出射する。1つの光源702とこれに対応して設けられたカラーフィルタ703(Rフィルタ703R、Gフィルタ703GまたはBフィルタ703B)とにより1つの副画素(R副画素、G副画素またはB副画素)が構成される。また、R副画素、G副画素およびB副画素により1画素が構成される。
各副画素のカラーフィルタ703は、表示素子の表示面に平行な方向において、その中心(例えばGフィルタ703Gの中心703Gc)の位置が該カラーフィルタ703に対応する光源702の中心702cの位置に一致するように配置される。言い換えれば、各副画素のカラーフィルタ703は、該カラーフィルタ703に対応する光源702の中心から表示面の法線方向に延びる直線上に該カラーフィルタ703の中心が位置するように配置される。
この構成では、光源702から発して表示面の法線方向に出射する光線Aは、該光源702の直上に配置されたその光源702に対応するカラーフィルタ703(図ではGフィルタ703G)を通る。この場合、光線Aは、通過したカラーフィルタ703に対応した色の光線となる。一方、光源702から発して表示面の法線方向に対して大きく傾いて出射する光線A′は、直上に配置されたカラーフィルタ703を通過した後に隣接する副画素のカラーフィルタ703(図ではBフィルタ703B)をも通る。このため、光線A′は本来の色に隣接する副画素のカラーフィルタ703の色が混色した光線となる。このため、表示素子の表示特性としては、表示面の法線方向において最も輝度や色純度が高い良好な表示特性が得られ、該法線方向に対する傾きが大きい方向ほど輝度や色純度が低くなり良好な表示特性が得られなくなる。
そして、この表示素子を前述した光学系に組み合わせると、中心画角主光線を含む各画角主光線が光線A′に相当するものとなる。つまり、中心画角主光線の光路のうち最初の反射の前後の部分を含む断面(図4のYZ断面)において、中心画角主光線は表示素子からその表示面の法線方向に対して傾いた出射方向に出射する。そして、この場合において、中心画角主光線の出射方向での表示素子の表示特性は、上記法線方向での表示特性よりも劣る。したがって、中心画角主光線の出射方向での表示素子の表示特性が良好である場合に比べて、観察画像の画質が低下する。
これに対して本実施例では、上記断面において表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向での表示素子の表示特性が該法線方向での表示特性よりも高く(良く)なるように表示素子を構成する。望ましくは、表示素子の最大表示特性方向が中心画角主光線の出射方向に合うように表示素子を構成する。
その具体的な方法について、図8を用いて説明する。図8には、表示素子の最大表示特性方向を表示面の法線方向から傾かせる方法を模式的に示している。なお、図8は図4に示したYZ断面での表示素子の構成を示しており、図7中に示した構成要素と同じ構成要素には図7と同符号を付している。
図8においても、複数の光源702から上方に離間した位置には、互いに異なる色のカラーフィルタ703(Rフィルタ703R、Gフィルタ703GおよびBフィルタ703B)が表示素子の表示面に平行な方向(yi″方向)に互いに隣接して配置されている。ただし、各カラーフィルタ703の中心(例えばGフィルタ703Gの中心703Gc)は、該カラーフィルタ703に対応する光源702の中心702cに対して表示面に平行な方向にずれ量ΔLだけずれている。これにより、各カラーフィルタ703の中心と該カラーフィルタに対応する光源702の中心とを結んだ直線が表示面の法線方向に対して傾く方向が、中心画角主光線の出射方向が該法線方向に対して傾く方向と同じとなる。
本実施例では、光源702の中心から発して該光源702に対応するカラーフィルタ703の中心を通って表示面の法線方向に対して角度θbをなす光線801が中心画角主光線となる。この光線801は、表示面(カバーガラス706)での屈折により、表示面からその法線方向に対して角度θaをなす方向に出射する。したがって、この角度θaで表される光線(中心画角主光線)801の出射方向が、表示素子の最大表示特性方向に一致すればよい。
カラーフィルタの中心の光源702の中心に対するずれ量ΔLは、以下の式により算出される値とするとよい。
ΔL=d*tan(θb)
=d*tan(sin−1(sin(θa)/ n))
ただし、dは光源702の発光面からカラーフィルタの上面までの距離であり、nは表示素子内の平均屈折率である。
表3には、図4に示した光学系に用いられる表示素子2において、中心画角主光線の出射方向が表示素子の最大表示特性方向に一致するようにカラーフィルタの中心を光源の中心に対してずらした場合の数値例を示している。
なお、図8に示す表示素子の構成を採る場合は、表示素子から出射する光線のθaがθ1〜θ2の角度範囲にあるときは、該光線は隣接する副画素のカラーフィルタを通らず、混色のない良好な色の光となる。このため、射出瞳に到達する主要な光線がこの角度範囲に含まれるようにすることが望ましい。
ところで、図7に示したように光源702から発した光線が隣接副画素のカラーフィルタを通ることによる混色は、光源とカラーフィルタとの間の距離を短くしたり、隣接副画素間の距離を長くしたりすることによりある程度、回避することは可能である。しかし、有機EL素子では、一般に、光源702(発光層702A)を酸素や水分から保護するために光源702とカラーフィルタとの間に防湿層704が設けられるため、光源702とカラーフィルタとの間の距離を混色が生じないように短くすることが難しい。また、マイクロディスプレイ等、超高精細な原画を表示する用途では、隣接副画素間の距離が狭くなり、混色が生じないように十分な距離を確保することが難しい。
また、有機EL素子を含む一般的な表示素子におけるカラーフィルタはR,GおよびBフィルタがストライプ状に配置されており、ストライプに平行な方向では光線が傾くことによる混色は発生しないが、ストライプと直交する方向では混色が発生する。この場合、より広視野角が必要な方向をストライプに並行な方向に配置すると共に、光学系の偏心方向に互いに異なる色のカラーフィルタを配置することで、中心画角主光線の傾きによる混色を抑制し、広い視野角で良好な表示を得ることができる。
また、表示素子の表示特性の異方性を抑制するために、カラーフィルタを、デルタ配列や、さいの目状に配置してもよい。
上記実施例では、有機EL素子においてカラーフィルタの中心を光源の中心に対してずらすことで、表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせた。しかし、表示素子がカラーフィルタを用いる液晶素子である場合でも同様の方法により中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせることができる。また、表示面の法線方向に対して非対称な表示特性を有する液晶モード(例えば、TNモードやVAモード)の液晶素子では、その表示特性が表示面の法線方向より良い方向と法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と合わせればよい。
図9には、本発明の実施例2として、表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせるための実施例1とは別の方法を示している。なお、図9において、図7および図8中の構成要素と同じ構成要素にはこれらの図と同符号を付している。
本実施例では、光源702とカラーフィルタ703(防湿層704)との間に、表示面と非平行な面を挟んで互いに異なる屈折率の材料902,903で形成された光学素子901を配置した表示素子を用いる。光学素子901は、表示素子の一部である。材料902は材料903に比べて低い屈折率を有する。なお、材料902は空気であってもよい。
また、光学素子901をカラーフィルタ703とカバーガラス706との間に配置してもよいし、カバーガラス706上に配置してもよい。
本実施例によれば、実施例1のようにカラーフィルタ703を光源702に対して表示面に平行な方向にずらすことなく、表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせることができる。
図10には、本発明の実施例3として、表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせるための実施例1,2とは別の方法を示している。なお、図9において、図7および図8中の構成要素と同じ構成要素にはこれらの図と同符号を付している。
本実施例では、カバーガラス706上(表示面上)に楔形状を有する光学素子1001を配置した表示素子を用いる。光学素子1001は、表示素子の一部である。
本実施例でも、実施例2と同様に、実施例1のようにカラーフィルタ703を光源702に対して表示面に平行な方向にずらすことなく、表示面の法線方向に対して傾いた中心画角主光線の出射方向と表示素子の最大表示特性方向とを合わせることができる。
上記各実施例によれば、中心画角主光線が表示素子の表示面の法線方向に対して傾いている場合でも良好な画像観察を可能とするHMDを実現することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 光学素子(観察光学系)
2 表示素子
702 白色光源
703R,703G,703B カラーフィルタ
CR 中心画角主光線

Claims (14)

  1. 原画を表示する表示素子と、前記原画からの光を射出瞳に導く観察光学系とを有する画像表示装置であって、
    前記観察光学系は、
    前記原画の中心から前記射出瞳の中心に向かう中心画角主光線を反射する反射面を有しており、
    前記中心画角主光線の光路のうち前記反射面による反射の前後の部分を含む第1の断面において、前記中心画角主光線は前記表示素子から該表示素子の表示面に垂直な第1の方向に対して傾いた第2の方向に出射し、
    前記表示素子は、
    複数の光源と、前記光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有し、
    前記第2の方向での表示特性が前記第1の方向での表示特性よりも高いことを特徴とする画像表示装置。
  2. 原画を表示する表示素子と、前記原画からの光を射出瞳に導く観察光学系とを有する画像表示装置であって、
    前記観察光学系は、
    前記原画の中心から前記射出瞳の中心に向かう中心画角主光線を反射する反射面を有しており、
    前記中心画角主光線の光路のうち前記反射面による反射の前後の部分を含む第1の断面において、前記中心画角主光線は前記表示素子から該表示素子の表示面に垂直な第1の方向に対して傾いた第2の方向に出射し、
    前記表示素子は、
    複数の光源と、前記光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有し、前記各光源と前記カラーフィルタとが互いに離間しており、
    前記第2の方向での表示特性が前記第1の方向での表示特性よりも高いことを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記表示素子は、前記各光源から前記第1の方向に発せられた光を前記第2の方向が前記第1の方向に対して傾く方向と同じ方向に傾かせる光学素子を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光学素子が、前記各光源と該光源に対応する前記カラーフィルタとの間に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示素子の前記表示面上に設けられ、該表示面から前記第1の方向に出射した光を前記第2の方向が前記第1の方向に対して傾く方向と同じ方向に傾かせる光学素子を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  6. 前記光学素子は、前記表示面に非平行な面を挟んで互いに異なる屈折率を有することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 原画を表示する表示素子と、前記原画からの光を射出瞳に導く観察光学系とを有する画像表示装置であって、
    前記観察光学系は、
    前記原画の中心から前記射出瞳の中心に向かう中心画角主光線を反射する反射面を有しており、
    前記中心画角主光線の光路のうち前記反射面による反射の前後の部分を含む第1の断面において、前記中心画角主光線は前記表示素子から該表示素子の表示面に垂直な第1の方向に対して傾いた第2の方向に出射し、
    前記表示素子は、複数の光源と、前記光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有し、
    前記第1の断面において、前記各光源の中心と該光源に対応する前記カラーフィルタの中心とを結んだ直線が前記第1の方向に対して傾く方向が、前記第2の方向が前記第1の方向に対して傾く方向と同じであることにより、前記第2の方向での表示特性が前記第1の方向での表示特性よりも高いことを特徴とする画像表示装置。
  8. 前記表示特性は、輝度、色純度、コントラストおよび偏光純度のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. 前記観察光学系は、前記反射面を含めて、前記中心画角主光線を反射する複数の反射面を有しており、
    前記第1の断面は、前記複数の反射面による複数回の反射のうち最初の反射の前後の部分を含む断面であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  10. 前記観察光学系は、内部が1より大きい屈折率を有する媒質で満たされたプリズムにより構成されており、少なくとも1つの偏心反射面を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  11. 前記表示素子は、有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  12. 複数の光源と、前記光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタとを有する表示素子であって、
    前記各光源の中心と該光源に対応する前記カラーフィルタの中心とを結んだ直線が、該表示素子の表示面に垂直な方向に対して傾いていることを特徴とする表示素子。
  13. 複数の光源と、
    前記光源ごとに設けられて該光源からの光が通過するカラーフィルタと、
    該複数の光源のそれぞれから該表示素子の表示面に垂直な方向に発せられた光を該垂直な方向に対して互いに同じ方向に傾かせる光学素子とを有することを特徴とする表示素子。
  14. 有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項12または13に記載の表示素子。
JP2016152689A 2016-08-03 2016-08-03 画像表示装置および表示素子 Active JP6505059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016152689A JP6505059B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 画像表示装置および表示素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016152689A JP6505059B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 画像表示装置および表示素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018022025A JP2018022025A (ja) 2018-02-08
JP6505059B2 true JP6505059B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=61164491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016152689A Active JP6505059B2 (ja) 2016-08-03 2016-08-03 画像表示装置および表示素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6505059B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11329742A (ja) * 1998-05-18 1999-11-30 Idemitsu Kosan Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子および発光装置
JP3658295B2 (ja) * 2000-08-09 2005-06-08 キヤノン株式会社 画像表示装置
JP3949361B2 (ja) * 2000-08-30 2007-07-25 独立行政法人科学技術振興機構 偽像を抑制した広視角3次元画像表示システム
JP4847055B2 (ja) * 2005-07-04 2011-12-28 キヤノン株式会社 画像表示装置および撮像装置
JP4926432B2 (ja) * 2005-09-13 2012-05-09 キヤノン株式会社 表示光学系及びそれを有する画像表示装置
JP4827614B2 (ja) * 2006-05-26 2011-11-30 キヤノン株式会社 光源装置及びそれを有する画像表示装置
JP6171425B2 (ja) * 2013-03-12 2017-08-02 セイコーエプソン株式会社 虚像表示装置
US9341850B1 (en) * 2013-04-30 2016-05-17 Google Inc. Diffractive see-through display with hybrid-optical aberration compensation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018022025A (ja) 2018-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5875295B2 (ja) 画像表示装置
JP6641974B2 (ja) 虚像表示装置
JP6641987B2 (ja) 虚像表示装置
CN106796348B (zh) 导光装置及虚像显示设备
US8094377B2 (en) Head-mounted optical apparatus using an OLED display
EP2564259B1 (en) Wide angle and high resolution tiled head-mounted display device
US20130257689A1 (en) Display device
JP5031272B2 (ja) 表示光学系及びそれを有する画像表示装置
JP2010266787A (ja) 画像表示装置
JP2010266787A5 (ja)
CN107272198A (zh) 用于头戴显示器的具有颜色校正的弯曲目镜
US9791702B2 (en) Display device
US10061129B2 (en) Birefringent ocular for augmented reality imaging
US8437087B2 (en) Observation optical system and image display apparatus
US9958936B2 (en) Head mounted display device
JP2017003845A (ja) 導光装置及び虚像表示装置
JP2010250275A (ja) 視覚表示装置
JP2010266792A5 (ja)
EP2947498A1 (en) Display device
JP5186003B2 (ja) 視覚表示装置
JP2016170203A (ja) 画像表示装置
JP6505059B2 (ja) 画像表示装置および表示素子
JP5847491B2 (ja) 観察光学系および画像表示装置
JP2020091449A (ja) 画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JPH0876034A (ja) 視覚表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180723

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180723

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190326

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6505059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151