JP6503033B2 - 電動弁 - Google Patents
電動弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6503033B2 JP6503033B2 JP2017178791A JP2017178791A JP6503033B2 JP 6503033 B2 JP6503033 B2 JP 6503033B2 JP 2017178791 A JP2017178791 A JP 2017178791A JP 2017178791 A JP2017178791 A JP 2017178791A JP 6503033 B2 JP6503033 B2 JP 6503033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve shaft
- holder
- shaft holder
- forming member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Description
この電動弁10Aでは、弁軸63の外周に形成された雄ネジ部29(可動ネジ部)と、弁軸ホルダ86の内周に形成された雌ネジ部28(固定ネジ部)とにより弁軸63に対するネジ送り機構16が構成されている。
この電動弁20Aでは、弁軸3の外周に形成された雄ネジ部5(可動ネジ部)と、弁軸ホルダ7の筒状小径部7aの内周に形成された雌ネジ部8(固定ネジ部)とによりネジ送り機構9が構成されている。
図5(A)は、弁閉時の弁軸3と弁軸ホルダ7との位置関係を示したものであり、図4の状態に対応している。一方、図5(B)は、完全に弁開時となったときの弁軸3と弁軸ホルダ7との位置関係を示したものである。
カップ形状をなすケース60と、
前記ケース60の開口側の下端部に一体的に接続される弁室形成部材70と、
前記ケース60の内周に収容された回転可能なロータ2と、
前記弁室形成部材70に対して相対的に回転不能に固定され、その筒状部6aの内周に雌ネジ部6dが形成され、かつ前記筒状部6aの下方の内部に弁軸ホルダ室83が形成された弁軸ホルダ6と、
前記弁軸ホルダ6の内方に装着されて前記ロータ2と一体的に回転し、外周部に雄ネジ部4aが形成され、さらに下方に配置された弁体32を弁座部21に対して上下方向に移動して弁の開閉動作を行う弁軸4と、
前記弁軸ホルダ6の前記雌ネジ部6dおよび前記弁軸4の前記雄ネジ部4aから構成されるネジ送り機構Aと、
前記弁軸4の下方に配置され、コイルバネ27を収容する筒状の弁ホルダ25と
を備えた電動弁であって、
前記弁軸4は、上部側の外周に前記雄ネジ部4aが形成されるとともに、前記雄ネジ部4aの下方側にネジ溝が形成されていない軸部分4bが形成され、
前記弁軸ホルダ6は、前記筒状部6aの内周面上部開口部6gから下方に向かって前記雌ネジ部6dが設けられるとともに、前記筒状部6aの内周面の下端部側に前記弁軸4の前記軸部分4bを案内するネジ溝が形成されていない軸受部6eが設けられ、かつ前記弁軸ホルダ6は一体形成されたものであり、さらに前記弁軸ホルダ6の前記雌ネジ部6dの内径D1は、前記軸受部6eの内径D2より小さく設定され、
前記ネジ送り機構Aは、前記弁軸ホルダ室83に接しておらず、前記弁軸ホルダ6の前記筒状部6aの内方に位置し、
前記軸部分4bが軸方向において前記雄ネジ部4aと前記弁ホルダ25との間に位置し、かつ前記軸受部6eが軸方向において前記雌ネジ部6dと前記弁軸ホルダ室83との間に位置することを特徴としている。
前記弁軸ホルダ6の外周側部には、前記弁室形成部材70の内周側部に圧入される圧入部34が設けられ、
前記圧入部34が前記弁室形成部材70内に圧入されることにより、前記弁室形成部材70に対して前記弁体32の芯出しが行われるよう構成されていることが好ましい。
また、本発明に係る電動弁は、特に、弁軸の有効径の縮小化に寄与することができる。
図1は、本発明の好ましい一実施形態の電動弁を示した断面図である。
なお、本明細書において、「上」あるいは「下」とは図1の状態で規定したものである。
弁室形成部材70の弁室70a内には、下方向(軸方向)に第1の継手38が接続され、側方に第2の継手37が接続され、第1の継手38が接続される弁室形成部材70の入出力ポート14の上部に、弁座部21が固設されている。
ケース60の内周には、回転可能なロータ2が収容されている。
また、ケース60の下端部60aと弁室形成部材70の上端部70bとの間には、内部に貫通孔が形成された筒状の弁軸ホルダ6が、そのフランジ部6fを介して弁室形成部材70に対し相対的に回転不能に固定されている。この弁軸ホルダ6は、一体形成された単一部材であり、好ましくは、適宜な樹脂により一体成形されている。そして、弁軸ホルダ6は、後述する弁軸4の傾きを抑制する機能を有している。
弁軸ホルダ6の圧入部34は、図示しないが、弁軸ホルダ6の筒状大径部6bの外周側部に所定間隔離間して複数個設けられている。本実施形態では、周方向に離間して4箇所に圧入部34が設けられているが、特に4箇所に限定されるものではなく、例えば180°の角度毎に設けられている場合には2箇所でもよい。ただし、180°の角度毎に2箇所に圧入部34を設けた場合は、弁室形成部材70に弁軸ホルダ6を圧入する際に、弁軸ホルダ6がずれて弁室形成部材70に対して斜めに傾く虞がある。したがって、さらに確実に弁室形成部材70に弁軸ホルダ6を固定するには、この圧入部34を3箇所以上設けることが好ましい。このように圧入部34を3箇所以上設ければ、弁室形成部材70に対して弁軸ホルダ6を圧入する際に、弁軸ホルダ6が前後左右にずれる虞がなく、確実に芯出しを確実に行うことができる。
また、弁軸4の下端側であって、かつ弁軸ホルダ6における筒状大径部6bの内方には、筒状の弁ホルダ25が配置され、この弁ホルダ25は上端部側がプレス成形により略直角に折り曲げられている。弁ホルダ25はこの折り曲げられたフランジ部により、弁軸4に対する抜け止めがなされている。そして、筒状の弁ホルダ25内には、圧縮されたコイルバネ27とバネ受け35とが収容されている。また、弁ホルダ25の下端に、弁体32が溶接などにより固着されている。
本実施形態では、弁軸4の下方に配置された弁体32を、常に安定した姿勢で弁座部21に当接させるために、以下のような特徴的な構成が採用されている。
このように、軸受部6eが筒状部6aの下端部側に設けられ、かつ弁軸4の雄ネジ部4aが筒状部6aの上部側に設けられていると、弁軸4の振れ幅を少なくすることができる。
このように、D1<D2に設定すると、ネジ送り機構Aの螺合長さLを常に一定の長さに設定することができる。
以下、上記のように構成された電動弁10の動作について説明する。
したがって、電動弁10では、流量調整を正確に行うことができる。
したがって、本実施形態の場合には、弁軸ホルダ室83内に導入された流体内に仮にゴミ等が混入されているとしても、ネジ送り機構Aへの噛み込みが防止される。これにより、弁開度の調整に不調を来すことがない。
以上、本発明に係る電動弁の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。
2a ストッパ部
4 弁軸
4a 雄ネジ部
4b 軸部分
4c 縮径部
6 弁軸ホルダ
6a 筒状部
6b 筒状大径部
6c 下端部
6d 雌ネジ部
6e 軸受部
6h ストッパ部
6f フランジ部
6g 内周面上部開口部
6h ストッパ部
10 電動弁
14 入出力ポート
21 弁座部
25 弁ホルダ
27 コイルバネ
32 弁体
34 圧入部
35 バネ受け
33 ブッシュ部材
37 第2の継手
38 第1の継手
51 均圧孔
60 ケース
60a 下端部
70 弁室形成部材
70a 弁室
70b 上端部
83 弁軸ホルダ室
A ネジ送り機構
D1 弁軸ホルダの雌ネジ部の内径
D2 弁軸ホルダの軸受部の内径
L 螺合長さ
Claims (2)
- カップ形状をなすケース(60)と、
前記ケース(60)の開口側の下端部に一体的に接続される弁室形成部材(70)と、
前記ケース(60)の内周に収容された回転可能なロータ(2)と、
前記弁室形成部材(70)に対して相対的に回転不能に固定され、その筒状部(6a)の内周に雌ネジ部(6d)が形成され、かつ前記筒状部(6a)の下方の内部に弁軸ホルダ室(83)が形成された弁軸ホルダ(6)と、
前記弁軸ホルダ(6)の内方に装着されて前記ロータ(2)と一体的に回転し、外周部に雄ネジ部(4a)が形成され、さらに下方に配置された弁体(32)を弁座部(21)に対して上下方向に移動して弁の開閉動作を行う弁軸(4)と、
前記弁軸ホルダ(6)の前記雌ネジ部(6d)および前記弁軸(4)の前記雄ネジ部(4a)から構成されるネジ送り機構(A)と、
前記弁軸(4)の下方に配置され、コイルバネ(27)を収容する筒状の弁ホルダ(25)と
を備えた電動弁であって、
前記弁軸(4)は、上部側の外周に前記雄ネジ部(4a)が形成されるとともに、前記雄ネジ部(4a)の下方側にネジ溝が形成されていない軸部分(4b)が形成され、
前記弁軸ホルダ(6)は、前記筒状部(6a)の内周面上部開口部(6g)から下方に向かって前記雌ネジ部(6d)が設けられるとともに、前記筒状部(6a)の内周面の下端部側に前記弁軸(4)の前記軸部分(4b)を案内するネジ溝が形成されていない軸受部(6e)が設けられ、かつ前記弁軸ホルダ(6)は一体形成されたものであり、さらに前記弁軸ホルダ(6)の前記雌ネジ部(6d)の内径(D1)は、前記軸受部(6e)の内径(D2)より小さく設定され、
前記ネジ送り機構(A)は、前記弁軸ホルダ室(83)に接しておらず、前記弁軸ホルダ(6)の前記筒状部(6a)の内方に位置し、
前記軸部分(4b)が軸方向において前記雄ネジ部(4a)と前記弁ホルダ(25)との間に位置し、かつ前記軸受部(6e)が軸方向において前記雌ネジ部(6d)と前記弁軸ホルダ室(83)との間に位置することを特徴とする電動弁。 - 前記弁軸ホルダ(6)の外周側部には、前記弁室形成部材(70)の内周側部に圧入される圧入部(34)が設けられ、
前記圧入部(34)が前記弁室形成部材(70)内に圧入されることにより、前記弁室形成部材(70)に対して前記弁体(32)の芯出しが行われるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178791A JP6503033B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178791A JP6503033B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電動弁 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014147982A Division JP6214487B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 電動弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017223372A JP2017223372A (ja) | 2017-12-21 |
JP6503033B2 true JP6503033B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=60688153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017178791A Active JP6503033B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6503033B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11313485B2 (en) * | 2018-01-31 | 2022-04-26 | Zhejiang Sanhua Climate And Appliance Controls Group Co., Ltd | Electric valve and manufacturing method thereof |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3014259B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2000-02-28 | 株式会社日立製作所 | 流量制御弁 |
JP4317405B2 (ja) * | 2003-02-03 | 2009-08-19 | 株式会社不二工機 | 電動弁 |
JP4612377B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2011-01-12 | 株式会社不二工機 | 電動弁 |
JP4805617B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2011-11-02 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動式コントロールバルブ |
JP4679613B2 (ja) * | 2008-08-04 | 2011-04-27 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
WO2012109993A1 (zh) * | 2011-02-17 | 2012-08-23 | 浙江三花股份有限公司 | 一种电子膨胀阀 |
JP2014051996A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Saginomiya Seisakusho Inc | 流量制御弁 |
JP5881252B2 (ja) * | 2012-12-26 | 2016-03-09 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
-
2017
- 2017-09-19 JP JP2017178791A patent/JP6503033B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017223372A (ja) | 2017-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6214487B2 (ja) | 電動弁 | |
JP6270650B2 (ja) | 電動弁 | |
JP5087150B2 (ja) | 電動弁 | |
JP6542806B2 (ja) | 電動弁 | |
JP6392686B2 (ja) | 電動弁 | |
JP4659514B2 (ja) | 電動式コントロールバルブ | |
JP2023503404A (ja) | 電子膨張弁 | |
JP5047046B2 (ja) | 電動弁 | |
JP2008032093A (ja) | 電動式コントロールバルブの組立方法 | |
JP6503033B2 (ja) | 電動弁 | |
JP2009228689A (ja) | 電動弁 | |
CN111765251A (zh) | 电子膨胀阀 | |
CN110094520B (zh) | 电动阀 | |
CN110094519B (zh) | 电动阀 | |
JPH10274352A (ja) | 電動流量制御弁 | |
JP7332191B2 (ja) | 電動弁 | |
CN110345292A (zh) | 电动阀 | |
JP7527031B2 (ja) | 電動弁 | |
JP7006981B2 (ja) | 電動弁 | |
JP6730751B2 (ja) | 電動弁 | |
JP7177529B2 (ja) | 電動弁 | |
JP7455410B2 (ja) | 電動弁および電動弁の組立方法 | |
JP2024046974A (ja) | 電動弁 | |
JPH0434372Y2 (ja) | ||
CN116085483A (zh) | 电动阀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190322 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6503033 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |