JP6501680B2 - 露光方法、露光装置及び物品の製造方法 - Google Patents

露光方法、露光装置及び物品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、露光方法、露光装置及び物品の製造方法に関する。
マスクと基板とを同期して走査しながら、開口部材の開口によって整形された光でマスクを照明し、かかるマスクのパターンを基板に投影することで、基板上にパターンを形成する走査型の露光装置が従来から使用されている。このような露光装置では、1回の走査露光でマスクのパターンの像が転写される領域(ショット領域)よりも大きな領域にパターンを形成することが要求されている。かかる要求に伴い、基板上でショット領域をつなぎ合わせるように露光する(即ち、複数回の走査露光を重複して行う)技術、所謂、つなぎ露光が提案されている(特許文献1参照)。
つなぎ露光では、1回目に走査露光する領域と2回目に走査露光する領域との重ね合わせ領域、即ち、つなぎ領域において、1回目の露光量(積算照度)と2回目の露光量との合計の露光量を非つなぎ領域の露光量と等しくする必要がある。そこで、開口部材の開口の一部を遮蔽して基板に入射する光の走査方向に直交する方向における積算照度分布を漸減させる漸減領域を、1回目の走査露光及び2回目の走査露光のそれぞれに設ける。そして、それぞれの漸減領域をつなぎ領域と一致させることで、つなぎ領域での露光量と非つなぎ領域での露光量とを等しくさせることができる。なお、非つなぎ領域とは、1回目の走査露光又は2回目の走査露光によって1度だけ露光される領域である。
特開平6−132195号公報
近年では、基板上に形成されるパターンの精度低下要因の影響を低減するために、基板に入射する光の走査方向における積算照度分布を任意に調整することが必要となっている。ここで、精度低下要因とは、露光装置の照度むら収差、レジストの塗布むらや現像むら、マスクや基板のうねりなどを含む。例えば、積算照度が高くなると線幅が細くなるレジストを用いて、基板上に直線状のパターンを形成する場合を考える。現像むらなどによって所定の線幅よりも太い線幅となる箇所があるとき、その箇所での積算照度を周辺での積算照度よりも高くすることで、所定の線幅を有するパターンを形成することができる。
しかしながら、積算照度分布を任意に調整すべく開口部材の開口の形状を調整すると、開口部材の開口の走査方向の幅が必ずしも一定ではなくなり、1回目の走査露光と2回目の走査露光とで、漸減領域の走査方向に直交する方向の幅が異なり得る。このような場合、つなぎ領域での露光量が非つなぎ領域での露光量と等しくならず、つなぎ領域の端部に露光量の急峻な変化が生じる。露光量の急峻な変化は、つなぎ領域での露光量の制御精度を低下させる主要因であるため、基板上に形成されるパターンの精度を低下させてしまう。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、つなぎ露光を行うのに有利な露光方法を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光方法は、マスクと基板とを走査方向に走査しながら走査露光を行う露光方法であって、露光装置を用いて、前記走査方向に直交する第1方向に隣接し、互いに重なり合うつなぎ領域を含む第1領域及び第2領域に前記走査露光を行う工程を有し、前記露光装置は、光源からの光を整形するための開口を形成する開口部材と、前記開口部材の複数の箇所に設けられた複数の駆動部と、前記開口の一部を遮蔽することで前記つなぎ領域に入射する光の前記第1方向における積算照度分布を漸減させる遮蔽板と、を備え、前記工程は、前記遮蔽板が前記開口を遮蔽していない状態において、前記開口を通過して前記基板に入射する光によって前記基板上に形成される前記第1方向における積算照度分布がフラットになるように前記複数の駆動部を駆動したときの前記開口の形状を求める第1工程と、前記開口の予め設定された遮蔽位置に前記遮蔽板を配置したときに、前記第1工程で求められた前記開口の形状に基づいて、前記第1領域及び前記第2領域の全体の領域の前記第1方向における積算照度分布をフラットにするための、前記複数の駆動部、前記遮蔽板及び前記開口部材の前記開口の少なくとも一つの駆動情報を求める第2工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、つなぎ露光を行うのに有利な露光方法を提供することができる。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略図である。 図1に示す露光装置における開口部材の開口、遮蔽板及び駆動部を示す図である。 つなぎ露光を説明するための図である。 つなぎ露光を説明するための図である。 つなぎ露光を説明するための図である。 図1に示す露光装置におけるつなぎ露光を説明するための図である。 図1に示す露光装置の動作を具体的に説明するための図である。 図1に示す露光装置の計測部による照度の計測を説明するための図である。 つなぎ領域のX軸方向の幅を特定するための具体例を説明するための図である。 つなぎ領域のX軸方向の幅を特定するための具体例を説明するための図である。 図1に示す露光装置におけるつなぎ露光を説明するための図である。 図1に示す露光装置におけるつなぎ露光を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての露光装置100の構成を示す概略図である。露光装置100は、基板にパターンを形成するリソグラフィ装置である。露光装置100は、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式を採用し、マスクと基板とを走査方向(Y軸方向)に走査しながら基板を露光する走査露光を行う走査型の露光装置として具現化される。露光装置100においては、1回の走査露光でマスクのパターンの像が転写される領域(ショット領域)よりも大きな領域にパターンを形成することが要求されている。そこで、露光装置100では、基板上でショット領域をつなぎ合わせるように露光する技術、所謂、つなぎ露光を行う。以下では、走査方向をY軸方向、重力方向をZ軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に直交する方向をX軸方向とする。
露光装置100は、照明光学系1と、開口部材2と、結像光学系3と、マスク4を保持して移動するマスクステージ5と、投影光学系6と、基板7を保持して移動する基板ステージ8と、計測部9と、遮蔽板10と、複数の駆動部11と、制御部12とを備える。
照明光学系1は、光源からの光でマスク4を照明する光学系である。開口部材2は、光を整形するための開口2aを形成する。照明光学系1からの光は、開口部材2の開口2aで整形され、結像光学系3を介して、マスク4に照射される。開口部材2(開口2a)とマスク4とは、結像光学系3に対して光学的に共役な位置に配置されている。従って、マスク4に照射される光の形状は、開口部材2の開口2aの形状(例えば、矩形形状)と等しくなる。結像光学系3が倍率を有している場合、マスク上に結像される光は、開口部材2の開口2aの大きさに結像光学系3の倍率を乗じた大きさとなる。
マスク4は、マスクステージ5に保持されている。投影光学系6は、マスク4のパターンの像を基板7に投影する光学系である。マスク上に結像された光は、投影光学系6を介して、基板7に投影される。マスク4と基板7とは、投影光学系6に対して光学的に共役な位置に配置されている。従って、マスク上に結像される光の形状は、基板7に投影される光の形状と等しくなる。また、マスク4と開口部材2とは、上述したように、光学的に共役な位置に配置されているため、開口部材2の開口2aと等しい形状の光が基板7に投影される。
基板7は、基板ステージ8に保持されている。基板7には、レジスト(感光材)が塗布されている。マスクステージ5と基板ステージ8とを同期して走査することで、マスク4のパターンの像が基板7に塗布されたレジストに投影される。かかるレジストを現像液で現像することで、マスク4のパターンに対応するパターンが基板上に形成される。
計測部9は、開口部材2の開口2aを通過して開口部材2の共役面のX軸方向(走査方向に直交する第1方向)に沿った各位置に入射する光の照度(積算照度)を計測する。計測部9は、本実施形態では、基板ステージ8に配置された照度センサを含む。
遮蔽板10は、開口部材2に対して駆動可能に設けられている。遮蔽板10は、制御部12の制御下において、開口部材2の開口2aの一部を遮蔽するように、図示しない駆動部を介して、走査方向及び走査方向に直交する方向で規定されるXY面内で任意の位置に位置決めされる。また、遮蔽板10は、XY面内で回転駆動が可能なように構成されている。
駆動部11は、アクチュエータなどを含み、図2に示すように、開口部材2の複数の箇所に設けられている。駆動部11は、制御部12の制御下において、開口部材2を押し引きして開口2aの走査方向の幅を局所的に変更することで、開口2aの形状を調整する。駆動部11は、本実施形態では、開口2aを規定するX軸方向に沿った2つの辺のうちの一方の辺に設けられているが、両方の辺に設けられていてもよい。図2は、開口部材2の開口2a、遮蔽板10及び駆動部11を示す図である。
制御部12は、CPUやメモリなどを含み、露光装置100の全体を制御する。換言すれば、制御部12は、露光装置100の各部を統括的に制御することで、露光装置100の動作を制御する。例えば、制御部12は、計測部9によって計測された積算照度や基板上に形成されたパターンを計測して得られる照度敏感度に基づいて、駆動部11によって調整される開口部材2の開口2aの形状を決定する。基板上に形成されるパターンの誤差を低減するためには、駆動部11によって開口部材2の開口2aの形状を調整し、基板7に入射する光のY軸方向における積算照度を調整する必要がある。従って、制御部12は、図2に示すように、開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになるように、開口2aの形状を決定(調整)する。この際、遮蔽板10が開口部材2の開口2aを遮蔽していない状態において、基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになるようにする。
本実施形態では、制御部12は、図3(a)及び図3(b)に示すように、走査方向に直交する方向に隣接し、互いに重なり合うつなぎ領域を含む第1ショット領域(第1領域)及び第2ショット領域(第2領域)に走査露光を行う。図3(a)を参照するに、第1ショット領域の走査露光時には、開口部材2の開口2aのX軸方向の右端を遮蔽板10によって遮蔽することで、基板上に入射する光のX軸方向における積算照度を漸減させる。また、図3(b)を参照するに、第2ショット領域の走査露光時には、開口部材2の開口2aのX軸方向の左端を遮蔽板10によって遮蔽することで、基板上に入射する光のX軸方向における積算照度を漸減させる。第1ショット領域の積算照度が漸減する漸減領域と第2ショット領域の積算照度が漸減する漸減領域とを重複して走査露光することでつなぎ露光を行う。従って、第1ショット領域の漸減領域及び第2ショット領域の漸減領域がつなぎ領域となる。
このように、遮蔽板10は、開口部材2の開口2aの一部を遮蔽することで第1ショット領域及び第2ショット領域のつなぎ領域に入射する光のX軸方向における積算照度分布を漸減させる機能を有する。また、遮蔽板10は、図1に示すように、開口部材2の近傍、例えば、照明光学系1と開口部材2との間に配置され、つなぎ露光を行わない場合には、開口部材2の開口2aを遮蔽しない位置に退避する。遮蔽板10は、開口部材2と光学的に共役な位置に配置すればよいため、マスク4の近傍、或いは、基板7の近傍に配置してもよい。
図4(a)は、第1ショット領域の走査露光時における開口部材2の開口2aに対する遮蔽板10の位置、及び、第1ショット領域に入射する光のX軸方向における積算照度分布を示している。図4(b)は、第2ショット領域の走査露光時における開口部材2の開口2aに対する遮蔽板10の位置、及び、第2ショット領域に入射する光のX軸方向における積算照度分布を示している。但し、駆動部11による開口部材2の開口2aの形状の調整は行っておらず、開口2aの走査方向の幅は一定である。この場合、図4(a)及び図4(b)に示すように、開口部材2の開口2aの予め設定された遮蔽位置に遮蔽板10を配置すれば、第1ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の幅と、第2ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の幅とが等しくなる。また、図4(c)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域での積算照度と第2ショット領域のつなぎ領域での積算照度との和を、他の領域での積算照度と等しくする。これにより、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における合算積算照度分布をフラットにすることができるため、基板上にパターンを高精度に形成することができる。ここで、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における合算積算照度分布がフラットであることは、2回の走査露光が行われるつなぎ領域での露光量と1回の走査露光が行われる非つなぎ領域での露光量とが等しいことを意味する。
しかしながら、実際には、光源からの光には照度むらなどがあるため、開口部材2の開口2aの形状を調整することなく、開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになることは少ない。そこで、図2に示すように、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになるように、駆動部11によって開口2aの形状を調整しなければならない。このような場合、開口部材2の開口2aの走査方向の幅が必ずしも一定ではなくなる。従って、図5(a)及び図5(b)に示すように、開口部材2の開口2aの予め設定された遮蔽位置に遮蔽板10を配置すると、第1ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の幅と、第2ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の幅とが異なってしまう。その結果、図5(c)に示すように、つなぎ領域の端部に積算照度の急峻な変化が生じるため、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における合算積算照度分布がフラットにならず、基板上にパターンを高精度に形成することができない。
そこで、本実施形態では、つなぎ領域の端部に積算照度の急峻な変化が生じることを回避するために、図5(a)又は図5(b)に示す状態から駆動部11によって開口2aの形状を更に調整する。具体的には、図6(a)及び図6(b)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域のX軸方向の第2幅とが等しくなるように、例えば、複数の駆動部11を走査方向に駆動する。これにより、図6(c)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域での積算照度と第2ショット領域のつなぎ領域での積算照度との和と、他の領域での積算照度との差を低減することができる。換言すれば、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における合算積算照度分布をフラットにすることができる。なお、つなぎ領域に対応する開口部材2の領域に多数の駆動部11が設けられている場合には、かかる駆動部11によって、積算照度の急峻な変化だけではなく、高次の照度差を更に調整することも可能である。
ここでは、第1ショット領域を走査露光する際に、複数の駆動部11のうちのつなぎ領域に位置する1つの駆動部11aを走査方向に押し込んで開口部材2の開口2aの形状を調整し、第2ショット領域を走査露光する際には、開口2aの形状を調整していない。但し、第1ショット領域を走査露光する際には、開口部材2の開口2aの形状を調整せずに、第2ショット領域を走査露光する際に、駆動部11によって開口2aの形状を調整してもよい。また、第1ショット領域を走査露光する際及び第2ショット領域を走査露光する際の両方で、駆動部11によって開口2aの形状を調整してもよい。
図7(a)乃至図7(d)を参照して、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における合算積算照度分布をフラットにするための露光装置100の動作について具体的に説明する。かかる動作は、図7(a)に示す処理A、図7(b)に示す処理B、図7(c)に示す処理C及び図7(d)に示す処理Dを含み、制御部12が露光装置100の各部を統括的に制御することで行われる。
処理Aでは、遮蔽板10が開口部材2の開口2aを遮蔽していない状態において、開口2aを通過して基板7に入射する光の照度を計測して基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布を求める。ここでは、基板ステージ8に配置された計測部9(照度センサ)を用いて、基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布を求める。図8に示すように、計測部9は、開口部9aから光を取り込み、取り込んだ光の照度を計測する。計測部9の開口部9aの走査方向の長さは、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光Lの走査方向の長さよりも長くなるように設定されているため、基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布を求めることができる。
処理Bでは、処理Aで求められた積算照度分布に基づいて、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになるように、駆動部11によって開口2aの形状を調整する。
処理Cでは、処理Bで駆動部11により開口部材2の開口2aの形状を調整した状態において、開口2aの予め設定された遮蔽位置に遮蔽板10を配置したときの第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とを特定する。ここでは、基板ステージ8に配置された計測部9(照度センサ)を用いて、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とを特定する。
図9に示すように、開口部材2の開口2aの予め設定された遮蔽位置に遮蔽板10を配置し、且つ、駆動部11により開口2aの形状を調整した状態において、開口2aを通過する光の照度を計測部9で計測する。例えば、ショット領域のつなぎ領域の端部の近傍のX軸方向に沿った各位置(計測点)に入射する光の照度を順次計測することで、各位置に対する照度の変化率を求めることができる。そして、かかる変化率から、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅を特定することができる。具体的には、積算照度が非つなぎ領域の積算照度と同じ値となる点のうち最もX軸プラス側にある点を第1端点とし、積算照度が0となる点のうち最もX軸マイナス側にある点を第2端点とし、第1端点と第2端点との間の距離をつなぎ領域のX軸方向の幅とする。
また、図10に示すように、第1ショット領域又は第2ショット領域のつなぎ領域の端部の近傍のX軸方向に沿った各位置での積算照度を線形近似して近似直線を求め、かかる近似直線に基づいて、つなぎ領域のX軸方向の幅を特定してもよい。具体的には、ショット領域のつなぎ領域の端部の近傍のX軸方向に沿った各位置のうち、つなぎ領域に含まれる位置での積算照度を線形近似して第1近似直線を、非つなぎ領域に含まれる位置での積算照度を線形近似して第2近似直線を求める。そして、第1近似直線とX軸(即ち、積算照度が0)との交点を第1端点とし、第1近似直線と第2近似直線との交点を第2端点とし、第1端点と第2端点との間の距離をつなぎ領域のX軸方向の幅とする。
処理Dでは、処理Cで特定された第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅及び第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅に基づいて、第1幅と第2幅とが等しくなるように、複数の駆動部11を走査方向に駆動して開口部材2の開口2aの形状を調整する。これにより、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成される第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における積算照度分布をフラットすることができる。
このように、本実施形態では、駆動部11により開口部材2の開口2aの形状を調整した状態、即ち、開口部材2の開口2aの走査方向の幅が一定ではない状態であっても、第1幅と第2幅とを等しくすることができる。従って、露光装置100は、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における積算照度分布をフラットにして、基板上にパターンを高精度に形成することができる。
また、本実施形態では、処理Dにおいて、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とを等しくするために、複数の駆動部11を走査方向に駆動している。但し、開口部材2の開口2aと遮蔽板10とを相対的に回転させることによって、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とを等しくすることも可能である。
具体的には、図11(a)及び図11(b)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とが等しくなるように、開口部材2の開口2aに対して遮蔽板10を回転駆動する。図11(a)を参照するに、開口部材2の開口2aの予め定められた遮蔽位置に遮蔽板10を配置したときの遮蔽板10と開口2aとの交点の1つを中心として遮蔽板10を回転駆動させている。これにより、図11(c)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域での積算照度と第2ショット領域のつなぎ領域での積算照度との和と、他の領域での積算照度との差を低減することができる。換言すれば、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成される第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における積算照度分布をフラットすることができる。
ここでは、第1ショット領域を走査露光する際に、遮蔽板10を回転駆動し、第2ショット領域を走査露光する際には、遮蔽板10を回転駆動していない。但し、第1ショット領域を走査露光する際には、遮蔽板10を回転駆動せずに、第2ショット領域を走査露光する際に、遮蔽板10を回転駆動してもよい。また、第1ショット領域を走査露光する際及び第2ショット領域を走査露光する際の両方で、遮蔽板10を回転駆動してもよい。なお、遮蔽板10を回転駆動するのではなく、開口部材2をZ軸周りに回転駆動することによっても同様の効果を得ることができる。
また、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とを等しくするために、開口部材2の開口2aと遮蔽板10とをXY平面内で相対的に駆動させてもよい。具体的には、図12(a)及び図12(b)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とが等しくなるように、開口部材2の開口2aに対して遮蔽板10をXY平面内で平行駆動する。これにより、図12(c)に示すように、第1ショット領域のつなぎ領域での積算照度と第2ショット領域のつなぎ領域での積算照度との和と、他の領域での積算照度との差を低減することができる。換言すれば、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成される第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における積算照度分布をフラットすることができる。
ここでは、第1ショット領域を走査露光する際に、遮蔽板10をXY平面内で駆動し、第2ショット領域を走査露光する際には、遮蔽板10を駆動していない。但し、第1ショット領域を走査露光する際には、遮蔽板10を駆動せずに、第2ショット領域を走査露光する際に、遮蔽板10をXY平面内で駆動してもよい。また、第1ショット領域を走査露光する際及び第2ショット領域を走査露光する際の両方で、遮蔽板10をXY平面内で駆動してもよい。なお、図12(a)乃至図12(c)では、開口部材2の開口2aの形状が円弧形状である場合を例に説明したが、開口2の形状は矩形形状であってもよい。
なお、第1ショット領域のつなぎ領域の第1幅と第2ショット領域のつなぎ領域の第2幅とが等しくなるように、開口部材2の開口2aに対して遮蔽板10とをXY平面内で平行駆動する他に、以下のようにしてもよい。例えば、開口部材2自体を不図示の駆動部によりX方向に駆動し、遮蔽板10をY方向に駆動することで、開口部材2の開口2aと遮蔽板10とをXY平面内で相対的に駆動させてもよい。更には、遮蔽板10に対して開口部材2の開口2aのみを平行駆動してもよい。これにより、第1ショット領域のつなぎ領域での積算照度と第2ショット領域のつなぎ領域での積算照度との和と、他の領域での積算照度とを差を低減することができる。
また、本実施形態では、処理Bにおいて駆動部11を実際に駆動し、処理Cにおいて遮蔽板10を遮蔽位置に実際に配置する場合を例に説明した。但し、処理Bでは、駆動部11を実際には駆動せず、開口部材2の開口2aを通過して基板7に入射する光によって基板上に形成されるX軸方向における積算照度分布がフラットになるように複数の駆動部11を駆動したときの開口2aの形状を求めてもよい。また、処理Cでは、遮蔽板10を実際には配置せず、処理Bで求められた開口部材2の開口2aの形状に基づいて、第1ショット領域及び第2ショット領域の全体の領域のX軸方向における積算照度分布をフラットするための駆動情報を求めてもよい。ここで、駆動情報とは、複数の駆動部11、遮蔽板10及び開口部材2の開口2aの少なくとも一つを駆動するための情報である。従って、駆動情報は、例えば、どの駆動部11をどれだけ駆動するのかを示す情報、遮蔽板10をどれだけ回転駆動するのかを示す情報、遮蔽板10をどれだけ平行駆動するのかを示す情報などを含む。更に、駆動情報は、駆動部11や遮蔽板10や開口部材2の開口2aを駆動すべき位置を示す情報などを含む。そして、処理Dにおいて、遮蔽板10を遮蔽位置に実際に配置するとともに、処理Cで求めた駆動情報に基づいて、複数の駆動部11、遮蔽板10及び開口部材2の開口2aの少なくとも一つを実際に駆動してもよい。
本発明の実施形態における物品の製造方法は、例えば、デバイス(半導体素子、磁気記憶媒体、液晶表示素子など)などの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、露光装置100を用いて、感光剤が塗布された基板を露光する工程と、露光された基板を現像する工程を含む。また、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100:露光装置 2:開口部材 2a:開口 10:遮蔽板 12:制御部

Claims (11)

  1. マスクと基板とを走査方向に走査しながら走査露光を行う露光方法であって、
    露光装置を用いて、前記走査方向に直交する第1方向に隣接し、互いに重なり合うつなぎ領域を含む第1領域及び第2領域に前記走査露光を行う工程を有し、
    前記露光装置は、光源からの光を整形するための開口を形成する開口部材と、前記開口部材の複数の箇所に設けられた複数の駆動部と、前記開口の一部を遮蔽することで前記つなぎ領域に入射する光の前記第1方向における積算照度分布を漸減させる遮蔽板と、を備え、
    前記工程は、
    前記遮蔽板が前記開口を遮蔽していない状態において、前記開口を通過して前記基板に入射する光によって前記基板上に形成される前記第1方向における積算照度分布がフラットになるように前記複数の駆動部を駆動したときの前記開口の形状を求める第1工程と、
    前記開口の予め設定された遮蔽位置に前記遮蔽板を配置したときに、前記第1工程で求められた前記開口の形状に基づいて、前記第1領域及び前記第2領域の全体の領域の前記第1方向における積算照度分布をフラットにするための、前記複数の駆動部、前記遮蔽板及び前記開口部材の前記開口の少なくとも一つの駆動情報を求める第2工程と、
    を含むことを特徴とする露光方法。
  2. 前記工程は、前記第2工程で求められた前記駆動情報に基づいて、前記複数の駆動部、前記遮蔽板及び前記開口部材の前記開口の少なくとも一つを駆動する第3工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記第2工程では、前記第1工程で求められた前記開口の形状に基づいて、前記遮蔽位置に前記遮蔽板を配置したときの前記第1領域のつなぎ領域の前記第1方向の第1幅と前記第2領域のつなぎ領域の前記第1方向の第2幅とを特定し、前記第1幅と前記第2幅とを等しくするための前記駆動情報を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の露光方法。
  4. 前記第2工程では、前記遮蔽位置に前記遮蔽板を配置し、且つ、前記複数の駆動部により前記開口の形状を調整した状態において、前記開口を通過する光の積算照度を計測することにより、前記第1幅及び前記第2幅を特定することを特徴とする請求項3に記載の露光方法。
  5. 前記第2工程では、前記開口を通過して前記開口部材の共役面の前記第1方向に沿った各位置に入射する光の積算照度を計測して前記各位置に対する積算照度の変化率を求め、前記変化率に基づいて、前記第1幅及び前記第2幅を特定することを特徴とする請求項4に記載の露光方法。
  6. 前記第2工程では、前記各位置のうち、前記つなぎ領域に含まれる位置での積算照度を線形近似して近似直線を求め、前記近似直線に基づいて、前記第1幅及び前記第2幅を特定することを特徴とする請求項5に記載の露光方法。
  7. 前記第3工程では、前記駆動情報に基づいて、前記複数の駆動部を前記走査方向に駆動することを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
  8. 前記第3工程では、前記駆動情報に基づいて、前記遮蔽位置に前記遮蔽板を配置したときの前記遮蔽板と前記開口との交点の1つを中心として前記遮蔽板を回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
  9. 前記第3工程では、前記駆動情報に基づいて、前記遮蔽板を前記走査方向及び前記第1方向で規定される面内で駆動することを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
  10. マスクと基板とを走査方向に走査しながら走査露光を行う露光装置であって、
    前記走査方向に直交する第1方向に隣接し、互いに重なり合うつなぎ領域を含む第1領域及び第2領域に前記走査露光を行う制御部と、
    光源からの光を整形するための開口を形成する開口部材と、
    前記開口部材の複数の箇所に設けられた複数の駆動部と、
    前記開口の一部を遮蔽することで前記つなぎ領域に入射する光の前記第1方向における積算照度分布を漸減させる遮蔽板と、を有し、
    前記制御部は、前記走査露光を行う際に、
    前記遮蔽板が前記開口を遮蔽していない状態において、前記開口を通過して前記基板に入射する光によって前記基板上に形成される前記第1方向における積算照度分布がフラットになるように前記複数の駆動部を駆動したときの前記開口の形状を求め、
    前記開口の予め設定された遮蔽位置に前記遮蔽板を配置したときに、求められた前記開口の形状に基づいて、前記第1領域及び前記第2領域の全体の領域の前記第1方向における積算照度分布をフラットするための、前記複数の駆動部、前記遮蔽板及び前記開口部材の前記開口の少なくとも一つの駆動情報を求める、
    ことを特徴とする露光装置。
  11. 請求項10に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    露光した前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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