JP5773735B2 - 露光装置、および、デバイス製造方法 - Google Patents

露光装置、および、デバイス製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5773735B2
JP5773735B2 JP2011104488A JP2011104488A JP5773735B2 JP 5773735 B2 JP5773735 B2 JP 5773735B2 JP 2011104488 A JP2011104488 A JP 2011104488A JP 2011104488 A JP2011104488 A JP 2011104488A JP 5773735 B2 JP5773735 B2 JP 5773735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
substrate
original
light
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011104488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012235065A (ja
JP2012235065A5 (ja
Inventor
友則 塚原
友則 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011104488A priority Critical patent/JP5773735B2/ja
Publication of JP2012235065A publication Critical patent/JP2012235065A/ja
Publication of JP2012235065A5 publication Critical patent/JP2012235065A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5773735B2 publication Critical patent/JP5773735B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、露光装置、および、それを用いたデバイス製造方法に関する。
露光装置は、半導体デバイスや液晶表示装置などの製造工程であるリソグラフィー工程において、原版(レチクルやマスク)のパターンを、投影光学系を介して感光性の基板(表面にレジスト層が形成されたウエハやガラスプレートなど)に転写する装置である。例えば、半導体デバイスの製造に用いられる投影露光装置では、投影パターンの解像力の向上に伴い、レチクルとウエハとをそれぞれのステージ上に載置した状態で、相対的に位置合わせをする場合でも高精度化が要求される。具体的には、半導体デバイスのパターンの微細化、高集積化の要求により高い解像力を有する投影光学系が必要とされるが、この投影光学系の高NA化により、焦点深度が浅くなりつつある。したがって、投影露光装置では、ウエハ面を投影光学系の最良結像面(ベストフォーカス面)に対して、高精度に合致させることが求められる。
しかしながら、ベストフォーカス面は、投影光学系の周囲の温度変化、大気圧変化、投影光学系に入射する照射光による温度上昇、または投影光学系を含む装置全体の発熱による温度上昇などに起因して変動する場合がある。そこで、高い解像力を維持するために適宜合焦位置を補正する必要がある。この補正手段として、例えば、投影光学系を介した光束を利用するTTLオートフォーカスがある。特許文献1は、TTLオートフォーカス機能を有する投影露光装置を開示している。このTTLオートフォーカスでは、制御系は、レチクルを保持するレチクルステージ(原版保持部)上に設けられたスリット状のマークの像を、投影光学系を介してウエハを保持するウエハステージ(基板保持部)上に設けられたスリット状のマークに結像させる。次に、ウエハステージに設置された検出部は、ウエハステージ側のマークを介してレチクルステージ側のマークの像を受光する。そして、制御系は、検出部からの出力に基づいてベストフォーカス面を検出し、その検出結果をステージ制御系にフィードバックしてウエハステージ(ウエハ面)を所定の位置に設定することで、最適な合焦状態を得る。
特開平5−182895号公報
しかしながら、特許文献1に示すようなTTLオートフォーカスによる合焦位置の検出方法では、工程数が多い。例えば、合焦位置計測の準備工程として、レチクルステージとウエハステージとのX軸およびY軸の各方向に対する位置合わせ計測工程があるが、従来の露光装置では、まずX軸方向の位置合わせ計測工程を実施し、次にY軸方向の位置合わせ計測工程を実施する。したがって、位置合わせ計測に要する時間が多く、結果的に露光装置の生産性を低下させる。
本発明は、原版保持部と基板保持部との位置合わせに要する時間の短さの点で有利な露光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、投影光学系を介して原版のパターンを基板に投影して露光する露光装置であって、原版を保持し、投影光学系の光軸に直交する第1方向、および、光軸および第1方向に直交する第2方向に可動で、1マークおよび2マークを有する原版保持部と、基板を保持し、第1方向および第2方向に可動基板保持部と、基板保持部に設けられ、遮光部、遮光部に形成された第1開口および第1開口を通過した第1マークの投影像を受光する第1受光部、および、遮光部に形成された第2開口および第2開口を通過した第2マークの投影像を受光する第2受光部を有する検出部と、原版保持部を第2方向に移動させながら基板保持部を第1方向に移動させることにより第1方向における原版保持部と基板保持部との位置合わせ計測および第2方向における原版保持部と基板保持部との位置合わせ計測を同時に実行し、検出部の出力に基づいて、原版保持部と基板保持部と置合わせを実行する制御部と、を備え、第1マークの第2方向の長さをL1Yとし、第2マークの第1方向の長さをL1Xとし、第1開口の第2方向の長さをL2Yとし、第2開口の第1方向の長さをL2Xとし、第1方向における位置合わせに要求される原版保持部の移動量をDXとし、第2方向における位置合わせに要求される原版保持部の移動量をDYとすると、L1Y≧L2Y+2×DY、および、L1X≧L2X+2×DXが成立するように構成されている、または、L2Y≧L1Y+2×DY、および、L2X≧L1X+2×DXが成立するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、原版保持部と基板保持部との位置合わせに要する時間の短さの点で有利な露光装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る露光装置の構成を示す図である。 合焦用マークが形成された原版ステージを示す平面図である。 従来の原版側および基板側合焦用マークを示す平面図である。 本実施形態に係る原版側および基板側合焦用マークを示す平面図である。 従来の基板側合焦用マークと光検出部とを示す断面図である。 本実施形態に係る基板側合焦用マークと光検出部とを示す断面図である。 従来のマーク像の検出を説明する図である。 本実施形態に係るマーク像の検出を説明する図である。 本実施形態に係る合焦位置検出の手順を示すフローチャートである。 合焦位置計測時の光検出部による出力波形を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について図面等を参照して説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る露光装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る露光装置1の構成を示す概略図である。この露光装置1は、半導体デバイスや液晶表示装置などの製造工程のうちのリソグラフィー工程にて使用され、基板(被処理基板)であるウエハやガラスプレートに対して露光処理を施すものである。特に、本実施形態の露光装置1は、ステップ・アンド・リピート方式、またはステップ・アンド・スキャン方式を採用する走査型投影露光装置とする。なお、図1以下の各図において、基板に向かう光軸方向にZ軸を取り、該Z軸に垂直な平面内で走査露光時の走査方向(第2方向)にY軸を取り、該Y軸に直交する非走査方向(第1方向)にX軸を取って説明する。露光装置1は、照明系2と、原版3を保持する原版ステージ4と、投影光学系5と、基板6を保持する基板ステージ7と、上記の各構成要素の動作などを制御する制御系8とを備える。
照明系2は、不図示の光源を含み、原版3を照明する。光源としては、例えば、パルスレーザ光源や、一または複数の連続光源(水銀ランプやキセノンランプ)などが使用可能である。ここで、露光のオン/オフは、パルス光源を使用する場合には、パルスレーザ光源への供給電力の制御により切り換え、一方、連続光源を使用する場合には、照明系2内に備えるシャッターにより切り換えられ得る。または、照明系2内に備える可変視野絞りの開閉によって露光のオン/オフを切り換える場合もある。
原版3は、例えば石英ガラス製であり、その表面には基板に転写されるべきパターンが形成されている。また、原版ステージ(原版保持部)4は、原版3を載置および保持しつつ、X軸およびY軸の各方向に可動とするステージ装置である。ここで、原版ステージ4は、ステップ・アンド・スキャン方式による走査露光を行う際には、Y軸方向にスキャン移動する。また、原版ステージ4は、その外周部に不図示の移動鏡を設置しており、原版ステージ4の位置は、移動鏡に向けてレーザビームを投射し、その反射光を受光するレーザ干渉計の出力に基づいて計測される。図2は、Z軸方向上面から見た原版ステージ4を示す平面図である。原版ステージ4は、その表面に、原版3の載置領域4aと、該載置領域4aの一外周領域に形成される複数の原版側合焦用マーク10とを有する。原版側合焦用マーク10は、図2に示すように、例えば3つの原版側合焦用マーク10a〜10cから構成されている。これらの各原版側合焦用マーク10a〜10cは、それぞれXY平面において、Y軸方向を長手方向とする複数の開口部(スリット)で構成された垂直方向のマークと、X軸方向を長手方向とする複数の開口部で構成された水平方向のマークとを有する。以下、上記の垂直方向のマークを「V(Vertical)マークM1」と表記し、一方、上記の水平方向のマークを「H(Horizontal)マークM1」と表記する。なお、各VマークM1およびHマークM1については、以下で詳説する。
投影光学系5は、照明系2から原版3に照射された照射光により、原版3に形成されたパターンを等倍または所定倍率(例えば1/4または1/5)で基板6の表面上に投影する。基板6は、その表面にレジスト(感光剤)が塗布されたウエハまたはガラスプレートなどの被処理基板である。基板ステージ(基板保持部)7は、基板6を載置および保持しつつ、少なくともXYZの3軸方向に可動とするステージ装置である。ここで、走査露光を行う際には、基板ステージ7は、Y軸方向にスキャン移動する。また、基板ステージ7は、原版ステージ4と同様に、その外周部に不図示の移動鏡を設置しており、基板ステージ7の位置は、移動鏡に向けてレーザビームを投射し、その反射光を受光するレーザ干渉計の出力に基づいて計測される。この基板ステージ7も、原版側合焦用マーク10によるマーク像の照射位置に対応した表面に、原版側合焦用マーク10と同種で、基板6の載置領域に対して、その外周領域に形成される複数の基板側合焦用マーク11を有する。具体的には、基板側合焦用マーク11は、不図示であるが、3つの原版側合焦用マーク10a〜10cにそれぞれ対応した3つの基板側合焦用マークからなり、その高さは、基板ステージ7に基板6を載置した際の基板6の上面の高さと略同一とする。さらに、基板ステージ7は、各基板側合焦用マーク11の直下に、基板側合焦用マーク11の開口部を通過した光を検出する光検出部(検出部)12を備える。この光検出部12としては、例えば光電変換素子や各種センサなどが採用可能である。なお、光検出部12については、以下で詳説する。
制御系8は、例えばコンピュータなどで構成され、露光装置1の各構成要素に回線を介して接続され、プログラムなどにしたがって各構成要素の制御を実行し得る。本実施形態の制御系8は、少なくとも原版ステージ4および基板ステージ7の動作を制御するステージ制御系13と、光検出部12による出力に基づいて自動で最良結像面(ベストフォーカス面)を検出する自動合焦制御系14とを含む。なお、制御系8は、露光装置1の他の部分と一体で構成してもよいし、露光装置1の他の部分とは別の場所に設置してもよい。
次に、本実施形態の一特徴である原版側合焦用マーク10および基板側合焦用マーク11の形状について説明する。まず、比較例として、従来の原版側合焦用マークおよび基板側合焦用マークの形状について説明する。図3(a)、(b)は、それぞれZ軸方向上面から見た、従来の原版側合焦用マーク20および基板側合焦用マーク21を示す平面図である。投影光学系5の物面にある原版側合焦用マーク20では、図3(a)に示すように、それぞれ複数の開口部からなるVマークM1´とHマークM1´とが互いに隣接し、かつ、各マークM1´、M1´の長さは、それぞれ開口部を並べた横幅と略同一である。一方、投影光学系5の像面にある基板側合焦用マーク21も、図3(b)に示すように、原版側合焦用マーク20の各マークM1´、M1´と略同一形状(マーク像と同一形状)のVマークM2´とHマークM2´とを有する。
これに対して、図4(a)、(b)は、それぞれZ軸方向上面から見た、本実施形態の原版側合焦用マーク10および基板側合焦用マーク11を示す平面図である。本実施形態では、原版側合焦用マーク10におけるVマークM1(第1マーク)の開口部の長手方向の長さと、基板側合焦用マーク11におけるVマークM2(第3マーク)の開口部の長手方向の長さとは、それぞれ異なる。これは、他方の原版側合焦用マーク10におけるHマークM1(第2マーク)および基板側合焦用マーク11におけるHマークM2(第4マーク)についても同様である。例えば、図4(a)に示すように、原版側合焦用マーク10におけるVマークM1の開口部の長手方向の長さをL1とし、HマークM1の開口部の長手方向の長さをL1とする。一方、図4(b)に示すように、基板側合焦用マーク11におけるVマークM2の開口部の長手方向の長さをL2とし、HマークM2の開口部の長手方向の長さをL2とする。また、後述する位置合わせ計測において要求されるX軸方向への原版ステージ駆動量をDとし、一方、Y軸方向への原版ステージ駆動量をDとする。このとき、本実施形態では、上記長さL1およびL1には、以下に示す式(1)および式(2)が成立する。
L1≧L2+2×D (1)
L1≧L2+2×D (2)
次に、原版側合焦用マーク10におけるVマークM1およびHマークM1の開口スリットの長さL1、L1を、上記のように式(1)、(2)の値以上に設定した場合の光検出部12の構成について説明する。まず、比較例として、従来の光検出部の構成について説明する。図5は、基板側合焦用マーク21の直下に位置する従来の光検出部23を示す断面図である。例えば、光検出部23として光電変換素子を採用すると仮定すると、光電変換素子は、基板側合焦用マーク21のVマークM2´およびHマークM2´を通過した光を1つの受光部23aで受光し、その出力から光量を測定することが可能である。これに対して、図6は、基板側合焦用マーク11の直下に位置する本実施形態の光検出部12を示す断面図である。この場合も光検出部12として光電変換素子を採用すると仮定すると、本実施形態の光検出部12は、基板側合焦用マーク11のVマークM2およびHマークM2を通過した光を、それぞれ個別に受光する複数(ここでは2つ)の受光部12a、12bを有する。この場合、2つの受光部12a、12bによる各出力から、VマークM2およびHマークM2を通過した光の光量を個別に測定することが可能である。
次に、上記のような原版側合焦用マーク10および基板側合焦用マーク11、ならびに光検出部12を用いたTTLオートフォーカスによる合焦位置の補正について説明する。通常、投影露光装置では、基板の表面と投影光学系のベストフォーカス面とを高精度に合致させることが求められる。そこで、露光装置は、原版に形成されたパターンの像を基板上の所定の位置(ショット)に露光するにあたり、原版ステージと基板ステージとのX軸およびY軸の各方向に対する位置合わせを行い、ここで取得した最適位置を参照して合焦位置の検出を実施する。
従来、各合焦用マーク20、21のX軸方向に対する位置合わせは、原版側合焦用マーク20のVマークM1´によるマーク像(光)のうち、基板ステージをX軸方向に駆動したときのVマークM2´を通過したものの光量の変化に基づいて最適位置を求める。同様に、各合焦用マーク20、21のY軸方向に対する位置合わせは、原版側合焦用マーク20のHマークM1´によるマーク像のうち、基板ステージをY軸方向に駆動したときのHマークM2´を通過したものの光量の変化に基づいて最適位置を求める。すなわち、位置合わせ計測に必要な基板ステージの駆動方向は、互いに直交している。ここで、従来の光検出部23は、図5に示すように、1つの受光部23aにてVマークM2´およびHマークM2´を通過した光の両方を受光する構成であるため、制御部は、それぞれの通過光の光量の変化を個別にモニタリングすることが不可能である。そこで、本実施形態の光検出部12は、図6に示すように、VマークM2およびHマークM2を通過した光をそれぞれ個別に受光する2つの受光部12a、12bを有する。この場合、制御系8は、基板ステージ7をX軸方向に、かつ原版ステージ4をY軸方向にそれぞれ相対移動させつつ、受光部12a、12bからの各出力により、それぞれの光量の変化を同時にモニタリングすることで、同時に個別の位置合わせ計測が可能となる。
ここで、図3(a)、(b)に示す従来例のように、原版側合焦用マーク20と基板側合焦用マーク21とを構成する各マークM1´、M2´(または、M1´、M2´)の開口部の長手方向の長さがそれぞれ等しい場合には、高精度な位置計測が難しい。この理由として、以下、一例であるが、従来のVマークM1´、M2´を用いた場合の原版ステージのY軸方向駆動によるX軸方向の計測側から見た光量の変化への影響について、図7を用いて説明する。
図7は、従来のマーク像の検出を説明するためのX軸方向から見た原版ステージ、投影光学系、および基板ステージの位置関係と、受光部23aに入射する光の状態とを示す断面図である。特に、図7(a)は、位置計測の開始時、図7(b)は、位置計測の中間地点、また、図7(c)は、位置計測の終了直前の場合を示し、順に時系列となっている。なお、図7において、原版ステージ、投影光学系、および基板ステージには、便宜上、図1に示す本実施形態の露光装置1の構成と同一の符号を付す。ここで、原版側合焦用マーク20と基板側合焦用マーク21とは、開口部の長手方向の断面を表している。また、図7では、X軸方向の位置計測において同時に必要となる基板ステージ7のX軸方向の駆動については、図面の奥から手前への方向となるため図示されない。さらに、この例では、HマークM1´、M2´を用いてY軸方向の位置計測も同時に実施されるが、この場合には、原版ステージ4は、時系列でY軸方向に駆動し、原版側合焦用マーク20もY軸方向に移動することとなる。
まず、図7(a)において、同時に実施されるY軸方向の位置計測のための原版ステージ4のY軸方向の駆動も同様に開始時であるため、原版側合焦用マーク20および基板側合焦用マーク21のY軸方向に対する位置ずれは、ほとんどない。したがって、VマークM1´を通過した光のほぼ全てが、VマークM2´を通過して、受光部23aに入射する。次に、図7(b)において、同時に実施される原版ステージ4のY軸方向の駆動も開始するため、VマークM1´とVマークM2´とには、Y軸方向に対する位置ずれが発生する。したがって、VマークM1´を通過した光の一部は、VマークM2´の周辺の遮光部24により遮光され、受光部23aに入射する光の光量が減少する。そして、図7(c)において、同時に実施される原版ステージ4のY軸方向の駆動も、図7(b)の状態からさらに進行するため、VマークM1´とVマークM2´とのY軸方向に対する位置ずれもさらに大きくなる。したがって、遮光部24により遮光される遮光量が増大し、受光部23aに入射する光の光量もさらに減少する。このように、従来の各合焦用マーク20、21の構成でX軸方向とY軸方向との位置計測を同時に実施すると、光検出部23の出力には、原版ステージ4のX軸方向の駆動による所望の光量変化成分に加え、Y軸方向の駆動による光量変化成分も加算されてしまう。すなわち、光検出部23による光量の出力変化に基づいて最適位置を求める位置合わせ計測では、高精度な位置計測が困難である。
これに対して、本実施形態の原版側合焦用マーク10では、上記のように、VマークM1とHマークM1との開口部の長手方向のそれぞれの長さL1、L1を、式(1)、(2)の値よりも大きく設定する。さらに、光検出部12も、上記のように、VマークM2およびHマークM2を通過した光をそれぞれ個別に受光する受光部12a、12bを有する。以下、本実施形態のVマークM1、M2、および光検出部12(受光部12a)用いた場合の原版ステージ4のY軸方向駆動によるX軸方向の計測側から見た光量の変化への影響について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施形態におけるマーク像の検出を説明するためのX軸方向から見た原版ステージ4、投影光学系5、および基板ステージ7の位置関係と、受光部12aに入射する光の状態とを示す断面図である。特に、図8(a)は、位置計測の開始時、また、図8(b)は、位置計測の終了直前の場合を示し、図7(a)および図7(c)にそれぞれ対応している。
まず、図8(a)において、原版側合焦用マーク10を構成するVマークM1の開口部の長手方向の長さは、上記のように、VマークM2の開口部の長手方向の長さに位置合わせ計測に、必要な原版ステージ4の駆動量の2倍を加えた値以上である。すなわち、投影光学系5を介して基板ステージ7の表面上のベストフォーカス位置に投影されるマーク像は、基板側合焦用マーク11のVマークM2の開口部の長さに対して長くなる。そして、図8(b)において、同時に実施される原版ステージ4のY軸方向の駆動がほとんど終了する場合でも、Y軸方向に対する位置ずれはあるものの、投影されるマーク像は、遮光部16により遮光されず、VマークM2の長手方向範囲から外れない。すなわち、受光部12aに入射する光の光量(光量変化)は、原版ステージ4のY軸方向への駆動の影響を受けず、受光部12aは、結果的に所望の基板ステージ7のX軸方向への駆動による光量のみを計測することが可能となる。なお、上記の例では、VマークM1、M2を用いた場合の原版ステージ4のY軸方向駆動によるX軸方向の計測側から見た光量の変化への影響について説明したが、HマークM1、M2を用いてX軸方向駆動によるY軸方向の計測側から見た場合も同様である。したがって、光検出部12は、X軸およびY軸の各方向の位置計測に要求される正確な光量を出力できるため、制御系8は、この出力に基づいて高精度な位置計測が可能となる。
次に、露光装置1による合焦位置の補正の手順について説明する。図9は、本実施形態の合焦位置の補正の流れを示すフローチャート図である。まず、制御系8は、合焦位置の補正を開始すると、X/Y軸方向の位置合わせ計測を実行する(ステップS101)。このステップS101では、まず、制御系8は、図1に示すように、ステージ制御系13により、原版側合焦用マーク10aに対して照明系2からの光15が照射される所定の位置に原版ステージ4を移動させる。次に、制御系8は、ステージ制御系13により、原版側合焦用マーク10aのVマークM1およびHマークM1によるマーク像の結像位置が、基板側合焦用マーク11aのVマークM2およびHマークM2にほぼ合致する位置に、基板ステージ7を移動させる。次に、制御系8は、光15を照射させた状態で、光検出部12の2つの受光部12a、12bの出力に基づく光量の変化を自動合焦制御系14によりモニタリングしながら、基板ステージ7をX軸方向に、原版ステージ4をY軸方向に同時に相対移動させる。このとき、受光部12aの出力は、原版側合焦用マーク10aのVマークM1によるマーク像の結像位置に対し、基板側合焦用マーク11aのVマークM2の位置が一致する状態で最大強度となる。したがって、制御系8は、この最大強度となるときの基板ステージ7のX軸方向の位置情報をステージ制御系13から取得することで、X軸方向の最適位置を求めることができる。同様に、受光部12bの出力は、原版側合焦用マーク10aのHマークM1によるマーク像の結像位置に対し、基板側合焦用マーク11aのHマークM2の位置が一致する状態で最大強度となる。したがって、制御系8は、この最大強度となるときの基板ステージ7のY軸方向の位置情報をステージ制御系13から取得することで、Y軸方向の最適位置を求めることができる。
次に、制御系8は、ステップS101にて得られた最適位置に基板ステージ7を移動させるマーク位置合わせ駆動を実行する(ステップS102)。ここで、Y軸方向の最適位置への移動については、基板ステージ7または原版ステージ4のどちらでもよい。以上、X/Y軸方向の位置合わせ計測(ステップS101)およびマーク位置合わせ駆動(ステップS102)は、以降の合焦位置計測(ステップS103)を精度良く実施するための準備工程である。
次に、制御系8は、原版側合焦用マーク10aと基板側合焦用マーク11aとがXY平面内で位置合わせされた状態で、VマークM1、M2、およびHマークM1、M2を用いた合焦位置計測(H/Vマーク合焦位置計測)を実施する(ステップS103)。この場合、制御系8は、光15を照射させた状態で、光検出部12の2つの受光部12a、12bの出力に基づく光量の変化を自動合焦制御系14により同時にモニタリングしながら、基板ステージ7をZ軸方向に駆動させる。このとき、制御系8は、基板ステージ7のZ軸方向の位置情報と光検出部12からの出力との関係を取得する。
次に、制御系8は、ステップS103にて取得した基板ステージ7のZ軸方向の位置情報と光検出部12からの出力との関係から、合焦位置を算出する(ステップS104)。図10は、基板ステージ7のZ軸方向の位置情報(Z位置)に対する光検出部12の出力の変化(出力波形)を示すグラフである。このステップS104では、制御系8は、図10に示す出力変化を参照して、以下の(A)〜(D)の方法を適用することで、合焦位置Z0を算出することができる。
(A)光15の強度が最大となる基板ステージ7のZ位置を合焦位置Z0とする。
(B)光15の最大強度に対して、予めある割合のスライスレベルを設定し、このスライスレベルの出力に対応する基板ステージ7のZ1、Z2の各位置から、Z0=(Z1+Z2)/2として、合焦位置Z0を算出する。
(C)光15の強度および基板ステージ7のZ位置に対して重心計算を行い、重心位置を合焦位置Z0とする。
(D)光15の強度および基板ステージ7のZ位置に対して2次関数(y=a×x+b×x+c)の近似を実行し、Z0=−b/2aとして合焦位置Z0を算出する。この場合、予めある割合のスライスレベルを設定し、このスライスレベル以上の光15の強度を示す基板ステージ7のZ位置から2次関数の近似を実行することが望ましい。
以上の工程により、制御系8は、原版側合焦用マーク10aに対応する像高における合焦位置の算出を完了するが、他の原版側合焦用マーク10b、10cに対応するものについても、同様の手順にて合焦位置の算出を実行する。
そして、制御系8は、ステップS104にて取得した合焦位置に向けて、基板ステージ7をZ軸方向に駆動し(ステップS105)、合焦位置の補正を終了する。
従来、合焦位置計測の準備工程であるX軸およびY軸方向の各位置合わせ計測では、X軸方向に原版ステージ4を駆動して計測する工程と、その後、Y軸方向に原版ステージ4を駆動して計測する工程との2つの工程を要していた。これに対して、本実施形態では、ステップS101に示すように、X軸方向とY軸方向とに対して原版ステージ4を同時駆動させ、並行して位置合わせ計測を実施する。したがって、位置合わせ計測に要する時間を短縮させることが可能となる。さらに、従来、VマークM1´、M2´、および、HマークM1´、M2´を用いた合焦位置計測では、HマークM1´、M2´による合焦位置計測工程と、その後、VマークM1´、M2´による合焦位置計測工程との2つの工程を要していた。これに対して、本実施形態では、ステップS103に示すように、VマークM1´、M2´、および、HマークM1´、M2´による合焦位置計測を同時に実施する。したがって、合焦状態における原版ステージ4と基板ステージ7との相対位置の計測である合焦位置計測に要する時間をも短縮させることが可能となる。なお、この合焦位置計測を同時に実施することで、各計測結果から算出された合焦位置の差から、投影光学系5の非点収差を得ることができるという利点もある。加えて、各合焦位置の平均位置を目標として基板ステージ7の位置を補正することで、原版3上の全方向に延びるパターンに関し、最適に露光を実施することができるという利点もある。
以上のように、本実施形態によれば、位置合わせ計測に要する時間を短縮させ、さらには合焦位置計測に要する時間をも短縮させることができる。すなわち、合焦位置の補正全体に要する時間を短縮させることができるので、生産性の点で有利となる露光装置を提供することができる。
なお、上記説明では、原版側合焦用マーク10におけるVマークM1の開口部の長手方向の長さが、基板側合焦用マーク11におけるVマークM2の開口部の長手方向の長さよりも長く設定するものとしたが、本発明は、これに限定するものではない。例えば、これとは逆に、基板側合焦用マーク11におけるVマークM2の開口部の長手方向の長さを、原版側合焦用マーク10におけるVマークM1の開口部の長手方向の長さよりも長くしても同様の効果を奏する。この場合、上記の式(1)および式(2)にそれぞれ対応する式(3)および式(4)が成立することになる。
L2≧L1+2×D (3)
L2≧L1+2×D (4)
(デバイスの製造方法)
次に、本発明の一実施形態のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)の製造方法について説明する。半導体デバイスは、ウエハに集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程を経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程を含む。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)を含む。液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程を含む。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 露光装置
2 照明系
3 原版
4 原版ステージ
5 投影光学系
6 基板
7 基板ステージ
8 制御部
10 原版側合焦用マーク
11 基板側合焦用マーク
12 光検出部
12a 受光部
12b 受光部
M1 原版ステージ側のVマーク
M1 原版ステージ側のHマーク
M2 基板ステージ側のVマーク
M2 基板ステージ側のHマーク

Claims (4)

  1. 投影光学系を介して原版のパターンを基板に投影して露光する露光装置であって、
    前記原版を保持し、前記投影光学系の光軸に直交する第1方向、および、前記光軸および前記第1方向に直交する第2方向に可動で、1マークおよび第2マークを有する原版保持部と、
    前記基板を保持し、前記第1方向および前記第2方向に可動基板保持部と、
    前記基板保持部に設けられ、遮光部、前記遮光部に形成された第1開口および前記第1開口を通過した前記第1マークの投影像を受光する第1受光部、および、前記遮光部に形成された第2開口および前記第2開口を通過した前記第2マークの投影像を受光する第2受光部を有する検出部と、
    前記原版保持部を前記第2方向に移動させながら前記基板保持部を前記第1方向に移動させることにより前記第1方向における前記原版保持部と前記基板保持部との位置合わせ計測および前記第2方向における前記原版保持部と前記基板保持部との位置合わせ計測を同時に実行し、前記検出部の出力に基づいて前記原版保持部と前記基板保持部との置合わせを実行する制御部と、を備え、
    前記第1マークの前記第2方向の長さをL1Yとし、
    前記第2マークの前記第1方向の長さをL1Xとし、
    前記第1開口の前記第2方向の長さをL2Yとし、
    前記第2開口の前記第1方向の長さをL2Xとし、
    前記第1方向における位置合わせに要求される前記原版保持部の移動量をDXとし、
    前記第2方向における位置合わせに要求される前記原版保持部の移動量をDYとすると、
    L1Y≧L2Y+2×DY、および、L1X≧L2X+2×DXが成立するように構成されている、
    または、L2Y≧L1Y+2×DY、および、L2X≧L1X+2×DXが成立するように構成されていることを特徴とする露光装置。
  2. 前記制御部は、前記第1方向における位置合わせを行わせるとともに前記第2方向における位置合わせを行わせた後に、前記原版保持部または前記基板保持部を前記投影光学系の前記光軸に平行な方向に移動させたときの前記検出部の出力に基づいて、合焦位置を求めることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記検出部は、光電変換素子を含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の露光装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された前記基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
JP2011104488A 2011-05-09 2011-05-09 露光装置、および、デバイス製造方法 Active JP5773735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104488A JP5773735B2 (ja) 2011-05-09 2011-05-09 露光装置、および、デバイス製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104488A JP5773735B2 (ja) 2011-05-09 2011-05-09 露光装置、および、デバイス製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012235065A JP2012235065A (ja) 2012-11-29
JP2012235065A5 JP2012235065A5 (ja) 2014-07-03
JP5773735B2 true JP5773735B2 (ja) 2015-09-02

Family

ID=47435086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011104488A Active JP5773735B2 (ja) 2011-05-09 2011-05-09 露光装置、および、デバイス製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5773735B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6685821B2 (ja) 2016-04-25 2020-04-22 キヤノン株式会社 計測装置、インプリント装置、物品の製造方法、光量決定方法、及び、光量調整方法
JP7361599B2 (ja) 2019-12-26 2023-10-16 キヤノン株式会社 露光装置および物品製造方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3450343B2 (ja) * 1992-01-06 2003-09-22 キヤノン株式会社 投影露光装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法
JP3252526B2 (ja) * 1993-04-09 2002-02-04 キヤノン株式会社 位置検出装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法
JP2000338683A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Nikon Corp 露光装置及び露光方法
JP2001044098A (ja) * 1999-07-26 2001-02-16 Nikon Corp 露光装置、その露光装置における位置検出方法
JP2009065061A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Canon Inc 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法
JP5457767B2 (ja) * 2009-09-08 2014-04-02 キヤノン株式会社 露光装置およびデバイス製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012235065A (ja) 2012-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8472009B2 (en) Exposure apparatus and device manufacturing method
KR101642552B1 (ko) 계측 방법, 노광 방법 및 장치
TWI534558B (zh) 偵測裝置、曝光設備及使用其之裝置製造方法
JP6463935B2 (ja) 露光装置、露光方法、およびデバイス製造方法
JP7147738B2 (ja) 計測装置及び計測方法、並びに露光装置
JP6261207B2 (ja) 露光装置、露光方法、それらを用いたデバイスの製造方法
TWI575568B (zh) 曝光方法、曝光裝置和物品製造方法
JP2009071103A (ja) 露光システムおよび半導体装置の製造方法
US10488764B2 (en) Lithography apparatus, lithography method, and method of manufacturing article
JP5773735B2 (ja) 露光装置、および、デバイス製造方法
JP2008140794A (ja) 露光装置
JP6727554B2 (ja) 露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び露光方法
JP6139870B2 (ja) 露光方法、露光装置および物品の製造方法
KR20140016821A (ko) 노광 방법, 노광 장치, 및 디바이스의 제조 방법
JP2006030021A (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
KR101879263B1 (ko) 노광장치, 노광방법 및 디바이스 제조방법
JP6202993B2 (ja) 露光装置、露光方法、およびデバイスの製造方法
JP7336343B2 (ja) 露光装置、露光方法、および物品の製造方法
KR100576518B1 (ko) 노광장치 및 그를 이용한 반도체 소자의 노광 방법
JP6053316B2 (ja) リソグラフィー装置、および、物品製造方法
JPH10116781A (ja) 面位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP2010251409A (ja) 露光方法、露光装置及びデバイス製造方法
JP2016062921A (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
JP2008235457A (ja) 露光装置
JP2002141262A (ja) 表面状態の検出方法及びマイクロデバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140507

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150630

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5773735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151