JP6499544B2 - ポータブルトイレ - Google Patents

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Description

本発明はポータブルトイレに関する。
例えば、特開2005−304694号公報および特開2014−64601号公報には、木材によって形成された枠体に、汚水受け、バケツ、便座などを配置した家具調ポータブルトイレが開示されている。ここで、枠体は、便器外殻とも称される。汚水受けは、便座受け、受け板などと称される。バケツは、汚物ポットとも称される。
特開2005−304694号公報 特開2014−64601号公報
いわゆる家具調ポータブルトイレは、木製の枠体に、汚水受けが載せられているが、飛散した尿が木製の枠体に付着することで、枠体に臭いが付着したり、枠体が腐敗したりする場合があった。
ここで提案されるポータブルトイレは、木製の枠体と、樹脂製のトレイとを備えている。枠体は、トレイを予め定められた位置に載置するトレイ載置部を有している。トレイ載置部に載置されたトレイの前部は、平面視において、枠体よりも前に出ている。この場合、枠体に尿が付着しにくい。
この場合、例えば、トレイは、バケツを予め定められた位置に載置するバケツ載置部を有し、枠体は、トレイに載置されたバケツの外周面の前に配置される前面材を有していてもよい。そして、バケツの上縁において内周面の最前部は、平面視において枠体のうち前面材よりも前に出ているとよい。この構成によって、例えば、バケツの内周面が前方に広くなり、ポータブルトイレの前方に尿が漏れにくい。
また、枠体は、トレイ載置部に載置されたトレイの後部の上面に当たる押さえ部を備えていてもよい。この構造によって、トレイの後部が浮き上がるのを防止できる。また、トレイの前面上部は、前方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面と、傾斜面の下縁から後方へ窪む段差とを備えていてもよい。この場合、トレイ前面上部に前方に傾斜した傾斜面と、傾斜面の下縁から後方へ窪む段差とがあるので、傾斜面を伝う尿が、傾斜面の下縁から床に落ちやすい。このため、トレイの前面から漏れた尿が枠体に伝わりにくくなる。また、前面材の前側に配置され、左右方向の中間部が前方に湾曲し、かつ、上部から下部に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜部を備えた化粧板を備えていてもよい。
また、トレイは、トレイ載置部に載置される下側部材と、下側部材の上に載置される上側部材とを備えていてもよい。上側部材は、バケツを予め定められた位置に載置するバケツ載置部と、バケツ載置部に載置されたバケツの周りに延びた受け部とを備えているとよい。この場合、汚水がこぼれた場合、上側部材のみ掃除できるため、掃除が容易である。
また、下側部材の前部には、平面視において、上縁よりも内側に、上方に突出した突起を有しているとよい。上側部材の前部には、突起に当たる当り部を有するとよい。突起が設けられていることによって、上側部材を安定して支持できる。突起は、下側部材の底面を上方に盛り上げた構造を有していてもよい。この構造によれば、下側部材の上面が連続するので拭きやすく、掃除が容易になる。また、下側部材の前部の上縁は、上側部材に当たっていてもよい。
トレイは、バケツ載置部に載置されるバケツの外側を覆うバケツ収容部を備えていてもよい。これによって、ポータブルトイレの外観でバケツが見えにくくなり、ポータブルトイレの外観印象が良くなる。トレイが上側部材と下側部材とで構成されている場合には、下側部材は、バケツ載置部に載置されるバケツの外側を覆うバケツ収容部を備えていてもよい。
図1は、ポータブルトイレ10の断面図である。 図2は、枠体12の平面図である。 図3は、枠体12の正面図である。 図4は、枠体12の左側面図である。 図5は、左面材12bの右側面図である。 図6は、トレイ14の斜視図である。 図7は、バケツ16が載せられたトレイ14の斜視図である。 図8は、下側部材64の斜視図である。 図9は、トレイ14が載せられた枠体12の前部を拡大したポータブルトイレ10の縦断側面図である。 図6のX−X断面図である。 図11は、ポータブルトイレ10の平面図である。 図12は、他の実施形態に係るポータブルトイレ10Aを示す断面図である。
以下、ここで提案されるポータブルトイレを図面に基づいて説明する。各図において同じ作用を奏する部材や部位には、同じ符号を付し、適宜に重複する説明を省略している。ここでは、説明の便宜上、ポータブルトイレに対して適宜に、前後左右の方向を設定する。図面上、前をF、後をB、左をL、右をR、上をU、下をDと表す。ここでは、ポータブルトイレに座る使用者の通常の姿勢を基準に、使用者の前方を前、後方を後とし、左右および上下が定められている。
〈ポータブルトイレ10〉
図1は、ポータブルトイレ10の断面図である。ポータブルトイレ10は、図1に示すように、枠体12と、トレイ14と、バケツ16とを備えている。バケツ16には、蓋22が取り付けられている。トレイ14には、便座24と上蓋26とが取り付けられている。また、トレイ14の後部には、脱臭装置28が取り付けられている。また枠体12には、肘掛け32、33(図2参照)と背もたれ34(図1参照)と、脚42、43(図3参照)とが取り付けられている。
〈枠体12〉
図2は、枠体12の平面図である。図3は、枠体12の正面図である。図4は、枠体12の左側面図である。枠体12は、木製の部材であり、図2に示すように、前面材12aと、左面材12bと、右面材12cと、後面材12dとを備えている。
前面材12aは、枠体12のうち、バケツ16が配置される領域A1の前側に配置される部材である。左面材12bは、バケツ16が配置される領域A1の左方に配置される部材である。右面材12cは、バケツ16が配置される領域A1の右方に配置される部材である。後面材12dは、バケツ16が配置される領域A1の後ろ側に配置される部材である。
この実施形態では、前面材12aは、板状の部材であり、左面材12bの前部と、右面材12cの前部との間に渡されている。前面材12aの下縁は、左右方向の中央部12a1において上方に高くなっている。このポータブルトイレ10では、中央部12a1の下に広い空間S2が確保されている。なお、この実施形態で、バケツ16が配置される領域A1は、前面材12aと、左面材12bと、右面材12cと、後面材12dとで囲まれた空間である。バケツ16が配置される領域A1は、バケツ16が大凡収容されているとよい。この実施形態では、バケツ16の一部(上縁部の前側の部位)が前面材12aよりも前方にはみ出ているが、前面材12aは、バケツ16が配置される領域A1の前側に配置されているものとする。
この実施形態では、左面材12bと右面材12cは、それぞれ複数の部材が組み合わされている。図5は、左面材12bの右側面図であり、左面材12bの内側を示している。
左面材12bは、図5に示すように、前側部材12b1と、後側部材12b2とを備えている。前側部材12b1の上部には、外方(左面材12bでは左方)に座面を延ばすように配置された移乗補助部材12b3が取り付けられている。後側部材12b2は、前側部材12b1の後ろ縁に接続されている。後側部材12b2の上部は上方に延びており、その上縁に背もたれ34(図1参照)を支持する支柱部材12b4が設けられている。左面材12bの内側には、トレイ14を支持する支持板12b5と、高さ調節ブロック12b6と、左脚42とが取り付けられている。支持板12b5は、前後に延びる棒状の部材で、左面材12bの内側において、所定の高さに取り付けられている。
左脚42は、左面材12bの前後において上下方向に延びた脚体42a,42bと、前後の脚体42a,42bの間に渡された間材42cと、前後の脚体42a,42bの下端に取り付けられたベース42dとを備えている。ベース42dの後端には、キャスター42eが取り付けられている。
右面材12cと右脚43(図3参照)は、左面材12bと左脚42とそれぞれ同様の構造である。つまり、右面材12cは、図1に示すように、前側部材12c1と、後側部材12c2と、移乗補助部材12c3(図3参照)と、背もたれ34の支柱部材12c4とを備えている。右面材12cの内側には、図2に示すように、支持板12c5と、高さ調節ブロック12c6と、右脚43とが取り付けられている。ここで、図2では、右側の支持板12c5は、前後方向の中間部分が破断された状態で示されており、高さ調節ブロック12c6が図示されている。右脚43は、図1および図3に示すように、前後の脚体43a,43bと、間材43c(図2参照)と、ベース43dと、キャスター43eとを備えている。
左面材12bと右面材12cには、それぞれ肘掛け32,33が取り付けられている。左側の肘掛け32は、図4に示すように、肘掛基材32aと肘掛部材32bとヒンジ32cと操作機構32dとを備えている。このうち肘掛基材32aは、板状の部材であり、左面材12bの左側面(外側面)に取り付けられている。肘掛部材32bは、肘掛基材32aの上縁の後端部にヒンジ32cを介して取り付けられている。操作機構32dは、肘掛部材32bの下面に取り付けられている。この実施形態では、肘掛部材32bの下面を操作し、肘掛部材32bと肘掛基材32aとの係合を解除し、肘掛部材32bを上方に回動させることができる。肘掛部材32bの下面で操作してそのまま肘掛部材32bを上方に挙げれば良いので、肘掛部材32bの操作が片手で行える。右側の肘掛け33は、図3に示すように、左側の肘掛け32と同様に、肘掛基材33aと肘掛部材33bとヒンジ33cと操作機構33dとを備えており、右面材12cの右側面(外側面)に取り付けられている。
後面材12dは、図2および図5に示すように、左面材12bと右面材12cの後部に渡されている。この実施形態では、後面材12dは、第1後面材12d1と、第2後面材12d2とを備えている。第1後面材12d1は、それぞれ棒状の板材である。第1後面材12d1は、左面材12bと右面材12cの後部において、第2後面材12d2よりも上側に配置されている。第2後面材12d2は、左面材12bと右面材12cの後部において、下部に配置されている。
〈トレイ載置部50〉
枠体12は、トレイ14を予め定められた位置に載置するトレイ載置部50を有している。この実施形態では、トレイ載置部50は、図2に示すように、前面材12aと、左右の支持板12b5,12c5と、第1後面材12d1との各部材の上面に設けられている。
〈押さえ部材12e〉
枠体12は、トレイ載置部50に載置されたトレイ14の後部14bの上面に当たる押さえ部を備えているとよい。トレイ14の後部14bの上面に当たる押さえ部として、この実施形態では、後面材12d(ここでは、第1後面材12d1)の上方に押さえ部材12eが配置されている。押さえ部材12eは、図3に示すように、左右の面材12b,12cからそれぞれ内側に突出している。押さえ部材12eは、図1に示すように、トレイ載置部50に載置されたトレイ14の後部14bの上面のすぐ上に配置されている。枠体12に対してトレイ14の前部14aが押し下げられる場合には、トレイ14の後部14bの上面が押さえ部材12eに当たる。このため、トレイ載置部50に載置されたトレイ14の前部14aが押し下げられない。
例えば、介護を要する使用者をベッドからポータブルトイレ10に移乗させるような場合には、使用者が便座24に対して適切な位置よりも前側にずれて座る状態が生じうる。トレイ14には、便座24が設けられており、便座24を通じてトレイ14に使用者の体重が掛かる。このポータブルトイレ10では、トレイ14が、前面材12aよりも前方に出ている。このため、使用者の体重がトレイ14の前部14aに掛かった場合には、枠体12の前面材12aが支点となってトレイ14の前部14aが押し下げられ、かつ、トレイ14の後部14bが持ち上がるように力が作用する。この実施形態では、枠体12には、トレイ載置部50に載置されるトレイ14の後部14bの上に、押さえ部材12eが設けられている。このため、トレイ14の後部14bが持ち上がるような力が作用してもトレイ14の後部14bが、押さえ部材12eに当たる。このように押さえ部材12eが当たっていると、トレイ14の前部14aが大きく押し下げられない。
〈トレイ14〉
トレイ14は、樹脂製であり、バケツ16を予め定められた位置に載置するバケツ載置部14cを有している。トレイ14は、枠体12のトレイ載置部50に載置される。トレイ載置部50に載置されたトレイ14の前部14aは、平面視において、枠体12の前面材12aよりも前に出ている。このように、トレイ14が、前面材12aよりも前方に出ているので、前面材12aに尿がかかりにくい。この観点において、トレイ14の前部14aは、前面材12aの最前部12a2(この実施形態では、上部の前縁(図9参照))よりも5mm以上、好ましくは1cm以上、前方に出ているとよい。また、トレイ14が前面材12aによって安定して支持されているには、トレイ14が前面材12aよりも前方に出ている距離は、例えば、8cm以下、好ましくは5cm以下であるとよい。この実施形態では、トレイ14の前部14aは、前面材12aの最前部12a2よりも大凡3cm前方に出ている。また、トレイ14の前面上部は、図9に示すように、前方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面14dと、傾斜面14dの下縁から後方へ窪む段差14d1とを備えている。この場合、傾斜面14dを伝う尿が、傾斜面14dの下縁から床に落ちやすい。このため、トレイ14の前面を尿が伝う場合でも、枠体12の前面材12aに尿がかかりにくい。また、トレイ14は、バケツ載置部14cに載置されるバケツ16の外側を覆うバケツ収容部14eを備えているとよい。トレイ14が、バケツ16の外側を覆っていることにより、ポータブルトイレ10の外観印象が向上する。
図6は、トレイ14の斜視図である。図7は、バケツ16が載せられたトレイ14の斜視図である。図8は、下側部材64の斜視図である。図9は、トレイ14が載せられた枠体12の前部の拡大したポータブルトイレ10の縦断側面図である。図9ではトレイ14に載置されたバケツ16は、2点鎖線で示されている。図10は、トレイ14の横断正面図であり、図6のX−X断面図である。この実施形態では、トレイ14は、図6に示すように、上側部材62と下側部材64とを備えている。
〈上側部材62〉
上側部材62は、図6および図7に示すように、バケツ16を予め定められた位置に載置するバケツ載置部14cと、バケツ載置部14cに載置されたバケツ16の周りに延びた受け部62bとを備えている。この実施形態では、トレイ14の上側部材62は、中央部にバケツ16が装着される開口62cを有している。開口62cの周囲には、上方に立ち上がった内壁62dが設けられている。バケツ載置部14cは、内壁62dの上縁に設けられている。当該内壁62dの外周には、窪み62eが設けられている。窪み62eの外周には上方に立ち上がった外壁62fが設けられている。外壁62fには、段差があり、便座24が載置される載置部62gが設けられている。
このように、上側部材62は、バケツ16の周りに尿を受ける受け部62bが設けられている。上側部材62は、いわゆる「受け板」として機能する。上側部材62は、下側部材64の上に被せられている。上側部材62の前部62aには、図9に示すように、外壁62fの上部が外側へ折れ曲がって下方に延びた外縁部62hを備えている。外壁62fと、下方に延びた外縁部62hとの間にはリブ62iが設けられている。また、上側部材62の後部62mには、図6に示すように、脱臭装置28へと繋がる空気のダクト接続口62nが設けられている。
〈下側部材64〉
下側部材64は、図1に示すように、バケツ収容部14eを備えている。この実施形態では、バケツ収容部14eは、バケツ載置部14cに載置されるバケツ16の外側を覆い、かつ、バケツ16の底を囲んでいる。つまり、バケツ16の外周面16aは、トレイ14の下側部材64によって大凡囲まれている。このため、バケツ16の外周面16aを伝うなどして下側部材64の内側に溢れた尿は、バケツ収容部14eによって受けられる。このバケツ収容部14eによって、下側部材64は、いわゆる「汚水受け」として機能する。
また、下側部材64は、枠体12に設けられたトレイ載置部50に載せられる。図9に示すように、下側部材64の前部64aの下面には、枠体12の前面材12aの上に載せられる面64bと、当該面64bから前面材12aの後面(内側面)に沿って下方に延びた面64cとを有している。
また、下側部材64の前部64aは、図8に示すように、上方に突出した突起64fを有している。突起64fは、平面視において前部64aの上縁64eよりも内側(後方)に設けられている。これに対して、上側部材62の前部62aの裏面は、図9に示すように、突起64fに当たる当り部62jを有している。上側部材62の前部62aが下側部材64の突起64fによって支持されている。このように、この実施形態では、トレイ14の前部14aにおいて、上側部材62が下側部材64に安定して支持されるとともに、所要の強度が確保されている。また、トレイ14の前部14aの支持構造として、上述した突起64fが設けられていることによって、下側部材64の前部64aの上縁64eに荷重が集中するのを防止できる。また、この実施形態では、下側部材64の底面64gが上方に盛り上げられた突起64fが設けられている。下側部材64の底面64gが盛り上げて突起64fが設けられているので、部品点数が多くならない。さらに突起64fが設けられた下側部材64の上面が連続した面になるので、下側部材64の上面が拭きやすく掃除が容易になる。
また、下側部材64の前部64aの上縁64eは、上側部材62に当たっている。下側部材64の前部64aの上縁64eが上側部材62に当たっていることによって、上側部材62に作用する荷重は、下側部材64に支持される。この実施形態では、トレイ14の前部14aでは、上側部材62の外縁部62hの裏面(下面)に設けられたリブ62iに下側部材64の上縁64eが当たっている。このことによって、上側部材62に作用する荷重が下側部材64に支持されるのでトレイ14の前部14aが変形しにくい。
また、この実施形態では、トレイ14の前面上部は、前方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面14dを備えている。そして、この傾斜面14dの下縁から後方に窪んだ段差14d1が設けられている。この実施形態では、トレイ14の前面では、上側部材62の外縁部62hが下側部材64の前部64aの上縁64eを覆っている。当該外縁部62hの前面62h1は、上部から下部に向かうにつれて前方に傾斜している。そして、前面62h1の下縁の内側に下側部材64の上縁64eが嵌まっており、前面62h1の下縁から後方に窪んだ段差14d1が形成されている。このため、トレイ14から前方に溢れた尿が、上側部材62の外縁部62hの前面62h1を伝う場合、外縁部62hの前面62h1の下縁から床に落ちる。このため、下側部材64には伝わりにくい。さらに、この実施形態では、下側部材64の前面64hは、前部64aの上縁64eから下方に向かうにつれて後方に傾斜している。このため、尿が下側部材64の前面64hを伝う場合でも、尿はその途中で下側部材64の前面64hから下方に落ちやすい。さらに、下側部材64の前面64hの下端は、前面材12aよりも前に出ている。この実施形態では、下側部材64の前面64hの下端は、前面材12aよりも5mm以上(1cm程度)前に出ている。このため、下側部材64の前面64hを伝う尿は、枠体12の前面材12aにまで到達しにくく、ポータブルトイレ10の前面において尿が枠体12に付着しにくい。
また、図10に示すように、トレイ14の左右両側においても、上側部材62の周縁部62kが、下側部材64の上縁64iに被さっている。このため、上側部材62と下側部材64の変形が小さく抑えられ、全体としてトレイ14の変形が小さく抑えられる。また、便座24が載置される上側部材62の載置部62gの裏面に当たるように、下側部材64に段差64jが設けられている。当該下側部材64の段差64jの裏面(下面)は、左面材12bと右面材12cの内側に設けられた支持板12b5、12c5(図3参照)に載せられる。このように、下側部材64は、前後、左右において、枠体12に設けられたトレイ載置部50に載置されている。便座24が載置される上側部材62の載置部62gは、下側部材64および枠体12によって支持されている。
また、トレイ14の後部14bでは、図7および図8に示すように、下側部材64の後部64kに、上側部材62の後部62mが被さっている。図1に示すように、上側部材62の後部62mと下側部材64の後部64kは、上下に重ねられて枠体12の第1後面材12d1に載せられており、押さえ部材12eによって上面が押さえられている。当該部位は、トレイ14の前部が下側に荷重を受けた際に持ち上げられ、押さえ部材12eに押し当たる。この実施形態では、上側部材62の後部62mと下側部材64の後部64kとが重ねられているので、所要の強度が確保されている。また、下側部材64の後部64kには、上側部材62のダクト接続口62nに対応して、脱臭装置28が保持される脱臭装置保持部64mが設けられている。
このように、このポータブルトイレ10は、トレイ載置部50に載置されたトレイ14の前部14aが、平面視において、枠体12の前面材12aよりも前に出ており、枠体12が汚れにくい。枠体12の前面材12aよりも前に出ていることに関連し、枠体12に設けられた押さえ部(上述した実施形態では、押さえ部材12e)によって、トレイ14の後部が浮き上がるのを防止されている。また、トレイ14の前部の強度向上についても種々工夫されている。また、ポータブルトイレ10の前面に尿が漏れにくい構造とすることや、使用者および介助者の便宜などが図られている。
例えば、このポータブルトイレ10では、図1に示すように、枠体12に載置されるトレイ14にバケツ16が載置されている。前面材12aは、バケツ16の外周面の前に配置されている。具体的には、前面材12aは、枠体12に対して予め定められた位置に配置されたバケツ16の外周面のうち、バケツ16の上下方向の中間部においてバケツ16の外周面16aよりも前方に配置されている。図1に示す形態では、バケツ16の上下方向の中間部において、バケツ16の外周面16aは、後述されるトレイ14の下側部材64によって囲まれている。前面材12aは、かかる下側部材64の前に配置されている。なお、この実施形態では、前面材12aは、板状の部材であるが、板状であることに限定されない。また、前面材12aは、枠体12の構成部材であって、左面材12bの前部と、右面材12cの前部との間に掛け渡されており、枠体12に対して予め定められた位置に配置されるバケツ16の外周面よりも前方に配置された部材であればよい。
このポータブルトイレ10では、図1に示すように、バケツ16の上縁における、バケツ16の内周面の最前部16bは、平面視において枠体12のうち前面材12aよりも前に出ている。より具体的には、図1は、ポータブルトイレ10の左右方向の中央部に沿った断面図であり、図1に示すように、ポータブルトイレ10の左右方向中央部において、バケツ16の内周面の最前部16bは、枠体12の前面材12aよりも前に出ている。より具体的には、枠体12の前面材12aの上部の前縁よりも、バケツ16の内周面の最前部16bが前方に出ているとよい。この場合、前面材12aは、最前部12a2を基準とする。例えば、バケツ16の最前部16bは、前面材12aの最前部12a2よりも5mm以上、好ましくは1cm以上、前方に出ているとよい。
ここで、図11は、ポータブルトイレ10の平面図であり、ポータブルトイレ10に通常の使用姿勢で座る使用者が仮想線Hによって示されている。ポータブルトイレ10では、図11に示すように、ポータブルトイレ10に座る使用者Hの鼠径部h1に対して、バケツ16の上縁における内周面の最前部16bに至る空間S1が広く確保されうる。そして、バケツ16の上縁における内周面の最前部16bに至る空間S1が広く確保されているので、バケツ16の上縁よりも前方に尿が漏れにくくなる。この点について、補足すると、バケツ16の上縁における内周面の最前部16bに至る空間S1が広く確保されているので、バケツ16の上に配置される便座24の開口24aも前方に広く確保されうる。このため、便座24の開口より外部に飛散することが低減されうる。
また、図1に示すように、バケツ16の上縁における、バケツ16の内周面の最前部16bよりも、枠体12の前面材12aが後方に位置している。このためポータブルトイレ10の前面(換言すれば、枠体12の前面材12aの前方)には、便座24の前縁よりもポータブルトイレ10の内側に大きく入り込んだ空間S2が確保されうる。このような空間S2が確保されていることによって、ポータブルトイレ10に座っている使用者は、自身の重心近くにより深く脚を引き寄せることができ、ポータブルトイレ10から立ち上がる動作が容易になる。また、このような空間S2が確保されていることによって、使用者がポータブルトイレ10から立ち上がったり、ポータブルトイレ10に移乗したりする際に介助が必要である場合、介助者にとっても、この空間S2があることによって足をポータブルトイレ10の下に深く踏み込むことができる。これにより、介助者の重心を、ポータブルトイレ10に座る使用者の重心に近づけることができるので、介助者の負担が大きく軽減されうる。
以上、ポータブルトイレ10の一実施形態を説明したが、ここで提案されるポータブルトイレは、特に言及されない限りにおいて、上述した実施形態に限定されない。
例えば、枠体12やトレイ14の具体的な構造は、特に言及されない限りにおいて、上述した実施形態に限定されない。
例えば、トレイ14は、上側部材62と下側部材64とで構成された形態を例示しているが、トレイ14は、バケツ載置部14cを備えているとよく、例えば、下側部材64は、無くてもよい。つまり、トレイ14は、いわゆる受け板と称される部材で構成されていてもよい。図12は、他の実施形態に係るポータブルトイレ10Aを示す断面図である。このポータブルトイレ10Aでは、トレイ14は、上述した上側部材62に準じた構造を有しており、枠体12のトレイ載置部50に直接載置されている。図12に示すように、トレイ14は、上側部材62の前面62h1(図1参照)に準じた傾斜面14dを有しており、枠体12の前面材12aに載せられていてもよい。
図12に示す形態では、ポータブルトイレ10Aは、トレイ14とは別体で、化粧板66を備えている。化粧板66は、枠体12の前側に配置され、左右方向の中間部が前方に湾曲し、かつ、上部から下部に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜面66aを備えている。化粧板66は、ポータブルトイレ10Aの前面において、バケツ16およびトレイ14の下部を隠すことができるとともに、尿が枠体12(枠体12の前面材12a)に付着するのを防止できる。化粧板66は、枠体12(例えば、前面材12a、左面材12b、右面材12cなど)に取り付けられていてもよい。また、化粧板66は、トレイ14に取り付けられていてもよい。また、化粧板66は、上述のようにトレイ14が上側部材62と下側部材64とで構成されている場合に取り付けられていてもよい。また、化粧板66は、上部から下部に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜面66aを備えているので、足下のスペースを広く確保できる。
以上のとおり、ここで提案される発明は、ポータブルトイレに利用される。
10,10A ポータブルトイレ
12 枠体
12a 前面材
12a1 前面材12aの中央部
12a2 前面材12aの最前部
12b 左面材
12c 右面材
12d 後面材
12e 押さえ部材
14 トレイ
14a トレイ14の前部
14b トレイ14の後部
14c バケツ載置部
14d 傾斜面
14e バケツ収容部
16 バケツ
16a 外周面
16b バケツ16の内周面の最前部
22 蓋
24 便座
26 上蓋
28 脱臭装置
32,33 肘掛け
34 背もたれ
42 左脚
43 右脚
50 トレイ載置部
62 上側部材
62a 上側部材62の前部
62b 受け部
62c 開口
62d 内壁
62e 窪み
62f 外壁
62g 載置部
62h 外縁部
62h1 上側部材62の前面
62i リブ
62j 当り部
62k 周縁部
62m 後部
62n ダクト接続口
64 下側部材
64a 前部
64e 前部64aの上縁
64f 突起
64g 底面
64h 下側部材64の前面
64i 上縁
64j 段差
64k 後部
64m 取付部
66 化粧板
A1 バケツ16が配置される領域

Claims (13)

  1. 木製の枠体と、
    樹脂製のトレイと、
    バケツと
    を備え、
    前記トレイは、
    前記バケツを予め定められた位置に載置するバケツ載置部を有し、
    前記枠体は、
    前記トレイを予め定められた位置に載置するトレイ載置部と、
    前記トレイの前記バケツ載置部に載置された前記バケツの外周面の前に配置される前面材と
    を有し、
    前記トレイ載置部に載置されたトレイの前部は、平面視において、前記枠体よりも前に出ており、かつ、
    前記バケツの上縁において内周面の最前部は、平面視において前記枠体のうち前記前面材よりも前に出ている、
    ポータブルトイレ。
  2. 前記枠体は、前記トレイ載置部に載置された前記トレイの後部の上面に当たる押さえ部を備えた、請求項に記載されたポータブルトイレ。
  3. 前記トレイの前面上部は、
    前方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面と、
    傾斜面の下縁から後方へ窪む段差と
    を備えている、請求項1または2に記載されたポータブルトイレ。
  4. 前記枠体の前方に配置され、左右方向の中間部が前方に湾曲し、かつ、上部から下部に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜面を有する化粧板を備えた、請求項1または2に記載されたポータブルトイレ。
  5. 前記トレイは、
    前記トレイ載置部に載置される下側部材と、
    前記下側部材の上に載置される上側部材と
    を備え、
    前記上側部材は、
    前記バケツを予め定められた位置に載置するバケツ載置部と、
    前記バケツ載置部に載置されたバケツの周りに延びた受け部と
    を備えた、請求項1からまでの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
  6. 前記下側部材の前部は、平面視において上縁よりも内側に、上方に突出した突起を有しており、
    前記上側部材の前部は、前記突起に当たる当り部を有する、請求項に記載されたポータブルトイレ。
  7. 前記突起は、前記下側部材の底面が上方に盛り上げられている、請求項に記載されたポータブルトイレ。
  8. 前記下側部材の前部の上縁は、前記上側部材に当たっている、請求項5から7までの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
  9. 前記トレイは、
    前記バケツ載置部に載置される前記バケツの外側を覆うバケツ収容部を備えた、請求項1からまでの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
  10. 前記下側部材は、
    前記バケツ載置部に載置される前記バケツの外側を覆うバケツ収容部を備えた、請求項5から8までの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
  11. 木製の枠体と、
    樹脂製のトレイと、
    を備え、
    前記枠体は、
    前記トレイを予め定められた位置に載置するトレイ載置部と、
    前記トレイ載置部に載置された前記トレイの後部の上面に当たる押さえ部と
    を有し、
    前記トレイ載置部に載置されたトレイの前部は、平面視において、前記枠体よりも前に出ている、ポータブルトイレ。
  12. 木製の枠体と、
    樹脂製のトレイと、
    を備え、
    前記枠体は、
    前記トレイを予め定められた位置に載置するトレイ載置部を有し、
    前記トレイ載置部に載置されたトレイの前部は、平面視において、前記枠体よりも前に出ており、
    前記トレイの前面上部は、
    前方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面と、
    傾斜面の下縁から後方へ窪む段差と
    を備えている、ポータブルトイレ
  13. 木製の枠体と、
    樹脂製のトレイと、
    を備え、
    前記枠体は、
    前記トレイを予め定められた位置に載置するトレイ載置部を有し、
    前記トレイ載置部に載置されたトレイの前部は、平面視において、前記枠体よりも前に出ており、
    前記枠体の前方に配置され、左右方向の中間部が前方に湾曲し、かつ、上部から下部に向かうにつれて後方に傾斜した傾斜面を有する化粧板を備えた、ポータブルトイレ。
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