JP6093259B2 - ポータブルトイレ - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態に係るポータブルトイレを図面に基づいて説明する。以下の説明において、前、後、左および右は、それぞれ便座に腰掛けた使用者から見た方向を意味しており、図面には、それぞれ符号F、Bk、L、Rが付されている。また、各図において同じ作用を奏する部材や部位には、同じ符号を付し、適宜に重複する説明を省略している。ここでは、まず、ポータブルトイレ10の概要を説明し、その後、ここで提案される脚500、600について説明する。
図1から図4はそれぞれポータブルトイレ10の斜視図である。ここで、図1は、蓋20を上げた状態(蓋20が開いた状態)を示している。図2は、図1の状態から便座30を上げ、バケツ40の蓋42(バケツ蓋)と、左側の肘掛300とを取り外した状態を示している。図3は、図2の状態からバケツ40を取り外した状態を示している。さらに、図4は、図3の状態からトレイ50(受け板)を取り出した状態を示している。
蓋20は、ポータブルトイレ10の便座30に被せられる部材である。本実施形態では、蓋20は、図1に示すように、矩形の部材であり、後ろ側の縁にヒンジ21が取り付けられている。蓋20は、ヒンジ21を軸にして回動し、背もたれ250の前で便座30の上に配置された姿勢(蓋を閉じた姿勢(図示省略))から上方に引き上げられる。本実施形態では、蓋20は、前後方向の中間部に蝶番22が取り付けられている。蓋20は、蝶番22によって前後方向の中間部で折り曲げることができる。折り曲げられた蓋20は、背もたれ250に設けられた開口251を通すことができる。背もたれ250に設けられた開口251に蓋20を通すことによって、蓋20の姿勢は、背もたれ250の前で便座30の上に配置された姿勢(図示省略)と、背もたれ250の後ろに引き上げた姿勢(図1に示す状態)とで適宜に変えられる。なお、この蓋20は、人が座れるように所要の強度を持たせ、かつ、上部にクッションを備えていてもよい。この場合、ポータブルトイレ10は、便器として使用しない場合には便座30に蓋20を被せるとよい。これにより、臭いが拡散するのを防止でき、また、適宜に腰掛けとして利用できるようになる。
便座30は、図1に示すように、便器本体100の上面の中央部分に配置されている。本実施形態では、便座30は、後部の縁に設けられたヒンジ31を介して便器本体100に取り付けられている。そして、便座30の姿勢は、図1に示すように、便器本体100の上面に配置された姿勢と、図2に示すように、便器本体100の上面から引き上げられた姿勢とで適宜に変えられる。本実施形態では、便座30は、使用者がお尻を受ける座面を有する。便座30の中央には開口32が形成されている。
バケツ40は、使用者の排便を収容するバケツであり、「汚物受け」と称されうる。本実施形態では、バケツ40は、上部が開口した底が深い有底の容器である。図3および図4に示すように、便器本体100は、当該バケツ40を収容する窪んだ収容部101を有している。収容部101は、「汚水受け」とも称されうる。バケツ40と収容部101は、異形形状であり、バケツ40は予め定められた向きで収容部101に収められる。図2に示すように、バケツ40の上縁には取っ手41が取り付けられている。バケツ40が収容部101に収容された状態では、取っ手41はバケツ40の後方へ廻される。また、図1に示すように、バケツ40の開口には蓋42(バケツ蓋)が装着される。蓋42は、使用者が排便をするとき、バケツ40から外されるものである。ポータブルトイレ10を便器として使用しない場合には、バケツ40に蓋42を被せるとよい。これにより、臭いが拡散するのを防止できる。
本実施形態では、図3に示すように、便器本体100の収容部101を囲むように便器本体100の上部にトレイ50が置かれている。トレイ50は、便器本体100の上面に置かれている。トレイ50の上には便座30が配置される。トレイ50の中央部には、収容部101の上部開口に合わせた形状の開口51が形成されている。また、トレイ50には、便座30のヒンジ31を取り付ける基部が設けられている。
次に、便器本体100を説明する。ここで、図5は、便器本体100の平面図である。便器本体100は、図4および図5に示すように、収容部101と、上面部102と、外郭部103と、底部104とを有している。収容部101は、バケツ40が収められる窪んだ部位である。本実施形態では、図5に示すように、便器本体100の後部には、脱臭装置750を取り付ける脱臭装置取付部215が設けられている。収容部101の後部には、脱臭装置750へ臭気を導く脱臭ダクト700が取り付けられる。また、本実施形態では、収容部101の後部には、脱臭ダクト700からの排水を受ける受け部216および受け部216で受けた排水を収容部101へ導く溝状の排出路216aが設けられている。
本実施形態では、便器本体100は、図1に示すように、上側部材210と下側部材220とで構成されており、上側部材210と下側部材220とを上下に組み付けた構造を備えている。上側部材210の周縁は全周にわたって下方に屈曲している。上側部材210には、図5に示すように、バケツ40が収容される収容部101と、上面部102とが含まれている。また、上側部材210の周縁には、上側部材210と下側部材220とを組み付けるための複数のねじ穴210cが形成されている。
図7は、左側の肘掛300を示す斜視図である。肘掛300、400は、凡そ同様の構造を有している。以下の説明において、括弧内の符号は、右側の肘掛400の符号を示している。ここでは、左側の肘掛300には300番台の符号を付し、右側の肘掛400の各部位には、左側の肘掛300の各部位に対応させて400番台の符号を付している。
肘掛ベース301(401)は、基部311(411)と、2本の中空の支柱312、313(412、413)と、中空軸314(414)とを備えている。基部311(411)は、便器本体100の肘掛取付部211(212)の前後方向に沿って配置される長手のプレートである。2本の支柱312、313(412、413)は、基部311(411)の前後両端部に配置されている。基部311(411)は、2本の支柱312、313(412、413)の中間部の下端よりの位置に架け渡されている。
肘掛本体302(402)は、図1および図7に示すように、肘掛部341(441)と、可動軸342、343(442、443)とを備えている。肘掛部341(441)は、ポータブルトイレ10の使用者が肘を掛ける部位である。本実施形態では、肘掛部341(441)は、長手の形状を有しており、ポータブルトイレ10の左右において前後方向に延びた状態で設けられる。可動軸342、343(442、443)は、肘掛部341(441)の下部の前後に離れた位置において下方に延びている。肘掛本体302(402)の2本の可動軸342、343(442、443)は、肘掛ベース301(401)の2本の中空の支柱312、313(412、413)に挿入されている。
上側部材210には、かかる肘掛300、400が取り付けられる肘掛取付部211、212が設けられている。肘掛取付部211、212は、上側部材210の上面部102の左右において、それぞれ肘掛300、400を取り付ける位置に設けられている。肘掛取付部211、212は、それぞれ左右の肘掛300、400の下部に対応した形状を有している。
次に、ポータブルトイレ10の背もたれ250を説明する。便器本体10の背もたれ取付部213、214は、図5に示すように、便器本体100の上面において、後部の左右両側にそれぞれ設けられている。背もたれ250は、図1に示すように、便器本体100の後部に設けられている。背もたれ250は、便器本体100の上面において、蓋20を折り曲げた状態で後方に通すことができる開口251を有している。この背もたれ250は、左右の柱部252、253と、背もたれ部254と、クッション255とを備えている。柱部252、253は、ポータブルトイレ10の背部において、便器本体100の左右両側に設けられた背もたれ取付部213、214に取り付けられる。柱部252、253は、便器本体100の背もたれ取付部213、214から上方に立ち上がっている。背もたれ部254は、柱部252、253の上端に架け渡されている。クッション255は、背もたれ部254の前面に取り付けられている。
次に、脚500、600について説明する。本実施形態では、左側の脚500と右側の脚600とは凡そ同様な構成をしている。ここでは、左側の脚500には、500番台の符号を付し、右側の脚600には、左側の脚500の各部材および部位に対応させて600番台の符号を付している。以下において、左側の脚500について詳細に説明し、対応する右側の脚600の説明は左側の脚500の説明を参照することとし、重複した説明は適宜省略する。なお、括弧内の符号は、右側の脚600に対応した符号である。
本実施形態では、一対の脚部501、502(601、602)は、図9に示すように、それぞれ円筒形状である。脚部501、502(601、602)は、上述した便器本体100の底部104に設けられたボス121〜124(図6参照)に取り付けられる。具体的には、脚部501、502(601、602)の上部は、便器本体100の底部104に設けられたボス121〜124に挿通され、適当な位置でボス部に固定されている。ここでは、図8に示された略リング状の連結部材501a、502a(601a、602a)によって、脚部501、502(601、602)が、ボス121、123(122、124)に固定されている。また、ボス121〜124および脚部501、502、601、602は、ボス121〜124に脚部501、502、601、602を固定する位置を調節する構造を備えている。かかる構造によって、ボス121,123(122、124)から延びる脚部501、502(601、602)の長さが調節される。ボス121,123(122、124)から延びる脚部501、502(601、602)の長さを調節することによって、ポータブルトイレ10は便座30の高さを調節することができる。
ベース503(603)は、脚部501、502(601、602)を支持するものである。本実施形態では、ベース503(603)は、図8に示すように、脚部501、502(601、602)の下端部を繋ぐように前後方向に延びている。ベース503(603)は、一対の脚部501、502(601、602)のうち、前側の脚部501(601)よりも前方に延びている。ベース503(603)の前端は、肘掛300(400)の肘掛部341(441)の前端よりも前方に配置されている。また、ベース503(603)は、後側の脚部502(602)よりも後方に延びている。以下の説明において、ベース503(603)のうち、前側の脚部501(601)よりも前方に延びた部位をフロントベース部511(611)、後側の脚部502(602)よりも後方に延びた部位をリヤベース部512(612)、脚部501、502(601、602)を繋ぐ部位を連結ベース部513(613)とそれぞれ称する。
本実施形態では、上側部材521(621)は、ベース503(603)の上側の外郭を形成しており、上側に膨らみを有するものである。換言すると、上側部材521(621)は、ベース503(603)の上側を構成する半割型の形状である。本実施形態では、上側部材521(621)は、一対の脚部501、502(601、602)の下端部に設けられ、脚部501、502(601、602)から連続している。ここでは、上側部材521(621)と一対の脚部501、502(601、602)とが一体的に成形されている。
下側部材522(622)は、図9に示すように、ベース503(603)の底となる部材である。ここでは、下側部材522(622)は、上側部材521(621)の下に組み付けられる。下側部材522(622)は、一対の脚部501、502(601、602)に対して前後方向に延びた板状体である。下側部材522(622)は、前から後へ向かうにつれて高くなっている。
滑り止め板524、525(624、625)は、図9に示すように、脚500(600)が地面に対して滑ることを防止する部材である。滑り止め板524、525(624、625)は、下側部材522(622)の裏面の前後に設けられる。前側の滑り止め板524(624)は、下側部材522(622)の滑り止め取付部547(647)に取り付けられる。後側の滑り止め板525(625)は、下側部材522(622)の滑り止め取付部548(648)に取り付けられる。本実施形態では、滑り止め板524、525(624、625)は、ゴム製である。ただし、脚500(600)が地面に対して滑ることを防止するものであれば、滑り止め板524、525(624、625)の材料は特に限定されない。また、滑り止め板524、525(624、625)は、下側部材522(622)と一体ものであってもよく、下側部材522(622)の下面の全体にわたっているものであってもよい。なお、この滑り止め板524、525(624、625)は、省略することが可能である。
次に、中間部材523(623)について説明する。中間部材523(623)は、一対の脚部501、502(601、602)に対して前後方向に延びた板状体である。中間部材523(623)は、上側部材521(621)と下側部材522(622)との間において、上側部材521(621)と下側部材522(622)とに上下に組み付けられる。この中間部材523(623)は、下側部材522(622)に対して上下に反転可能に組み付けることができる。つまり、中間部材523(623)は、上下反転した何れの状態においても、上側部材521(621)と下側部材522(622)との間に組み込むことができる。
ベース固定ピン526(626)は、上側部材521(621)と、下側部材522(622)と、中間部材523(623)とを固定するための部材である。本実施形態では、ベース固定ピン526(626)は、挿通軸571(671)と、つまみ573(673)と、第1固定片574、575(674、675)と、第2固定片576、577(676、677)と、を備えている。
本実施形態では、脚500(600)は、上下に組み付けられた中間部材523(623)と下側部材522(622)とを固定するロック機構を備えている。本実施形態のロック機構では、まず、上側部材521(621)と下側部材522(622)と中間部材523(623)とを上下に組み付ける。そして、ベース固定ピン526(626)は、上側部材521(621)の挿通孔534(634)、下側部材522(622)の挿通孔542(642)および中間部材523(623)の挿通孔558(658)に挿通された状態で、上側部材521(621)と下側部材522(622)と中間部材523(623)とに係合している。詳しくは、ベース固定ピン526(626)の挿通軸571(671)は、挿通孔534、542、558(634、642、658)に挿通される。そして、ベース固定ピン526(626)は、ベース固定ピン526(626)のつまみ573(673)が下側部材522(622)に当接した状態で回転する。その後、ベース固定ピン526(626)は、ベース固定ピン526(626)の第1固定片574、575(674、675)または第2固定片576、577(676、677)が上側部材521(621)に当接することで、上側部材521(621)と下側部材522(622)とに係合する。
また、本実施形態では、脚500(600)は、中間部材523(623)が下側部材522(622)に対してずれることを防止する、ずれ防止機構を備えている。本実施形態のずれ防止機構では、下側部材522(622)から上方に延びたずれ防止軸(643)が、中間部材523(623)に形成されたずれ防止孔559(659)に挿通されることで、ずれを防止している。
次に、第2実施形態に係るポータブルトイレ10Aについて説明する。本実施形態では、ポータブルトイレ10Aにおける脚500(600)のベース503(603)は、2層構造になっている。
20 蓋
21 ヒンジ
22 蝶番
30 便座
31 ヒンジ
32 便座の開口
40 バケツ
41 取っ手
42 バケツ蓋
50 トレイ
51 トレイの開口
54 基部
60 トイレットペーパーホルダ
100 便器本体
101 収容部
102 上面部
103 外郭部
104 底部
121〜124 ボス
211、212 肘掛取付部
213、214 背もたれ取付部
215 脱臭装置取付部
216 受け部
216a 排出路
221、222 窪み
223〜226 縦穴
227、228 係合溝
231、232 鍵穴
250 背もたれ
251 開口
252、253 柱部
254 背もたれ部
255 クッション
256、257 係合溝
300、400 肘掛
301、401 肘掛ベース
302、402 肘掛本体
311、411 基部
312、412 支柱
312a、412a 下側部
313、413 支柱
313a、413a 下側部
314、414 中空軸
321、421 係合突起
322、422 差込穴
323、423 係合片
341、441 肘掛部
342、343(442、443) 可動軸
350、450 固定ピン
500、600 脚
501、601 脚部
502、602 脚部
503、603 ベース
511、611 フロントベース部
512、612 リヤベース部
513、613 連結ベース部
521、621 上側部材(ベース上側部材)
522、622 下側部材(第1部材、ベース下側部材)
523、623 中間部材(第2部材)
524、624 滑り止め板
525、625 滑り止め板
526、626 ベース固定ピン
532、632 リブ
533、633 固定板
534、634 挿通孔
541、641 ガイド板
542、642 挿通孔
543、643 ずれ防止軸
544、644 リブ
545、645 係止部
546、646 キャスター
551、651 第1の面
552、652 第2の面
555、655 凹部
556、656 当接面
557、657 リブ
558、658 挿通孔
559、659 ずれ防止孔
561、661 突起
571、671 挿通軸
573、673 つまみ
574、575、674、675 第1固定片
576、577、676、677 第2固定片
700 脱臭ダクト
750 脱臭装置
Claims (13)
- 便器本体と、
前記便器本体の下部において右側および左側にそれぞれ設けられた脚と、
を備え、
前記便器本体と前記脚とは、樹脂成形品であり、
前記脚は、
前記便器本体の前後にそれぞれ配置された少なくとも一対の脚部と、
前記一対の脚部の下端部を繋ぐように前後方向に延びたベースと、
を備え、
前記ベースは、上下に組み付けられる複数の部材を備え、
前記複数の部材には、一方の部材に対して他方の部材が上下に反転可能に組み付けられることが可能な第1部材と第2部材とが少なくとも含まれており、
前記第1部材と前記第2部材とが上下に組み付けられた第1の状態と、前記第1の状態に対して、前記第1部材と前記第2部材とのうち、一方の部材に対して他方の部材を上下に反転させて組み付けられた第2の状態とで、前記ベースによって支持された前記一対の脚部の下端部の高さが、相対的に変更できる、ポータブルトイレ。 - 前記第1部材と前記第2部材とのうち、一方の部材が他方の部材に組み付けられる面には、組み付けられる方向に突出したリブが設けられており、
前記他方の部材は、
前記第1の状態において、前記一方の部材に設けられた前記リブが嵌まる凹部と、
前記第2の状態において、前記一方の部材に設けられた前記リブの突出端面が当接可能な当接面と、
を備え、
前記第1の状態における前記一対の脚部の下端部の相対的な高さの差は、前記第2の状態よりも小さくなる、請求項1に記載されたポータブルトイレ。 - 前記リブは、格子状に延びている、請求項2に記載されたポータブルトイレ。
- 前記リブは、前記第1部材と前記第2部材とを組み付けた状態において、前記ベースの前後方向と左右方向とにそれぞれ延びている、請求項2または3に記載されたポータブルトイレ。
- 上下に組み付けられた前記複数の部材を固定するロック機構を備えた、請求項1から4までの何れか一つに記載されたポータブルトイレ。
- 前記複数の部材は、
上側部材と、
前記上側部材の下に組み付けられる下側部材と、
前記上側部材と前記下側部材との間において、前記上側部材と前記下側部材とに上下に組み付けられる中間部材と、
を備えており、
前記中間部材は、前記上側部材と前記下側部材とに対して上下に反転可能に組み付けることができ、前記上側部材または前記下側部材を前記第1部材とした場合に、前記第2部材として機能する、請求項1から4までの何れか一つに記載されたポータブルトイレ。 - 前記上側部材と前記下側部材と前記中間部材とを、上下に組み付けられた状態で固定するロック機構を備えた、請求項6に記載されたポータブルトイレ。
- 前記上側部材と前記下側部材と前記中間部材には、それぞれ挿通孔が形成され、
前記脚は、前記挿通孔に挿通される挿通軸を備え、
前記挿通軸は、前記上側部材と前記下側部材と前記中間部材とを上下に組み付け、かつ、前記挿通孔に貫通された状態で、前記上側部材と前記下側部材とに係合する、請求項7に記載されたポータブルトイレ。 - 前記挿通軸は、
一端に設けられたつまみと、
他端に設けられ、前記挿通軸から径方向に延びた片と、
を備え、
前記挿通孔は、前記片が形成された位置における挿通軸の外縁に沿った形状であり、
前記挿通軸は、挿通孔に挿通されて前記つまみが前記下側部材に当接した状態で回転して、前記片が前記上側部材に当接することで、前記上側部材と前記下側部材とに係合する、請求項8に記載されたポータブルトイレ。 - 前記中間部材が前記下側部材に対してずれることを防止する、ずれ防止機構を備えた、請求項6から9までの何れか一つに記載されたポータブルトイレ。
- 前記ずれ防止機構は、
前記下側部材から上方に延びた、ずれ防止軸と、
前記中間部材に形成され、前記ずれ防止軸が挿通される、ずれ防止孔と、
を備えた、請求項10に記載されたポータブルトイレ。 - 前記複数の部材は、
上側部材と、
前記上側部材の下に組み付けられる下側部材と、
を備え、
前記下側部材は、前記上側部材に対して上下に反転可能に組み付けることができ、前記上側部材を第1部材とした場合に、前記第2部材として機能する、請求項1から5までの何れか一つに記載されたポータブルトイレ。 - 前記ベースは、前記一対の脚部のうち前側の前記脚部よりも前方に延びている、請求項1から12までの何れか一つに記載されたポータブルトイレ。
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