JP6498142B2 - 研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

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Description

本開示は研磨装置及び研磨方法に関する。
金属材料で構成された部材(例えばボイラの伝熱管等)における組織変化や割れの非破壊検査として、検査対象部材のミクロ組織観察(金属組織観察)を行うことがある。ミクロ組織観察においては、検査対象部材の表面を研磨してからフィルムに転写し、フィルムに転写された組織を観察する場合がある。
特許文献1には、金属組織観察の対象となる金属管の表面を研磨するための研磨装置が開示されている。この研磨装置では、砥石を含むグラインダが観察対象の金属管に支持されるとともに、送りねじ機構により研磨面に垂直な方向の押付け力をグラインダに加えることで、研磨深さを調節できるようになっている。
特開2015−112666号公報
ところで、グラインダに加えられる押付け力によってグラインダに曲げ変形が生じる場合がある。例えば、特許文献1に記載される研磨装置では、グラインダの延在方向(すなわち砥石の回転軸方向)が研磨面に対して傾斜しているのに対し、研磨深さの調節のために送りねじ機構によりグラインダに加えられる押付け力は、研磨面に垂直な方向の力である。よって、送りねじ機構の押付け力により、グラインダにたわみが生じることがある。
このようにグラインダに曲げ変形が生じると、該曲げ変形に起因して研磨深さの精度が低下する場合がある。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、研磨装置の曲げ変形に起因する研磨深さの精度の低下を抑制可能な研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る研磨装置は、
ホルダと、
前記ホルダに取り付けられ、砥石を回転軸周りに回転させて前記研磨対象物を研磨するように構成された研磨ユニットと、
前記研磨ユニットの前記回転軸に沿って前記ホルダを移動させて、前記研磨対象物の研磨深さを調節するための研磨深さ調節部と、
を備える。
上記(1)の構成では、研磨対象物の研磨深さを調節するために、研磨ユニットの回転軸に沿って研磨ユニットが取り付けられたホルダを移動させる。すなわち、研磨ユニットの回転軸に沿った方向の押付け力を研磨ユニットに対して加えるので、研磨ユニットに加わる曲げ荷重が抑制されて、研磨ユニットにおける曲げ変形が抑制される。よって、研磨ユニット(研磨装置)の曲げ変形に起因した研磨深さの精度の低下を抑制することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記研磨対象物の表面の法線方向に沿って、前記研磨ユニット及び前記研磨深さ調節部が並んで配置される。
上記(2)の構成では、研磨対象物の表面の法線方向に沿って研磨ユニット及び研磨深さ調節部が並んで配置されるので、研磨対象物の表面に沿った面内において研磨装置が占めるスペースを低減することができる。このため、上記(2)の構成によれば、比較的狭い空間(例えば、研磨対象物としての伝熱管の周囲に伝熱管が存在するために狭隘である空間)においても研磨対象物を研磨することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、
前記研磨対象物は管状部材であり、
前記研磨深さ調節部は、前記研磨ユニットの前記回転軸と前記管状部材の軸方向とを含む平面上に設けられる。
上記(3)の構成では、研磨深さ調節部は、研磨ユニットの回転軸と研磨対象物である管状部材の軸方向とを含む平面上に設けられるので、管状部材の軸方向に対する直交面内において研磨装置が占めるスペースを低減することができる。このため、上記(3)の構成によれば、比較的狭い空間においても研磨対象物である管状部材を研磨することができる。
例えば、ボイラの伝熱管等のように、隣接する伝熱管同士の間の距離が比較的小さい場合であっても、上記(3)の構成によれば、研磨対象の伝熱管を研磨する際に、隣接する伝熱管と研磨装置とが干渉せずに研磨できる範囲が、研磨対象の伝熱管の周方向において広くなる。よって、研磨対象の伝熱管において研磨可能な範囲を拡大することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れかの構成において、前記研磨深さ調節部は、前記研磨ユニットと前記研磨対象物との間のスペースに配置される。
上記(4)の構成によれば、研磨深さ調節部は、研磨ユニットと研磨対象物との間のスペースに配置されるので、研磨ユニットの研磨対象物とは反対側のスペースが研磨深さ調節部によって占められることがない。よって、上記(4)の構成によれば、比較的狭い空間においても研磨対象物を研磨しやすくなる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れかの構成において、前記研磨対象物に前記ホルダを支持するための支持部をさらに備える。
上記(5)の構成によれば、支持部によりホルダ及びホルダに取付けられた研磨ユニットを研磨対象物に支持することができる。これにより、研磨ユニットによる研磨作業時に生じる研磨対象物からの反力を支持部によって受けることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(5)の構成において、
前記研磨深さ調節部は、
前記ホルダに設けられた送りナットと、
前記送りナットに螺合するとともに、前記支持部に対して回動可能に支持された送りねじと、
を含む。
上記(6)の構成によれば、送りナットに対する送りねじの回転量を調節することにより、研磨対象物の研磨深さを調節することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(5)又は(6)の構成において、
前記支持部は、
前記ホルダ及び前記研磨深さ調節部が搭載される可動部と、
第1方向に移動可能に前記可動部を前記研磨対象物に支持するための第1直動ガイドと、
前記第1方向に直交する第2方向に移動可能に前記可動部を前記研磨対象物に支持するための第2直動ガイドと、
を含む。
上記(7)の構成によれば、第1直動ガイド及び第2直動ガイドにより、ホルダ及び研磨深さ調節部が搭載される可動部を研磨対象物に支持しながら、可動部を第1方向及び第1方向に直交する第2方向に移動させることができる。このため、研磨対象物の所望の研磨エリアについて、研磨を行うことができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(7)の何れかの構成において、
前記ホルダは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が研磨角度θをなすように前記研磨ユニットを支持するとともに、
前記研磨角度θ[°]は、15≦θ≦60を満たす。
上記(8)の構成によれば、研磨角度θ[°]が15≦θ≦60を満たすので、研磨ユニットにより効果的に研磨対象物を研磨することができる。
(9)本発明の少なくとも一実施形態に係る研磨方法は、
ホルダと、前記ホルダに取り付けられた研磨ユニットと、を含む研磨装置を用いた研磨方法であって、
前記研磨ユニットの回転軸周りに前記研磨ユニットの砥石を回転させて、前記研磨対象物を研磨するステップと、
前記研磨ユニットの前記回転軸に沿って前記ホルダを移動させて、前記研磨対象物の研磨深さを調節するステップと、
を備える。
上記(9)の方法では、研磨対象物の研磨深さを調節するために、研磨ユニットの回転軸に沿って研磨ユニットが取り付けられたホルダを移動させる。すなわち、研磨ユニットの回転軸に沿った方向の押付け力を研磨ユニットに対して加えるので、研磨ユニットに加わる曲げ荷重が抑制されて、研磨ユニットにおける曲げ変形が抑制される。よって、研磨ユニット(研磨装置)の曲げ変形に起因した研磨深さの精度の低下を抑制することができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(9)の方法において、
前記研磨深さを調節するステップでは、前記ホルダに設けられた送りナットに螺合するとともに、前記回転軸に沿って延在する送りねじを回動させて、前記ホルダを前記回転軸に沿って移動させる。
上記(10)の方法によれば、送りナットに対する送りねじの回転量を調節することにより、研磨対象物の研磨深さを調節することができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(9)又は(10)の方法において、
前記ホルダは、第1直動ガイド及び第2直動ガイドにより前記研磨対象物に対してそれぞれ第1方向及び該第1方向に直交する第2方向に移動可能に支持された可動部に搭載されており、
前記可動部を前記第1方向に移動させて、前記研磨ユニットを前記第1方向に動かすステップと、
前記可動部を前記第2方向に移動させて、前記研磨ユニットを前記第2方向に動かすステップと、
をさらに備える。
上記(11)の方法によれば、第1直動ガイド及び第2直動ガイドにより、ホルダ及び研磨深さ調節部が搭載される可動部を研磨対象物に支持しながら、可動部を第1方向及び第1方向に直交する第2方向に移動させることができる。このため、研磨対象物の所望の研磨エリアについて、研磨を行うことができる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(9)乃至(11)の方法において、
前記研磨対象物を研磨するステップでは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が15≦θ≦60を満たす研磨角度θ[°]をなすように前記ホルダによって前記研磨ユニットを保持する。
上記(12)の方法によれば、研磨角度θ[°]が15≦θ≦60を満たすので、研磨ユニットにより効果的に研磨対象物を研磨することができる。
(13)幾つかの実施形態では、上記(9)乃至(12)の方法において、
前記研磨対象物を研磨するステップでは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が研磨角度θなすように前記研磨ユニットが前記表面に対して斜めに配向されており、
研磨によって前記研磨対象物に形成された凹部の斜面の長さLを計測するステップと、
前記斜面の長さL及び前記研磨角度θに基づいて、前記研磨対象物の研磨深さを求めるステップと、
をさらに備える。
上記(13)の方法によれば、研磨によって研磨対象物に形成された凹部の斜面の長さL及び研磨角度θに基づいて、研磨対象物の実際の研磨深さを精度良く求めることができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、研磨装置の曲げ変形に起因する研磨深さの精度の低下を抑制可能な研磨装置及び研磨方法が提供される。
一実施形態に係る研磨装置の構成を示す図である。 一実施形態に係る研磨装置の構成を示す図である。 研磨対象物において研磨装置により研磨可能な範囲を示す図である。 研磨対象物において研磨装置により研磨可能な範囲を示す図である。 研磨対象物(管状部材)の研磨部分における断面を模式的に示した図である。 研磨対象物(管状部材)の研磨部分を平面視した図である。 一実施形態に係る研磨装置の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1及び図2は、一実施形態に係る研磨装置の構成を示す図である。なお、図2は、図1に示す研磨装置を、図1に示すA方向から視た図である。図1及び図2に示すように、研磨装置1は、研磨対象物を研磨するための研磨ユニット4と、研磨ユニット4を把持するためのホルダ2と、研磨ユニット4により研磨対象物を研磨するときの研磨深さを調節するための研磨深さ調節部6と、を備える。
幾つかの実施形態では、図1及び図2に示すように、研磨装置1の研磨対象物は管状部材50であってもよい。管状部材50は、例えば、ボイラの伝熱管であってもよい。
幾つかの実施形態では、研磨装置1の研磨対象物は、平板状の部材であってもよい。この場合、研磨対象物は、例えば、タービンの主蒸気弁や、タービンブレードを支持するためのブレードリングに含まれる平板状の部分であってもよい。
図1及び図2に示す実施形態において、研磨装置1は、ホルダ2を支持するための支持部8をさらに備えている。そして、ホルダ2は、支持部8により研磨対象物としての管状部材50に支持されている。
支持部8は、研磨対象物(図1及び図2では管状部材50)に固定される固定部26を含む。この固定部26により、研磨ユニット4による研磨作業時に生じる研磨対象物からの反力を受けることができる。
図1及び図2に示す実施形態では、固定部26は、研磨対象物に設置される基部27と、基部27を研磨対象物である管状部材50に固定するための固定バンド28(図2において不図示)とを含む。固定バンド28としては、結束バンド又はゴムバンド等を用いることができる。
他の実施形態では、固定部26は、研磨対象物(例えば管状部材50又は平板状部材等)を把持することにより研磨対象物に固定されるように構成されたクランプであってもよい。
研磨ユニット4は、ホルダ2に取付けられており、ホルダ2及び該ホルダ2を支持する支持部8を介して、研磨対象物に支持されている。また、研磨ユニット4は、本体部11と、本体部11に取付けられた砥石12とを含み、砥石12を回転軸P周りに回転させて、研磨対象物(図1及び図2では管状部材50)を研磨するように構成されている。
ここで、研磨ユニット4は、研磨対象物(図1及び図2では管状部材50)の表面(研磨対象部分における表面;図1及び図2における表面50a)に対する回転軸Pの角度が研磨角度θをなすように、ホルダ2によって支持されている。
幾つかの実施形態では、研磨角度θ[°]が15≦θ≦60を満たすように、研磨ユニット4がホルダ2に保持される。
砥石12の形状は特に限定されないが、幾つかの実施形態では、図1に示すように、砥石12の形状は円筒形状であり、研磨ユニット4の回転軸Qを通る平面における断面が矩形となるような形状である。また、幾つかの実施形態では、砥石12の形状は、砲弾型の形状であってもよい。
研磨深さ調節部6は、研磨ユニット4の回転軸Pに沿ってホルダ2を移動させて、研磨対象物の研磨深さを調節するように構成されている。
幾つかの実施形態において、研磨装置1を用いて研磨対象物(図1及び図2では管状部材50)を研磨する際には、研磨ユニット4の回転軸P周りに研磨ユニット4の砥石12を回転させて、研磨対象物を研磨する。また、このように研磨対象物を研磨する際、研磨ユニット4の回転軸Pに沿ってホルダ2を移動させて、研磨対象物の研磨深さを調節する。
研磨装置1では、このように、研磨対象物の研磨深さを調節するために、研磨ユニット4の回転軸Pに沿って研磨ユニット4が取り付けられたホルダ2を移動させる。すなわち、研磨ユニット4の回転軸Pに沿った方向の押付け力を研磨ユニット4に対して加えるので、研磨ユニット4に加わる曲げ荷重が抑制されて、研磨ユニット4における曲げ変形が抑制される。よって、研磨ユニット4(研磨装置1)の曲げ変形に起因した研磨深さの精度の低下を抑制することができる。
図1及び図2に示す研磨装置1において、研磨深さ調節部6は、ホルダ2に設けられた送りナット14と、送りナット14に螺合するとともに、支持部8に対して回動可能に支持された送りねじ16とを含む。
送りねじ16は、支持部8に回動可能に支持されている。また、送りねじ16は、位置規制部17を有しており、該位置規制部17によって、送りねじ16の軸方向(回転軸Qの方向)において支持部8に対する相対的な位置が規制されるようになっている。
この研磨深さ調節部6では、送りナット14及び送りねじ16の軸方向(回転軸Qの方向)は、研磨ユニット4の回転軸Pと同じ方向である。すなわち、送りねじ16は、研磨ユニット4の回転軸Pに沿って延在する。この送りねじ16を送りナット14に対して回動させることにより、送りナット14を含むホルダ2及びホルダ2に取付けられた研磨ユニット4が送りねじ16の軸方向に(すなわち回転軸Pの方向に)移動する。この際、ホルダ2及び研磨ユニット4の軸方向(すなわち回転軸Pの方向)における移動量は、送りナット14に対する送りねじ16の回転量に応じて決まった値となる。
上述の研磨深さ調節部6を備える研磨装置1を用いて研磨対象物を研磨する際に、研磨深さを調節するためには、送りナット14に送りねじを回動させて、ホルダ2を回転軸Pに沿って移動させる。そして、送りナット14に対する送りねじ16の回動量を調節することにより、研磨対象物の研磨深さを調節することができる。
また、研磨深さ調節部6による回転軸P方向の研磨ユニット4の移動量(砥石12が研磨対象物の表面に接する位置からの移動量)がLであるときの研磨深さdは、研磨角度θ(0°<θ<90°)を用いて、d=L×sinθで表される。
これに対し、例えば、上述の実施形態と同様の送りねじと送りナットを用いて研磨対象物の表面に垂直な方向に砥石(グラインダ)を移動させる場合には(すなわち、研磨角度θ=90°である)、研磨深さd’は、砥石(グラインダ)の垂直方向における移動量L’に等しい。
このとき、送りナットに対する送りねじの回転量が同一である場合(すなわち、L’=Lのとき)、垂直方向にグラインダ(研磨深さ調節部)を移動させる場合の研磨深さd’(d’=L’)よりも、上述の実施形態における研磨深さd(d=L×sinθ)のほうが小さい。
よって、上述の実施形態によれば、研磨角度θが90°である場合に比べて、研磨深さdの微細な調整が可能である。
幾つかの実施形態では、研磨深さ調節部6は、上述の送りナット14及び送りねじ16を含む研磨深さ調節部6とは異なる構成を有するアクチュエータであってもよい。
例えば、一実施形態では、研磨深さ調節部6はばねを含み、ばねの付勢力により研磨ユニット4の回転軸Pに沿ってホルダ2を移動させるように構成されていてもよい。
図1及び図2に示す実施形態において、支持部8は、ホルダ2及び研磨深さ調節部6が搭載される可動部18と、可動部18を移動可能に研磨対象物に支持するための第1直動ガイド20及び第2直動ガイド22と、を含む。第1直動ガイド20は、研磨対象物である管状部材50の中心軸Oに沿った方向(第1方向)に移動可能に可動部18を研磨対象物に指示するように構成されている。また、第2直動ガイド22は、管状部材50の接線に沿った方向(第1方向に直交する第2方向)に移動可能に可動部18を研磨対象物に支持するように構成されている。
図1及び図2に示す実施形態では、第1直動ガイド20及び第2直動ガイド22は、第1方向及び第2方向に延在するレール部20a,22aと、レール部20a,22aに係合し、レール部20a,22aに沿ってスライド可能なスライダ部20b,22bをそれぞれ有する。
第1直動ガイド20及び第2直動ガイド22を含む研磨装置1を用いて研磨対象物の研磨を行う際には、スライダ部20bをレール部20aに沿ってスライドさせることで可動部18を第1方向に移動させて、研磨ユニット4を第1方向に動かすことができ、また、スライダ部22bをレール部22aに沿ってスライドさせることで可動部18を第2方向に移動させて、研磨ユニット4を第2方向に動かすことができる。
このように、第1直動ガイド及び第2直動ガイドにより、ホルダ2及び研磨深さ調節部6が搭載される可動部18を研磨対象物に支持しながら、可動部18を第1方向及び第1方向に直交する第2方向に移動させることで、研磨対象物の所望の研磨エリアについて、研磨を行うことができる。
なお、研磨ユニット4により研磨を行うときには、スライダ部20b,22bがレール部20a,22aに沿って移動しないようにスライダ部20b,22bをロックして、可動部18を含めた支持部8全体の研磨対象物に対する位置が固定されるようになっていてもよい。
幾つかの実施形態では、研磨対象物の表面の法線方向に沿って、研磨ユニット4及び研磨深さ調節部6が並んで配置される。この場合、研磨対象物の表面に沿った面内において研磨装置1が占めるスペースを低減することができる。
例えば、幾つかの実施形態では、図1及び図2に示すように、研磨深さ調節部6は、研磨ユニット4の回転軸Qと管状部材50の軸方向(中心軸Oの方向)とを含む平面α上に設けられる。この場合、管状部材50の軸方向に対する直交面(平面α)内において研磨装置が占めるスペースを低減することができる。
また、幾つかの実施形態では、図1及び図2に示すように、研磨深さ調節部6は、研磨ユニット4と研磨対象物(図1及び図2では管状部材50)との間のスペースSに配置される。この場合、研磨ユニット4の研磨対象物とは反対側のスペースTが研磨深さ調節部6によって占められることがない。
このように、幾つかの実施形態に係る研磨装置1によれば、該研磨装置1が研磨対象物の近傍において占めるスペースを低減できるので、比較的狭い空間においても研磨対象物を研磨しやすくなる。
ここで、図3及び図4は、研磨対象物である管状部材において、研磨装置により研磨可能な範囲を示す図である。図3は、一実施形態に係る研磨装置1を管状部材50に適用した場合を、図4は、従来例に係る研磨装置100を管状部材50に適用した場合を、それぞれ示している。
図3及び図4において、研磨対象の管状部材50は、ボイラの伝熱管51である。伝熱管51は、隣接する伝熱管52と所定の間隔をもって配置されている。
図3に模式的に示す研磨装置1は、図1及び図2に示す研磨装置1である。
図4に模式的に示す研磨装置100は、研磨装置1と同様にホルダ102、研磨ユニット104、研磨深さ調節部106及び支持部108を備えるが、研磨ユニット104と研磨深さ調節部106と位置関係が異なる。
すなわち、図3に示す研磨装置1においては、研磨対象物である伝熱管51の表面の法線方向に沿って、研磨ユニット4及び研磨深さ調節部6が並んで配置されている、あるいは、研磨深さ調節部6は、研磨ユニット4の回転軸Qと伝熱管51の軸方向とを含む平面α上に設けられている。これに対し、図4に示す研磨装置100においては、研磨対象物である伝熱管51の表面の接線方向に沿って、研磨ユニット104及び研磨深さ調節部106が並んで配置されている、あるいは、研磨深さ調節部6は、伝熱管51の中心軸Oに直交する平面上に設けられている。
図3におけるW及び図4におけるWは、それぞれ、図示された位置において研磨装置1,100が伝熱管51に取付けられた場合に、ホルダ2、研磨ユニット4及び研磨深さ調節部6が、例えば第1直動ガイド20及び第2直動ガイド22等による移動幅を示す。なお、図3および図4に図示される研磨装置1,100の伝熱管51への取付位置は、移動幅W,Wを考慮した、隣接する伝熱管52に最も近い取付位置である。
ここで、前述したように、図4に示す研磨装置100においては、伝熱管51の表面の接線方向に沿って、研磨ユニット104及び研磨深さ調節部106が並んで配置されているので、研磨装置100の移動幅Wは、図3に示す研磨装置1(伝熱管51の表面の法線方向に沿って、研磨ユニット4及び研磨深さ調節部6が並んで配置された研磨装置)の移動幅Wよりも大きい。
また、図4におけるA及び図4におけるAは、それぞれ、研磨装置1,100を伝熱管51に取付け可能な範囲、すなわち、研磨装置1,100により伝熱管51を研磨可能な範囲を、伝熱管51の中心軸Oを中心とした角度範囲で示したものである。上述の移動幅W,WはW<Wを満たすことを考慮すると、研磨装置1,100によりそれぞれ研磨可能な範囲A,Aは、A>Aである。
よって、一実施形態に係る研磨装置1によれば、ボイラの伝熱管等のように、研磨対象物としての伝熱管の周囲に伝熱管が存在するために狭隘である空間であっても、研磨対象物を研磨することができる。例えば、研磨対象の伝熱管51を研磨する際に、隣接する伝熱管52と研磨装置1とが干渉せずに研磨できる範囲が、研磨対象の伝熱管51の周方向において広くなる。よって、研磨対象の伝熱管51において研磨可能な範囲を拡大することができる。これにより、伝熱管51等において、研磨して金属組織観察可能な部分を拡大させることができる。
ここで、図5及び図6を参照して、一実施形態に係る研磨装置1による研磨深さを求める方法を説明する。図5は、研磨対象物(管状部材)の研磨部分における断面を模式的に示した図であり、図6は、研磨対象物(管状部材)の研磨部分を平面視した図である。
研磨対象物(図5及び図6では管状部材50)の表面に対して回転軸Pが研磨角度θなすように研磨ユニット4が研磨対象物の表面に対して斜めに配向された研磨装置1で研磨対象物を研磨する際には、以下に述べるように、研磨により研磨対象物に形成される凹部24の形状によって、研磨深さを求めることができる。
まず、研磨によって研磨対象物(図5及び図6では管状部材50)に形成された凹部24の斜面の長さL(図5参照)を計測する。ここで、斜面の長さLは、研磨ユニット4による研磨対象物の研磨時に、研磨ユニット4の進行方向において砥石12が最初に研磨対象物と接する点53と、研磨深さ調節部6により研磨ユニット4が回転軸Pに沿って移動し終わった時点の点54との間の距離である。
そして、斜面の長さL及び研磨角度θに基づいて、研磨対象物の研磨深さdを求める。ここで、研磨角度はθであるので、研磨深さdは、凹部24の斜面の長さLを用いて、d=L×sinθで表される。
なお、研磨対象物が管状部材50である場合、図6に示すように、研磨ユニット4の進行方向において砥石12が最初に研磨対象物と接する点53の集合は、弧状の曲線となり、斜面の長さLは、凹部24の幅方向において変化する。この場合、凹部24の幅方向における斜面の長さLの最大値Lmaxを用いて、d=Lmax×sinθとして研磨深さdを求めてもよい。
このように、研磨によって研磨対象物に形成された凹部24の斜面の長さL及び研磨角度θに基づいて、研磨対象物の実際の研磨深さを精度良く求めることができる。
幾つかの実施形態において、研磨装置1は、研磨装置1の幅方向(図2参照)における支持部8(基部27)の中心位置に取付けられ、研磨対象物に対して光線を照射するように構成された光線照射部(不図示)を含む。
光線照射部により研磨対象物の表面に光線を照射することで、研磨対象物の表面において、砥石12により研磨を行うための基準位置を精度良く特定することができる。
図7は、一実施形態に係る研磨装置1の構成を示す図である。
幾つかの実施形態では、研磨装置1は、研磨ユニット4と顕微鏡ユニット40が交換可能に構成される。図7には、研磨ユニット4に換えて顕微鏡ユニット40がホルダ2に装着された研磨装置1が示されている。
すなわち、研磨装置1において、ホルダ2は、研磨ユニット4の本体部を取外し可能に支持することができるとともに、顕微鏡ユニット40のアーム部43を取外し可能に支持することができるように構成されていてもよい。
図7に示す顕微鏡ユニット40は、レンズ等の光学素子を収容する鏡筒部42と、ホルダ2に取付けられるアーム部43と、鏡筒部42とアーム部43を接続するための第1接続部44及び第2接続部46と、を備えている。鏡筒部42は、第1接続部44及び第2接続部46と、ヒンジ部45,47とを介して、アーム部43に揺動可能に接続されている。
このように、研磨装置1において研磨ユニット4と顕微鏡ユニット40とを交換可能とすれば、研磨ユニット4によって研磨対象物を研磨の後、該研磨部分を顕微鏡ユニット40を用いて観察することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1 研磨装置
2 ホルダ
4 研磨ユニット
6 調節部
8 支持部
11 本体部
12 砥石
14 送りナット
16 送りねじ
17 位置規制部
18 可動部
20 第1直動ガイド
20a レール部
20b スライダ部
22 第2直動ガイド
22a レール部
22b スライダ部
24 凹部
26 固定部
27 基部
28 固定バンド
40 顕微鏡ユニット
42 鏡筒部
43 アーム部
44 第1接続部
45 ヒンジ部
46 第2接続部
47 ヒンジ部
50 管状部材
50a 表面
51 伝熱管
52 伝熱管
100 研磨装置
102 ホルダ
104 研磨ユニット
106 調節部
108 支持部
O 中心軸
P 回転軸
Q 回転軸
θ 研磨角度

Claims (12)

  1. ホルダと、
    前記ホルダに取り付けられ、砥石を回転軸周りに回転させて研磨対象物を研磨するように構成された研磨ユニットと、
    前記研磨ユニットの前記回転軸に沿って前記ホルダを移動させて、前記研磨対象物の研磨深さを調節するための研磨深さ調節部と、
    を備え
    前記研磨深さ調節部は、前記研磨ユニットと前記研磨対象物との間のスペースに配置された
    ことを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨対象物の表面の法線方向に沿って、前記研磨ユニット及び前記研磨深さ調節部が並んで配置されたことを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. ホルダと、
    前記ホルダに取り付けられ、砥石を回転軸周りに回転させて研磨対象物を研磨するように構成された研磨ユニットと、
    前記研磨ユニットの前記回転軸に沿って前記ホルダを移動させて、前記研磨対象物の研磨深さを調節するための研磨深さ調節部と、
    を備え、
    前記研磨対象物の表面の法線方向に沿って、前記研磨ユニット及び前記研磨深さ調節部が並んで配置され、
    前記研磨対象物は管状部材であり、
    前記研磨深さ調節部は、
    前記ホルダに設けられた送りナットと、
    前記送りナットに螺合する送りねじと、
    を含み、
    前記研磨深さ調節部は、前記研磨ユニットの前記回転軸と前記管状部材の軸方向とを含む平面上に設けられ
    前記送りねじは、前記平面内において、前記回転軸の方向に沿って延在する
    ことを特徴とする研磨装置。
  4. 前記研磨対象物に前記ホルダを支持するための支持部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の研磨装置。
  5. 前記研磨深さ調節部は、
    前記ホルダに設けられた送りナットと、
    前記送りナットに螺合するとともに、前記支持部に対して回動可能に支持された送りねじと、
    を含むことを特徴とする請求項に記載の研磨装置。
  6. 前記支持部は、
    前記ホルダ及び前記研磨深さ調節部が搭載される可動部と、
    第1方向に移動可能に前記可動部を前記研磨対象物に支持するための第1直動ガイドと、
    前記第1方向に直交する第2方向に移動可能に前記可動部を前記研磨対象物に支持するための第2直動ガイドと、
    を含むことを特徴とする請求項又はに記載の研磨装置。
  7. 前記ホルダは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が研磨角度θをなすように前記研磨ユニットを支持するとともに、
    前記研磨角度θ[°]は、15≦θ≦60を満たすことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の研磨装置。
  8. ホルダと、前記ホルダに取り付けられた研磨ユニットと、を含む研磨装置を用いた研磨方法であって、
    前記研磨ユニットの回転軸周りに前記研磨ユニットの砥石を回転させて、研磨対象物を研磨するステップと、
    前記研磨ユニットと前記研磨対象物とのスペースに配置された研磨深さ調節部を操作することにより、前記研磨ユニットの前記回転軸に沿って前記ホルダを移動させて、前記研磨対象物の研磨深さを調節するステップと、
    を備えることを特徴とする研磨方法。
  9. 前記研磨深さを調節するステップでは、前記ホルダに設けられた送りナットに螺合するとともに、前記回転軸に沿って延在する送りねじを回動させて、前記ホルダを前記回転軸に沿って移動させることを特徴とする請求項に記載の研磨方法。
  10. 前記ホルダは、第1直動ガイド及び第2直動ガイドにより前記研磨対象物に対してそれぞれ第1方向及び該第1方向に直交する第2方向に移動可能に支持された可動部に搭載されており、
    前記可動部を前記第1方向に移動させて、前記研磨ユニットを前記第1方向に動かすステップと、
    前記可動部を前記第2方向に移動させて、前記研磨ユニットを前記第2方向に動かすステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項又はに記載の研磨方法。
  11. 前記研磨対象物を研磨するステップでは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が15≦θ≦60を満たす研磨角度θ[°]をなすように前記ホルダによって前記研磨ユニットを保持することを特徴とする請求項乃至10の何れか一項に記載の研磨方法。
  12. 前記研磨対象物を研磨するステップでは、前記研磨対象物の表面に対して前記回転軸が研磨角度θなすように前記研磨ユニットが前記表面に対して斜めに配向されており、
    研磨によって前記研磨対象物に形成された凹部の斜面の長さLを計測するステップと、
    前記斜面の長さL及び前記研磨角度θに基づいて、前記研磨対象物の研磨深さを求めるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項乃至11の何れか一項に記載の研磨方法。
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