JP6076891B2 - 金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法 - Google Patents

金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法 Download PDF

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本発明は、金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法に関し、特に、管を研磨することにより金属組織を観察する観察面を形成する金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法に関する。
陸用ボイラの過熱器管、再熱熱器管に組織変化や割れの発生が懸念される個所が発見された場合に、その個所のミクロ組織観察が実施される。ミクロ組織観察では、研磨により形成された観察面をフィルムに転写した組織が観察される。研磨は、作業者の技量により作業時間や観察面の平滑性が異なるため、熟練した検査員により実施されている。研磨に要するコストを低減することが望まれ、機械により簡易に研磨する手法が望まれている。
特開平8−25197号公報には、弁に生成付着した酸化スケールを現地で除去するため、持ち運びが容易で、砥石の取り付けや心出しが容易にでき、熟練技能は不要で、高精度の円筒面にブシュ内径面を研磨する内径研磨装置が開示されている。
特開平8−25197号公報
金属組織観察対象管を高精度に研磨する金属組織観察用研磨装置が望まれている。
本発明の課題は、金属組織観察対象管を高精度に研磨する金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、金属組織観察対象管を高精度に所定の深さ研磨する金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法を提供することにある。
本発明による金属組織観察用研磨装置は、流路を形成する金属組織観察対象管に支持される支持部材と、第1回転軸を中心に回転可能に前記支持部材に支持される螺子と、前記第1回転軸と非平行である第2回転軸を中心に砥石を回転させることにより前記金属組織観察対象管の外側表面を研磨するグラインダと、前記螺子が回転することにより、前記第1回転軸に平行に前記グラインダを平行移動させる送りねじ機構とを備えている。
このような金属組織観察用研磨装置は、螺子を回転させることにより金属組織観察対象管の半径方向にグラインダを高精度に移動させることができ、回転する砥石を用いて金属組織観察対象管を所定の研磨深さだけ高精度に研磨することができる。
本発明による金属組織観察用研磨装置は、前記金属組織観察対象管の長手方向に垂直である接線方向に前記支持部材を平行移動させる接線方向ガイドをさらに備えている。
このような金属組織観察用研磨装置は、支持部材を接線方向に平行移動させながら砥石を用いて金属組織観察対象管を研磨することにより、金属組織観察対象管に接線方向に平行である平面に沿う観察面を形成することができる。
本発明による金属組織観察用研磨装置は、前記金属組織観察対象管の長手方向に前記支持部材を平行移動させる長手方向ガイドをさらに備えている。
このような金属組織観察用研磨装置は、長手方向に並ぶ複数の位置を研磨することにより、金属組織観察対象管に長手方向に平行である観察面を形成することができる。
本発明による金属組織観察用研磨装置は、前記螺子が所定の位置に配置されたときに、前記螺子が回転しないように前記螺子を前記支持部材に固定する回転ストッパをさらに備えている。
このような金属組織観察用研磨装置は、螺子を所定の角度以上に回転することが防止され、管を過剰に研磨することを防止することができる。
本発明による金属組織観察用研磨装置は、第1直線に沿う第1縁が形成された第1板と、第2直線に沿う第2縁が形成された第2板と、前記第1直線が前記第2直線と平行になるように前記第1板を前記第2板に固定する支持治具とをさらに備えている。前記第1板と前記第2板とは、前記第1縁と前記第2縁とが前記金属組織観察対象管に接触するように、配置される。
このような金属組織観察用研磨装置は、第1板と第2板との間のみを研磨することにより、所定深さ以上に金属組織観察対象管が研磨することを防止することができる。
本発明による金属組織観察用研磨方法は、本発明による金属組織観察用研磨装置を用いて実行される。本発明による金属組織観察用研磨方法は、前記砥石を前記金属組織観察対象管に接触させること、前記砥石が前記金属組織観察対象管に接触した後に、前記砥石が前記金属組織観察対象管から離れるように、前記砥石を前記接線方向に移動させること、前記第1回転軸を中心に前記螺子を所定の角度だけ回転させることにより前記砥石を所定の距離だけ前記半径方向に移動させること、前記砥石が前記半径方向に移動した後に、前記第2回転軸を中心に前記砥石を回転させながら前記グラインダを前記接線方向に平行移動させることにより、前記管の外側表面を研磨することを備えている。
このような金属組織観察用研磨方法によれば、ユーザは、金属組織観察対象管が所定深さだけ研磨されるように、金属組織観察用研磨装置を用いて金属組織観察対象管を適切に研磨することができる。
本発明による金属組織観察用研磨方法は、前記金属組織観察対象管が前記砥石により研磨されることにより前記金属組織観察対象管に形成された観察面の前記接線方向の幅に基づいて研磨深さを算出することをさらに備えている。
このような金属組織観察用研磨方法は、螺子が回転した角度から研磨深さを算出することに比較して、金属組織観察対象管が研磨された研磨深さを適切に測定することができ、金属組織観察対象管を適切に研磨することができる。
本発明による金属組織観察用研磨装置および金属組織観察用研磨方法は、螺子を回転させることにより金属組織観察対象管の半径方向にグラインダを高精度に移動させることができ、回転する砥石を用いて金属組織観察対象管を所定の研磨深さだけ高精度に研磨することができる。
金属組織観察用研磨装置を示す正面図である。 金属組織観察用研磨装置を示す側面図である。 金属組織観察用研磨方法を示す図である。 観察面を示す平面図である。 研磨深さを示す断面図である。 回転ストッパを示す平面図である。 回転ストッパを示す側面図である。 研磨範囲制限治具を示す斜視図である。 研磨範囲制限治具を示す側面図である。 研磨範囲制限治具を示す断面図である。
図面を参照して、金属組織観察用研磨装置の実施の形態が以下に記載される。その金属組織観察用研磨装置1は、図1に示されているように、管固定具2と長手方向ガイド3と第1支持部材5と接線方向ガイド6と第2支持部材7とを備えている。管固定具2は、金属組織観察用研磨装置1により研磨される対象である金属組織観察対象管8に固定される。金属組織観察対象管8は、内部に流路が形成される直管に形成され、基礎に固定されている。長手方向ガイド3は、金属組織観察対象管8の長手方向10に平行移動可能に第1支持部材5を管固定具2に支持している。接線方向ガイド6は、図2に示されるように、金属組織観察対象管8の接線方向11に平行移動可能に第2支持部材7を第1支持部材5に支持している。接線方向11は、長手方向10に概ね垂直である。
金属組織観察用研磨装置1は、さらに、図1に示されるように、螺子14と送りねじ機構15とグラインダ固定具16とグラインダ17と砥石18とを備えている。グラインダ17は、回転軸20を中心に砥石18を回転させる。グラインダ固定具16は、グラインダ17に固定されている。グラインダ固定具16は、さらに、管の半径方向12に平行移動可能に第2支持部材7に支持されている。
螺子14は、管の半径方向12に平行である回転軸19を中心に回転可能に第2支持部材7に支持されている。半径方向12は、長手方向10に概ね垂直であり、接線方向11に概ね垂直である。送りねじ機構15は、螺子14の回転運動をグラインダ固定具16の並進運動に転換する機械エレメントであり、螺子14が第2支持部材7に対して回転軸19を中心に回転されることにより、グラインダ固定具16を半径方向12に平行に移動させる。このとき、螺子14が第2支持部材7に対して回転軸19を中心に回転される角度は、グラインダ固定具16が半径方向12に移動する移動量に対応している。
金属組織観察用研磨方法の実施の形態は、金属組織観察用研磨装置1を用いて実行される。金属組織観察用研磨装置1は、まず、図1に示されるように、金属組織観察対象管8のうちの金属組織観察が必要である領域の近傍に砥石18が配置されるように、金属組織観察対象管8に管固定具2が固定される。金属組織観察用研磨装置1は、金属組織観察対象管8に管固定具2が固定された後に、図3に示されるように、金属組織観察対象管8のうちの金属組織観察が必要である領域に砥石18が接触するように、長手方向ガイド3を介して管固定具2に対して第1支持部材5が平行移動され、接線方向ガイド6を介して第1支持部材5に対して第2支持部材7が平行移動され、送りねじ機構15を介して第2支持部材7に対してグラインダ固定具16が平行移動される。
金属組織観察用研磨装置1は、砥石18が金属組織観察対象管8に接触した後に、金属組織観察対象管8から十分に離れるように、接線方向ガイド6を介して接線方向11に第2支持部材7が平行移動される(ステップS1)。
金属組織観察用研磨装置1は、砥石18が金属組織観察対象管8から十分に離された後に、砥石18が半径方向12に所定の研磨深さだけ移動するように、回転軸19を中心に螺子14が所定の角度だけ回転される(ステップS2)。
金属組織観察用研磨装置1は、砥石18が半径方向12に所定の研磨深さだけ移動した後に、グラインダ17を介して砥石18が回転される。金属組織観察用研磨装置1は、砥石18が回転している最中に、接線方向ガイド6を介して接線方向11に第2支持部材7が平行移動される(ステップS3)。金属組織観察対象管8は、砥石18が回転しているときに第2支持部材7が接線方向11に平行移動することにより、砥石18により研磨される。
金属組織観察用研磨装置1は、第2支持部材7が接線方向11に平行移動されることにより金属組織観察対象管8が研磨された後に、長手方向ガイド3を介して第1支持部材5が所定の距離だけ長手方向10に移動される。金属組織観察用研磨装置1は、第2支持部材7が接線方向11に平行移動された後に、再度、接線方向ガイド6を介して接線方向11に第2支持部材7が平行移動され、砥石18を用いて金属組織観察対象管8を研磨する。金属組織観察用研磨装置1は、このような研磨を所定の回数繰り返し実行する(ステップS4)。金属組織観察対象管8は、砥石18によりこのように繰り返し研磨されることにより、観察面21が形成される。
このような金属組織観察用研磨方法によれば、ユーザは、金属組織観察用研磨装置1を用いて金属組織観察対象管8を研磨することにより、長手方向10に平行であり、かつ、接線方向11に平行である平坦で滑らかな観察面21を容易に形成することができる。ユーザは、さらに、ステップS2で所定の研磨深さに対応した角度だけ螺子14を回転することにより、金属組織観察対象管8を所定の研磨深さだけ高精度に研磨することができ、観察面21を適切に形成することができる。
観察面21は、このように研磨されることにより、図4に示されるように、長手方向10の長さがhであり、接線方向11の幅がXである長方形状に形成される。このとき、金属組織観察対象管8が研磨された研磨深さYは、図5に示されるように、金属組織観察対象管8の半径rを用いて、次式:
=(r−Y)+(X/2)
が成立する。観察面21が形成された後に、この式を用いて金属組織観察対象管8の半径rと観察面21の接線方向11の幅Xとに基づいて研磨深さYが算出される。
砥石18は、使用されることにより摩耗し、小さくなることがある。さらに、砥石18は、研磨時の振動により、移動することがある。このため、金属組織観察対象管8は、ステップS2で所定の研磨深さに対応した角度だけ螺子14が回転された場合でも、所定の研磨深さだけ研磨されないことがある。よって、観察面21の幅Xから算出される研磨深さYは、ステップS2で螺子14が回転された角度から算出された研磨深さに比較して、より正確である。
ユーザは、観察面21の幅Xから研磨深さYを算出することにより、金属組織観察対象管8が研磨された研磨深さを容易に正確に知ることができる。ユーザは、金属組織観察対象管8が研磨された研磨深さを正確に知ることにより、観察面21を適切に形成することができる。たとえば、ユーザは、研磨深さYが所定の研磨深さより小さいときに、再度ステップS2〜S4を実行し、研磨深さが適切な観察面を新たに形成することができる。
金属組織観察用研磨装置の実施の他の形態は、図6に示されるように、螺子14に回転ストッパ31が設けられている。回転ストッパ31は、回転防止軸32と軸支持具33とを備えている。回転防止軸32は、棒状に形成されている。軸支持具33は、螺子14に固定され、回転軸19と平行に平行移動可能に回転防止軸32を支持している。このとき、第2支持部材7は、螺子14が配置される領域に面する表面に複数の嵌合穴35が形成されている。複数の嵌合穴35の径は、回転防止軸32の径より大きい。複数の嵌合穴35は、螺子14が回転軸19を中心に回転するときに、回転防止軸32の下端が辿る回転軸19を中心とする円上に形成されている。複数の嵌合穴35は、さらに、その円を等分する複数の点にそれぞれ重なるように、形成されている。
螺子14は、回転防止軸32が複数の嵌合穴35のいずれにも嵌まっていないときに、回転軸19を中心に自由に回転することができる。螺子14は、回転防止軸32が複数の嵌合穴35のいずれかに嵌まっているときに、回転軸19を中心に回転しないように固定される。すなわち、回転ストッパ31は、ユーザにより螺子14が回転軸19を中心に回転されるときに、螺子14が所定角度回転するごとに、図7に示されるように、回転防止軸32が複数の嵌合穴35のいずれかに落ちて嵌まることにより、回転しないように螺子14を固定する。
回転ストッパ31が設けられた金属組織観察用研磨装置は、螺子14が所定角度回転するごとに固定されることにより、螺子14が所定角度以上に回転することを防止することができる。このため、このような金属組織観察用研磨装置は、過剰に研磨することが防止され、観察面21を適切に形成することができる。さらに、このような金属組織観察用研磨装置は、研磨中に螺子14が回転することにより砥石18の半径方向12の位置が変化することが防止される。このため、このような金属組織観察用研磨装置は、観察面21をより確実に平坦に形成することができる。
金属組織観察用研磨装置の実施のさらに他の形態は、研磨範囲制限治具をさらに備えている。その研磨範囲制限治具41は、図8に示されるように、第1板42と第2板43と複数の支持治具44とを備えている。第1板42と第2板43とは、金属組織観察対象管8に比較して削れにくい材料から形成されている。その材料としては、セラミックが例示される。第1板42は、帯状の板に形成され、平坦な表面45と直線に沿う縁46とが形成されている。第2板43は、帯状の板に形成され、平坦な表面47と直線に沿う縁48とが形成されている。複数の支持治具44は、表面45と表面47とが1つの平面に沿うように、かつ、縁46と縁48とが向き合うように、かつ、縁46と縁48とが所定の距離だけ離れた平行線にそれぞれ沿うように、第1板42を第2板43に固定している。
研磨範囲制限治具41は、図9に示されるように、第1板42の長手方向が金属組織観察対象管8の長手方向に平行になるように、かつ、図10に示されるように、縁46と縁48とが金属組織観察対象管8に接触するように、かつ、金属組織観察対象管8のうちの金属組織観察が必要である領域が縁46と縁48との間に配置されるように、金属組織観察対象管8に乗せられて使用される。このとき、既述の金属組織観察用研磨方法のステップS2では、砥石18が第1板42の表面45に接触するように、回転軸19を中心に螺子14が所定の角度だけ回転され、砥石18が半径方向12に移動される。砥石18が第1板42の表面45に接触した後に、既述の金属組織観察用研磨方法のステップS3〜S4が同様にして、実行され、金属組織観察対象管8に観察面21が形成される。
研磨範囲制限治具41は、縁46と縁48との距離が適切になるように作製されることにより、表面45または表面47が沿う表面が所定の研磨深さだけ金属組織観察対象管8が研磨されたときに形成される観察面21に沿うように形成されることができる。このような金属組織観察用研磨装置は、研磨範囲制限治具41を用いることにより、金属組織観察対象管8が研磨される前に砥石18を金属組織観察対象管8に接触させる必要がなく、また、所定の研磨深さに対応する角度だけ正確に螺子14を回転させる必要がなく、研磨直前に砥石18を表面45または表面47に接触させることにより、所定の研磨深さまで金属組織観察対象管8を容易に研磨することができ、観察面21を容易に形成することができる。
1 :金属組織観察用研磨装置
2 :管固定具
3 :長手方向ガイド
5 :第1支持部材
6 :接線方向ガイド
7 :第2支持部材
8 :金属組織観察対象管
10:長手方向
11:接線方向
12:半径方向
14:螺子
15:送りねじ機構
16:グラインダ固定具
17:グラインダ
18:砥石
19:回転軸
20:回転軸
21:観察面
31:回転ストッパ
32:回転防止軸
33:軸支持具
35:複数の嵌合穴
41:研磨範囲制限治具
42:第1板
43:第2板
44:複数の支持治具
45:表面
46:縁
47:表面
48:縁

Claims (6)

  1. 流路を形成する金属組織観察対象管に支持される支持部材と、
    第1回転軸を中心に回転可能に前記支持部材に支持される螺子と、
    前記第1回転軸と非平行である第2回転軸を中心に砥石を回転させることにより前記金属組織観察対象管の外側表面を研磨するグラインダと、
    前記螺子が回転することにより、前記第1回転軸に平行に前記グラインダを平行移動させる送りねじ機構と
    前記金属組織観察対象管の長手方向に垂直である接線方向に前記支持部材を平行移動させる接線方向ガイドと、
    を備える金属組織観察用研磨装置。
  2. 前記金属組織観察対象管の長手方向に前記支持部材を平行移動させる長手方向ガイドをさらに備える請求項1に記載される金属組織観察用研磨装置。
  3. 前記螺子が所定の位置に配置されたときに、前記螺子が回転しないように前記螺子を前記支持部材に固定する回転ストッパをさらに備える請求項1または請求項2に記載される金属組織観察用研磨装置。
  4. 第1直線に沿う第1縁が形成された第1板と、
    第2直線に沿う第2縁が形成された第2板と、
    前記第1直線が前記第2直線と平行になるように前記第1板を前記第2板に固定する支持治具とをさらに備え、
    前記第1板と前記第2板とは、前記第1縁と前記第2縁とが前記金属組織観察対象管に接触するように、配置される請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載される金属組織観察用研磨装置。
  5. 請求項に記載される金属組織観察用研磨装置を用いて実行される金属組織観察用研磨方法であり、
    前記砥石を前記金属組織観察対象管に接触させること、
    前記砥石が前記金属組織観察対象管に接触した後に、前記砥石が前記金属組織観察対象管から離れるように、前記砥石を前記接線方向に移動させること、
    前記第1回転軸を中心に前記螺子を所定の角度だけ回転させることにより前記砥石を所定の距離だけ前記半径方向に移動させること、
    前記砥石が前記半径方向に移動した後に、前記第2回転軸を中心に前記砥石を回転させながら前記グラインダを前記接線方向に平行移動させることにより、前記管の外側表面を研磨すること
    とを備える金属組織観察用研磨方法。
  6. 前記金属組織観察対象管が前記砥石により研磨されることにより前記金属組織観察対象管に形成された観察面の前記接線方向の幅に基づいて研磨深さを算出することをさらに備える請求項に記載される金属組織観察用研磨方法。
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