JP6497938B2 - インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法。 - Google Patents

インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法。 Download PDF

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Description

本発明は、インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法に関する。
パターンが形成されたパターン面を有するモールドを用いて、基板上のインプリント材を成形するインプリント装置が、半導体デバイスなどの量産用リソグラフィ装置の1つとして注目されている。インプリント装置は、モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態で当該インプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材からモールドを剥離させることにより、インプリント材で構成された凹凸のパターンを基板上に形成することができる。
インプリント装置では、インプリント材で構成された凹凸のパターンの凹部と基板との間におけるインプリント材の厚さを示す「インプリント材の残膜厚」を基板上で均一にすることが好ましい。それには、モールドとインプリント材とを接触させる際において、モールドのパターン面と基板の面との相対傾きが目標相対傾き(例えば平行)になるように、当該相対傾きを精度よく制御するとよい。特許文献1には、基板の面の傾きを計測した結果に基づいてモールドのパターン面と基板の面との相対傾きを制御する方法についての一例が記載されている。
特開2005−101201号公報
インプリント装置では、装置構成が複雑化するに伴い、基板の面の傾きを計測する計測部を、モールドとインプリント材とを接触させる接触位置の近傍に配置することが困難になってきている。そのため、接触位置と異なる位置(計測位置)において基板の傾きを計測するように計測部を配置し、計測位置において計測部により基板の面の傾きを計測した後、その計測結果に基づいて、接触位置における基板の面の傾きを制御することが好ましい。しかしながら、例えば基板を保持するステージの移動する定盤の歪みが接触位置と計測位置とで異なる場合がある。この場合、計測位置に配置された計測部による計測結果に基づいて接触位置における基板の面の傾きを制御してしまうと、モールドのパターン面と基板の面との相対傾きを精度よく制御することが困難になりうる。
そこで、本発明は、モールドのパターン面と基板の面との相対傾きを精度よく制御するために有利なインプリント装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのインプリント装置は、モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置であって、前記モールドと前記インプリント材とを接触させる第1位置とは異なる第2位置において前記基板の面の傾きを計測する計測部と、前記計測部による計測結果を補正値によって補正した値に基づいて、前記第1位置において前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記基板の面の傾きを制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第1位置において計測された基準基板の面の傾きと、前記第2位置において前記計測部により計測された前記基準基板の面の傾きと関係を示す値を前記補正値として決定する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、モールドのパターン面と基板の面との相対傾きを精度よく制御するために有利なインプリント装置を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置を示す概略図である。 インプリント装置における一般的なインプリント処理の様子を示す図である。 ベース定盤に歪みが生じている状態を示す図である。 基板ステージに設けられたミラーに歪みが生じている状態を示す図である。 ベース定盤の歪みが接触位置と計測位置とで異なる場合のインプリント処理の様子を示す図である。 第1実施形態における補正値を決定する方法を示すフローチャートである。 第1実施形態における補正値を決定する処理の様子を示す図である。 第1実施形態のインプリント処理についての動作シーケンスを示す図である。 第1実施形態におけるインプリント処理の様子を示す図である。 第2実施形態における補正値を決定する方法を示すフローチャートである。 第1計測部により基準基板の面の傾きを計測している様子を示す図である。 モールドと基準基板とを接触させることにより基準基板の面の傾きを計測している様子を示す図である。 第2実施形態のインプリント処理についての動作シーケンスを示すフローチャートである。 第3実施形態のインプリント装置についての動作シーケンスを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態のインプリント装置1について、図1を参照しながら説明する。インプリント装置1は、半導体デバイスなどの製造に使用され、凹凸のパターンが形成されたモールド3を用いて基板上のインプリント材14を成形するインプリント処理を、基板5に形成された複数のショット領域の各々について行う。例えば、インプリント装置1は、パターンが形成されたモールド3と基板上のインプリント材14とを接触させた状態で当該インプリント材14を硬化させる。そして、インプリント装置1は、モールド3と基板5との間の距離を変えて、硬化したインプリント材14からモールド3を剥離(離型)することにより、インプリント材14で構成された凹凸のパターンを基板上に形成することができる。インプリント材14を硬化する方法には、熱を用いる熱サイクル法と光を用いる光硬化法とがあり、第1実施形態では、光硬化法を採用した例について説明する。光硬化法とは、インプリント材14として未硬化の紫外線硬化樹脂を基板上に供給し、モールド3とインプリント材14とを接触させた状態でインプリント材14に紫外線を照射することにより当該インプリント材を硬化させる方法である。
[インプリント装置1の構成について]
図1は、第1実施形態のインプリント装置1を示す概略図である。インプリント装置1は、照射部2と、インプリントヘッド4と、基板ステージ6と、供給部7と、検出部13と、第1計測部8(計測部)と、第2計測部9と、制御部10とを含みうる。制御部10は、例えばCPUやメモリなどを有し、インプリント処理を制御する(インプリント装置1の各部を制御する)。ここで、インプリントヘッド4は、ベース定盤15により支柱17を介して支持されたブリッジ定盤18に固定されており、基板ステージ6は、ベース定盤15に沿って移動するように構成されている。また、インプリント装置1には、インプリント装置1が設置されている床からベース定盤15に伝わる振動を低減するための除振器16が設けられうる。
モールド3は、通常、石英など紫外線を透過することが可能な材料で作製されており、基板側の面(パターン面)には、基板上のインプリント材14を成形するための凹凸のパターンが形成されている。また、基板5は、例えば単結晶シリコン基板が用いられ、基板の面(被処理面)には、後述する供給部7によってインプリント材14が供給される。
照射部2は、インプリント処理の際に、インプリント材14を硬化させる光2a(紫外線)を、モールド3を介して基板上のインプリント材14に照射する。照射部2は、例えば、光源と、光源から射出された光をインプリント処理に適切な光に調整するための光学素子とを含みうる。第1実施形態のインプリント装置は、照射部2から射出された光2aがミラー19で反射されて基板上のインプリント材14に照射されるように構成されている。ここで、例えば、光硬化法ではなく熱サイクル法を採用する場合には、照射部2に代えて、インプリント材14としての熱硬化性樹脂を硬化するための熱源部が設けられうる。
インプリントヘッド4は、モールド搬送部11により搬送されたモールド3を保持するモールドチャックと、モールドチャックにより保持されたモールド3の位置および傾きを変更可能に構成されたモールド駆動部とを含みうる。モールド駆動部は、例えば、基板上のインプリント材14にモールド3を押し付ける方向(以下、押印方向(例えばZ方向))にモールド3を駆動したり、モールド3を傾けたりするように構成されうる。また、基板ステージ6は、基板5を保持し、モールド3と基板上のインプリント材14とを接触させる接触位置(第1位置)と、第1計測部8によって基板5の面の傾きを計測する計測位置(第2位置)との間をベース定盤15に沿って移動可能に構成される。基板ステージ6は、例えば、基板搬送部12により搬送された基板5を保持する基板チャックと、基板チャックにより保持された基板5の位置および傾きを変更可能に構成された基板駆動部とを含みうる。ここで、第1実施形態のインプリント装置1では、モールド3と基板上のインプリント材14とを接触させるようにモールド3と基板5との間の距離を変える際、インプリントヘッド4によってモールド3を移動させているが、それに限られるものではない。例えば、基板ステージ6によって基板5を移動させてもよいし、双方によってモールド3および基板5を相対的に移動させてもよい。
検出部13は、例えば、モールド3と基板上のインプリント材14とが接触している状態において、モールド3に設けられたマークと基板5に設けられたマークとを検出する。これにより、制御部10は、検出部13による検出結果に基づいてモールド上のマークと基板上のマークとの相対位置(XY方向)を求め、当該相対位置が目標相対位置になるようにモールド3と基板5との位置合わせを行うことができる。また、供給部7は、基板上にインプリント材14(未硬化樹脂)を供給する。上述したように、第1実施形態のインプリント装置1では、紫外線の照射によって硬化する性質を有する紫外線硬化樹脂がインプリント材14として用いられる。
ここで、インプリント装置1では、モールド3により成形された後のインプリント材14の残膜厚が均一になるように、モールド3とインプリント材14とを接触させる際においてモールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを制御することが好ましい。そのため、第1実施形態のインプリント装置1には、基板5の面の傾きを計測する第1計測部8、およびモールド3の面の傾きを計測する第2計測部9が設けられている。インプリント材14の残膜厚とは、インプリント材14で構成された凹凸のパターンの凹部と基板5との間におけるインプリント材14の厚さのことであり、RLT(Residual Layer Thickness)とも呼ばれる。
第1計測部8は、モールド3と基板上のインプリント材14とを接触させる接触位置(第1位置)とは異なる計測位置(第2位置)に配置され、計測位置において基板5の面の傾きを計測する。図1に示すように、接触位置と計測位置とは、インプリント装置1のXY平面内における位置が異なっている。第1計測部8は、例えば、基板5の面に光(レーザ光)を照射するレーザ干渉計を含み、光が照射された基板5の面の箇所についての高さ(押印方向と平行な方向における位置)を検出するように構成されうる。そして、制御部10は、ベース定盤15に沿って基板ステージ6(基板5)を移動させて、基板5の面における複数の箇所の各々についての高さを第1計測部8に検出させる。これにより、第1計測部8は、基板5の面における複数の箇所の各々について検出した高さにより、基板5の面の傾きを計測することができる。
第2計測部9は、モールド3と基板上のインプリント材14とを接触させる接触位置において、モールド3のパターン面の傾きを計測する。第2計測部9は、例えば、基板ステージ6に設けられるとともに、パターン面に光(レーザ光)を照射するレーザ干渉計を含み、光が照射されたパターン面の箇所についての高さ(押印方向と平行な方向における位置)を検出するように構成されうる。そして、制御部10は、ベース定盤15に沿って基板ステージ6移動させて、モールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを第2計測部9に検出させる。これにより、第2計測部9は、モールド3のパターン面における複数の箇所の各々について検出した高さにより、パターン面の傾きを計測することができる。
[一般的なインプリント処理について]
このように構成されたインプリント装置1における一般的なインプリント処理について、図2を参照しながら説明する。図2は、インプリント装置1における一般的なインプリント処理の様子を示す図である。制御部10は、接触位置において、基板ステージ6を移動させて、基板ステージ6に設けられた第2計測部9にモールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、パターン面の傾きを計測させる(図2(a))。そして、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、パターン面が押印方向に対して垂直になるように、インプリントヘッド4によりパターン面の傾きを制御する。また、制御部10は、計測位置において、基板ステージ6(基板5)を移動させて、第1計測部8に基板5の面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、基板5の面の傾きを計測させる(図2(b))。そして、制御部10は、第1計測部8による計測結果に基づいて、基板5の面が押印方向に対して垂直になるように、基板ステージ6により基板5の面の傾きを制御する。このようにモールド3のパターン面の傾きと基板5の面の傾きと制御することにより、パターン面と基板の面との相対傾きを目標相対傾き(例えば平行)に近づけることができる(図2(c))。その後、インプリント材14の供給工程、モールド3とインプリント材14との接触工程、およびモールド3の剥離工程(図2(c)〜(e))を経ることで、インプリント材14で構成された凹凸のパターンを基板上に形成することができる。
しかしながら、インプリント装置1では、例えば、基板ステージ6が移動するベース定盤15の歪みが接触位置と計測位置とで異なっている場合がある(図3)。また、基板ステージ6の位置姿勢を計測する計測器からの光21を反射するミラー20が歪んだ状態で基板ステージ6に設けられている場合もある(図4)。このような場合、計測位置において第1計測部8により基板5の面の傾きを計測した結果に基づいて、接触位置における基板5の面の傾きを制御してしまうと、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを目標相対傾きにすることが困難になりうる。即ち、インプリント材14の残膜厚を均一にすることが困難になりうる。
ここで、ベース定盤15の歪み(ベース定盤15の面の傾き)が接触位置と計測位置とで異なる場合のインプリント処理について、図5を参照しながら説明する。図5は、ベース定盤の歪みが接触位置と計測位置とで異なる場合のインプリント処理の様子を示す図である。図5では、説明を簡単にするため、モールド3のパターン面自体および基板5の面自体には傾きが生じておらず、基板ステージ6は、ベース定盤15に沿った移動において基板5の面の傾きが維持されるように制御されているものとして説明する。
制御部10は、接触位置において、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第2計測部9にモールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、パターン面の傾きを計測させる(図5(a))。このとき、接触位置におけるベース定盤15の歪みに応じて、押印方向と平行な方向(例えばZ方向)における基板ステージ6の位置が変化する。そのため、パターン面における各箇所の高さを計測する際において、押印方向と平行な方向における第2計測部9の位置が互いに異なり、第2計測部9による計測結果に誤差(だまされ)が生じうる。例えば、パターン面が押印方向に対して垂直であったとしても、第2計測部9では、ベース定盤15の歪みに応じた傾きがパターン面に生じているものと計測されうる。したがって、制御部10が第2計測部9による計測結果に基づいてパターン面の傾きを制御すると、パターン面の傾きは、接触位置におけるベース定盤15の面とパターン面とが平行になるように制御されることとなる(図5(b))。
また、制御部10は、計測位置において、基板ステージ6(基板5)を移動させて、第1計測部8に基板5の面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、基板5の面の傾きを計測させる(図5(b))。このとき、計測位置におけるベース定盤15の歪みに応じて、押印方向と平行な方向における基板ステージ6の位置が変化する。そのため、基板5の面における各箇所の高さを計測する際において、押印方向と平行な方向における基板5の位置が互いに異なり、第1計測部8による計測結果に誤差(だまされ)が生じうる。例えば、基板5の面が押印方向に対して垂直であったとしても、第1計測部8では、ベース定盤15の歪みに応じた傾きが基板5の面に生じているものと計測されうる。したがって、制御部10が第1計測部8による計測結果に基づいて基板5の面の傾きを制御すると、基板5の面の傾きは、計測位置におけるベース定盤15の面と基板5の面とが平行になるように制御されることとなる(図5(c))。その結果、接触位置と計測位置とでベース定盤15の面の傾きが異なる場合、接触位置と計測位置とで基板5の面の傾きが異なり、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを目標相対傾きにすることが困難になりうる。そのため、インプリント材14の供給工程、モールド3とインプリント材14との接触工程、およびモールド3の剥離工程(図5(c)〜(e))を経た後において、インプリント材14の残膜厚を均一にすることが困難になりうる。
そこで、第1実施形態のインプリント装置1は、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、接触位置においてモールド3とインプリント材14とを接触させる際の基板5の面の傾きを制御する。これにより、接触位置における基板5の面の傾きが、接触位置におけるベース定盤15の面と基板5の面とが平行になるように制御されることとなる。その結果、パターン面の傾きおよび基板5の面の傾きのそれぞれが、接触位置におけるベース定盤15の面と平行になるように制御されうる。即ち、インプリント装置1は、モールド3のパターン面の傾きおよび基板5の面の傾きを、パターン面と基板5の面との相対傾きが目標相対傾きになるように制御することができる。
ここで、第1実施形態では、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて基板5の面の傾きを制御し、第2計測部9による計測結果に基づいてパターン面の傾きを制御する例について説明するが、それに限られるものではない。第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値と第2計測部9による計測結果とに基づいて、基板5の面の傾きおよびパターン面の傾きの少なくとも一方を制御してもよい。例えば、第2計測部9による計測結果に基づいてパターン面の傾きを制御した後、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいてパターン面の傾きを更に制御してもよい。また、例えば、接触位置におけるベース定盤15の面およびモールド3のパターン面がそれぞれ押印方向に対して垂直である場合などでは、第2計測部9による計測結果に基づいたパターン面の傾きの制御を必ずしも行う必要はない。
[補正値の決定について]
次に、第1計測部による計測結果を補正するための補正値を決定する方法について、図6および図7を参照しながら説明する。図6は、補正値を決定する方法を示すフローチャートである。また、図7は、補正値を決定する処理の様子を示す図である。図7では、説明を簡単にするため、モールド3のパターン面自体および基準基板5aの面自体には傾きが生じておらず、基板ステージ6は、ベース定盤15に沿った移動において基準基板5aの面の傾きが維持されるように制御されているものとして説明する。ここで、補正値の決定は、基準基板5aを用いて、インプリント処理を実行する前に事前に行われうる。補正値を決定するために用いられる基準基板5aの面の形状は、インプリント処理を行う基板5の面の形状と同じであることが好ましい。また、基準基板5aとしては、例えば、インプリント処理を行う対象となる複数の基板5を含むロットの先頭の基板5や、ダミー基板などが用いられうる。基準基板5aの面には、例えば、保護膜やインプリント材14が塗布されていることが好ましい。
S101では、制御部10は、モールド3をインプリントヘッド4の下に搬送するようにモールド搬送部11を制御し、モールド3を保持するようにインプリントヘッド4を制御する。S102では、制御部10は、接触位置において、モールド3のパターン面の傾きを第2計測部9に計測させる。また、S103では、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、パターン面の傾きをインプリントヘッド4により制御する。例えば、制御部10は、図7(a)に示すように、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第2計測部9にモールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、パターン面の傾きを計測させる。このようにして第2計測部9により得られた計測結果に基づいてパターン面の傾きを制御すると、パターン面の傾きは、図7(b)に示すように、接触位置におけるベース定盤15の面とパターン面とが平行になるように制御されうる。ここで、S101〜S103の工程は、後述する図8のフローチャートにおけるS111〜S113の工程と同様であるため、必ずしも行われなくてもよい。S101〜S103の工程を行う場合は、図8のフローチャートにおけるS111〜S113の工程を省略してもよい。
S104では、制御部10は、基準基板5aを基板ステージ6の上に搬送するように基板搬送部12を制御し、基準基板5aを保持するように基板ステージ6を制御する。S105では、制御部10は、計測位置において、基準基板5aの面の傾きを第1計測部8に計測させる。例えば、制御部10は、図7(b)に示すように、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第1計測部8に基準基板5aの面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、計測位置における基準基板5aの面の傾きを計測させる。
S106では、制御部10は、接触位置において、基準基板5aの面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させて当該複数の箇所の各々についての高さを求めることにより、接触位置における基準基板5aの面の傾きを計測する。例えば、制御部10は、基準基板5aの面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させるようにインプリントヘッド4によりモールドを移動させ、そのときの移動量を用いて各箇所についての高さを求めることができる。ここで、第1実施形態では、モールド3と基板5との間の距離を変える際に、インプリントヘッド4によってモールド3を移動させているため、モールド3の移動量(モールド駆動部による駆動量)を用いて各箇所についての高さを求めている。しかしながら、それに限られるものではなく、例えば、モールド3と基板5との間の距離を変える際に基板ステージ6によって基準基板5aを移動させる場合では、基準基板5aの移動量(基板駆動部による駆動量)を用いて各箇所についての高さを求めてもよい。即ち、制御部10は、基準基板5aの面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させるようにモールド3および基準基板5aの少なくとも一方を移動させたときの移動量を用いて、各箇所についての高さを求めてもよい。また、補正値を決定するために用いられる基準基板5aの面の形状は、インプリント処理を行う基板5の面の形状と同じである必要はない。S105の第1計測部8による傾き計測と、S106の接触による傾き計測のときに、同じ基準基板5aを使用すればよい。即ち、同じ基板に対して、異なる場所での傾き計測に差があれば、その差が補正値となるからである。
S107では、制御部10は、S105で第1計測部8により計測された計測位置における基準基板5aの面の傾きと、S106で計測された接触位置における基準基板5aの面の傾きとの関係を示す値を補正値として決定する。例えば、制御部10は、S105で第1計測部8により計測された計測位置における基準基板5aの面の傾きと、S106で計測された接触位置における基準基板5aの面の傾きとの差を補正値として決定する。ここで、S105とS106との間において、S105で第1計測部8により計測された計測結果に基づいて、基準基板5aの面の傾きを制御してもよい。この場合、制御部10は、S106でモールド3と基準基板5aにおける各箇所とを接触させることにより計測された基準基板の面の傾きを補正値をして決定しうる。
[第1実施形態のインプリント処理について]
以下に、第1実施形態のインプリント装置1におけるインプリント処理について、図8および図9を参照しながら説明する。図8は、第1実施形態のインプリント処理についての動作シーケンスを示すフローチャートである。また、図9は、第1実施形態におけるインプリント処理の様子を示す図である。図9では、説明を簡単にするため、モールド3のパターン面自体および基板5の面自体には傾きが生じておらず、基板ステージ6は、ベース定盤15に沿った移動において基板5の面の傾きが維持されるように制御されているものとして説明する。
S111では、制御部10は、モールド3をインプリントヘッド4の下に搬送するようにモールド搬送部11を制御し、モールド3を保持するようにインプリントヘッド4を制御する。S112では、制御部10は、接触位置において、モールド3のパターン面の傾きを第2計測部9に計測させる。また、S113では、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、パターン面の傾きをインプリントヘッド4により制御する。例えば、制御部10は、図9(a)に示すように、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第2計測部9にモールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、パターン面の傾きを計測させる。そして、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、例えばパターン面が押印方向に対して垂直になるようにパターン面の傾きを制御する。このとき、第2計測部9による計測結果にはベース定盤15の歪みに応じた誤差(だまされ)が生じているため、パターン面は、図9(b)に示すように、接触位置におけるベース定盤15の面とパターン面とが平行になるように傾けられる。
S114では、制御部10は、インプリント処理を行う対象の基板5を基板ステージ6の上に搬送するように基板搬送部12を制御し、基板5を保持するように基板ステージ6を制御する。S115では、制御部10は、計測位置において、基板5の面の傾きを第1計測部8に計測させる。また、S116では、制御部10は、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、接触位置においてモールド3とインプリント材14とを接触させる際における基板5の面の傾きを基板ステージ6により制御する。
例えば、制御部10は、図9(b)に示すように、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第1計測部8に基板5の面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、基板5の面の傾きを計測させる。そして、制御部10は、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、例えば基板5の面が押印方向に対して垂直になるように基板5の面の傾きを制御する。このようにして第1計測部8により得られた計測結果を補正値により補正した値に基づいて基板5の面の傾きを制御すると、基板5の面は、図9(c)に示すように、接触位置におけるベース定盤15の面と基板5の面とが平行になるように傾けられる。その結果、パターン面の傾きおよび基板5の面の傾きのそれぞれが、接触位置におけるベース定盤15の面に対して平行になるように制御される。即ち、制御部10は、モールド3のパターン面の傾きおよび基板5の面の傾きを、パターン面と基板5の面との相対傾きが目標相対傾き(例えば平行)になるように制御することができる。ここで、第1実施形態では、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、基板5の面の傾きを制御したが、それに限られるものではなく、例えば、基板5の面の傾きを制御する代わりに、パターン面の傾きを制御してもよい。即ち、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、パターン面と基板5の面との相対傾きを制御してもよい。
S117では、制御部10は、図9(c)に示すように、インプリント処理を行う対象のショット領域(対象ショット領域)が供給部7の下に配置されるように基板ステージ6を制御する。そして、制御部10は、対象ショット領域上にインプリント材14を供給するように供給部7を制御する。S118では、制御部10は、モールド3のパターン面の下方に対象ショット領域が配置されるように基板ステージ6を制御する。そして、制御部10は、図9(d)に示すように、モールド3と基板5との間の距離が狭まるようにインプリントヘッド4を制御し、対象ショット領域上に供給されたインプリント材14とモールド3とを接触させる。S119では、制御部10は、モールド3とインプリント材14とが接触している状態で、検出部13による検出結果に基づいて、モールド3と基板5との位置合わせ(XY方向)を行う。S120では、モールド3を接触させたインプリント材14に対して光2a(紫外線)を照射するように照射部2を制御し、当該インプリント材14を硬化させる。
S121では、制御部10は、図9(e)に示すように、モールド3と基板5との間の距離が拡がるようにインプリントヘッド4を制御し、硬化したインプリント材14からモールド3を剥離(離型)する。S122では、制御部10は、基板上に引き続きモールド3のパターンを転写するショット領域(次のショット領域)があるか否かの判定を行う。次のショット領域がある場合はS117に進み、次のショット領域がない場合はS123に進む。S123では、制御部10は、引き続きモールド3のパターンの転写を行う基板5(次の基板5)があるか否かの判定を行う。次の基板5がある場合はS114に進み、次の基板5がない場合は終了する。
上述したように、第1実施形態のインプリント装置1は、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値に基づいて、接触位置においてモールド3とインプリント材14とを接触させる際の基板5の面の傾きを制御する。これにより、例えばベース定盤15の歪みが接触位置と計測位置とで異なる場合であっても、接触位置において、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを精度よく制御することができる。ここで、第1実施形態では、補正値を決定する際、接触位置において基準基板5aにおける各箇所とモールド3とを接触させることにより、接触位置における基準基板5aの面の傾きを計測したが、それに限られるものではない。例えば、基準基板5aの面の傾きを計測するための計測器をモールド3の代わりにインプリントヘッド4に保持させ、当該計測器によって接触位置における基準基板5aの面の傾きを計測してもよい。この場合では、当該計測器による計測結果と第1計測部8による計測結果との差が補正値として決定されうる。
<第2実施形態>
本発明に係る第2実施形態のインプリント装置について説明する。インプリント処理を行う対象の基板5の面は、基板5の面上の位置に応じて傾きが異なる場合がある。この場合、インプリント処理を行う基板5の面上の位置(対象ショット領域の位置)に応じて補正値を決定して、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを制御することが好ましい。そこで、第2実施形態のインプリント装置は、インプリント処理を行う基板5の面上の位置に対する補正値の分布を決定し、第1計測部8により計測された基板5の面の傾きの分布を補正値の分布で補正することにより補正分布を得る。そして、得られた補正分布から対象ショット領域の基板5の面上の位置に応じた値を抽出し、当該値に基づいて、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを制御する。ここで、第2実施形態のインプリント装置は、第1実施形態のインプリント装置1と装置構成が同様であるため、ここでは装置構成の説明を省略する。
[補正値の決定について]
まず、第2実施形態のインプリント装置における補正値の決定について、図10を参照しながら説明する。図10は、補正値を決定する方法を示すフローチャートである。S201〜S204の工程は、第1実施形態において説明した図6のフローチャートにおけるS101〜S104の工程と同様であるため説明を省略する。また、補正値を決定するために用いられる基準基板5aの面の形状は、インプリント処理を行う基板5の面の形状と同じであることが好ましい。
S205では、制御部10は、図11(a)に示すように、計測位置において、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、基準基板5aの面における複数の箇所の各々についての高さを第1計測部8に検出させる。そして、制御部10は、図11(b)に示すように、基準基板5aの面上の位置に対する高さ分布から、基準基板5aの面上の位置に対する傾き分布(例えば近似関数)を求める。例えば、制御部10は、当該高さ分布に対して微分処理を行うことにより、基準基板5aの面上の位置に対する傾き分布を求めることができる。ここで、互いに傾きが異なる複数の領域がある場合では、制御部10は、各領域において、少なくとも2つの箇所の各々についての高さを第1計測部8に計測させるとよい。
S206では、制御部10は、図12(a)に示すように、接触位置において、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、基準基板5aの面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させて当該複数の箇所の各々についての高さを求める。そして、制御部10は、図12(b)に示すように、基準基板5aの面上の位置に対する高さ分布から、基準基板5aの面上の位置に対する傾き分布(例えば近似関数)を求める。S207では、制御部10は、S205において求めた傾き分布と、S206において求めた傾き分布との関係(例えば差)を示す分布を、基板の面上の位置に対する補正値の分布として決定する。
[第2実施形態のインプリント処理について]
次に、第2実施形態のインプリント装置におけるインプリント処理について、図13を参照しながら説明する。図13は、第2実施形態のインプリント処理についての動作シーケンスを示すフローチャートである。図13に示すフローチャートでは、第1実施形態において説明した図6に示すフローチャートと比べて、S215およびS216の工程が異なるため、以下ではS215およびS216の工程について説明し、その他の工程についての説明を省略する。
S215では、制御部10は、計測位置において、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、基板5の面における複数の箇所の各々についての高さを第1計測部8に検出させる。そして、制御部10は、基板5の面上の位置に対する高さ分布から、基板5の面上の位置に対する傾き分布(例えば近似関数)を求める。S216では、制御部10は、S215において求めた傾き分布に、基板の面上の位置に対する補正値の分布を加えることにより、第1計測部8による計測結果を補正値により補正した値の分布(以下、補正分布)を生成する。そして、制御部10は、補正分布から、対象ショット領域が配置されている基板の面上の位置に応じた値を抽出し、抽出した値に基づいて、基板5の面の傾きを基板ステージ6により制御する。これにより、基板5の面上の位置に応じて傾きが異なる場合であっても、接触位置において、パターン面の傾きおよび基板5の面の傾きを、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きが目標相対傾き(例えば平行)になるように制御することができる。
<第3実施形態>
インプリント装置では、装置構成が複雑化するに伴い、基板の面の傾きを計測する計測部を、モールドとインプリント材とを接触させる接触位置の近傍に配置することが困難になってきている。そのため、インプリント装置には、例えば、当該計測部を用いずに、接触位置における基板の面の傾きを計測することが望まれている。第3実施形態のインプリント装置は、第1計測部8を用いずに、インプリント処理を行う基板5の面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させて各箇所の高さを求めることにより、基板5の面の傾きを計測する。図14は、第3実施形態のインプリント処理についての動作シーケンスを示すフローチャートである。ここで、第3実施形態のインプリント装置は、第1実施形態のインプリント装置1と装置構成が同様であるため、ここでは装置構成の説明を省略する。また、第3実施形態のインプリント装置では、第1計測部8を用いずに基板5の面の傾きを求めているため、第1計測部8を設けなくてもよい。
S301では、制御部10は、モールド3をインプリントヘッド4の下に搬送するようにモールド搬送部11を制御し、モールド3を保持するようにインプリントヘッド4を制御する。S302では、制御部10は、モールド3とインプリント材14とを接触させる接触位置(第1位置)において、モールド3のパターン面の傾きを第2計測部9に計測させる。S303では、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、パターン面の傾きをインプリントヘッド4により制御する。例えば、制御部10は、ベース定盤15に沿って基板ステージ6を移動させて、第2計測部9にモールド3のパターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出させ、パターン面の傾きを計測させる。そして、制御部10は、第2計測部9による計測結果に基づいて、例えばパターン面が押印方向に対して垂直になるようにパターン面の傾きを制御する。このとき、第2計測部9による計測結果にはベース定盤15の歪みに応じた誤差(だまされ)が生じているため、パターン面は、接触位置におけるベース定盤15の面と平行になるように傾けられる。ここで、例えば、接触位置におけるベース定盤15の面およびモールド3のパターン面がそれぞれ押印方向に対して垂直である場合などでは、第2計測部9による計測結果に基づいたパターン面の傾きの制御を必ずしも行う必要はない。
S304では、制御部10は、基板5を基板ステージ6の上に搬送するように基板搬送部12を制御し、基板5を保持するように基板ステージ6を制御する。S305では、制御部10は、接触位置において、基板5の面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させて当該複数の箇所の各々についての高さを求めることにより、基板5の面の傾きを計測する。例えば、制御部10は、基板5の面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させるようにインプリントヘッド4によりモールド3を移動させ、そのときの移動量を用いて各箇所についての高さを求めることができる。ここで、第3実施形態では、モールド3と基板との間の距離を変える際に、インプリントヘッド4によってモールド3を移動させているため、モールド3の移動量(モールド駆動部による駆動量)を用いて各箇所についての高さを求めている。しかしながら、それに限られるものではなく、例えば、モールド3と基板5との間の高さを変える際に、基板ステージ6によって基板5を移動させる場合では、基板5の移動量(基板駆動部による駆動量)を用いて各箇所についての高さを求めてもよい。即ち、制御部10は、基板5の面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させるようにモールド3および基板5の少なくとも一方を移動させたときの移動量を用いて、基板5の面における各箇所についての高さを求めてもよい。
S306では、制御部10は、S305で基板5の面の傾きを計測した結果に基づいて、基板5の面の傾きを基板ステージ6により制御する。このとき、S405で基板の面の傾きを計測した結果には、ベース定盤15の歪みに応じた誤差(だまされ)が生じているため、基板5の面は、接触位置におけるベース定盤15の面と平行になるように傾けられる。これにより、制御部10は、モールド3のパターン面の傾きおよび基板5の面の傾きを、パターン面と基板5の面との相対傾きが目標相対傾き(例えば平行)になるように制御することができる。
S307では、制御部10は、インプリント処理を行う対象のショット領域(対象ショット領域)が供給部7の下に配置されるように基板ステージを6制御し、対象ショット領域上にインプリント材14を供給するように供給部7を制御する。S308では、制御部10は、モールド3のパターン面の下方に対象ショット領域が配置されるように基板ステージ6を制御する。そして、制御部10は、モールド3と基板5との間の距離が狭まるようにインプリントヘッド4を制御し、対象ショット領域上に供給されたインプリント材14とモールド3とを接触させる。S309では、制御部10は、モールド3とインプリント材14とが接触している状態で、検出部13による検出結果に基づいて、モールド3と基板5との位置合わせ(XY方向)を行う。S310では、モールド3を接触させたインプリント材14に対して光2a(紫外線)を照射するように照射部2を制御し、当該インプリント材14を硬化させる。
S311では、制御部10は、モールド3と基板5との間の距離が拡がるようにインプリントヘッド4を制御し、硬化したインプリント材14からモールド3を剥離(離型)する。S312では、制御部10は、基板上に引き続きモールド3のパターンを転写するショット領域(次のショット領域)があるか否かの判定を行う。次のショット領域がある場合はS307に進み、次のショット領域がない場合はS313に進む。S313では、制御部10は、引き続きモールド3のパターンの転写を行う基板5(次の基板5)があるか否かの判定を行う。次の基板5がある場合はS304に進み、次の基板5がない場合は終了する。
上述したように、第3実施形態のインプリント装置は、基板5の面における複数の箇所の各々とモールド3とを接触させて基板5の面における各箇所についての高さを求めることにより、基板5の面の傾きを計測する。そして、基板5の面の傾きを計測した結果に基づいて、基板5の面の傾きを制御する。これにより、モールド3とインプリント材14とを接触させる接触位置において、モールド3のパターン面と基板5の面との相対傾きを精度よく制御することができる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布された樹脂に上記のインプリント装置を用いてパターンを形成する工程(基板にインプリント処理を行う工程)と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1:インプリント装置、2:照射部、3:モールド、4:インプリントヘッド、5:基板、6:基板ステージ、7:供給部、8:第1計測部、9:第2計測部、10:制御部

Claims (13)

  1. モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置であって、
    前記モールドと前記インプリント材とを接触させる第1位置とは異なる第2位置において前記基板の面の傾きを計測する計測部と、
    前記計測部による計測結果を補正値によって補正した値に基づいて、前記第1位置において前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記基板の面の傾きを制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記第1位置において計測された基準基板の面の傾きと、前記第2位置において前記計測部により計測された前記基準基板の面の傾きとの関係を示す値を前記補正値として決定する、ことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記制御部は、前記第1位置において前記基準基板の面における複数の箇所の各々と前記モールドとを接触させて当該複数の箇所の各々についての高さを検出することにより、前記第1位置における前記基準基板の面の傾きを計測する、ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記制御部は、前記基準基板の面における複数の箇所の各々と前記モールドとを接触させるように前記モールドおよび前記基準基板の少なくとも一方を移動させたときのそれぞれの移動量を用いて、当該複数の箇所の各々についての高さを求める、ことを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
  4. 前記計測部は、前記基板の移動に伴って、前記第2位置において前記基板の面における複数の箇所の各々についての高さを検出することにより前記基板の面の傾きを計測する、ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  5. 前記制御部は、前記基板の面上の位置に応じて前記補正値を決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  6. 前記制御部は、複数の基板を含むロットの先頭の基板を前記基準基板として用いて前記補正値を決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  7. 前記制御部は、前記第1位置において計測された前記基準基板の面の傾きと、前記第2位置において前記計測部により計測された前記基準基板の面の傾きとの差を前記補正値として決定する、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  8. 前記第1位置において前記モールドのパターン面の傾きを計測する第2計測部を更に含み、
    前記制御部は、前記第2計測部による計測結果に基づいて、前記第1位置において前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記パターン面の傾きを制御する、ことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  9. 前記基板を保持して移動可能なステージを更に含み、
    前記第2計測部は、前記ステージに設けられ、前記ステージによって移動しながら前記パターン面における複数の箇所の各々についての高さを検出することにより前記パターン面の傾きを計測する、ことを特徴とする請求項8に記載のインプリント装置。
  10. モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置であって、
    前記基板の面における複数の箇所の各々について、前記モールド接触させるように前記基板と前記モールドとを相対的に移動させたときの移動量に基づいて高さを求めることにより前記基板の面の傾きを計測し、その計測結果に基づいて、前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記基板の面の傾きを制御する制御部を含む、ことを特徴とするインプリント装置。
  11. 請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて基板にパターンを形成する工程と、
    前記工程でパターンを形成された前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
  12. モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント方法であって、
    前記モールドと前記インプリント材とを接触させる第1位置とは異なる第2位置において前記基板の面の傾きを計測する計測工程と、
    前記計測工程での計測結果を補正値によって補正した値に基づいて、前記第1位置において前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記基板の面の傾きを制御する制御工程と、
    を含み、
    前記補正値は、前記第1位置において計測された基準基板の面の傾きと、前記第2位置において前記計測工程で計測された前記基準基板の面の傾きとの関係を示す値である、ことを特徴とするインプリント方法。
  13. モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント方法であって、
    前記基板の面における複数の箇所の各々について、前記モールドを接触させるように前記基板と前記モールドとを相対的に移動させたときの移動量に基づいて高さを求めることにより、前記基板の面の傾きを計測する計測工程と、
    前記計測工程での計測結果に基づいて、前記モールドと前記インプリント材とを接触させる際の前記基板の面の傾きを制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とするインプリント方法。
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