JP6497781B2 - 接線方向ランピング加工用インサート及びこのようなインサートを用いた高速フライス工具 - Google Patents

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Description

発明の分野
[001]本発明の主題は高速フライス工具に関する。例えば、本分野の切削工具は33,000RPM超の速度で切削加工することができる。特に、本発明の主題は、軟質金属材料の切削加工及びランピング加工用に構成されたフライス工具に関する。
発明の背景
[002]本分野のフライス工具は周知であり、かつ例えば米国特許第7070363号に開示されている。
発明の概要
[003]本発明の主題によれば、高速フライス用の片面接線方向ランピング加工用インサートであって、対向するインサート着座面及び頂面と、その間に延在する周囲面と、を含み、当該フライス用インサートは、周囲面全体を着座面と頂面との間の中間において通過する基準面(P)を有する、フライス用インサートが提供される。周囲面は、2つの対向する側面であって、それらの間の中間を通り、かつ基準面(P)内にある第1の軸線(X)を有する2つの対向する側面を含む。
各側面は、
側面(26)とインサート頂面(22)との交点に形成された第1の切れ刃と、
第1の切れ刃に接続し、かつそれに交差するように延在する第2の切れ刃と、
第2の切れ刃に接続し、かつ第1の切れ刃に対向して配置されたランピング加工用切れ刃と、
第1の切れ刃の少なくとも一部からインサート着座面に向かって延在するすくい面と、を含む。フライス用インサートは2つのランピング加工用逃げ面を含み、そのそれぞれは、1つの側面のランピング加工用切れ刃から対向側面の第1の切れ刃に向かって延在する。
[004]本発明の主題によれば、回転軸線Rを有し、かつ工具本体と、工具本体のポケット内に固定された上記フライス用インサートと、を含む、高速フライス工具が更に提供される。ポケットは、ポケット着座面と、ポケット着座面に対して横断方向に延在するポケット当接面及び支持面と、を含む。インサート着座面はポケット着座面に当接し、すくい面の少なくとも一部はポケット当接面に当接し、インサート支持面はポケット支持面に当接する。
[005]以下の特徴はいずれも、単独又は組み合わせのいずれかにおいて本発明の主題の上記態様のいずれにも適用可能とされうる。
[006]各ランピング加工用逃げ面は1つの側面のランピング加工用切れ刃から延在し、かつ対向側面のすくい面に少なくとも一部接触する。
[007]ランピング加工用逃げ面は平坦とされうる。
[008]ランピング加工用切れ刃の少なくとも一部は真直とされうる。
[009]ランピング加工用切れ刃は、真直の第1のランピング加工用刃と、それに交差するように接続された第2のランピング加工用刃と、を含みうる。
[0010]第2のランピング加工用刃は第2の切れ刃に接続している。
[0011]第2の切れ刃は第2のランピング加工用刃よりも高くされうる。
[0012]各すくい面の平面図においては、第1のランピング加工用刃は基準面(P)とともにランピング加工用刃角(α)を形成する。
[0013]ランピング加工用刃角は0°〜45°とされうる。
[0014]ランピング加工用刃角は7°〜20°とされうる。
[0015]フライス用インサートは、インサート着座面及び頂面へと通じているクランプ穴を含みうる。クランプ穴は基準面(P)に垂直な第3の軸線(Z)を有し、フライス用インサートは第3の軸線(Z)を中心に180°回転対称を有する。
[0016]第1の切れ刃は、少なくともインサート頂面と各側面との交点に形成される。
[0017]第1の切れ刃の少なくとも一部はヘリカルとされうる。
[0018]第1の切れ刃はコーナ切れ刃に接続する主切れ刃を含みうる。
[0019]すくい面の少なくとも一部は内方に延在しうる。
[0020]すくい面は、内方に延在する第1のすくい面と、第1のすくい面から交差するように延在する第2のすくい面と、を含みうる。
[0021]すくい面は、ランピング加工用切れ刃から頂面に向かって延在するランピング加工用すくい面を含みうる。
[0022]フライス用インサートは2つのインサート支持面を含み、そのそれぞれは、頂面からインサート着座面に向かって延在する。
[0023]フライス用インサートは、工具本体端部から回転軸線R方向に最大突出量(M)突出しうる。
[0024]最大突出量(M)はインサート長さ(L)の4分の1を超えうる。
[0025]フライス用インサートはクランプ穴内に通したねじによりポケット内に固定可能であり、かつポケット着座面へと通じているねじ穴内にねじ留め可能である。
図面の簡単な説明
[0026]本発明の主題をより良く理解するため、及び本発明の主題が実際にどのように実施されうるかを示すため、ここで添付の図面を参照する。
組立後の高速フライス工具の側面図である。 図1のフライス工具の等角部分分解図である。 図1のフライス工具の軸方向底面図である。 接線方向フライス用インサートの等角図である。 図1のフライス工具の切削部の詳細平面図である。 第1の軸線Xに沿って切ったフライス用インサートの側面図である。 第2の軸線Yに沿って切ったフライス用インサートの側面図である。 フライス用インサートの頂面の平面図である。 図4の接線方向切削インサートを用いたフライス工具の振動レベルと工具速度とを比較したグラフである。
[0027]適切とされる場合、対応する又は類似する要素を示すために参照符号は図間において繰り返し使用される場合がある。
発明の詳細な説明
[0028]以下の説明において、本発明の主題の種々の態様を記載する。説明のために、本発明の主題の完全な理解を提供するため特定の構成及び詳細を十分に詳細に説明する。しかしながら、また、本発明の主題が、本明細書中に記載される特定の構成及び詳細なしで実施されうることは当業者には明らかであろう。
[0029]図1及び図2について述べる。軟質金属材料をフライス削りするための高速フライス工具10は回転軸線Rを有し、工具本体12を含み、かつ工具本体端部18にあるポケット16内に固定される3つの接線方向フライス用インサート14を含みうる。フライス用インサート14は工具本体端部18から回転軸線R方向に突出する。
[0030]図4〜8に注目する。各フライス用インサート14は、インサート着座面20と、対向するインサート頂面22と、その間に延在する周囲面24と、を含む。周囲面24は2つの対向する側面26を含む。各フライス用インサート14は、周囲面24全体をインサート着座面20と頂面22との間の中間において通過する基準面Pを有する。着座面20は少なくとも基準面Pに平行な平坦部を有しうる。
[0031]インサートは、周囲面24を側面26間の中間において通過し、かつ基準面P内にある第1の軸線Xを有する。フライス用インサート14は、同様に基準面P内にあり、かつ第1の軸線Xに横断方向に交差する第2の軸線Yを有する。第2の軸線Yは第1の軸線Xに対して垂直とされうる。インサートは、インサート着座面20及び頂面22のみに通じているクランプ穴28を有しうる。クランプ穴28は、少なくとも第3の軸線Zを画定する円筒状部分を有する。第3の軸線Zは基準面Pに対して垂直であり、かつ第1及び第2の軸線X,Yの両方に交差する。インサートは第3の軸線Zを中心に180°回転対称を有する。第3の軸線Zに沿って切ったインサート頂面22の平面図(図8)では、インサートは、第1の軸線Xに対して垂直に測定した第1の幅W1を有する。第1の幅W1はインサート長さLよりも短い。第2の軸線Yに沿って切った側面26のうちいずれかの平面図(図7)では、インサート長さLは、インサートの、第1の軸線X方向における最外部間において測定される。同じ図において、インサートは、インサート着座面20及び頂面22の、第3の軸線Z方向における最外点間において測定した第2の幅W2を有する。
[0032]インサート頂面22は凸形状を有しうる。インサート頂面22は、2つの第1の逃げ面30と、その間に延在する凹状面32と、を含みうる。精度のため、第1の逃げ面30は研磨されている。各第1の逃げ面30の少なくとも近傍において、凹状面32は各第1の逃げ面30よりも基準面Pに接近して配置されている。この設計は凹状面32が第1の逃げ面30の研磨工程に確実に関与しないように選択されるため、研磨費用が低下する。周囲面24は2つの対向する第2の逃げ面34を更に含み、そのそれぞれは、各側面26から基準面Pに向かって延在する。第1の軸線Xに沿って切った図においては、各第2の逃げ面34は側面26間及びインサート着座面20と頂面22との間に配置されている。
[0033]本例においては、各側面26はその特定の端部に配置された単一の切削部36を含む。各切削部36は、すくい面38と、第1の切れ刃40と、第2の切れ刃42と、ランピング加工用切れ刃44と、を含む。
[0034]各すくい面38は第1のすくい面46及び第2のすくい面48を含みうる。第2のすくい面48は平坦とされうる。第2のすくい面48は平行とされうる。第2のすくい面48は基準面Pに対して垂直とされうる。各第2のすくい面48は第1のすくい面46から横断方向に延在可能であり、かつインサート着座面20に接触する。第2のすくい面48は、切れ刃により切削された切屑を逃がす、排出する又は形成するように構成されうる。本例においては、第2のすくい面48は、また、当接用に構成されている。すくい面38は、ランピング加工用切れ刃44からインサート頂面22に向かって延在するランピング加工用すくい面50を更に含む。本例によれば、第1のすくい面46はインサート頂面22から内方向に延在し、インサート頂面22とともに鋭角を形成する(図6)。
[0035]第1の切れ刃40はすくい面38とインサート頂面22との交点に形成される。具体的には、第1の切れ刃40は第1のすくい面46と各々の隣接する第1の逃げ面30との交点に形成される。第1の切れ刃40は、主切れ刃52と、それに接続したコーナ切れ刃54と、を含む。主切れ刃52は全体として第1の軸線X方向に延在する。主切れ刃52はコーナ切れ刃54よりも長い。主切れ刃52はヘリカルとされうる。コーナ切れ刃54の少なくとも一部は曲線状にすることができる。コーナ切れ刃54は円軌道をとることができる。主切れ刃52はコーナ切れ刃54を介して第2の切れ刃42に接続されている。
[0036]第2の切れ刃42はすくい面38と第2の逃げ面34との交点に形成される。第2の切れ刃42は、ワイピング作業(wiping operations)、すなわち被削材表面を滑らかにするために構成されている。本例によれば、第2の切れ刃42は切れ刃の中で最短のものとされうる。切削加工時、フライス工具10が回転軸線Rの方向に進まない場合、第2の切れ刃42はワイピング作業のみを実施する。フライス用インサート14がフライス工具10のポケット16内において組み立てられた位置にある場合(図1及び図5)、回転軸線Rに垂直なすくい面38の図において、第2の切れ刃42は真直に見える(図1、図5及び図7)。同じ位置状態及び図において、第2の切れ刃42は回転軸線Rに対して垂直に見えうる。同じ図において、第2の切れ刃42は主切れ刃52に対して垂直に見えうる。第2の切れ刃42はランピング加工用切れ刃44に接続している。
[0037]ランピング加工用切れ刃44は、第1のランピング加工用刃56と、それに交差するように接続された第2のランピング加工用刃58と、を含みうる。第1のランピング加工用刃56は第2のランピング加工用刃58を介して第2の切れ刃42に接続している。第2の軸線Yに沿って切った側面図において、第1のランピング加工用刃56は、第1の切れ刃40と第1のランピング加工用刃56とが互いに離間するという意味で第1の切れ刃40に対向して配置される。また、刃40,56の両方を通る、第3の軸線Zに平行な線Sを見ることができる(図7を参照)。第1のランピング加工用刃56は真直とされうる。第2の軸線Yに沿って切ったすくい面38の平面図においては(図7)、第1のランピング加工用刃56は基準面Pとともに鋭いランピング加工用刃角αを形成する。したがって、第2の軸線Yに沿って切った側面図において、第1の切れ刃40の主切れ刃52部と、ランピング加工用切れ刃44の第1のランピング加工用刃56部は互いに離間し、かつ第1の軸線Xに沿って外側に収束する。同じ図において、第1のランピング加工用刃56は第1のランピング加工用刃長さFを有する。用途に応じて、ランピング加工用刃角αは0〜45度とすることができる。いくつかの実施形態によれば、ランピング加工用刃角は7〜20度である。本例においては、ランピング加工用刃角は15度である。
[0038]図1及び図5においては、工具本体12内におけるフライス用インサート14の特別配置により、フライス用インサート14は、図7に示すようなフライス用インサート14の(第2の軸線Yに沿って切った)すくい面38の図から数度傾いて、すなわちオフセットして示されることに留意されたい。換言すると、フライス工具10の組み立てられた位置において、フライス用インサート14は第3の軸線Zを中心にわずかに回転するのみである。したがって、図7では、ランピング加工用刃角は図1及び図5と同じに見える。それでもなお、ランピング加工用刃角αは、工具本体12とは無関係にフライス用インサート14上のみにおいて測定される。
[0039]フライス工具10の組み立てられた位置においては、回転軸線Rに対して垂直な第2の軸線Yに沿って切ったすくい面38の平面図において、第2の切れ刃42は第2のランピング加工用刃58よりも逃げ距離(relief distance)Tだけ上昇している。逃げ距離Tは第1のランピング加工用刃長さFに比べて非常に短くすることができる。フライス工具とは無関係に、第2のランピング加工用刃58は第2の切れ刃42よりも更に内側に配置されている。その結果、切削加工中、フライス工具10が回転軸線Rの方向に進まない場合、第2のランピング加工用刃58は被削材から離される、すなわち被削材に接触しない。ランピング加工作業の間にのみ、フライス工具10は少なくとも回転軸線Rに沿って進み、第1の切れ刃40、第2の切れ刃42及びランピング加工用切れ刃44は全て切削加工プロセスに関与しうる。第2のランピング加工用刃58は第1のランピング加工用刃56を第2の切れ刃42と接続させる。これは一部、フライス用インサート14の特定の幾何学的特徴、例えばランピング加工用刃角αの値を維持するためとされうる。更に、本例においては、第2のランピング加工用刃58は拡張した第2の幅W2に寄与しうる(他の特徴は変化しないままであるが)。この拡張した第2の幅W2によって、更には、フライス用インサート14の頑強性及びその耐破損性を増すことができる。
[0040]各フライス用インサート14は2つのランピング加工用逃げ面60を含み、そのそれぞれは、1つの側面26のランピング加工用切れ刃44から対向側面26の第1の切れ刃40に向かって延在する。本例においては、各ランピング加工用逃げ面60は1つの側面26のすくい面38から延在し、対向側面26のすくい面38に一部接触する。各ランピング加工用逃げ面60は平坦とされうる。
[0041]各フライス用インサート14は第1の軸線Xに沿うその両端に階段形状の凹部62を有する。各凹部62はインサート支持面64を含む。インサート支持面64は平坦とされうる。各インサート支持面64は実質的に第2の軸線Y方向に延在可能であり、かつ全体的に第1の軸線X方向に面する。本例によれば、各インサート支持面64はインサート頂面22からインサート着座面20に向かって延在し、部分的に各ランピング加工用逃げ面60に、及び部分的に各々の隣接するすくい面38に接触する。本例においては、インサート支持面64の配向は、切削加工中にフライス用インサート14にかかる切削加工力(machining forces)を相殺し、かつポケット16内におけるフライス用インサート14の動きを防止するように選択される。
[0042]更に説明するように、ランピング加工用刃角α及び第1のランピング加工用刃長さFはフライス工具10の最大ランピング角β、及び結果的にフライス工具10のランピング加工性能に間接的に影響する。一般的な定義として、ランピング角βは、ランピング切削加工中、フライス工具10が(回転軸線Rに垂直な被削材の平坦面に関して)内方向及び横方向に進む角度である。フライス工具10の組み立てられた位置において、ランピング角βはフライス工具10の側面図(図1)における3点、A、B及びCにより画定されうる。点Aは、いずれのフライス用インサート14においても、フライス工具10の回転軸線R方向における最外点と定義される。本例においては、点Aは切削インサートのうちの1つの第2の切れ刃42上にあり、これはそのすくい面38の平面図において見える(図1)。点Aは、回転軸線Rに垂直な仮想端部面Eにあり、かつこれを画定する。同じ図において、点Bは、同じフライス用インサート14のランピング加工用切れ刃44上にあり、かつランピング切削加工中切削プロセスに関与する端部面Eから最遠点である。仮想円Dが点Aにより、回転軸線Rを中心に画定され(図3に示す)、回転軸線Rに対し垂直に配向され、かつ端部面E内にある。しかしながら、仮想円Dがフライス工具10の切削径を画定しないことは理解される。同じ図において、点Cは点Aから最遠点であり、仮想円D上にある(図1)。ランピング角βは線CBと線CAとの間に形成される。いくつかの実施形態によれば、最大ランピング角βは8°とすることができる。これは本分野における接線方向取付式フライス用インサートとしては格別に大きくかつまれなランピング角βである。
[0043]図1では、ランピング角βは回転軸線R方向におけるフライス用インサート14の最大突出量Mに主に左右される、又はその値は回転軸線R方向におけるフライス用インサート14の最大突出量Mにより決定されることが示されうる。換言すると、最大突出量Mは点Bと端部面Eとの間の最短距離である。最大突出量Mの適切な数式的表現は、例えば、M=cos(a)*F+Tとされうる。組み立てられた位置において、最大突出量Mは、インサートの、回転軸線R方向に工具本体端部18を超えて突出し、かつランピング切削加工が可能な部分の長さ(図1)である。最大突出量Mはインサート長さLとの以下の関係、M≧L/4を満足しうる。これは、ランピング加工用逃げ面60が、ランピング加工回転速度及びランピング切削加工性能を増加するための上述の比較的極端な配向を用いて設計されうることから有利である。換言すると、最大突出量Mの大きさにより、当業者がランピング加工用逃げ面60の配向を設計するにあたり特定の自由を有することが可能になるため、最大突出量Mの大きさはランピング加工用逃げ面60の配向に大きく寄与しうる。
[0044]フライス工具10におけるフライス用インサート14の接線方向配向はねじにかかる引裂力(tearing force)をほぼ排除することから有利である。
[0045]接線方向配向及び頑強性に関連する別の利点は、フライス用インサート14が切れ刃の背後に工具支持物(フライス用インサート14の背後にある、工具の突起物)を必要としないことである。
[0046]本例によれば、工具本体12は、円筒状形状を有し、かつ工具本体端部18に3つのポケット16を有する。各ポケット16は、回転軸線Rに対し接線方向に配向されたポケット着座面66を含む。各ポケット16は、ポケット着座面66へと通じているポケット穴68を含みうる。各ポケット16は、ポケット着座(sating)面に交差するように延在するポケット当接面70を更に含む。ポケット当接面70は2つの副当接面を有しうる。各ポケット16は、ポケット着座面66及びポケット当接面70を横断するように配向されたポケット支持面72を更に含む。
[0047]組み立てられた位置においては、インサート着座面20はポケット着座面66に当接する。第2のすくい面38はポケット当接面70に当接し、インサート支持面64はポケット支持面72に当接する。本例においては、ポケット16は、クランプ穴28内に配置され、ポケット穴68内にねじ留めされるねじを含む。
[0048]比較的大きなランピング角βに加え、フライス用インサート14の接線方向配向と、その頑強性との組み合わせは、驚くほど高い回転速度という結果につながる。ダルムシュタット工科大学(Technical University of Darmstadt)が本フライス用インサート14に対し実施した高回転速度試験では、本フライス用インサート14が、破断前、約94,000RPMの速度に耐えることができることが判明した。安全係数2を考慮した場合、高速切削加工中、速度は47,000RPMに到達しうる。これは、今日可能な最大切削加工回転速度であると考えられる。回転速度試験結果(RPM対時間)を図9に示されるグラフに示す。図9のグラフに見られるように、毎分回転数が80,000RPMを超えて増加しても振動のレベルは比較的一定のままである。
[0049]速度がより高いという利点は、より短い加工時間、したがって、加工費の低下をもたらす可能性がある。
[0050]上記は、請求される主題の例示的実施形態及び必要であれば実施可能物(enablement)の詳細を含み、非例示的実施形態及び詳細を本願の特許請求の範囲から排除するものではない。

Claims (19)

  1. ランピング加工用の高速フライス用インサート(14)であって、対向するインサート着座面(20)及びインサート頂面(22)と、前記インサート着座面(20)と前記インサート頂面(22)との間に延在する周囲面(24)と、を含み、
    前記フライス用インサート(14)が、前記周囲面(24)全体を前記インサート着座面(20)と前記インサート頂面(22)との間の中間において通過する基準面(P)を有し、
    前記周囲面(24)が、2つの対向する側面(26)であって、前記2つの対向する側面(26)間の中間を通り、かつ前記基準面(P)内にある第1の軸線(X)を有する、2つの対向する側面(26)を含み、
    各側面(26)が、
    前記側面(26)と前記インサート頂面(22)との交線に形成された第1の切れ刃(40)と、
    前記第1の切れ刃(40)に接続し、かつ前記第1の切れ刃(40)に交差するように延在する第2の切れ刃(42)と、
    前記第2の切れ刃(42)に接続し、かつ前記第1の切れ刃(40)に対向して配置されたランピング加工用切れ刃(44)と、
    前記第1の切れ刃(40)の少なくとも一部から前記インサート着座面(20)に向かって延在するすくい面(38)と、を含み、
    前記フライス用インサート(14)が2つのランピング加工用逃げ面(60)を含み、そのそれぞれが、1つの側面(26)の前記ランピング加工用切れ刃(44)から、対向する前記側面(26)の前記第1の切れ刃(40)に向かって延在し、
    前記フライス用インサート(14)が、前記インサート着座面(20)及び前記インサート頂面(22)へと通じているクランプ穴(28)を含み、前記クランプ穴(28)が、前記基準面(P)に対し垂直な第3の軸線(Z)を有し、前記フライス用インサート(14)が前記第3の軸線(Z)を中心に180°のみの回転対称を有
    各ランピング加工用逃げ面(60)が、1つの側面(26)のランピング加工用切れ刃(44)から延在し、対向する前記側面(26)の前記すくい面(38)に少なくとも一部接触する、フライス用インサート(14)。
  2. 前記ランピング加工用逃げ面(60)が平坦である、請求項に記載のフライス用インサート(14)。
  3. 前記ランピング加工用切れ刃(44)の少なくとも一部が真直である、請求項1又は2に記載のフライス用インサート(14)。
  4. 前記ランピング加工用切れ刃(44)が、真直の第1のランピング加工用刃(56)と、前記真直の第1のランピング加工用刃(56)に交差するように接続された第2のランピング加工用刃(58)と、を含み、前記第2のランピング加工用刃(58)が前記第2の切れ刃(42)に接続されている、請求項1〜のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  5. 前記第2の切れ刃(42)が前記第2のランピング加工用刃(58)よりも高くなっている、請求項に記載のフライス用インサート(14)。
  6. 各すくい面(38)の平面視において、前記第1のランピング加工用刃(56)が前記基準面(P)とともにランピング加工用刃角(α)を形成する、請求項4又は5に記載のフライス用インサート(14)。
  7. 前記ランピング加工用刃角が0°〜45°である、請求項に記載のフライス用インサート(14)。
  8. 前記ランピング加工用刃角が7°〜20°である、請求項6又は7に記載のフライス用インサート(14)。
  9. 前記第1の切れ刃(40)が少なくとも前記インサート頂面(22)と各側面(26)との交線に形成される、請求項1〜のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  10. 前記第1の切れ刃(40)の少なくとも一部がヘリカルである、請求項1〜のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  11. 前記第1の切れ刃(40)が、コーナ切れ刃(54)に接続された主切れ刃(52)を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  12. 前記すくい面(38)の少なくとも一部が内方に延在する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  13. 前記すくい面(38)が、内方に延在する第1のすくい面(46)と、前記第1のすくい面(46)から交差するように延在する第2のすくい面(48)と、を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  14. 前記すくい面(38)が、前記ランピング加工用切れ刃(44)から前記インサート頂面(22)に向かって延在するランピング加工用すくい面(50)を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  15. 前記フライス用インサート(14)が2つのインサート支持面(64)を含み、そのそれぞれが、前記インサート頂面(22)から前記インサート着座面(20)に向かって延在する、請求項1〜14のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)。
  16. 回転軸線(R)を有する高速フライス工具(10)であって、
    ポケット(16)を有する工具本体(12)と、
    前記ポケット(16)内に固定される、請求項1〜15のいずれか一項に記載のフライス用インサート(14)と、を含む、高速フライス工具(10)。
  17. 前記ポケット(16)が、接線方向に配向されたポケット着座面(66)と、前記ポケット着座面(66)に交差するように延在するポケット当接面(70)及びポケット支持面(72)と、を含み、
    前記インサート着座面(20)が前記ポケット着座面(66)に当接し、
    前記すくい面(38)の少なくとも一部が前記ポケット当接面(70)に当接し、
    前記インサート支持面64が前記ポケット支持面(72)に当接する、請求項16に記載の高速フライス工具(10)。
  18. 前記フライス用インサート(14)が工具本体端部(18)から前記回転軸線(R)方向に最大突出量(M)突出し、かつ
    前記最大突出量(M)がインサート長さ(L)の4分の1を超える、請求項17に記載の高速フライス工具(10)。
  19. 前記フライス用インサート(14)がインサートクランプ穴(28)内に通したねじにより前記ポケット(16)内に固定され、かつ前記ポケット着座面(66)へと通じているねじ状ポケット穴(68)内にねじ留めされる、請求項17又は18に記載の高速フライス工具(10)。
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