JP6496783B2 - ウェアラブル端末及び制御プログラム - Google Patents

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本出願は、ウェアラブル端末に関する。
従来、所定のタイミングで自機または他機への報知を行う電子機器がある。
特開2013−239853号公報
従来行われていた報知には改善の余地がある。
1つの態様に係るウェアラブル端末は、自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構を有するウェアラブル端末であって、電光装置と通信する通信部と、気圧値を検出する気圧センサと、前記気圧センサの検出結果に基づいて、前記ユーザの手を上げる動作の検出判定を実行するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記ユーザの手を上げる動作を検出した場合には、当該手が揺動しているか否かにかかわらず、前記通信部を介して、前記電光装置の発光を要求する信号あるいは前記電光装置の発光態様を変化させるように要求する信号を前記電光装置に発信する
1つの態様に係る制御プログラムは、電光装置と通信する通信部と、自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構と、気圧値を検出する気圧センサとを備えるウェアラブル端末に、前記気圧センサの検出結果に基づいて、前記ユーザの手を上げる動作の検出判定を実行するステップと、前記ユーザの手を上げる動作を検出した場合には、当該手が揺動しているか否かにかかわらず、前記通信部を介して、前記電光装置の発光を要求する信号あるいは前記電光装置の発光態様を変化させるように要求する信号を前記電光装置に発信するステップとを実行させる。
図1は、実施形態に係るウェアラブル端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るユーザの手の上げ下げ動作の検出判定を説明するための図である。 図3は、実施形態に係るウェアラブル端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態に係るウェアラブル端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、他の実施形態に係るウェアラブル端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、他の実施形態に係るウェアラブル端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本出願に係るウェアラブル端末、制御方法、及び制御プログラムを実施するための複数の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本出願に係るウェアラブル端末は、自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構を有する。本出願に係るウェアラブル端末は、時計型、指輪型、腕輪型などを含む。
図1は、ウェアラブル端末1の機能構成の一例を示すブロック図である。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。以下の説明において、重複する説明は省略することがある。以下の説明において、ウェアラブル端末1を「自機」と表記する場合がある。
図1に示すように、ウェアラブル端末1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12と、カメラ13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17と、磁気センサ18と、気圧センサ19とを含む。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、重なって位置してよいし、並んで位置してよいし、離れて位置してよい。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重なって位置する場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺は、タッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを含む。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等のオブジェクトを画面内に表示する。ディスプレイ2Aが表示するオブジェクトを含む画面は、ロック画面と呼ばれる画面、ホーム画面と呼ばれる画面、アプリケーションの実行中に表示されるアプリケーション画面を含む。ホーム画面は、デスクトップ、待受画面、アイドル画面、標準画面、アプリ一覧画面又はランチャー画面と呼ばれることもある。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触又は近接を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接したときのタッチスクリーン2B上の位置を検出することができる。以下の説明において、タッチスクリーン2Bが検出する複数の指、ペン、及びスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接した位置を「検出位置」と表記する。タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指の接触又は近接を、検出位置とともにコントローラ10に通知する。タッチスクリーン2Bは、検出位置の通知をもって接触又は近接の検出をコントローラ10に通知してよい。タッチスクリーン2Bが行える動作を、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2は実行できる。言い換えると、タッチスクリーン2Bが行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2が行ってもよい。
コントローラ10は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触又は近接、検出位置、検出位置の変化、接触又は近接が継続した時間、接触又は近接が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。コントローラ10が行える動作を、コントローラ10を有するウェアラブル端末1は実行できる。言い換えると、コントローラ10が行う動作は、ウェアラブル端末1が行ってもよい。ジェスチャは、指を用いて、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。タッチスクリーン2Bに対して行われる操作は、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2に行われてもよい。コントローラ10が、タッチスクリーン2Bを介して判別するジェスチャには、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるが、これらに限定されない。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。
ボタン3は、ユーザからの操作入力を受け付ける。ボタン3の数は、単数であっても、複数であってもよい。ボタン3は、操作ボタンの一例である。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、照度センサ4の測定面の単位面積に入射する光束の値である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2Aと顔とが接近したことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、1つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G、5G等のセルラーフォンの通信規格と、近距離無線の通信規格とが含まれる。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11(a,b,n,pを含む)、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等が含まれる。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)が含まれる。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点付近に設置される路側機との通信を可能とするための複数の通信規格をさらにサポートする。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点を含む所定の通信エリア内にある機器が受信可能な電波を発信する路側機から発信された電波を受信できる。通信ユニット6は、交差点付近に設置される電光装置との通信を可能とするための複数の通信規格をさらにサポートする。電光装置は、例えば、街灯、電子的に制御が可能な発光部を備えた道路鋲、電子的に制御が可能な発光部を備えた縁石鋲などを含む。通信ユニット6は、通信部の一例である。
レシーバ7は、コントローラ10から送出される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、ウェアラブル端末1にて再生される動画の音、音楽の音、及び通話時の相手の声を出力することができる。マイク8は、入力されるユーザの声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域として利用されてもよい。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する支援プログラム(図示略)とが含まれる。アプリケーションは、例えば、フォアグランドで実行される場合、当該アプリケーションに係る画面を、ディスプレイ2Aに表示する。支援プログラムには、例えば、OSが含まれる。プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、制御プログラム9A、気圧データ9B、加速度データ9C、移動判定データ9D、路側機データ9E、及び設定データ9Zなどを記憶できる。制御プログラム9Aは、各種機能を提供するに際し、各種アプリケーションと連携できる。制御プログラム9Aは、通信ユニット6を介してクラウドストレージと連携し、当該クラウドストレージが記憶するファイル及びデータにアクセスしてもよい。クラウドストレージは、ストレージ9に記憶されるプログラム及びデータの一部又は全部を記憶してもよい。ストレージ9は、ストレージの一例である。
制御プログラム9Aは、ウェアラブル端末1の動作に関する機能を提供できる。実施形態の1つの例において、制御プログラム9Aは、以下の各機能を提供できる。
制御プログラム9Aは、気圧センサ19の検出結果に基づいて、自機のユーザの手を上げる動作及び当該ユーザの手を下げる動作の検出判定を実行する機能を提供できる。制御プログラム9Aは、一定時間内の気圧の変化量が、ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の低下量に略一致する場合、ユーザの手を上げる動作が検出されたものと判定できる。一方、制御プログラム9Aは、一定時間内の気圧の変化量が、ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の上昇量に略一致する場合、ユーザの手を下げる動作が検出されたものと判定できる。制御プログラム9Aは、一定時間内の気圧の変化量と、ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の上昇量と違いが、気圧センサ19の測定の誤差と認識できる範囲にある場合には、略一致するものと判定してよい。測定の誤差は、例えば、数センチの高度差に対応する気圧の変化量の違いなど、気圧センサ19の分解能に基づいて誤差と認定可能な範囲で任意に設定してよい。気圧の変化量の判定に用いる一定時間は、例えば、ユーザが手を上げ下げ動作する際の瞬間的な時間に対応し、例えば、1秒など、任意の時間を設定してよい。
制御プログラム9Aは、ユーザの手を上げる動作を検出した場合には、発光部を発光させ、ユーザの手を下げる動作を検出した場合には、発光部の発光を停止させる機能を提供できる。発光部は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2のバックライト、或いはウェアラブル端末1に搭載されたLED(Light Emitting Diode、図示略)に対応する。
制御プログラム9Aは、自機のユーザの手を上げる動作を検出した場合、通信ユニット6を介して、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する機能を提供できる。制御プログラム9Aは、ユーザが道路を横断することを示す信号を、路側機との間で実行される専用狭域通信で用いられる所定の周波数帯を用いて発信できる。通信ユニット6が車両との通信を可能とする所定の通信規格をサポートしている場合には、制御プログラム9Aは、ユーザが道路を横断することを示す信号を、車両に向けて発信することもできる。通信ユニット6が電光装置との通信を可能とする所定の通信規格をサポートしている場合には、制御プログラム9Aは、ユーザが道路を横断することを示す信号を、電光装置に向けて発信することもできる。また、制御プログラム9Aは、ユーザが道路を横断することを示す信号として、電光装置の発光部の発光を要求する信号を電光装置に向けて発信してもよい。制御プログラム9Aは、ユーザが道路を横断することを示す信号として、電光装置の発光部の発光態様を変化させるように要求する信号を電光装置に向けて発信してもよい。電光装置の発光部の発光態様を変化させるように要求する信号は、当該発光部の発光の色を変更させる信号でもよい。電光装置の発光部の発光態様を変化させるように要求する信号は、当該発光部が常に発光するモードから、当該発光部が点滅して発光するモードに変更させる信号でもよい。電光装置の発光部の発光態様を変化させるように要求する信号は、当該発光部の点滅間隔を変更させる信号でもよい。夜などにおいて電光装置の発光部が既に発光しているとき、当該発光部の発光態様を変化さることで、交差点を渡ろうとしているユーザの存在を周知させることができる。
制御プログラム9Aは、加速度センサ15の検出結果に基づいて、自機のユーザが所定の移動態様により移動中であるかを判定する機能を提供できる。具体的には、制御プログラム9Aは、加速度センサ15の検出結果である加速度の方向及び大きさに基づいて、自機に作用する振動及び動きを測定できる。制御プログラム9Aは、測定した振動及び動きの測定結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが所定の移動態様で移動中であるかを判定できる。制御プログラム9Aは、移動判定データ9Dの中から、自機を装着しているユーザが所定の移動態様で移動中であるときに、自機に作用する振動及び動きのデータを予め測定したものを選択して判定に利用する。実施形態の1つの例において、所定の移動態様で移動中とは、自機のユーザが徒歩、あるいは小走りで移動している状態に該当する。
制御プログラム9Aは、加速度センサ15の代替として、あるいは補助として、方位センサ16、ジャイロスコープ17、マイク8、カメラ12、カメラ13、あるいはGPS受信機(図示略)などのうち少なくとも一つを用いて、自機のユーザが所定の移動態様で移動中であるかを判定することもできる。
制御プログラム9Aは、自機のユーザの手を上げる動作を検出した後、所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定されたことを条件として、発光部を発光させる機能を提供できる。一方、制御プログラム9Aは、発光部を発光させた後、ユーザの手を下げる動作を検出していなくても、所定の移動態様での移動が停止されたことを条件として、発光部の発光を停止するための機能も提供できる。
気圧データ9Bは、気圧センサ19により取得された気圧の値のデータを含む。気圧データ9Bは、気圧センサ19により測定された全ての測定結果を含んでよい。
加速度データ9Cは、加速度センサ15により取得された加速度の値を含む。加速度データ9Cは、加速度センサ15により取得された加速度の方向及び大きさを含む。加速度データ9Cは、加速度センサ15により測定された全ての測定結果を含んでよい。
移動判定データ9Dは、例えば、ウェアラブル端末1のユーザの移動態様を判定するのに利用される判定条件の情報を含む。判定条件の情報は、自機に作用する加速度の方向及び大きさ、加速度の方向及び大きさの時系列変化で構成される加速度パターン、又はX軸、Y軸およびZ軸の3軸の加速度を合成した合成ベクトルを含んでよい。
路側機データ9Eは、ユーザが道路を横断することを示す信号を送信する路側機との通信に関する情報に該当する。路側機データ9Eは、例えば、高度道路交通システムの専用狭域通信で用いられる所定の周波数帯の情報などを含む。
設定データ9Zは、ウェアラブル端末1の動作に関する各種設定の情報を含む。
コントローラ10は、演算処理装置を含む。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−Chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、およびコプロセッサを含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、ウェアラブル端末1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。コントローラ10は、コントローラの一例である。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、ジャイロスコープ17、磁気センサ18及び気圧センサ19を含むが、これらに限定されない。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、気圧センサ19の検出結果に基づいて、自機のユーザの手を上げる動作及び当該ユーザの手を下げる動作の検出判定を実行する処理を実現できる。図2は、実施形態に係るユーザの手の上げ下げ動作の検出判定を説明するための図である。コントローラ10は、一定時間内の気圧の変化量が、図2に示すユーザU1の腕の長さh1の2倍に対応する高度差2h1に相当する気圧の低下量に略一致する場合、ユーザU1の手を上げる動作が検出されたものと判定できる。一方、コントローラ10は、一定時間内の気圧の変化量が、図2に示すユーザU1の腕の長さの2倍に対応する高度差2h1に相当する気圧の低下量に略一致する場合、ユーザU1の手を上げる動作が検出されたものと判定できる。
また、コントローラ10は、自機のユーザの手を上げる動作を検出した場合、通信部6を介して、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する処理を実現できる。
また、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、自機のユーザが所定の移動態様により移動中であるかを判定する処理を実現できる。
また、コントローラ10は、自機のユーザの手を上げる動作を検出した後、所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定されたことを条件として、発光部を発光させる処理を実現できる。一方、コントローラ10は、発光部を発光させた後、ユーザの手を下げる動作を検出していなくても、所定の移動態様での移動が停止されたことを条件として、発光部の発光を停止する処理を実現することもできる。
スピーカ11は、コントローラ10から送出される音信号を音として出力する。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。
カメラ12及びカメラ13は、撮影した画像を電気信号へ変換する。カメラ12は、ディスプレイ2Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、ディスプレイ2Aの反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラである。カメラ12及びカメラ13は、インカメラ及びアウトカメラを切り換えて利用可能なカメラユニットとして、機能的及び物理的に統合された状態でウェアラブル端末1に実装されてもよい。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置を含むが、これらに限定されない。
加速度センサ15は、ウェアラブル端末1に作用する加速度の方向及び大きさを測定できる。加速度センサ15は、加速度センサの一例である。方位センサ16は、例えば、地磁気の向きを検出し、地磁気の向きに基づいて、ウェアラブル端末1の向き(方位)を測定できる。ジャイロスコープ17は、ウェアラブル端末1の角度及び角速度を検出する。磁気センサ18は、ウェアラブル端末1の周囲の磁力を検出する。
気圧センサ19は、ウェアラブル端末1に作用する気圧を測定できる。気圧センサ19は、気圧センサの一例である。気圧センサ19は、測定した気圧値をコントローラ10に出力する。気圧センサ19は、自機に作用する気圧の測定結果に基づいて、単位時間あたりの気圧変化量をコントローラ10に出力することもできる。気圧変化量は、絶対値もしくはスカラー量を累積した値であってよい。単位時間は、任意の時間を設定してよい。
ウェアラブル端末1は、上記の各機能部の他、GPS受信機、及びバイブレータを備えてもよい。GPS受信機は、GPS衛星からの所定の周波数帯の電波信号を受信する。GPS受信機は、受信した電波信号の復調処理を行って、処理後の信号をコントローラ10に送出する。GPS受信機は、ウェアラブル端末1の現在位置の演算処理をサポートする。ウェアラブル端末1は、GPS衛星以外の測位用人工衛星の信号を受信可能な受信機を備え、現在位置の演算処理を実行してもよい。バイブレータは、ウェアラブル端末1の一部又は全体を振動させる。バイブレータは、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータなどを有する。ウェアラブル端末1は、バッテリなど、ウェアラブル端末1の機能を維持するために当然に用いられる機能部、及びウェアラブル端末1の制御を実現するために当然に用いられる制御部を実装する。
ウェアラブル端末1は、通信ユニット6を介してクラウド上の記憶サーバにアクセスし、各種情報を受信する処理を実行してもよい。
図3及び図4を用いて、実施形態に係るウェアラブル端末1により実行される処理の流れを説明する。図3及び図4は、実施形態に係るウェアラブル端末により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3及び図4に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。なお、図3及び図4に示す処理は、ウェアラブル端末1が動作可能な状態であるとき繰り返し実行されてよい。ウェアラブル端末1は、例えば、給電制御を一部制限するモード、いわゆる、省電力モードのときにも、図3及び図4に示す処理を繰り返し実行してよい。
図3を用いて、ユーザの手の上げ下げの検出に応じて、発光部を制御する例について説明する。
図3に示すように、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果を取得する(ステップS101)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を上げる動作が検出されたかを判定する(ステップS102)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出した場合(ステップS102,Yes)、発光部を発光させる(ステップS103)。
続いて、コントローラ10は、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する(ステップS104)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を下げる動作が検出されたかを判定する(ステップS105)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を下げる動作が検出されない場合(ステップS105,No)、ステップS105の判定を繰り返す。
一方、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を下げる動作を検出した場合(ステップS105,Yes)、発光部の発光を停止し(ステップS106)、図3に示す処理を終了する。
上記ステップS102において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出しない場合(ステップS102,No)、図3に示す処理を終了する。
図4を用いて、ユーザの手の上げ下げの検出及びユーザの移動態様に応じて、発光部を制御する例について説明する。
図4に示すように、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果を取得する(ステップS201)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を上げる動作が検出されたかを判定する(ステップS202)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出した場合(ステップS202,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS203)。
コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続しているかを判定する(ステップS204)。
コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続している場合(ステップS204,Yes)、発光部を発光させる(ステップS205)。
続いて、コントローラ10は、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する(ステップS206)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、所定の移動態様でのユーザの移動が停止したかを判定する(ステップS207)。
コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が停止していない場合(ステップS207,No)、ステップS207の判定を繰り返す。
一方、コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が停止した場合(ステップS207,Yes)、発光部の発光を停止し(ステップS208)、図4に示す処理を終了する。
上記ステップS204において、コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続しない場合(ステップS204,No)、図4に示す処理を終了する。
上記ステップS202において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出しない場合(ステップS202,No)、図4に示す処理を終了する。
上記の実施形態では、ウェアラブル端末1は、ユーザの手を上げる動作を検出して発光部を発光させ、ユーザの手を下げる動作を検出して発光部の発光を停止する。このため、ウェアラブル端末1は、ユーザの動作に応じて、ユーザの存在を周知させることができる。
また、上記の実施形態では、ウェアラブル端末1は、ユーザの手を上げる動作を検出したとき、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信することができる。このため、ウェアラブル端末1は、ウェアラブル端末と通信可能なウェアラブル端末の周辺にある装置に対して、ユーザの存在を直接的に知らせることができる。
また、上記の実施形態では、ウェアラブル端末1は、ユーザの手を上げる動作を検出した後、例えば、徒歩、あるいは小走りでユーザが移動している状態が一定時間継続した場合、発光部を発光させ、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する。このため、ウェアラブル端末1は、例えば、手を上げて横断歩道を横断するというように、道路を横断する際のユーザの慣例的な動作が検出されたという状況に限定して、ユーザの存在を周知させることができる。
上記の実施形態では、ウェアラブル端末1が備える発光部を制御する例を説明したが、ウェアラブル端末1と通信可能な他のウェアラブル端末が備える発光部を制御してもよい。他のウェアラブル端末は、例えば、同一のユーザが、ウェアラブル端末1とは別に身に着けている他の端末に該当する。他のウェアラブル端末は、ヘッドマウントディスプレイ、補聴器、イヤホン、又はゲーム機等の機器の他、メガネ型、靴型、髪留め型、鍵型、ネックレス型、首輪型、鞄型、着衣型などの種々の形態のものを含む。以下では、この場合の実施形態について説明する。
他の実施形態に係るウェアラブルデバイスの機能構成は、上記の実施形態と企保天気には同様であるが、以下に説明する点が異なる。
制御プログラム9Aは、通信ユニット6を介して、他のウェアラブル端末と通信可能な状態で接続する機能を提供できる。
制御プログラム9Aは、ユーザの手を上げる動作を検出した場合には、通信ユニット6を介して、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する機能を提供できる。制御プログラム9Aは、ユーザの手を下げる動作を検出した場合には、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する機能を提供できる。制御プログラム9Aは、上記の実施形態と同様に、一定時間内の気圧の変化量が、ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の低下量に略一致する場合、ユーザの手を上げる動作が検出されたものと判定できる。一方、制御プログラム9Aは、一定時間内の気圧の変化量が、ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の上昇量に略一致する場合、ユーザの手を下げる動作が検出されたものと判定できる。
制御プログラム9Aは、ユーザの手を上げる動作を検出した後、所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定されたことを条件として、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する機能も提供できる。制御プログラム9Aは、発光部の発光を要求する信号の送信後、ユーザの手を下げる動作を検出していなくても、所定の移動態様での移動が停止されたことを条件として、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する機能も提供できる。
制御プログラム9Aは、上記の実施形態と同様に、ユーザの手を上げる動作を検出した場合、通信ユニット6を介して、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する機能も提供できる。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、通信ユニット6を介して、他のウェアラブル端末と通信可能な状態で接続する処理を実現できる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザの手を上げる動作を検出した場合には、通信ユニット6を介して、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する処理を実現できる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザの手を下げる動作を検出した場合には、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する処理を実現できる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザの手を上げる動作を検出した後、所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定されたことを条件として、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する処理を実現することもできる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、発光部の発光を要求する信号の送信後、ユーザの手を下げる動作を検出していなくても、所定の移動態様での移動が停止されたことを条件として、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する処理を実現することもできる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、上記の実施形態と同様に、ユーザの手を上げる動作を検出した場合、通信ユニット6を介して、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する処理を実現することもできる。
図5及び図6を用いて、他の実施形態に係るウェアラブル端末1により実行される処理の流れを説明する。図5及び図6は、他の実施形態に係るウェアラブル端末により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5及び図6に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。なお、図5及び図6に示す処理は、ウェアラブル端末1が動作可能な状態であるとき繰り返し実行されてよい。ウェアラブル端末1は、例えば、給電制御を一部制限するモード、いわゆる、省電力モードのときにも、図5及び図6に示す処理を繰り返し実行してよい。
図5を用いて、ユーザの手の上げ下げの検出に応じて、他のウェアラブル端末の発光部を制御する例について説明する。
図5に示すように、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果を取得する(ステップS301)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を上げる動作が検出されたかを判定する(ステップS302)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出した場合(ステップS302,Yes)、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する(ステップS303)。
続いて、コントローラ10は、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する(ステップS304)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を下げる動作が検出されたかを判定する(ステップS305)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を下げる動作が検出されない場合(ステップS305,No)、ステップS305の判定を繰り返す。
一方、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を下げる動作を検出した場合(ステップS305,Yes)、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信し(ステップS306)、図5に示す処理を終了する。
上記ステップS302において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出しない場合(ステップS302,No)、図5に示す処理を終了する。
図6を用いて、ユーザの手の上げ下げの検出及びユーザの移動態様に応じて、他のウェアラブル端末の発光部を制御する例について説明する。
図6に示すように、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果を取得する(ステップS401)。
続いて、コントローラ10は、気圧センサ19の検出結果に基づいて、ユーザの手を上げる動作が検出されたかを判定する(ステップS402)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出した場合(ステップS402,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS403)。
コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続しているかを判定する(ステップS404)。
コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続している場合(ステップS404,Yes)、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する(ステップS405)。
続いて、コントローラ10は、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する(ステップS406)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、所定の移動態様でのユーザの移動が停止したかを判定する(ステップS407)。
コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が停止していない場合(ステップS407,No)、ステップS407の判定を繰り返す。
一方、コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が停止した場合(ステップS407,Yes)、発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信し(ステップS408)、図6に示す処理を終了する。
上記ステップS404において、コントローラ10は、判定の結果、所定の移動態様でのユーザの移動が一定時間継続しない場合(ステップS404,No)、図6に示す処理を終了する。
上記ステップS402において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの手を上げる動作を検出しない場合(ステップS402,No)、図6に示す処理を終了する。
上記の他の実施形態では、ウェアラブル端末1は、ユーザの手を上げる動作を検出すると発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信し、ユーザの手を下げる動作を検出すると発光部の発光停止を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信する。このため、ウェアラブル端末1は、ユーザの動作に応じたユーザの存在の周知を、他のウェアラブル端末の発光部を利用して図ることができる。
また、上記の他の実施形態では、ウェアラブル端末1は、ユーザの手を上げる動作を検出した後、例えば、徒歩、あるいは小走りでユーザが移動している状態が一定時間継続した場合、発光部の発光を要求する信号を他のウェアラブル端末に送信し、ユーザが道路を横断することを示す信号を外部へ発信する。このため、ウェアラブル端末1は、例えば、手を上げて横断歩道を横断するというように、道路を横断する際のユーザの慣例的な動作が検出されたという状況に限定して、ユーザの存在の周知を、他のウェアラブル端末の発光部を利用して図ることができる。
上記の実施形態では、ウェアラブル端末1が所定の移動態様で移動中であると判定する場合の例として、ユーザが歩いて移動している状態、又は走って移動している状態を説明したが、自転車、一輪車、スケートボード、キックボードなど、ユーザが独力で移動している状態を所定の移動態様で移動中である場合に含めてよい。
本明細書では、添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記の実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 ウェアラブル端末
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 気圧データ
9C 加速度データ
9D 移動判定データ
9E 路側機データ
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12 カメラ
13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
18 磁気センサ
19 気圧センサ

Claims (5)

  1. 自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構を有するウェアラブル端末であって、
    電光装置と通信する通信部と、
    気圧値を検出する気圧センサと、
    加速度値を検出する加速度センサと、
    前記気圧センサの検出結果に基づいて、前記ユーザの手を上げる動作の検出判定を実行し、前記加速度センサの検出結果に基づいて、前記ユーザが所定の移動態様で移動しているかを判定するコントローラと
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記ユーザの手を上げる動作を検出した前記所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定したことを条件として、当該手が揺動しているか否かにかかわらず、前記通信部を介して、前記電光装置の発光を要求する信号あるいは前記電光装置の発光態様を変化させるように要求する信号を前記電光装置に発信するウェアラブル端末。
  2. 前記コントローラは、
    一定時間内の気圧の変化量が、前記ユーザの腕の長さの2倍に対応する高度差に相当する気圧の低下量に略一致する場合、前記ユーザの手を上げる動作が検出されたものと判定する、請求項1に記載のウェアラブル端末。
  3. 前記電光装置は、街灯、発光部を備える道路鋲、あるいは発光部を備える縁石鋲である、請求項1又は請求項2に記載のウェアラブル端末。
  4. 電光装置と通信する通信部と、自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構と、気圧値を検出する気圧センサと、加速度値を検出する加速度センサとを備えるウェアラブル端末に、
    前記気圧センサの検出結果に基づいて、前記ユーザの手を上げる動作の検出判定を実行するステップと、
    前記加速度センサの検出結果に基づいて、前記ユーザが所定の移動態様で移動しているかを判定するステップと、
    前記ユーザの手を上げる動作を検出した前記所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定したことを条件として、当該手が揺動しているか否かにかかわらず、前記通信部を介して、前記電光装置の発光を要求する信号あるいは前記電光装置の発光態様を変化させるように要求する信号を前記電光装置に発信するステップと
    を実行させる制御プログラム。
  5. 自機のユーザの手または腕に保持させるための保持機構を有するウェアラブル端末であって、
    電光装置と通信する通信部と、
    前記ユーザの手を上げる動作を検出するための第1センサと、
    前記ユーザが所定の移動態様で移動しているかを判定するための第2センサと、
    前記第1及び第2センサの検出結果に基づいて、前記ユーザの手を上げる動作を検出した後、前記所定の移動態様での移動が一定時間継続していると判定したことを条件として、当該手が揺動しているか否かにかかわらず、前記通信部を介して、前記電光装置の発光を要求する信号あるいは前記電光装置の発光態様を変化させるように要求する信号を前記電光装置に発信するコントローラと
    を備る、ウェアラブル端末。
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