JP2018056769A - 電子機器、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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Isao Masuike
功 益池
英樹 森田
Hideki Morita
英樹 森田
浩太郎 山内
Kotaro Yamauchi
浩太郎 山内
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Abstract

【課題】ユーザが自動車に乗っているかを判定する方法を改善すること。【解決手段】1つの態様において、電子機器は、音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、ストレージと、プロセッサとを備える。ストレージは、車両のドアを閉めたときにマイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び車両のドアを閉めたときに気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶する。プロセッサは、マイクの検出結果と音照合パターンとの比較結果、及び気圧センサの検出結果と気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定する。【選択図】図1

Description

本出願は、電子機器、制御方法、及び制御プログラムに関する。
従来、センサ情報に基づいて、ユーザが自動車に乗っているかを判定する電子機器がある。
特開2009−267770号公報
従来の電子機器は、ユーザが自動車に乗っているかを判定する方法に改善の余地がある。
1つの態様に係る電子機器は、音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、ストレージと、プロセッサとを備える。ストレージは、車両のドアを閉めたときにマイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び車両のドアを閉めたときに気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶する。プロセッサは、マイクの検出結果と音照合パターンとの比較結果、及び気圧センサの検出結果と気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定する。
1つの態様に係る制御方法は、音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、車両のドアを閉めたときに前記マイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び前記車両のドアを閉めたときに前記気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶するストレージとを備える電子機器に実行させる制御方法である。当該制御方法は、前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとを比較するステップと、前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとを比較するステップと、前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するステップとを含む。
1つの態様に係る制御プログラムは、音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、車両のドアを閉めたときに前記マイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び前記車両のドアを閉めたときに前記気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶するストレージとを備える電子機器に次の各ステップと実行させる。当該制御プログラムは、前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとを比較するステップと、前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとを比較するステップと、前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するステップとを実行させる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る気圧変動データの例を示す図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の例を示すフローチャートである。
本出願に係る電子機器、制御方法、及び制御プログラムを実施するための複数の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
以下では、本出願に係る電子機器の一例として、スマートフォンを取り上げて説明する。電子機器は、スマートフォン以外の機器であってもよく、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、歩数計、活動量計、ウエアラブルデバイス、ヘッドマウントディスプレイ、補聴器、イヤホン、又はゲーム機等の機器であってよい。ウエアラブルデバイスは、時計型、メガネ型、靴型、髪留め型、鍵型、ネックレス型、首輪型、指輪型、腕輪型、鞄型などを含む。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。以下に説明する実施形態では、スマートフォン1が、現在、自動車(以下、車両)内にあるかを判定する処理、言い換えれば、スマートフォン1のユーザがスマートフォン1を携帯して車両に乗車中であるかを判定するための処理を実現するスマートフォン1の一例について説明する。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。以下の説明において、重複する説明は省略することがある。以下の説明において、スマートフォン1を「自機」と表記する場合がある。
図1に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、プロセッサ10と、スピーカ11と、カメラ12と、カメラ13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロセンサ17と、磁気センサ18と、気圧センサ19とを含む。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、重なって位置してよいし、並んで位置してよいし、離れて位置してよい。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重なって位置する場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺は、タッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを含む。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等のオブジェクトを画面内に表示する。ディスプレイ2Aが表示するオブジェクトを含む画面は、ロック画面と呼ばれる画面、ホーム画面と呼ばれる画面、アプリケーションの実行中に表示されるアプリケーション画面を含む。ホーム画面は、デスクトップ、待受画面、アイドル画面、標準画面、アプリ一覧画面又はランチャー画面と呼ばれることもある。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触又は近接を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接したときのタッチスクリーン2B上の位置を検出することができる。以下の説明において、タッチスクリーン2Bが検出する複数の指、ペン、及びスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接した位置を「検出位置」と表記する。タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指の接触又は近接を、検出位置とともにプロセッサ10に通知する。タッチスクリーン2Bは、検出位置の通知をもって接触又は近接の検出をプロセッサ10に通知してよい。タッチスクリーン2Bが行える動作を、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2は実行できる。言い換えると、タッチスクリーン2Bが行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2が行ってもよい。
プロセッサ10は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触又は近接、検出位置、検出位置の変化、接触又は近接が継続した時間、接触又は近接が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。プロセッサ10が行える動作を、プロセッサ10を有するスマートフォン1は実行できる。言い換えると、プロセッサ10が行う動作は、スマートフォン1が行ってもよい。ジェスチャは、指を用いて、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。タッチスクリーン2Bに対して行われる操作は、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2により行われてもよい。プロセッサ10が、タッチスクリーン2Bを介して判別するジェスチャには、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるが、これらに限定されない。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。
ボタン3は、ユーザからの操作入力を受け付ける。ボタン3の数は、単数であっても、複数であってもよい。ボタン3は、操作ボタンの一例である。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、照度センサ4の測定面の単位面積に入射する光束の値である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2Aと顔とが接近したことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、1つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G、5G等のセルラーフォンの通信規格と、近距離無線の通信規格とが含まれる。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(登録商標)(Worldwide interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等が含まれる。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)が含まれる。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点付近に設置される路側機との通信を可能とするための通信規格をサポートする。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点を含む所定の通信エリア内にある機器が受信可能な電波を発信する路側機から発信された電波を受信できる。通信ユニット6は、上述したセルラーフォンの通信規格又は近距離無線の通信規格を路側機との通信に利用してもよい。通信ユニット6は、通信部の一例である。
レシーバ7は、プロセッサ10から送出される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、スマートフォン1にて再生される動画の音、音楽の音、及び通話時の相手の声を出力することができる。マイク8は、入力されるユーザの声等を音信号へ変換してプロセッサ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、プロセッサ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域として利用されてもよい。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する支援プログラム(図示略)とが含まれる。アプリケーションは、例えば、フォアグランドで実行される場合、当該アプリケーションに係る画面を、ディスプレイ2Aに表示する。支援プログラムには、例えば、OSが含まれる。プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、制御プログラム9A、音データ9B、気圧データ9C、音照合パターン9D、気圧変動照合パターン9E、路側機データ9F、及び設定データ9Zなどを記憶できる。制御プログラム9Aは、各種機能を提供するに際し、各種アプリケーションと連携できる。制御プログラム9Aは、通信ユニット6を介してクラウドストレージと連携し、当該クラウドストレージが記憶するファイル及びデータにアクセスしてもよい。クラウドストレージは、ストレージ9に記憶されるプログラム及びデータの一部又は全部を記憶してもよい。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1の動作に関する機能を提供できる。実施形態の1つの例において、制御プログラム9Aは、次の各機能を提供できる。制御プログラム9Aは、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとの比較結果、及び気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定できる。制御プログラム9Aは、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとが所定の確度をもって一致し、かつ気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとが所定の確度をもって一致した場合に、自機が車両内にあると判定できる。
また、制御プログラム9Aは、自機が車両内にあると判定した場合、通信ユニット6を介して、自機のユーザが車両内にある旨の通知を外部に発信する機能を提供することもできる。例えば、歩道橋に設置される路側機は、制御プログラム9Aによって発信される通知を受信可能である。同様に、道路を通行中の他の車両の車載器は、制御プログラム9Aによって発信される通知を、路側機を介して間接的に、或いはスマートフォン1から直接受信可能である。
音データ9Bは、マイク8により検出される音のデータである。音データ9Bは、車両のドアを閉めたときにマイク8により検出される音を含む。気圧データ9Cは、気圧センサ19により検出される気圧のデータである。気圧データ9Cは、車両のドアを閉めたときに気圧センサ19により検出される気圧変動のデータを含む。
音照合パターン9Dは、車両のドアを閉めたときにマイク8により検出される音に対応する照合用のデータである。音照合パターン9Dは、マイク8の検出結果(音データ9B)との照合に用いられる。音照合パターン9Dは、例えば、車両のドアを閉めたときにマイク8により検出される音に対応する検出信号の変化、周波数成分、及び分散の他、時系列変化の特徴などを含む。
気圧変動照合パターン9Eは、車両のドアを閉めたときに気圧センサ19により検出される気圧変動に対応する照合用のデータである。気圧変動照合パターン9Eは、気圧センサ19の検出結果との照合に用いられる。気圧変動照合パターン9Eは、車両のドアを閉めたときに気圧センサ19により検出される気圧変動に対応する検出信号の変化など、時系列変化の特徴を含む。一般に、気密性の高い車両内において、気圧は、ドアを閉めたときに急激に上昇した後、緩やかに減衰する。図2は、実施形態に係る気圧変動データの例を示す図である。図2は、気圧センサ19により検出される気圧変動の時系列変化を示している。図2に示すように、気圧センサ19により検出される気圧は、車両内でドアを閉めたとき、大気圧変化から逸脱するような急激な変化がみられる。また、図2に示すように、車両内でドアを開けたときにも、大気圧変化とは異なる変化がみられる。気圧変動照合パターン9Eは、図2に示すような気圧変動の判定に用いられる。
路側機データ9Fは、自機のユーザが車両内にある旨の通知の宛先となる路側機、或いは他の車両の車載器との通信に関する情報である。路側機データ9Fは、例えば、高度道路交通システムの専用狭域通信で用いられる周波数帯の情報などを含む。
設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種設定の情報を含む。
プロセッサ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。プロセッサ10は、例えば、1以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向けの集積回路、デジタル信号処理装置、プログラマブルロジックデバイス、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−Chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コプロセッサ、及びこれらの組合せを含むが、これらに限定されない。
具体的には、プロセッサ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、プロセッサ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。プロセッサ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、ジャイロセンサ17、磁気センサ18及び気圧センサ19を含むが、これらに限定されない。
プロセッサ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、次の各処理を実現できる。プロセッサ10は、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとの比較結果、及び気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定する処理を実現できる。プロセッサ10は、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとが所定の確度をもって一致し、かつ気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとが所定の確度をもって一致した場合に、自機が車両内にあると判定する処理を実現できる。
スピーカ11は、プロセッサ10から送出される音信号を音として出力する。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。
カメラ12及びカメラ13は、撮影した画像を電気信号へ変換する。カメラ12は、ディスプレイ2Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、ディスプレイ2Aの反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラである。カメラ12及びカメラ13は、インカメラ及びアウトカメラを切り換えて利用可能なカメラユニットとして、機能的及び物理的に統合された状態でスマートフォン1に実装されてもよい。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置を含むが、これらに限定されない。
加速度センサ15は、スマートフォン1に作用する加速度を検出できる。加速度センサ15の検出結果は、加速度の方向及び大きさなどを含む。方位センサ16は、例えば、地磁気の向きを検出し、地磁気の向きに基づいて、スマートフォン1の向き(方位)を測定できる。ジャイロセンサ17は、スマートフォン1の回転を検出できる。ジャイロセンサ17の検出結果は角速度を含む。磁気センサ18は、スマートフォン1の周囲の磁力を検出できる。気圧センサ19は、スマートフォン1に作用する気圧を検出できる。気圧センサ19の検出結果は、単位時間あたりの気圧変化量を含む。気圧変化量は、絶対値もしくはスカラー量を累積した値であってよい。単位時間は、任意の時間を設定してよい。加速度センサ15、方位センサ16、ジャイロセンサ17、磁気センサ18、及び気圧センサ19は、取得した情報若しくは検出結果をプロセッサ10に出力する。
スマートフォン1は、上記の各機能部の他、GPS受信機、及びバイブレータを備えてもよい。GPS受信機は、GPS衛星からの所定の周波数帯の電波信号を受信する。GPS受信機は、受信した電波信号の復調処理を行って、処理後の信号をプロセッサ10に送出する。GPS受信機は、スマートフォン1の現在位置の演算処理をサポートする。スマートフォン1は、GPS衛星以外の測位用人工衛星の信号を受信可能な受信機を備え、現在位置の演算処理を実行してもよい。バイブレータは、スマートフォン1の一部又は全体を振動させる。バイブレータは、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータなどを有する。スマートフォン1は、バッテリなど、スマートフォン1の機能を維持するために当然に用いられる機能部、及びスマートフォン1の制御を実現するために当然に用いられる制御部を実装する。
図3を用いて、実施形態に係るスマートフォン1により実行される処理の例を説明する。図3は、実施形態に係るスマートフォン1により実行される処理の例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、プロセッサ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。なお、図3に示す処理は、スマートフォン1が動作可能な状態であるとき繰り返し実行される。すなわち、スマートフォン1は、給電制御を一部制限するモード、いわゆる、省電力モードのときにも、図3に示す処理を繰り返し実行してよい。
図3に示すように、プロセッサ10は、マイク8の検出結果である音データをストレージ9から取得する(ステップS101)。
プロセッサ10は、ステップS101で取得した音データと音照合パターン9Dとを比較して、車両のドアを閉めたときに発生する音を検出したかを判定する(ステップS102)。
プロセッサ10は、判定の結果、車両のドアを閉めたときに発生する音が検出された場合(ステップS102,Yes)、気圧センサ19の検出結果である気圧データをストレージ9から取得する(ステップS103)。
プロセッサ10は、気圧センサ19の検出結果である気圧データと気圧変動照合パターン9Eとを比較して、車両のドアを閉めたときに対応する気圧変動を検出したかを判定する(ステップS104)。
プロセッサ10は、判定の結果、車両のドアを閉めたときに対応する気圧変動が検出された場合(ステップS104,Yes)、自機が車両内にあると判定し(ステップS105)、図3に示す処理を終了する。
上記ステップS104において、プロセッサ10は、判定の結果、車両のドアを閉めたときに対応する気圧変動が検出されない場合(ステップS104,No)、上記ステップS101の処理手順に戻る。
上記ステップS102において、プロセッサ10は、判定の結果、車両のドアを閉めたときに発生する音が検出されない場合(ステップS102,No)、上記ステップS101の処理手順に戻る。
上記図3に示す処理の例において、ステップS102の判定手順及びステップS104の判定手順は、どちらの判定手順を先に実行してもよく、ステップS102の判定手順及びステップS104の判定手順を並列に実行してもよい。
上記の実施形態に係るスマートフォン1は、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとの比較結果、及び気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するので、自機の利用者が車両内にいるかを容易に判定できる。
上記の実施形態において、スマートフォン1は、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとの比較結果(以下、音判定結果)、及び気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとの比較結果(以下、気圧判定結果)について重み付けを行った後、自機が車両内にあるかの判定を行ってもよい。スマートフォン1は、例えば、気圧センサ19の検出結果に、少なくとも、大気圧の変動を超える一定以上の変動の検出がない場合(以下、想定例1)、音判定結果に対する比重を低くする。例えば、スマートフォン1は、気圧センサ19の検出結果に、少なくとも、一定以上の気圧値の上昇又は下降が所定の時間範囲内のみで継続しない場合、気圧判定結果に対する比重を低くしてもよい。
一方、スマートフォン1は、例えば、マイク8の検出結果に、少なくとも、環境音を超える一定以上の音の検出がない場合(以下、想定例2)、気圧判定結果に対する比重を低くする。例えば、スマートフォン1は、マイク8の検出結果に、一定以上の音圧レベル(例えば、環境音)を超える音が含まれる場合であっても、当該音圧レベルを超える音が所定時間以上継続して検出されている場合には、環境音を超える一定上の音の検出がない場合と同様に気圧判定結果に対する比重を低くしてもよい。
以下に、具体例を説明する。スマートフォン1は、例えば、マイク8の検出結果と音照合パターン9Dとが完全一致と判定できるときの評価値、及び気圧センサ19の検出結果と気圧変動照合パターン9Eとが完全一致と判定できるときの評価値をそれぞれ「100」とする。また、スマートフォン1は、自機が車両内にあるかの判定閾値を「80」とする。スマートフォン1は、上記想定例1の場合、音判定結果及び気圧判定結果に対する重み付けの割り当て比を「0.5:1」とする。また、上記想定例1の場合、気圧判定結果の評価値は「0」となるので、例えば、音判定結果の評価値が「90」のとき、車両内にあるかを判定するための評価値は、「0.5×90+1×0=45」となり、判定閾値「80」を超えない。よって、上記想定例1の場合で、音判定結果の評価値が「90」のとき、スマートフォン1は自機が車両内にないと判定する。
スマートフォン1は、上記想定例2の場合、音判定結果及び気圧判定結果に対する重み付けの割り当て比を「1:0.5」とする。また、上記想定例2の場合、音判定結果の評価値は「0」となるので、例えば、気圧判定結果の評価値が「90」のとき、車両内にあるかを判定するための評価値は、「1×0+0.5×90=45」となり、判定閾値「80」を超えない。よって、上記想定例2の場合で、気圧判定結果の評価値が「90」のとき、スマートフォン1は自機が車両内にないと判定する。
マイク8の検出結果に関する評価値の算出方法には、例えば、高速フーリエ変換などを利用して、マイク8の検出信号を周波数成分に分解し、マイク8の検出信号を構成する周波数成分と、音照合パターン9Dを構成する周波数成分との一致度合により算出する方法が考えられる。例えば、マイク8の検出信号を構成する周波数成分と、音照合パターン9Dを構成する周波数成分とほぼ完全に一致すれば評価値「100」とし、マイク8の検出信号を構成する周波数成分と、音照合パターン9Dを構成する周波数成分とが90%程度一致すれば評価値「90」とすることができる。
気圧センサ19の検出結果に関する評価値の算出方法には、上記マイク8の検出結果に関する評価値の算出方法と同様の方法、すなわち、高速フーリエ変換などを利用して、気圧センサ19の検出信号を周波数成分に分解し、気圧センサ19の検出信号を構成する周波数成分と、気圧変動照合パターン9Eを構成する周波数成分との一致度合により算出する方法が考えられる。
また、マイク8の検出結果に関する評価値の算出方法として、特定周波数の音圧レベルを用いて、評価値を算出する方法も考えられる。例えば、マイク8の検出結果において、特定の周波数における音圧レベルの変化量がX(db)で、音照合パターン9Dにおいて、特定の周波数における音圧レベルの変化量がY(db)であるとき、評価値Zを以下の式(1)により算出することができる。
Figure 2018056769
また、気圧センサ19の検出結果に関する評価値の算出方法として、単位時間の気圧値の変化量を用いて評価値を算出する方法も考えられる。例えば、気圧センサ19の検出結果において、単位時間における気圧値の変化量がX(Pa)で、気圧変動照合パターン9Eにおいて、単位時間における気圧値の変化量がY(Pa)であるとき、評価値Zを以下の式(2)により算出することができる。
Figure 2018056769
上述した重み付けを行うことにより、スマートフォン1は、自機が車両内にあるかの判定を実行する際の精度を高めることができる。
本明細書では、添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記の実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 音データ
9C 気圧データ
9D 音照合パターン
9E 気圧変動照合パターン
9F 路側機データ
9Z 設定データ
10 プロセッサ
11 スピーカ
12 カメラ
13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロセンサ
18 磁気センサ
19 気圧センサ

Claims (6)

  1. 音を検出するマイクと、
    気圧を測定する気圧センサと、
    車両のドアを閉めたときに前記マイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び前記車両のドアを閉めたときに前記気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶するストレージと、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するプロセッサと
    を備える電子機器。
  2. 前記プロセッサは、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとが所定の確度をもって一致し、かつ
    前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとが所定の確度をもって一致した場合に、自機が車両内にあると判定する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果について重み付けを行った後、自機が車両内にあるかを判定する請求項1に記載の電子機器。
  4. 音を検出するマイクと、
    気圧を測定する気圧センサと、
    検出する前記音及び測定する前記気圧に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するプロセッサと
    を備える電子機器。
  5. 音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、車両のドアを閉めたときに前記マイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び前記車両のドアを閉めたときに前記気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶するストレージとを備える電子機器に実行させる制御方法であって、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとを比較するステップと、
    前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとを比較するステップと、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するステップと
    を含む制御方法。
  6. 音を検出するマイクと、気圧を測定する気圧センサと、車両のドアを閉めたときに前記マイクにより検出される音に対応する音照合パターン、及び前記車両のドアを閉めたときに前記気圧センサにより検出される気圧変動に対応する気圧変動照合パターンに関するデータをそれぞれ記憶するストレージとを備える電子機器に、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとを比較するステップと、
    前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとを比較するステップと、
    前記マイクの検出結果と前記音照合パターンとの比較結果、及び前記気圧センサの検出結果と前記気圧変動照合パターンとの比較結果に基づいて、自機が車両内にあるかを判定するステップと
    を実行させる制御プログラム。
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